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監督:ヴィンセント・ミネリ 脚本:ベティー・コムデン、アドルフ・グリーン音楽:アドルフ・ドイッチ、コンラッド・サリンジャー 撮影:ハリー・ジャクソンフレッド・アステア (昔の大物スター、トニー・ハンター)シド・チャリシー (バレー・ダンサーのギャビー)オスカー・レヴァント(作曲家マートン夫)ナネット・ファブレー(台本作家マートン妻)ジャック・ブキャナン(演出家コルドヴァ)ジェームス・ミッチェル(振付師ポール)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーフレッド・アステア(1899年~1987年)ジンジャー・ロジャースと組んで踊った映画は約10本、名作ばかりだなかでも「コンチネンタル」「トップ・ハット」「有頂天時代」「踊らん哉」の名場面「NIGHT AND DAY]や「CHEEK TO CHEEK」そのシーンが目に浮かび、メロディーが頭の中を流れる「シド・チャリシー」との出会いは、この映画で「ハンター」が「ギャビー」との共演をするのを躊躇う場面で再現してるという「アステア」は「シド・チャリシー」の本格的バレー・ダンサーだという事と”背の高さ”を気にしていて・・・・・また「シド・チャリシー」も、大物タップ・ダンサーの「アステア」がバレー・ダンサーを嫌っていると思っていたでも、お互いに誤解していたことが判り、散歩中「セントラル・パーク」?で二人が踊る「Dancing in The Dark」は、最高である白のスーツ、淡い黄色のシャツに銀色の細いネクタイ姿のアステア白のブラウス、純白のフレア・スカートのシド・チャリシー、優雅に、軽やかで華麗なステップで踊る・・・・何度観てもうっとりしてしまうそれと、全米各地を公演して周り、ラストのニューヨークで踊る「バンド・ワゴン」の中のワン・シーン「Girl Hunt Ballet」刑事スタイルの「アステア」と、真っ赤で深くサイドが割れたドレスの酒場の女「シド・チャリシー」の踊りは圧巻です(高校時代に観た時のショックは、今でもハッキリ瞼に焼き付いて消えない)ミュージカル作品に、ストーリーは無いのも同じである自然に踊りだし、歌いだすまでの前奏曲として観ていればいい靴磨きの黒人と歌い踊る場面公演のプログラムの一つ、幼児の格好で歌う「Tripls」も傑作最後を締めくくる「That’s Entertaiment」も名曲一年に一度くらい、見直しては元気を貰う栄養剤的な映画だ56年前、「フレッド・アステア」53才の作品である
2009年11月30日
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原作:ダイ・シージェ・戴思杢(「バルザックと小さな中国のお針子」より)監督:ダイ・シージェ 脚本:ダイ・シージェ、ナディーヌ・ペロン撮影:ジュン=マリー・ドリュージュ 音楽:ワン・ブージャンジョウ・シュン(お針子)ワン・シュアン・バオ(村長) ツォン・チーチュン(仕立て屋)チェン・コン(兄・ルオ18才) リウ・イエ(弟・マー17才)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1966年頃~1976年頃まで、中国では毛沢東の「文化大革命」が勃発資本主義文化を批判し、新しい社会文化を創生しようという運動が起こり旧来の重要な文化を破壊し、多数の学者・医師・弁護士等知識人が毛沢東語録を振りかざす紅衛兵に粛清の名目で殺されたり迫害されたりしたそんな時代背景の最中の1971年父親が医者、というだけで反革命分子の子として、再教育という名のもと山奥深く送り込まれた、「ルオ」と「マー」の兄弟そこはチベット国境沿いの鳳凰山、手付かずの自然と険しい山々が聳える忘れられた地域(湖南省・張家界)雲に至る長がーい階段を上ると、美しい小さな村と湖がひっそり姿を現す村人は素朴で読み書きは出来ない、村長によく従っていた二人の再教育は屈辱的な仕事や、辛い畑仕事、未開の鉱山から素手で鉱石を掘り出す等過酷な作業ばかりだったある日二人は年老いた仕立て屋と美しい孫娘の「お針子」に出会う仕立て屋の持ってるミシンは旧式だが西洋文明から離れた村ではモードを生み出す唯一の文化の象徴だった兄「ルオ」は、優しく美しい「お針子」に恋をする文盲の「お針子」に、文字を教え書物を読み聞かせたいと思いつく同様に再教育で来ている作家を父に、詩人を母を持つ「メガネ」が外国小説を寝床の下の鞄に隠している事を知った「ルオ」は盗み出すトルストイ・ディケンズ・ロマンロラン・デュマ・・・そしてバルザックこれ等全ては反動的と禁止されているものばかりこれ等の書物を読み聞かせているうちに・・・・・外の世界の素晴らしさと、自由を知った「お針子」、そして「仕立て屋」父親が病気と聞き2ヶ月間留守にする「ルオ」、「お針子」を弟「マー」に任せて・・・・でも、禁断の妊娠をしていた「マー」は苦労の末、堕胎させる、自慢のヴァイオリンを売って・・・・唐突に27年後になっていて・・・・・「マー」は、フランスでプロのヴァイオリニストになっていたあの懐かしい村が二峡ダムで沈むニュースをテレビで見た「お針子」に会いたくて、訪ねるが・・・・・・*実際に反革命分子として追われた監督「ダイ・シージェ」がフランスで欧州人向けに書いた物語の映画化だから、あくまでも綺麗事で、文化大革命に対する酷さへの深い突っ込みは無い、あんな甘いもんじゃないだろう?仲の良い美形の青年二人が出会った美しい女性と過ごした美しい自然に恵まれた懐かしい想い出の記録というところか・・・・・素朴で純な娘に、なまじ都会の自由を教えたが故に・・・・・汚れた都会で、どのようなめにあっているのか気になる結末でした
2009年11月29日
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原作:里見 惇 監督:小津安二郎 脚本:小津安二郎・野田高梧撮影:厚田雄春 音楽:斉藤高順 美術:浜田辰雄 原 節子(三輪秋子) 司 葉子(三輪アヤ子) 笠 智衆(三輪周吉)佐分利信(間宮宗一) 沢村貞子(間宮文子) 桑野みゆき(間宮路子)中村伸郎(田口秀三) 三宅邦子(田口のぶ子) 田代百合子(田口洋子)北 竜二(平山精一郎)三上真一郎(平山幸一) 佐田啓二(後藤庄太郎)岡田真莉子(佐々木百合子)渡辺文雄・桜むつ子・岩下志麻・・・・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「小津安二郎」監督,この映画「秋日和」を撮った時は57才でした1903年12月12日生まれ、63年12月12日、60才還暦の日にガンで亡くなられた、生涯独身であった「原節子」1920年生まれだから当時40才、そして現在89才、小津監督が亡くなった後、映画界からも世間からも身を隠し、独身を貫いた小津監督は、いつも、彼女の存在を大切にし、優しく、温かくまるで、恋人というより、女神を崇めるように描き、撮った「黒澤明」監督が「三船敏郎」とのコンビで、光り輝いたように「小津安二郎」監督も「原節子」を、カメラを通して心の底から愛し続けた(・・・・・のだと思う)映画「秋日和」は三輪秋子の亡夫の7回忌の法要から始まる法要が終わり、秋子は娘アヤ子とともに、亡夫の友人達と料亭で会食をするその席で、アヤ子の結婚話が出て、つい秋子「お願いしますわ」と云って・・その気になった間宮、田口、平山の3人組の初老のオジサンたち・・・監督は、3人の口を借りて、原節子を褒め讃える色々紹介するが、アヤ子にその気は無い、母親を一人ほって行けない一諸に何時までも生活していたいと(映画「晩春」の母・娘版)そこでオジサン3人組は、母親をまず再婚させることを考え3人組の一人、ヤモメの平山を相手として、でっちあげる「アヤ子」それを聞き「きたならしい、そんなの大嫌い!」とそこで登場するのがアヤ子の同僚「佐々木百合子」寿司屋の一人娘は、チャキチャキの江戸っ子、3人組に啖呵を切る最後は、間宮の紹介の「後藤」と結婚するのだがその前に、母「秋子」と娘「アヤ子」二人で旅行に出かける(写真)秋子「あたし、お父さん一人で沢山、これからもづーっとお父さんと 二人で生きてゆくわ、もうこれでいいの・・・・」なんとなく、意味深長な台詞に聴こえて・・・・・ラスト・シーン秋子、結婚式から帰り一人布団の上、着ていた羽織を脱ぎ、それを力なくたたむ・・・・・その淋しい姿に、生涯一人で過ごした原節子を感じて・・・・映画自体は、初老のオジサン達の暇にまかせたお遊びの様子だが小津監督は、原節子の美しさを最大限表現したかった・・・・(のだ、と思う・・・・のでした)カラー作品は1958年の「彼岸花」からですが大道具も小道具にも隅々まで、茶碗やコップに至るまで全て注文が付いたというが、ワンカット、ワンカットの場面構成は構図も配色も完璧だった「秋日和」で気が付いたのは、女優陣が着る着物の色柄のセンスの良さ法事で着た喪服、結婚式で着た江戸褄はキリッとしていて勿論グッドですが普段家にいる時、外出した時の原節子、三宅邦子、沢村貞子等‥人柄や年齢に合せたのでしょうか、殆どが細い縦縞の柄で渋い落ち着いた色これも小津監督がセレクトしたものでしょうか?日本女性の奥床しさと、美しさが引き立っているのに注目です日本女性は何時頃から着物を着なくなったのだろう?着れば少しは優しくなれるのに・・・・・
2009年11月28日
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監督:小津安二郎 脚本:小津安二郎・野田高梧撮影:厚田雄春 音楽:斉藤高順笠 智衆(杉山周吉) 有馬稲子(杉山明子)信 欣三(沼田康雄) 原 節子(沼田孝子)中村伸郎(相島 栄)山田五十鈴(相島喜久子)杉村春子、田浦正巳、菅原通斎、宮口精二、田中春男、桜 むつこ高橋貞二、藤原鎌足、長岡輝子、三好栄子、山村 聡、須賀不二夫ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昨日書いたブログ、映画「東京画」で「ヴィム・ヴェンダース」監督は小津監督を「彼の40年にわたる映画史は、日本の生活の変貌の記録である 日本の家族の緩慢な崩壊とアイデンティティの衰退である」と語ってる1957年のこの映画「東京暮色」は、まさに”家庭崩壊”を描いています銀行に勤める「杉山周吉」、妻が愛人と駆け落ちし、残された二人の娘を男手一つで育て上げた実直な男しかし、母親のいなかった家庭は暗い嫁いだ姉「孝子」は夫「田沼康雄」と不和、2才の女の子を連れ戻ってる妹「明子」不良仲間と付き合い、その仲間の一人、頼りない学生の恋人に深入りし妊娠している不良仲間がたむろする麻雀屋に恋人を探しにきて、そこの女主人「喜久子」と出会う・・・・実は「明子」の母親と知る妊娠を知り、逃げまくる恋人にあいそを尽かし、ついに堕胎する「明子」悲嘆にくれ、中華料理店で酒をあおっている所に現れた恋人に平手打ちを思いっきり食らわし表に飛び出し、・・・・踏み切りで電車に撥ねられる姉「孝子」は、自分の子供(2才の女の子)の将来を思い、夫の元へ帰るなんだか訳の判らない旦那のところで、幸せが来ると思えないが・・・・逃げた母親喜久子役「山田五十鈴」と長女孝子「原節子」の対決は凄い見もの、一歩も引かぬ、両大女優が火花を散らす・・・・・そのほか、ベテラン俳優が僅かな出演だが夫々個性を出した演技の競演も見ものですぜ母親の不倫が引き起こした「家庭崩壊劇」いつもの、小津調ストーリーとは一寸違って、いつもの笠智衆と原節子に若い有馬稲子が割って入り「家族の幸せ」ってなんだ?に、突っ込んだただ、真面目に育てたと思っていた父親の落胆・・・・・・いつものように、これから先、父親「周吉」の淋しく悲しい人生を思うと、胸が痛い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・温室で咲く「カトレア」
2009年11月27日
