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<サマリー>以前ほどのドタバタはないとはいえ、やはりコロナ流行の山谷と当たる運によって演奏会が左右されてしまいます。今回も演奏会が一度延びてしまいましたが、なんとか演奏会開催にこぎ着けました。といっていたら今度はウクライナ紛争の影響で、楽曲演奏にも影響が。百年以上前に作られた曲に罪はないので(個人的には)馬鹿馬鹿しいとは思うのですが、妙なクレーマー対応などでやはり安全サイドに倒さねばならないのか。運営の皆さんの苦労がしのばれます。個人的には5月の8番、この7番、そして次週の9番(新世界)と短期間にドヴォルザークの交響曲を立て続けに演奏できる、貴重な機会となりました。《びわこフィルハーモニーオーケストラ 第23回演奏会》◆2022年7月17日(日)13:15開場 14:00開演入場料 900円✳当日券は会場受付にて販売します✳ホールでの前売り券の取り扱いはありません。✳入場に関する制限等の内容を変更する場合がございます◆プログラムリムスキー=コルサコフ 祝典序曲「輝く祝日」Op.36チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」ドヴォルザーク 交響曲第7番ニ短調 Op.70◆指揮 川上 肇◆会場 シライシアター野洲(野洲文化ホール)大ホール JR琵琶湖線 野洲駅(南出口)下車 徒歩3分http://www.yasu-bs.jp/bunka-hall/bunka_index.php◆ご来場にあたってのお願い・演奏会開催状況についてはホームページでご確認のうえ、ご来場ください・チケット裏面には連絡先のご記入が必要です・会場の駐車場には限りがあるため、出来るだけ公共交通機関でご来場ください・小学生以上入場可演奏曲目別の私の演奏位置と使用弓、演奏回数は以下のとおりです。HipShotエクステンダー活躍の場が登場し、意外と良い効果が出ていたように思います。・リムスキー=コルサコフ:祝典序曲「輝く祝日」(ロシアの復活祭) (初) 4Pult中3Pult out 独弓、4弦 extendor-C・チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」 (3回目) 4Pult中3Pult out 独弓、4弦 extendor未使用・ドヴォルザーク:交響曲第7番 (4回目) 4Pult中3Pult out 独弓、4弦 extendor-C(アンコール)・ドヴォルザーク:「スラブ舞曲」第1番(7回目) 4Pult中3Pult out 独弓、4弦 extendor未使用 <ホールの紹介>今回の演奏会場は、コロナでの延期で場所の確保が難しかったことからいつもの栗東芸術文化会館さきらから、第二のホームグラウンド?野洲文化会館(シライシアター)となりました。私は前回もびわこフィルさんで第13回演奏会以来、実に8年ぶりとなりました。このところのコロナもあり、感染対策を施しての開催となりました。元々この演奏会は2022年4月を予定していましたから、(前回演奏会終了後からの)練習を含めると1年と5ヶ月開けての演奏会となります。これはその前、幻想-ブラ2間の1年4ヶ月よりも更に長く、皆さんかなりの長期タームでモチベーション維持が大変だったのではないかと思います(通常の当オケさんは、8ヶ月1回くらいの演奏会ペースです)。<観客数>野洲のホールは約1000名収容という典型的な市民会館(多目的ホール)の作りです。オーケストラ演奏以外にも、講演会、演劇、歌謡ショーなどに対応出来るよう、ステージは奥行きは浅く幅の広いしつらえ。響きも講演会や演劇の声を殺さないように、かなりデッドな響きです。コロナ対策のために客席はほぼ半分(お客様の座席を一つ飛ばしにする)にしました。これまでの演奏会では700名を越えるご来場をいただく地元に密着したオケであることから、今回は逆に「お客様に不平等感無く、溢れさせないように」という難しい運営を行うことになりました。そのため、事前アナウンスは招待状のみ、ポスターもSNSも宣伝一切無し、トラにも箝口令という情報管理で、何とかお客様にディスタンスを取れた空間へご案内することができたようです。ですから、トータルとしては300名弱くらいでしょうか。次回は状況が好転することを祈っています。<オーケストラ編成、並び>前回のブラームスと編成もコロナ状況もにており、そのため弦楽器のサイズも通常より二つくらい絞り込んだ感じです。弦楽器は高音は10型相当、低弦は14型相当。弦は上から9-9-8-8-7(人) と、前回のプラームスよりも、さらに中音域が厚めになりました。配置はこのオケの通常並び。下手から 1st-2nd-Vc-Vaと並び、コントラバスはVc後ろの上手配置。木管楽器で雛壇2段、その上にTp+Trb/Tu、最上段に打楽器(ヒンデミットで打楽器が多用されるため、一段使い切り)という配置でした。間隔を開けることから、弦楽器の譜面台はひとり一本。ホールのでは足りずに、自前のものも使用することになりました。このオケでは、コントラバスは以前からひとり一本だったのですが、今回はそれをわざわざ言う必要がなく、ちょっぴりラッキーでした。<コントラバス編成、並び>コントラバスは7本となり、前に団員3人が床に、後ろに4人のトラが雛壇上に並ぶ形。このご時世で弦楽器の編成が薄いことが多く、ここ野洲でもコントラバススペースは比較的たっぷりもらえました。写真のとおり、サブロク(3尺×6尺)のものを1人ずつ縦方向にもらえたので、奥行きは十分。ただ幅は少し狭いので、置き椅子は後ろだったり客席花道だったりと工夫しておくことになりました。縦に6尺ももらえたため、ひな壇自体は反響板からほぼ連続となりましたが、座る位置はひな壇前方なのでホールの響きを味方にできたかどうかは、ちょっと微妙。私の位置は、前回に続いて後列一番客席寄り、という割と良く当たる位置。5弦は後列第3プルト(私のお隣)の方と、その奥4プルト目inの5弦の方お2人。あとは首席と私のエクステンダーという計4本での対応となりました。7本中4本なので、そこそこ下げた音は聞こえたはずです。<メンバー詳細>メンバーは、団員がトップの嫁と、トップサイドのUさん。不動の2人ですが、今回は本番直前に入団された期待の新人N君の登場で、一気に賑やかになりました。トップは今回は嫁が全曲つとめていました。エキストラは、紫苑、京都市民管などメジャーオケでも超売れっ子5弦弾きのI橋さん、はるばる大阪から来てくれた5弦女子Y野さん、今回初登場のご当地大津管からの助っ人Sさん、そして私の4名でした。先月購入した5弦バスは、今回は出番無し。実際にはエクステンション使った曲はあるのですが、使用頻度が少なかったのでそのままHipShotで通すことにしました。デビューは次週のYouIオケに持ち越しです。<指揮者、ソリスト>指揮は、常任指揮者である川上先生。いわゆる客演指揮者ではなく、練習からすべての合奏を見ていただけるトレーナー兼任の役割も担っています。年配メンバーや初心者クラスの方もいるこのオケに対して、できるだけ演奏効果を上げようと色々と工夫してくださっているのがよくわかります。練習もすべてビデオに撮ってあとで再確認されているようで、熱心なご指導ぶりには頭が下がります。もっと団員が自主的に基本的なところを押さえて、先生が音楽的なことに専念されるような環境になれば良いのですが。今回からコンマスは満を持してIさんが登場です。学生時代から府立医大オケでお世話になり、その後京都市民管のコンマスを永らく務めた名手ですので、安定感もリーダーシップも抜群。すでにメンバーのハートをがっちり掴んでいる様子です。ロシアの復活祭のソロも難なくこなし、オケの明るい将来を期待させるものとなりました。<曲目別感想>1曲目のタイトル、祝典序曲「輝く祝日」ですが、なんのこっちゃない「ロシアの復活祭」として日本のクラシック界では知られている、リムスキー=コルサコフの楽曲です。ちょうど演奏会近くになってウクライナ紛争が始まってしまい、世の中でも「1812年序曲」(チャイコフスキー)など、ロシア関連の楽曲がパージされかかった時期で、団内から「ロシアの・・」というタイトルが付いた楽曲を演奏して大丈夫だろうか、という疑問の声が上がったようです。私個人としては、1812年序曲のようにロシア賛美の楽曲(といってもこれは帝政ロシアの時代の話しで、ウクライナも帝政ロシアの一翼を担っていた)ならともかく、ただの言葉狩りのようで、何だかなぁ・・という感じだったのですが(そんなことに気を使うより、自分の出す音や周りの音に気をつかって欲しいものですが)、新任コンマスI氏の機転により、副題を日本語訳することで切り抜けることとなりました。曲はリムスキー最後の管弦楽曲という位置づけに恥じない、凝ったオーケストレーションが施されており、初めて演奏しましたが弦楽器の分割演奏が凝っていたり、コントラバスにコントラDへのチューニングダウン(実際にチューニングを曲中に下げることはほとんどなく、低音拡張した楽器で演奏するのが普通)があったり、と楽しめる曲でした。上記のD下げの所はヒップショットで対応。まさにこういう場面では打って付けです。2曲目はこれまたロシアもの、チャイコフスキーの「ロミジュリ」です。なぜかこちらはお咎め無し(笑)不思議です。まぁ、チャイコフスキーはウクライナ地方の家系出身なので、言い訳が立つからでしょうか。そんなのよっぽどクラシック好きじゃないと知らないですよね(笑)。それはともかく、同じくロシアものの管弦楽曲ですが、こちらは重厚なオーケストレーション。悲劇的な題材も相まって、1曲目の華やかな色彩の楽曲とは好対照をなす組み合わせとなりました。演奏は、コロナ下と言うことでの弦編成の薄さや金管楽器の音色、パワーの関係でライト感覚のチャイコとなりました。やっぱりチャイコには大編成、重厚でゴージャスな音色が似合うように思うので、質量とも今後の環境改善に期待したいところです。メイン曲のドボルザーク交響曲第7番は、8,9(新世界から)番についでの人気曲で、私の演奏回数も、この両曲には及びませんが、5,6番よりは多くなっています。ドボ5 2回ドボ6 2回ドボ7 4回(今回含む)ドボ8 6回新世界 9回という感じです。ドボルザークやチャイコフスキーは、基本的には4弦コントラバスの音域範囲で譜面を注意深く書いているのですが、この曲はd-mollということもあり、実は結構5弦の音を下げた方が良いところがかなりあります。例えば1楽章展開部で2オクターブの跳躍で下がるところとか、Vcと同じようにしたいところですが、Cbは一部1オクターブ範囲で書かれていたりします。この辺は八幡市民オケで演奏したときの拡張に準じて下げていくことで、皆さんと合意して進むことになりました。今回はエクステンダーでもって下げられるところは極力下げていきましたが、やはり運指の関係とかで断念せざるを得ないところは、5弦隊2名におまかせ(お願い)しておきました。晩年のドヴォルザークのオーケストレーションは神がかった感があります(特にVc協奏曲とか)が、7番くらい若い番号の曲だと何となくパート間のバランスの悪いところがあったりします。今回も4楽章の第二主題やコーダで木管楽器や中音部の旋律が埋没する部分について、一部金管(HnやTp)での補強を行いました。この辺の補強は、市販されているCD、YouTube音源などでも各種なされているものが多く、何種類かに手法はまとまっているようです。これまでこの曲やってて気付かない、ということは、これまでの演奏もこっそり改変してたのかな・・これからこの曲を演奏するときには聞き耳を立てることになりそうです。 ちなみにこの曲では久しぶりに曲目解説をプログラムに寄稿することとなり(団員である嫁の代筆?)、団員の対話形式で解説するという変わった手法を採ったためお客様の評価がどうなるかドキドキでしたが、幸い好評のアンケート内容もいただき胸をなで下ろしています。<アンコール>アンコールは、メインがドヴォルザークのときの定番「スラブ舞曲」。その中でも最もポピュラーなものの一つである第1番でした。曲がd-mollで終わるのでニ調の曲がいいなぁ・・なんて勝手に思っていましたが、それより知名度優先、ということでしょうか。同じドヴォルザークでも情念が渦巻く交響曲と、あっけらかんとゴージャスなスラブ舞曲(特にこのハ長調)で、気分の切換や対比をつけさせるのに、マエストロもなかなかご苦労されていたみたいです。<打ち上げ>コロナ下の演奏会、ということで公式打ち上げはなし。有志のものは栗東で行われたようです。1年の練習成果での打ち上げで、さぞ盛り上がったことと思います。私は嫁が出席になることから、先に楽器と一緒に帰って子供達とご飯、一人打ち上げで疲れを癒やすこととしました。<次回>びわこフィルは2年に3回(8ヶ月単位)という公演間隔が近年の通常(コロナでだいぶ飛びましたが)なので、次回の演奏会は3月頃のとなるのですが、今回は臨時公演が入るらしく、オケ主催の公演はもう少し遅く、また6~7月頃の開催になるようです。次回もロシア・ボヘミアの音楽が中心になるようですが、公式発表をホームページなどでお待ち下さいませ。過去の演奏経歴です。通算376ステージ目。■R.コルサコフ:「ロシアの復活祭」 ・(初)■チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」・1986/06/04 京都市民管弦楽団/田中 良和・2010/11/7 八幡市民オーケストラ/高谷 光信・2022/7/17 びわこフィルハーモニーオーケストラ/川上 肇■ドヴォルザーク:交響曲第7番・2010/11/7 八幡市民オーケストラ/高谷 光信・2011/12/3 滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也・2015/9/13 墨染交響楽団/滝本 秀信・2022/7/17 びわこフィルハーモニーオーケストラ/川上 肇■ドヴォルザーク:「スラブ舞曲」第1番 ・2003/06/21 清水フィルハーモニー管弦楽団/藤崎 凡・2005/02/27 清水フィルハーモニー管弦楽団/藤崎 凡・2007/12/1 滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也・2010/11/7 八幡市民オーケストラ/高谷 光信・2015/6/13 滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也・2016/5/15 京都市民管弦楽団/鈴木 恵里奈・2022/7/17 びわこフィルハーモニーオーケストラ/川上 肇びわこフィルハーモニーオーケストラさんでの演奏履歴(通算11ステージ目)です。 2008/6 第6回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(ドヴォ8他) 2009/4 第7回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「未完成」他) 2009/10 瀬田小学校訪問演奏会 瀬田小学校体育館 2010/4 第8回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(メンコン、ブラ4他) 2010/11 老蘇小学校オープンスクール演奏会 近江八幡市立老蘇小学校 2011/5 第9回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(シューマン「春」他) 2013/6 第12回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「宗教改革」他) 2014/2 第13回演奏会 野洲文化ホール(ブラ1他) 2019/10 第21回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「幻想交響曲」他) 2021/02 第22回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(ブラ2他) 2022/07 第23回演奏会 野洲文化ホール(ドボ7他)
