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人数は多いけれど、うまく休み時間も挟まるようになり、土曜レッスンは気持ちがゆったりするようになりました。発表会が近づけば、話は別ですが。(笑)春休み中のレッスンは、自分自身も「春休み」を意識して、うっかりレッスンを忘れる人がいてものんびり対応するようにしています。…そうじゃないと、ひっくり返ってしまうくらいに「学校が休みだからレッスン忘れた」ということがありますから。(笑)一軒一軒のうっかりも、足せばたくさん。それがうちの教室の贅沢な悩みでもあります。(笑)とりあえず、新年度が始まる前に、年度末の引越しなどで減った生徒数が、とんとんくらいに戻りました。もうちょっと後になるかなーと思ったけれど、今年は早かったです。それは、気分的には余裕になります。最終レッスンは、ちょっとお休みしてたオトナの生徒さん。音大でクラリネットを専攻していた彼女は、ピアノがトラウマどころか、今では「先生、ものすごくピアノがうまくなっちゃいましたね!」と言われるんだと言ってました。ご実家の親御さんもビックリするほどですとー。素養のある人に教えるのは、本当に簡単!!こんなに見事に上達してくれる生徒さんも珍しいです。私にとっては、私のピアノを聴いてくれて、状況を教えてくれる頼れる生徒さんでもあります。久しぶりにピアノを聴いてもらったら、とにかく「太くなった」と言ってました。音の質も音楽の幅も太くなったそうです。神経質な細やかな技巧に走る部分は影を潜め、ラフマニノフはラフマニノフらしく、ドビュッシーはドビュッシーらしく。バイオリンがチェロになったかのような変化があるそうです。私が魔界に在籍していた途中で知り合った生徒さんですし、声楽の伴奏、コンサートなども聴いてもらっています。そのときよりも、音楽が太くなったそうです。彼女が今の私のピアノに、オッケーを出しているのは、安心です。
2013年03月31日
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数日前に珍しくシュプールと言うファッション雑誌を買ったら、高級な写真は見ていて楽しい!!いつもみたいに「何を買おうかな」という見かたはまったくしないで、モデルさんまでコーディネートの中に入ってるみたいページを楽しく見ています。まぁ、値段が手も足も出ないというか、購買意欲も湧かないというか、なんというか。(笑)でも、自分の洋服は「これ着て出かけると一日中、イマイチ気分」ってヤツをさらにもう少し厳しくコーディネートを考えたりしています。無難に黒のインナーにしてたらイマイチだったけど、ボーダーにしたら急に良くなるぞとか、細身のパンツもミニスカートも、無難には合うけどショーパンならば、どんぴしゃだぞ!とか。そんな気分でバセドウの定期検査に病院に寄り、イライラしたので久しぶりのしまむらパトロール!!(笑)このごろ、ちょいとお高めの洋服に手を出していましたが、お財布が白旗揚げてるし!!そしたらば、やっぱりあたしの味方しまむら!膝丈のかわいい黒いレース地のスカート見つけちゃいましたよ。嫌味のない素朴なレース。ちょっと甘めのライン。これよこれこれ!!このごろずっと、膝丈ぴったりタイトのペンシルスカートを探していたけど、安いところでは見つけられなかったけど…こっちのほうがあたしの規格外の太ももには優しいはずだ。どんどんご機嫌が増したところで、やっぱり大好きなシューマートに寄りました。そこで見つけたセールの靴!!私のドンピシャ靴!!靴マニアですが、数はほとんど持っていません。その分、本当に何にでも似合い、いつでもドンピシャ気分になれる靴を見つけるまでしつこい!しつこいことこの上ない。友達にさっそく写メを送ったので、値札がついておりますし、シールもちゃんとはがしておりませんが!!なんと990円!!(爆笑)少しかかとが高くなっているけれど、スニーカータイプのソール。わかりにくいけれど、黒と金のボーダーの編地。キラキラビーズのかわいらしさ。値段も含めてドンピシャー!!-----------------なんて、いつもどおりの平和な時間を過ごしていたら、5年くらい前に休みに入った大人の生徒さんから、久しぶりですがレッスンに通いたい!娘も通わせたい!という連絡がメールで入りました。すごく必死な様子だったので、急いだ返事のほうがいいかなと、あっさりと「電話で伺えますか?」と返信したら、それが勘違いされた様子。(笑)先生、怒ってら!ってね!いや、怒ってませんけど。そんなことで怒ってられませんよ、色々ありすぎて、です。私の返信への返信が、ビビッてら!!(笑)あらごめんなすってです。(笑)まぁ、生徒さんサイドから考えると、5年も休んで、その間、娘は大手教室に通わせ、やっぱり感じるところあって先生のところへ、って、ちょっと失礼かなって思うかもしれません。で、娘さんを結構通わせた分、そちらの指導法がたっぷり身についているわけですから。そういうところでtea*先生の無邪気アンテナは残酷な動きをします。あっさりと言い放ちます。「あ、そこにそれだけ通わせたなら読めないっていうことですね。」「…」お返事はございませんでした。(笑)そこでいつもどおりあっさりと続けます。「そのままそこのテキスト使って、徐々に慣らしながら様子を見て変えていきますよ」「…」そう、tea*先生は、本当は優しい人なんです。でも、全然怒ったりはしていないんです。ものすごくものすごく遠くの人なんです。娘さんを通わせるのに、近いところが良かっただけなんです。わかってるんですそんなこと。…ということで、私がとても壊れていた時期を知る微妙な関係の生徒さんとの再会が、向こうのビビリが勝って、なんとかなりそうな予感。私の興味は常にそこだけ。(笑)相変わらず先生の教室、めちゃくちゃ混んでるんですね…という言い方に、「そこが永遠の謎だよ」と心の中で思いましたとさ。
2013年03月29日
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発表会につけた華やかなカチューシャをつけて、発表会に似合いそうな愛らしい靴を履いてレッスンに来た女の子が言いました。「夏の発表会の曲を決めるの」この眼差しに導かれて、いつも明日がやってきました。どの生徒達も、考えているのは、いつも「次の発表会」のこと。あなたたちにとって、「発表会」は、そんなに大切なことなのね。いろんな考えがあって、私の教室のように、年に3回も発表会があって、発表会を辿るなんてありえない!なんていうこともあるかもしれないのですけれど。幼い眼差しは、発表会と言う節目を、自分達の成長の足がかりにしています。だったら、私は、どんな悪役になろうとも、どんなに叩かれようとも、この眼差しに応えていけばいい、と今日は改めて思いました。夏の発表会は7月15日の海の日です。準備を始めるのには、ちょうどよい頃。まっすぐ前だけを見て頑張るとしますか。…折れそうな心を支えるのは、洋服と化粧と髪型くらいですけれど。(笑)
2013年03月26日
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昨日の日記に書いた生徒のピアノバッグのイラストです。彼女の引越し前に慌てて写メにおさめました。公民館のイベントで自分のイラストをプリントするっていうのがあったから、これを描いたの、と言って見せてくれたときに、私はとてもびっくりしました。「え、あなたそんなにピアノ好きだったっけ?」という感覚になりました。わかりにくいけれど耳にもト音記号があしらわれています。ピアノのキャラクターを自分で考えて描いたの、ということでした。何しろ普段はクールな子なんですよ。(笑)曲を弾くのは好きだけど、そんなに熱心と言うイメージもなく、ただ、教室で遊んでいるときは本当に楽しそうでした。私への感情も「先生はすぐ泣くから手紙を後で読んで」という、かなり上から目線ですし。まぁ、生徒の上から目線は、今に始まったことではないし、むしろ、うちの教室ではそれが売りというくらいのところはあるのですけど。引越しが決まったあと、彼女は「tea*先生みたいな先生じゃないならピアノはもう習わない」と言ったようです。私は特殊なタイプだから同じような先生は絶対にいないと思う、と、親御さんに謝りつつも、彼女達が引っ越す街に住む友人に連絡を取ったりもしましたが。「泣くから後で読め」と言われた手紙には「もうピアノは習わないと思うけど、ピアノ頑張ります」って書いてありました。…なんかちょっと違う気もするし、私への気持ちはよくわかるけど、「???」のほうが勝って、手紙そのものでは泣けませんでした。(笑)彼女も何か、彼女の中に芽生えた行き場のない感情を持て余していたのかもしれません。私を思う気持ち。私を泣かせまいという気持ち。ピアノは大好き、という表明。他の先生なら習わないという気持ち。その全ての感情を足し算したら、私は多分、本当に泣き崩れてしまうほど大きく、彼女の気持ちに包まれていたのだと思います。であったときの彼女は幼稚園の女の子でした。彼女が思うよりは私は意外にしたたかだったりもします。(笑)私が彼女と離れても、そんなに悲しくなかったのは、別に途切れる絆でもないからなのかもしれません。
