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2023.02.07
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​​ スチュアート・ローゼンバーグ「暴力脱獄」シネマ神戸 ​​  2023年 1月24日(火) の夜から 25日(水) にかけて、いわゆる寒波襲来で、 神戸 にも雪が降りました。 25日 は市バスもJRも止まってしまって、まあ、寒さも本格的ということもあってどこにも出かけませんでしたが、 26日 は久しぶりに 新開地 シネマ神戸 にやってきました。お目当ては 「名優ポール・ニューマン特集」 です。​​
​​  2022年 の秋に、 三宮 シネリーブル・神戸 でやっていたのですが、なんとなく見損ねたまま終わってしまったので、あきらめていました。ところが、年明けから シネマ神戸 で再上映していました。これは見ないわけにはいかないと意気込んだのですが、 サンデー毎日 の暮らしの シマクマ君 に、思いがけない知らせが舞い込んだりして、あれこれと落ち着かないうちに、こちらも最終回で、なんとか 「暴力脱獄」 の最終回に駆け付けました。 ​​ 観たのは、 監督 スチュアート・ローゼンバーグ という人の 「暴力脱獄」 です。 1965年 ですから、半世紀前の作品です。​​
​ お目当ての ポール・ニューマン が、青い目で謎のほほえみを浮かべながら、自らを抑圧するあらゆるものに、徹底的に反抗する映画でした。​
​​​​​​​​​ 夜の街角でパーキングメータに取りついて、太い鉄柱をねじ切っている男がいます。なんだかわからない、まあ、 「やってやったぜ!」 という(?)笑顔ですが、この男が、お目当ての ポール・ニューマン でした。どっちかというと 「賢い人」 のイメージなのですが、この映画では最初から 「おバカな男」 のようです。
 当然のことながらK察がやってきて公共物破損で捕まり、2年の懲役です。そこから刑務所暮らしが始まりますが、結局 「暴力脱獄」 という題名の意味が分かりませんでした。原題は 「Cool Hand Luke」 で、こっちは何となくわかります。もちろん、脱獄の話ですから 「暴力脱獄」 「脱獄」 の方はわかりますよ。でも、暴力的にふるまうのは 看守 とか 所長(ストローザー・マーティン) のほうなわけで、脱獄を繰り返す ルーク・ジャクソン(ポール・ニューマン) は暴力を振るうのではなくて 知恵と根性 で頑張るわけですからね。ほんと、日本の配給会社って、思い切ったというか、センスがないというか、すごい題で興行しますね(笑)。​​​​​​​​​

​​ 印象に残ったのは、脱獄に失敗して帰ってきた ルーク 所長 が言う言葉です。​
​​ 「我々には意思の疎通が欠けていたようだ」(What we've got here is failure to communicate) ​​
 ​​​ ​​​いや、ホント!権力者が口にする 「我々we」 だけには、 ルーク じゃないですが、なんとか抵抗したいものですね。​​​
お前と一緒にして一人称で語るな!ウザい!
​  ​​​​​​​まあ、年甲斐もなく、そういう感想でした。 ああ、それから ジョージ・ケネディ という俳優さん、いい味出してましたね。当時の アカデミー賞 助演男優賞 だったそうですが、こういう役柄の彼は初めて見ました。
 もっとも、初めてとか言ってますが、今回、観ていて思い出しましたが、実は、 40年ほど前 に一度は観ていますね。もっと迂闊なことを言えば、 ポール・ニューマン ジョージ・ケネディ も、もうこの世の人ではないことを亡失していたことですね。
 映画は ポール・ニューマン ジョージ・ケネディ 拍手! でした。
 ​​​​​​二十代に、同時代の作品として思入れしていた映画の出演者も監督も、みんな過去の人になっているのを確認するのは、やはり寂しいですね。マア、ボクも、そういう年齢になっているということなのですが(笑)。​

監督 スチュアート・ローゼンバーグ
脚本 ドン・ピアース フランク・ピアソン
撮影 コンラッド・ホール
編集 サム・オースティン
音楽 ラロ・シフリン
キャスト
ポール・ニューマン(ルーク・ジャクソン)
ジョージ・ケネディ(ドラッグ)
J・D・キャノン(レッド)
ルー・アントニオ(ココ)
ストローザー・マーティン(刑務所所長 )
1967年・127分・G・アメリカ
原題「Cool Hand Luke」
日本初公開1968年8月3日
2023・01・26-no011・シネマ神戸
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最終更新日  2023.07.21 23:47:01
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