2022.07.17
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コロナ影響で演奏会が延び延びになりましたが、令和の新天皇誕生日にとうとう開催にこぎ着けました。お客様もメンバーも比較的高齢者(ハイリスク)な方が多い中、さまざまな工夫でこの日を迎えられたことに敬意を表すると共に、弦楽器群の充実が著しく将来に期待が膨らむ演奏会となりました。《びわこフィルハーモニーオーケストラ 第22回演奏会》日時 2021年2月23日(火・祝) 14:00 開演予定場所 栗東芸術文化会館さきら 大ホール指揮 川上 肇曲目 メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」 ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容 ブラームス 交響曲第2番演奏曲目別の私の演奏位置と使用弓、演奏回数は以下のとおりです。アンコールを除くすべての曲で、HipShotエクステンダーが活躍する演奏会でした。・メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 (3回目) Bärenreiter新校訂版譜面 3Pult中2Pult out 独弓、4弦 extendor-C・ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容 (2回目) 3Pult中2Pult out 独弓、4弦 extendor-C・ブラームス:交響曲第2番 (12回目) 3Pult中2Pult out 独弓、4弦 extendor-C(アンコール)・ブラームス:「ハンガリー舞曲」第5番(12回目:学生時代の演奏旅行を除く) 3Pult中2Pult out 独弓、4弦 extendor未使用 今回の演奏会場は、栗東芸術文化会館さきら 大ホール。滋賀医大オケさんやびわこフィルさんのホームグラウンドですが、このところのコロナもあり、感染対策を施しての開催となりました。元々この演奏会は2020年6月を予定していましたから、(前回演奏会終了後からの)練習を含めると1年と4ヶ月開けてのさきらとなります。 さきら大ホールは約800名収容という割とコンパクトなホールですが、コロナ対策のために客席をほぼ半分(お客様の座席を一つ飛ばしにする)にしました。これまでの演奏会では700名を越えるご来場をいただく地元に密着したオケであることから、今回は逆に「お客様に不平等感無く、溢れさせないように」という難しい運営を行うことになりました。そのため、事前アナウンスは招待状のみ、ポスターもSNSも宣伝一切無し、トラにも箝口令という情報管理で、何とかお客様にディスタンスを取れた空間へご案内することができたようです。ですから、トータルとしては300名弱くらいでしょうか。その分ホールが響くこととなり、演奏にも影響を与えることになりました(後述)。 時期が時期だけに、十分に間隔を取ることが前提、そのため弦楽器のサイズも通常より二つくらい絞り込んだ感じです。弦楽器は10型相当。前回みちみちに混雑した幻想交響曲の時とはかなり雰囲気が変わりました。最終的に弦メンバーが最大となったプラームスで、弦は上から10-9-9-7-6(人) と、中音域少し厚めながらも比較的バランス取れた編成となりました。これに管楽器は指定どおりとなることから、やや管楽器の音が優勢な響きとなりました。 配置はこのオケの通常並び。下手から 1st-2nd-Vc-Vaと並び、コントラバスはVc後ろの上手配置。木管楽器で雛壇2段、その上にTp+Trb/Tu、最上段に打楽器(ヒンデミットで打楽器が多用されるため、一段使い切り)という配置でした。 間隔を開けることから、弦楽器の譜面台はひとり一本。ホールのでは足りずに、自前のものも使用することになりました。このオケでは、コントラバスは以前からひとり一本だったのですが、今回はそれをわざわざ言う必要がなく、ちょっぴりラッキーでした。 コントラバスも6本なので、並び的には比較的余裕ができました。前のふたりが床に、後ろに4人が雛壇上に並ぶ形。さきらの雛壇は大きな物が無く、譜面台を乗せるか落とすかギリギリくらい。幅は4人だけど2間半もらえたことから、置き椅子を使えることになりました。 全体に弦が薄めなため、反響板からはかなり離れることとなってしまい、ホールの響きを味方にするにはちょっと不利でした。しかも通常ですと、リハーサルでは高音がかなり駆け回る(低音が聞こえにくい)シューボックスタイプのホールはお客様が入ると高音が人体に吸われて低音が比較的聞こえるようになるのですが、今回は定員を減らしたために高音があまり減衰せず、低音楽器にはかなり厳しい条件となってしまいました。これを読めなかったのはかなり残念。もっと頑張って弾くんだった・・ 私の位置は、後列一番客席寄り、という割と良く当たる位置。5弦相当は、後列第3プルトの5弦2人と首席のエクステンダー、そして私のエクステンダーという4本での対応となりました。6本中4本なので、そこそこ下げた音は聞こえたはずです。 メンバーは、団員がトップの嫁と、トップサイドのUさん。不動の2人ですが、今回は曲によってトップを分担したので、左右は交替しながらです。(前半は嫁がトップ、ブラ2はUさんがトップ) エキストラは、同じ週末に本番がある紫苑響さんにも出演する売れっ子5弦弾きのI橋さん、びわバス団、そして直近も草津チェンバーオケでご一緒させてもらったKさん、そしてはるばる大阪から来てくれた5弦女子Y野さん、私の4名でした。これまで団員だった男性2名が、多忙だったりコロナ自粛だったりで直前にお休みが確定したことや、編成・バランスの関係で、フィンガルはトラ3人、後半2曲はフル出演、という構成です。 指揮は、常任指揮者である川上先生。いわゆる客演指揮者ではなく、練習からすべての合奏を見ていただけるトレーナー兼任の役割も担っています。年配メンバーや初心者クラスの方もいるこのオケに対して、できるだけ演奏効果を上げようと色々と工夫してくださっているのがよくわかります。練習もすべてビデオに撮ってあとで再確認されているようで、熱心なご指導ぶりには頭が下がります。もっと団員が自主的に基本的なところを押さえて、先生が音楽的なことに専念されるような環境になれば良いのですが。 ゲストコンマスの予定だった方が直前で出られなくなった関係で、コンマスは団員トップのT内さんと、永年弦のトレーナをしていただいている藤村先生が対応することとなりました。急遽の対応でしたが、団内練習時はコンマス席に座っていた方なので、立派に大役を果たされました。 ちょうど数日前から一気に気温が上昇し、スギ花粉が若干早めに最盛期を迎えてきて、私のアレルギー反応も盛大。演奏前に漢方薬をいつもより多めに飲んで対抗しましたが、それでも集中力は減退気味。聴きに来てくださっていた草津チェンバーの知り合いの方からも、「昨年末のうちのときより、音も暴れ方もひかえめだったねー」と言われていまいました。。「嫁がトップなので(笑)」という冗談ではすまないなぁ・・この季節の体調管理はほんと課題です。ううむ。。 1曲目がいきなり難曲の誉れ高い(?)フィンガルの洞窟。攻めます、びわこフィル。学生時代にモーツァルティアーナというハイレベルなオケに放り込まれて(学生トラで連れ込まれた)、泣きながらさらった覚えのある曲ですが、もう30年近くたってしまい、かなり忘れていました。しかもメンデルスゾーンの楽譜は最近リニューアルが進んだため、新版の校訂譜。めくりと譜面の雰囲気が違うし、アーティキュレーションも所々違う気がします。。 今回は弦の編成が割とメンデルスゾーンらしい数だったんですが、冒頭の頭打ち、マエストロからはっきり、大きくとリハーサルからずっとリクエストいただいてて、それなりに大きく弾いていたつもりですが、本番一週間前のホール練習での録画を観て(聴いて)びっくり。 すーーんという重い音(ブラームスの音)がしていて、これではメンデルゾーンには鈍すぎる・・モーツアルトくらいの弓のスピードで頭をつけてちょうど良いくらいでした。これがマエストロのご要望の感覚だったんだなぁ、と直前になってわかりました。どうも私の運弓はブラームス風が基本のためか、かなり遅めなようです。ヨハン・シュトラウスのときとかでも感じましたが、ちょっと気をつけないといけなさそうです。 2曲目はこれまた近代の大規模管弦楽曲。ちょっとまえのびわこフィルでは考えられなかった選曲です。これはティンパニで加入したK先生やフルートYさんのように古今東西の曲を知り尽くして、かつ管打の活躍する曲の引き出しが多いメンバーによるチョイスかな、とも思えました。前回の幻想交響曲ほどではないにしても、打楽器の種類も奏者も多くのものを要す、3管編成に近い大規模曲です。 4つの楽章に分かれ各楽器がソロ、セクションとして活躍するなか、Jazzぽいところ、ロマンティックなところと、なかなか多彩な表現力が求められます。私が初めて演奏した八幡市民オケでは、自慢のホルン、打楽器セクション始め、金管群フルートの長いソロ等安定の楽しい演奏でした。 今回は指揮者の川上先生お気に入りの曲と言うことで熱いご指導をいただき、フルートソロ始め木管群が好演。弦楽器も難しいパッセージをこなし、その八幡市民オケ始め各オケのスター奏者をエキストラに招聘した打楽器群が大活躍でした。金管が息切れしたり安定しなかったりしたのがちょっと残念でしたが、ほぼ自前メンバーで乗り切ったので、健闘したといえましょうか。。それにしてもこの難曲を演奏し切れて、びわこフィルのレベルアップを如実に見せつけた感があります。 メイン曲のブラームス交響曲第2番は、過去びわこフィルでも一度取り上げたことがあるそうで、その時は大事故があったそうです(私の入団前でした)。今回の1,2曲目を弾き切れる今のびわこフィルには無縁の過去といえます。私はびわこフィルでは団員時に4番、エキストラで1番を弾いていたので、これで3曲目となります。2番は学生時代の最後に演奏したのを始め、他のオケをふくめても、1番に次いでの演奏回数を重ねることとなりました。ブラ1 16回ブラ2 12回(今週の含む)ブラ3 6回ブラ4 8回という感じです。 この曲はD-Durということもあり、実は結構5弦の音を下げた方が良いところがかなりあり(ブラームスがわざと5弦音域を書かなかったこともあり)、どのくらい音下げするかがコントラバス奏者には気になるところです。以前にこの曲の下げられそうなポイントをまとめたのが、こちら。「ブラームス交響曲第2番の五弦ベース用下げどころ」 今回はエクステンダーでもって下げられるところは極力下げていきましたが、やはり運指の関係とかで断念せざるを得ないところは、5弦隊2名におまかせ(お願い)しておきました。練習中も下げたところが所々マエストロやコンマスに音が届いて「!?」というチェックが入りましたが、まぁそこまで音程もひどくなかったみたいで、何とかお目こぼししてもらい(笑)ました。けど、やっぱり5弦で弾くのが楽で、音量も入りますね。5弦のお二人のパワーはさすがでした。ホールの音が飛ばなくて、ほんと残念。 全体としても、ところどころ昔のびわこフィルを思い出させるヒヤッとするところはありましたが、心配していた金管群も本番は持ち直し、ほぼ(2楽章冒頭は心臓が止まりそうでしたが)何とかなりました。本番の調子を練習から聴けていれば、大分精神衛生上ありがたかったのですが・・やっぱりブラ2、良い曲です。しっかり盛り上がって、明るく終えることが出来ました。 アンコールは、メインがブラームスのときの定番「ハンガリー舞曲」。その中でも最もポピュラーな第5番でした。調性的には2番と同じD-Durの6番でもいいなぁ、という声もありましたが、やはりメジャーどころの方がお客様のノリもよいようです。 この曲は学生時代の演奏旅行(指揮者コーナー)から弾き続け、今回もそれと同じBreitkopfの楽譜(実はこの曲はピアノ連弾がオリジナルで、オーケストラには別の人が色々と編曲している)なので、これは数少ないほとんど覚えている曲。楽譜はほとんど見ずに指揮者とコンマス(あとアンサンブルのキーになる各パート)を見ながら弾くことが出来ました。この曲がベースとしては一番録音に残っていたかも。 コロナ下の演奏会、ということで打ち上げはなし。当日は終演後アーティストラウンジ(ステージの裏手にある控え室で先生からのご講評をいただき解散、でした。実はこの演奏会、エキストラ(団友)ながら公式録画を仰せつかってしまい、演奏会だけでなくこの公表も録画しようとしたのですが、セッティングが間に合わず、ごく一部しか撮れませんでした。残念。 これら演奏会の録画は、昨年のリモート演奏最後の頃に購入したカメラ(音が良い、という触れ込みの、Zoom Q2N-4Kというもの)で、初めての4Kフルスペックで収録してみました。音質に寄せたためか、画質は4Kというには?な感じでしたが、お客様の入場制限のせいか残響多めで録れた音は、なかなか良い感じでした。 その後「オンライン打ち上げ」が一部有志でその週末に行われたようです。というかうちはなぜかカメラがつながっていて、乱入してしまった記憶が朧気ながら・・・(笑) びわこフィルは2年に3回(8ヶ月単位)という公演間隔が近年の通常(コロナでだいぶ飛びましたが)なので、次回の演奏会は10月となります。ロシアの復活祭、ロミオとジュリエット(チャイコフスキー)、ドヴォルザークの交響曲7番という、チェコ・スラブの色濃いプログラムとなります。すでに家に楽譜があったりする(笑)のですが、まだいただけていないので、とりあえず初見大会には自分の手持ち楽譜(といってもロシアの復活祭は初めての曲)で混ぜてもらおうかな・・弦楽器が充実してきているので、どんな感じになるのか楽しみです。その時にはコロナも落ち着き、普段の演奏会に戻っていますように。過去の演奏経歴です。通算357ステージ目。■メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 ・1985/12/08 アンサンブル・モーツァルティアーナ/岡田 司・2001/07/14 清水フィルハーモニー管弦楽団/藤崎 凡・2021/02/23 びわこフィルハーモニーオーケストラ/川上 肇 Bärenreiter新版譜面■ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容・2011/5/22 八幡市民オーケストラ/中井 章徳・2021/2/23 びわこフィルハーモニーオーケストラ/川上 肇■ブラームス:交響曲第2番・1988/11/16 奈良女子大学管弦楽団/豊嶋 和史・1989/01/11 京都大学交響楽団/田中 良和・1989/01/13 京都大学交響楽団/田中 良和・1992/10/04 秦野市民交響楽団/川合 良一・1998/05/17 北里大学交響楽団/小林 幸人・2001/07/14 清水フィルハーモニー管弦楽団/藤崎 凡・2002/12/07 静岡大学管弦楽団/山下 純司・2007/05/27 八幡市民オーケストラ/三河 正典・2009/12/05 滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也・2012/09/17 墨染交響楽団/粟辻 聡・2017/06/10 滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也・2021/02/23 びわこフィルハーモニーオーケストラ/川上 肇■ブラームス:「ハンガリー舞曲」第5番(学生時代の演奏旅行を除く) ・1989/01/11 京都大学交響楽団/田中 良和・1989/01/13 京都大学交響楽団/田中 良和・1992/11/08 麻生フィルハーモニー管弦楽団/山下 一史・1994/10/09 北里大学交響楽団/小林 幸人・1998/12/13 旭富会クラシックコンサート部/伊藤 章・2009/11/22 草津チェンバーオーケストラ/宅間 司・2012/07/29 八幡市民オーケストラ/安藤 亨・2012/09/17 墨染交響楽団/粟辻 聡・2016/07/31 コバケンとその仲間たちオーケストラ/小林 研一郎・2017/07/01 京都市民管弦楽団/藏野 雅彦・2017/08/06 コバケンとその仲間たちオーケストラ/小林 研一郎・2021/02/23 びわこフィルハーモニーオーケストラ/川上 肇びわこフィルハーモニーオーケストラさんでの演奏履歴(通算10ステージ目)です。 2008/6 第6回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(ドヴォルザーク8番他) 2009/4 第7回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「未完成」他) 2009/10 瀬田小学校訪問演奏会 瀬田小学校体育館 2010/4 第8回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(メンコン、ブラ4他) 2010/11 老蘇小学校オープンスクール演奏会 近江八幡市立老蘇小学校 2011/5 第9回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(シューマン「春」他) 2013/6 第12回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「宗教改革」他) 2014/2 第13回演奏会 野洲文化ホール(ブラ1他) 2019/10 第21回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「幻想交響曲」他) 2021/02 第21回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(ブラ2他)
2021.02.23
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古巣のオケに5年半ぶりにお声がけをいただきました。在籍時には想像も出来なかったアグレッシブな選曲でしたが、大編成のオーケストラも賛助メンバーのおかげで質・量共に充実した演奏会となりました。《びわこフィルハーモニーオーケストラ 第21回演奏会》日時 2019年10月27日(日) 14:00 開演場所 栗東芸術文化会館さきら 大ホール指揮 川上 肇曲目 ベートーヴェン 交響曲第8番 へ長調 作品93 ベルリオーズ 幻想交響曲 作品14演奏曲目別の私の演奏位置と使用弓、演奏回数は以下のとおりです。・ベートーベン:交響曲第8番 (5回目) Bärenreiter新版譜面 4Pult中3Pult out 独弓、4弦 extendor-C・ベルリオーズ:「幻想交響曲」 (7回目) 4Pult中3Pult out 仏弓、4弦 extendor-C(アンコール)・ベルリオーズ:「ラコッツィ行進曲」(4回目) 4Pult中3Pult out 仏弓、4弦 extendor未使用 今回の演奏会場は、栗東芸術文化会館さきら 大ホール。滋賀医大オケさんは毎回こちらですが、びわこフィルさんは近年、野洲文化ホールとさきらの二つのホールのどちらかで公演することが慣例となっております。 さきら大ホールは約800名収容という割とコンパクトなホールですが、同日に草津チェンバーオケなど近隣公演など複数かぶったにもかかわらず、お客様はほぼ満員。700名を越えるご来場をいただいたようです。地元に密着したオケであることから、従来から動員力はある(野洲のホールでも溢れかけたとか・・)のですが、今回は意欲的なプログラムと言うこともあり、お客様にアピールできたのではないかと思います。 元々サイズはそんなに大きくはない、さきらの舞台。しかし今回は曲目が幻想と言うことで、弦楽器は16型相当。ステージから人がこぼれるかと思いましたが、最終的に1stVnは15人、2ndVn 14人。弦は上から15-14-13-10-8(人) と、中音域少し厚めながらも比較的バランス取れた編成となりました。これに管楽器が加わりますので、幻想では総勢94名がステージに乗ったようです。 配置はこのオケの通常並び。上手から 1st-2nd-Vc-Vaと並び、コントラバスはVc後ろの下手配置。木管楽器で雛壇2段、その上にTp+Trb/Tu、最上段に打楽器(幻想ということもあり、ティンパニが中央から上手半分を占領)、幻想の鐘は下手舞台袖という配置でした。 さきらでコントラバス8本並ぶのはかなり苦しくて、数ヶ月前のステージリハーサルの時に前列2名、中列4名、後列2名雛壇上という3列配置を検討しておりました。 最終的に並んだところ、Vaが3人折り返してくれたことから、並びは1-2-1ですが、中列がぐっと客席側に出て、1-2-1と1-3の中間のような配置となりました。雛段は4プルト目のみ。一番客席寄りの席(2pult)がベートーヴェン降り番席となり、私は3プルトOut,中列の真ん中、という一番プレッシャーかからない場所でした。5弦相当は、中列両サイドの5弦(幻想のみ。ベートーベンは7人で、2pultOutの5弦が抜ける)と、首席のエクステンダー、そして私のエクステンダーという4本での対応となりました。 この団は年配の方が多いこともあり、コントラバスの譜面台を一人一本与えてくれます。これはかなり助かりました。眼鏡も従来(普段使っているもの)を使うことが出来、演奏に集中できました。どうしても場所を取ってパートが広がってしまう難点はありますが、ありがたいです。 メンバーは団員がトップの嫁と、トップサイドのUさん、そして2Pultでフルートと5弦バスの掛け持ちというYさんと最近加入されたNさん、そして4PultOutのHさんの5名。エキストラは、最近紫苑響さんや市民管さんでご一緒することも多い5弦のI橋さん、そして音大卒のI田さん、私の3名でした。なにせ1年掛けて練習したこともあって、音大卒以外のエキストラの方は早くから合流して(これは他のパートも同じ)一緒に弾いたこともあって、音楽的には上手くまとまっていたように思います。 私が団員だった時代はほとんどが音大生(もしくは卒業された)トラで、合流するのは前日当日のみ。もちろん腕は達者ですが、エキストラさんの数が多いと前日に音楽が激変(色んな意味で)するので、それまでの練習が虚しかったものです。アマチュアトラの方で上手な方は、きちんと大事な練習には来てくれることが多く、一緒に音楽出来るのでモチベーションがあがります。 指揮は、2代目の常任指揮者である川上先生。関フィルの元トランペット奏者の方です。私は川上先生の指揮での本番は初めてでしたが、客席からは何度か拝見していたこともあり、すぐに馴染むことが出来ました。技術的にも限界があるアマオケ相手に、できるだけ演奏効果を上げようと色々と工夫してくださっているのがよくわかり、ほぼ全練習に参加される、という熱心なご指導ぶりには頭が下がります。 ベートーヴェンの交響曲第8番は、昨年紫苑響さんと八幡オケで演奏したこともありまだまだ記憶も残っていましたが、なんと今回の楽譜はブライトコプフの新版譜面。ハウシルト校訂のものです。色々話題となった他の番号の交響曲新版と異なり、8番は版の問題が少ない(ベートーヴェン自身が初版出版時校正したため)ため敢えて旧版譜面を使用し続ける楽団も多く、今回初めての新版演奏となりました。ただ、譜面としては旧版やベーレンライターとの違いを特に感じることもなく、ベートーヴェンの古典のフォルムにロック魂を詰め込んだ取り扱いの難しい難曲であることは変わりませんでした。 編成的には、コントラバスが1名減でした(1stフルートを吹いていた)が、幻想と同じ弦編成で近年では珍しい、ゴージャスサウンド。昔のカラヤン、ベルリンフィルみたいな人数です。カラヤンの場合はこういう時木管も増員したりしてバランスを取るのですが、今回木管はそのまま。やはりバランス的に弦が圧倒する場面があり、ちょっと気を遣う場面がありました。エクステンダーの拡張どころは結構有るのですが、今回は5弦もあるので3楽章のトリオ部分だけに絞りました。(ほんとは4楽章のCisとか弾きたい気もしたのですが) 演奏は小事故や、テンポが揺れそうになるところをVaのエキストラ陣がビシッと締めてくれて、落ち着いたテンポでフィニッシュに至ることが出来ました。 メイン曲の幻想交響曲は、過去全曲通しては7回目の演奏。他にアンコールとして4楽章のみを演奏したことがあります。全曲演奏したのは学生時代~静岡時代までで、何と15年ぶりあまりになります。実は八幡市民オケで3年前に演奏しているのですが、この時は上の娘の受験とかがあり休団していて、関西に戻ってきてからはここでの演奏が初めてになります。 楽譜はこれまでと同じ物ではありましたが、刷数は進んでいるようで、若干見やすくなっているような気はします。1,4楽章とも繰り返しはすべて実施。4楽章も例のコントラバスパート4分割でのPizz.も2回演奏です。 なにせ編成が大きく、特殊な楽器(鐘、コルネット)も必要なことから通常2管編成のびわこフィルにとっては、エキストラ集めから大変だったようです。私も少しお手伝いさせていただき、早くから(この時期は演奏会シーズンピークなので、早くに依頼しておかないと本当に誰も居なくなる)あちこちにお声がけさせていただきました。団員のかたの努力もあり、弦も管も近隣のトップアマと言われるような方が続々と参加してくださり、大変充実した編成とサウンドとなりました。 幻想と言えば、特殊効果の楽器群に触れないわけにはいけません。 2楽章のハープは、楽譜どおりきっちり2台のエキストラさんによる華麗な演奏。同じく2楽章のコルネット・オブリガートはなし。 3楽章のオーボエバンダは、下手舞台袖、やや離れた位置から。楽譜どおり曲中でステージ上に復帰。同楽章のティンパニ4重奏は打楽器奏者がシフトして最上段で演奏。 4,5楽章で目立つファゴットは、冒頭から通常楽器(バソンではない)4本での演奏。プロのエキストラ2名が加わってくださり、安定のパートソロでした。 そして5楽章怒りの日前のコントラバスは、記譜よりオクターブ下げてコントラCを演奏(8本中、4本)。鐘はチューブラベルではなく、専用のいわゆる「幻想の鐘」。個人所有のものをお借りし、下手袖の舞台裏での演奏でした。怒りの日のオフィクレドパートはチューバで代用。1stは通例のF管、2ndは珍しくB♭管だったように思います。 マエストロの色々な味付け(コントラバスにバルトークピチカート部分を作ったり)もあり、盛り上がりのある演奏となったように思います。 アンコールは、メインと同じベルリオーズによる「ラコッツィ行進曲」。繰り返しが多く、これもオーケストレーションが凝っていて(急速なpizz/arco持ち替えとか、パート間で独立したダイナミクスとか)、なかなかな難物。練習もアンコールとは思えないほど毎回時間を取っての練習だったので、エキストラの一部の方は、前プロ曲と勘違いしていたとかいないとか・・ 個人的には1回生オケでやった懐かしの曲。幻想の後ではさすがにしんどかったですが、何とか終えることが出来ました。 それにしても、幻想もラコッツィも、ボウイングが小難しい(やってあまり意味があると思えなかったり、運弓上明らかに無理があると思われるようなものが散見)。まるで学生オケの「原理主義的」ボウイングのようでした。。ここは経験値ある(プロではない方がよい。プロは難しい運弓も出来てしまうので)メンバーで「大人の調整」をしてほしいものです。 打ち上げは栗東で行われたようです。1年の練習成果での打ち上げで、さぞ盛り上がったことと思います。私は嫁が出席になることから、先に楽器と一緒に帰って子供達とご飯、一人打ち上げで疲れを癒やすこととしました。 びわこフィルは2年に3回(8ヶ月単位)という公演間隔が近年の通常(幻想は特別に1年でした)なので、次回の演奏会は来年6月となります。フィンガルの洞窟、ウェーバーの主題による交響的変容、ブラームスの交響曲2番という色々な意味で意欲的な取り組みが続きます。何だか家に楽譜があったりする(笑)のですが、フィンガルは校訂の入った新版のようです。見たところ、「真夏の夜の夢」序曲のような新版のトラップは無さそうです。過去の演奏経歴です。通算342ステージ目。■ベートーベン:交響曲第8番 ・(2000/06) いさだホール室内管弦楽団/尾崎 晋也・(2011/02) 墨染交響楽団/滝本 秀信 Bärenreiter新版譜面・(2018/03) 紫苑交響楽団/ゲオルギ バブアゼ Breitkopf旧版譜面・(2018/10) 八幡市民オーケストラ/三河 正典 Breitkopf旧版譜面■ベルリオーズ:「幻想交響曲」・(1984/01) 京都大学交響楽団/田中 良和(大阪公演)・(1984/01) 京都大学交響楽団/田中 良和(京都公演)・(1987/03) 京都インターユニバーシティオーケストラ/斎藤 栄一 ・(1989/07) 習志野フィルハーモニー管弦楽団/田久保 裕一 ・(1991/11) 麻生フィルハーモニー管弦楽団/大野 和士・(2004/10) 沼津交響楽団/井崎 正浩・(2008/12) 滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也 (第4楽章のみ:アンコール) ■ベルリオーズ:「ラコッツィ行進曲」・(2004/10) 沼津交響楽団/井崎 正浩・(2007/05) 八幡市民オーケストラ/三河 正典・(2008/12) 滋賀医科大学管弦楽団/岩井 一也 びわこフィルハーモニーオーケストラさんでの演奏履歴(通算9ステージ目)です。 2008/6 第6回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(ドヴォルザーク8番他) 2009/4 第7回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「未完成」他) 2009/10 瀬田小学校訪問演奏会 瀬田小学校体育館 2010/4 第8回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(メンコン、ブラ4他) 2010/11 老蘇小学校オープンスクール演奏会 近江八幡市立老蘇小学校 2011/5 第9回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(シューマン「春」他) 2013/6 第12回演奏会 栗東芸術文化会館さきら大(「宗教改革」他) 2014/2 第13回演奏会 野洲文化ホール(ブラ1他)