2013年03月25日
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このクマさんチョコをバレンタインにくれた女の子とお別れでした。チョコをもらったときに、すでに涙が噴き出してしまった私のことを案じて、彼女は、お別れの手紙とハンカチを渡してくれるときに、「今、お手紙見ちゃダメ。先生は泣くから」と言ってきました。小2ですが、本当に頼もしい子です。私も彼女と彼女のおまけの小さな妹に小さなお別れのプレゼントを用意しておきました。くまの学校に出てくる白いクマがあしらわれたタオル地のハンカチですが、ハンカチそのものがポーチのようにポケット状になっています。彼女はそれがとても気に入ったみたいでした。これ、紐をつけたらポシェットにもできるね、といいました。お別れのタイミングのときは、しめっぽくなるまい、という自分の意識もあったのでしょうが、不思議なくらいに別れの時間と言う感じがしませんでした。むしろ、クールな彼女が一瞬眼を潤ませたのが印象的でした。小さな妹は、空気を和まそうといつもよりふざけていました。次の子のレッスンに移るとき、彼女が私のプレゼントをわざわざバッグから出して、それだけを持って教室を出て行くのが目に映りました。それでも、悲しさや涙に襲われる感じがなく、不思議でした。数時間後、空き時間に休憩をとソファに座り込んだあたりで、静かな寂しさがこみあげてきました。良かった、寂しくなかったわけじゃなかったんだ、と思いながら、ほんの少し涙ぐんで、気持ちを切り替えることができました。噴き出す思いが止められない季節がずいぶん昔にありました。その頃に比べたらコントロールはうまくなりすぎたと言ってもいいくらいにうまくなりました。でも、マシンになったわけでもないようで、良かったです。グラッと感情が揺れて思いがこぼれることは、全く無いよりは、まだあるほうがいいと私はおもいます。
2013年03月24日
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お洋服を買ったら、次は一人で延々とファッションショーです。これなら合うか合わないか、必死で組み合わせを考えます。写メも撮ります。客観的に見ます。柔らかい素材の洋服はいくらでもニュアンスが変えられるところがありますが、発表会用のワンピースみたいな生地は、シルエットそのままなので、もっと引き締めておかないとラインが醜いわよ!!と、体のほうがクレームをつけるようなところがあります。(笑)今回のご神託はもちろん。くびれが全然くびれておらん!でした。はいはいわかったようるさいなーと一人でつぶやきます。平和です。
2013年03月22日
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押入れの整理をしたら、使える洋服をたくさん発見してホクホクしてました。使えないものは迷わず譲ることにしたし、私の人生、断捨離モードなんて思ったのも一瞬でした。出たんです。悪魔が。洋服買いたい病の悪魔が。私、悪魔の手下なんです。ものの見事に発表会衣装と普段着のニットをまとめ買いするという幸せな暴挙に出てしまいました。それも発表会衣装1着分のお値段で、二着ですよ。ある意味賢い。ある意味でだけですが!!!発表会の衣装は問題の二の腕は綺麗に隠れるし、おなかも隠れます。ミニ過ぎることもないし、おとなしくしていればとても品のよい感じ。ただ、シンプルな黒一色すぎて、普段に着たくなってしまったり、安かったのを言い訳に、他にいいのを見つけたらまた買っちまうかもしれないという危うさを孕んでいます。この間の発表会、赤字だの何だの大騒ぎをしたのに、すぐさま神様が何かしてくれるわけでもなかったので、あきらめてこっちの脳みそを手直しすることにしたらしい私。「ああ、この間はいい発表会を開くという贅沢をしちゃったわ。ああ、いい気分。おほほほほほ」というモードに入っているんです。その流れで、気分だけなぜか無駄にセレブ。やべえ、マジでアホだ。
2013年03月21日
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日差しが「洗濯したら?!」になってきたため、押入れの中のドレスなんかをジャブジャブ洗ってしまいました。クリーニングに出せばいいんでしょうけど、簡単なドレス類は、おうちで洗ってしまいます。そもそもステージ上でかく冷や汗を洗い流せばいいだけだし、生活感のある洗濯でもないので、ザッとで済ませてしまいます。生地がよほどデリケートなものでない限りは、かなりなんとかなります。ついでに着なくなった洋服を友達にあげちゃえ、と、それも洗濯したりしました。これからしばらくこんな風に天気のいい日は押入れ整理をしていけば、使えないと決め込んでいた洋服が蘇ってきたりするかもしれないなーとも思いました。春休みの教室はお休みさんが多発で、昨日も開店休業でしたけど、練習ではおもしろいことがありました。練習している自分のピアノをものすごく客観的に批評してる自分がいて、それに対応する練習をしてたら、あっという間に時間が過ぎました。演奏の仕事がなくなったら、いい練習ができるようになったなんて皮肉。(笑)でも、そんなものなのかもしれないなーと思う自分もいます。私はそういうところがあるから、色々とうまくいかないこともあるけれど、この練習は生徒の役にも立つ。ま、とにかく、そういう人生もありだろうと思うしかないわけです。
2013年03月20日
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ちょっと前にエレガントなワンピースのような黒いカーディガンを買いました。先日の発表会でもミニドレスのお尻を隠してくれたり、とにかく大活躍なのですが、問題点があります。…黒い綿ボコリが舞い続ける。従って、教室はいつでも掃除機をかけ続けなくてはならず、掃除機をかけていると、不意の来客があって、パニック状態になります。嫌なパニックではないけれど、立派なパニックが引き起こされて、てんてこ舞いになります。エレガントなカーディガンで使い道は膨大で、本当に助かりましたが、めんどくさいオマケがでかいなーとボヤいています。そのカーディガンを薦められたときに、インナーもセットだからお得だといわれました。基本、インナーがセットの洋服って、お店の人が言うほど使えるわけじゃない、というのが私の印象です。そのセットでは成り立つけれど、他の服に応用するのは結構難しいのです。襟ぐりのカットやすそなどが、基本的にそのセットで生きるように作られているわけですから。カーディガンとしての機能が十分に確認されて、元は取ったな!とつくづく思っていたので、インナーはほぼ無視していたのですが、今回に限ってはこのインナーも活躍しそうな見込み。それも、ちょいと前にうっかり出来心で買ってしまった真っ白いレギンスパンツに合わせて使えそうです。真っ白いレギンスパンツなんて、100年早いか100年遅いわ!と、家で着てみてお蔵入りを決意したのですが。このカーディガンのインナーが異常にピッタリ。すそが長くておなかが全く見えないインナーを着て、ロングカーディガンでも羽織れば、一丁上がり。真っ白いレギンスパンツが強調する太ももの張りが瞬時に消滅。そこにあるのはただただ爽やかな白いパンツ。やっぱり白のコンパクトなパンツっていいな、というイメージだけ。実はこのインナーに関してはすごい文句を言いながら買ったのです。セットのインナーにいちゃもんをつける鬼ババア(41)すでに怖いものなし。この店のインナーは単独でも結構な値段がするから、セットなんてお得だといわれれば、「インナーがそんな値段するなんてなんて恐ろしい」と言い放ち、1枚でも使えるといわれれば、このデザインでは二の腕丸出しだから使えるか、と言います。悪いのは自分の財布と体であることは一切合財無視。お店屋さんに遠慮して、似合わなさそうな洋服も買っちゃっていたかわいいあの頃が懐かしい。もうあの頃の私はいませんが。言い訳すると、文句は言うけど、必ず買い物はしますけどね。(笑)オトナとコドモの違いは、そこでしょ?でしょでしょ?