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監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース撮影:エド・ラッハマン 音楽:ローリー・ベッチガンド笠 智衆 厚田雄春 ヴェルナー・ヘルツォークヴィム・ヴェンダース(ナレーション)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー先日、ブログにも書いたが「キネ旬」が発表した邦画史上最高傑作は小津安二郎監督作品「東京物語」であった「ヴィム・ヴェンダース」監督が1983年に来日「東京物語」の舞台、カメラマン「エド・ラッハマン」と共に16mmカメラのレンズを通し小津監督の居なくなった、欧米化された都会の喧騒と猥雑で不思議な街東京を撮った84年「パリテキサス」と87年「ベルリン天使の詩」の間、85年に発表公開された「東京画」は、小津安二郎監督をこよなく愛し、尊敬する「ヴェンダース」監督が、小津やそのスタッフと作品に捧げたオマージュである映画の冒頭、映画「東京物語」のタイトルから始まる冒頭部分が映写されヴェンダース監督のナレーションが被る「私は小津監督の映画に、世界中のすべての家族を見る、 私の父を母を弟を私自身を見る」「映画の本質、映画の意味そのものに、これほど近い映画は 後にも先にもないと思う」「彼の40年にわたる映画史は日本の生活の変貌の記録である 描かれるのは日本の家族の緩慢な崩壊とアイデンティティの衰退である」ヴェンダース、1945年生まれ、当時38才映画「東京物語」で観た52年頃、終戦から7年目の日本(尾道・東京)と、30年後バブル前83年、急ピッチで開発が進む日本の情景を見て驚愕するのだその情景とは、新幹線、東京タワー、パチンコ屋、ゲームセンター、原宿竹の子族、外苑の花見、食品サンプル造り、巨大ゴルフ練習場TVタモリ倶楽部のお尻の画面・・・・・・なにを見てたんだろう? 京都・奈良・歌舞伎・能・・・・は?映画の見所は「笠智衆」と、小津の下で生涯助手を務めた「厚田雄春」のインタヴュー・シーンである「笠智衆」「小津先生は私より歳は1才上でしたが全然上の大人でした 全ては先生の指示に従って、自分の演技は一切しませんでした」「他の俳優さんは2回か3回でOKが出るのに、私には多い時で20回も 繰り返し演技をさせられました、先生が居なければ今の私は存在しません」「38才の時に60才の役、演技より年齢をどう出すかに腐心しました」雨の降る日、農家らしい軒先で淡々と語る笠智衆は小津監督に似て・・・・「厚田雄春」50mmレンズのカメラ、ローアングル、固定ショット、特製三脚と茣蓙ロケ嫌い、特注ストップウォッチ、大道具・小道具・・・・・どんなに自然に見える場面も全てが計算しつくされたものだったとその拘り続けた小津監督との苦労話を、実に楽しげに語って・・・・最後には、感極まって慟哭するシーンには・・・・・思わずオイラまで厚田氏も小津監督なしに自分の存在はなかったと語った生涯監督の下で助手という仕事を全うしたのです映画のラストは、「東京物語」のラスト・シーン学校の先生役の香川京子が教室の窓から汽車の通過を見送る驀進する列車内の原節子、形見に貰った懐中時計を両手で包み込む汽笛が鳴り轟音を響かせ走り去る列車、海が屋根越しに見えポンポン船がゆく・・・・・のどかな景色周吉「・・・一人になると急に日が永うなりますわい・・・」隣のオバちゃん「まったくなァ・・・お寂しいこってすなァ・・・」周吉「いやァ・・・・」座った姿のまま、ぼんやりとしてる周吉 いつもの粗い麻の布地に「終」マークが出てこんなに日本的な映画が外国人の賞賛を得るということが驚きそして、外国人がたまたま日本に来て、いくら探しても見つけられないのはそれは、やはり、小津ワールドなんだから・・・・・・
2009年11月26日
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原作:松本清張 監督:犬童一心 脚本:犬童一心・中園健司撮影:蔦井孝洋 音楽:上野耕路広末涼子(鵜原禎子) 西島秀俊(鵜原憲一) 杉本哲太(鵜原宗太郎)中谷美紀(室田佐知子)鹿賀丈史(室田儀作) 本田博太郎(青木) 木村多江(田沼久子) 市毛良枝(板根絹江) 野間口徹ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー毎月第二・第四水曜日はスケッチ教室(カルチャー・スクール)に通ってる昼の12時に終わるので、帰りに、近くの映画館に行くのが恒例になったシネコンだから、時間的に丁度良いのを選んで観ることにしているだから、今日観た映画「ゼロの焦点」は、わざわざ観に行った訳ではない(なに、言い訳してんだよジジイ!)「松本清張」生誕100周年記念作品の大作だって、TV-CMでしきりに云ってたせいか、平日だというのに結構座席は埋まっていたゾ「松本清張」オイラが18~22才頃、流行ったというか、周りの奴らが大抵は読んでいて、話題についていく為にそこそこ読んだな58年「点と線」59年「黒い画集」60年「波の塔」61年「砂の器」「ゼロの焦点」は、59年の作品だけど、61年に名匠「野村芳太郎」監督が「橋本忍・山田洋次」の脚本を得て「久我美子」「高千穂ひづる」主演で映画化しているまた、何度もTVドラマとして放映しているから、負けられない今回の作品は、かなり製作会社も”チカラ”が入って居る事がわかる昭和32年、終戦後12年頃って、まだまだ、なーんも無かったなー駅の反対側に歓楽街ってのがあって、親から絶対行っちゃー駄目って云われていたけど、夜になるとネオンがキラキラ輝いてて・・・・・何度か、探検に行ってみた・・・・そこにいたのが「パンパン・ガール」綺麗に着飾ったお姐さん達がたむろしてた(ドキドキしたの覚えてる)今回の映画のテーマは、戦争の後遺症(傷跡)だよね、哀れな姐さん達好んでパンパンになった訳じゃないその忌まわしい過去を隠すために犯した犯罪ミステリーだから、結末は書けないが(って殆ど云ってるジャン)映画の質は、「中谷美紀」の熱演と、北陸金沢の海岸線の重厚な映像でなかなり良く出来ましたと評価しますが、でも、ところどころ解せない場面に遭遇し、面食らってしまったのですが・・・・・・原作に無い市長選挙で、女性市長が誕生しますが当時では考えられないこと金沢市では過去から現在まで女性市長は出ていませんけど、何か意味が?プラターズのオンリー・ユーの意味はなんですか?それとエンド・ロール中の「中島みゆき」の歌「愛だけを残せ」も・・・・「広末涼子」についても・・・・・
2009年11月25日
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監督:ミロシュ・フォアマン 脚色:ピーター・シェイファー音楽:ジョン・ストラウス 撮影:ミロスラフ・オンドリチェクF・マーリー・エイブラハム(アントニオ・サリエリ)トム・ハリス(ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト)エリザベス・ベリッジ(コンスタンツェ・モーツアルト・妻)ロイ・ドートリス(レオポルド・モーツアルト・父)ジェフリー・ジョーンズ(皇帝ヨーゼフ2世)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー脚本家「ピーター・シェイファー」が、ロンドンとブロードウェイでロング・ヒットを飛ばした戯曲「アマデウス」を映画用台本に書き直し「ミロス・フォアマン」監督が名プロデューサーの「ソウル・ゼインツ」と組んで映画化し、作品・脚色・監督・主演男優賞等8個のアカデミー賞を受賞した作品「アマデウス」この映画は、貧しく、犯罪とも言えるほど過小評価のまま、若くして(35才)この世から葬り去られた「ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト」そして、モーツアルトの才能を、誰よりも認めていた「アントニオ・サリエリ」彼に出会った事で、嫉妬と劣等感に苛まれ、陰々滅々と、策略に明け暮れた生涯、とうとう、心の安らぎは得られなかった、呪われた男の物語だそれは「サリエリ」が若き「モーツアルト」の作品の印象を語る「ごく普通の譜面だった 出だしは驚くほど単純だ バスーンやバセットホルンが、ぎごちなく響く さびついたような音 だが突然 その上にオーボエの自信に満ちた音色 そしてクラリネットが引き継ぐ・・・・甘く、とろけるような調べとなる ”猿”に書ける音楽ではない! 初めて耳にする見事な音楽 満たされぬ、切ない思いに溢れていた 神の声を聞くようだった!」と、感動し・嫉妬する場面なにしろ、今迄抱いていた「モーツアルト」の人間像を一変させる行動とにかく型破り、女好きで、軽薄で、礼儀知らず、甲高い笑い声は演技だとしても気分が悪くなるほど・・・・・「サリエリ」が後年、精神病院内で神父と過去を振り返りながら語り映画は進行するのだが・・・・神に対して、その不公平さを呪うのだ「何故、神は、かくも下劣な若造を選んだのか?」「何故、かくも神に全てを捧げた私に才能を与えて呉れなかったのか?」そして、最後に自分が凡庸の代表者として、神父にそして我々にも「99,9%を占める凡庸な人間は”凡庸な目標”に向かってこつこつと 努力しながら、0,1%の非凡な人間が”偉大な目標”を達成するのを 指をくわえて眺めるほかない、それもまるで神に愛されているかの如く 軽々と達成するのを」と、のたまうのです 「交響曲25番」に始まり、オペラ「後宮からの誘拐」「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」・・・・そして最後「ピアノ協奏曲20番」の第二楽章で、終わる、クラシック・ファンならずとも、音楽家の内幕と生き様が窺がえて面白いオイラ先日、生まれて初めてオペラ「アイーダ」を鑑賞したがこんな歳になっても、まだまだ、未経験の知らない世界があるんだと自分の勉強不足と、凡庸な目標でさえも持っておらず、ただ漫然と暮らしてる事を、大いに反省したのでした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・凡庸なバサマの努力の結果の「カトレア」
2009年11月24日
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監督:ローランド・エメリッヒ脚本:ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー撮影:ディーン・セムラー音楽:ハラルド・クローサー、トマス・ワンダージョン・キューザックキウェテル・イジョフォーアマンダ・ビートタンディ・ニュートンダニー・クロヴァーウディ・ハレルソンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーTVであれだけ強烈な予告編を流されたら、誰だって観たくなるでしょ!そのようにノタマッたバサマに誘われて観に行ってきました映画「2012」「確かにスッゲーーーぞ!」今までに観たあらゆるディザスター・ムービーを上回るスケールで、強烈な都市・建造物・自然・地球・・・・の破壊映像で圧倒する巨大地震、地割れ、地盤沈下、噴火、津波・・・・・・(マヤ文明、チラム・パライの予言通りに・・・・2012年12月22日 あと、3 年と1ヶ月・・・・・夢に出てきそうで怖いヨー!)CG処理とはいえ、よくもここまで詳細に、手の込んだ映像をこしらえたものだと感心し感動すら覚える、それも、これでもか、これでもかと浴びせ懸けてくるのですから・・・・しまいにゃ、オイラ笑っちゃったネ!「ウォキャー!」とか「ウォホーイ!」とか大声を出しながら、笑いましたよ・・・・・可笑しくてじゃないよほら、丁度、映像シュミレーション型パニック・ジェット・コースターに乗ってる時と同じ感覚、これで床が揺れれば、マサにあれだね!だから、遊園地のアトラクションを楽しんでる気分さ!ドルビー・システムの大音響付き、大型スクリーンで満喫するんだこんな世界の・地球危機に、G8出席各国首脳と世界を統率できない情け無い米国大統領に、失望した・・・・(映画でも黒人大統領だから、オバマさんなのかな?)だって、おそらくG8首脳の話し合いの結果は、現代版大型ノアの箱舟を造って、選ばれた人間と動物を生き延びさせようとしたんだ、と思うのですが・・・・・・・・・(それとね、ルーブル美術館の名作なんかも密かに集めてるんだよ)選ばれるのは、政府要人、10億ユーロの金を払える人、遺伝子チェックで選別された人々つーんだから・・・・当然オイラなんかは乗れない金のある人を選ぶなーんて、監督を疑うが・・・・これだけののモノを製造するには金が必要なんだと、誰かに言わせてたそんなことだけじゃなく、突っ込み所は満載なので、それも楽しみとして地球をオーバー・ホールする為には・・・・・地球人として、この地球環境、人種、国境。宗教、格差・・・・・・リ・セットするチャンスとして考える映画として観たらいいのかもねそれと長ーい、ながーいエンド・ロールのバックに流れるエンディング・テーマ曲を歌っているのは「アダム・ランバート」知ってますか?今年のアメリカン・アイドルの準優勝者彼が歌う「ミラクルズ」ダヨ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日も温室の花「リカステ・アロマティカ」オイラ的花言葉:やっぱり、いつか地球も壊れる時がくるんだろうネ それまでは、精一杯美しく咲こう!
