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「40年ぶり!自動車学校!」 徘徊日記 2024年4月27日(土)青山台あたり 躑躅がいっぱい咲いていて、うれしい風景ですが、ツツジの名所というわけではありません。ここには、何故か、線路はないのに踏切りがあって遮断機とかあったりするんです。 そうそう、自動車学校の初心者教習コースです。 今日、2024年の4月27日(土)にやって来たのはジェームス山自動車学校です。40年ぶりの自動車学校です。「高齢者講習!」 だそうです。 他人ごとみたいに言っていますが、実は、結構、緊張してやって来ました。乗らない普通免許を返納して、原付免許に書き換えてもらうための講習です。 動体視力とか、夜間視力や視界の確認とか、しっかり高齢者を自覚させられましたが、なんだか楽しい教習体験でした。 あいにく、お天気が悪かったのですが、久しぶりの教習所の風景です。オートバイの免許をとろうかなあと考えた時期もありましたが、結局、原付バイクのほかは乗ったことのない普通免許も今年で終わりです。コースに置かれている大型バイクを見ながら、しみじみしました(笑)。 無事、高齢者講習終了でした。ホッとしました(笑)。じゃあ、またね。追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)にほんブログ村
2024.04.30
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「銀杏並木が、今、見頃ですよ!」 徘徊日記 2023年11月21日(火) 朝霧あたり 季節が季節なので、黄葉の話ばっかりです(笑)。とりあえず、黄色くなった葉っぱの話が続きます。ここはJR朝霧駅の山手、北向きに行くと神陵台から伊川谷に向かう道路のイチョウ並木です。 右が神戸市垂水区狩口台、左が明石市松ヶ丘です。 神戸市の垂水あたりの、まあ、舞子あたりのともいえますが、山手、地下鉄の学園都市という駅とJRの垂水駅、舞子駅の中間に住んでいますから、明石の図書館とかに行くときには通る道の一つです。素晴らしい黄葉並木ですね。 こうやって、写真を撮っても、誰も人が写らないのが、まあ、何というか、このあたりの町の特徴です。50年ほど前には明舞団地の東の一角で、名を知られていた街ですが、今はお年寄りの町です。 今日は、お天気が良いので並木が、余計に美しいですね。まだ、緑が残っている木もありますが、おおむね黄葉しています。一本、一本、とても風情があるので、一本、一本写真を撮ればいいのですが、実は原付、スーパー・カブ号で明石に行った帰り道なので、所々ということになります(笑)。 狩口台の団地です。多分、植えられたころから、並木の世話が丁寧だったんでしょうね。 いかがでしょうかね、イチョウの並木は、兵庫区とか、長田区、まあ、あちらこちらにありますが、これだけ樹木の高さが揃っていて、葉っぱが茂っている並木には、なかなか出会えませんね。 見上げると、やはり見事なものです。お暇な方は、一度、歩かれたらいいんじゃないかなあ、という気持ちです。まあ、他には何もありませんが、南に下ると朝霧駅あたりから明石の海と明石大橋を眺めることはできますよ(笑)。ボタン押してね!
2023.11.24
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「辛夷の並木道」 徘徊日記 2023年3月16日(木) 本多聞あたり 住んでいる団地の少し南、学が丘1丁目のバス停から、本多聞5丁目の方へ行く道が辛夷の街路樹になっているんです。 実は、垂水駅から星陵台にのぼる商大筋という道も、街路樹が辛夷なのですが、両方とも、ここのところの好天気で満開です。 で、今日は本多聞5丁目の辛夷の道です。 写真の右は一戸建ての住宅地、左が北ですが、公団住宅があって、お花畑になっています。辛夷の花を撮りながら、その花畑を覗くと、おや、おや、こういう方たちが集っていらっしゃいましたよ(笑)。 お花畑でお昼寝中のネコくんです。この季節だからの風景ですね。 こちらは金網の下で様子をうかがっているクロくんですが、さほど警戒する空気感はありません。「あんたダレや?」「この人、さっきから写真撮ってはんねん。そんなわるい人とは違うみたいやで。」 見上げている先は、真っ白い辛夷の花と青空です。それにしても、この方、ひょっとしたらお知り合いじゃないかという気もしますが、あいにくネコ語がわからないもので、確かめようがありませんね。 なんか、ええとこ見つけましたね。辛夷はもうすぐ終わりますが、お花畑の住人たちは、この辺りでお暮しのようで、世話をしているおじさんもいらっしゃるようです。 時々寄せてもらいますね(笑)。ボタン押してね!
2023.03.19
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「シオヤ・ワンダーランド」 徘徊日記 2023年3月11日(土)塩屋あたり 今日はバーチャル徘徊です(笑)。 台所のテーブルに置いてありました。シオヤワンダーランド 垂水と須磨の間の町、塩屋を紹介しているパンフレットです。「TARUMISM垂水住む vol.1」 こちらが裏面で地図です。「ちょっと、これ知ってる?」「????」「塩屋って、今、アツイらしいのよ。」「オオヤンのとこやろ。」「そうそう、アキラッチね。ホラこれ見て!」 コラムの欄で毎朝の旗振山登山を報告しているのは、わが家のゆかいな仲間の幼なじみのオオヤンこと、大川陽君、今では塩屋の「アキラッチ」というピザ屋さんのご主人です。 おもしろいので写してみます。アキラッチの毎日登山毎朝6時頃、旗振山に登る。犬の散歩で塩屋中を歩き回り、旗振山への登山道が最適と判明した。4年ほど続けているので、毎日挨拶を交わす老若男女と顔見知りになる(9割がご高齢の方)。「おはようさんっ!」と江戸っ子気質のおっちゃんもいる。挨拶不可の人もいる。大音量でラジオを聞いているからだ。目が合った時には会釈をすることで「あいつは挨拶をしない若者だ」というレッテル貼りからかろうじて逃れている。こんな人もいる。その日は朝から台風直撃。だが雨は止んでいた。「毎朝登山ハイ状態」だった私は「すわやっ!」と三国志の武将ばりに飛び起き、猛り狂う風雨を物ともせず登頂。するとそこには、「おーはよーうさーん!」と、いつも元気なご高齢のパイセンFさんがいた。きっと自分しかいないと思っていた私は「台風の日にも登ってはるんですね!」と、悔しさとリスペクトの狭間のような震える声で話しかけた。するとパイセンは「台風?台風やからって登らへん理由にはならんやろ」と言った。「いや、なるやろ」と心の中でツッコんだ。30分も歩けば山頂へ行けるほんの253メートルの高さしかない里山・旗振山。登ってみるとあっと驚く景色、あっと驚く出来事、そして何よりあっと驚くほど日々の生活が充実する。皆さんにも一度登ってみる事をオススメする。 ははは、楽しそうでしょ。一度、塩屋にいらっしゃってみませんか?旗振山は須磨浦公園からロープウェイでのぼることができる鉢伏山の奥ですが、歩いて登るのはなかなかです。まあ、その代わりにアキラッチでピザでもお食べになって、そのあとは塩屋港で夕日なんかご覧になられるといいんじゃないでしょうか(笑) あのオオヤンが、相変わらず、元気というか、ヤンチャというか、うれしい記事でした(笑)ボタン押してね!
2023.03.12
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「あそこのイチョウ並木を!」徘徊日記2022年11月18日(金)朝霧・狩口台あたり 先日、「そうだイチョウ並木を見にいこう!」とやって来たにもかかわらず、時間が遅くて写真がうまく撮れなかった朝霧、狩口台のイチョウ並木です。今日は快晴で、そのうえ、やって来たのはお昼過ぎです。ただ、「ちょっとあるこうかな?」ではありません。明石の市民図書館に本を返しに行く地中です。愛車のスーパー・カブ号です。 スーパー・カブ号なら、自宅から10分ほどでやってきます。神陵台からJR朝霧駅に向かう大通りがこの道です。明石市と神戸市の境の道なのだと思います。今でもそう呼ぶのかはよく知りませんが、わが家で、大丸ピーコックと呼んでいるマーケットがあるあたりから南の街路樹がイチョウなのです。 ズラーと、一斉に黄色くなってきたイチョウ並木はなかなか壮観です。神戸の町には、ほかにもいちょぷ並木がありますが、ここの並木は樹形がいいというのか、1本、1本の木が、おおらかに枝を伸ばしているのが気に入っています。 まだ、緑の木もあります。これは、これで、好きです。 先日、歩いてやって来た16日にも写真を撮った場所ですが、日差しの陰で暗いのと、光がなくて暗いのは違いますね。マア、自画自賛ですが、右側の赤い紅葉、たぶん桜だと思いますが、とのコントラストもいいですねえ。 通りの向こう側、明石市、松が丘の並木です。 マア、今日は、これから明石まで行ってきます。明るい青空の下で、先日のリベンジが果たせてご機嫌でした。じゃあ、またね(笑)。ボタン押してね!
2022.11.21
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「ちょっと歩こうかな!?」徘徊日記 2022年11月16日(水)朝霧・狩口台あたり 今日は11月16日水曜日です。木曜日は、週1回だけのお仕事の日です。最近、さっきしたことを忘れます。PC相手に、学生さんの作文を読んでいたりすると、どこまで読んだのかわからなくなります。ひょっとしてやばい状態が始まっているのではないかと不安になりますが、さっきしゃべったことは覚えているようなので、まだ、大丈夫だと、自分で自分を励ましています。 明日の準備とか始めると、2時間くらいで済んでいたことに半日を費やすことになります。今日も、グダグダ、学生さんの作文相手に半日すわっていて、午後3時を過ぎたころに思いつきました。 「そうだ、イチョウ並木を見に行こう!」 これではありません。このイチョウは自宅の団地の目の前のイチョウの木です。夕日に輝いて、なかなかうれしい黄色ですが、思いついたのは自宅から歩くと30分くらいかかる狩口台のイチョウ並木です。 JRだと、舞子駅の一つ西の朝霧の駅から北に延びている通りのイチョウ並木です。 ここです、ここです。写真だと簡単にたどり着きますが、今日は歩いてやって来ましたから、かなりへこたれています。いつもはスーパー・カブ号で通りかかる道で、写真の右側が神戸市垂水区の狩口台、道路を隔てた左が明石市の松ヶ丘です。この通りのイチョウ並木が今見ごろなのです。 ところが、出発した時間が遅かったようです。なんということでしょう、北から撮ると、逆光ということもあるのですが、ぼくの写真技術では暗い影の通りにしか写りません。 先日、通りかかって「おー、これは!これは!」と喜んだのですが、これでは話になりませんね。 狩口台から西舞子に向かう交差点のあたりで、かすかな西日に赤から緑のグラデーションが浮かんでいる、別の並木がありましたが、これも暗いですね。 仕方がないのでJR朝霧駅まで行って歩道橋を渡りました。 左の端で座っていらっしゃるのはお地蔵さんのようですが、20年ほど前の歩道橋事故の慰霊の像ですね。 歩道橋を渡ると、目の前には夕暮れ時の明石海峡大橋と淡路島。そしてほんのりと夕焼けでした。 マア、この風景は、イチョウ並木とはまた違った良さです。 さて、どうやって帰ろうか、思案のしどころですが、歩いて帰るのは少しやる気が必要なので、JRに乗りました。イチョウ並木の写真は、近いうちにまたやってきます。ボタン押してね!