2013年03月19日
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義弟も一緒に久しぶりの湯けむりツアーでした。旦那も義弟も気が強いというか、頑固と言うか、独特のツボがあります。おもしろいんだけど。特に義弟は見た目がまず取っ付きにくいくらいに恐ろしげ。なんつー人相の悪さだよ、と、のっけから言ってしまうほど。無精ひげ、サングラス、仏頂面、声も恐ろしい。(笑)旦那ももう少しだけソフトですが似たような人相の悪さ。恐ろしげな二人組。これが普段はスーツに爽やかな笑顔かと思うと、社会人の恐ろしさを痛感いたします。今更この二人相手に遠慮をする理由も気力も気遣いも一切無いワタクシは、元気よく二人に執拗に意地悪を言いながら湯けむりツアーを堪能してきました。いいストレス解消になったけれど、最後、ドカンと疲れました。そしたら一気に世界がおっかなく見えてくる。…あ、私、疲れるとナーバスになるのね、と良くわかったので、その後はぐっすりお昼寝しました。日曜はちょっと疲れても、こういうほうがいいかもしれないなーと思いました。ゴロゴロしてるだけだとすごーく体重が増えるのですが、今回はそれほどではありませんでしたから。気を張る瞬間、気を抜く瞬間の切り替えは以前よりかなりうまくなりました。温泉につかっていたときの記憶なんてほとんどないくらい。リラックスしていたんだと思います。
2013年03月18日
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この発表会に、1999年のダンスとの舞台で弾いた曲を弾いたのもあると思うし、そのときの演出を担当していた友人の誕生日もあったからという理由もあって、1999年に引き戻されるような気持ちがしていました。大学院を修了してから15年くらい。まだ、そのときの後輩だった友人との縁は続いています。私の誕生日に彼女からのプレゼントが届き、私が彼女の誕生日にプレゼントを贈ります。1年にそれだけがお互いの存在を確認するようなくらいに連絡は取れない時期もあるけれど、お互いの誕生日がお互いにとって重要な意味を持つのも、年々、深まっています。久しぶりに1999年の舞台のパンフレットを見て、本当にびっくりしました。その後の私たちの人生を暗示するくらいに、深い深いところまで触れられたテーマだったのは当時は全くわかりませんでした。プレゼントのお礼という電話が来て、そのテーマについて少し話せました。「おこがましいといってもいいくらいに深いところまで踏み込んでいた」と、彼女が言いました。それは、若かったからできたこと。今は恐ろしくてとてもできないね、と笑いながら、私はこのテーマに救われたよ、と話しました。1999年に、もうレールは敷かれてしまっていた。私が気付くよりずっと前から、この道は始まっていた。だとしたら、私がここまで深く自分を責めることもないじゃない、と思えた、と話しました。海を、命をテーマにあのときの私たちは、幼い情熱を必死でその舞台に傾けました。あんなに必死で生きてはいけなかったのかもしれない、と、彼女を見ているといいたくなってしまうほど、彼女は必死で生きています。もっと雑に、もっと自由に、もっと楽に生きるべきだったのかもしれない。でも、人生はつながっていってしまうもの。1999年にはすでに敷かれていたレールが、今見せる景色が人生の全てではない。この先の景色が美しければ、あのときのレールも良かったことになる。そんな風に少し先の景色を楽しみにこの春を過ごしたいなと思うようになりました。
2013年03月17日
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近くの小学校が卒業式なので、本日はお休みさんが多いのです。おかげで1番のりの双子タイフーンとのんびりした気持ちで過ごせました。ずいぶんおとなしくなってくれたので、疲れなくなりました。昨日は、作曲家のうちの兄とのんびりレッスンしていて、おもしろいことがありました。少し背伸びが続いて疲れ気味の彼なので、今はのんびり時間を過ごしています。一番下の弟がいつ入ってくるかなー、なんて話をしていたら、教室の外に近所の小さな男の子が「ピアノ」「ピアノ」と言って張り付いてきました。この間まで赤ちゃんだった子ですけど、ピアノって言えるようになったんだー。(笑)「○○ちゃん、ピアノやりたいの?」みたいなお母さんの声も聞こえます。聞き耳を立てる私たち。「まだ、あれじゃ、早すぎない?」と相談する私たち。「うん。うちの弟のほうが先かな。あの子はまだ3年はピアノは無理だ」真面目な顔で小4が言います。(笑)お前はオーナーかよ、というような真面目な口ぶりについつい笑ってしまいました。私は、子どもたちのこういうところがおもしろくて仕方がないのです。生意気、と言えば、生意気かもしれないけど。このかわいい生意気を手折ったところで、そこに何の花が咲くんだろう、って思ってしまいます。このごろ、子どもたちをかわいいと思えばかわいいと言えばいいし、こら!と思ったらこら!と言えばいいし、それだけで時が静かに過ぎていくことを感じています。「かわいい」と「こら」があれば、別に他にそれ以上の心を深く傷つけるようなお説教もいらないな、と思い始めている今日この頃です。
2013年03月16日
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発表会後のみんなの感想が、想像の斜め上をいく愉快さで、苦労ってやっぱり報われるんだなと思ってるところです。何しろ、クソババアちゃんが言いました。「もっと小さいときからちゃんとピアノの練習してたら良かったって思った」あまりにもすばらしすぎる発言に挙動不審になりそうでした。(笑)どちらの優等生?!!(笑)あの、憎まれ口帝王が、この完璧な反省。茶番劇でも見ているかのような、胡散臭いとも言えるような、ちょっと怪しいとも言いたくなるくらいに完璧な台詞。…でも、こいつに限ってこんなこと仕込みで言えるヤツじゃないだろうし、本当に思ったんだとしたら。すげえなあたし。←手柄は譲らない。(笑)そして、今回の私の演奏に対しても、「良かったよ」と完全無欠の皮肉ゼロの響きでの誉め言葉。ブラームスの地味な間奏曲なので、相当な通じゃないとわからないかなぁという盛り上がりの無さでしたが。生徒によっては、私の演奏が完全にすっぱ抜けており、「これから演奏します、っていうアナウンスと弾き終わった後の、先生疲れてる!の印象以外に記憶が無い」というオカルトみたいな反応をした子も。(笑)うまく弾けたか弾けないかもつかめない。(笑)別の高校生は、「ブラームスだからかなぁ…。気難しそう、と思っちゃったし、最初キレイだなと思ったけど後の印象がない」…なんじゃそりゃ。(笑)実はこの曲は、ありとあらゆる角度から演奏した経験があって、舞台にも何度も上げてる曲です。ダンスとのコラボレーションもあったし、普通に演奏会のアンコールでも弾いたし、コラボレーションの舞台を監督した友人の結婚式で弾いたり、そりゃ、何度も何度もいろんな風に弾いてます。亡くなった師匠の指導も頂いているけど、紆余曲折を経て、かなり自由になってしまってもいるし。ダンスとのコラボレーションのときは、演奏したあたしが記憶に残っていないといういわくつきの曲でもありました。空気になってホールに漂っていたような記憶はあるけど、弾いた記憶はゼロ。(笑)ダンサーがちゃんと踊ったはずだし、ピアノ良かった、という話もあったけど、記憶が無い。(笑)でもまぁ、クソババアちゃんが言うには、「良かったよ」なんです。甘くてかわいい声で、「良かったよ」と一言。(笑)つまり、良かったんですよ、きっと。(笑)あいつが言うなら確かです。(笑)弾いた私は今回ちゃんと記憶があります。今日は指の調子がいいな、と思って弾いていました。弾き込んだ曲はいざとなると自由。これほど複雑な曲は、20年くらいいじっていてようやく楽に弾ける。ピアノは息の長い練習が必要な楽器。今日弾いたら明日うまくなる、というような簡単なものではないということがおもしろみでもあり、難しさでもあるんでしょう。