2009年11月23日
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監督:小津安二郎 脚本:小津安二郎、野田高梧撮影:厚田雄春 音楽:伊藤宣二原作:広津和郎(「父と娘」より)笠 智衆(曾宮周吉) 原 節子(曾宮紀子) 月丘夢路(北川アヤ)杉村春子(田口マサ) 宇佐見淳(服部昌一) 三宅邦子(三輪秋子)三島雅夫(小野寺譲) 坪内美子(小野寺きく)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー11月20日、キネマ旬報が映画史上のベスト10を発表した邦画の史上1位は小津安二郎監督の「東京物語」であった2位「七人の侍」3位「浮雲」4位「幕末太陽伝」5位「仁義なき戦い」6位「二十四の瞳」7位「羅生門」「丹下左膳百万両の壷」「太陽を盗んだ男」10位「家族ゲーム」「野良犬」「台風クラブ」というものだったその日本の映画史上1位の「東京物語」は、小津監督1953年の作品ですがそれより4年前1949年作品「晩春」は、オイラ的には東京物語より好きだ「紀子」を演じる「原節子」の、怖いほどの鋭い眼光は背筋を凍らせる迫力そして笑顔のなんという暖かさ、何かを見つめる真剣な顔付きはキリッとして近寄りがたい美しさ・・・・・その表情の豊かさは他の女優の追随を見ない彼女が画面に存在するだけで輝き、華やかさに溢れるのだこの「晩春」で、その魅力が十二分に発揮されるその原節子演じる「曾宮紀子」大学教授で長い間やもめ暮らしをしている父「周吉」と一緒に暮らしている戦時中の勤労動員で身体をこわし、婚期が遅れいま27才である(当時の話)紀子には縁談もあるが父親の面倒を見ながらの生活に慣れ嫁に行く気がないそんな紀子に周吉が後添えを貰うような話をすると、紀子は顔色を変える能の観劇シーンは象徴的、演目は「杜若・かきつばた」杜若の花の精が藤原業平を恋い慕うという、道ならぬ思いを舞い踊るもの紀子の父への思いは所詮成り立たないもの、この悲劇に重ねたものである紀子の顔が大写しで、だんだんとその表情が変化していく様子は凄いまた、再婚したばかりの父親の親友「小野寺譲」との会話に、紀子の心情が紀子「おじさま、なんだか不潔よ!」「不潔?」「きたならしいわ」そんな紀子、叔母さんなどから強烈な見合いを押し付けられ結婚に同意し婚前に京都に父親と一緒に最後の旅行に出かけ、その最後の夜に「このままお父さんといたいの」と、結婚に同意しながらも打ち明けるそこで「周吉」は、こんこんと言い聞かせるのです「結婚することが幸せなんじゃない。 新しい夫婦が新しい一つの人生を創り上げてゆくことに幸せがあるんだよ それでこそ初めて本当の夫婦になれるんだよ お前が今迄お父さんに持ってくれたような温かい心を、 今度は佐竹くんに持つんだよ・・・・いいね?」「紀子」淋しげに、微笑みながら「わがまま言ってスイマセンでした」と、うなずくのです物語は、単純なものなんだけど、痛いほど人の心の中が解かって感動を覚えるのですその描き方は、静かで穏やかな背景に、大人の会話で淡々と綴ってゆくところどころに、笑いを入れることも忘れずに・・・・・戦後4年に公開のこの映画、当時の人々はどんな思いで観たのだろう小津安二郎監督は、どんな思いで撮ったのだろう「原節子」という素材があって、考えた作品なんだろか?その後の小津監督の作風が決まった作品でもある・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「原節子」を花に例えれば、やっぱり「カトレア」かな・・・・
2009年11月22日
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監督:ホウ・シャオシェン 脚本:チュー・ティエンウェン 撮影:リー・ビンビンスー・チー チャン・チェンメイ・ファンディ・メイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー何の予備知識無しに、かの名監督「ホウ・シャオシェン」作品として観たがなんて言ったらいいのか・・・・・実は、はっきり言って「よー、ワカラン」それでも、画面に惹きつける何か不思議なオーラが放たれていて最後まで眼を凝らして・・・・・完食じゃなしに完観しましたよ「なんだよ、それ?」とか「だから、どうしたんだよ?」とかの疑問符付きで映画は3部作の構成です「恋愛の夢」1966年「自由の夢」1911年「青春の夢」2005年3作とも主役は「スー・チー」と「チャン・チェン」2人が演じます「恋愛の夢」はビリヤード場で働いていた「スー・チー」に、兵役から一時帰ってきた「チャン・チェン」が、一晩の玉突きゲームで恋をしてしまう手紙をやり取りしたこともあって、再び訪ねるが既に辞めていて・・・・そこから、次々に転地するスー・チーを追いかけ訪ねあてる最後、バス停でそっと手を握り合う二人の後ろ姿がいい*「煙が眼にしみる」「雨と涙」のオールデイズの曲がバックに流れ更に平尾昌章の「星はなんでも知っている」(中国語編)までもが・・・・・*暗い室内のビリヤード台、煙草の紫煙がけむるなかへ、屋外の光が効果的に差し込んでくる映像が多用される・・・・*何故か、海か・広い川を渡る小型船が何度も映し出されて・・・・*でも、最初の頃、出ていた「春子」さんは?「自由の夢」は娼婦館での話、娼婦「スー・チー」と、客「チャン・チェン」は馴染みスー・チーの義妹の身請けに援助をするチャン・チェンでも、スー・チーを身請けするとは言わない・・・・・革命文士チャン・チェンは、スー・チーを置いて日本に旅立ってしまう*音楽は流れているんだけど、会話は字幕だけ(無声映画だ)*自由の夢は不自由な話だった「青春の夢」はロック歌手の「スー・チー」と、カメラマンの「チャン・チェン」は恋仲でも「スー・チー」には同性の恋人が居て・・・・三角関係を怖れたスー・チーは自殺を・・・・現代若者の風俗を描いて・・・・・*バイク、SEX,同性愛、ロック・ミュージック・・・・・・結局、文明の世の中になっても、人間そのものは何の成長も無くオイラとしては、同じ俳優二人が全く別のキャラクターを演じて夫々の雰囲気を上手く表現しているとは、思ってはみたが・・・・(最初、別々の話と思わず、続きモンだと思い、辻褄が合わずに・・・・)何としても、回りくどく同じ映像を延々と見せられて監督の言いたい事は解かる気がするんだけれど、どうもねもっと、すっきり表現してくれたらいいのに老人は、疲れてしまうのだよ・・・・・トホホホ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリスマスが、近づいてきました我が家のリビングの出窓に「ポインセチア」を飾りました
2009年11月21日
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監督:ホ・ジノ 脚本:ホ・ジノ、シン・ジュンホ撮影:イ・モゲ 音楽:チョ・ソンウペ・ヨンジュン(キム・インス) ソン・イエジン(ハン・ソヨン)イム・サンヒョ(インスの妻) リュ・スンス(ソヨンの夫)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオイラ、以前にも書いたが韓国映画が駄目だでも、10月にNHKフィルム・フェスティバル国際映画祭出品作品若手監督チャン・ジンの映画「MY SON-あふれる想いー」に感動した事を書いて、自分の苦手意識の誤りを反省したそんなこともあって、敢えて「ヨン様」主演映画「四月の雪」を観たストーリーは舞台照明監督を職業とする「キム・インス」が仕事中妻が交通事故で病院に担ぎ込まれたと聞き、駆けつけるそこで見聞きしたことは「インス」の知らない男の車に、妻が同乗していた時に起きた大事故待合室の階段で蹲り悲嘆にくれる相手の男の妻「ソヨン」事故ににあった二人は昏睡状態のまま、事故現場に散らばっていた遺留品や携帯電話の記録から二人の不倫関係が明らかになる「インス」と「ソヨン」は、お互い夫婦に裏切られた者同士病院通いや、事故相手の葬儀に同行したりのうちに・・・・・悲嘆とやりきれなさに涙する二人・・・・・愛し合うようになってしまう「インス」の妻は回復するが、「ソヨン」の夫は亡くなってしまうさあ、二人の行方は・・・・・・・「ソヨン」の好きな季節は春 「インス」が好きななのは雪「春(4月)に雪が降ったら奇跡だね」*やっぱ、オイラは駄目 ダブル不倫を正当化するためのストーリー作りが目立ってしまい間延びした場面展開には少々苛立ったぜい不倫した妻が、その相手と一緒の病院に居る辛い悲しいは、表現してるけど、裏切りにあった、怒りや腹立たしさは?雪を固めて壁に投げつけるだけ?時々訪ねてくる義父に事情を説明して、自分だったら看護もしないな前にバサマが懸命になって観てた「冬のソナタ」を、たまに覗き見してたけど、ご都合主義の安易なラブ・ストーリーに厭きれたケドネやっぱ、って感じかなでも、ペ・ヨンジュン女性に人気があるのが、よく解かるインテリ風で、優しくソフト、決して騒がない・はしゃがない・怒らないそのうえ裸になった胸は厚く、腹筋が割れてる日本人の役者には無いものを持っている所なんだろう昔のオイラに似て・・・・わきゃ、ないか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日も温室で咲く「デンドロビューム・クリサンサム」オイラ的花言葉:努力しても好きになれないコトってあるよね
2009年11月20日
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監督:ウイリアム・ワイラー 原作脚本:ダルトン・トランボ脚本:イアン・マクレラン・ハンター、ジョン・ダイトン撮影:アンリ・アルカン、フランク・F/プラナー音楽:ジョルジュ・オーリックオードリー・ヘップバーン(アン王女、アーニャ・スミス)グレゴリー・ペック(ジョー・ブラッドレー)エディー・アルバート(アーヴィング)ハーコート・ウイリアムス(大使)マーガレット・ローリングス(伯爵夫人)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおそらく高校生時代に、この映画「ローマの休日」を観ているのだが昨日からづーっと考えているんだけど、その一番最初に観たのが、何時・何処で・誰と観たのか思い出せない・・・・なんせ50年以上も前の事だから、つー事じゃななく大概は、これだけの名作なら覚えている筈なんだけど・・・・何でだろう?その1回目から、昨日のNHK-BS放映まで、何十回観たんだろう?歳を重ねる度に、その内容に変わりが無いのに新鮮さを感じるのは何故だろう?何十回も観てるのに、笑えるシーンになる度に、笑えるのは何でなの?オードリーの美しさが、時代を超えた今でも通用するのは何故?映画の中のローマの景観が50年前と殆ど変わって無いのは何故?どんな良い映画でも必ず駄目を出す人が居る、でもいないのは何でなの?この映画を観てない人は殆ど居ないと思うので、ここで筋書きは書かないそれと名場面も大抵の人は知っているのでこれも書かないそれと薀蓄も大抵は知られているので書かない(ROMAN HOLIDAYの意味の類)感動したとか、泣けたとか、面白かったとか、では言い表せない魅力が一杯詰まった名作だからじゃあ、何を書くのかって?そう、このように素晴らしく良く出来た映画作品は音楽・絵画・文学等と同様に古典芸術作品として、世界文化遺産として、後世まで愛され鑑賞され続けることになるのでしょう今更、オイラに書くことなんか出来ないただ、また何時か観る時を楽しみにして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日も温室の「カトレア」
