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2023.12.13
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​​ リドリー・スコット「ナポレオン」109ハット
​​​​​​​​​​ 御年86歳 リドリー・スコット監督 の新作 「ナポレオン」 を見ました。
 先日、 御年76歳 北野武監督 の新作 「首」 を見て、ボク的には 「中世的世界最後の大タワケ」 だと思っている 信長 をどうなさるのかと興味津々だったのですが、まあ、
​​ ​なんだかなあ???​ ​​
​  という具合で、首を傾げたわけなのですが、こちらは、もう10歳、年上の方なわけで、ご老体、さて、 「馬上の世界精神」(ヘーゲル) をどうなさるのだろうと興味津々でやってきました。で、
​​ 納得! ​​
​  でした(笑)。ボクは、このタイプの歴史映画、やっぱり好きですね(笑)。​​​​​​​​​​
​​​​​​​ 映画としての 興味の一つ は、まあ、 ナポレオン といえば、の 「アウステルリッツ」、「ワーテルロー」
​​二大会戦のスペクタクル・シーンを大スクリーンで!​ ​​
​  と期待していたのですが、大劇場での上映時間を勘違いして 109ハット の中では、小劇場上映の鑑賞になってしまったので、チケット購入時点では、
​​ ​ちょっとがっかり!​  ​
​​  だったのですが、実際は、たった一人の客のための 特別上映会 (ウソですよ。)で、小なりと言えど、劇場のど真ん中で社長試写会状態での鑑賞で大満足でした(笑)。​​​​​ ​​​​​​​  二つ目の興味 年上の妻ジョセフィーヌ をどうするのだろう?だったのですが、おばさんが出ていらっしゃると思いきや、結構、 お若い女優(バネッサ・カービー)さん で、
​あれ?そうなの? ​​
​  だったのですが、この映画の ナポレオン には、
​​ まあ、あれはあれでよかったんだろうね(笑) ​​
​  という感想でした。​​​​​​
​​​​​ で、 三つめ ナポレオン ご当人です。映画は 「ジョーカー」 ホアキン・フェニックス の一人芝居でした。
​​ これが、すごかったですね(笑) ​​
​​​​​  ​​​​ コルシカ 出身の、だから、まあ、田舎者で、大砲を撃つことしか知らない 砲兵大尉ナポレオン・ボナパルト マリー・アントワネットの首 が、 断頭台ギロチン から転がり落ちるシーンを狂喜する民衆の中を歩いているシーンから始まります。​​​​ ​​​​​​​​​
​​ ​ああ、また、首ですか?!​
 ​ まあ、そんな気分で見ていたのですが、 刑場 を通りかかった ナポレオン は何の反応も見せません。 マリー・アントワネット が斬首されたのは 1793年 です。 ナポレオン がその広場に、実際にいたかどうかは、ちょっと怪しい気がしましたが、 王妃の首 がギロチンから転がり落ちた、まさに、その時、大騒ぎする民衆の中に、一介の 砲兵大尉ナポレオン を無感動な 「時代精神」 として登場させた演出はなかなかな見ごたえでしたね。​​​​​​​​​​
​​​​​​​​ で、彼は、ここから、無感動に 「大砲」 をブッ放し続けます。 ピラミッド を破壊し、敵前逃亡を疑われた パリでは民衆相手 にブッ放し、 アウステルリッツ では 氷上の三帝会戦 を制し、 冬のモスクワ を焼き払いますが、要するに 「旧世界」 に向けてブッ放し続けるわけです。​​​​​​​​
​​​​​​​​​​ で、 エルバ島 への最初の 幽閉 があって、復活するも、 ワーテルロー で、 ナポレオン のおかげ(?)で ナショナリズム に目覚めた ウィーン会議の連合軍 に敗れ、戦いに付き従った フランス国民兵 10万 を越える命とともにすべてを失い、大西洋の果ての島、 セント・ヘレナ島 で崩れ落ちる影として最後を迎えます。映画は ホアキン・フェニクス の後ろ姿が画面から消えて終わりました。​​​​​​​​ ​​​​​​​​​​​ 大砲をブッ放しつづけることで、 王妃の首 に大騒ぎする民衆に 「フランス 」をあたえ、 「オレたちの国フランス」=国民国家=ナショナリズム を作り出した 「英雄」(ベートーヴェン) ナポレオン が、故郷と母親を恋しがる、ただの マザコン であり、ただの 砲兵大尉 でしかなかったという 「空虚」 を、何を考えているのかわからない存在として演じた ホアキン・フェニックス の、あの 拍手! でした。​​​​​​​​​​​
​​ 長いといえば長い映画ですが、ボクには面白かったですね。老いたりといえども、 リドリー・スコット 、さすがですね。 拍手! ​​
​​​​​ ああ、それから、ボク一人のために映写してくれた 技師さん 拍手!
​​アリガトウ、ご苦労様でした!​​
でしたね(笑)。
 ハハハ、ボクは、まあ子どものころから好きですが、それにしても、 ナポレオン なんて、今時はやらないんでしょうかね(笑)。​​​​​​

監督 リドリー・スコット
製作 ケビン・J・ウォルシュ マーク・ハフマン ホアキン・フェニックス リドリー・スコット
脚本 デビッド・スカルパ
撮影 ダリウス・ウォルスキー
美術 アーサー・マックス
衣装 ジャンティ・イェーツ デビッド・クロスマン
キャスト
ホアキン・フェニックス(ナポレオン)
バネッサ・カービー(ジョゼフィーヌ)
タハール・ラヒム(ポール・バラス)
マーク・ボナー
ルパート・エベレット
ユーセフ・カーコア
2023年・158分・PG12アメリカ
原題「Napoleon」
2023・12・06・149 ・109ハットno36
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最終更新日  2023.12.13 03:34:42
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