2013年03月15日
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発表会の4日前に、ズルっこ決め込んでさぼっていたのを、うまく甘えてごまかして済ましちゃおうと思っていた小3ちゃん。先生に処刑されていましたが、発表会にはお姉ちゃんの演奏を聴きにきました。帰り際の複雑な顔がなんとも言えませんでした。(笑)発表会後初のレッスン、笑顔で迎えると、気まずそうな顔。でも、お姉ちゃんから聞いてありました。発表会を聞きに行った後、お姉ちゃんに聞いたりしながら曲の練習を頑張ってあったんです。発表会は多分、まだ早かった。だから、ドタキャンでよかった、と心の中で思っていた私ですら驚くほどの美しい変化ぶりでした。この良い子が、この子の心の中から起き上がってくれるためなら、あのドタキャンだってあってよかったと思うくらいです。嬉しそうにピアノを弾きながら、ドタキャンのときの気持ちをポツリポツリと聞かせてくれました。そのときはまだ色々わからなくて、サボっただけだったのもあるけど、今日はピアノに来るのが怖かった。あの時は怖くなかった。怒った先生は怖かった。(笑)発表会、みんなのを聞いてたら、頑張りたくなった。この間、発表会に出ない、を、言いにきたときの自分は「悪いあたしだった。今日のあたしとは違う」「悪いあたしが出ると困っちゃう」…思わず笑い出す素直さに、私はその「悪いあたし」を逆に本当にかわいいなと思いました。その「悪いあたし」を私はすごく好きだけど、その「悪いあたし」をうまく操れるようになったら素敵だね、とも言いました。このステップを見守れて、きちんとこの子の心がここに届いたこと。喧嘩の後の照れくさい仲直りみたいな顔をしていること。この間はごめんなさい。反省していますの手紙。先生大好きの言葉。そんなものが発表会の後に私に届けられてしまいました。そして、来年の春の発表会には絶対に出る、と言われてしまいました。これでもう二人の生徒の小さな約束が来年に続いてしまいました。きっと来年の春も私はてんてこ舞いです。(笑)生徒にとって、「レベルの高い発表会」として、認識されつつあることも感じました。春の発表会がいつしか、「自信がないという脱走兵がじゃんじゃか出るほど」敷居の高いものになりつつあったことに、こんな風にやっぱり後から気付きました。おしゃれして、小さな曲を弾いて、楽しいだけのイベント、という発表会とは完全に趣が変わっていたのです。もしかしたら、そのことの続く先に、私の理想の「少しレベルの高いコンサート形式の発表会」が待っていてくれるかもしれない。厳しくあること、優しくあることの境目はいつも曖昧で、私は答えを手探りするばかりですが、生徒がザワザワと訪れる教室で日々を重ねていくことは、かつてほど難しいことではなくなってきてもいます。教室でいつも先頭を切って私を奮い立たせてくれるのは、意外にもクソババアちゃんです。彼女のスケジュールに合わせて発表会が年間一つ増えたり、発表会では先生が一番きれいで華やかでなくてはいけないとダダをこねられたり、そうかと思えば映画を一緒に観にいってプリクラ三昧だったりしたけれど。気付けばこの春の発表会で、びっくりするほど腕を上げた演奏を披露していたのも、クソババアちゃんでした。曲も演奏も本格的なのです。(笑)まだ怪しいところもたくさんあるけれど、彼女が脳内に描いている「音楽の世界」というのが、本格的なのです。ピアノの先生はきれいで、エレガントでなくてはならない、という、厳しい小言を私に言い続けるのはいつも彼女です。部屋着のようなラフな格好はレッスンでしないで、とか、お洒落して、とか、キレイにして、とか言いながら、自分はノビノビと振る舞い、おやつをむしゃむしゃ食べ、ベタベタの手でピアノを触り、気まぐれにピアノを弾く。彼女のバイオリンの伴奏をした何年も前の景色を今日は思い出しています。雪の中、まだ心を開いていなかった彼女が繋いできた手を思い出しています。私の人生の記憶の中に、ピアノのない日は無かったから、私の人生にはいつもピアノがあります。制限のある人生でもあったし、魅力のある人生でもありました。この先も、私の人生には多分、ピアノがある。私の人生にピアノが無かったら?なんて考えるだけ、時間の無駄だな、とすら思うようになりました。そんな人生を私は想像できる経験がない。だから、自分の経験を踏まえて生きるしかない。雪の中で繋いだクソババアちゃんの手は、まだ目の前で踊っていて、早く次の曲をよこせ!!と騒いでいるのだから。しかし、本当に彼女は、私にとって頼もしい味方です。いつか彼女が巣立っても、彼女が私にくれたものは、私の中に確実に残ることでしょう。
2013年03月14日
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次の発表会は7月ですが、ゆっくり次の発表会までかけて洋服を探さなくちゃなぁという気分になりました。早っ!!(笑)今回、前回と、同じミニワンピースを着たのですが、演奏にはやっぱり短すぎました。今回など、静電気もすごくて、お尻のところがすごく短くなっちゃうし、ちょうど膝丈くらいまでの柔らかでドレッシーなカーディガンを着ていたので、そのまま演奏しました。写真を見たら、「あらら、ちょっと場違い」と言う感じはありましたが、お尻丸出しよりマシだわさ。ピアノの本番は「座る」のが基本なので、座ったときにしっくりくる洋服で、雑用もできて、フォーマルで…なんて色々考えていると本当に見つかりません。何しろ私の体型が規格外なのが一番いけないんですけどね。(笑)年齢的にもちょっと難しくなってきました。ピアノの演奏、というと、どうしてもプリンセスのような衣装がよさそうなのですが、当方、体型も年齢もキャラクターもプリンセスではないため、本当に苦労します。これで、くびれがあって、下っ腹がぺっちゃんこだと、ずいぶん助かるのですが、そこはドスコイだし。二の腕は商売道具だということにしているので、丸太サイズだし。楽器店にちょっと寄ったときに、演奏会のチラシを渡されたときも、あたしったら開口一番「まぁーーーーー、キレイな人はいいわねぇーーーー。このくびれ!!シャーリングのドレスなのに、このくびれ!!」ってそれだけ話してたけど。プログラムにも値段にも演奏者にも一切興味を示さないって…。なんちゅーヤツだ。終わってる!!(笑)しかし、本番終わって、今回の反省が「ドレス選び」だけだというのもこれまた図太いというかなんというか。今回はむかーーーーし弾いたブラームスをちょこちょこっと演奏しただけですが、新鮮でおもしろかったです。クソババアちゃんには「いつもと感じが違うねぇ。ブラームスなんて」と生意気なことを言われましたが。あの顔だと、演奏は悪くなかったんだな。←希望的観測。(笑)短いピアノ休暇を経て、今はもう練習は苦痛でもなんでもなく当たり前の日常になったし。淡々と生きて、淡々と結果を出していけばいい。曲も短いのをいくつも選んであります。今のお気に入りは、あまり有名ではないロシア人の作曲家達。短くてセンチメンタルであっさりしていて、でも深い美しい曲がいくつもあります。リャードフ、タネーエフあたりをちょこちょこ練習しつつ、昔のでも掘り起こしつつ弾いていれば良さそう。だから、一番の心配は次の衣装、というわけです。(笑)ブラームスは若かりし日にへたくそな演奏会をやった頃に練習したのですが、そのときの師匠はもう亡くなりました。その師匠がいたから、私はこの道に進んでしまったのだけれど、演奏そのものはもうあの頃とは全然違ってしまいました。師匠に誉められる演奏でいいのか、師匠以外の人に認められる演奏でなくてはならないのか、辺りではそれこそゾッとするような苦労をしました。(苦笑)同じ門下の先輩達との短い再会もありました。そしてまた道は離れてしまいました。今の私は、どこで何を弾こうとも、自分なりの解釈で弾くだろうし、それに一切ビクついたりもしないと思います。頭がずいぶん弱ってしまったので、暗譜での演奏をやめた、というのも大きな変化ですが。楽譜があって、体調さえ良ければ、演奏はなんとかなる、という状態になった時には、演奏の場面はもう無いようなものになったのが、人生のなんともいえないところです。(苦笑)自分の演奏が見つかる頃には、演奏の場にしがみつく気持ちはほとんど消えるものだということも最近知りました。自分が必要とされる場所で、自分が弾いてみたい、と思えば弾けばいい。もう、傷を負ってまで弾く余力はない。そのくらいのところで、ゆったりと生きる今の私の身分は、隠居もいいところなのかもしれないなーと思ったりしています。それでもまだ洋服を選ぶ意欲がある。そのことを少し自分でも嬉しく思うようになりました。