2009年11月19日
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監督:ロバート・ルケティック 脚本:アーニヤ・コショフ撮影:ラッセル・カーペンター 音楽:デヴィッド・ニューマンジュニファー・ロペス(チャーリー) ジェーン・フォンダ(ヴィオラ)マイケル・ヴァルタン(ケヴィン) ワンダ・サイクス(ルビー)アダム・スコット(レミー) モネット・メイザー(フィオナ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「嫁・姑の問題」は、欧米でも一緒なんだね!まして、姑に一人息子しか家族が居なかったら・・・・そりゃあ、もう大変!「チャーリー」は、犬を散歩させる事や病院で受付をする事など、派遣社員ある日、海岸をジョギングする格好良い男性「ケヴィン」と出会い、続いてカフェと病院で、そしてパーティーでも出会い運命を感じる翌日、また犬の散歩中に、ケヴィンに話し掛けられるのだ、その時の会話チャーリー「私に興味があるなら、私の眼の色が何色か答えられる」と後ろを向くケヴィン「一見茶色だが、光が当たると こはく色で虹彩の縁はハチミツ色 君が太陽を見ると 緑に変わる 僕の好きな色だ、どう?」チャーリー「茶色で充分よ!」二人は交際が始まり、恋に落ちるケヴィンの母親「ヴィオラ」は有名なTV・キャスターもう何十年間も続けていたのだが 17才の若い女性歌手のインタヴユー前に突然降板が告げられる・・・・・大荒れした控え室から、出た所で、涙を拭きお付きの「ルビー」・・・・「大丈夫?」ヴィオラ「もちろん 過去に取材したのはキッシンジャー、ダライ・ラマ モハメッド・アリ、大統領4人 うち3人に誘われたわエミー賞5回 ハッハハ・・・・・なのに後釜は小娘で祖母が私のファンよ 立派に勤めを果たし威厳を持って退くわ」そして、テレビ・インタビュー本番中「ロー対ウェイド」の質問に「私ボクシングは嫌いなの」で、切れてとんでもない事をやらかすのだ(爆笑)精神科に入院して退院したばかりのヴィオラのところに、ケヴィンがチャーリーを連れてきたから そりゃあもう・・・・・その上 ケヴィンはチャーリーにプロポーズをするんだ何とか大事な一人息子を、変な女から引き離す為の作戦を開始するヴィオラ負けじと、姑に対抗するチャーリー その攻防戦が結婚式まで続いたが最終的にはヴィオラの姑が登場して「あんたも私と同じような事をやってるんだねー」に、ハッと気付くヴィオラ「めでたし・目出度し」のハッピー・エンドとなるのですこの映画は、断然なんと言っても「ジェーン・フォンダ」の魅力1937年生まれ、その当時68才なんだけど、凄いよねーあのスタイルでも親父さんの「ヘンリー・フォンダ」そっくりの表情に感激したねだって、ずいぶん長い間、絶縁していたんだから・・・・・・原題「MONSTOR -inー LAW」の意味は法律上の怪物? 怪物って義理の母の事 「姑」の事なのかな?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日も温室で元気に咲いている「カトレア」
2009年11月18日
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監督:ミケランジェロ・アントニオーニ 原作:チェザーレ・ババーゼ脚本:スーゾ・チェッキ・ダシーコ、アルバ・デ・チェスベデス撮影:ジャンニ・デイ・ヴェキンツオ 音楽:ジョバンニ・フスコエレオノーラ・ロッシ・ドラゴ (クレリア)ガブリエレ・フェルゼッティ(ロレンツオ)ヴァレンチナ・コルテーゼ(ナナ) イヴォンヌ・フルノー(モミーナ)マドレーヌ・フィッシャー(ロゼッタ) エントレ・マンニ (カルロ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオイラ、本日は雨の中、昔の仲間とゴルフだった歳には勝てず、かなり身体が痛くてだるいのに、なんでか・・・・・このイタリア映画「女ともだち」を選んで観てしまったおそらく、題名に惹かれたんだ・・・・軽いと思ったが・・・・1952年、イタリア・トリノに新規ファッション店舗を開業する為にローマから来て準備で大忙しの女性支配人「クレリア」たまたま滞在しているホテルの隣室で自殺未遂女性「ロゼッタ」とその女友達と知り合いとなってゆく「クレリア」(海岸での女ともだち同士の微妙なやり取りは実に面白い)「ロゼッタ」の自殺未遂の原因は画家「ロレンツオ」のモデルをしてから「ナナ」と言う名の妻がいるのを知りながらの恋(不倫)をしてしまった為「クレリア」に自殺未遂の原因を聞かれた「ロゼッタ」「皆にその理由をしつこく聞かれるけど説明できない、私の生き方は特別? 毎日、こんな日常を過ごしているの、生きるのは毎日着る服を決めるため? その日 着る服を決めたら 次は何?・・・・理解できる?」「クレリア」が答えて「でも服選びが面倒になることもある、人生にはいいことも悪いこともあるけど 全部 大事なものよ 愛もあれば 恋もあるわ・・・・」と、 そして、自分の店で働くことで 環境を変えることを勧めるのですそんなクレリア、店舗造作をしていた現場監督助手「カルロ」と恋に落ちる(なんだか、やり手の美人なのに・・・・安易すぎない?と思ったが)新店舗が開店、ローマから社長も来店、VIP顧客を招待し「ファッション・ショウ」を開催、大成功で終える打ち上げの席で鉢合わせをする「ナナ」と「ロゼッタ」「知っていたけど、私はアメリカへ自作の陶器展に行くからと、身を引く言葉を述べる「ナナ」ソコヘ姿を現す「ロレンツオ」、気まずい二人に暴言を吐き、追いかけてきた「ロゼッタ」に「自分の作品展が失敗し自信を失っていた一時的な心の迷いからの事だった」とその言葉を聞き、今度は本当に自殺をしてしまう「クレリア」は、ロゼッタの事を聞き、女ともだちの中でも「ロレンツオ」との不倫を煽っていた上、無神経な発言をしてた「モミーナ」を社長やお客様のいる店舗の中で怒鳴りつけてしまう・・・・・この一件で、おそらくクビになるものと思い恋人「カルロ」と一緒に、田舎に引っ込み地味に暮らすことを決心していたが・・・・・・社長の思わぬ、ローマ本社へ昇進の話が・・・・やっぱり、都会の暮らしからは離れられないとトリノを去ってゆく「クレリア」・・・・・物陰から、ひっそり見送る「カルロ」*M・アントニオーニ監督の何故か乾いた人間関係、恋愛関係 特に主人公「クレリア」の、キャリアとしての仕事振りと 男に対する自分勝手さが際立つ 逆に画家「ロレンツオ」の、どうにもならない男 その場限りの、行き当たりばったりのいい加減男に憤怒 そのどうにもならない男に惚れて、振られて死んでしまうような とっても美しいけど、何をしているのか解からない女「ロゼット」 2時間に満たない映画の中の人間模様は色鮮やかに 50年以上前のモノクロ映画の中に色あせずに展開されたのですオイラ的には、疲れから眠気に襲われコーヒーを飲んだりで・・・・確か昔、アントニオーニ監督作品を観て、映画好き仲間と夜を徹して議論した頃を懐かしく思い出していました
2009年11月17日
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監督:マイク・ニューウェル 脚本:ローレンス・ユナー、マーク・ローゼンタール撮影:アナスタス・ミコス 音楽監修:ランドール・ポスタージュリア・ロバーツ(キャサリン・ワトソン)キルティン・ダンスト(ベティ)ジュリア・スタイルズ(ショーン) マギー・ギレンホール(ジゼル)ジュニファー・グッドウィル(コニー) ドミニク・ウェスト(ビル)マーシャ・ゲイ・ハーディン(ナンシー教授)トファー・グレイスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1953年秋、UCLA出身の若い女性教師「キャサリン・ワトソン」が、新しい職場(キャンパス)の、東部ニューイングランドにある米国一保守的な名門校「ウェルズリー大学」に美術史の講師としてやってくる50年以上も前の「ウェルズリー大学」の基本的な考え方はあくまでも規則に沿って、規律ある態度で計画どうりの教育方針を守ること理想的な相手を見つけ、よき妻よき母になることを目指す、花嫁学校なんだ「キャサリン」の最初の授業、生徒全員が猛勉強してきたらしく、全ての質問に完璧に応える・・・・・驚き、落ち込むキャサリン(でも、それは全てテキスト通りの答えだった)次の授業、いきなり”スティーン”の1925年作品絵画「牛の死骸」を見せキャサリン「これはイイ作品、どう思う?」 生徒「気持ち悪い絵、そんなのテキストに載ってないよ」キャサリン「答えなんか無いんだよ」生徒「画法・構図・色彩・題材、夫々基準があるでしょ! 私達は何を学ぶんですか?」キャサリン「ありがとう、それこそが、新しい講義概要よ、芸術とは何か? 誰がその価値を認めるの?」キャサリンは、別の子供が描いたような可愛い絵「野原にいる牛」を見せ「素晴らしい!と褒められた絵、これはどう?」生徒「良いわねー、自由で明るくて」キャサリン「これ私が5才の時に描いた絵、母が褒めてくれたの」「じゃア、母の写真だけど、これはどう?」 「ただのスナップ写真じゃん」「でも、有名な写真芸術家が撮ったとしたら?」だんだん引き込まれていく生徒達、物事を決められた教科書通りでなく「自分の頭で考えること、自立すること」を説くキャサリン女生徒間の微妙なやりとり、規則に縛られた厳格さに潜む陰険さや意地悪キャンパス・ライフの数々のエピソードに興味をそそられるそれより、オイラ的には50年代のポピュラー音楽のスタンダード・ナンバー次々にバック・ミュージックで流れるのが気になって・・・・オープニングにあのジュピターが、MONA LISA、ISUTANBULS WONDERFUL、SECRET LOVE、BESAME MUCHOHOW HIGH THE MOON、YOU BELONG TO ME、最後、エンド・ロールに合せてバーバラ・ストライサンドの歌う「SMILE」が流れる 笑って! どんなにつらいときでも 笑って! 胸が張り裂けそうでも 空が雲に覆われていても きっと切り抜けられる 怖くても悲しくても 笑っていれば もしかしたら明日は 雲の間から太陽が顔をだすかも あなたのために 明るく楽しい顔で 悲しみなんか隠してしまいなさい 今にも涙がこぼれそうでも そんな時こそ元気を出さなきゃ 笑って! 泣いてちゃだめだよ 人生はまだ捨てたもんじゃない だから 笑って 笑って さあ 笑って!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日も窓際でつつましく咲いている「セントポーリア」
2009年11月16日