2022.11.20
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「四国行き高速バス乗り場」徘徊日記 2022年9月30日(金)舞子駅あたり 昔、同僚だったお友達が、退職して四国の高松に移住しています。大胆な人生設計に驚きましたが、引っ越されてしまうと、スーパーカブ号で、まあ、ご近所だったご自宅を襲うということも、当たり前ですが、出来なくなってしまって寂しい限りです。そのご夫婦の片一方が、久しぶりに神戸の実家に帰ってきたというので会いました。 お会いしたのは明石ですが、四国に帰る高速バスはJR舞子駅の近くに乗り場があります。で、送りにやって来ました。写真は駅ビルの屋上の駐車場からの明石大橋です。「そんなことしなくていいよ。」「いや、いや、こういう機会は、そんなにないし。」 とか何とか云いながらやって来たのがバス乗り場の下です。 上に見えるのが待合室です。そこから明石大橋のたもとというか、付け根にある乗り場に上がります。「じゃあ、やっぱりここで、サヨナラするね。」「ありがとう。なんかあったの?」「うん、さっき、ここでタバコを吸っていたら、ハイカーっていうのかな、荷物ゴロゴロ引っ張ってる40歳くらいの男の人が、『タバコダメ!』って、大声で連呼しながら、ぼくを指さしてエスカレータあがっていったから、ちょっとね、ビビッてんねん。上がったら、まだ居ってかもしれんやん。」「ははは、そうなんだ。すごい人がいるねえ。じゃあ、四国にも来てね。」 通りかかった男性に、指さされながら「タバコダメ!」と大声で喚かれて、事態が理解できなくてビビりました。なんか、ボーゼンとした中途半端な見送りになってしまいました。世の中にはすごい人がいますね。 で、彼女がエスカレーターを登っていくと、すぐに、今度は赤ちゃんを抱いた女性が駅ビルから出てきて手を振ってくれました。お互いマスクをして目だけなのですが、見おぼえがあります。「センセ―!誰だかわかりますウー?」「えーっと、顔はわかるよ。バスケやったか、いや違う?」「バスケはオネ―ちゃん。私はバドミントンのSですよ。岡山の看護の大学に行って、看護師と助産士としてます。」「はいはい、Sさんや。そうか、助産師さんか。わかって来たよ。その赤ちゃんは?」「これはオネーちゃんの赤ちゃん、私のは車の中。」「おおー!」 後ろから、ご家族もいらっしゃって、ご挨拶です。いやはや、いろいろありますね。それにしても、舞子は地元なのですねえ。 で、帰宅して、四国のお土産にいただいた生落花生を塩ゆでにしていただきました。ちょうど、チッチキ夫人が留守なのをいいことに、明るいうちからビールです。おいしいものですね。ちょっとハマりそうですが、どこに売っているのでしょうね?ボタン押してね!
2022.10.16
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「火事です!」徘徊日記 2022年7月21日(木)健康公園あたり 信州、松本に住んでいるゆかいな仲間のカガククンの同居人、サキチャンママからラインに書き込みがありました。「神戸の垂水で大火事というニュースが流れていますが、ダイジョブですか?」 一緒に、ニュース記事が貼り付けてあります。「あっ、ここっていつも通るけど、自宅とは山ひとつ離れているから大丈夫。」「それは、安心しました。」「ちょっと、見てくるね。」「えーっ???アブナイことしないでね!」 というわけで、火事現場がはるかに見える丘の上までやってきたのが今日の徘徊です。 向うの山が須磨の鉢伏山です。山際が塩屋ですね。煙が出ているのは垂水の東の高台ジェームス山の東、青山台と桃山台のあいだというか、そこから塩屋北町に抜けるトンネルのあたりです。ニュースに会った黒煙は収まっていますが、白い煙が出ています。 こっちに向かっている自動車道路が、阪神高速から四国自動車道に移るバイパスで、今立っている場所は明石大橋に向かうトンネルの上です。 カメラを北に向けると、真ん中の山の向こうに名谷とか妙法寺が見えます。 南に振ると垂水の街並みと海です。火事の煙のせいではなくて、お天気のせいでちょっと霞んでいて残念ですが街並みの向こうは海です。すぐそこに見える建物は神戸国際大付属高校の寮です。野球部とか柔道部の子がすんでいます。知り合いではないのですが近くを歩いていて出会うと挨拶してくれます。 で、立っている場所は市立の健康公園という公園の展望台です。野球とか、サッカー、テニスとかいろいろのコートがあって、1周2キロほどのランニングコースとかあります。 今日は、何故だかわかりませんが、ほとんど人がいなくていいのですが、普段は結構にぎわっています。歩いたり走ったりする人も多いですね。 自宅からここまで歩いてきて、コースを回って帰れば、太り過ぎには、いい運動だと思いますが、したことありません。今日もスーパー・カブ号です。 ラインに煙の写真と公園の写真をはって返事をしました。「もう、消えた見たい。」「ああ、でも、まだ煙が上ってる!そこはどこですか?」「健康公園。」「あー、カガククンと行ったことあるよー!」 よそ様の困りごとを眺めて喜んでいるのは問題ですが、久しぶりのケンコー公園で、この夏、ちょっと通ってみようかなと気持ちが動きました。多分、無理ですが(笑)ボタン押してね!
2022.07.31
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「別格本山護国寺密蔵院」徘徊日記 2022年7月20日(水)林崎あたり 林崎の港で、猫を見た後「まあ、もう帰ろう。」というわけで、港の北側の細い道を走っていると大仏さんが見えました。何度か通りかかったことのあるあたりなのですが、初めて気づきました。「なんだ?なんだ?」という気分で、中を覗くと本堂があって、その隣に大仏さんが座ってはりました。 石柱に「別格本山護国寺密蔵院」と彫られているようですが、そんなに古いお寺とも思えません。 境内に人気(ひとけ)はありません。高札があって、実は由緒正しいお寺であって、先の戦災で焼焼けてしまったのを復興したということを明石市の教育委員会が説明してはります。 高札の説明によれば油掛け地蔵というのがあるようなのですが、「さて、どこにあるのでしょう?」とウロウロすると面白いものがありました。 仏足跡、仏さんというか、仏陀の足跡ですね。こういうのは好きです。 おおー、人間のというより大型の類人猿、まあ、イメージしたのはゴリラですが、の足跡という感じですね(笑)。こんなこと書いたりしていると罰が当たりそうですが、お賽銭が置かれているのが健気でいいですね。いいものを見ました。 その隣にいろんな仏さんが座ったり、立ったりしておられます。いい感じですね。こういう感じも好きです。境内には新しいものが多い感じですが、この仏さんたちは、なかなか渋いです。 大仏さんのお膝のあたりに座っておられるのは「賓頭盧(びんずる)」さん、お釈迦さんのお弟子の一人ですね。まあ、新しいビンズルさんです。 で、境内から入り口あたりを振り返ると門を入ってすぐのところにありました。油掛け地蔵さんの祠です。 覗き込むと、食用油の匂いが漂っていて、奥に真っ黒(?)なお地蔵さんがたっておられました。 チョット、そばまで行ってお写真を撮らせていただきましたが、なかなかの迫力でした。油は、煮え油ではなくてお立ちになっている池に溜まっていました。 なんで、油をかけるのでしょうねえ。まじめに不思議に思いました。面白いお寺を見つけました。今日はこれで失礼して、また歩いて来ようと思いました。ボタン押してね!
2022.07.23
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「真夏の海」徘徊日記 2022年7月20日 松江の海岸から林崎港あたり 市民図書館にやって来たついでに、ちょっと西に向けて愛車のスーパーカブ号で、一走りしました。JRなら西明石の南くらいでしょうか、ここ松江海岸までやって来るのは初めてです。 真夏の海ですが人はほとんどいません。広い砂浜には海藻が打ち上げられているのですが、さほど海くさいわけでもありません。写真を見ると雲がかかっていますが、実感では、まあ、カンカン照りです。 水上ジェットというのかバイクというのか、呼び方はよく知りませんが、一台とまっていて、おじさんとおばさんアベックが近くの砂浜で寝転んでスマホをいじっていらっしゃいました。遊び疲れですかね。寝転んでいるだけでも暑いんですけどね。 砂浜沿いに、丁度いい歩道(?)があって、知らないものですからこの道をスーパー・カブでここまでやってきたのですが、「バイク通行禁止」という路面の注意書きに気づいてここで急停止です。この道をもう少し西に向かって行きたかったのです。でも、まあ、あきらめて、右手の(北側の)車道に上がり、東に引き返しました。 で、たどり着いたのが林崎港です。 突堤の先の灯台にピント合わせて写真を撮りたいのですが、なかなかうまくいきません。前に来たときはあそこまで歩いて行ったのですが、今日はこちらからです。 海の向こうに見えるのはもちろん淡路島です。ここから見ると、間に海はありますが、すぐそこですね。 時間が時間、午後3時過ぎですから漁船はみんな帰ってきています。港で見かけたのは、岸壁からサビキの釣り糸を垂れているおじいさんだけで、誰もいません。 あたりを見回していると、日陰でごろごろしている住人ならぬ、住猫君がいました。不審そうにこっちを見ている様子です。周りにあるのは漁に使うウキでしょうかね。 チョット、アップでとカメラを向けるとそっぽ向いてしまいました。写っている影の様子でもお分かりでしょうが西日が差し始めていて、日陰と言えども、全身毛皮のその「服装(?)」では暑かろうと同情します。座っているコンクリートもホカホカしています。 猫君が見ている方を振り向いても、もちろん誰もいません。緑の屋根の向こうに写っている白い柱は明石大橋の支柱の鉄塔です。 ついでなので明石川の河口でも眺めてから帰ろうかと愛車にまたがってサヨウナラです。じゃあね。ボタン押してね!
2022.07.21
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「海神社の七福神」徘徊日記 2022年6月20日 JRの垂水駅のすぐ南の海神社には七福神の石像がならんでいます。えべっさん、大黒さん、福禄寿はん、毘沙門天くん、布袋さん、寿老人、弁天さんの七人ですが、どなたがどなたかという個人写真を撮り忘れたので、それは、また今度ということで、こちらが本殿です(笑)。 本殿の西側にお稲荷さんの赤い鳥居がならんでいますが、その左側に並んで立っていらっしゃいます。新しい石像ですが、愛嬌があってなかなか楽しい行列です。 海神社の石の鳥居です。神戸の、まあ、こういうこじんまりした神社の鳥居には、たいがいひび割れとかの修繕のあとがあります。19995年の震災の時には、長田区の方の小さな神社でしたが、二本の太柱が根っこで折れて倒れていた鳥居を見たことがありますが、鴨井というのでしょうか、上の横柱にひびが入ったりした鳥居はたくさんあったでしょうね。こうして、徘徊していてもよく見かけます。まあ、勝手な勘違いかもしれませんが、こういう歴史の痕というのが残っているのはいいですね。 この鳥居は国道2号線に面した南の正面にあります。もちろん正しくは「海」に面しているわけで、ここから南に海まで参道があります。で、この鳥居ですが、理由は知りませんが、鳥居の下は抜けられません。横道から出入りするようになっています。 で、鳥居の横には石柱です。まあ、表札のようなものなんでしょうね。 ちなみに、海から見るとこんな感じです。先程の石の鳥居の20メートルほど南にこの赤い大鳥居があります。で、神社に戻って石の鳥居を入ると狛犬君たちです。 紅い涎掛けの「阿」くんです。こじんまりしていてかわいいタイプです。 こちらが「吽」くんです。なんで涎掛けなのかはわかりませんが、あどけない顔をしていて面白いのですが、この一対は満身創痍というか、あちこち欠けているようで、ちょっと可哀そうです。 で、この狛犬君たちのそばにもう一対の狛犬君がいます。 こちらが「阿」くんで、吠え方がなかなか雄々しいのですが、子連れのようです。 こちらが「吽」くんですが、やはり子連れのようです。子供の方の輪郭が確かでないのでこれも思い込みかもしれませんが、子連れのペアです。両者子連れというのは珍しいと思いました。 御手水場には龍です。前足と、頭というか顔というかのバランスのギャップがすごいですが、水は吐いていませんでしたが、結構、大きな龍でした。神社の御手水場で龍を見かけるのは、ちょくちょくありますが、龍が水を吐くってなんか逸話があるんですかね? 竜吐水というのは、江戸時代の火消しの放水車がそう呼ばれていたと思いますが、そこから神社にやってきたのでしょうか? それから、御手水の竜の近くの植え込みに木彫の鷹(だったと思う?)が置いてありました。触るなと書いてあるので、ちょっと触ってみるとグラグラ動くようで、皆さんは触ってはいけません(笑)。いつも乗り降りする駅のすぐ近所なのですが、めったに来ません。昔、境内でお芝居をしているのを見たことがありますが、今の境内は貸駐車場のようです。まあ、そういうものでしょうね(笑)。ボタン押してね!
