全6件 (6件中 1-6件目)
1
ヴァイオリンの練習がなかなかできないのが悩みの種です。先週のレッスンでまたもや小指の音取りに苦戦して、もっと成長したい!もっと練習したい!という欲がムクムク。仕事が遅くて部屋で練習するには時間が遅すぎるとか、弱音器はつけても音が響くとか、色々事情はあるけどなんとかしたい。週末にレッスン室を借りて練習してるけど週1回なので、レッスンの日にはもとの木阿弥となってガックリ。。。ということもしばしば。レッスン室の限られた時間を無駄にしたくなくて、練習できないときは日ごろの先生のアドバイスをひたすら脳内シュミレーション。これは結構バカにできません。脳は単純だから繰り返し刷り込むとイメージが現実化しやすいというじゃありませんか。昨日レッスン室で練習したとき、びっくりするくらい左手のポジションを楽にとることができて、小指の音もドンぴしゃり。更にこの前注意された肩当てと本体の位置やボウイングに気を使っていると、ヴァイオリン特有のなんともいえないいい音色が響いてきて、弾いてるとどんどん楽しくなってしまいます。先生が指摘してくれた、「背中で支える」ということを度々言い聞かせて、「力み」を抜いて背中に落とすようにすると、肩と腕と指の筋肉のこわばりが軽減されるのが大きいように思う。この感覚を保ってもっと練習したい~。左手の指の訓練のために、ピアノを練習したらいいんじゃないかと思いつき、かなりサボっていたピアノの練習を再開しました。左手をもっと自由にやわらかく、意のままに動かしたい。弦を押さえる指の力に表情を出したい。それにはピアノは有効なんじゃないかと思ったもので。そしたら、ピアノの音にまた嵌りました。家にあるのは電子ピアノとはいえ、最近の電子ピアノは音が優秀で鍵盤を押す感覚がグランドピアノに近い。電子ピアノだからヘッドホンを使えば音を気にしなくて済むのもポイント高い。ピアノを習ってるときはそれほど夢中じゃなかったのに、今更ながらピアノ独特の音の深みにとても惹かれています。指の使い方でいろんな表情が出せるところも魅力です。久々に右手と左手の譜面を追って初見でソナタをいくつか弾いていたら、時間が経つのもあっという間。これじゃますます練習時間が足りないではないか~。でも両方やっちゃうけど。この前雑誌で読んだ清水ミチコさんのインタビュー記事。『ジャズピアノを習い始めたときに「カウントよりリズムを勉強したほうがいい(だったかな?)」と先生に言われたので、ドラムのレッスンを受けたらとても勉強になった』、という内容だったのですが、なるほど~と思いました。それでドラムの刻むビートに注目して曲を聴くと、楽譜にはない部分のリズムを感じるのが面白くなってきました。ホント、奥が深くて音楽って楽しいわ~。
2010年01月31日
コメント(0)
16日、17日と連日マールイの眠りを観て来ました。とーーっても幸せな気分です。多分、眠りで号泣してる人は自分くらいではないかと。変な人になってなかったかな。(汗)特に17日はすべてに感激してしまって・・・。なんでこんなに泣いてんだろ。と思いつつ止まらないので、そのままにしときました。なにせ、1幕開く前の前奏からすでにうるる・・。ペレンのリラはこれで3回目かな?前日のオーロラも最高に良かったペレン。リラにはもう泣けてきました。カラボスがこのリラにだけは弱いのがなんかわかる。妖精たちの優しさと元気と鷹揚と呑気と勇気、すべての要素を兼ね備えてすべてを包み込むようなリラの強い「陽」の精。これにはどうしても勝てないんだろうなぁ~。カラボスを追い払ってから妖精たちと後ろにパドブレで去っていくところで軽く号泣。なんかこう、温かみのある「気」で守護しながら、とても気にかけつつ去っていく感じがものすごくしたからなんですけどね。涙腺ゆるすぎ。妖精さんたちは2日ともキャスト変更があって、出てきてビックリ。