2019.10.27
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昨日は滋賀だけでなく全国的に「数十年ぶり」という大雪。 まだまだ融け残った雪を見ながらではありますが、無事「びわこフィルハーモニーオーケストラ第13回演奏会」が開催されました。場所は第10回の演奏会が開催された、「野洲文化ホール」。これまで栗東の「さきら」が多かったのですが、実は私は初めてのステージです。ステージはかなり広く、バス7人でも余裕で収まるくらい。若干響きがデッドそうでしたが、客席の奥行きが浅い(その分横に広い)こともあり、舞台上でのアンサンブルはかなり楽なホールと思いました。 とはいえ、アンサンブルがバス4本となると、プレッシャーが違います(笑)。 今回はプレコンサート(演奏会本編前にアンサンブルを数団体が披露する)でバスアンサンブルを演奏することになり、団員の方+びわバス団で急遽エントリー、「犬小屋のシュトラウス」を演奏させてもらいました。 そしてコンチェルトのアンコールは、本番前日に突然ソリスト直々に楽譜を渡してくださいまして。。バス一人だけ(大汗)。(あとはヴァイオリン二人とチェロ一人) リハーサル時に1回は通させてもらいましたが、即本番。だけど、ソリストの細かい音量の色づけやテンポの揺れを感じながら演奏することができ、緊張しましたが、いい経験をさせていただきました。合奏の位置のままの演奏だったので、チェロやバイオリンの伴奏隊はバラバラの位置(けっきょくバイオリンは最後までどこで弾いていたか、よく見えなかった。。。)での四重奏でしたので、ホールの合わせやすさに救われ、無事(個人的には事故もありましたが)「浜辺の歌」をお届けすることができました。音はちゃんとホールの奥まで届いたかなぁ。。それが一番心配です。 本編は、滋賀医大オケでの演奏以来の、「仮面舞踏会」のワルツ、これは関西に戻ってきてからは初めて、という久しぶりのブルッフのヴァイオリン協奏曲、そしてもこれも滋賀医大で演奏して以来のブラームスの1番。ブラームスは序奏で若干緊張感走りましたが、それが逆にみんなの集中力を高めて、かなりの推進力で押し切った演奏となりました。ブルッフのソリストの方がコンマスを務める、ということで、こちらでも2楽章ですばらしい独奏を聴かせていただけました。また、オーケストラのアンサンブルを整えるために、全パートへ気配りをしていただき、単にソリストが前に座った、というだけでない、コンマスとしての高いパフォーマンスでオケを導いてくださいました。私も、これだけコンマスの動きを演奏中追いかけたブラ1は、初めてかも知れません。 アンコールの、エルガー「エニグマ変奏曲」のニムロッドでは、ようやく巡ってきたフレンチ弓での演奏も出来(コントラバスアンサンブルは立奏だったため、ジャーマン弓を使わせてもらいました)、なかなか盛りだくさんな一日となりました。次回のびわこフィルは、同じ野洲のホールにて、9/28(日)、「ローエングリン」第3幕への前奏曲ドボルザーク チェロ協奏曲ベートーベン 交響曲第7番(ブライトコプフ新版)の予定とのことです。今回大雪の翌日の寒い中、700名近いお客様がお越し下さいましたが、さらに多くのお客様に来ていただけますように。そうそう、さっそくブログに演奏評を載せてくださっている方がいらっしゃいました。ありがたいことです。(最近はTwitterやfacebookでのコメントが増えてしまって、ブログではなかなか検索できないのが残念です)びわこフィル・ハーモニーなかなかイイね
2014.02.09
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2月に演奏のお手伝いをさせていただきます。以前に所属もしていたオケですが、今回はびわバス団メンバー3名含め、総勢7名での演奏になる予定です。ブラームスの1番は学生オケ時代に自分が運営リーダ的なこと(総務)をした時に演奏して以来非常に縁のある曲でして、もう演奏回数は10回を越えたと思います。が、何遍弾いても、学生時代の思い出がよみがえってきて、指使いも(場合によってはボウイングまで)その頃さらったものになってしまいます。身体はそれなりに衰えているので、暴走しないように気をつけて演奏したいと思います。------------------------------------- びわこフィルハーモニーオーケストラ第13回演奏会日時 2014年2月9日(日)場所 野洲文化ホール 大ホール開演予定 14:00入場料 500円(全席自由)曲目 ハチャトゥリアン 組曲「仮面舞踏会」第1曲 ワルツ ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26 ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 作品68指揮 有馬純昭ヴァイオリン独奏 藤村知史 いつもの「栗東さきら」ではなく、野洲のホールとなりますので、お気をつけください。ここも、JR野洲駅を降りてすぐ、というアクセスのよいホールです。また、開演前のロビーコンサートはステージ上のプレコンサートとなる予定です。コントラバス・アンサンブルも計画中ですのでお楽しみに!
2014.01.04
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曇り空で時折雨もぱらつきましたが、梅雨入りにしてはまずまずの天気の中、びわこフィルハーモニーオーケストラ 第12回演奏会が無事開催されました。私にとっては団員であった第6~8回、団友として参加した第9回以来の出演となります。以前は1年1回の演奏会でしたが、ここ数回は8ヶ月単位となり、やや間隔が詰まっていることもありまして、2年ぶりの古巣でのステージです。会場はいつもの、栗東芸術文化会館さきら 大ホール。お客様は前回(聴衆として参加)と同様満員の盛況。立ち見も出ていたかな・・ありがたいことです。このホールは不思議なことに、お客様なしの時(リハーサル等)では低音はさっぱり鳴らないのですが、お客様が入ると低音が良く聞こえるようになるようです。今回も本番では7名の奏者(団員2名、エキストラ5名)のコントラバスパートで、そこそこのバランスで鳴っていたようです。エキストラとは言っても、元団員(私含む)2名、びわバス団でご一緒しているメンバーが2名ということで、現役団員2名(もちろん知り合い)と合わせ、顔なじみのメンバーでもあり、お互いの出方がわかり、リラックスしたステージです。演奏自体は、グリーグでのソリスト、塩見先生の圧倒的なピアノのサウンドと、客演指揮である増井先生の見事なタクトにより、びわこフィルの過去の中でも有数の良い演奏になったのではないかと思います。コントラバスパート的に言えば、セーブしようとしても、ついつい燃えてしまうフィンランディア(疲労度1)意外とボリュームが必要で、独奏ピアノ(特に左手)とのアンサンブルが要注意のグリーグ、ピアノ協奏曲(疲労度2)そして、テンポが速いとほとんど「演奏不能」に近いとんでもない1楽章と、弾けそうで弾けなくて、ガシガシ弾いて疲労困憊となる4楽章を持つ、「宗教改革」(疲労度∞) 先週の八幡市民オケ(悲劇的序曲-イタリア-ローマの祭り)同様、KO級の疲労度です。 で、びわバス団のKさんからいただいた差し入れ。終演後まで気付かなかったのが、大変残念。次の演奏会、滋賀医科大学管弦楽団の本番前に、ありがたく注入しようかと思います。 ありがとう>閣下 # ちなみに塩見先生のピアノ独奏アンコールは、シベリウスのピアノ曲でした。
2013.06.02
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「イタリア」(メンデルスゾーン:交響曲第4番)が終わったら、もうこの週末は「宗教改革」(メンデルスゾーン:交響曲第5番)です (><)びわこフィルハーモニーオーケストラ 第12回演奏会 日時 2013年6月2日(日) 開場 13:15 開演 14:00 ・開場後ホワイエにて室内楽を演奏します 場所 栗東さきら 大ホール 曲目 シベリウス 交響詩「フィンランディア」作品26 グリーグ ピアノ協奏曲イ短調 作品16 メンデルスゾーン 交響曲第5番「宗教改革」作品107客演指揮 増井 信貴 ピアノ独奏 塩見 亮入場料/500円(全席自由) ※小学生からご入場いただけます ※満席の場合はご入場をお断りする場合がございます。 アマチュアが手を出すのに憚られるメンデルスゾーン(特に弦、木管楽器)、畏れ多くも2週連続の演奏機会で嬉しい悲鳴です。とくにこちらの5番は、泣きそうに難しいです。特に1楽章。バスはやや厚めの7人の予定です。弾くところ、分業したい気分です(笑)ちなみに、シベリウス(フィンランド)、メンデルスゾーン(ドイツ)はジャーマンボウで、グリーグ(ノルウェー)はフレンチボウで演奏する予定です。
2013.05.28
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2010年まで団員だったびわこフィルハーモニーの演奏会があり、びわバス団のメンバーや昔からのバス仲間であるY氏がはるばる滋賀までエキストラで駆けつけてくれる、ということから、始めて聴く側に廻るべく出かけてきました。【びわこフィルハーモニーオーケストラ第11回演奏会】 日時 2012年10月14日(日) 開演 14:00 場所 栗東さきら 大ホール 指揮者 有馬純昭 曲目 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲 スメタナ:交響詩「わが祖国」より「モルダウ」 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 あまり天気がよろしくないことが多いこのオケには珍しく(?)いい天気に恵まれたスタートで、お客様の入りも上々。なんと定員約800名のさきら大ホールに、797名のお客様がこられた、とのこと。ほぼ満員です。団員の皆様の広報活動の努力と、なにより近隣のお客様方のおかげでこのような素晴らしい場が出来上がったものと思います。コントラバスは6名。たまたま席が最前列上手という、コントラバスに最も近い席だったこともあり、田園の苦闘を生々しく聞くことができました。 親しみやすい曲が多く、アンコールのファランドールで十分に盛り上がった演奏会でした。来年は2013年6月2日(日)、同じく 栗東さきら 大ホールにて、 曲目 シベリウス 交響詩「フィンランディア」作品26 グリーグ ピアノ協奏曲イ短調 作品16 メンデルスゾーン 交響曲第5番「宗教改革」作品107という意欲的なプログラムです。皆様、ぜひ来年も足をお運びくださいますよう、お願いいたします。
2012.10.14
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びわこフィルハーモニーオーケストラ 第9回演奏会が29日に終了しました。例年になく早い梅雨入りと台風2号接近で、今年も雨の演奏会、しかも大雨の予想がされるなかの開催でしたが、例年と同様、お客様はホール定員の7~8割の入りでした。足元の悪い中お運び下さったお客様に感謝です。 これは曲間の休憩時間中にステージ側から撮った写真です。一部のお客様はロビーに出ておられますが、こういう感じの賑わいでした。 目玉プログラムであった、ファゴット協奏曲、いかがでしたでしょうか。この曲はバックもかなり集中した演奏となっていたように思います。 バスは団員が2名と、私を含めたエキストラが3名の5人体制。1stVnが8人、という小編成なので、弦楽器としてのバランスはよかったです。ただ、シューマンの交響曲では管の厚みに対抗するのがちょっと大変でした。(私以外の女性エキストラ陣は、すばらしいパワーで管に張り合っていました。。すごい~) そしてアンコールはウィンナワルツの定番のひとつ「春の声」。ワルツと言うことで、久しぶりにブンブンにドライブ(大暴れ、ともいう(笑))しましたが、バスの動き具合、つたわったかな。アンケートの感想に少しでもコメントがあれば嬉しいです。(今回は団員ではなくなったこともあり、打ち上げを失礼させてもらったので、アンケートは見られずじまいなのです) 終演の拍手、起立して客席を見ると、こちらに向かって手を振っている若い女性がいらっしゃいます。しかもハンカチで目を拭いていらっしゃるようで、感激されているご様子。「ステージに向かってだと、誰相手でも自分あてに見える物だし・・誰のお知り合いかな~」なんて思って何度か見ていましたが、やはりこちら(少なくとも舞台の上手、バスのいる側)に向かってメッセージを発しています。「まさか・・私のオケの知り合いで(そもそも若い女性が少ない(笑))、いや、遠目でも知り合いの顔じゃないし・・」 と非常に気になっていたところ、終演後舞台に駆け寄ってこられました。私の隣(トップ位置)で弾いていたH嬢のお友達とのことでした。ちゃんちゃんどおりで、こっちに電波が飛んでくるわけだ。それにしても、あんなに感激してくれるのって、演奏家冥利につきます。こちらまで感激です。お客様への感謝と同時に、音楽の偉大さ、演奏できることのありがたさを感じた次第です。その後、最前列で聴いてくれていたお子さん達(幼稚園~小学校低学年)がステージ近くに来ていたので、楽器を降ろしてあげて、少し触ってもらいました。音楽教室気分です。子供達が楽器触って音が出るのを確認した時って、表情が変わって、こちらまで嬉しくなります。この中からひとりでもバス弾きになってくれたらな~、なんて思います。さて、次回のびわこフィル演奏会は、来年2月5日、場所は初めての「野洲文化ホール」にて、第10回の記念演奏会となります。曲目は、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を中心とした物になります。次回もぜひお越しください!