2022.06.20
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「海神社の藤!高くて目が届かない!」徘徊日記2022年4月22日垂水駅あたり JR垂水駅のプラットホームでぼんやり海の方を見ていると(ははは、実は見えませんが)、薄紫の雲のようなものが、海神社の木立の上の方に見えました。 海神社は駅のすぐ南にあって、こんな看板(?)が駅から見えます。で、そこに見えるのはこんな姿です。 お社は南、海の方を向いていますから、こちらからは後ろ姿です。タダの緑の木立の中のお社です。でも、紫の雲が気になりますよね。で、ちょっと駅から裏のほうに歩いてみるとこんな景色です。 木立の上に、紫の花房ですが、近寄って何とかすることが出来ません。 数メートル頭上の枝に、藤の蔓は這い登っているらしくて、そこで満開の花房というわけです。ちょっと境内に入ってみました。 赤い鳥居は、もちろん本殿ではありません。お稲荷さんですが、その上に覆いかぶさるようにして藤の花が咲いていました。 近寄って、アップしたいのですが、思うようにいきません。結局、境内からでも、ただ、見上げることができるばかりでした。 こういう時でしょうねえ、性能のいい一眼レフとかのカメラが欲しくなるのは(なりませんが(笑))。 まあ、それにしても立派な藤でした。全く気付かなかったのですが、ボンヤリ歩きをしていても、発見ということはあるものですね。ちょっと「フフフ。」でした。ボタン押してね!
2022.04.29
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「今日は厄神さんです!」徘徊日記 2022年1月19日「垂水の八幡さん」 今日は2022年の1月19日です。毎年、お正月の玄関飾りとかを片づけて、「さて、どうしよう?」と思うのですが、以前は団地で行われていた「とんど焼き」(「どんど」、「どんと」、どれがこの辺りの本とかわかりません)の行事が、いつのころからか行われなくなって、思いつくのが「厄神さん」のお祭りの時の垂水の八幡さんです。 昨日から三日間が「厄神さん」です。垂水には多井畑厄神という人気の厄神さんがありますが、人出を考えると、近づく気にはなりません。まあ、少し遠いということもあります。 で、八幡さんにやってきました。 境内に、火の窯があって、ここにお飾りをほりこみます。燃え上って焔が出ると嬉しいのはどうしてでしょうね。 ついでといったら叱られますが、本殿にもお参りしてきました。 まあ、時間が昼過ぎということもありましたが、好ましい人出でした。足元にはソーシャル・ディスタンスとかのシールが貼ってあります。ガラガラの大鈴は今年もありません。 後ろで待っていて、お参りの方々が、皆さん真剣にお祈りしていらっしゃるのを見て、ようやくまじめな気分になって、あらためて、手水を使い、お賽銭も上げてお参りしました。 新しいゆかいな仲間が生まれたり、中には厄年を迎える仲間もいたり、お参りすることはたくさんあるはずなのですが、無念無想でした(笑)。 いつもなら狛犬さんを撮るのですが、この日はちょっと気がせいていたこともあり、素通りで、幟だけ撮ってきました。 ちょっとピンボケですね(笑)。もう一枚はどうでしょう。 ピントはあっていますが、裏ですね。いやはや何ともな厄神さん詣ででした。まあ、とはいいながら、新コロ騒動も収まる気配を見せないこのごろです。家族はもちろんですが、読んでいただいている皆様も、できるなら息災でお過ごしになる1年になりますようにと、結構マジに考えるシマクマ君でした。ボタン押してね!
2022.01.19
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「こっちは辛夷の並木です。」 徘徊日記 2021年3月15日 本多聞あたり 垂水の街を北に歩いて、商大筋といいますが、昔、神戸商大のあった星陵台に上って行く道あたりから、第二神明と呼んでいる自動車道路の陸橋を越えるまでの新しい道筋の並木には「辛夷」の木が植わっています。10年ほど前に新しくできた道なのでまだ若い街路樹です。 この辺りから、もう少し北に歩くと、学が丘とか、本多聞という町名に変わって50年くらい前に開けた新興(?)住宅街ですが、この辺りにも辛夷の街路樹があります。 逆光で見にくい写真ですが、もう高木です。以前は通勤路だったので、毎日歩いていたのですが、辛夷の花が咲いているのに気づいた記憶がありません。不思議なことに、退職して初めて気づきました。 満開です。仕事をしていた頃に、「桜」以外は「松」も「鈴懸」も「楠」も見分けられない、まあ、関心がないだけなのですが、高校生に向かって「毎日歩いている道筋にいろいろあるでしょう。歩きながらどんな花が咲いているかとか、並木の緑にとまっている鳥や、集まっている虫がいるとか、気づかない暮しをしていませんか?」 なんて、きいた風なことを言っていましたが、当の本人が、そういう暮らしをしていたようです。 「辛夷」と「白木蓮」、「椿」と「サザンカ」の見分け、皆さんはつきますか?ぼくは、そんな見分けもつかない生活を60年以上していたことに、今になって気づいています。 でも、足が動く間に気付いたのは幸いです。腰を痛めた、少し若い友達が、腰が痛くて仰ぎ見ることが出来ないと便りをくれました。10年前なら笑っていたと思いますが、笑い事ではありません。仰ぎ見ることが出来ない生活は、やっぱり哀しいですね。 こうして、ウロウロ、ボーっと仰ぎ見ながら、へたくそな写真を撮って「これは何の花かなあ?」なんていう「おバカ」な初心者の悩みの日々を記録していきたいと思っています。 今日は、ぼくが知っている「辛夷」特集でした。ボタン押してね!
2021.03.18
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「舞子浜で夕日を見ました」 徘徊日記 2021年3月10日 舞子あたり 3月になったということもあって、電車に乗って出かけない日は歩いてウロウロ徘徊しています。 部屋から出てみると、梅とか雪柳とか椿とか、あれこれ咲いていて、目の前には黄色や白の水仙が盛りを迎えていたりします。 まあ、記録のためのようなものですが載せてみます。 丁度、西日が差し始める時間に動き始めているのが、なんとも横着ですが、さてどこに行こうという感じです。 3月で閉校になる小学校の通学路が目の前ですが、寒緋ざくらが満開でした。ゆかいな仲間たちが通った学校ですがなくなるのだそうです。 さてここから、とりあえず南に向かって降りていきましょう。山田川という川が舞子浜まで流れています。何の目的もありませんが、今日は川沿いに下ってみます。 おや、白鷺です。夕食をさがしているようです。 何か見つけたのでしょうかね。あっ、鴨もいます。 歩きはじめて30分くらいでしょうか。もうしばらく歩けば河口ですが、なんだかたくさんいますよ。 カップルもいますね。 ここから山陽電車の西舞子の地下道を通って、山陽電車とJRの線路と国道2号線を渡ります。踏切を渡る方法もありますが、今日は地下道です。 西舞子の海岸線に出ると明石大橋がこんなふうに見えます。手前が漁港で、橋は夕日に染まっています。 時間とかご覧のとおりです。春の夕日、3月の夕焼けです。右手に見える街並みが明石です。 同じ時刻の明石大橋です。赤く染まっています。大型の冷蔵車がキラキラ輝いて見えます。こう見ると巨大な橋ですね。もちろん橋の向こうは淡路島です。 しばらく夕日が沈むのを見ていました。 ロメールという監督の「緑の光線」という映画では、このシーンの後、「緑色」が浮かぶのですが、瀬戸内海の夕日では、そういう事は起きませんでした。ザンネン! というわけで、ここからはバスで帰ります。じゃあ、またね。ボタン押してね!
2021.03.16
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霧の明石海峡大橋 徘徊日記 2021年1月22日 舞子あたり なんだか映画のシーンみたいじゃないですか。午後3時過ぎだったのですが白黒写真みたいな明石海峡大橋。 ここにやってくるのは、いつもは歩くか、原付バイクなのですが、今日は市バスです。明石の市民図書館に行く途中、JR舞子駅前で風景に見惚れて写真を撮りました。上の写真は、国道2号線の歩道橋の向こうから撮ってますね。 明石では、市民図書館のあるパピオスあかしというビルの二階で、小惑星探査宇宙船「はやぶさ」を展示していました。 「前から」 「後ろから」 「横から」 入場料はとっていませんが、一応、会場内で仕切ってあります。体温検査もありました。人はあまりいません。 チラシがこれです。 ぼくは、50年前の天文少年で、アポロ11号に興奮した口ですが、高校1年の年に開かれた70年の大阪万博には行かなかった「へんこつもの」(偏屈者が正しいか?)だったので、宇宙船とか見るのは、生まれて初めてでした。 ちょっと興奮しましたが、これって、本物なのでしょうかね。ボタン押してね!
2021.01.26
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「垂水の八幡さん」徘徊日記 2021年1月20日 垂水あたり 1月20日の午後、垂水の八幡さんにお参りしました。我が家ではJR垂水駅の南にある「海神社」に対して、こっちは「八幡さん」と呼んでいますが、正式には「瑞ケ丘八幡宮」というそうで、1月20日は厄除け祭りの最終日です。 このあたりで「厄神さん」と言えば「多井畑の厄神さん」ということになるのですが、コロナでなくても、そんな人出のすごいところに行ったことがありません。 ぼくは気付きもしなかったのですが、お正月の玄関飾りとか、団地での「とんど焼き」がなくなってしまってから、チッチキ夫人はこの神社の厄神さんのときに持参して焼いてもらっていたようで、今日はお飾りを持参して同伴参詣でした。 自宅から潮見台から千鳥が丘を経由して歩いて行ったのですが、丁度な「お散歩」でした。 千鳥が丘から垂水の海ですが、撮った写真がみんなピンボケで、丘の上の感じが全くしないこの一枚が残りました。 ここから南に坂を下れば神社の東に出て、最初の写真の光景になります。お祭りの幟は出ていますが、最終日とはいえ、「人っ子一人」しか映らない写真になりました。 正面まで行けば、こういう感じで、まあ、それにしても人はいませんね。屋台の空揚げ屋さんがたこ焼き屋さんに言っていました。「久しぶりに、一つ売れたで。かなわんなあ。」「そりゃ、よかったなあ。くたびれもうけやで。」耳に入ってきて、笑いそうでしたが、笑うのもちょっとかわいそうな会話でした。 境内に入ると火が燃えています。消防団のオジサンたちも手持無沙汰な様子で、火の番をしていました。手水場は蓋がされていて、手だけ清める水が流れていましたが、この神社には二対の狛犬がいて、それが結構好きなので、写真に撮りました。 「阿!」 「吽!」 「阿!」 「吽!」 ね、なかなかいいでしょ。 皆さん、ソーシャル・スタンスを守ってお参りしておられました。ええ、もちろんぼくもお参りしましたよ。 「どうか、一日も早くコロナ騒動がおさまりますように。」 厄神さんも、この「ことば」たくさんお聞きになったでしょうね。まあ、神頼みではうまくいきそうもないのですが。 ボタン押してね!
2021.01.24
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「今年も暮れてゆくわが街です。」 徘徊日記 2020年 12月31日 垂水、明石あたり 垂水の星陵台にあるアグロ・ガーデンの屋上から西を見ました。右手の給水塔のあたりの向こうが自宅です。 風は本格的に北風で雲が面白いように南に流れていきます。高速道路はとても空いていて、大晦日の様子はありませんが街は、案外にぎわっていました。 こちらは明石の「魚の棚」の年の瀬です。例年の人出はありませんが大漁旗がうれしいですね。普通なら、焼き鯛や鰤の刺身を買う所でしょうが、ぼくはハマグリと鯵を買いました。 魚の棚のすぐ近所、明石銀座にあって、いつも立ち寄る「朝霧堂」さんも、暮れの、30日、31日は本格的なお餅屋さんで、お店の前は行列でした。町の人が注文していた、お正月のお餅を次々と買い求めておられる様子はいいものですね。 とりあえず餡入りのお餅を1パック購入して、31日の夜、「焼き餅ち」でいただきましたが、まごう方なき「お餅」でした。 お店の邪魔にならないように、おおぜいの人が映らないように写真を撮ったのですが、雰囲気も全く撮れていないので、ガッカリです。 まあ、しようがないですね。この写真で2020年も撮りおさめ、徘徊おさめです。 皆さま、2021年もよろしくお願いいたします。ボタン押してね!