16日はヤパーロワ(元気の精)にステパノワ(勇気の精)!え?えぇ?って感じでした。なんかゴージャス!(ここで結構浮き足立つ)17日はヤパーロワ(元気の精)ふたたび。結局ドミトリエンコとクラシュークとアストレイコがさっぱり覚えられませんでした。4人の王子はシヴァコフ、カシャネンコ、モロゾフ、ヴェンシコフで2日とも。シヴァはズラの境界線が気になって。それともうひとつ、後ろの寝ぐせ。それはワザトデスカ?ってかズラの毛だろうよ。17日の方が一段とクッキリ。・・・やっぱワザトデスカ?シヴァの演技はわりと大人な王子。小細工(芸人ばりの)はあまりなかったですねぇ。薄めというか、あっさり目というか。(白鳥のトロワでのシヴァは良かったなー。王子以上に王子らしかった友人ぶり。うわーん、王子で観たいよ~)16日は王子達にあまり注目してなかった(ペレンばかり観てた)のですが、17日に限って言うとヴェンシコフがちょこまかと演技してて楽しかった。オーロラ(シェスタコワ)にすっかり魅せられて、大仰にご挨拶してみたりちょっと遠巻きに見てはうっとりしてみたり。その様子がカワイイ!オーロラが針に刺されるとエレガントにアワワな感じで、長い手で顔を軽く覆ったり悲しそうな顔をしたり。全然見飽きない。モロゾフはわりとノーマルなリアクションで落ち着きのある王子。カシャネンコは棒立ちに等しい。うーん、アドリブのきかない人らしい。ヴェンシコフは白鳥のロットバルトでも滅法お気に入り。(彼のロットバルト見たさに3日のチケットを追加したくらいですから)2幕でノボショーロワさんと貴族のペアで出てきたときも内心「わーい♪」ノボショーロワさんもとってもいいですね~。たったあれだけの場面で懐の深さや人間としての厚みが感じられるような魅力ある表現でした。ヴェンシコフがまた、音楽に乗ってその場の雰囲気を楽しんでるのが自然ですごくいい。「ほんとに陽気で、憎めない人ね」とノボショーロワさんが思わず微笑んでしまうような。王子はどちらも結構ツボでした。コリパエフはペレンと並ぶとどうなんだろう、と思ってたら、ふたりともお人形さんみたいで、とにかくカワイイもんだからすごく絵になる!コリパエフ君、まー、ちょっと課題は残りましたが、君のよさは十分伝わったよ。何も考えてなさそうなポヤーとした天然ぽいところも魅力といえば魅力、だろうか。役によっては地が生きるというか・・。2幕のオーロラと追いかけっこするタイミングはもうちょっと勉強しよう。オーロラを追いかけて、反対からオーロラが出てきて、ずっと追いつかない・・にして欲しいんだけど。オーロラ出てきちゃってから奥に追いかけたら、なんでわざわざ(すぐそこにオーロラいるのに)って頭悪い人みたいじゃない。ジャンプして前に蹴りだした足の高さには驚いた。ヤフニュークよりもよっぽど高いしやわらかい?技の完成度はヤフニュークが2段も3段も上だけどね。ま。。。王子やるなら、丸太回し、練習しとこうか。ヤフニュークの王子もよかったですね~。どうやら、シェスタコワの人を幸せにする笑顔が伝染したみたいです。ほんと、シェスタコワの笑顔はすべての人をとろけさせてしまう。ヤフニュークも魔法をかけられたみたいにうっとり見てたもんねぇ。相変わらずトゥール・ザンレールの着地の気持ちいいこと。彼もサポートでは「うぅむ」なところがありました。3幕で王子がささっと出した腕にオーロラがつかまってくるくるっと回るところ、サポートした途端シェスタコワを傾かせてしまい、3回目はシェスタコワが「ここだってば」と自力で軸を取ってたと思わしきところあり。ま、同じところでコリパエフは3回ともペレンをもっと傾かせてましたけどねー。リラに導かれて小船に乗って行く所、パノラマの曲に乗せてゆったりと滑るように城へ向かう間(3分位?)、ヤフニュークがちゃんとペレン(リラ)の動きに合わせてたのがわかりました。