2013年03月13日
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発表会、やるのは大変だけど、やってみないと絶対にわからないことが山盛りだなーと相変わらず思っています。私はとにかく本番の多い人生なので、もはや、本番のことがかえってよくわからなくなっているという有様です。調律師さんに「正直、発表会に緊張するというみんなの気持ちがわからなくなってきた。たったこれだけの発表会で、こっちは済まない済まない、と思うばかりで、人を集めるのもなんだか申し訳ない気にまでなってくるし」みたいにボヤいていたら、「先生は年間3回企画してる一回でも出るほうとしたら一回一回緊張ですよ!」と、自分の感情まで込めてみんなの気持ちを代弁してくれました。(笑)今回はいい仕事をしてくださってどうもありがとうございます。←今、軽く一方的に喧嘩モードなので素直に反応しないワタシ。(笑)本番前のボヤきが可能と言うことで、すごーく楽な存在にはなってきてます。長い付き合いと言うものはいいものです。「僕も弾きたいんだよな」というのが毎回の台詞だけど、だったら弾け。ということで、「だって、○○さん、弾かないんだもん」と、言ってのけるリハーサル中。発表会前のピアノの先生は爆弾です。取り扱い注意です。(笑)ステージマネージャー的スタンスに立てる人って意外にいないんですよね。(笑)本番がいかに恐ろしいものかを知り尽くしている演奏者は、本番前にとにかくナーバスになるし、当り散らすもんだと思います。仕方が無い部分でもあると思うのです。でも、その当たり散らしのすごさは、ステージが大きくなればなるほど、大きくなるものだと思います。ステージマネージャーは、当たられることも仕事のうちで、なおかつ、それを受け流し、気をそらし、あやし、本番をやる気にさせるという激務だろうと推察しています。(笑)ワタシも声楽の先生のステマネまではできなかった。それに尽きます。とにかく弾くので精一杯でしたから。自分のところの発表会では、なるべくナーバスになりたくない、と思いますが、どうなっているのか客観的にはわからないところもあります。ただ、少ない少ないと思った自分も入れての14人。落ち着いて考えると、ある程度の曲を弾けるある程度の年齢の人だけ集めて、それも年度末の難しい時期、ビビッて逃走した人多数、で、結果14人って。…それも結構、多いわけですよ。←ようやく周りが見えてきた。(笑)当日、緊張しまくって弾いていた子が、月曜二人訪れました。二人ともとっても楽しそうにしていて、お客さんで聞きにきていた昔の生徒が「あたしもピアノやりたい」と言ったとか、家族が全員聞きに来ちゃった、とか、来年の春にだったらショパンを弾いてもいいとか。なんか相変わらず美しく景色はまとまっております。(爆笑)
2013年03月12日
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発表会会場に到着するまで、お天気の様子も見ながら時間が過ぎました。最初は電車に揺られていこう、と思っていたけれど、出掛けに雨が降り出したので諦めました。少し時間にゆとりができた分、着ようとおもっていた洋服をもう一度見直したり、おしゃれに集中しました。(笑)会場についてしまえば、後は流れ作業。…思いのほか早く、生徒達がピアノに触れようと集まってきていました。11時から1時の開場まで、誰かが常にピアノを鳴らしていました。なんだかとてもエレガントな時間だなーと思いました。リハーサルなんですが、ピアノと仲良くなるタイムという感じだったかなー。発表会が始まると、やっぱり人数が少ないだけあって、前半は30分程度ですぐ休憩。ああ、困る。あっと言う間に終わっちゃう。(苦笑)連弾とか場を繋ぐような歌とかそういうものを取り入れて発表会をニギヤカにする先生もいらっしゃるけど。私はこのスケジュールでは発表曲を指導するのが手一杯だし…。あっけないかなあ、なんてことも考えましたが、後半は重みのある長い曲もあったので、全体が終わったのはほぼ予定通り。1時間半程度でしたが、「まだあるのー?!うわー、飽きたーーー」なんて思われるよりは、短めでもいいかなぁと思いました。出演した人は多分全員、「出てよかった!!」と思ったんじゃないかな、と思いました。やっぱりいつもの発表会とは違って、みんなうまいね、という感じにギリギリなれていたんじゃないかなと思います。それがかなえば、まず私の責任は果たしたと思っていいかなと思っています。
2013年03月10日
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土曜のレッスンは山盛りで、やっぱり色々ありました。その誰もが「ああ、今日、レッスンに来て良かったな」と思ってもらえているといいなーとだけ思いながらレッスンしていました。いよいよ発表会前日で、明日の発表会を見据えてのレッスンの人も重なったりしました。・・・人数が少ない少ない、と思っていたけれど、熱演も14曲も聴いたら、かなりおなか一杯なのかな、なんて逆の発想に転換することもできました。娘は忙しくて発表会には出れないけど、私は聞きに行く!!と言ってくださったお母様がいたのもすごく嬉しかったです。出演する人たちは、いじらしいというかなんというか、言葉にならないような真摯さがありました。出演する人にとって「出てよかった」という発表会にさえなればいい、とつくづく思います。
2013年03月09日
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発表会出演キャンセルの嵐が下げ止まった、と仮定して、プログラムの準備やら一通りのことが終わったところで、楽天的な気分になってしまいました。それヤケクソともいいますが!そもそも狙っていた会場が抑えられなかった時点で赤字決定で、そこからキャンセルキャンセルってやつに「はいはい」って言ってきて多分10人近くが出演をやめたわけですよ。もっといたかもしれないけど、あえて数えない。(笑)そこらへんはモザイクかけておきましょう。10回近く心が折れればそろそろ麻痺しますからね。いい頃に本番突入です。(笑)結局出演者は私も含めて14人。…予想以上のこじんまりぶりです。(笑)赤ちゃん連れの生徒が聞きにきたり、緊張している大人の生徒さんが多かったり、ということを考えると・・・お客さんと出演者に優しい発表会だなーおいという気分になってしまったのが楽天的になった一番の理由です。大体、出演者が多いと、誰が何弾いたかどこで何があったかなんて、誰もほとんど覚えてない!!という恐ろしい事態にもなります。よほどの大ミスをするか、よほど上手くない限り、記憶にも残らないという・・・そういう発表会は年に2回で十分。(笑)それに対して、こちらの発表会はやっぱりあたしのこだわりの「サロンコンサートスタイル」と言うのかなぁ・・・。いずれそういう「演奏会」チックな方面で安定して欲しい!!やっぱりこの規模の発表会を・・・これからもやっていきたい持っていたい!そういう気分にすらなってきました。(笑)感覚だけがセレブになる一方。(笑)・・・多分、脳内から何か怪しい汁が出て、あたしを壊さないようにお花畑気分にさせてるんだと思うんですけどね。それでいいじゃない。(笑)多分、こんな気持ちにさせてくれたのはクソババアちゃんの嬉しそうな顔でもあったと思うんです。去年の7月の発表会直前のレッスンで、すごい悪たれな態度を取ったので、「お前なんか出るな!」