2020.12.31
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「夏の終わりの夾竹桃」徘徊日記 2020年 9月上旬 明石の図書館まで原付バイクで出かけた帰り道に時々通りかかる、自動車は通れない通りがあります。その小さな通りに面した庭先で、8月の半ば頃から「夾竹桃」の花が満開になってきました。 よそさまのお屋敷なのですが、バイクを止めてカメラを構えてみると、玄関に「売り家」の看板が出ていました。庭先を覗き込んでみると雨戸も傷んでいます。雨どいが外れていて、人の気配はありません。 住んでいた人がいなくなった庭先で咲き誇っている花の様子が、何となく哀れで、通りかかるたびにバイクを止めて見あげた2020年の夏でした。追記2021年7月27日 同じところを通りかかって、はっとしました。「更地」になっていました。もちろん夾竹桃の木もなくなっていて、当たり前のことですが「ちょっと今年は蕾から」などと考えていた目論見は水の泡です。 さすがに「更地」になっている他人様の土地の写真を撮る元気にはなれませんでした。ぼくが住んでいるところもそうですが、明舞と呼ばれている地域のはずれです。80年ほど前には農地か山林だったのでしょう、戦後の開発で宅地になって、そこを購入した夫婦がいて、庭に芝をうえて、生垣として夾竹桃とかツツジとかうえて、で、子どもを育てたんでしょうか。子供たちはみんなよその土地に暮らすようになって、空き家になった実家が処分されて、毎年、夏の終わりには花盛りを迎えるはずの夾竹桃も切られたのでしょう。 バイクを止めて、そんな妄想に浸ってしまいました。「時」はたつのですね。 ボタン押してね!
2020.09.22
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「初夏の明石大橋」徘徊日記2020年5月11日 舞子あたり 初夏の夕暮れ時、明石海峡大橋のたもとです。少年たちがサッカーボールで遊んでいました。きっと高校生ですね。写っていませんがバレーボールの女の子たちもいます。 あちらこちらでクラブ活動もどきの集まりをしているようです。他にすることはないですからね。 ドーナツみたいなのは、彫刻なのですが、その隣の白い服装の人はおばあさんでした。 こうしてみているとなんでもないのですが、ぼくが見ている間微動だにしないので、ちょっと近づいてみましたが、やっぱり微動だにしませんでした。ぼくは人形かなにかかと思ったのですが、人でした。 じっと、うなだれて座っていました。 橋の下に来ました。ここから少しづつアングルをかえてみますね。 向うまで写るように撮っていますが、約4キロです。夕陽で海から光が照りかえしています。夕映えっていうのでしょうか。これから夏にかけて美しくなります。 ここで真下です。「2001年宇宙の旅」みたいですね。まあ、トンボのかなにか、昆虫のおなかという感じもしますが。足がないのでムカデとは違いますね。 すぐそこに手すりのついた通路が見えますが、あのあたりに展望台がある筈です。行こう行こうと思っていて、一度も行ったことはありません。 真ん中には歩道が通っていて、淡路の向こう岸まで歩けるらしいですね。よくは知りませんが、一年に何回か歩いて渡るイベントがあるらしいです。まあ、途中トイレはないそうですがね。 西側からのアングルです。西日が当たって輝いていますね。ここからの夕焼けは一年中美しいですが、ぼくのおもちゃのようなデジカメは上手に撮ってくれません。まあ、扱い方を知らないだけなのかもしれませんがね。 橋の少し西の岸壁に「舞子砲台跡地」という遺跡があります。幕末でしょうね、この海峡を通行する「黒船」をターゲットにした明石藩の砲台跡らしいです。 今はこんな大砲が置いてあります。 座って、海を見ながら一服していると面白いショウが始まりました。上の写真に写っている海に面した遊歩道に4人の少年が現れました。 先頭の一人が、やおら服を脱ぎ捨ててトランクスになり始めました。一人は逃げ出して、一人はTシャツを着たままでしたが、ジャンケンをして順番に海に飛び込んでいきました。水から顔を出すと寒いと騒いでいました。 そりゃあ寒いでしょう。それにしても痛快でしたね。 何となく遠慮して写真を撮りそびれてしまいましたが、ホント、残念なことでした。 もう、夏なのですね。なんだ、かんだ、面白いことに巡り合います。じゃあ、もう少し歩いて家に帰ります。ボタン押してね!
2020.05.16
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「五色塚古墳から舞子浜」 徘徊日記 2020年5月11日 舞子あたり 自宅を出て、ずーっと南に向かって歩くと第二神明道路の高丸インターを横目で見て、星陵台到着です。そこから丘の上の街をずーっと南に歩き続けると霞ヶ丘七丁目の坂の上に出ます。 海の手前に見えるのが五色塚古墳です。最近、電柱の住所看板を撮るのが趣味になりつつありますのでのせます。 偶然、船が通りかかりました。海の向こうは淡路島です。少しカメラを右にふれば、すごそこに明石大橋が写りますが、撮りわすれました。 今日はここからまっすぐ南に下ります。 丘の上から降りてきたら「山」だったりします(笑)。誰も疑問に思いません。古墳がある場所は「五色山」という地名ですが、すぐそこが海です。結構、高級住宅地だったりもします。 本日の目標地点「五色塚古墳」到着です。 一応、市営の公園になっているので新コロちゃん騒ぎで、今のところ入園禁止です。柵の高さは50センチくらいですから、いつもは跨いで入りますが、まわりを見廻すと、小学生ぐらいの子供たちが道路で遊んでいるので、ぼくも古墳の周りを廻ってみることにします。 右端に明石大橋の橋脚がちょっとだけ見えますね。橋と重ねて撮るとこうなります。緑は芝生で上はこぶし大の石ころです。何処から出でも登れますが、一応入り口と階段が反対側にあります。 南側から見上げた構図です。結構デカイです。前方後円墳の四角いほうが突き出した南側の先端が、実際は山陽電車の線路ですが、その昔は海だったと思います。 ここから山陽電車の線路に沿って西に行くと「霞ヶ丘」の駅です。名前を聞くと大きな駅に聞こえますが、小さな駅です。向うに橋に向かう高速道路が写っています。 駅の手前の踏切から撮りましたが、目の前の線路沿いに面白い看板がありました。 これって、誰に向かって「止まるな!」 と禁止しているのでしょうね。電車の運転手でしょうか。いったい、どういうシチュエーションでの禁止なのでしょうね。思わず考え込んでしまったぼくは、本日、歩き始めて、始めてタバコをくわえてしまいましたね。 で、もう少し南に歩けば海です。おっと、飛行機ですね。思わず「止まるな!」 と叫んでしまいました。(ウソですけど。) この辺りは神戸空港発着の飛行機が低く飛ぶ地点なので面白いです。これは止まらない方の飛行機です。何処に行くんでしょうね。 着きました。舞子浜の移情閣、六角堂です。八角だけど六角堂なのが面白いですが、八角堂ともいうそうです。 そろそろ夕暮れ時なのですが、日射しは暑いくらいですね。カメラを左にふると、実は大変な人出です。本日は月曜日なのですが、大人も子供も休日の雰囲気です。 垂水警察署のあるあたり、本多聞と言う地域の自宅からは、大きく分けて星陵台経由コースと舞子坂経由コースの二通りがりますが、星陵台経由の方が面白いですね。 もう少しうろうろしますがとりあえずこれで終ります。じゃあね。追記2023・94・19 2019年から始めたこのブログの記事もあれこれたくさんになりました。少しずつ整理・整頓しようといじっています。徘徊の記録は、みんな徘徊日記という題にまとめてみようという目論見も、その一つです。ついでに誤字とか、変な文章とかの修繕もやっていると思いで巡りのような時間になります。まあ、暇人の遊びですね(笑)。ボタン押してね!
2020.05.15
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「山電 西舞子駅」 徘徊日記 2020年4月28日 舞子あたり 「大歳山」遺跡から南に歩きました。西舞子という町名ですが、もともとの舞子の町だと思います。 そのまま南に突き当たるとJRと山陽電車の線路に突き当たります。ここに駅があるのは山陽電車だけで、駅名は西舞子駅です。今日は、ここから山陽明石駅まで電車で移動します。山陽電車に乗りたかっただけなのですが、歩いて20分くらいの距離の間に大蔵谷駅、人丸前駅と二つも駅があります。 プラットホームに上がりましたが、次の下りの普通迄時間はタップリあります。あたりを見廻すと、派手に目立っていたのはどこの駅にもありますが、ホームの非常通報ボタンです。 実はこの駅は、多分ですが、「無人駅」です。ぼくが、今、このボタンを押すと誰が何処からやってくるのでしょうね。考えているとドキドキして、つい写真を撮ってしまいました。もちろんボタンは押していません。 おっと電車が来ました。JRの上り京都行の普通電車です。駅の、向こうはJRの線路なんです。今度は山陽電車ですが下りの特急姫路行ですね。 止まっているように見えていますが、もちろんこの駅は通過です。おお、今度は上りの普通到着です。 これが、山陽電車の普通新開地行ですが、行く先が逆ですね。おっと、今度はJRの快速です。向うのホームからだと手が届きそうですが、別の会社です。 もう、20分近く、こうやって遊んでいますが、乗れる電車はなかなか来ませんね。こんなところで、ラメラを振り回して、こんなことをしているのを知ってる人が見たらどう思うのでしょうね。まあ、ブログとやらで公開するわけですから、結局、見られるわけですが。 ああ、やっときました。山陽電車の下り普通姫路行です。 乗り込みました。お客さんは一両に二人でした。マスクをつける不安も必要もない様子です。 長閑なものです。いつ乗っても空いてはいるのですが、まあ、これほどに空いているのはやはり珍しい。とりあえず5分ほどで明石駅に到着ですが、車窓からはこんな風景です。 明石大橋が目の前に見えます。(へへへ、この写真、山陽電車の車窓ではないと見破れた人はいますか?答えは追記に書いています。) さっき座っていた人もここで下車しましたから、少なくとも、先ほどの車両は、ただ今乗客ゼロです。うーん、山陽電車、大丈夫なのでしょうか? さて、ここから少し海辺を歩きますね。じゃあ、サヨナラ。追記2020・05・03「大歳山徘徊」はここをクリックしてみてください。 実は、山陽電車での徘徊の二日後にJRで同じところを通りました。写真で撮った電車に乗ったわけです。JRから撮る舞子の海の写真には山陽電車の高架線が写ります。お分かりですね、電車のパンタグラフが電気を撮るあれです。写っているでしょ。 ちなみにJRからの山陽電車の「西舞子駅」はこう見えます。 もう一つ、ついで、この日のJRの車内の様子です。 お客さんがいないのは山陽電車の営業努力不足のせいではなそうです。JRの車内もこの通りです。だいたい、シマクマ君が、いかに傍若無人の恥知らずだとしても、電車の車内のような場所でパチリ、パチリと写真が撮れるということがそうあるわけではありませんよね。 そういえば、もう一ケ月、垂水から東に行ったことがありません。うーん、えらいことですね。ボタン押してね!
2020.05.04
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「明石城の藤の花」徘徊日記2020年4月30日 いよいよ4月も終わる日です。一ケ月、まるまるエイプリル・フールのような日々が続きましたが、今日は明石城にやって来ました。 JRの明石駅を北に出ます。そこがお城のお濠です。お濠にそって西に歩けば大手門ですが、東に歩いて文化博物館の隣のエレベーターに乗りました。乗って見たかったんですね。多分、自転車でも乗れるはずです。昔、高校生の友達に聞いたことがあったんです。そこから西に歩いて城の内に入ります。 お城で石垣です。ここから迷路のように県立図書館目指して進みます。 おや、ノラ君です。中々な目つきですね。ちょっと、逃げだそうと構えたようですが、こっちを見ています。 写真を撮ってもビビりません。よしよし、ノラ君の前を通って右に行くと図書館です。 もちろん閉館中です。県立の図書館ですが、ぼくは県立の建物にいいイメージを持ったことがありません。ここも何となく避けてきた図書館です。まあ、不便なんですよね、少し。 ロビーの前の回廊で床に座った老人が本を読んでいます。日ざかりのベンチでは老婆がスマホを覗いていました。置物ではありませんよ。 建物の正面ではハナミズキが満開です。 少しズーム・アップしてみますね。 隣りに、もう一本、色違いですね。 桜とは違う、すずしさのようなものがありますね。ボクはサクラが散るとこの花を探してしまいます。初夏の花なんでしょうか。 それにしても、人気のない図書館に二人の老人、いや、三人の老人です。読書とスマホとカメラです。 図書館の前の木立にこんな石碑がありました。 明石の空襲の慰霊碑です。1945年のことです。 ぼくの母親は、この当時、生野の女学校の生徒だったそうです。17歳だったはずです。明石の西の土山というところに学徒動員で来て働いていたそうですが、神戸や明石が空襲で燃えて、空が真っ赤になるのを夜中に何度も見たという話と、新開地の聚楽館という映画館で映画を見たことがあるという話を、亡くなる前の夜、病室に付き添うと繰り返ししていました。 この石碑にある7月7日の夜も同級生と互いの手を握り合いながら赤く焼ける東の空を見ていたのでしょうか。 しばらく、立ち止まってお茶を飲んで振り返ると、図書館の壁一面の藤でした。 桜が終わると探し始める、もう一つの花が藤ですね。ボンヤリ佇んでしまう光景です。死者たちの 時間藤房 揺るるのみ 奥坂まや藤房の 揺れる長さの 違ふ風 稲畑汀子公卿若し 藤に蹴鞠を そらしける 橋本多佳子 今日は県立図書館の駐車場あたりで、旧友と再会です。人のあまりいないお城のベンチでお茶でもしましょうというわけです。そろそろ約束の時間です。それでは残りの明石城は次回ということで。ボタン押してね!