2011.05.29
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昨年の演奏を最後に第一線から引退したびわこフィルから、演奏会のエキストラの声をかけていただき、練習に行ってきました。こちらの演奏会です。 文字情報はここ ファゴット独奏という、演奏会でもあまりお目にかかれない協奏曲を演奏します。普段は低音で伴奏役が多いファゴットが美しく歌います。ファゴット関係者はもちろんのこと(笑)、低音な皆様のお越しをお待ちしております。
2011.04.03
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今日は朝移動して近江八幡市立老蘇小学校での演奏会(音楽教室)です。メンバーは団員のUさん(梅吉さん)と助っ人ANさんと私のびわバス団コンビ。 KNさんもUさんも車を持っていないので、移動は私の車のみ。(車かバスでしか到達できないのです)。「ベース3台にバス弾き3人」というのは初めての経験。乗るかどうか不安に駆られつつピックアップに回り始めました。 瀬田駅で ANさんと合流し、いよいよ3台目。私が乗っているMPVは2列目シートが左右分離して倒せるため、片側を折りたたみ、そこに2台を互い違い(ネックとエンドピンの方向を2台で逆に)に乗せます。残りの1台は2列目の残りシート(立てたまま)のヘッドレストを取って、斜めに立てかけ。これで2列目に座る人の肩口からネックが「にょき」 と出ることにはなりますが、なんとか3人3台が完成! 2列目の方には申し訳ないですが、これで1時間のドライブとなりました。音楽教室、楽しいです。 子供達も結構静かに聴いてくれましたし。逆におとなしすぎて気になったしまったので、終演後わざと楽器をもって最前列をゆっくり横切ってみました。 そしたら、出口際で、ちらちらとこちらを見る子供達の目が・・「よし、かかった」(笑) 「さわってみるか?」と楽器を目の前に置くと、突然周りの子も含めて「どわーー」と人だかり。一瞬怯みました(笑) 「弦を弾いたあたりはベタベタするで」と言っても逆効果、ベタベタ具合を確かめに来るです。(笑)よしよし、そのくらい好奇心がないとね。やっぱり「弓で弾く」(音が出る)のが不思議みたいで、みんな弓で弾きたがっていました。「ち・・・力入れたらあかん、優しく弾いてや~」で、なんとか順番に少しずつ触ってもらえました。 よかった。みんな興味持ってくれて。 ふと気がつくと、先生・・楽器持って弾いてはるし(笑)。結構お上手。やっぱり触ってみたいよね~。今度も機会があったら、子供達に振ってみよう。 次はどこでこういう場が持てるかわかりませんが、「また相手してな~」
2010.11.20
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一転14日はダブルヘッダー練習となりまして、朝は嫁の草津チェンバーオケ本番に向けて、送り迎えやら子供のお守りやら。午後の本番が聴けないので、リハ前に伺って知り合いの皆様にご挨拶。次回は「パリ」(モーツァルトの31番)、ハイドン102番(愛称無し!)、エロイカ(ベートーベンの3番交響曲)という、弦にとっては泣きそうな(笑)プロとのことです。で、午後からはこの土曜日が本番となる、安土は老蘇小学校での音楽教室向け練習で、久しぶりにびわこフィルの皆様と一緒に演奏させてもらいました。やっぱ懐かしいですね。色々な意味で。子供達(&ご父兄)の前でいい演奏ができますように・・曲目は比較的定番な、シンコペーテッドクロック、カルメン前奏曲などなど です。 その後、同じ練習場(部屋は違う)でそのままびわバス団の練習です。こちらも本番が28日に迫っている中、一人欠けての練習となり、ややピリピリムードで始まりました。なにせ28日には、初めて舞台にかける「犬小屋のシュトラウス」がありまして、これはいわゆる「接続曲」というジャンルの曲(元曲の有名どころをつないで、まとまりをつけた曲)のために、各曲のテンポ変わり目とかで打ち合わせがかなり必要なのです。こんな曲です。 こちらも本番、いい演奏ができますように・・14日の練習でほぼ出入りの様子はわかったので、次回20日の練習ではもう一人を加えて、最後の仕上げです。
2010.11.14
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一身上の都合(?)で、びわこフィルの一線を退くことにさせていただきました。8年ぶりにオケの正式団員となり、パートの首席(トラ首席などの短期のもの除く)やオケの棒を振らせてもらう(練習まででしたが)など、色々な経験をさせていただき、本当に感謝しています。16日の練習は演奏会後の初練習で、次回演奏会の曲目初見大会でした。やったのは「オベロン」と「春:シューマンの交響曲1番」オベロンは降り番でしたが、大学オケ現役最後の演奏会の曲目。そして「春」は4回生での演奏曲目でした。どちらも多感(?)な頃に身体に覚え込ませた曲なので、早い音符を除けば、曲の入りどころなどは迷うこともなく(な~んていいながら、指追って数えるんどえすが)、楽しんで演奏させてもらいました。本番直後にもかかわらず、ほとんどのパートが揃っての演奏となったため、初見大会とはいいながら非常に充実した音でして、昔を思わず思い出しながら弾かせてもらいました。ありがとうございました。次回の演奏会はきっと素敵な物になると思います。私の住まいは相変わらず滋賀県なので、これからもびわこフィルをずーっと応援させてもらいたいと思っています。
2010.05.16
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25日に無事演奏会終了しました。運営的にはほぼ大成功、お客様もさきら大ホールの8割~9割を埋める大入りで、ありがたい限りです。無事、といって良いと思います。しかし演奏は全然無事ではなく(笑)。過去4回経験したブラ4の中では、最も事故多発の演奏だったといえます。しかも突発ではなく、練習から伏線が張られたものだけに悔いが残ります。これを真摯に反省して、オケとしての機能向上に邁進するのみです。 オケとしては初めてだった協奏曲も、ソリストのがんばりで(頭が下がります。申し訳ない気分でいっぱいです)つながりました。ソリストの素晴らしさは、トラックバック先の他のブログでも皆様書いておられるので、これ以上書きませんが、オケにつけよう、リードしなくては、という気持ちに応えられなかったのが残念です。感性も、技術も。これからオケとして進歩して、また改めてご一緒させていただきたいものです。その頃には手が届かないスターに成られているかも知れませんが。。バスパートはここ数年では初めてノートラ6名を実現し、構成(おっさん3,大学卒業間もないメンバー3)、性別(女2,男4)と個性ありながらバランスとれた、良いチームでした。普段はロックバンドで、クラシックの時はオールド楽器を渋く鳴らすトップ氏Jazz研出身で、クラシックにもすっかり馴染んできて地力をみせるH嬢オールドの5弦を購入し、高性能になった「バズーカ砲」を炸裂させまくったY氏 ブラ4でK大オケトップを張っただけあって、完璧な演奏を繰り広げたT嬢 豊富な経験を背景に、ツボにはまると歓喜の音を爆発させるH氏 こういう頼もしくも個性的なメンバーと弾ける幸せを、このステージ上数時間のみ過ごせる。演奏は一期一会のもんですね。音もさることながら、聴衆、メンバー、ホールの皆さん・・そう思うと、自分への妥協はしちゃいかんですね。常に精一杯で弾かねば。バスの音はそこそこ充実していたと思いますが、いかがだったでしょうか?私は個人的に、長年のクセである「猫背」演奏を何とか克服したい!と思いました。だってみんなかっこよく弾いているのに~(笑)。
2010.04.25
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いよいよ明日が本番。ソリストとのホールでの合わせを客席で聞くことが出来ました。 リハーサルですから、客席は空いています。その分響くので、Vnのソロがますますつややかにきこえました。お客さんが入ったらここまで響くかどうかわからないので、ちょっと得した気分です。もちろん元の音が美しいですから、響きが減っても十分堪能できると思います>みなさまオケは・・がんばらないようにがんばるしかない(笑)ですな。 では、明日の午後、栗東の音楽ホール、さきらでお会いしましょう!!
2010.04.24
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俗に「目、歯、マラ」と言うらしいですが、若いと思っていても老化は着実に我が身に降りかかっているようで、すでに目は遠近両用眼鏡が入っております。演奏会本番を控えての練習なので、本番プルトを組んで(1pultなんです・・)弾こうとしたら、これが音符がほとんど見えない!ブラ4の様に音符が少なくて、学生時代にやたらさらった曲ならまだしも、「大祝」のように音符が詰まっている曲で自分と反対側の楽譜なんて、さっぱりわからなない(泣)。元々最近のBreitkopfは小さめの譜面なのに、さらに若干縮小が加わっている感じ。一人で目の前に譜面台置いて見ているとほぼ問題ないですから、近視と言うより目の調整力の衰えなんでしょうね。 これはあかん。。。恥をしのんでTopどのに、「拡大コピーしたのを使いませんか」とお願い。幸いにも受け入れてくれたので、練習後さっそくダッシュでコピー機に走って、「115%」でB4目一杯の拡大をかけてきました。う~ん、激変。これは何とかなりそう。クセになりそうです。。けど、トラとかで譜面変えられないとなると、やっぱりこれからはmusicグラス(演奏専用眼鏡)でしょうか。
2010.04.18
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いよいよ私の所属するオケの演奏会も近づき、ピンポイントで復団して4月25日の演奏会に参加させてもらうことにしました。本当は3月頭くらいから合流するつもりだったのですが、法事やら別の演奏やらでここまで引っ張ってしまいました。残り全部の練習に出ても5回ということで、さすがにメンコン(メンデルスゾーンのVn協奏曲)は降り番にさせてもらいました。というのも、今回は団員のみで6名が確保できるという、久々の充実の編成が組める(とはいえ、5型くらいなのでややバスがオーバーバランスかも知れません)のです。さて、どんな低音になりますやら。それよりも、中学生ソリスト、見渡風雅(みわたし ふうが)さんのバイオリン独奏が必聴です!滋賀での初ステージ、お聴きのがしなく。 私も降り番をよいことに、客先で聴かせてもらおうかな(笑)。もし栗東の「さきら」大ホール客席で見かけたらお声がけください。
2010.03.28
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昨日無事第一回終了でした。わざわざ体育館に足を運んでくださった小学生の皆さん、ご父兄関係者の皆様、ありがとうございました。音楽上はやや事故(汗)もありましたが、指揮者コーナにも6年生の子が手を挙げてくれたりで、楽しいイベントになったのではないかと思います。で・・私は朝のK泉医院でのエコー検査(待合室で流れていたのは・・ なんだろう、ストラビンスキーの新古典主義あたりのかな・・・あ`~痒い~)で堅田から折り返して、草津でもう一人のバス弾きの方と合流、楽器を積み込んでいそいで瀬田へ。。「ぎりぎりセーフ」と思いきや、グラウンド(駐車場)への道がない?! 暫く探してから聞いてみると、そもそも入り口が違ったらしい。 どひー、とあわてて車を回したが、リハに遅刻してしまいました。 ひ~ん、ごめんなさい(泣)で、リハで先日削った駒を試したら、G線が数mm左手側によっていて、弾きにくいし、高さも低すぎ。 リハの休憩中に、あわてて駒をE線側にわずかにずらし、アジャスタブル駒のG線側のネジを廻して、3mmくらい上げる。けど、片方だけ高くすると弦位置も微妙にずれるので、また駒いじり。なんとか休憩中に間に合って、それらしい位置にセットできました。この日の夜のKCO練習でも、まぁ許容範囲くらいか。これで少し様子見です。こうして出る音は・・G/D線は相当明るい、ハイテンションな音。ソロはかなり通りそうな感じです(weichゲージのせい?) A/E線の普通オケ弦もかなり芯の固い音で、オブリガート(やはり同じくシンセコアの弦)がガット風味なのに対して、スチール弦っぽい音がします。もう少し音変わってくるかも知れませんが、色々弾いてみてみます。次の訪問演奏は11月で~す。安土の皆様、よろしくお願いいたします。
2009.10.17
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明日は訪問演奏第一弾。近所の瀬田小です。何とか新型インフルの影響もなく開催できそうです。(実は娘達の通う、隣の小学校は、あさっての同様行事は中止になりました)コントラバスアンサンブルでは、静岡時代(地ひびき)にデイケアセンターなどお邪魔させていただいてましたが、お子さんの前でというのは、ホント久しぶり! ひょっとしたら、学生時代の演奏旅行以来かも。学生時代は、毎年7月半ば、梅雨末期の雨と祇園祭の喧噪から抜け出して、約2週間、日本をブロック別に巡回(私たちの頃は、九州-東北-北海道-北陸-中四国の順)で5年掛けてぐるっと日本一周、という感じでした。2週間、主に町・村(今は合併で市だらけですが)のホールや体育館で、小中学生や一般の皆様向けの音楽教室の曲を持って廻るのです。演奏して宿泊(当然宴会)、起きて移動、ついて会場設営~リハ~本番の毎日。2公演のところや、2日がかりの所等、結構ハードスケジュールだったりで、まるで合宿続きの状態です。私はバス弾きなので、楽器運搬自動車部隊隊員として、先乗りと力仕事と、道草観光に浸りました。おかげで団員内のロマンスとかとは縁がなくなってしまいましたが(笑)。だけど、そこでの子供達の目、土地土地の方の暖かいおもてなし(ホームステイのところもありましたし、宴会ではよく酒の差し入れが・・「今日飲みきったら、明日もさしいれしてあげる」なんていう激しい町もありました。)、学生オケ時代の大きな思い出、宝物です。その時に演奏した、マイスター、フィンランディア、運命(1楽章)、白鳥の湖(終曲付き抜粋)、カルメン前奏曲、アンダーソンの小品、ラデツキー行進曲。今も暗譜で弾けそうなくらい、毎年練習して、弾かせてもらいました。これらの曲を演奏するときは、どうしても気分があの当時に返ってしまいます。北海道の時だったかな、降り番の日でたまたま体育館の一番後ろで白鳥の湖(その年はナレーション入りで曲を説明)を聞いていたら、最初少しざわついていた子供達が、終曲のあたりになり、アナウンス(これがまた、日程も後半でなれた物でノリノリ)が「オデット!君のいないこの世ではぼくも生きてはいけない!!」と叫んで終曲の山場(白鳥のテーマが全奏となるところ)にさしあたったあたりでは、子供達は一人もしゃべらずに、音が次どうなるかに聴き入っていました。最後は先生が何も言わなくても、割れんばかりの拍手。 これには痺れました。それ以来、感動して聴いてくれる子供達の顔見たさが音楽をやっているひとつのモチベーションになっているのかも知れません。あの頃から20年以上経ち、子供達はどんな感じで聞いてくれるでしょうか。もう一度演奏した町街を訪れたくなってしまいました。