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監督・脚本:ポール・ワイツ 音楽:スティーヴン・トラスク 撮影:レミ・アデファラシンデニス・クエイド(主人公・ダン・フォアマン・51才) スージー・ヘルゲンバーガー(その妻アン・48才)スカーレット・ヨハンソン(長女アレックス・18才)トファー・グレイス(カーター・デュリエ・26才)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日本では未公開の映画で、NHK-BS放送の録画で観ましたアメリカでは、結構評判が良かったと聞きましたが、何故日本で未公開?「IN GOOD COMPANY」って題名の意味は「いい会社の中で」・・・・ではなく「よい仲間とまじわること」なんだよ日本の高度成長時代を支えてきた終身雇用制度がアメリカ式効率主義・能力主義を取り入れ始めた頃から会社内の働く意欲や仲間意識が薄れ始め中小企業だったオイラの会社も、中堅層からガタつき始めた更に、オイラが会社を退職する10数年ほど前からは、やたらITだのNETだのコンピューター等最新鋭機器を上手く操作する若者達に「古臭い」だの「前時代的」だの言われて・・・・オイラ達、古参社員が若手に頭を下げて、教えを請うた事を思い出すもともと、営業活動って、人間を相手に人間が、誠意や熱意を持って自分の信じたモノを提案・提供するのものなのだから・・・・機械的な取引では、簡単にその絆は切れてしまう筈で・・・・・それと同様の事が、この映画の主人公「ダン・フォアマン」が部長として勤務するスポーツ・マガジン社でも起きるのです超大手投資会社に吸収合併されてしまい、若手の管理職「カーター」が送り込まれてくる「カーター」大手企業に居ただけに、アイデアや発想は鋭いのだが大切な「人間」を知らない、古株を次々に開放と称し解雇してゆくそのうえ、人間を知らないから、新婚7ヶ月の嫁にも逃げられてしまう一方、幸せに暮らす「ダン・フォアマン」一家も大変な事が・・・・48才の妻アンが妊娠して長女アレックスがニューヨーク大学へ行くと云い出し下手に会社は辞められない事態に・・・・・そのうえ、その長女、アレックスがカーターと付き合ってるらしいどうする「ダン」?*オフィスで起きる様々な事柄や、家庭で起きる様々な様子が窺がえて 興味深いし面白かった・・・・・*スカーレット・ヨハンソンの若々しい色気も好い感じだし・・・・ (お父さん思いの優しい良い子だったなー)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・暖かい窓際で可憐な花を咲かせる「セントポーリア」オイラ的花言葉:わたしの誇れる一番の財産は「家族と友達」
2009年11月15日
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監督・脚本:リーブ・シュライバー 原作:ジョナサン・サフラン・フォア撮影:マシュー・リバティーク 音楽:ポール・カンテロンイライジャ・ウッド(ジョナサン) ユージン・ハッツ(アレックス)ボリス・レスキン(アレックスの祖父) ラリサ・ローレット(リスタ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー土曜日の夕方、石川遼君のゴルフ中継TVを見終って、録り溜めたVTRから軽い気持ちで観始めた映画「僕の大事なコレクション」これが、ナ・なーんと・・・・題名からは想像出来ない素晴らしい作品だった!(原題「Everythinng Is Illminated」は 「全てが明らかにされた」という意味らしい)監督・脚本の「リーブ・シュライバー」は、ハリウッドのベテラン中堅俳優この映画が初の監督作品だというが、この作風は他にあまり類の無いモノ脚本内容が第一に素晴らしく、前半は色々布石を打ちつつ可笑しく笑わせ後半はそのばら撒かれた布石の謎解きが、そして、驚愕のラストへ・・・・そしてその物語の背景となるウクライナの美しい緑の広大な草原いちめんの向日葵畑、白樺の林がえんえんと続く一本道、・・・・・どこを切り取っても絵になる画面が美しい東欧の民族風音楽も心地よく、更に俳優個々人が、よく描かれ、これまた素晴らしい主人公役の「イライジャ・ウッド」は、ご存知の通り「ロード・オブ・ザ・リング」の「フロド・バギンズ」なんというか、身体も小さく、青いギョロ眼で決してイケ面じゃないしオイラ好みのタイプじゃない、それがこの映画で生かされる共演者が全部好い「サミー・デイヴィス・Jr・Jr」という名の犬まで凄い演技をして泣かせるんだぜ(この犬の好きな曲がM・ジャクソンのビート・イットつーんだから笑える)物語は、ウクライナで主人公を案内する「アレックス」の語りで進行する(このアレックスもお調子モンで、ヒップ・ホップ・ダンスの名手なんだ)主人公の「ジョナサン」は、NYに住む18才位のユダヤ系アメリカ人青年写真の様に、黒いスーツにネクタイ、黒縁眼鏡に、7・3に分けた髪型の堅物趣味が自分の人生に絡むガラクタ蒐集(コレクション)ビニールで出来たジップロックに入れて壁一面にぶら下げた数は数百個に祖母の入れ歯・航空券・歯列矯正器具・コンドーム・1ドル紙幣・・・・夫々に写真と、いわくのメモ書きがされて・・・・お祖母ちゃんが死に際に手渡すセピア色の写真、祖父と謎の女性が写っている裏に1940年、トラキムブロド、アウグスチーナと書かれてあるそのアウグスチーナのクビ飾りが、壁に掛かった祖父サフラン・ソファの写真にぶら下がったコレクションの首飾りと同じものに気付いたジョナサン「ジョナサン」は一人、アウグスチーナ探しに、ウクライナに出発するウクライナ・オデッサでユダヤ人相手に行方不明の祖先探しの旅行業を営む「アレックス」を案内人兼通訳、アレックスの祖父を運転手に雇うのだその道中の数々の出来事が、実に真面目に可笑しい・・・・のだが(ベジタリアンのジョナサンを理解出来ないアレックスと爺さん 食堂でのジャガイモ事件には大笑いしたぜ)それからが、いろいろ驚愕の真実がだんだん明らかになってゆくのです・・・・それはウクライナ、当時ソ連領にドイツ・ナチ軍隊が侵攻しユダヤ人を大量に殺戮した暗い過去の出来事、一気に深刻でシリアスな画面に暗転するいやいや、本当に考えさせられる、深い中味のぎっしり詰まった映画でした(偶然に拾った石ころが、光り輝く宝石だったような得した気分)
2009年11月14日
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監督:槙坪多鶴子 脚本:原田佳夏撮影:藤沢順一 音楽:光永龍太郎・増永真樹原作:門野晴子「老親を棄てられますか」「寝たきり婆あの猛語録」より萬田久子 (隅田成子・47才) 榎木孝明(隅田信重・52才)笠原紳司 (隅田喜生・20才) 岡本 綾(隅田聡子・18才)米倉斉加年(成子の父親・68才)草笛光子(成子の母親・67才)小林桂樹 (隅田兼重・83才) 小笠原町子(兼重の妹)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー奈良 斑鳩の里 秋 隅田家(立派な造りの日本家屋)殿様老人の「隅田兼重」安楽椅子で、だらしない格好で鼾をかいて寝てるその舅「兼重」を介護の為、息子「喜生」と娘「聡子」を連れ東京・世田谷に夫「信重」を残し、同居している「成子」久し振りに、やって来る夫「信重」を迎えに出向き、一緒に帰る道すがら信重「大阪への転勤決まりそうだ、成子!7年間、本当にありがとう! こっちで親父の面倒を見て、東京の俺を気遣ってもらって、 みんな長男の嫁だから当然だと云うけど、簡単じゃないよなー」「でも、もうそれも終わりだ、ようやく君にも楽してもらえる、 岸和田の妹の隣に家を建てる話も出ているし、家の前が国立病院だから お爺ちゃんも楽に通えるし、こうなると一気に片付くなー、 聡子の就職も決まったし」成子「ありがとう!でも7年前に云ってもらったら、もっと嬉しかったなー」 「ねー、信重さん、親の役目が済んだところで、私達解散しない?」*7年前の夏、東京世田谷 成子の父「義助」ガンで入院中、長くはなさそう、介護に専念する成子 その病室で母「まさ」が、成子の弟「洋一郎」38才、その妻「孝子」38才、成子の妹「昌子」36才を前にして、舅に虐められたなどと、苦労話を聞かせているどうゆう訳か、母「まさ」、長女の「成子」にだけ厳しく、ある意味虐待しつつ育ててきた、今でも、親子でありながら犬猿の仲なのであるそんな中、奈良の信重の母親が倒れたから、すぐ行ってくれと電話が駆けつけると、隅田家の娘達は「成子」に介護を押し付けて・・・・・*兎に角、「成子」一人に次々と病人やら、老人の介護を押し付ける身内家族も嫁ぎ先家族も・・・「女は嫁ぐと親が4人の悲劇」を味わうのだそんな、7年間の、苦労の数々を映し出し、離婚を申し出た「成子」「もう、介護や人の面倒を看ながらの生活は嫌、残りの人生を私らしく生きたい」東京で親子3人で暮らし始めると、奈良から爺さんの「兼重」がやってくるスパルタの厳しさで、爺さんを鍛え上げる「成子」徐々に生気をを取り戻してゆく「兼重」老人を、甘やかして置いては駄目だ!もっと必要とされる人間に目覚めさせる事が重要だと訴える映画らしい・・・・そんな老人役を「小林桂樹」が実に上手く演ずる(大拍手)それに、大阪人代表のいやらしい、ねっちっこいオバちゃん役「小笠原町子」画面いっぱいになる顔が、なんともうっとーしく、実に存在感を発揮する時々切れて叫ぶが、でも何時も明るく前向きに介護に立ち向かう「成子」役萬田久子、少し美しすぎるが暗くなりそうな主人公を見事輝かせたなんか、全国の介護に悩む女性達からの大応援団の声が聞こえてくる男性諸君!仕事、仕事と逃げていないで・・・・・真面目に向き合いたまえ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日の花は温室で咲く「カトレア」
2009年11月13日
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原案・製作指揮:マイケル・ジャクソン監督:ジェリー・クレイマー、コリン・シルバース出演:マイケル・ジャクソン ジョー・ペシ ショーン・レノンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーマイケルの「THIS IS IT」に、あんなにも感動したので現在、公開中の「ムーンウォーカー」も観ないとアカンと叱られそうなので(誰に叱られるんヤ!)行って来たぞヨ・・・・・・なんだか厭な予感がしていたんだけどネ・・・・・・ヤッパ的中デモ・デモ・でもネ!50%は「すんっごーーく!良いんだよッ、ホント」だから、50%の部分だけ眼を閉じて音楽だけ聴いてりゃいいのよ・・・・オープニング、「Man In The Mirror」のステージ・シーンぎゅうぎゅう詰めの屋外ステージ、若い女性が押し競饅頭状態、湯気が出てるぜ次々に、失神し担ぎ出される女の子たち・・・・・凄いぞ!凄いぞ!マイケルこれなら、イイジャン!大画面のドルビー・システムの腹にズシンとくる大音響でマイケルの軽快で切れのあるダンスと歌に酔いしれる・・・・・「ジャクソン5」時代の映像も、順を追って見せてくれる子供時代のマイケルの歌声、半端じゃない上手さだね・・・・驚いたよ!生意気で格好いい、キッズ・バージョンの「BAD」も、いいよー!が、突然・・・・アニメっぽい、着ぐるみ人間や動物達がマイケルを追いかけっこし始めるじゃない・・・・・「ヤメロ、ヤメロー!(憤怒)それとサー、麻薬売人の悪玉親父とその軍団が出てくるんだけど・・・・悪いけど、昔、夕方子供向けのTV番組「ウルトラマン」並みのお粗末マイケルが変身するのだよ、スーパー・カーやマイケル・ロボに(笑える)なんせ、地球の愛と平和を守るための愛の守護神コスモから遣わされた「ムーンウォーカー」という名の使者なんだから、マイケルは・・・・・だから結局、悪を滅ぼし宇宙船に変身し、去ってゆくのですが・・・・・それは、無視してやっぱり、白熱のステージ・パフォーマンスを楽しみましょう「Dirty Diana」ここでも、金髪の若いカッコイー姐さんがギターを弾き、絡むぜー「Come Together」バックに映し出される、有名人の写真「ガンジー」「マザー・テレサ」「キング牧師」「J・F・ケネディ」「M・ジャガー」「J・レノン」「エリザベス・テイラー」・・・・・「We Are The World」「Smooth Criminal」 と、盛り上げて・・・・・最後のエンド・クレジット・ロール中に映し出される「レディースミス・ブラック・マンバーゾ」が歌い踊る「The Moon Is Walking」が、オイラは好きだな(よく知ってるねジジイ!・・・・・調べたのだよ)兎に角ね、もっと驚いたのはねー・・・・・観客がオイラ一人だったの強い雨の降る午前中とはいえ「マイケル」に失礼だろ、エッ君達!誰も居ないから・・・・大声でハモちゃったゼイ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日の花もまたまた「キク・菊」です「スイマセン」