と、ワタクシがヒステリーやらかして、発表会に出させなくさせました。実際、弾けていなかったし。正直、そんなことがあったのに、これだけ上手くなった上に、ルンルンでピアノを弾いていて、昨日のレッスンなんかスキップして帰りやがるわけですよ。発表会楽しみだなーの顔なんですよ。(笑)あたし今までで一番うまくなったとかかわいいことまで言うわけですよ。ああもうコイツ一人のためでも発表会やっちゃってもいいかな、という気分になる。そう、これこそが錯覚マジック。でも、それでいいじゃない、と思うんです。だって、出演に関するドタバタで疲弊しているのは私のほうだから。主催者もあたしだし、当日も切り盛りするし、あたしも弾くし、なんで、この上あたしが反省する必要があるの?!ってヤツです。いい加減、あたしもあたしを叩くのをやめたい。これが何よりも大きな願いなんです。あはははー楽しみ、って気分に陥ったっていいじゃない。投げ出すわけじゃないんだから、です。出演者が少ないならば、ホールをとにかくたっぷり使わなくちゃもったいない!と思ったあたしは、急遽コンサートスタイルだのなんだのという気分にさらにオマケをとっつけて、「リハーサルはたっぷり時間を取りましょう」みたいなことを言い出しました。ステージ練習だよ、チミたち。ステージ練習。リハーサルじゃなくて、ステージレッスン!!ホールの返りの遅い音響の中で弾くときに、ちょっとコツがいるんだから。それをリハーサル中に確かめちゃおう。んでもって、本番でそれができるかな?!ってくらいでいいじゃないの?!なんてね。ハードル下げてら。(笑)ただ、ホールで弾くとすごく疲れるからホールレッスン→本番は、ちょっときつくなるんだろうなーとか思ったりもしました。(笑)でも、色々経験できるから、お得でいいじゃない。・・・ということにしたので私の気分もルンルンですが当日のレッスン代が出ないのが気に入らないからそこんとこよろしくね神様。(笑)
2013年03月08日
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大人の発表会に出てみたい、と小さな女の子が頑張っていたのですが、途中でおっかなくなっちゃったのとめんどくさくなっちゃったのとで出ないことに決めたようです。それが本人の口から先生の耳に届いたのが、発表会の4日前!!(爆)…今週のキャンセルの嵐はまだ続くのか、とさすがの私もゲンナリ凹みました。小さな女の子は先週の段階で、自分なりに結論は出していたようです。でも、いい出せなくて、お姉ちゃんやママの背中に隠れるようにして、こそこそ過ごして練習したところでどうにも間に合わない直前になって先生に言ったのですが。先生は意地悪です。(笑)先生の最初のお返事は、「聞いていません」でした。発表会の練習をやめるのって生徒が決めていいの?!というお話ですよ。出るって言った生徒が辞めるのも決めるの?!そしたら、先生のお仕事ないじゃんか!(笑)顔と状況を見ていたら、もうろくすっぽ弾けもしないな、と読めました。何しろ、先週休んじゃったときに「あ、間にあわなさそうだからやーめちゃえ!」と結論が出ていたのは明らかです。ごまかせると思うなよ、です。(笑)そしたらなんと次には、「この間ママに出ないかもって言ってもらったからそれでいいかなとおもった」とお休みの連絡のときに、ついでに聞いた「発表会迷ってるんだってー」っていう話が「辞退の意思」だということになってきましたよ!先生の怒りんぼスイッチは相当バカになってますが、さすがにオンになりました。(笑)でも、優しい声のままで怒りました。←当社比ですが。(笑)「それはウソです。だって、お姉ちゃんにもその後から念押しして、心配だったら別の日に来ていいから頑張っておいてって伝言したでしょう?」「それをお姉ちゃんは話したって言ってるのに、やらないことにしたのは自分でしょう?ママのせいにまでしちゃうの?ママまで嘘つきにしちゃうってことになるのよ?」と、ちょっと強引な理論で押し切ってみました。(笑)もうこの辺りでは、とてもじゃないけど発表会に出せるレベルでないのも、出させないほうがいいなというのもわかっていましたが。(笑)そのウソはいかん。ということで、そこだけ責めます。(笑)「さ、弾いてごらんなさい。それから先生が決めるから」というところで、白旗が揚がりました。(笑)泣き出す。とても弾けませんよね。だって風邪で休む前くらいから弾いてなかったはずだから。発表会に出たけりゃ熱があっても来るんだよ、子どもってヤツはよ!(←例外もございます♪)あの日のお休みはほぼズル休みだという裏も取れていましたしね。(笑)「さあさ、遠慮なく弾いてごらん。ダメならダメって言ってあげるから」と、意地悪な魔女は続けました。彼女は泣きながら首を振ります。お恥ずかしくてとても弾けませんの涙。その感覚!それよ!(笑)で、「じゃあおねえちゃんに先にレッスンしてもらって、あの電子ピアノで練習して。それから弾いて」彼女も首をたてに振りました。しばらく泣いていて、練習を始めて、そのうちに、鉛筆を取りに走って自分でテキストに書き込んだりしながら弾いてました。その姿が見たかったし、それが必要だと私は思います。それでよろしい!あんた今回、出なくて結構!!私の腹は決まりました。財布は今日も泣いてます。(笑)わざわざ弾けていないのを発表会にさらして、傷つけて「ほらごらん!間に合わなかった」と処刑するようなことは私にはできません。でも、反省するべき点は反省してもらわなくては、と思います。ますますこじんまりとした発表会。どうなることやら、とため息。(笑)そしたら、今日の生徒さんがおもしろい話をしてくださいました。この方は、発表会に出る、ということで腹がきちんと決まってます!大人なので心はブルブル震えて今は一番辛い時期だと思いますが。なんと私がちびさんを怒っていた昨日の夜、この生徒さんはご自身のお友達に発表会の話をしていたのだそうです。そしたらお友達の方が「えー!!あの会場でその発表会費?!だとしたら、その先生、相当の無理をしてくださってるよー!!」っておっしゃってくださったんだそうです。そのお友達はとにかくそこにびっくり仰天だったんですって。(苦笑)ええ、あたしもビックリ仰天です。というか、すでにビックリ仰天を通り越しすぎて意味がわからないだけです。ただ、そのお友達は本当に熱心に心をこめて、この生徒さんを支えて共感して、「でも、絶対にその発表会、出たらいいよ!」と応援してくれたんだそうです。おちびさんお説教後に来た別の生徒は、学校のお友達と発表会の曲を弾き合う約束をしている、という話もしてくれました。どちらもうちの教室の生徒ですが、学校で時間を合わせて待ち合わせして、ピアノを弾き合うんですって。片方は発表会に出れるけど、片方は出れないから、聞かせあうんだって。ステキだなー。おいー。景色だけはステキなんだけど、先生のお財布は泣いてるんだー。(笑)だったら、そんなまっかっかの赤字発表会辞めちゃいなよ、と言われても、頑固な私は多分、やめない気がしますけど。(笑)大きな発表会では絶対に見えない景色があって、それがここに詰まってる。そう信じているし頑張るけど…。早く辻褄合わせてくれないとあたしの財布が血を吐くからよろしくね神様。
2013年03月07日