なにせ、前日はボルチェンコ(リラ)を全く見てないコリパエフはバラッバラだったので・・。船に乗るところでコリパエフだと「ボクも乗ってもいいんだよね?」と思わず聞いてしまいそうな、リラが怖くて聞けないような。ま、どーでもいいところかもしれませんが。ボルチェンコさっさと乗る→コリパエフあとからついてく(エスコートしないのかな?)、でしたが、ペレン優雅に乗る→ヤフニュークさっと手を差し出す(さーすーがー)、でした。うーむ、教養が出るっていうの?カラボスはポドショーノフだと体格のいい意地悪ばあさん、って感じ?すんごいふんぞり返ってるけど腰痛そうで意外にいい人そう。オマールだと切れのある細身スケ番タイプ。桜塚やっくんみたいな。オマールのカラボス好きですね~。針に刺されたオーロラに正体見せて威嚇するとことか、威張ってるわりにリラには全然歯がたたないとことか。チーカも可愛いけど、今回はクリギナに結構注目してました。シガニー・ウィーバーにちょっと似てる。呑気の精はぴったり。クズメンコ(16日)は呑気にしてはちょっと威勢が良すぎてキャラクターが赤頭巾ちゃんとかぶる。クリギナのフロリナ(16日)もよかったのですが、ブルーバードがザカンということで、パートナーシップはまだまだでした。多分合わせてる時間もあまりなかったのでは。ザカンは緊張気味でしたかね。ブルーバードの化粧してるザカンはまるでビジュアル系ロックバンド。京劇風メイクでした。コリパエフのブルーバードはもっと羽をゆったり羽ばたかせることができたらもっと良いかも。クリギナは17日の白い猫が絶妙でした。ポドショーノフとの息もぴったり。ツァルの式典長も気に入っちゃいました。(ツァルのロットバルトが見られなかったのが心残り~)従者のアパシキンとのコンビもなかなかいいですね。むしられた毛を拾い集めて式典長を労わるとこも好き。忘れちゃいけない、2幕で楽しげだったマラーホフさん♪目隠しされて鬼ごっこなんて、人生こんなに楽しいことはない、という感じ。抱きついちゃったのが王子だと気づいて頬がぽっと赤くなるマラさん。いえ、あの、その、今目隠しをしていてですね、、、と説明してるのに、ヤフニューク王子聞いてないし。(コリパエフはどうでしたっけ?)で、もう一度説明したりして芸が細かい。ところで2幕のオーロラは1幕や3幕に比べてあまり語られないように思いますが、ペレンもシェスタコワもとっても良かったです。100年の眠りで時が止まってしまった姫が、王子の夢の中で、物悲しさを漂わせている、という、その雰囲気が秀逸。王子が吸い寄せられ、触れたら壊れそうな可憐な姿に手を伸ばさずにはいられない。王子はただの偶像を見せられているのではなく、オーロラの少しだけ覚醒した意識をリラが見せているのだな、とペレンがリラだと特にそう感じました。ここの表現なかなか難しいように思うので(ヘタするとうつむくだけでオーロラ無表情)、ペレンとシェスタコワの表現力にブラボーを。100年の眠りにつかせるときに森のカーテンに囲まれていくところは、ペレンやコシェレワだと、リラが魔法をかけて森全体を眠らせていくのがすごくよくわかる。今回コシェレワのリラは見られなかったのですが。あぁ、残念。ボルチェンコだと、リラがただ踊ってるとしか見えなかったのでその違いが歴然でした。そのほか、キャスト表にないところで皆あっちこっちで登場しててなんて働き者なんだろう。フィルソワも随所で見られたし、チーカとクリギナとエリマコワは衣装の早着替えタイヘンだろうなあ~とか、出番のないプロームがシヴァと一緒にラッパ持ちやってるとか(プロームのブルーバードが見たかったよぅ)。泣く場面は一箇所もないのに大泣きしてしまった17日。とにかくすべてが素晴らしかったから、ただただ泣けてきちゃった。ホント、なんて素敵な舞台だったのでしょう。ダンサーの皆さん、ありがとうございました。最高でした!