2009年11月11日
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監督・脚本:ノア・バームバック 撮影:ロバート・イェーマン 音楽:ブリッター・ヒィリップス、ディーン・ウェアハムジェフ・ダニエルス (父親・バーナード・バークマン)ローラ・リニー (母親・ジョーン・バークマン)ジェシー・アイゼンバーグ (長男16才・ウォルト)オーウェン・クライン(次男12才・フランク)ウィリアム・ボールドウィン(テニスコーチ・アイヴァン)アンナ・パキン (父親の教え子・リリー)ヘイリー・ファイファー(長男の彼女・ソフィー)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー小説や映画の世界で、その家庭環境や、主人公など重要なポジションを占める配役が、ごく一般的で型どうりの性格で、常識的な行動しかしなければ、何も面白くないし、小説にも映画にもなりはしない日本人のオイラ達が見る、このバークマン一家はイラつくほど異常で救いようの無い父親と母親の姿を、最初から最後まで見せ付けますこんな両親に育てられる子供たちが、こんな風になっちゃうのが、なんとなく納得しちゃうし・・・・この兄弟に同情してしまうのである意図して、どうしようもない両親を描いているのだから・・・・・苛苛しつつ、怒りがこみ上げてきたら、製作者・監督の勝ちである日本では映画の評判が上がらなかったらしいが、アメリカではアカデミー脚本賞にノミネートされる程の評価だった作家という職業のインテリ夫婦の実像って、意外とこんなモノか映画は1986年、ニューヨーク・ブルックリン・パークスロの住宅街テニス・コートで始まるバークマン一家4人、母組対父組の混合ダブルスで試合をしているなんと家庭的で素晴らしい!光景が・・・・でも、そのラリーを見ていると・・・・オヤ・オヤ、とんでもない誤解両親が罵り合っているじゃ、ありませんか?・・・・子供たちを前にして父親「バーナード」その昔難解な内容の小説で売れた作家最近では古臭いのか全く売れず、大学で文学の講師をしているプライドが高く、やたら他人を無教養だと、非難する長男が授業でディケンズの「二都物語」を取り上げるというと「そんな二流作品、学校ってのはこれだから見識がない」と言ってのけるまた、長男と彼女「ソフィー」のデイトに付いて行き映画を「ブルーベルベット」にしようと指定する(デヴィット・リンチ監督の暴力と倒錯の問題作で)その上、食事の席では女子生徒の性○の小説を話題にするKY振り、彼女の差し出す食事代を受け取って支払いをする様なケチで馬鹿な父親それでも長男は、父親を尊敬している母親「ジョーン」も、最近書いた小説が当たり人気上昇中の作家ここ数年にわたり、数人の男性と不倫をしているらしい自分達の子供をあだ名で呼ぶ、馬鹿母だ!長男「ウォルト」は「チキン=臆病者」、次男「フランク」は「ピクル=困った子」夫婦は、子供達二人を呼び、離婚することを告げる「僕達は、こんなに幸せにくらしているのに、何で離婚を?」「夫婦の問題でしょ!」兄弟は、父親と母親のアパートを半分づつ行き来するのだが兄の「ウォルト」、映画の後半になると父親譲りの、いい加減さや厭らしさが、次々に表面化して・・・・弟「フランク」も、どうしようもない母親だけど懸命に愛情を示すが母親の自分勝手な我侭で邪険にあしらったりされる一人で悩み、酒を口にし、青春の性の捌け口を持て余し・・・・・結局、この親にしてこの子あり・・・・みたいな描き方になってコメディらしいのだが・・・・妙に顔面が引きつってしまったゼイラストシーンは「ウォルト」が子供の頃、母親と見た恐怖の対象物「アメリカ自然史博物館」の巨大ジオラマ「イカとクジラの大格闘」を、目の当たりで観て終わるのだがそれは、母親と父親の葛藤を暗示するものなのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう11月、霜が降りる季節なのにまだ頑張って咲いている「ペンタス」
2009年11月10日
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監督・脚本:クリストファー・マッカリー撮影:ディック・ポープ 音楽:ジョー・クレイマーライアン・フィリップ(パーカー) ベニチオ・デル・トロ(ロングボー)ジェームス・カーン(老人殺し屋)ジュリエット・ルイス(ロビン代理出産女)ティ・ディグス(黒人ボディガード)ジェフリー・ルイス(謎の見張り役)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーダイビング・カフェの前にたむろする若い男女の群れ自分達の車に座って会話する二人連れを見咎め「その車から汚いケツをどかせ!このホモ野郎!」最低、最悪の言葉を投げつけた事から、大喧嘩になって路上にのびてる二人「パーカー」と「ロングボー」暗転して・・・・タイトル「The Way of The Gun・誘拐犯」<ナレーション>砂漠のハイウエイを走るオンボロ車の二人に被って物事には秩序が・・・・つまり法則だ善人が勝つという法則時が来れば死ぬという法則最後は幸せという法則・・・・俺は違うが俺たちの進む道はきめられ 社会の底辺へコソ泥をやるか 最低賃金で働くかだから”道”をわざとそれたそして幸運を求めて旅に出た・・・・・・・・・・金の為に、精○バンクで登録をする二人報酬が3000ドルも貰える、「異性愛者ですか?」色々身元調査の質問が面白い・・・・個室でワイ本を見ながら待つ間、隣から聞こえてきた儲け話大富豪の妻が妊娠が嫌で、代理出産の女に報酬100万ドルで産ませると二人は即決、臨月のその女を誘拐しよう!身代金を戴くんだ・・・・さて、ここからがややこしい・・・・・見事、冷酷・強烈な二人のボディ・ガードをかわして誘拐、成功するのだが代理出産女「ロビン」は、どうやら母性に目覚めて我が子を愛おしくなって産婦人科・主治医の男が、どうやら「ロビン」を妊娠させたらしく息子が生まれれると喜んでる富豪「チダック」には、なにやら怪しげなボスが絡んでいて、警察には連絡出来ず身代金も、その金の出所を探られると拙いから、払っては駄目と優秀な二人のボディガードとは別に年老いた殺し屋に連絡役を依頼その殺し屋は謎の老人に見張りを依頼するのだが・・・・メキシコ国境の町で(なんか「明日に向かって撃て」の舞台と同じ)「ロビン」は帝王切開で出産する(主治医も訳ありのトラウマがあって)その間に、物凄い銃撃戦を繰り広げるんだけど・・・・・結局1500万ドルの大金を目前にして、二人は・・・・・それにしても1500万ドルって、およそ15億円でしょ?なんで、貧乏人の二人がそんな大金を要求する?妊娠を嫌がっていた大富豪「チダック」の妻が「アタシ妊娠したわ」それも、黒人ボディガードとの不倫の結果で・・・・・なんだか、ストーリーを複雑にし過ぎて、意味を理解できない準主役の「ベニチオ・デル・トロ」も、次回作品の「トラフィック」とダブって見えてしまい・・・・余計複雑感が増して・・・・「ナンダカナー?」の映画になってしまった結構、役者も頑張っているし、面白い場面も多いのだけどつまり脚本に無理があるのかな?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正月を後50後に控えて、赤い実が付き出した庭の「マンリョウ・万両」
2009年11月09日
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監督・脚本:ヤン・ヤーチェ出演:リー・グアンイー(うそつき1号) バン・チンユイ(うそつき2号) メイ・ファンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2008年・第9回NHKアジア・フィルム・フェスティバル参加作品映画「OrzBOYS!・Orzの子供達」をNHK-BSで観た「Orz」って、何なのか?って、思ってたらインターネットやメールに使う絵文字の一種で、その形から手足を地面につけて、うなだれているような格好から「ごめん!許して」と謝る時に使うらしい・・・・・・・・(「そんなことも知らねーのかよ!ジジイ!」・・・・・「Orz」)<冒頭に絵本の朗読>飢え死にしそうな マッチ売りの少女を見て 幸福の王子は ツバメに言いました僕のサファイアの目を取ってやせ細った あの子におあげ食べ物を買うお金ができるからねそのせいで王子は目が見えなくなりましたこの世界には 助けの要る人々が多すぎます王子は身にまとう黄金のすべてを気の毒な子供たちに与えてしまいました輝く黄金の衣装は灰色のおんぼろ服に変わりました<それに被って>「お金くれるなんて優しいな」「校庭の銅像先輩は何でお金をくれないんだろう?」「銅像先輩はもう年寄りだからさ」「年寄りだと何でくれないの?」「だって年寄はケチだ」「なんで年寄はケチなの?」「ケチん坊だけが年を取るからさ」「何でケチンん坊だけ年を取るの?」「うるさい!」台湾・台北の小学校いたずら大好きの、仲良し少年二人は学校で先生から「うそつき1号」「うそつき2号」と命名されてしまう背が高く、少々いけめんが1号(オイラの孫のカケルに似てる)精神が少々異常な父親の面倒を見ながら二人で生活してる異次元の世界に行くことが夢母親はハワイに居ると言うのだが・・・・・背が低い人なつっこい2号(これも孫のテッタに似ていて)漢方薬の店を営むお祖母ちゃんと二人暮らし母親が預けていったというが、会いにくることはない卵を懐中電灯で透かしてみてヒヨコを探すことと手を丸めて遠くを眺めるのが好き貧しく、不幸な境遇にもかかわらず、明るく前向きで活発な毎日の学校・家庭・おもちゃや・街中・・・・などでの二人の日常生活の様々な出来事を丁寧に優しく映し描いてゆくそれに引き換え、大人達がなんと身勝手でいい加減で、嘘つきなのかが浮き彫りにされて時々、挿入されるアニメーションも結構違和感が無いそして、憧れのTVアニメのヒーロー「カーダーキング」をめぐって二人は喧嘩をしてしまい、大変な事件まで引き起こしてしまうなんとも切ない、ラスト・シーンにぐっときてしまう可愛い二人の自由で屈託の無い演技に癒された自分の孫に被って見えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・温室で沢山花開いた蘭「カトレア」オイラ的花言葉:子供達の世界では大人が思う程の不幸は存在しない 不幸に感じてしまう大人たちが存在するのだ
2009年11月08日