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学生時代の後輩との縁が復活して、彼女が2歳の息子を連れて遊びに来たこの半年・・・。いろんな気持ちを共有しました。彼女の子育ての苦労、私の人生。交錯するところがある不思議も感じました。これで彼女が教職に復帰し、この愉快な時間はもうあまり持てなくなります。彼女が、今日、言ってくれました。それは少し前に私が言った言葉でもあったけれど。「もっと早くにこの縁が復活していれば」こんなに力強く理解しあって、励ましあえる関係がお互いの暗黒時代にあったなら。それは可能だったのに。彼女の息子達が、何もわからない赤ちゃんのうちから、なぜか私にだけ何度も何度も間違い電話をかけてくれていたあのときに、会い直していたら。でも、「もしあの時」が、かなわないのが切ない現実。私のこの5年で見た景色は、彼女の今に、なんらかの材料を提示できるものでもありました。だからと言って、「この5年があってよかった」なんて軽く言えるものではないけれど。この5年の間に、もっと早くに彼女が私に会っていたら。「そのときのtea*さんをそのまま働かせたりしなかったかもしれない。」何ができたかはわからないけれど、この5年、私のそばにいてくれた人たちが放置していたその状況こそが、私を本当に苦しめていたことを、私本人がわかっていない、とわかったら、私は何かをしたかもしれない、と彼女は苦しそうに言いました。もしかしたら、何もできなかったかもしれない。ただ、ドン引きしたかもしれない。でも、何か言ったかもしれない。何かできたかもしれない。あのときの私に、私の置かれた状況ををわかれといっても無理だったはず。それが彼女の言いたかったことでした。私もそう思うときがあります。でも、働かざるを得なかったし、働いてきて、今がある。その「今」は危うくて、今にも足元がすくわれそうになることもあります。でも、「もしあの時」はなくて、この先の道があるだけ。明日が来たら、また一日を必死にやりくりするだけのこと。ただ、小さな幸いは、今の私があの頃の私が置かれていた状況を見つめ直すことができるということです。あの時信じた人が、信じてはいけない人だったとか、あの時信じたことが、信じてはいけないことだったということが、今わかる。あのとき壊れなかったものがまだ続いているなら、それは信じるに足るのかもしれない、と思うこともあります。今になって、あのときのことを掘り返して勝手なことを言う人もいます。それぞれが色々な毎日。私は今日も適度に自分をごまかし、生き延びる気持ちにさせることしかできませんが、少なくとも5年前よりはよほどマシな景色を生きているとも思っています。
2013年03月05日
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自分の本心とお財布のヒヤヒヤ感と、真っ向から対決した今回の発表会。(笑)まぁ、お財布さんはとっくにバタンQで白旗振って降参してますけどねっ!(爆)よく意地を張って頑張ったな!と自分で自分を誉めたい1週間前です。この真逆のタイプの発表会を、つい最近見かけたのですが、ああいうタイプのきつさは生徒には向かなかったと思うんです。ただ、きつさというエネルギーには保存の法則がございますからね。どこかには向きますよ。ええ。それがどこかは感じない、考えないのが一番ですよ。考えたらよくなるなら考えますよ。感じたらよくなるなら感じますよ。でも、そうじゃなかったら忘れてるしかないんですってばさ。土曜日にキャンセルが出て凹み倒していたら、日曜日にももう一人、これまた参謀のような古株の生徒が、「室内楽の定期演奏会と時期が重なっちゃったから、人前に出せるほどきちんと練習できないから」と、これまたある意味めちゃくちゃ真っ当な理由で!!!!キャンセルしてきました。もうちょっと早い時期に聞いたら、ショック死寸前状態がもっと長引いたんだから、ストレスが少なくて済んだ、と思うべきかどうなのか、そこは永遠の謎。ここは深く悩んではいけない場所。(笑)そういうことにしなくちゃやってられないから、そういうことにする、とか、そういう感じでやりくりします。それがいつものこと、ってやつ。(笑)お財布の危機に関しては、このごろ、「天に向かって文句を言う」という最後の手段に出ました。「てめえ、この貸しはちゃんと返せよ」と、心の中で毒づく。(笑)いつか、この努力がめぐりめぐってなんて悠長なことを言ってられる身分ではないので。(笑)あたしのこの貧弱な財布からかっさらったその札束、いつかちゃんと返せよ、と、心の中で、あるいはブログで、あるいは、独り言でちゃんと声を大にして(←危ない)言う。ほとんど1000円札の札束なんだから、返すときは全部1万円札にしてよね!だってあんた、すごい偉い人なんでしょう?と、天に向かって毒づくと、結構おもしろくなっちゃって、色々細かいことは忘れて私がバタンQで眠っちゃいます。(笑)そしたら今度は、シャワー中にコンタクトを失くしたらしい。目の中にあると思って、下手にいじると落とすから、とシャワー後に付け直そうと思ったら、目の中に無い、と気付いたのは、ずいぶん後のこと。その道中を思い返すと、ほぼ絶望。執念で探す気にもならないほど、遠い遠い道のりです。トイレにすら寄ってしまったわけだから!!流れちゃったかもしれない!!(笑)一応お風呂場を片目コンタクトで片目裸眼で探すけど無い・・・。いざと言うときのスペア用に、もう右目のだか左目のだかいつのだかわからないコンタクトがあるのでそれをつけてみました。ああ、またもやいちまんえんが飛んでいくのか。イジメかよ!!確か、コンサート前日に片目をなくして、度の合わない昔のコンタクトをつけて出たことだってあったよなと思い出しました。3,4年前のことだなぁ。楽譜見れなきゃ仕事にならないから、少しでも視力を矯正するために、合わないコンタクトで出た・・・。(笑)お客さんは全然見えず、楽譜だけ見えるという、ある意味奇跡。(笑)思い出してもゾッとするような日々、あまり思い出さずに、もう一度だけお風呂場を見ることにしました。心折れすぎて、見る気になったのは排水溝だけ。さっきも見たけどもう一度見よう。・・・と思ったら、ありましたよ。ありましたありました。さっきは見えなかったコンタクトの薄い水色が今度は見えました。一件落着。・・・ああ神様ありがとう。でも、これはこれ。発表会のお財布の話はこれまた別の話だからよろしくね、と思いながら、なんとか今日を過ごす元気が出たところです。(笑)
2013年03月04日
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発表会が近くなると、やっぱりいろんなことが起こります。でも、出演者にとって、発表会という場がこんなにオオゴトだなんて、それは嬉しいことなんだろうなーと思えるようになってきました。昨日になって、頼もしく弾けているほうの生徒がキャンセル・・。うううう、こたえますが、たまたまその電話を受けたときにいらしてくださった親御さんと話していて、気持ちよく吹っ切らせてもらいました。ただでさえ、クビの皮一枚で仕事してるのに、さらに削ぐなよー!という気分なのです。今は。(笑)ただ、久しぶりに嬉しい生徒さんが来ました。音大でクラリネットを専攻していた方なので、クラシック業界の人々の心理に精通しています。話していて、本当に楽しいです。知らないこともたくさん教われるし、阿吽の呼吸で話が通じると楽しいです。この方が雑誌に載っていた私のレッスン記事を見て訪れてくださって数年になります。ピアノがコンプレックスだった、と話していたはずの彼女が、本当にピアノが上手になってしまっていて、改めてすごいなーと思いました。時間の制約もあって、レッスンに通えるのは本当に時々。でも、レッスンで必要な情報を得たら、後は自力で向上できるのが音大卒ということなんだなーと思います。レッスンではほんの数ミリ直せばガラリと全部変われるのもすごいところです。その人のすごいところは、相手に自信をつけさせるのも上手というところ。学校の先生をしているということですが、生徒にはすごい人気みたい。その人気がもとでやっかまれたり大変な部分もあったとか聞いたこともありました。レッスン記事の反響はたしか、この方を含め2,3名というところでしたが、たった一つのご縁でもこんないいご縁があります。大切なのは数じゃなくて、質だな、とあらためて気持ちを整えていこうと思います。発表会も、きっと、うまくいく。1週間前になって、心配なのは人数が少ない、ということだけだけど、出る人たちが一生懸命なのはいつもと一緒。だとしたら、小さな発表会が今回のベストなのだと思い始めています。
2013年03月03日