2020.05.03
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「千鳥が丘」から「八幡神社」徘徊日記2020年4月22日 垂水あたり 自宅からJRの駅もある垂水に行く道は学が丘から星陵台に上がり、そこが、今はありませんが県立の神戸商科大学があった丘ですが、そこから垂水駅に通っている商大筋を下っていくというのが普通です。 今日のシマクマ君は別の風景が見たかったんですね。で、「垂水ゴルフ場」沿いに少し東にむかって歩いて潮見が丘までやって来ました。 ここから第二神明道路の陸橋を渡ると千鳥が丘です。 ここも高台の頂上近くですが、すぐ南に小学校があります。 普段なら、まだ子供たちがいる時間ですが、もちろん人の気配はありません。門柱の上で八重のサクラがさみしく満開でした。庭にはパンジーやチューリップも咲いています。 ここを少し南に行くと、15年前には、昔の長屋風で平屋の市営住宅が並んでいたのですが、今は高層の市住と県住、真新しい戸建ての住宅街になっています。 その先に「高丸くが公園」という新しい公園が出来ていて、花壇には花がいっぱい咲いていて、子どもたちもたくさん遊んでいます。 そのうえ、見晴らし抜群です。これを見るために今日は徘徊してきました。最初の写真の海に浮かぶ赤い船。こっちは、須磨の鉢伏山の展望台です。両方ともピンボケなのが、残念ですね。トホホ・・・・ 近くには、取り壊されるらしい、三菱重工の無人社員寮もあります。この辺りは三菱の領土だったのでしょうか。 ここから一気に下りの坂道です。 奥の木立は八幡神社の森です。歩いて降りる途中にすれ違った女性は自転車で登ってゆきました。 ね、すごいでしょ。いやはや、いかに電動自転車とはいえ、この坂はちょっと、と思いましたが登ってゆきました。えらいもんです。 ぼくは、ここから神社の横の坂道も下って、「八幡さん」到着です。誰もいないのがよろしいですね。でも狛犬さんは頑張っていました。 こっちが「あっ」ですね。 こっちが「うん」ですね。 もう一対座っていはりましたが、写真が一枚ピンボケなのでまたの機会にということで。ここから「八幡通り」を下って、垂水の商店街に到着です。 スミマセン。写っている歩いている人は、知らない人です。道端にこんな花が咲いていました。 名前がわかりません。藤のような雰囲気ですが、ツルではないようなのです。 この花壇の四つ辻を垂水の商店街へ右折です。「垂水に流泉書房さんがお店だしてはるよ、商店街の東の入口のところ。」 家を出がけにチッチキ夫人が一声かけてくれました。 ここが本日の最終目的地でした。「流泉書房」さんです。 垂水に最近出来ていた「街の本屋さん」の偵察です。「ほんまに」(くとうてん)というタウン誌に載っていました。「くとうてん」というのは神戸の小さな出版社です。店内はこじんまりとした配架で、そんな日本はありません。が、思いのほか気に入ってしまいました。並んでいる本に、ちょっと気持ちがこもっているんです。 思わず、新刊と旧刊の文庫本を、それぞれ一冊づつ買ってしまいました。 えっ?何を買ったかって? それは、今は秘密です。5月の第1週に「7days7Bookcover」というフェイスブックの企画で投稿するネタですからね。お楽しみに。ボタン押してね!
2020.05.01
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「大歳山遺跡」徘徊日記 2020年4月28日 舞子坂あたり お天気に誘われて、ちょっと徘徊。団地から、大通りを避けて南に歩くと第二神明道路にぶつかります。神戸から姫路に向かう自動車道路ですが、その地下道を南に抜けるのが最近のコースです。 いつもは原付シマクマ号で通ります。今日は歩きです。このトンネルを出ると清水ヶ丘という、坂の底のような谷間の住宅街なのに「丘」とついている町に出ます。東西に歩いても南北に歩いても坂道です。 この小さな坂の突き当りに見える山のふもとを西、つまり、写真の右に向かって歩くと下り坂で、舞子坂という通りに出ます。 舞子坂の3丁目くらいです。正面、南に明石大橋が大きく見えていますが、普段は気付きません。橋は風景に溶け込んでいて写真に撮ってみた時に、ああ、ここからはこう見えるんだと驚きます。ここから橋の起点のJR舞子駅までは1キロくらいです。 この地点で西に道を渡れば「大歳山遺跡」公園です。 見えてきました(さっきからずっと見えていますが)、このマンションが目印です。この建物の左の奥が公園です。この建物は、我が家の「愉快な仲間」たちには懐かしいかもしれません。オジーちゃんが住んでいたことがあります。 着きました。今回は写真をくどくど撮って、大変な道のりのようですが、歩き始めて30分くらいです。階段を上がれば一面芝生、200メートル四方くらいの緑地です。緑地全体が前方後円墳の上に載っているようです。 看板があります。すぐ西側を山田川が流れていますが、その川の河口のそばの丘だったようです。 明石原人の棲家だったそうです。今は海まで1キロくらいありますが、すぐそこまで海だったんでしょうね。この角度から撮ると橋がすぐそこです。 竪穴住居の向こうに明石大橋が見えますか。目をあげるとこんな感じです。 海の向こうは淡路島です。舞子の街並みが一望ですが、そんなに大きな町ではありません。でも、明石原人の昔からというのはよくわかりませんが、弥生時代には確実に人が集まって暮らしていた町なんですよね。まあ、2000年の昔からと考えるとこの風景も感慨深いですね。 公園の南のヘリまで行って橋を撮ってみます。あれこれ撮りましたがこれで見ると橋の大きさがわかります。 橋の上の、小さな小箱に見えるのがトラックですから、やはり巨大なものですね。振り向いて公園を見ると、よちよち歩きのおチビさんとお母さんがニ三人、シャボン玉を飛ばししています。我が家の「ゆかいな仲間たち」もあんな風に遊んだ場所です。 ベンチに座っている男性が一人、女性の二人連れくらいです。ここなら、誰とも「濃厚接触」する恐れはありません。 おや、後円墳の上、すこし小高くなっている芝生に男性が一人座っています。膝の上に何かいますよ。 「フッ、フクロウ!?」 どうやらフクロウの日向ぼっこのようですね。驚きました。不思議な光景です。これがあるから「徘徊」は続けられるんですよね。 さて、もう少し南に歩くことにしましょう。ボタン押してね!
2020.04.30
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「舞子墓苑」 徘徊日記 2020年4月18日 舞子坂あたり 舞子墓苑の北側のふもとが清水ヶ丘という住宅地です。山陽バスの車庫とかもあります。自宅からは南に見える阪神高速の海側にあたります。歩いて10分程です。清水ヶ丘の坂を東に登ると墓苑の入り口があって、大きな木が生えていました。 清水ヶ丘のマンション群の南側にある山沿いの道を歩いてここに着きました。新緑の楠です。木立の奥を右側に登れば「舞子墓苑」の丘に出るはずですが、「墓苑」の入り口だと思った道は行き止まりでした。しようがないので、マンションと宅地の間のカギのかかっている路地を無断で通行して、バス道に戻りました。叱られそうなので写真は撮りません。 もう少し東に登って墓地に入りました。ようやく丘の上に出る道を見つけました。新緑です。もちろん誰もいません。 しばらく歩くと山桜です。杉とか椚とかの、新緑の中にポツンポツンと桜の木があって、八分咲きくらいです。 「敷島の大和心を人とはば…」なんていう和歌がありましたが、今はお昼過ぎだし、あんまり好きでないので、省略しますが、杉木立の中の山桜は、なかなかいいものです。 大した坂道ではないのですが、息が切れて、お茶を一口飲んで、写真をパチリ、パチリ。 丘の上に出てきました。明石の大橋が向こうに見えます。手前は石塔ですが、写真に撮るのもどうかと思って、橋がもう少し見えるところまで歩きます。 おや、躑躅が満開です。 花が密集して咲いていて、中々ですが、株が少し小さいですね。 これは近くにあった別の株です。花の色が少し違います。 墓苑を東西に横切っている車道の並木です。車道は東に行くと星ヶ丘、星陵台。西に行くと舞子坂かな。でも、ほとんど通行はありません。並木は貝塚伊吹ですが、風が強いい丘の上なので北向きにひしゃげています。海からの風ですね。写真ではよくわかりませんが、面白いので撮りました。 ホラ、ようやく全景が見えました。明石大橋ですね。海も見えます。林の向こう、橋のたもとに見えるのはJRの舞子駅あたりの高層マンションですね。近そうですが、2キロくらいあります。 手前の白いのは、墓苑の桜です。染井吉野だと思います。 ここまで、約40分。汗ばんでいい気分です。なにしろ人がいません。もう少し夕方になると散歩の人が出てきそうですが、この時間、午後3時くらいは爽快です。 みなさん、密集を避けた散歩はお墓がいいかもしれませんね。うーん、ヤッパリ変か?ボタン押してね!
2020.04.28
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「朝霧堂本舗」 徘徊日記 2020年4月25日 明石銀座あたり 明石の「魚の棚」を東に出ると「明石銀座通り」というアーケードの商店街ですが、それを南に少し歩くと「朝霧堂本舗」というお餅屋さんがあります。店構えは「お菓子屋」さんですが、季節の「餅菓子」が我が家のお気に入りです。 今は「イチゴ大福」が終わりかけで、「柏餅」が始まったところですね。お店の前の平台に、「二つ入り」とか「三つ入り」とかプラスチックのパックに入れて、何の飾り気もなく並べられている風情がぼくは好きです。 今日は「イチゴ大福」三つ入り、「柏餅」三つ入り、両方とも出来たてでした。 これが「イチゴ大福」です。お餅に苺が入っているんですこのイチゴ大福は。そこがチッチキ夫人の心と味覚を奪ってしまいました。 なぜ三つ入りを買うのかというとね、一つ食べると、次!なんだそうです。半分に切ったのは写真のためなのですが、この半分と一つは、当然、彼女の胃袋に収まったというわけです。 これが「柏餅」です。こっちも、しっかりお餅です。小ぶりですが食べでがあります。あと口がさっぱりしているのは、餡の甘さとお餅のバランスのよさでしょうか。ぼくは草餅が好きなので、この草餅はぼくが食べました。 忘れていました。「朝霧堂」といえば、我が家ではまず「蒸しパン」なのでした。冬の間は黒砂糖で味付けされているようで、茶色いパンなのですが、夏にさしかかると白い蒸しパンになります。今日は今年になって、初めて、白い蒸しパンでした。 これが、「蒸しパン」です。上に載っているのは餡に焚いた小豆ですね。この写真では、パンも小豆も見た目は小さいですが、これでショートケーキの大きさです。 朝霧堂では、このパンが人気です。明石には図書館に行くのが定期的な用事ですが、出かけるのが4時過ぎになるのです。すると売り切れてますね。 図書館が閉まってしまったので、朝霧堂に行くのが用事になってしまいました。で、お店に着くのがお昼過ぎです。すると、出来たてに出会えるというわけです。 明石には「魚の棚」という、もう一つの目的もあるのですが、「魚の棚」では「男」のぼくは、並んでいる魚を見ていて、何を買っていいのかわからなくなって、ウロウロ、オロオロして、お店の人にまで迷惑をかけてしまうんですね。 「こんなにアジを買っても困るんじゃないか?」とか。 「ああ、あの鯛の子食べたい。」とか。 「エエーこの魚どうやって食べるの。」とか。 まあ、そうは言いながら、チッチキ夫人に褒められたい一心で、イヤイヤ、ホントは買い物がうれしくて、ウロウロしているんですがね。 もっとも、今日は「朝霧堂」で大漁で、お魚はなしでした。 ボタン押してね!
