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わすれられないおくりもの(絵本)近頃、山はずいぶん寒くなってきました。昼間でも、室温は6度から8度。昨日は、庭にある神さまの石にお供えしたお湯のみの水が、上から下までカチンカチンに凍っていました。今日は雨。陽射しがないので、とっても寒いです。縁側のソファで、湯たんぽを膝に、この日記を書いています。縁側のこのソファに座って外を眺めるのは、幸せなひととき。目に映るのは、キャベツや白菜、水菜やかぶなんかを育てている自分の畑と実をたくさんつけた柿の木。耳には心地よい雨の音。寒いけれど、ここに来てよかったなあと、しみじみ感じます。今朝、うちに猟師さんがやって来ました。よく、うちのボイラーを使って、獲物をさばくんです。いつもはイノシシなんですけど、今日はアナグマさんでした。私の中では、アナグマさんと言えば、スーザン・バーレイ作「わすれられないおくりもの」のあのアナグマさんです。グレーと白かと思ったら、真っ黒でした。種類が違うんでしょうか。まさに小さなクマみたいな感じです。アナグマのお肉は、臭みもなくて、とってもおいしいんですって。「わすれられないおくりもの」のワンシーン、ワンシーンが頭をよぎりましたけれど、お肉のおすそ分け、ありがたくいただきました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2012.11.29
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テラビシアにかける橋(北米の児童文学)数年前に映画化された「テラビシアにかける橋」(作/キャサリン・パターソン)を読みました。映画公開の予告に「児童文学の金字塔、ついに映画化!」とあるのに、読んだことがないどころか、その存在すら知らなかった私は「むむっ!」と思いました。けれど、なぜだか映画も見ず、原作も手に取らないまま、今日まで来てしまったのです。先日図書館で、背表紙にこのタイトルを見つけた時、「あ、読みたい」と感じて借りてきました。今が、読むべき「とき」だったのでしょう。主人公は、絵を描くのが好きな少年ジェシー。繊細な心を持つジェシーは、貧しく粗野な家庭環境の中で、満たされない毎日を送っていました。ある日、となりの農場に、都会の郊外から風変りな少女レスリーが引っ越してきます。レスリーの両親は二人とも執筆家で、古い農場を買って、そこをたがやして、なにがたいせつなことか考えることにしたのです。頭の中が空想と物語でいっぱいのレスリーは、森の中にふたりだけの秘密の国を作ろうとジェシーに提案します。「<ナルニア>みたいな、まほうの国にするのよ」その国の名は「テラビシア」。心に、いつまでも残る物語です。読んだあと、しばらくは他の本を手にする気持ちになれない…、そんな本でした。私は、内容を知らなかったにも関わらず、「今」この本を読みたいと思ったことの意味を、じっくりと考えています。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2012.11.19
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のっぽのサラ(北米の児童文学)近頃の読書と言えば、農業や田舎暮らしの知恵関連の本がほとんど。娘とおやすみ前に読むほかは、物語を読んでないな~読みたいな~と思い、図書館へ行ってきました。長篇のモノを読む時間はないので、短くて良質な物語を…と探していると、見つけました。「のっぽのサラ」(作/パトリシア・マクラクラン)。かなり前に評判になっていましたが、読んだことはありませんでした。こんなに薄い本だったんですね。ママが死んで、アンナはパパと弟のケイレブと3人で草原の家に暮らしていました。パパは新聞に広告を出して、子どもたちの新しいママになってくれる人を探します。そして、遠い海辺の町からサラがやってきます。胸が揺さぶられるような感動物語ではありません。でも、読んだ後、心がじんわりと温かくなるお話です。特に、故郷から遠く離れて暮らす私には、サラの気持ちがわかりました。4人は楽しく暮らします。アンナとケイレブはサラが大好きになり、ずっとここにいてほしいと心から願います。けれど、サラは海が恋しくてたまらないのです。お隣のマギーおばさんに「さびしいんでしょう」と言われて、サラの目に涙があふれました。「わたしもね、ときどきテネシー州の山が恋しくなるもの」「わたしは海が恋しいわ」サラがぽつりと言うと、マギーおばさんが言います。「いつだって、恋しいものはあるものよ」「どこに住んでててもね」生きるって、こういうことなんでしょうね。いつだって、どこにいたって、恋しいものはある。人間が「今、ここ」しか生きられないからには。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2012.11.08
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魔法使いハウルと火の悪魔(イギリスの児童文学)先日、お山の弁財天様(こちらの方々は「べんじゃさん」と呼んでます)のお祭りがありました。小さな小さな石塔にお参りしてから、地域の方々と焚き火を囲んで座り、お赤飯を食べたりお酒を飲んだりする、収穫のお礼のお祭りです。お隣のおばちゃんたちはいつも通り、わっはっは~って感じでしたけど、でも、私とダンナさんにとっては、とても幻想的なお祭りでした。森の中で、火を囲んで座ってお酒を飲み、食べ、話す…火の粉が飛んで、薪がぱちぱち音を立てる…なんだか、インディアンになったような気分でした。ダンナさんも、うちに帰ってからしきりに言ってました。すごく不思議な気分だったって。なんか、すごいところに来たんだと実感したって。都会にいたら、こんな世界があることを知らずにいたんだなって。焚き木の火を見ながら、私はダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの「魔法使いハウルと火の悪魔」(宮崎駿監督「ハウルの動く城」の原作です)を思い出していました。動く城の原動力となっている火の悪魔カルシファー。お祭りの火の中には、カルシファーではないにしても、きっと火の精霊さんがいるに違いないと思った夜でした。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2012.11.05
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