2010年01月17日
コメント(0)
まだまだ感動が止まりません。誰か撮影しててくれなかったのかなー。特に2日目。家ではバヤデルカのCDをかけっ放しにしています。マリインスキー版だから幻影の場までしかなくて、その次の場がないと終わった気がしない。これだとルジのソロルはまだ終わった気がしないのでちょうどいいのかも?ずっとずっと脳内リプレイしていたいけど、明日はミハイロフスキー・ガラ。その前にバヤデルカのモロモロを書き留めておきたいのでちょっとだけ。と思って書いていたら、ペレンのことばかりで長々となってしまいました。ペレンのニキヤを前に観た時は3年前のあの公演。ペレンはすでに踊れていたけど、あの時はやっぱりまだルジのソロルとは波長がずれていて、二人では何も生み出してなかった。初めからどっちも違う方を向いていて、感情の絡み合わないちぐはぐしたものだった。なにせカーテンコールはまるでペレン独りの舞台のようでソロルは置いてけぼり。それで余計にシェスタコワ演ずるニキヤとの共鳴しあう世界が忘れられなくて、どうして今回はペレンが2日ともニキヤなのか、ちょっとがっかりもしてました。ガムザッティが他にいなかったからなのか?シェスタコワをリフトするのは無理があったのか?ルジが最後にペレンと2日とも組むにはそれなりに理由があるのか?などと考えたりしてました。初日はまだ硬かったのでしょうか。ペレンの表現力は増しているとはいえ、ソロルはそれほどニキヤに執着していないように見えました。やっぱりペレンとだとそうなっちゃうのかと思わずにはいられませんでした。初日を観る限り、「このニキヤは強いな」(足腰強靭&精神的にも)と思いこそすれ、あと1日で大きく変わることはないだろうと思っていました。ところが2日目は二人が呼応しあっていました。こういうことがあるから、全部観たくなっちゃうんだよね。以前はペレンの鬼門だった2幕の幻影のニキヤが、とても繊細に表現されていて見とれてしまいました。1幕から出ずっぱりでこの場面のソロはよろけそうになる難しい振りなのに、軸がしっかりしていてちゃんと魅せてきました。ここで素に戻らず、役に入ったままこの振りの美しさを印象付けることができるなんて、ペレンはすごい。ヴェールの舞いを見てペレンの足首の柔らかさに感嘆しました。ソロルと手をつないだまま後ろ向きに横に飛んで、アラスゴンドに蹴り上げた左脚で着地するところも、足首が柔らかいせいかほとんど音がしない。でもそういった技術に驚く以上に、なんともいえない切なさが微かな目の動きや手のしぐさに表れていて、ソロルの想いと共鳴していたこと。これにはびっくりでした。お互いに大切に大切に呼吸をあわせて踊りを重ね合わせていました。うーん、こういう世界観をペレンも出せるようになったのか。もう最強ではないか。3幕のヴェールをかぶったニキヤはまさに巫女で、亡霊であることもわかる浮遊した感じもよく出ていました。真実の訴えがかろじてこの世に魂を繋ぎとめて、ニキヤの意志が今この場にいさせるのだと。このシーンで、もう生きていないことと、神に仕える神聖さを自然に表せるのはシェスタコワぐらいだと思ってました。たとえばザハロワだったら、もっと「踊り」を見せてくるから、死んでしまった儚さは感じられないだろうから。これまで身分においては低かったニキヤが、最後に神の化身のように、誰よりも高いところで寺院の崩壊を見届けるのが象徴的。結局誰が一番神に純潔であったか。ということでしょうか。だから生き残ったのは大僧正ただひとり。正直、大僧正役のドルグーシンが非常によくて、このストーリーの核でもあることがよくわかりました。素晴らしい演技で見応えがありました。ペレンばかり書いてしまいましたが、まだまだ言い足りないくらいです。ドルグーシンも最初っからツボだったので、あらためてメモしておきたいなーと思います。
2010年01月09日
コメント(0)