2009.10.16
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見学に来ていた後輩は、半ば強引に(?!)入団してもらっちゃいました。決めゼリフは、「運命弾けるで~」。というのも、びわこフィルはこの秋、3件の訪問演奏を予定しており、その中で運命のさわりを演奏するステージがあるのです。10月17日(土) 大津市立瀬田小学校11月7日 (土) 安土町立老蘇小学校 11月14日(土) 栗東市立大宝東小学校各小学校関係の皆様、よろしくお願いいたします。コントラバスはパートトップ氏が多忙のため、急遽私も復団させていただくことになりました。(コントラバスは2~3人の編成となります)ちなみに私は、17日(瀬田小)はコントラバスで、14日(大宝東小)ではなんと、指揮者で出演予定です。ドキドキの指揮者デビューとなります。#同時に今回オーケストラ用にアレンジした 2曲もお披露目の予定です。何か演奏旅行気分で楽しいです~。
2009.10.11
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立て続けにもう一曲、やってみることになりました。今度はもっと条件厳しくて、・火曜~金曜4日間での仕上げ(土曜日に譜面配布、日曜日に音だし)・元譜面は弦楽四重奏。すでに練習時間が足りないため、この譜面で弦楽器は練習を始めている。よって、弦四部の譜面は一部を除いて変更しない。・音楽教室でのアンコール、もしくは一緒に歌う伴奏なので、前奏、間奏はシンプルにする。(凝って変則的な小節数になると、歌が入れない)・本番の編成が4段階、どれでもそれなりの音が出るようにする。(弦楽合奏、弦+木管(Hnあり)、オケ(Hn2,Tb1)、オケ(Hn4,Tb3))・本番度にメンツが変わるため、各楽器の音域・テクニックは出来るだけ平易に。・歌は4番まで。聞き手に飽きさせないようにする。 月曜の譜面入手から、こんな感じでした。月曜日) ライブラリアンの方に連絡。譜面をメールしてもらう(感謝~)。眺めた上で、可能性に賭けることを決意。 火曜日) まずは既存の弦四部の譜面をパソコンに打ち込み。 和声と構成を把握できたので、楽器の配置を検討。 水曜日) 定時退社日にわりと定時で(笑)帰れたので、一気に概要を打ち込む。前奏も作成。旋律や和声のコピペが自動移調(移調楽器へコピーすると、勝手に音程をスライドさせてくれる)はホントに便利。バスパート追加完。 木曜日) 後奏、およびMIDIで聴きながら、音の据わりが悪いところやバグ(音間違い)取り。これもMIDIで聴けるのですごい楽。しかも自動移調ができ るので、これまでバグの多かった移調楽器への転記ミスはほとんど無い。強弱、発想記号、パーカス譜面も完。ってほとんど出番無いです。ごめんなさい。>パー カスの皆様。(あとで追加しようかな~) 金曜日) 管楽器への指示(ソロ、tutti等)や、譜面の細かい部分の整理、旋律バランスの最終検討(弦楽合奏、弦・木管(Hn)、フルオケ (Hn3,4,Trb1,2オプション)の、どの編成でも成立するように)。そしてパート譜作成して各パートでのレイアウト調整、印刷、pdfして固めて Webとメールで配信 おぉ。ギリギリセーフだ。実働4日8時間。 質は・・・日曜日の音出しには参加しませんので(笑)。 良い勉強になりました。 スクールバンド向けのアレンジャーの方がすごい苦労されているのが、少しわかった気がします。
2009.10.04
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メトロノームは変身して、アレンジャーにもなってしまいました。。というのは、音楽教室で演奏する曲の譜面が弦楽四重奏用のものしかなくって、これでオケで演奏するのはさすがに無理がある、と思い、思わず編曲に手上げしてしまいました。編曲と言えばかっこいいですが、実際は弦楽用の譜面がありますから、音の再配置なんですね。それでも、普段はコントラバスアンサンブルの譜面作りにしか使っていないソフトを、始めてオケ用に使いました。移調楽器なんかもPC用ソフトで一発変換、MIDIで音確認。便利な世の中になった物です。学生時代、合唱の伴奏をアレンジしたときはスコア手書きでしたもんね。家にはいまだに写譜ペン転がっています。 今回の所要時間は連休2日弱。16時間というところでしょうか。もちろん楽器割り振りとかは、帰省中の車中で色々想像してたりしましたが、それは時間外。
2009.09.27
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今日もメトロノームしに練習へ行きました。今日は管も加わると言うことで、段々とスコアの見ないと行けない範囲が広がり、しかも指示も増え、で今までになく口数も少なく、ひたすら振っている感じでした。 で、訪問演奏で唐突にモーツァルトのクラコン、ホルンコン(楽章抜き出し)をやるということで、ぶっつけで指揮。しかもクラコンはスコアが無くて、弦楽器のパート譜を見ながら。なんだか指揮者コンテンスト(?!)で試されている感じ。校歌のアレンジも有ったりで、音のミス見つけ課題もあったし(笑)。 で、結果として来月の訪問演奏(元々アンサンブルだけの予定だったため、指揮者の手当がなかった)で代役指揮として登場することになりそうです。楽器弾くよりよほど緊張します。とはいえ、子供のVn発表会のピアノ伴奏よりはましか。
2009.09.19
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訪問演奏会(音楽教室)の2ndVnパート練習が有るとのこと。休団中の身としては楽器を持っていくわけにはいかない(団費を払っていないのに練習場を使わせてもらうことになる)のですが、参加できるかもしれないので、メトロノームに扮してパート練習の譜面台位置に立つことにしました(ウソ)。パート練習といっても、1st3人、2nd4人、Va1人、Vc2人と、アンサンブル練習相当のパートが揃っており、メトロノームも振り甲斐があります。この日のために、ナカイ楽器で指揮棒(メトロノームの針ですね)を買ってきた甲斐ありました。(久しぶりの阪急梅田駅界隈がなつかしかった~)曲目は運命1楽章カルメン前奏曲シンコペーティッドクロックおもちゃの交響曲アイネク等ということで、標準的な音楽教室曲目ですが、なにせ本番は10月。あと1.5ヶ月、時間があまりない。2時間の練習で盛りだくさんの中、アイネクまで手が回らず、申し訳なかったです。この練習が少しでも合奏の向上に役立てばよいですが。。私も全体のバランスとか見えてきたので、合流するときの参考になりました。さらわなくっちゃ。。。
2009.08.29
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現在びわこフィル休団中です。一応「休団」なので、情報はMLなどで廻してもらえているのですが、その中に「コントラバス見学者来訪予定」の書き込みがあり、楽譜の準備要請が。。トップ氏からの返事が来なかったので、楽譜準備バックアップのために、久しぶりに練習に顔を出すことにした。見学者が「女性」だったので気合いが入ったことは否定できない。。。(笑)行ってみたら、見学の方は楽器なしで、しかも今日はY氏が来てくれていたおかげで、楽譜もあり、ということで一安心。しかも見学の方、実は大学オケの後輩で、以前OB会での演奏でご一緒した方。。悪いこと(?)は出来ないものです。というわけで、真摯に当オケの現状と、周辺オケの状況を説明し、ご本人の選択に委ねることとしました。まずは本人が納得した上で、幸せな社会人アマオケ生活を送ることが一番ですからね。しかし、これだけ弾ける人も滅多にいないので、出来れば仲間になってほしいです。。(女性パラメータが影響していることは(再度)否定しません(笑))
2009.08.02
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一人暮らしの実家(高松)の父親を定期的に訪れたいので、びわこフィルをしばらくお休みさせていただくことにしました。せっかくメンバーの弾き方・音楽性もわかってきたところだったので、残念です。復帰したときに取り残されないように、それまで滋賀医大オケやびわバス団でがんばっておきます。(この2つはスポットでの活動なので、やりくりできるんですが。。。)
2009.06.02
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演奏会終了後の初練習。弦楽器だけでの譜読みです。次回の曲は大祝、メンコン、ブラ4。ドイツでまとめた典型的なプロ。バスも弾き甲斐あります。バタバタしていて元々はお休みの予定だったんですが、バスパート入団希望の方が来られそうだったので、急遽参加することにしました。でてみたら、普段分奏を仕切っておられるコンマスが所用で早退とのこと。つい「じゃあ後はやってみます・・」と言ってしまった。まさかのいきなり弦トレ。いざ前に立つと、弦の1pultの方達が眼前におられ(当たり前ですが)、緊張~。初合わせなので、通れば良し!というスタンスで、とにかく前へ進めることにしました。2nd以外は曲を弾いたことある方がいらっしゃったこともあり、結構通るんじゃないか、と思ってすすめたら、なんとか2時間で大祝、ブラ4はほぼ通りました。 びっくりしてた方もいらっしゃいましたが、今の弦の力なら、棒がちょっとサポートすれば通っちゃいます。要は目的(通す!)をはっきりさせて、通る!という思いで進めれば何とかなる実力まで来て居るんですよね~。創立当時(私は知らない時代)はきっと大変だったのでしょうが、いつまでもその頃の評価に呪縛される必要は全然ありません。(弾けない、合わない、と思ったら絶対にできっこありません!!)今、このオケは客観的に見ると、弦は私がいままで経験したオケでの低位(失礼)を脱して、標準レベルへぐんぐん上昇中。管は正直伸び悩み。と言う感じ。ま、メンツの新陳代謝を考えたら、ある意味当然なんですが。(もちろんその分、今後弦のレベルが再度下がるリスクだってある)その自信も持って欲しくて、少し大げさに盛り上げてみました。拙い棒でしたが、ま、一発トレーナ(メトロノーム代わり)と言うことで、今日の成果を自信にして、今後みんなが積極的にアンサンブルに関わっていってくれたら嬉しいです。
2009.05.10
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大分遅い書き込みになりましたが、盛況のうちに第7回の演奏会を終えることが出来ました。関係した各位には厚くお礼申し上げます。演奏評については書き出すと歯止めがきかなくなるので、細かいことは省きます。(身内の読者から、内部からわざわざ恥をさらすような記事を書くな!という注意も受けましたので(笑)) 総じて言えば、びわこフィルが次のステップに進めるかどうかの分かれ道に来ていることを示した演奏会、といえます。これまでの延長で言えば、多分良い演奏会だったのではないかと推測します(なにせ私は前回今回の2回しか出演していないので)。お客様も定員800程度のさきら大ホールに、600人余りのお客様を迎えることが出来ています。集客力は結構誇れるものがあるとおもいます。ただ、今のシステム、組織、プロセスでは今後の伸びしろが減ってきたな、と言う感を強くしました。システム、組織、プロセス、何かを痛みを伴って変えないと、今後の飛躍が出来ないところまで、今のやり方ではある意味完成してきていると思います。(いまの団員数なり、今の演奏水準でそろそろ限界かな、と言う意味です)次回はソリストを迎えて、びわこフィルとしては初めての協奏曲にトライします。しかし、今の延長で協奏曲にトライしても、「何とか出来ました~、よかったですね」で終わるのが目一杯のようにも思います。目指す音楽を1段高いところに持って行けるかどうか。これから1年、大げさでなく、今後の発展・衰退を決める正念場と思います。 ぜひ皆様からのご支援、ご指導を賜りたく思います。 #システム・プロセスの内情を知りたい方は、ぜひご入団下さい(笑)
2009.04.26
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だったん人の冒頭、有名な旋律。原曲はオペラの曲で、合唱が歌います。オーケストラでやるときは、合唱のパートをばさっと削って演奏します。オーボエが旋律吹いているので、曲はつながるのですが、実は合唱とオーボエではタイの位置が異なっていたりして、微妙に異なります。気持ち悪いです。CDなんかでもここは合唱と同じに直しているような気がします。気がつかないのか、気がついて敢えてそのままにしているのか。。。よくわかりません。
2009.03.22
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ご無沙汰でした。いよいよびわこフィルの演奏会チラシが出来、配布も始まりました。本番気分が少しずつですが盛り上がってきました。連休前はコストパフォーマンスのよい(笑)当演奏会へ、ぜひおこし下さい。
2009.02.15
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びわこフィルにティンパニがやってきました。コスト削減のために、中古の海外直輸入です。けど、かなり状態いい感じ。ぴかぴかです。しかも2対(4台)揃っている。バス弾きにとっては、これでようやく合奏ができる、という感じです。特にベートーベンあたりの古典は、ティンパニとトランペットがリズムとアクセントを与え、バスとファゴットがリズムの追加と低音域を埋める、という構造なので、ティンパニがないとリズムの主体がない状態になってしまう。ティンパニがない合奏は、ほとんどやる意味ない、といって過言ではありません。これでオケの練習効率アップ、そして実力アップすることを祈っています。(まずは自力で拍を数えられる人を増やしていくことですが)
2009.01.13