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双子くんたちで始まる土曜日は、ただそれだけで波乱万丈になります。ついでにレッスン時間が10時から夜までずっと続きます。30分刻みで入れ替わり立ち替わりいろんなハプニングさんたちがやってきます。(笑)発表会が近づいて、今日の予定は10時から夜の9時までギッチリ!!のはずでしたが、数コマの空きが出たりして、ちょっとホッと一息つきつつ、練習もしていました。発表会に向けて私自身も調整に入らなくちゃならないわけです。弾きながらドアのほうに目をやりました。刷りガラス状態で人の顔などは見えませんが、足だけは見えるようになっています。見覚えのある小さな靴がドアの外でダンダンと動いていました。あ、あの靴、私を呼んでる、ということで、飛び出してみたら、作曲家のパパのおうちの2番目の息子でした。「さっき、掃除機かけてたでしょう」と得意げに言う。見られてたのね。新しいカーディガンを買ったら、すさまじくホコリが出るので、教室中に黒い綿ボコリが舞うことになってしまったのです。それを必死で掃除していたのまで見られたのか、と、めちゃくちゃに恥ずかしくなってしまいました。遅れて3人兄弟全部そろって、久しぶりにパパともご対面。現役で活躍中の作曲家のパパ…ということで、リスペクトが止まらないー。(笑)商売柄、こればかりは興奮しても仕方ないことだと思います。…この兄弟が教室に来てから、私がどれほど楽しませてもらったかわかりません。音楽が好きで好きで仕方のない子たち。どうしたらうまくなるかをご家庭も理解してくれていて、練習をサポートしてくれるおうち。いろんな点でうまくパズルのあう生徒たちです。そして、教室で練習していると、この小さな靴に何度私が呼び出されたかもわかりません。幼稚園の帰り道、何度も何度も教室のドアを叩く小さな手。小学校に上がった今は、靴で呼ぶ。(笑)私が彼らを大切に思っている、と彼らが迷わず信じている。そのまなざしで見つめられると、どんなにこのまなざしに応えることがイビツな行為であろうとも、私は、多分、彼らを裏切らないと言うことはどういうことか、と考え続けると思っています。私が過ごしたこの5年間、私はいろんな女性たちに、他人の子どもたちをそんなに大切に思うのは、異常だとか、おかしいと言われました。きっとそれは正しい意見なのだと思います。ただ、それを言った女性たちが、自分たちの子どもがいたということ、私にはいない、ということ。その違いからくる私の対応が、彼女たちに「異常」という感覚を覚えさせたのだと思います。それはそれで正しくてかまわないと思います。ただ、私の示すものが、異常かどうかは、生徒たちに判断してもらえばいいんじゃないかな?と思います。異常なら子どもたちは、離れていくでしょう。それでいいんじゃないかなと思うようになりました。私はどう思われても構いませんが、私が異常であるのなら、幼稚園帰りや、通りすがりに私を呼ぶこの靴を、異常だといってるのと同じことになりかねないわけです。人格者、と自分を呼ぶその人たちが、他人をこんなに軽々しく異常と言い放てるそのことは、それでいいのか?!と思うようになりました。それがわからない人に翻弄された5年でした。でも、地獄の5年が終わった今も、この靴は何も迷わず私を呼ぶ。同じ目で私を見る。私が信じていくものは、これでいいんだと思っています。生徒の妹や弟たちという直接関係のない小さな子たちですら、どれほど強く私を呼んで帰ったかわかりません。もしかしたら、この関係の強さがはたから見ると異常なんだろう、とは思うのですが…。幼い幼い子どもたちが、自分が心地よいと思うものに飛びつくときのしつこさも大人の常識のレベルを超えているわけですから、それは別に異常でもなんでもなく、ただ、子どもたちと仲がいいだけなんだと思いたいです。飴玉ひとつあげたわけでもないのに、会うと駆け寄ってくるチビちゃんたちを、かわいいと思って何が悪いんでしょうね。(苦笑)
2013年03月02日
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駅の構内に出すタイプの地図っぽい広告があります。半年ごとの更新なので金額がお安く・・・思える。←目くらましかけられてる?(笑)教室を移転して、初期の頃から続けていますが、それによる集客効果はないと思ってます。←おい。だって、まだ「あの地図の広告見て来ました」っておっしゃる方はいませんもの。(笑)でも、邪険にしにくい空気をかもし出す必死さマックスの広告やさんなのです。他の広告はかなり断っているわけですが(笑)ここは断れない。そういうのがうまいのでしょうけど。何しろ胡散臭い。(笑)会社がこの近くではなく、県外ですし。一番断りやすいはずなのですけど、ぶっつけ本番で次から次へと放つ営業トークが、最終的にいじらしく思えてくるレベル。(笑)初めて立ち寄られたときなんか、当時の担当の人は、人相は悪く、ガラも決して良くなく、正直、身の危険を感じるレベルでした。←やや誇張ですが。(笑)そのときは「疑われて当然です」ということを強く言われたのと、まだこちらに移転したばかりで、手当たり次第に広告をかけたい気分の時期でもありました。それがそもそもの始まりで、今も更新を続けています。こんな言い方でひとくくりにしていいのかわからないけど、営業トークと言うと、平たく言えば「ウソ」ってヤツも織り交ぜなくてはならないんだろうな、というイメージがあります。それも仕事のうちなのでしょうけど、その「ウソ」すらもしっかり握り締め、辻褄を合わせ、半年後に「あのとき、こう話しましたよね。だから僕、こうしたんですよ」と、結果を持ってくる。(笑)この行きずりの仕事にここまでの必死な言葉と、その辻褄あわせができるということに、ハッとさせられてしまうんです。営業マンとしては一流ですね!と私が思ってしまうんです。(笑)身近な人たちの仕事だと、こういうところが結構なぁなぁグズグズになりますが、彼らは違います。流しの広告屋さんですから、口だけかもしれないけど、口だけは辻褄を合わせてくれるんですよ。今回のミッションは、他の広告とはちょっと差をつけてワンポイントの飾りをつけてきますよ、ってヤツだったんですね。それだけをちゃんとやってきてあるんです。猫ちゃんが鍵盤に乗っかったシールが貼ってあるだけだけど。それ、100均のシールだけど。(笑)あ、100均のシールだ、とツッコむと、違う!と焦る。違わないよ、あたしも持ってるもん!とこちらもオトナゲなく対応するんですが。小さなことだけど、私が笑えてくる。これ、大事かも、と思うのです。(笑)ま、今回も更新と言うことで、お支払いをして、「よくいろいろ覚えてるもんだねぇ」なんておばちゃんぽくつぶやくと、「僕、ちゃんと覚えてますよ!半年前に、一緒に頑張っていきましょうよって言いました。」確かに言われました。「半年後、更新に来ても応えられるかわからないよ?」と茶化したあたしにそういいました。その必死な言い方が、いじらしいレベルでした。そして、おばちゃんは意地悪に続けます。「そのうち担当替わるでしょ」「変わりませんよっ!!」段々怒り出す。(笑)でも、担当というものは替わる。教室も変わっていくかもしれない。そのときのことはわからないけれど、少なくともこの半年はお互いに「一緒に頑張りましょうよ」の言葉がつながったのだなーと思うと、なんともいえない気持ちになりました。この程度の金額で、半年更新を刻むことができるくらいの仕事が続けばいいなと、ふと思いました。居酒屋で一杯引っ掛けた、と思えばこんな程度の金額かしら、というくらいの遊びをもてるような。移転して丸6年が過ぎました。移転は大きな変化だったけど、移転後の出会いは、確かな現実です。トータルで15年この仕事をしていますが、いつもその日ぐらしのようなイメージもあります。半年後の更新の時には、どうなっているんだろう、と、今回もやっぱり思いました。ちなみに、広告屋さんは「今度はオリジナルの何か飾りをつけてきます」って息巻いて帰っていきました。100均じゃダメとは言ってないんだけどねー。(笑)この仕事の「明日が見えない感」が、時々こんな風に違う業種の人とうまくかみ合って笑いにつながると、おもしろいよなーと思うことはあります。
2013年03月01日
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