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監督・脚本:森田芳光 原作:奥田英朗撮影:沖村志宏 音楽:大島ミチル豊川悦司(上原一郎) 天海祐希(上原さくら) 北川景子(上原洋子)田辺修斗(上原二郎) 松本梨奈(上原桃子) 加藤治子(お祖母ちゃん)松山ケンイチ(新垣巡査) 吉田日出子(住民税の集金員)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオイラ、原作者「奥田英朗」のファンですシリアスな昨年の「オリンピックの身代金」なんかも好いのですがばかばかしく可笑しな精神医の伊良部先生が主役の「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「町長選挙」なんか大好きです「サウスバンド」、2006年度本屋大賞2位を取った人気の著書です(ちなみに、その時の1位はリリー・フランキーの「東京タワー」でした)その「サウスバンド」が原作、で「森田芳光」監督自身が脚本を書き「豊川悦司」と「天海祐希」が共演となれば、面白くない訳は無い筈がな・な・なーんと、見事!こけてくれましたねー・・・・・オイラ的には、正直、嫌いじゃないけど、じつに雑な映画にしちゃったネ主人公は、上原家の小学校6年生の長男「二郎」の眼を通して見た大人の不可解な世界を描いたものなんだけど・・・・・・上原家の家長たる父親をどんな風に見たのか、感じたのかで映画の内容が全然違うものになってしまう事を、森田監督は理解して撮ったのだろうか?大いに疑問が残ってしまったこの映画での親父「上原一郎」、ただの我侭で横暴でへそ曲がりの偏屈親父で何事にもクレームをつける、いわゆるクレーマーでしか描かれない決して、「二郎」は、父親を尊敬する、とか敬うとかは出来ないな、これじゃ最後には警察に逮捕されて、でも脱獄、子供達を置き去りにし逃亡しちゃう原作を読んでいなければ、なんのコッチャって、思われても仕方ない全学連の闘志でリーダーだった、官憲のする様々な悪事に不信感を募らせ市役所から税金未納の為、集金に来たオバちゃんから「税金払うのは国民の義務でしょう」って言われると、「国民辞めちゃおーかなー」なんて言ったり学校の修学旅行の積立金が異常に高いからと、教師と旅行会社の癒着を疑って学校に押しかけたりするんだから・・・・・学校教育は個性の無い、嫌な事にも、理不尽な事にも逆わらづ周りの人間との関係を上手くさばき、出世や金儲けを第一に考えてる一般常識人にはなりたくないと思ってる男なんだ・・・・・・小説では大半が息子・二郎の交友関係に重点が置かれていて上級生からの執拗な、虐めに対抗して自立していく姿が面白いのだけれどそれと、西表島に家族全員で引っ越すのだけれど・・・・・そこでも悶着が「バイパティローマ」や「アカハチ」伝説を知らないと、意味不明になる筈それとダイビングに何度か訪れた西表島の景観はとうとう画面には出てこなかったぜ役者さん達は、夫々にいい感じだったから・・・・・演出者の作品に対する熱意というか意欲が不足してた結果だね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・庭先に今が盛りと咲き誇る「きく・菊」オイラ的花言葉:いつも、同じ頃に、同じように、当たり前に、咲いているから あまりミンナから注目されないけど、ありがたいことだよね
2009年11月07日
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監督:ケニー・オルテガ音楽:マイケル・ジャクソンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオイラ、年間300本もの映画を観る程、大の映画ファンです「マイケル・ジャクソン THIS IS IT 」これは、今年の観た映画の中でもベスト3に入る、実に素晴らしい感動の映画です今年6月25日、突然、世界中の音楽(マイケル)ファンだけでなく、あらゆる人々を驚かせて逝ってしまったマイケル・ジャクソン、1ヵ月後に控えたロンドン・コンサート公演のリハーサル風景を中心とした実際の映像を編集したものですこの映画の中でマイケルは、音楽・パフォーマンスに対する、観客・ファンに対する、歌う・踊る・演奏する・演出する・指揮をとる等全ての関係スタッフに対する考え方、態度、言葉、気遣いなど、彼の人物像を余すところ無く披露しますその実像に触れて驚き、そして今は亡き人なんだ!と我に返り涙するのです特に音に関しては、完璧を求めますそれは歌の心も、演奏の内容もリズムもメロディーもテンポも夫々の楽器のパーツ毎に完全に自分のイメージが出来上がっていて細部にわたって微妙な間のニュアンスまでも気に入るまで繰り返させますそして、夫々の楽器の演奏者はその指摘に共感し、感激するのですバック・ダンサーのオーディション場面から映画はスタートするのですがミュージカル「コーラスライン」を想い出します各国から集まってきたダンサー達は、そのインタビューに答えて口々に「マイケル」と同じステージに立つ夢を叶えたいと熱烈に語ります最後の方で、仲間達スタッフにお礼の挨拶を述べるシーンがありますが「観客は我々のステージに非日常を求めているんだ、 観客を未知の世界に連れて行こう、ぼくらはファミリーなんだから」「THRILLER」「BEAT IT」「BILLIE JEAN」等のヒット曲をリハーサルといえ新しい振り付けと演出で面白く楽しく魅せてくれます「オリアンティ・バナガリス」という名の金髪女性のギタリストとの共演では、彼女の見せ場を演出します・・・・とても素敵なシーンですまた「SMOOTH CRIMINAL」という曲に合せて繰り広げるモノクロ映画での共演者は・・・・なんと「ハンフリー・ボガード」「リタ・ヘイワース」「エドワード・G・ロビンソン」充分、爺さんを楽しませてくれました隣に座っていたバアサンも後半ハンカチが離せなくなった様子にオイラがビックリしちまったョ!マイケル・ジャクソンのファンであろうと、なかろうと真摯に、お客様に未知の世界を提供する為に完璧なステージを造るんだ!という気迫が伝わり感動を呼ぶのだと思いました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・改めて、50歳の天才エンターテイナーという宝物を惜しみつつ心から、ご冥福をお祈りし、温室に咲いた蘭「カトレア」を捧げます
2009年11月06日
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監督・脚本:イエシム・ウスタオウルツイラ・シェルトン(91才の母) デリア・アラボラ(長女)オバール・アブキラン(次女) オスマン・ソナン(長男)オヌール・ウンサル (長女の息子)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーギリシャ神話「パンドラの箱」ゼウスは神々に呼びかけ様々な贈り物をパンドラに与えましたその贈り物の中に決して開けてはならないと言われた箱がありましたしかし、パンドラは、禁を破ってその箱を開けてしまいますすると、その箱から出てきたのは「全ての悪」だったのです病気・悪意・妬み・憎しみ・偽善・保身・悲しみ・飢え・暴力・狂気・・・ありとあらゆる様々な災いが、この世に溢れかえったのです更に、パンドラは慌てて箱の蓋を閉めたのですが・・・・その箱の中に残ったのは一つだけ、それは「希望」でした映画「パンドラの箱」長くトルコの大都市イスタンブールに暮らす姉・妹・弟の3人長女は夫婦仲も悪いが、息子との関係も上手くいってなく悩んでいる次女は、恋人の態度が煮えきらず、その関係に苦しんでいる長男は、芸術家を名乗り麻薬に溺れる荒んだ生活をしているそんな、3人は互いに会うことも疎遠となっていたが黒海沿岸の山岳地帯の寒村に一人住む老母が、山で行方不明との連絡が入る実は父親、その昔、厳しい母から逃げ出そうと、その山奥で遭難死していたのだ村に向かった3人、大勢の村人の山狩りで老母を発見イスタンブールに連れて帰るしかし、老母は認知症になっていて、奇行を繰り返す・・・・3人は義務感から、とりあえず老母と一緒に住むのだが・・・・うまくいかない長女には「あんたは、いつも私にしがみ付いていた、誰かにすがってないといられないんだ」次女には「心を開きなさい」長男には「いつか悪さをしでかすと思ってた、それが定めさ」と・・・・結局、介護養老院に入れるのだが・・・・なじめない老母唯一、老母が心を開くのは、長女の息子(孫)・・・・仲良しになって一緒に逃げ出す、住みなれた故郷の村へ・・・・しばらくは一緒に生活をして、老祖母の下着を洗濯する孫の姿が眩しいだが、しかし・・・・やっぱり、夫が消えた山に登ってゆく老母・・・黙って、それを見つめている孫「パンドラの箱」の意味は?難しい現代社会に生活する人達の認知症の老母を介護するということか?三人が日々の生活で繰り返している「憎しみ」「無理解」「自堕落」「偽善」「嫉妬」「不信感」「悲しみ」・・・・・・・それに気付くことなのか?NHKアジア・フィルム・フェスティバル特集トルコの若い女性監督が投げかけた、老人介護に関する現代人の覚悟と対応オイラ達は・・・・子供達には「迷惑掛けない」とは、言ったのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・庭石にへばりついて咲いていた「いわしゃじん・岩沙参」
2009年11月05日
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監督:ジェーン・カンピオン 原作:ヘンリー・ジェームス脚本:ローラ・ジョーンズ 撮影:スチュアート・ドライバーグ音楽:ウォイチェフ・キラールニコール・キッドマン (イザベル・アーチャー)ジョン・マルコヴィッチ(オズモンド、陰険で冷酷なイザベルの夫)マーティン・ドノヴァン(ラルフ・結核でイザベルを見守るだけなのだが)バーバラ・ハーシー (マーレ夫人、実はオズモンドの愛人だった)リチャード・E・グラント(ウォーバートン卿、イギリス人貴族)ヴィゴ・モーテンセン (キャスパー、アメリカ人実業家)クリスチャン・ベール (エドワード)シェリー・ウインタース(タッチェッツ夫人、イザベルの叔母さん)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー主人公「イザベル・アーチャー」23才高い志を持ち・自立心に溢れ、無限の将来を夢見る美しく魅力ある女性資産家のタチェッツ家の叔父・叔母とその息子の邸宅で暮らしている英国貴族の「ウォーバートン卿」米国の実業家「キャスパー・グッドウッド」理想的な男性二人、真剣に熱烈に求愛をするのだが・・・・・イザベル、結婚は自由を奪い、将来の夢を叶えられないと拒否してる資産家の叔父が死亡し、遺産の一部だが大金をイザベルに遺すそれを妬んだ「マーレ夫人」昔の愛人「オズモンド」にけしかけるイザベルを、たらし込み「落とせ」と「オズモンド」渋っていたが、若く美しく財産家のイザベルを見て美術蒐集の趣味や、囁きのテクニックを使い簡単に虜にしてしまう資産家の叔父さんの息子「ラルフ」も、実はイザベルを愛し続けて居る「オズモンド」の悪評を述べ、その結婚に大反対するが、逆に「財産が無い人だから卑しい人って言うの?」と結婚してしまう結果はボロボロ・・・・「イザベル」毎日泣いて暮らす様な生活「オズモンド」財産目当て・高慢・陰険・狡猾、厭らしさを存分に発揮する結核だった「ラルフ」危篤の連絡が、最期に一目だけでもと・・・でも駄目その時、オズモンドの姉から、明かされる、数々のサプライズ話・・・・・*これは1972年頃、英国上流階級一般的な貞淑女性像から抜け出し自立する女性の失敗例を描いているんだろうと思うのですが・・・・・オイラが大ファンの「ニコール・キッドマン」扮する「イザベル」のどうしようもない愚かさが、イラつく・・・・現代でも、こういう勘違い女っていうか、思い込み違いの女って居るよねー折角の周りの的確なアドバイスにも耳を貸さず、親身になって止めても自分が言い出した事をやり続け、結局不幸に突き進んで行ってしまう別に、「自己責任」ツー事でいいんだけど・・・・もしかして、身近な両親や家族、友人、同僚などを悲しませたり、怒らせたりしちゃって・・・・それでも、なおかつ「ほっといてよー!大きなオ・セ・ワ!」なーんて、いいつつ、陰で泣いてるんじゃないのー映画のラスト・シーン米国実業家「キャスパー」から「もうオズモンドと別れろ!私が幸せな生活を約束するから 何故、そんなにまでして、幸せを避けるんだ」と迫る・・・・一瞬、気を許したようだったが、身を翻し雪道を逃げ出してしまう明るく暖かそうな部屋の扉、鍵が掛かっていて開かない・・・・振り返った、その姿・・・・顔は絶望に歪んで・・・・・そこで終わる「ジェーン・カンピオン」監督は当時43才1993年映画「ピアノレッスン」でカンヌのパルム・ドール、アカデミー賞脚本賞など多数の賞を受賞したニュージーランドの女性監督女性の「心理的なこだわり」を、なんと恐ろしいものと言いたかった?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玄関の門柱の下でひっそりと咲いていた「つわぶき・石蕗・艶蕗・山蕗」オイラ的花言葉:きみがそんな美しい花を咲かせるなんて・・・・・ 知らなくて、ごめんね