素晴らしい舞台でした。1幕ごとに感動と興奮で気分は高揚しっぱなし。ルジ最後のソロルということを抜きにしても、マールイの面々がこの舞台を創りあげる強い意欲が伝わってきました。途中からもう泣きそうでした。っていうか涙目でした。物語に引き込まれてしまって自然と胸が詰まってしまいました。ルジのソロルは特別すぎて何にも例えようがないほど強烈な魅力を発する唯一無二のソロルでした。これが今からソロルを封印しようとしている人かと。こんなソロルを踊ってくれる人は他にはいないのに・・。ルジの動きとともに彼を覆うヴェールのようなオーラも揺れて、空気全体が動くような錯覚を覚えてしまう。こぼれる溜息を拾いたいくらいです。もう当分他のソロルは観られないな。見る気がしない。どうやったってルジのソロル像を追い求めてしまうもの。舞台が終わってからもずっと繰り返しソロルの面影を追ってしまい、夢に出てきてくれないかと本気で思いました。観ている間より終わってしまった今となってからの方が、もうあの姿が観られないという喪失感がじわじわときています。時間が経つほど認めたくない事実に打ちのめされてしまうかもしれないけど、今はまだこの日の舞台から受けた感動の方が勝っています。これだけ感動できたのも、他でもないマールイの舞台だったというが大きいと思う。ルジが芸術監督になるずっと以前から共演を重ねてきて、どこかで客演するよりはるかに一体感がある。全員が同じ芸術を極める使命に燃えてバヤデルカの世界を創りあげていました。ペレンの成長振りは本当に素晴らしくて、数年前のカチカチに固くてルジとは先生と生徒にしか見えなかったぎこちなさが嘘のよう。ルジと並んでも遜色ないどころか、堂々のプリマになったなぁ~。なんといっても表情豊かになって、恋に華やぎ、傷つき苦しみ、儚い想いも、深いところから伝わってきました。ルジとこんなにしっくりくる日が来るとは思わなかった。ハラショー!この舞台に立ち会えたことが幸せです。バヤデルカ大好き。ルジのソロルにまた恋してしまいました。こんなソロルを皆の目に焼き付けて去ってしまうルジって、罪つくりな人だよね、ほんと。 ペレンもシェスタコワもなんて素晴らしいダンサーなんでしょう。ファンでいることが嬉しいです。そしてマールイのダンサー皆に感謝したいです。これ書いていても涙目です。素晴らしい舞台をありがとう。
2010年01月08日
コメント(2)
やっぱりルジのソロルは格別です。 こうしてまた観てしまうと、どれだけ好きかがよーくわかりました。ルジのクラシック全幕。マールイのバヤデルカ。悩めるソロル。ガラとは違う、2時間も3時間もうっとり見ていられる幸せ。終わって身体の芯からほっこり温かくなるのは久しぶり。ずっと渇望していただけに、じんわり潤されたような、満たされた気分です。 もっと感傷的になるかと思ったけど、今はただ喜びでいっぱい。好きで好きでたまらないルジのソロルは、記憶の中の彼の何十倍も素敵で麗しかった。腹筋の見えるセパレートタイプの衣装(青と白の両方)。あの衣装はいつ見てもいいです♪ シェスタコワと白い衣装で並ぶと本当に美しい。グランパとあわせてなんとも華やかです。2人とも眩しすぎる。青のソロルはあんまり美しくて、身震いしました。舞台の上の存在感が圧倒的。ソロルの憂いが滲み出て舞台に充満してました。ペレンも好調。1幕寺院では腕と上体の使い方が鬱陶しくなっていて(白鳥でも感じた)、前のフォルムの方が良かったのに。艶っぽさも輪をかけて増してました。幻影の場は数年前よりはるかに安定感がUPして今の彼女はスタミナが半端ないです。シェスタコワのガムザッティはやっぱり最高。あのキラキラ笑顔が怖ろしく反転して、腹の底から悪魔の顔がのぞく冷酷さに背筋も凍ってしまう。そうと知らなければ無条件に惹かれてしまう愛くるしさ。お嬢様特有のプライドの高さ。それも高慢ちきな嫌らしさじゃないのよね。 一方でソロルの心を知って垣間見える女性の弱さ。 なんといっても1幕最後の「あの女、殺す」のポーズは地響きがゴゴゴゴゴ・・・・・と聞こえてきました。 打って変わって輝く笑顔の2幕婚約の儀では匂い立つ華やかさ。それに続くニキヤ登場での澄ました態度。ソロルを目で制御する威圧感。 3幕結婚式で落ちてきた花に初めて動揺する姿。 シェスタコワのガムザッティは大仰でなく、表情や態度で細かく演技するので見逃せない。キラキラなときと尊大なときでは上体のしなやかさまで全然違う。やはり名人級です。ソロルは忠誠を尽くすことが果たす役割だと割り切っているのか、ガムザッティにも嫌な気持ちは全然してない。ニキヤを捨てると決めた、激しく迷う心のない様子。心残りはあるけれど・・。ニキヤが毒蛇に噛まれてソロルは漠然とした違和感を感じるけどそれがなんだかわからない。ニキヤが絶命したときに押し込めていた気持ちがドッと出て意思よりも早く駆け寄る。身体が勝手に動いちゃった、という感じ。平気だと思ってたら全然平気じゃなかった。見殺しにしてから気づいた、哀れなソロル。