2020.04.26
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「新コロちゃんの町!(その1)」 徘徊日記 2020年3月31日 海神社あたり 信心のかけらもないゴジラ老人シマクマ君、一体、どこの神社に参詣しているのかと訝しむ方もいっらしゃると思いますが、JR垂水駅のプラットホームからすぐ南に見える海神社の桜がよかったんです。 アップするとこんな感じ。 全景はこんな感じ。 インスタントのデジタルカメラを持って、プラットホームをうろうろする徘徊老人は危険ですね。十分自覚しています。 JR垂水駅はシマクマ君の徘徊の始発駅です。サクラの花にそれほど思い入れがあるわけではありませんが、日射しもよくていい気持ちですね。思わず写真を撮りたくなります。 電車も来ました。ちょっと三宮に出かけます。続きは「新コロちゃんの町!(その2)」でどうぞ。ボタン押してね!
2020.04.01
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徘徊日記 2020年徘徊はじめ 初詣(2) 「多聞寺」 「多聞六神社」(ここをクリックしてください)から歩いてて2分くらいです。舞子の本多聞といえば、こっちの方が有名なんでしょうかね。「多聞寺」です。菖蒲だかカキツバタだかの季節には、行けに花が咲いて、見物の人も多いのですが、ぼくはこの仁王さんだけが好きです。 もう一人立っておられます。 由緒も仏師の名前も知りませんが、ちょっとマンガ的で、なかなか、イイお顔だと思うんですが、ぼくがウロウロし始める時間には、なぜかお寺の門が閉まっていて、今日は久しぶりの御対面です。「こらーっ、くらわしたろか!」 一年に一度くらいは、そんなふうに叱られるのも悪くないんじゃないでしょうか。多聞寺の門を出て少し歩くと山田川です。川に沿って歩いていて、「うん?なんだ?」 ツガイというのでしょうか?二羽のカモが川の中をすいすい。ウロウロ。 「おやおや、仲良し二人組ですか?」 山田川というのは、何の変哲もない小さな川ですが、この辺りが明石郡山田村と呼ばれていたころからの名前でしょうね。 これは面白いと、カメラを構えるのですがピントはイマイチですね。鴨たちも下流にに向かって泳いでゆきました。 「アーア、いっちゃった。」そう思いながら上流を見ると、「ええー、よーけおるやん。」 さっきの二羽は、この仲間だったんですね。十羽をこえる鴨の群れが遊泳していました。川の護岸の壁の上から写真を取ろうとするのですがうまくいきませんね。 しかし、まあ、お正月の朝の風景としてはなかなか愉快ですね。「おっ、編隊を組んで進軍始めたやん。」 「先頭が、ヤッパ、隊長さんかな?」ボタン押してね!
2020.01.04
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徘徊日記 2020年 徘徊はじめ 初詣 「多聞六神社」 ここ、数年、初詣などという殊勝な心持を忘れていましたが、今年は一月一日の午前中に出かけました。 自宅から一番近く、歩いて十分ほどのところに「多聞六神社」というお宮さんがあります。普通は六神社と呼ばれていると思いますが、西舞子にも同じ六体の神さんを祭った、舞子六神社という神社があるので、地域の名前を付けて「舞子六神社」と書きました。二つの神社に、何かつながりがあるのかどうか、ぼくは知りません。 で、日ごろあまり参詣とかの人を見かけない鄙びた神社なので、お参りと相成りましたが、いやいや、なかなか、予想に反して、結構な人出でした。 ちょっとした石段を上ると、皆さん行列を作っていらっしゃったのにちょっと驚きましたが、もちろん、生田神社や湊川神社の人出とは、全く違います。のんびりしたものです。 25年前の震災で、お社が全壊して、石の鳥居が折れたと思いますが、それまで社殿の前に座っていた狛犬が、再建の経緯を書いた看板の前に座っていました。 こうして、座っている姿は、なかなか愛嬌があっていいですね。その隣には、折れた鳥居の柱が、石碑になっていました。 あの時、神社の石の鳥居の柱が折れている様子を、西代あたりの神社でも目にしましたが、ビルも電柱も倒壊してはいましたが、石の柱が折れていたのを見たのは忘れられない記憶ですね。 しみじみ時が立つのを感じながら、石段を下りました。ああ、お賽銭は十円ですね。 このあと、ちょっと「多聞寺」(ここをクリック)に寄ってみました。ボタン押してね!
2020.01.03
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「絶景かな!絶景かな?」 徘徊日記 2018年10月26日 となり街 舞多聞あたり 神戸市の西の端ですが、垂水の街を山手に上ると、高丸、星陵台、舞子墓苑とあって、その北側を阪神高速が走っていて、垂水ゴルフ場、舞子ゴルフ場、神陵台の丘に囲まれた盆地状の地域の真ん中に多聞寺というお寺があります。 地域の西の端にそって山田川という、まあ、何の変哲もない川が南に向かって流れています。川といっても、ここ数年は、小川ふうのせせらぎになってきましたが、それ以前は子供の遊び場にもならない、生活排水で汚れた溝川でした。 10年ほど前でしょうか、いわゆるバブル崩壊の直後ころから、この地域の、一番北側にあった舞子ゴルフ場の跡地が宅地化され、「舞多聞」という新しい町が生まれました。 今まで、ゴルフ場で、中に入れるのはボールを転がす人たちだけだったわけですから、ゴルフなんてしたことのないゴジラ老人には、近場ながら、よく知らない、新しい見学エリアということになりますね(笑)。 というわけで、徘徊老人の出番です。じつは、この舞多聞エリアというのはかなり広いんです。で、とりあえず、山田川の上流から舞多聞中央公園に歩いて上がっていって、西北に向かって、ノッタラノッタラ歩きはじめました。 真新しい建物と、やたら子どもが多いことに、ちょっとビビり気味ですね。垂水の昔からの街は、まあ、どこもかしこも、老人の町ですからね。 「ここには、ヨウサン、チビがおるなあ。」 「なんで、ビビらなあかんねん。」 「そやけど、皆さん、エエ車に乗ってはりますな!」 意味不明の感想を一人でぶつくさ言いながら、阪神高速神戸線の出口の脇までやってきました。で、左折して、すぐに南に入る砂利道をしばらく歩くと、広い空き地に出ました。 崖になっていて、真下が、多聞台の北の端です。ずっとむこう、舞子墓苑の丘の右手に、明石海峡大橋の、ほぼ、全景が見渡せます。「わーっ、えらい絶景やないか。」 左に、だから東に視線を移すと、墓苑の丘の並びには星陵台の高校の北側の高層ビルが見えます。そこから手前が、わが街です。本多聞6丁目から3丁目、公団や、市営住宅の箱がずーっと並んでいます。 この町に40年近く住んでいながら、こういう絶景ポイントが、こんな所にあることは知らなかったですね。転がっていた大きめの石の上に腰かけてお茶を飲んで、一服です。 煙草に火をつけて、ぼーっとしていると、後ろのほうで、ガッチャン、ガッチャン、大きな音がします。振り返ると、パワーショベルとダンプが働いていました。 「ああ、ここも、新しい町になるんや。」 「ほんでも、ここは、ええなあ。時々来たろ。」 立ち上がって、南に歩くと長坂小学校の裏手に出ました。そこからから多聞台の方に降りて、もう一度坂を上って帰り着きました。「ジャンパーに、ヌスビトハギいっぱいよ。どこ行ってたの?」「ほんまや、子供のすることやな。うろうろして、ドロボーいっぱいつけて。舞多聞の向こうに空き地あんねん。けっこう広いねん。ええ景色やで。立ちションしても、叱られへんで。」「えーっ、トイレでしてよ!まあ、一緒やないからええけど。」 でもの、はれもの、徘徊の敵。年かなあ?トホホホ。2018/10/26ボタン押してね!
2019.12.09
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「明石川のサギ」 徘徊日記 2019年 夏 神戸市の西区南別府の公園から南西へ、伊川沿いに下ると明石川とぶつかります。ここが合流点です。河川敷に降りて一服しました。 左から流れてきているのが伊川。右が明石川本流です。写真がヘタクソで伊川がようわからんのですが向うに見えるのが明石の市街です。 おや、あっちの水たまりにサギが数羽いますよ。 夏川や 中流にして かへり見る 正岡子規 夏川や 水の中なる 立咄し 正岡子規 涼しそうですね。集まってるところがなかなか上手にとれません。 サギさんたちは立ち噺してはりまんねんけど、こっちは蚊に食われてトホホですねん。 「さて、せっかくここまで来たし、林崎の漁港まで行ったろかいな。」 というわけで、これから林崎港まで足を延ばしますね。じゃあ、今回はバイバイ!ボタン押してね!
2019.08.10
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「伊川を下って」南別府の彫刻のある公園 徘徊日記 2019年8月7日(水) 神戸市の西の端を流れる川の一つに、伊川というのがありますね。西区の太山寺あたりから、伊川谷という地域、明石の町の北側かな?を流れて、玉津あたりで明石川と合流して、明石の海に流れこんでいます。ブログに地図を貼る技術がないので口で説明しています。今日は、その川に沿ってスーパーカブで下っていきました。 途中に川沿いの公園があります。南別府という土地らしいです。何だか面白そうな彫刻がありました。ちょっと寄ってみようかですね。 これは、じつは裏で、表から撮ると下のようになります。 撮った本人はこっちの写真がかっこいいと思っているが、要するに西日の逆光で怪しげな頭巾をかぶった、謎の盗賊団が肩を組んでいるシルエットという感じになっているのが気に入ったわけ。 ちなみに、彫刻(?)の名前は「電車ごっこ」。まあ、そう見えんわけでもない。消防ホース持って頑張ってるようにも見える気もします。 あっちの方にももうひと集団おりますね。 カメラを構えている影が映って、それが面白くて、もう一枚撮りました。ああ、彫刻の名前は「未来の響き」ね。題見てからみるとかなり悩みますね。 この写真は「マントの怪人」という題にしようか。とか何とか考えて、撮りました。 川べりの公園なので、川面をのぞき込むと、おっ、おるおる。鯉かな?フナかな?でもなんか胴体長いし、結構上流やし、ボラとかちやうやんな。 おお、これはガメラ君!どこ行きよんねん? 公園の名前がわからないので「南別府ガメラ公園」ということにしておこうと思います。誰もいない公園で写真を撮っている老人は、少しアブナイかもしれませんね。それにしてもエライ西日でした。2019・08・07にほんブログ村
2019.08.08
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明石「魚の棚」 ― 地面の蓋が面白い 4 徘徊日記 2019年 明石の市場「魚の棚」の地面の蓋を面白がっていたのに、目が上の方に向いてしまって、まだあることをうっかりしていました。 とりあえず地面の蓋に戻ります。明石の町の商店街の蓋はこんなのです。「しごせんのまち」なんですね。東経135度。このまま北にまっすぐ歩いていくと、へその町、西脇ですね。 電車に乗っていてもよく見えますが、ランドマークになっている天文科学館の時計台。「あかし合流」の意味が分かりませんが、まあ、そのうちにわかるでしょう。「魚の棚」の入り口にはこんなのもありました。 明石海峡大橋と時計台。こっちの方が新しいのかもしれません。さて「魚の棚」の地面にはこんなのもあります。「ワタリガニ」 播州でカニといえば「わたり」っていう感じ。但馬の生まれの人間には、あまり縁がなかったのですが、庶民のカニっていう感じですね。もちろん、うまいですよ。「ゴマサバ」 この市場ではお刺身にして食べる「鯖」が出てます。昼網なんかだと、少し小ぶりのものもあります。ああ、昼網というのは、ここのいい方かもしれませんが、昼過ぎに来ると、前の海の獲れたてが並ぶんですね。量も多くて、安いのが評判でした。ちょっと過去の話になりつつありますね。「ぶり」 「鰤」になる前の「はまち」の段階が刺身でも煮つけでも、ぼくらの口に入るわけですね。前の海の回遊してくる「鰤」もいるのかもしれませんね。「マルハゲ」 「カワハギ」というのが一般的なのかもしれませんね。「ハゲ」とか、まして「マルハゲ」とか、聞く人が聞いたら怒り出しそうな呼び名ですが、平気で、かつ、大声で声をかけて商売していますよ。「ハゲや、ハゲ!奥さん、造りでも、鍋でもエエでえ。ああ、皮むいて、ちゃんと捌いとくで。旦那さんもよろこんでやでえ。」「うちのはハゲテマセン!」 なんていいながら(言いませんが)、一山買って、ハゲの薄造り。フグの十分の一の値段で、毒はなし。肝和えのポン酢でいただきますね。ハゲてるおとーさんもハゲてないおとーさんも幸せですね。「メバル」 前の海の王者かもしれませんね。御造りにできるくらいのものになると、ここでも結構いい値が付いているようですが、空揚げや煮つけなら庶民の魚ですね。白身の煮つけの好きな人はこれですね。まあ、骨立てんようにせなあきませんがね。 これで、一応全部ですね。市場から図書館に向かう二号線の歩道橋の下にはこんなのがありました。 向うの商店街にあった丸い蓋の、四角い版ですね。まあ、とりあえず図書館に行って借り溜めていた本をかえしてきます。じゃあ、次は明石城にでも行ってみますね。ハイ、この北側にはお城もあるんですよ。ボタン押してね!