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今日はびわこフィルの練習。相変わらず編成は 1.5-2.5-1.5-1.5-0.5 で、管もまともに揃ったのはCl/Flだけという、惨憺たる歯抜けでの練習。バスも私1本なので、「だったん人」なんかは弓が折れるんか、と言うくらいの「バカ」音量で弾かないと行けない。こんな汚い、情けない音で毎回弾かないと行けない、というのはつらい。トラも本来「だったん人」なら+3人(合計7人)は欲しいのだが、1stVnの、編成は全曲5pultで・・という耳を疑うような台詞で、+2へ後退させた(6人)。そもそも上記の編成であっても、それなりにステージにのってお客さんに演奏を聴いてもらうには、まともなバランスを取らないと行けない。そんな中で、・管楽器奏者にも団員としての演奏機会を与える。・オーケストラとしてバランスを取った編成で演奏をする (団員で足りない場合はエキストラ導入)・団員の多寡によって、オケの財政事情が異なる (団員が少ないと、トラ代もだせない)は、完全にトレードオフ、というか矛盾してくる。特に弦楽器の団員が少ないと深刻だ。・演奏機会を与えるためには、弦の編成を大きくしないと行けない。 (特にTrb/Tubaを乗せる場合)・編成のバランスを取るためには、弦中心にエキストラが必要。 ギャラが要る。・団員が少ないと、運営資金が少ない。ギャラが出せない。他の多くのアマオケは(推測だが)、団員が少ない場合、団費を高めにするとか、管楽器をエントリー制(期間労働制)にするとか苦労してでも、何とか本番での編成をTrbありの2管編成で1st 8pultくらいに揃えてくる。残念ながら、びわこフィルは団費をあげない(これ以上上げると、経済的にも団員を集めにくくなる? といっても決して高い方には思えないが)ことを優先してしまい、編成を削ることで上記の矛盾を収拾している。演奏の質にどこまでこだわるか、ではあるが、これはしんどい。
2008.12.07
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3連休もいよいよ最終日。嫁子の冷たい視線をふりきって、雨の中練習場へ。滋賀医大の譜面(というよりスコア・・アンコールのために、シンフォニーのスコア1冊分の重みが増している。。)などで重かったせいか、エンドピン使うキャリータイヤの空気抜けが発覚。しかもついでに家の空気入れも壊れていることが判明。今朝DIYショップで空気入れとエンドピンゴムを購入して、今日の練習には間に合った。20日のカフェでのアンサンブル演奏(弦楽合奏)にベースでで乱入しました。元々弦楽四重奏の譜面を複数でやっているため、ベースの譜面はないのですが、適当に音を削ったりしながらゴリゴリ弾いたので、まさに「乱入」でした。しかも曲も「クリスマス協奏曲」はじめ、初めての曲がほとんど(アヴェ・ヴェルム・コルプスなどは曲は有名だし、Cb4重奏でやってましたが、弦楽合奏では初めて)で、事前の下調べもしたり、わくわくでした。やはり初めての曲合わせ、というのはスリリングでもあり、楽しいです。ただ、本番までもう1回も練習に出られない。。。これでのっていいんか?という自責の念があります。。。リハの様子で降りさせてもらうかどうか決めるしかないか。元々これ以降バス抜きで練習するのだし。やっぱり「乱入」が適当かもしれません。
2008.11.24
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今日は9月6日以降久しぶりのびわフィル練習でした。曲は未完成とカレリア未完成は2楽章の弦シンコペも通るようになっていて、オケは着実に進歩しています。Vcには新しい見学の方も(楽器持参で)加わり、今日だけで3プルト。編成としてはビオラを抜き、相当充実です。バスは私一人。さすがにカレリアをまじめに弾きとおすと、しんどい。人数居れば、適当に抜きながら進めるのだが。。(おいおい)ただ、今日はTrpが一人もいないので、カレリアは様にならない。このへん、出席メンツでもって練習曲の調整とかできんもんだろうか。木管メンツ替えもあんまりなさそうだし。。練習後のミーティングで、アンサンブル演奏のオファーが団に来ているとのこと。バスアンサンブルで出たろうかしらん。やはり演奏団体の立ち上げ、維持にはステージの継続が何より。これをきっかけにして立ち上げられるかな。
2008.09.28
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一応候補が決まったみたいです。カルメン組曲(アラゴネーズ、前奏曲)新世界2楽章抜粋ラデツキー行進曲こんだけ・・だとナレーション入れて30分くらいか。楽器紹介や指揮者コーナーはないのかしらん。新世界は中間部がなかったら結構暇ですね。最後のバスパート内で4部に分かれる和音くらいかな、びびるの。それでもこの曲でチューバが必要なんですね、2楽章冒頭・最後数小節のために。ラデツキーは弾く度に譜面が違っていたりするので、もう適当に(すみません)弾いてたりします。今度はさすがにトップで弾くので、ちゃんとこのオケの譜面に忠実に弾こうと思っています。
2008.09.07
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今日も訪問演奏の情報(進展)なし。。曲も連絡無し。2ヶ月後、大丈夫でしょうか。それはさておき、約1ヶ月ぶりのオケ練習。曲はエグモントとだったん人。エグモントはテンポの変わり目を除けば(ってそこが難しいんですが)、まぁ、とおってきました。だったん人は曲をとおすためのメンツが足りてなくて、(Tp/Trb/Tuba全滅。これではボロディンとおすのはむずかしい。冒頭のハープ頭打ちなんかはしょうがないですが、これは指揮者からの指示でCbソロで・・て実音で弾くと上のA(記譜音でト音記号の真ん中ラ)で、意外と高い音でした。)アンサンブルもやりにくく、手詰まり感ありました。今の状態って、たぶん「曲の構造がわかって、とおる感覚がわかればOK」,と指導者の方も思っておられるようで、なぜか時間も余り気味。もちろんエグモントの冒頭フェルマータ(ffからディミヌエンド)と二回目ののばし(ffのみ)を楽譜どおりにはっきり差をつけるか、わざと似せて弾くか、なんて楽譜指示の再現レベルまではいっていない(今は人それぞれ)のですが、とおるだけの合奏レベルと、その次に目指す合奏体を一つの解釈にまとめるレベルに入る間には、すごいギャップがあって、そこを埋めるノウハウが無くてオケ全体が固まっている状態のようにも見えました。いちど合奏はしばらくやめて、パート練習やセクション(もしくは複数パート連合)練習、弦ならクインテット練習なんかしてもいいと思うのですが。弦分奏・管分奏もまだ少し時期が早い気がする。個々ではいい気合いだしている方もいらっしゃるだけに、なんかもったいないです。
2008.09.06
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曲目としては、先述の小国町でのものをあげておきます。この年は結構曲目へのチャレンジがあって、ペールギュントを入れたり、演奏会でやったスラブ舞曲が入ったり、シュトラウスのワルツが入ったりしています。その1年前、1982年の練習譜だと、こんな感じです。(順不同)・マイスタージンガー前奏曲(ワーグナー)・カバレリア・ルスティカーナ間奏曲(マスカーニ)・運命 1楽章(ベートーヴェン)・フィンランディア(シベリウス)・白鳥の湖抜粋(チャイコフスキー) 情景、ワルツ、4羽の白鳥の踊り、ハンガリーの踊り、ナポリの踊り、小白鳥の踊り、情景~終曲・カルメン前奏曲(ビゼー)・踊る子猫(アンダーソン)・プリンク、プランク、プルンク(アンダーソン)・トランペット吹きの休日(アンダーソン)・タイプライター(アンダーソン)・シンコペーティッドクロック(アンダーソン)・ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)・ラデツキー行進曲(シュトラウスI)・映画音楽&ご当地合唱曲、校歌、市民・町民歌、民謡等(この年はトランペットに名手がそろったため、トランペット吹きの休日や、白鳥の湖の「ナポリの踊り」が入ったりしています。)これらを夏の演奏会(6月初~中旬)後の約1ヶ月で仕上げることになります。ただ、このうち80%位は昨年と同じ曲なので、仕上がりは速いです。また、演奏会と同じ密度(全員拘束のパート練習、セクション練習、合奏が各週1回。都合週3日のメンバーがそろっての練習)で行うため、1ヶ月あればほぼ何とかなります。一方びわこフィルの過去演奏会曲目でいうと、音楽教室で使えそうなのが、・運命1楽章・新世界2楽章(ドボルザーク)・コッペリア抜粋(ドリーブ)・セビリアの理髪師序曲(ロッシーニ)・歌劇「魔笛」序曲(モーツァルト)・「カルメン」第1組曲(ビゼー)・マイスタージンガー前奏曲・ペールギュントより抜粋(グリーグ)・「軽騎兵」序曲(スッペ)というところですが、これだと、カルメンかペールギュント/コッペリアをメインにして、サブに運命か新世界、というところでしょうか。魔笛は声入りのナンバーを少し加えられれば、かなりいい感じになるのですが。ただ、アンダーソンやワルツ、校歌、楽器紹介あたりは追加で欲しいところですね。純古典ばかりだと、小学生にはつらいですから。あと、マイクでの進行は小中学生なら必須ですね(曲目紹介など。長い曲ならストーリーや聴き所の紹介も)マイク解説があると、白鳥の湖あたりの最後なんか、子供達もしーんとなって音楽を聴き入ってくれることもあり、こちらも感動してしまいます。というわけで、私には、蚊取り線香の香り=白鳥湖なんです。
2008.08.15
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この10月にびわこフィルでは近隣の小学校での出張演奏を受けたとのことです。最近はエキストラ生活が長かったため、準定期演奏会としてのファミリーコンサートくらいしか出番が無く(小中学校演奏ではステージの関係で人数を絞ることもあり、エキストラの出番は少ない)、近くでは八幡市民オケの演奏会に出演したくらいでした。次回も八幡はファミリーコンサートですが、およびかかるかな。。。それはそうと、わがびわこフィルのほうは大丈夫なんだろうか、なんせ入って数ヶ月なので、オケとしての音教経験とかよくわかっていないもので。過去の演奏会の曲からチョイスする、という方針とのことであり、まぁうまくいくとは思うのですが。学生時代に演奏旅行で音楽教室をかなりこなしたせいもあり、実は音教(音楽教室)演奏って好きなんです。。。そのぶん愛着もあって、変な演奏はしたくありません。(もちろんアマチュアなんで、腕の面では限界ありますが、決して手抜きはしない、という意味です)なんで学生オケが演奏旅行?と思われるかたもいらっしゃると思います。たまたま私が所属していた学校のオケは、関西でも有数の古いオケ(古さだけなら、プロオケと合わせても全国5本の指に入る)なので、まだオケが珍しい時代には各地への巡回公演にかなりの需要があったようです。その名残のせいか、アマチュアオケにもかかわらず、毎年夏2週間程度、全国の5地域(北海道、東北、北陸、中四国、九州)をひとつずつ廻るシステムができています。(5年在学すれば、ほぼ日本一周できます(笑)。私は1周と少しできました(爆))私の在学中(20年くらい前)だと、演奏旅行は約1年前にメンバーをそろえてプロジェクトを立ち上げ、予定の地域の教育委員会へ演奏のオファーを出すところから始めていました。(交通費はオケ持ち、ギャラ無し、ただし宿と食事だけは提供してもらう、という条件)オファーに対してOKが返ってきた団体と詳細交渉していきます。5年に一度の行事なので、相手方に前例があるところ(お役所なので)は話がすすめやすいです。もちろん宿は贅沢言えず、提供いただいた公共の宿舎の空きから体育館のマットまで、色々です。それなりに学生にとっては楽しいものです。。だいたい小中学校での音楽教室か、一般向けでの演奏会を行い、最後に各地の大学オーケストラとジョイントコンサートを行う、というのがツアーのパターンでした。(私の在学中お世話になったのは、北大、東北大、金沢大、岡大、鹿児島大の各オケでした。当時のメンバーとは、今も友人としておつきあいしている方もいます)旅行の日々はというと、楽器輸送隊(私はバス弾きなので、たいがいこっち。トラック+乗用車2台程度の先遣隊)と鉄道移動の本隊に分かれ、現地入り、舞台設営、主催者との打ち合わせ、リハ、本番数回、移動 を繰り返します。特にご当地ソングのリハーサルは、オケOBのプロアレンジャーにお願いしていたこともあり、譜面が演奏数日前に移動先に届くことがしばしばで、夜の写譜大会の結果をリハで確認していました。気分は指揮者コンクールですね。写譜ミスによる変な音をみんなで見つけながらの冷や冷やリハーサルでした。おかげで耳は良くなった・・・気がします。参考に1983年山形県小国町での公演パンフを載せておきます。ここでは、確か初日に地元の皆さんから酒類の差し入れをいただき、「これで足りなかったら、明日も持ってきます(当地には2泊させてもらった。)。ただし、今日のが残っていたら明日はそれでお願いします」と言われ、翌日非番(降り番:数は非常に少ないですが)の人間は酒の海に浸る幸せの中で、気を失っていきました(救急車は来ていません。。。念のため)。ほんとに各地の皆さんに良くしてもらいました。北海道から九州まで、忘れることの出来ない思い出がいっぱいです。祇園祭の山鉾巡行の頃=梅雨明け直後の猛暑の中、移動・演奏・酒・ロマンス(これは私には無縁)と、まさに疾風怒濤の2週間でした。長くなったので、曲目は次回へ。
2008.08.15
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9日は午前に京都の楽器屋さんで毛替えした弓を受け取り、その足で大津の練習に行く予定だった。ところが京都は清水寺の千日詣り。意外と混んでいて練習には遅刻でした。すみません。9日から会社が夏休み、という人も多いので揃いはイマイチ。1stはコンマス抜きの二人。Vaも二人。2ndとVcはそこそこ。Cbは私一人。管もポロポロ抜けが。痛いのはティンパニ無し。曲は未完成とカレリアだが、ティンパニ無しで困るのは、むしろ未完成。Timpパートの独立性が高く、結構バスは当てにしている、というかアンサンブルを取らないと行けない。ティンパニいないと、ベースが合奏練習に出る意味は半減以下ですね。今日休んだ皆さんはよくわかっていらっしゃる。。。まぁ、練習は前回よりは格段に進歩して、満身創痍ながら何とか通りましたが、まだ合奏レベルには至っていません。管楽器が2楽章(ホ長調)のDisの#忘れて対旋律吹き続けて、文句が出てこないような感じですから。。。バスとしては、弾けない所の個人練習として弾く以外は、他のパートのやばいところを確認して、テンポの煽りどころや落としどころを考えていました。今は走る気満々のパートがあちこちに潜伏しているので、音楽性は無視して、とにかくバカでかい音でリズムをきざみ続けるしかありません。譜面のニュアンスに従って弾けるのは、数ヶ月後くらい、かな。だいたい最初の頃のミスは本人の癖に由来したりするので、ある意味極限状態になる本番ステージでは、最初のミスが再現される確率が高いです。ですので練習初期のミス情報は、合奏を何とか最後まで持って行くためのリズムを作るベースパートとしては、大変貴重な情報です。次の練習は家庭の用事でお休みですが、どこまで進歩するでしょうか。伸び率大きいだけに次の次、が楽しみです。私も未完成1楽章の展開部は見直しておかねば。
2008.08.09