青の衣装に身を包み、後悔と絶望で物憂げなソロルの美しさったら筆舌に尽くしがたい。 居たたまれないソロルは、阿片にまどろむと今回は横に伏していきました。パンフレットにはのけぞりバージョンが小さく出ていて嬉しい。結婚式の場面も大好きです。亡霊のニキヤがふっとソロルの腕に入り込んでは消え、ソロルがなんとなく存在を感じているのも、花嫁に花束を差し出しても差し出してもニキヤが奪っていくところも、その花を頭上から落とされてニキヤの訴えに気づくところも、すべて好き。 寺院が崩壊してソロルも誰も彼もが死んでしまう。ニキヤのヴェールが天高く舞い上がり、大僧正だけが生き残ってニキヤの魂を見届けるというラストがこの物語には相応しいといつも思います。罰せられる者は全て神によって罰せられてしまう。聖なる火に誓う重みがこのシーンで際立ちます。 カーテンコールでは胸いっぱい。細かいことはもっと沢山あるけれど、幸せを噛みしめた舞台でした。はーー。脳裏から離れません。
2010年01月07日
コメント(0)
ダンマガにもこっそり書いてありましたが、今日(1月3日)のマールイ白鳥公演でチラシが入ってました~。>>>>>>チラシから引用速報!!バレエ界の覇者たちが集う、夢のステージ!! バレエの真髄 (太字)ロシア・バレエの帝王 ルジマトフ「シェヘラザード」(全幕)その他、豪華プログラムを披露!!(詳細は後日発表)2010年7月8(木)18:30、7月10日(土)15:00、7月11日(日)15:00@文京シビックホールその他、7月12日(月)大阪NHKホール、7月14日(水)アクロス福岡で開催予定>>>>>>>引用おわり・・・・・だそうです~~~。3月19日の一般発売に先駆け、特別先行予約を受付開始。ということで、このチラシで申し込みできるようになってます。ももも、もちろん、申し込みますとも!って、ルジは帝王だったのか?知らなかったよ。。。バレエ界の覇者たちって、誰・・・?それはさておき。シェヘラザード全幕ですよ~!ついこの前ですよ。全幕でもう一回観たいとブログ上で熱望していたのは。バヤデルカ全幕といい、どうも切なる願いを聞き届けてくれたとしか思えません。(いや、その時点でとっくに演目は決まってたと思いますけどね)ありがとう、ルジ!!ありがとう、光藍社さん!ルジの全幕最後になってしまったと、あとから振り返るのも辛かった、2007年の東京最終公演(バヤデルカ)。興奮冷めやらぬ中、津波のような感動につられて普段あまりしない出待ちをしたことを思い出します。(この年、ジゼルで初出待ちをしてから2度目)ルジが素敵だったのは言うまでもなく、光藍社さんと思われるスタッフの方々が、ファンの私たちに応援のお礼と次回の公演もよろしくと深々と頭を下げられていたのが印象的でした。その姿にじーんときて、(いや、もう、そんな。こちらこそ感動をありがとうございます)という気持ちでいっぱいでした。シェヘラザードは誰がゾベイダになるんだろうか。嗚呼、大阪も福岡も全部行きたい。共演者は誰なんだろう?マハリナ呼んでくれるのでしょうか。コシェレワも出演しないかな。この前のアダージョ、私的には結構良かったので。ルジでシェヘラザード全幕を観たのは2006年の3公演だけ。3公演で変化していく金の奴隷に、もうどのように表現してよいかわからないほど、骨抜きにされてしまいましたっけ。妄想が妄想を呼ぶ、異次元虹色ワールド。どんなに脳内興奮状態になったかは、その時のブログを自分で読み返してみてもちょっとこの世から逸脱してたかと思う。また長期間尾を引くことになるんだろうな~。あ~、他のプログラムも気になる。。。演奏は特別録音テープだそうで。是非いい音でお願いします。最近スパニッシュと阿修羅なルジさんだったけど、今年は大好きなクラシックで大好きな両極の多面性を魅せてくれるのがことのほか嬉しい。。どうしてこんなにルジに嵌ってしまうのか。それは、「バヤデルカ」と「シェヘラザード」に象徴されるような、真逆ともいえるまったく違う役を、まったく違う魅力で惹き付けてしまう物凄い吸引力があるから。それを今年は実現してくれるとあっては、これが幸運でなくて何でしょう。ダンサーとして集中したい、と芸術監督の任を降りたルジが踊る情熱を傾ける舞台ですよね。いったいこれまで以上のどんな媚薬を振りまいてくれるのか、思うツボにされるのか、ホントーに待ち遠しいです
2010年01月03日
コメント(1)
全6件 (6件中 1-6件目)
1