2019.08.04
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夏の吊り広告 徘徊日記 明石「魚の棚」あたり 自宅から歩くと、だいたい一時間。ちょうど南西の方角に明石の町はある。たいがいは愛車スーパーカブで出かける。市民でもないのに市民図書館がお気に入りで、毎週出かて、駐輪場から「魚の棚」(うおんたな)を抜けて図書館へのルートを歩く。 ふと、見上げて、「あわわ、なんじゃこれ?」「これは、キッスか。CHU CHU CHUってなんやねん。あ、あっちにも。」「裏もあるなあ。蛸に恋してて、だれが買いまんねん。最近、タコも高いしなあ。」「すきやなあ、ドリフターズかな?ホンマの蛸がおるやん!ああ、ちやうか、あの辺のおっちゃんやん。」「ええかおしてるやん。この人見たことあるなあ。どこのやくざ映画やねん?最初に死ぬ役の人ばっかりやん。」「わっ、懐かしいなあ。この町のセンス分かるは。フィンガー・エイトとて何やねんな?タコタコ天国て、まあ、わかりますけど、コテコテでんな。」「勢ぞろいでんな。やっぱ、浪速の演歌ですか?ベストアルバム発売しません!はいい、わかってます。」「これなんでしょう。ザ・フィッシャーズやって。まあ、古いというか、若いというか。笑い顔がええですね。」 「魚の棚」の夏の吊り広告。レコードジャケット編でした。正月には「映画シリーズ」もあります。お楽しみに。ボタン押してね!
2019.08.03
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「夏の夕暮れ」 徘徊日記 2019年 舞子公園・明石海峡あたり 少し風が出て、波がしらが白く跳ねて、夏の夕暮れの霧だか靄(もや)だかが、季節がら霞(かすみ)とはいわないのでしょうね、まあ、それがひろがっていて、西の空は夕焼け。面白い格好の雲の下は明石の町並み。左に霞んでいるのは淡路島かな。見ていると、ボンヤリしますね。 「遠き日の ことのごとしや 夕焼けて 」 加藤秋邨 こんな感じでしょうか、いやちがうかな。こっちかな。 「夕焼けや あさきゆめみて ゑひもして」 平井照敏 うーん、たしかになあ。でも次のこの人、やっぱりこの人は偉いなあ。こうでなくてはならない。まあ、ぼくのばあいは、ありえへんのんですけど。 「夕焼うつくしく 今日一日はつつましく」 種田山頭火 橋を見上げると、向こうがかすんでいますね。空にピンクの雲が浮いていて、でも、なんか、海の色は北の海峡という感じですね。真夏なんですが冷たそうです。どこにわたっていくんでしょうねこの橋は、淡路島ですけど。 橋の下には「孫文記念館」、六角堂の向こう側の玄関には孫文さんがいてはりますが、今日は暗いので写真がうまく撮れません。こっちからとると明るいんですけどね。東に向かってカメラを構えていますね。 隣りに、大きなドーナツの置物があります。解説を読まないで帰ってしまいました。また今度来た時に読みます。 今度は、こっから歩いて垂水港まで行こうと思っています。ああ、それから、橋の展望遊歩道とかにもいっぺん行ってみようかと。 「まあ、今日はこれくらいでこらえてもらおうかな。」ボタン押してね!
2019.08.03
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「舞子浜の夕涼み」徘徊日記 2019年 夏 五色塚古墳から西に迂回すると山陽電車の霞ヶ丘駅があります。そこから山陽電車とJRの高架を南にくぐると左手に「舞子ビラ」というホテルがあって、国道二号線に出ますが、それを渡ると石碑があります。「舞子公園」ですね。 右手に聳えているのが明石海峡大橋の橋脚。もちろん上は、高速道路。往復6車線?かな。よく覚えていませんね。 去年はずっと工事中だったように思うのですが、要するに外壁塗装も終わって新品ですね。こうして見上げると、やっぱり、デカイ! 公園に入ると四角い石塔に屋根がついている風情の歌碑があります。ジョギングとかアジ釣りの海沿いからは少し離れた芝生の草むらの中にあって、誰も近寄らないようです。 「明治天皇御詠碑」 播磨潟 舞子の浜に 旅寝して 見し夜恋しき 月の影哉 あしたづの 舞子の浜の 松原は 千代を養ふ 處なりけり 播磨潟 舞子の浜の 浜松の かげにかげに遊びし 春惜しぞ思ふ まあ、感動する人もいるのかもしれませんからね。一応書いておこう、ですね。ここから海の方を振り返ると「孫文記念館」、通称「舞子の六角堂」がこんな感じです。 「なんかよろしやろ。ほんとは八角のような気もしますが。」 海沿いの階段になっているところにで寝転んで、一服してお茶を飲みます。前でアジ釣りしてる人や、犬の散歩の人、向こうの方のアベック、なんか、すごくまじめに走っている老人。手をつないで走る母と娘。空を見上げると飛行機です。見えますか? なぜか、撮りたくなるんですな。これは撮れてる?見えますか?神戸空港の方から来た奴です。 エエ夕涼みです。今日は、珍しく舞子坂のバス道を歩いてきたので、自宅から約40分。一応汗だく。 「まあ、このへんでこらえといたろ。」ボタン押してね!
2019.08.01
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「夕暮れの五色塚古墳」 徘徊日記 2019年 五色山あたり 「五色塚古墳」です。 自宅から、まっすぐに南に向かって歩く。星陵台までは第二神明道路とそれを迂回する坂道があって、実はそんなことはできない。どちらかというと、やや東の方角に向かって坂を上る。三年前まで毎日通っていた通勤道路。第二神明道路の高丸出口の高架橋が最高地点で、振り向くと西北の方角に神出の雄岡山(おっこさん)と雌岡山(めっこさん)の小高い丘がはるかに見える。 そこから、途中にある昔の職場などに立ち寄ったりせず、一気に南下すると舞子の浜や明石架橋が一望できる星陵台の南の端に出る。そこからの急な坂道をまっすぐ南に下ると大きな古墳にたどり着く。前方後円墳。ここまで所要時間約40分。 またの名を「千壺古墳」というそうですが、みんな知らないんじゃないか。ちょうど夕暮れでシルエットがとても良い。 すぐ南に山陽電車とJRが走っていて、国道二号線。その向こうは舞子浜。 「まあ、今日は、これくらいでこらえといたろか!」 わけのわからん独り言を言いながら、東に少し歩いて、1キロほどかな?JR垂水駅へたどり着きましたとさ。もちろん帰りは山陽バスのお世話になるつもりですよ。 「なさけない、歩きなさいよ。」ボタン押してね!
2019.08.01
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「清水が丘から星陵台へ」 徘徊日記 2019年 舞子あたり 目に余る怠惰、太りすぎ、カスミ目、ひざ痛、弱いタイガース!これが、最近の悩み。 座っていてもしようがないので、ちょっと徘徊復活。自宅を出て10分。隣の公団住宅の駐車場からの神陵台の眺め。 そこから南へ。神明自動車道路の地下道をくぐって清水が丘。 「この地下道は新発見やな。なかなかおもろいやん」清水ヶ丘側は路地になってる。初めて来た。 ここから舞子墓苑を横に見て星陵台まで坂道をえっちらおっちら。たどり着いたのがアグロガーデン。ここまでで、約30分。 「なんや、大したことないやん。」 汗だくで、思いっきり、負け惜しみ。もっとも屋上の眺めはなかなか。目の前が多聞南小学校。さっき歩いてきたところ。その向こうが4丁目。「よっしゃ、今日はこれくらいでこらえたろか。明日は五色塚行ってみよか?」「ああ、そうや、鈴虫のえさ買って帰らな。」ボタン押してね!