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びわこフィルハーモニーの次回演奏会も、曲目決まりました。エグモント序曲(ベートーヴェン)カレリア組曲(シベリウス)だったん人の踊り(ボロディン)未完成(シューベルト)http://orchestra.musicinfo.co.jp/~biwaphil/blog/100ensou/管メンバーのポストの関係もあり、中プロにやや大編成の曲が入っています。ただ弦の編成は小さいため、エグモントや未完成でぎりぎりくらいのサイズなんですが。トラ呼ばせてくれるんだろうか。。。これもエグモントは1回生オケ、未完成は2回生の時の演奏旅行の曲、カレリアは学生時代のエキストラで何度か体験、と割と昔さらった曲。(だったん人は割と最近になって何度か弾いた)最近は意外と未完成の演奏頻度が下がっていて(音楽記録媒体がLP→CDになってから、がくんと録音数が減ったこともある。)、結構めずらしいかもしれません。名曲なんですが短いのと終わりが静かなので、プログラムが組みにくいんですね。(ブラームスの3番交響曲も同様)そういう意味では貴重な演奏です。お楽しみに。#LP当時は、片面演奏時間が約25分。そのため、演奏時間がぴったりのA面「運命」B面「未完成」が黄金カップリングでした。CDになって表裏の概念がなくなったため(また、第9が1枚になるように74分に録音時間が設定もされ)、逆に微妙な演奏時間の組み合わせとなってしまいました。
2008.08.03
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びわこフィル演奏会、無事終わりました。父親の退院の件で打ち上げをキャンセルしてしまい(結局退院は伸びた)、家へ戻って楽譜の片付けや次の曲の準備なぞ。。雨と予想されていた天気は、晴れ間も見える蒸し暑い日となり、お客様も8割程度の入りで、なかなか盛況。そうとう強烈な晴れ男(か女)がいるのでは。私はトラ以外で初めてトップの位置で弾きましたが(ベースパート全トラのオケで、じゃんけんで負けてトップをやったのが、これまでの唯一のステージ)、緊張しまくりでした。何とかドボ8まで来ましたが、2楽章でやってしまいました。例の時々譜面からpizz指示が欠落しているところ、音型が変わるタイミングを間違えて、相当早くに飛び込んでしまいました。自信をもって飛び込んだために、周囲も思わずつけてしまって、パート全体で落ちかけ(ほとんど落ちた)てしまいました。すみません。先々週の八幡でもベー7、3楽章で飛び出してしまい、反省していたのですが、トップの位置でやると破壊度が違う。。。次回は昔からのメンバーが復活すると思いますが、もし前に座るとなったら、心して練習出ます。それにしても本番弱いなー。
2008.06.08
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週末の演奏会、ご案内はこちらです。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=824907825&owner_id=4883976ちょっとmixiに別記事入れるんで、同じ内容ですがこっちに転載です。両方見てしまった方、ごめんなさい。
2008.06.05
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いよいよびわこフィルの定期演奏会も来週に迫り、打楽器等もやっとほぼそろってきた。ザッツが雑(しゃれではありません。。。)なのがドキドキものですが、ドボ8は何とかなりそうな感じ。逆に前プロがこわいです。バスは音量出る人が多いので、ザッツと音程さえ合えば、パワー的にはいけるでしょう。ちょうど一人暮らしの父親が入院していて、土日のどちらか一日で見舞いに往復しないと行けない(片道車で4時間!)ので、次はもう本番当日。一番前に座る身にとっては、けっこうやばいです。さらに、痛めて長期になる左手首を、先週仕事で荷造りしている最中にまた痛めてしまった。楽器を押さえる分には大丈夫だが、手首を回したり、ひねったりすると痛みが走る。昨年海外出張時にトランクを片手で持とうとして以来で、小康状態だったのが、この3月にパソコンの調子が悪くて、デスクトップパソコンをむりやりこじ開けようとして再発。その後一進一退です。バンテリン塗ってますが、何か効くもの無いだろうか。。。整形外科で見てもらうのがいいのかな?
2008.06.01
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びわこフィルの演奏会では、開演前にロビーコンサートがあるようです。先日のホール練習ではじめて会場(さきら)に行ったとき、金管アンサンブルが練習しているのを聴きました。さきらの大ホールはおもしろい構造をしていて、舞台の奥にプレイヤーホワイエというような空間があり、そこで出待ちが出来るようになっています。(通常の多目的ホールだと、ここの場所は廊下+楽屋という構造なのが一般的)なんとガラス張りで、昼だとホール裏手から日光がふりそそぎます。夏は温室状態です。そこで金管アンサンブルがガブリエリを練習していたのですが、これが風呂場並みに響くところで、教会もかくありなん、という音響。ガブリエリが鳴り響くと、ちょっと感動ものです。練習なので奏者は一箇所に集まってやっていましたが、これで上下手に分かれて吹いていたら、ほんとに教会みたいな音がすることでしょう。本番はロビーなんでしょうが、ぜひ裏手のホワイエで団員向けだけでも演奏して欲しい。。。曲目は有名なアレですが、思い出せない。(ガブリエリはどれも似ていて。。)当日までひみつ、ということで、演奏会へお越しください。#ちなみにブラバンっ子な私は、アンサンブルコンテストにもでていたから、#金管や木管アンサンブルもよく聴いていました。(その頃はSaxでしたが)#ガブリエリ(作曲家)は金管アンサンブルの定番。
2008.05.23
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今日はびわこフィルのホール練習。本番と同じホールでの合わせになる。栗東のさきらははじめてだけど、シューボックス型の響くホールで、いいかんじです。ただし、客の入り方で相当響きが変わるようで、本番要注意。昨日突然1プルトOutの指名を受けてしまい、いままで割となぁなぁで弾いていたところ(すみません)を改めて確認していた。今度は軽騎兵だ。譜例1(軽騎兵1)のところがどうも変。しかもVcもCbもみんな譜面と違って弾いている。今回のスコアも変。結局昔の譜面(これもKalmusだが)を引っ張り出すと、これがみんなが実際音だししている(そしてCDとかでふつうに聞こえる)音であった。この辺をVcの首席の人と話して決着したところで、今度はVcから質問が。譜例2(軽騎兵2) 譜例1の次の段になります。のリズム。この記譜も明らかにおかしい。みんなそれまでと同じリズムで弾いているし、こんな変な状態になった演奏は聴いたことない。というわけで、スコアを見るべくもなく修正。こっちは私も完全に見落としていました。(次のタイミングが気になって、ほとんど譜面見ていなかった・・言い訳)本当は最初の所の低弦が分散和音で露払いするところもオクターブが変な気がする(以前の譜面とは違う)のだが、Vcもスコアも一緒なので、まぁ、いいかと。。指揮者はこの差は気になるだろうかな。。。たぶんその前でテンポが崩壊しているので(分散和音で走り出す人続出・・)そっちの収束と次のザッツで一所懸命で気づかないかな。私もそっちが心配で(テンポがキープされない!!)、音のオクターブはさておくか。昨日今日連続練習で疲れて、ちょっとへろへろ。だけど来週は、土曜日ゲネ、日曜本番(八幡)で、さらに土曜日の午後には別の練習も。Vnにもっときついエキストラスケジュールを入れている先輩が居るが、超人としか思えない。。。それにしてもKalmus、やってくれる。
2008.05.18
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というわけで、ドボ8の2楽章練習番号Cからのバスの奏法について、過去のパート譜で保存しているものを当たってみました。・1982 KUSO先輩会 Statni Pizz 手書き・1984 京都府立大 出版社不明 Pizz 譜面印刷指示・不明 不明 Kalmus Pizz 手書き・不明 不明 Statni Pizz 手書き・嫁の譜面 LUCK'S Pizz 譜面印刷指示・2001 富士フィル Statni arco 手書き(確認のため)・2008 びわこフィルKalmus Pizz 譜面印刷指示 スコアにも書いてないですが、圧倒的にpizzですね。ついでに「新世界」での問題箇所調査結果(手持ち譜面9冊中)2楽章 練習番号4~5の弱音器の扱い 弱音器をはずす手書き指示 4冊 そのまま(弱音器付きのまま)5冊 結構解釈が割れています。4楽章 100小節目のシンコペーション(写真参照) これはKALMUS版でも2種類 (8分音符/タイ/4分音符のパターンと8分音符/タイ/付点4分音符パターン)。 過去ほとんどの楽譜で、8分音符/タイ/4分音符(後続と同じ音型に変更。)に変更して演奏。 唯一 2007年滋賀医大オケの演奏でのみ、8分音符/タイ/付点4分音符 で演奏した。実は新世界には1楽章のフルートにも問題箇所(提示部と再現部でリズムが微妙に違う)があったりで、意外と譜面の問題をはらんでいます。これらも今後新校訂版とか出て、決着していくのでしょうかね。
2008.04.26
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とうとうびわこフィル入団しました。よろしくお願いいたします。>皆様というわけで、この春~夏シーズンの持ち曲は以下の通りです。びわこフィル 軽騎兵序曲、イタリア奇想曲、ドボ8八幡フィル サムソンとデリラからバッカナール、ショスタコのVn協1番、ベー7滋賀医大 イーゴリ公序曲、マイスター前奏曲、悲愴初めての曲が3曲あり、特に八幡は周囲の演奏も充実しているだけに、プレッシャー高いです。それはそうと、久々のドボ8、2楽章で謎が。。私の譜面(製本が面倒くさいので、富士フィルでやったときのを持ってきた)と、今回の譜面で、2楽章の奏法が違う場所が。練習番号で言うと、CからとKからが同じ音型なんですが、以下の2種類の譜面があります。Cはarco(というか指示なし)、Kはpizz(これも指示なし) ・Statini? なるプラハの出版社のパート譜(私がみていたもの) ・全音のポケットスコア ・スプラフォンのポケットスコア(日本出版の) ・今回の指揮者用譜面(どこのか失念)Cはpizz明記、、Kもpizz(これは指示なし) ・Kalmusのパート譜(今回の譜面) ・手元にあったクーベリック/ベルリンフィル盤の演奏雰囲気から言うとCもpizzかもな~という感じですが、Kalmus(版としての信用度はいまいち)だし、ほんまかいな~という気持ちもあります。(富士フィルではarcoでやっている)過去にあと数カ所で演奏しているので、そのときの譜面を休日にでも引っ張り出しますか。皆さんはどちらでやってます?
2008.04.22
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12月に顔を出して以来、仕事の方が大変でなかなか顔を出せなかったびわこフィル。そうこう行っているうちにホームページに載っている 練習日程 が尽きてしまった。(1月中旬までの練習日程しか載っていないのに、1月中旬過ぎてしまった。)待っているうちにページは更新され、ようやく今日都合がついたので(といっても前日深夜に海外出張から戻ってきて、午前は下の子の幼稚園発表会に出たりで強行軍)、ホームページに沿って行ってみることにした。場所は画像の通り「さきら」の練習室・・・のはず。ところが。練習室はレジデンスのジュニアオーケストラ(翌週発表会本番らしい)が占拠状態。該当の部屋どころかどこも満杯。守衛室で確認しても、それ以外のオケ練習は夜の瀬田フィルだけ。。。バスの団員の方に電話してみても、???とのこと。なんなんだ。確かにまだ団員ではないし、ここ数回行けてなかったので急な変更の連絡がないのは仕方ないが、ホームページの情報がずれているとは。。結局疲れがどっと出て、帰って寝た(昼寝)。
2008.02.16
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23日は滋賀医大に押しかけた後、びわこフィルベースパートの宴会に参加していました。(場所は石山)まだ1回見学に行っただけなんですが、前回の打ち上げと兼用ですが、ほとんど歓迎会?のような感じで催していただき、光栄というか、はまってしまったというか。。。それにしても皆さん、濃いです。いきなり楽器の調整の話から脂の話、エンドピンの話と、トシも近いせいもあり、なかなかディープな会話が続いてしまいました。私としては、久々の関西圏での楽器事情がかいま見えて、大変参考になりました。世代がかなり近い方が多く(紅一点の方はだいぶお若いですが)、仕事もみなさんきつそうなので、練習ではなかなか揃わなさそう。しかし揃えばかなりの馬力がでそうなメンツでありました。(揃うと私含めて6人。あと24日には別の見学の方も来られた。7人目。もう一人、かなり弾ける方が見学にこられるらしい。全員はいれば8人!)で明けて24日。びわフィルの見学第2回(?)。こんどはしっかり楽器を持っていきました。それにしても弦が少ない。。。Wクインテット状態です。(上から1-1.5-2-1-1.5) うーーん。。10年前三島フィル(当時は駿河フィル)にお世話になっていた頃の練習を思い出してしまいました。本番が来年6月なので、これからのメンツの登場と練習の成果を待つことになりますが、暫くは個人練習の延長のような合奏が続くかもしれません。滋賀医大、嫁が参加する第9(私は子守対応)などで12月はばたつきそうなので、次回練習参加は年明けからでしょうか。。。その時には入団書類に筆を走らせることになりそうです。
2007.11.24
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20日にようやくびわこフィルの見学に行ってきました。本番が先日終わり、今日は演奏会後2回目ということで、まだ譜読みの段階でしたが、バスの方は立派な楽器を持っておられ、なかなか素敵なオケでした。練習場も本番も比較的近所ということで、地元への貢献という意味ではぴったりです。(あと、滋賀医大のオケが近いので、そちらもみてみようかと思いますが。)楽器は持参しなかったのですが、いきなり譜面をいただいてしまい、次からはいきなり練習参加・・かな。。八幡のオケが来月本番のため、それまではちょっと日が重なりまくるので無理ですが、それ以降ぼちぼち参加してついて行けるかどうか、しばらく混ぜていただこうかと思っています。
2007.10.20
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