2009年11月04日
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監督:樋口真嗣 脚色:中嶋かずき 撮影:音楽:松本潤(武蔵) 長澤まさみ(雪姫) 宮川大輔(新八)阿部寛(真壁六郎太) 椎名拮平(鷹山刑部)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー映画「隠し砦の三悪人」1958年の黒澤作品と比較してはいけないし、比較のしようもないのに決まってる日本一のシナリオ作家「菊島隆三」「小国英雄」「橋本忍」「黒澤明」がとことん議論し練り上げた脚本で、日本が世界に誇る黒澤明監督が撮った、世界中の映画人が教科書とした娯楽冒険活劇映画なんだから・・・・・2007年の森田芳光監督・織田裕二主演の「椿三十郎」では、寸分違わぬ脚本でリメイクしていたが、余りの出来に情けなく憤りさえ覚えたが批判の槍玉に挙がるのに決まってるのに、敢えて挑戦した樋口真嗣監督は凄い!監督はリメイクじゃなくリボーンだと言っている様に、別ジャンルの映画なんだ娯楽映画と言いながらも、黒澤作品は少々緊張しながら固唾を呑んで見詰めた戦国武士が、姫を護りつつ、お家再興の為の軍資金を輸送するというテーマから若き平民(人気歌手)と雪姫(人気女優)のラブストーリーが主題のモノに変えてあり、気楽にポップコーンでも齧りながら楽しめればいいじゃん!という軽いノリの映画に仕立てたのだよオイラ的には、出だしの真壁六郎太役「阿部寛」と雪姫役「長澤まさみ」を見たとき、実は驚いたんだ「ヤ・ヤ・やるじゃーないかー!すげーぞー」真剣モードの二人の顔メークに、もしかしたら、超えるかもってネ・・・・ある意味、黒沢作品の導入部「太平」(千秋実)と「又七」(藤原鎌足)のやり取りは、もたついた危なっかしいものだったから・・・・・でも、やっぱり長くは持たずに後半からは、レレレーーーの連続で崩れちゃうなんと言っても黒澤作品の「隠し砦・・・」の見所は真壁六郎太役(三船敏郎)馬で疾走、両手で刀をかざし敵を追いかけるシーン逃げる二人を斬り倒し、勢い余って敵陣に駆け込み、敵将、田所兵衛役(藤田進)に槍の勝負を挑まれ、豪快な殺陣を披露する場面・・・・高校生だった時に観たのですが・・・・驚き・感動して・・・・朝から晩まで映画館から出ずに何度も見直した事を想い出す 一方、樋口作品では、特にこれと言った見せ場も無く・・・・・逆になんだ・なんだの椎名拮平や高嶋政宏のキャラクターや宮川大輔のお笑いもありの、雪姫・武蔵の恋物語もありと、盛り沢山小学校6年生の孫には大うけだったから、細かい所を気にしなければ結構面白い映画なんだよ・・・・下地はシッカリしてるんだから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「秋深し」を感じる、家の周りを取り囲み香り撒き散らす「キク・菊」オイラ的花言葉:冬が来る前に、あなたに逢える喜び
2009年11月03日
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監督:奥田瑛二 脚本:桃山さくら・山室有紀子撮影:石井浩一 音楽:稲本 響緒形 拳=安田松太郎 木内みどり=安田節子 原田貴和子=安田亜希子高岡早紀=横山真由美 杉浦花菜 =横山 幸 松田翔太 =ワタルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー緒形拳さんが逝ったのは昨年10月、テレビ・ドラマ「風のガーデン」でなんともいえぬ枯れた風情の老人役を自然体で見事演じた直後だったそれより2年前の2006年に「奥田瑛二」監督作品に主演した映画「長い散歩」でも、屈折した感情に揺れる老人役を感動的に演じますまた、虐待する母親役「高岡早紀」、その虐待される娘「杉浦花菜」夫々が素晴らしい演技で眼を見張らされるのですが・・・・・・・朴念仁のオイラには、少々響かなかった、惜しい作品に感じられました映画作りの難しさだと思います・・・・説明が過ぎると、白けてしまう常識的な行動が執られないと、不自然さに違和感を持ってしまい物語(映画)に入り込めなくなって・・・・・・ファンタジーじゃなく、シリアス・ドラマなんだから物語は高等学校の校長先生だった「安田松太郎」、定年退職をした妻を亡くし、一人娘の「亜希子」に「この家は、お前にやる、俺は出て行く、お前一人で住めばいい・・・・」亜希子「相変わらず、押し付けがましいのね、ありがとうって言うとでも思った?この家に一人住むのが怖いんでしょ・・・・人殺し!」自分が出世することこそが<家族の幸せ>と思い込み、家族をそっちのけで懸命に働きつづけてきた融通の利かぬ頑固者万引きで補導された亜希子を理由も聞かず殴りつけるような厳格な性分の松太郎、家族とのコミュニケーションは皆目なかったそんな家庭生活の中、妻「節子」をアルコール依存症にまで追い込み・・・一人、粗末なアパートに引っ越してきた「松太郎」隣室の住人、水商売風の女「横山真由美」と、幼い娘「幸・さち」の異常な物音と悲鳴に近い泣き声が気になって仕方ない・・・・「真由美」が外出すると、毎日アパートの階段で空を見上げてる「さち」膝や肩口にあざが・・・・たまに来るヒモの様な男にも虐められている見ていられなくなった「松太郎」「さち」を連れて逃げ出すのだ・・・・いつまでも帰ってこない「さち」、一緒に消えた「松太郎」・・・・警察に届ける「真由美」、警察は誘拐犯罪として立ち上がる・・・・確かに、自分が犯した家族への冷たい仕打ちを想い、虐待される幼い娘を何とか救いたいと考えるのはアリかもしれないが・・・・・独り身の老人男性がしてやれる事ってなに?昔見た、青い空に浮かぶ白い雲を見せてやること・・・・って「さち」の生活には、何の解決にもならない二人のエピソードで、樹の上の巣から鳥の「雛」を松太郎が取り出し「さち」に見せる、そして元の巣に返すのだが・・・・後日巣から放り出されて樹の下で死んでいる「雛」(もしかして「真由美」から取り出した「さち」は、 もとの巣に返しても・・・・・、余計な想像かな?)やっぱり「亜希子」の言うように「押し付けがましい善意」だと感じてしまう「真由美」は?「亜希子」は?その後どうなったの・・・・・なんといっても「さち」は?不可解なのは、アフリカからの帰国男子「ワタル」の自殺はなに?答えは「傘がない」なの?監督「奥田瑛二」さんは、この映画を観て評論するとしたら?2006年モントリオール世界映画祭での3冠受賞が答えかな?少し、残念な映画でした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最近、近所のあちこちの家で、たわわに生っている「みかん」が気になって「みかん」だけじゃなく「柿」「ぶどう」「キュウイ」「ザクロ」・・・・昔の様に、子供達がみんな善い子になって、盗むなんてしないんだ
2009年11月02日
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監督:出目昌伸 脚本:早坂暁 撮影:飯村雅彦 音楽:矢野誠吉永さゆり=林葉かよ 西田敏行=田川一雄 三浦友和=橋本浩一真行寺君江=幸子 津川雅彦=福見康治 白石加代子=妻丹波哲郎=五十嵐刑事 中村嘉津雄=林葉栄三ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画「天国の駅」は実際に起こった事件をもとに作られたその事件とは「ホテル日本閣事件」1960年から61年にかけて、栃木県塩原温泉郷にあるホテル日本閣の経営者(53歳)とその妻(49歳)が失踪するという事件が起きたまもなく2人を殺して埋めたとして、同ホテルの共同経営者の女(52歳)と雑役夫(36歳)が逮捕された。その女は逮捕後前夫も毒殺したと自白、1970年死刑が執行された。戦後初の女性死刑執行だった。映画は雨が降る刑務所内独房、死刑執行前の「林葉かよ」口紅をつけている「何か言い残すことは?」「ありません・・・・でも」「なにか?」 「わたし・・・・きれい?」結城市で紬を織る、若い頃の「かよ」夫「栄三」は傷痍軍人、下半身が麻痺、松葉杖の生活若い巡査「橋本」、欲求不満な「かよ」の自ら慰める姿を覗くそれを知り、嫉妬に狂う「栄三」「かよ」に暴力を振るう無理やり関係を迫る「橋本」に屈してしまう「かよ」「かよ」と「橋本」は共謀、「栄三」を農薬パラチオンで殺す噂になった「橋本」は警察をクビになり「かよ」と同棲大学に通うようになるが、或る時、若い女「幸子」を連れて帰る家を出る「かよ」、不実な橋本から逃げ、ついてきた「幸子」辿り着いた温泉郷の錦谷駅民芸店「姉妹」を開店、「幸子」は芸子になった「幸子」が温泉郷ポスターのモデルになったのを見て、やってくる「橋本」、しつこく二人に絡んでくるが大手旅館「大和閣」主人「福見」、「かよ」の為に金を積み追い払う「福見」と「かよ」の仲を、嫉妬する福見の妻・・・・「福見」は邪魔になった「妻」を、雑役夫「田川」に殺させる「福見」自身も、「かよ」と「田川」に殺されるそして「かよ」と「田川」は、雪の山を逃げるのだなんだか、サユリストのオイラとしては面白くない展開にイラついたぜもともとこの汚れ役は「吉永さゆり」のものじゃないし、似合わないミスキャストもいいとこだぜい!(怒) 全く真実味がない(断定)それと「西田敏行」の田川役(ターボ)、少し頭の弱い薄汚い男がひたすら女神と慕ってきた「かよ」と、愛の逃避行に変わるストーリー無茶すんなよ~!そんなあ~・・・・・津川雅彦の旅館主人に目茶目茶にされたり・・・・・・三浦友和に言わせる台詞のあほらしさに呆れる「何でこんな事件を起こしたのか?」丹波刑事「愛が欲しかったのだよ」三浦「愛なんて、セックスの味の素みたいなもんでしょ」(爆笑)大女優が、こんな作品を残しちゃって・・・・・真剣そうだから尚・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・庭先のブナの根元で咲く白色の「いわしゃじん・岩沙参」オイラ的花言葉:誠実なひとだからというレッテルが邪魔をする 自分の心に対する不実
2009年11月01日
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