2019.07.31
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徘徊日記 2019年 明石「魚の棚」・「ゑのきや」 ― 地面の蓋が面白い3 今日は愛車ホンダ・スーパーカブで明石にやってきました。市民図書館が目的なんだけれど、駐輪場が「魚の棚」を東に出たところなので「魚の棚」のアーケードを歩いて、「克丸」さんのかどで、北向きの路地に入ります。 市場の入口の地面の蓋はやっぱり「蛸」「蓋になっても陽気でんな。まあ、明石いうたらこれ!でっしゃろ。生でも、煮ても、干しても。明石焼で焼いたら、なおウマイ!」「鰆」「播州の魚ですね。御造りでいただいても、塩焼でも。昔はこのあたりの海で、たくさんとれたんでしょうか。味噌漬けが、またおいしいですね。」「鱚」「今からやね。うん、今から夏にかけて大きいなって、やっぱり天ぷらがええんちゃう!?キスは。そうやな、トラハゼもてんぷらがええで。」「虎鯊」「ハゼって漢字で書くとむずいですね。書ける人おるんかな?」「真鯛」「まあ、明石いうたら鯛いうこっちゃね。天然でこの値で出してるのも評価してほしいね。海で生きてる生きのよさ。なんちゅうても造りで食べてもろて、アラはあら炊きやね。最近干物にする贅沢もあるから。」「さあ、図書館で本も返したし、愛車に戻ろ。」「そや、昼めし食って帰ろ。散髪屋のヒグチ君がいうとった蕎麦屋は桜町か。」「おっ、ここやここや、」「ゑのきやさん」「カレー蕎麦、おいしくいただきました。」「隣に止まってるスーパーカブ、雄姿でっしゃろ!」追記2019・12・06徘徊 明石「魚の棚」 ― 地面の蓋が面白い4はこちらをクリックしてくださいね。ボタン押してネ!にほんブログ村
2019.06.03
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地面の蓋が面白い 2 徘徊日記 2019年5月29日(水) 明石「魚の棚」あたり「魚の棚」の雑踏をアホバカ「デジタルカメラ」片手にうろつく徘徊老人です。「ちょっと、おにーさん、今晩カンパチの刺身どう?」 相手の年齢に関係なく「おにーさん!」の呼び声。まあ、読んでいらっしゃるおばちゃんも、年恰好に関係なくおねーさんなところがよろしいな。べつに返事せんでも通れますが思わず立ち止まります。「あー、オネ~さん、ごめん。今忙しいねん。」 買い物もしないで何してるんでしょうね。「さっさと刺身こうて帰りなさい。ナーんちゃって。パチリ!」 これは「アナゴ」 「やっぱり、播州は「アナゴ」でっせ。明石でも、加古川でも、ウナギより香ばしいて、味も値段もさっぱりしてるアナゴ丼。焼きアナゴの老舗、いろいろありまっせ。」「あっ、ちょっと、そこ、踏まんといて。ごめん、写真撮ってんねん。パチリ!」 そこそこの雑踏の真ん中で、地面に向かって写真撮ってるのは、はっきりいってジャマでしょうね。申し訳ありまへん。 こっちは「イカナゴ」「イカナゴも、有名になりすぎて、あかんなあ。なんか不漁らしいし。今年、イカナゴ炊いたかなあ?高うて、手ぇでえへんいうっとったなあ。「くぎ煮」もええけど、大きいの焼いて食べんのもええな。これが「はげ」通称「ウマヅラ」「刺身でも、煮つけでもよろしね。鍋の具でしたら、身がとりやすくて、子供さんでも食べやすいでね。オモロイ顔ですね。薄造りで、肝と和えたら、お酒進んで絶品でっせ。」 これは「甲イカ」、「ハリイカ」「甲イカいうくらいやねんから、甲羅がありまんがな。靴ベラみたいなもんでんがな。そんなもん、食べられまへんで。あたりまえだんがな。身は刺身がよろしいな。もっちりしてまんねん。上等でっせ。」「こぶだい」もおります「これ、ホンマは鯛ちゃいまんねん。不細工でっしゃろ。おっさん顔でんな。うまいんやなこれが。しゃぶしゃぶとかよろしいで。味がええから「こぶ」付きの「鯛」でんねん。」 よう知らんのに明石の地の魚の宣伝してますな。マンホール見て宣伝です。 まだまだ続きます。徘徊 明石「魚の棚」-地面の蓋が面白い 3 はこちらをクリックしてくださいね。さかなのかお (絵本・すいぞくかん) [ 友永たろ ]価格:1512円(税込、送料無料) (2019/5/30時点)ちょっと面白そう。おさかなスポンジ 8点セット キッチンスポンジ 台所スポンジ スポンジ 食器洗い マーナ MARNA K662価格:1990円(税込、送料別) (2019/5/30時点)何の関係?ボタン押してネ!にほんブログ村
2019.05.30
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地面の蓋が面白い 1 徘徊日記 2019年5月29日(水) 明石「魚の棚」あたり 徘徊するゴジラ老人シマクマ君、ここのところ明石がわが街です。駅前ビルにある市民図書館から「魚の棚」を抜けて、お気に入りの和菓子の朝霧堂です。知る人ぞ知る蒸しパン150円です。なんともいえずうまい!チッチキ夫人も大喜び!この前なんか、蒸し上がりが不細工やゆうて、100円やったし!今日は残ってるかな? 「魚の棚」に戻ってくるとアーケードから下がっているふしぎな絵が見えます。「こりゃ面白い。写真撮ったろ!」 年末になると「映画シリーズ」の垂れ幕も下がります。これがまた面白い。天井を見上げてウロウロしてしまいます。 首が痛くなって、ふと下を見ると。なんじゃこれ?ベラか。おっと、あっちにもあるやん。 足元の地面の蓋に大ヨロコビ!アイナメや。そうか、前の海のもんやねんな。アカエイか。こんなんも、前におるんや。 今度は、蓋を探してウロウロ。当たり前ですが。マンホールが並んであるわけありませんやん。「あこうか。かわいいやっちゃな。」「こらこら、おっさん、買い物する人の邪魔になるやろ!」 「そんなとこで立ちどまって、地面写してどうすんねん?」「エライすみません!」 つづく徘徊 明石「魚の棚」-地面の蓋が面白い 2 はここをクリックしてくださいね。追記2020・05・07「朝霧堂」の蒸しパンは、消費税との戦いに敗れて160円になっていますが、味は確かです。 ボタン押してネ!にほんブログ村
2019.05.30
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「空を押し上げて♪ ハナミズキ 満開!」 徘徊日記2019年4月22日 わが街あたり 桜が潔く散って、木の花から花壇の白や紫のチューリップ、パンジーへ目移りする季節です。 アネモネの花も開いて、名を知らない花々が競い合う様子が鮮やかなものです。 「ははは、ここにも一人で咲いてる。アネモネや。」「これはキンギョソウいうのんかな?」 「このまっ赤な花はなんやろ。」 「わっ、ここはブルー・デイジー。明るい花やなあ。」 ふと目をあげると、ハナミズキが満開。 空を押し上げて♪手を伸ばす君♪五月のこと♪ 「ああ、桜と風情が違うなあ。満開の木から、空に向かって緑のオーラが出とるようや。ほんとに空を押し上げんてんで、わー、これは不思議で見事やなあ。」 その向こうの生垣の白い花は馬酔木か。 咲くよりは 垂るるこころに 馬酔木咲く 林翔わが袖に 君が袖にと 馬酔木ゆれ 阿波野青畝月よりも くらきともしび 花馬酔木 山口青邨「そういえば、浄瑠璃寺の馬酔木も、満開かなあ?連休に徘徊してみるかな。」追記2023・04・20 古い記事の修繕をしています。今年も同じ季節になりました。浄瑠璃寺、行ってみようかなと思っています。でも、不便なんですよね(笑)ボタン押してね!にほんブログ村にほんブログ村
2019.04.24
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「ホラ、風に揺れるタンポポだ!」徘徊日記 2029年 わが街-14 裏の芝生ではタンポポが風にそよいでいますね。ああ、飛んでしまいそうや。 昔、ブルーハーツが歌ってましたね。 むき出しの100万ボルト♪ 風に揺れるタンポポだ♪ ワーワーワーワー♪ ワーワーワーワーワー♪ おっと、その向こうではシロツメ草とスミレがそよいでいます。 こうやって撮ると大草原やな。ちょっと寝転んでるんです。なんでもない裏の芝生なんやけど。まあ、雑草の原っぱですね。ぼくはこの風情が好きなんですが。 こうやって草っぱらに座ってるとええ気分や、エエ季節になりましたで。 前の庭の八重の桜は満開や。これが散ったらホンマに春は終わりやな。 八重桜の下でフリージアと、ン?これは何ていう花やろ?ハナニラか?これも満開やな。誰か名前教えてくれんかな。 染井吉野は葉桜、コンクリートの歩道には花びら、まるで雪の道やな。 桜並木の横にある、団地の竹やぶでは竹の子が顔を出した。これはそよがない。じっとしてる。どっちかというと掘って食べたい。知らん人が見たら、団地に竹の子が生えるとか、ビビるやろな。でもホンマやねん。 向こうでは新しい葉っぱが芽生え始めて、一人立ちっぱなしの銀杏の木。 今日はいい天気。銀杏も気分よさそうや。 ワーワー♪ ワオワオ♪ ワーワー♪ ワオワオ♪ ブログ村ボタン押してね!にほんブログ村にほんブログ村
2019.04.21
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「池のメダカバージョン ミサーゲテゴラン♪♪ ホラここにも春が!」 立木の花が一斉に春を謳歌している。桜や木蓮やと喜んで見上げながら歩き回っていると、何やら足元から聞こえてくる。 「見サーゲテゴラン♪・・・・」 満開の桜の並木の緑地の中の草むらに、青、赤、黄色、白・・・・「星形の、あれはなんや。白いのもあるな。おんなじかな?」ハナニラ 「色も形もいろいろ。葉っぱは臭いよ。ちぎったら。」 「あの青くて白い小さな花は?」 ネモフィリア「ええっと、ネモなんとか。自分で調べなさい」 「なんかオシャレな水仙がこんなところに残ってる。」 西洋水仙 「ただの水仙です。」 「あっ、あの一つだけ咲いてる赤い花はなんや。」 シクラメン 「真綿色だけがシクラメンではありません」 「わアー、黄色い花がいっぱい咲いてる。」 フリージア 「家庭訪問の花です。これが咲くと先生がやってくるの。かわいいけど、花瓶にさすと下を向くのよ。」 「まだまだあっちの方にもある。写真や写真や。」 というわけでこのシリーズつづきます。(ちなみに「花の名」は撮ってきた写真を見ながらのチッチキ夫人の解答です。) にほんブログ村
2019.04.14
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「アホちゃいまんねん、木瓜でんねん!」徘徊日記 2019年 わが街あたり 「おやおや、こんなところに。ああ、これが箒桃か。雨にぬれて白がきれいやな。」 その向こうには紅の花をつけた数本の赤い箒桃。 「そういえばチッチキ夫人がいうてたな。」 「桜ばっかりやったらいうて、そこの斜面に植えはってんよ。赤い花咲いているやろ。」 「なんていう花なん。」 「箒を立ててるから箒桃(ホウキモモ)。赤と白とあるやろ。」 その下に白木蓮。 一本だけの若木に立派に花をつけています。 「うーん、木蓮と辛夷はどうやってみわけんねん。」 桜並木に戻って、集会所の前を歩いていると植え込みの草むらにピンクの、なんとも可愛らしい花が数輪(なんと数えたらいいのかわかりません)。 木瓜(ボケ) 「うちら、アホちゃいまんねんで。木瓜ですねん。」 そのまま正門を出てバス停沿いの歩道。敷地を囲った金網の塀沿いに、なにやらのぞき込んでいる女性がいる。 花梨の花 「バス停の前の門のところに花梨の花がどうとかいうてたな。なるほど、これや。よう似たカンジの花やな。一方がボケで、もう一つはカリンか。」 「なんか、かわいそうやな、ボケとか。」 今日もいいお天気。団地徘徊にぴったり。サクラも、そろそろ満開を過ぎて散り始めている。 四月も十日を過ぎた。にほんブログ村
2019.04.13
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「わて、花海棠、ハナカイドウいいまんねん。春でんな!」 徘徊日記 2019年 わが街-9 「桜もよろしいが、まあ、ちょっとこっちもどないですか?桜はんとはちごうて、ええピンクでっしゃろ。」 桜の花を見上げて団地の中を歩き回っていると満開の枝垂れ桜の、ふと、その傍らに「花海棠」。 「アーモンドって、わたくし、ご存知でした?桜とはちょっと違いますでしょ。日本の春も悪くないわね。」 もう少し歩くと「アーモンド」も満開でしゃべっています。 行方知らずだと心配したの「連翹レンギョウ」もこんなところでしっかり咲いている。 黄も黄なりいたちはぜとも言ふからに 藤田湘子 「もうちょっと東の植え込みの方にも咲いてまっせ。もと住んでたとこは雪柳はんの勢いに負けてしもたんですねん。そこの雲南はんも、お強いからね。」 石垣を垂れて二三花いたちはぜ 飯田蛇笏「いやいや、ぼくらの黄色は、雲南はんとはまた違うから。」 連翹に似て非なる木の花黄なり 正岡子規「どっちにしても、桜一色ではあきまへん。この色も春にはつきもんでんがな。」 連翹が溢れ桜が溢れけり 相生垣瓜人 そういえば、昔、「連翹」があったと思い込んでいたところには「雲南黄梅ウンナンオウバイ」の群棲。 雨の中で鮮やかな黄色の可愛い花。「日本の雨は冷たいのよ。もう四月やいうのにネ。」 おやおやこんなところに…(つづく) 追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑) にほんブログ村
2019.04.12
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「 花ニ嵐ノタトエモ・・・」徘徊日記 2019年 わが街‐8 自宅の前の坂道。 満開の桜にヤッパリ降った。歩道に桜の花びら。この風情が僕は好きだ。 勧 酒 (于武陵) 勧 君 金 屈 巵 君に勧む 金屈卮 満 酌 不 須 辞 満酌辞するをもちいず 花 発 多 風 雨 花ひらけば 風雨多し 人 生 足 別 離 人生別離足る 花が咲けば、雨も降る。 この杯を受けてくれ どうぞなみなみ注がしておくれ 花に嵐のたとえもあるぞ 「さよなら」だけが人生だ 井伏鱒二の名訳。 バス停から団地に入った桜の並木道。 どないしよう 落花埋れの ほそみちは 伊丹三樹彦 ボタン押してね!
2019.04.11
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「この枝垂桜、どうですか」 徘徊日記 わが街 2019-7「桜の花の満開の・・・その4 いつもは通らない東の駐車所の並木道。腰掛に女性が座ってはる。邪魔せんようにと、さりげなく花にカメラを向けると、スッとたたはった。「いや、申し訳ありません。せっかくくつろいではったのに。」 そんな気持ちで、あとについて歩道をのんびり歩いていると、並木道の桜越しに少し色の濃い一本の桜が見える。さっき集会所の前にいた女性たちが群がって見上げている。 見事な枝垂桜。「どうですか、これは!」「ちょっとしたもんやおまへんか。」嬉しくなってパチパチ。「素人デジタルでも、なかなかな写真やおまへんか。」 なにイキッテんねん!にほんブログ村
2019.04.09
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