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火曜の一番が王子様のレッスンになって、私の上機嫌が続くようになりました。かつてここまでレッスンが楽だった幼児はいなかったし、ようやく時期がそうなったというよりも、王子様と私のコンビが相性ピッタリというコミュニケーションの楽しさに、自信を取り戻しつつあるのだろうと思います。赤ちゃんのままの愛らしさと、学びたい気持ちと、成長を見せたい気持ちと、さまざまなものがここまでバランスよくそこにあって、一緒に遊んでいるような気持ちでいられるのに、確かに指導にあったっているという自負心ももてるなんて、機嫌悪くなる理由がありませんから。彼一人が、いずれ教室に及ぼす影響も想像できます。それは、とにかく柔らかくて暖かくて良い物だと信じられる何か。多分、あの王子様は、良質な愛情の塊であろうと思います。彼の体験レッスンをしたときに、私が初めて感じたものが、「この子をこの世に送り出してくれて、ここまで育ててくれた親御さんってありがたい」でしたから。そこまでは「親」も「子」も記号のように、物質のように読むことしかできなかった私に、愛を感じさせてくれるその贈り物こそ、サンタさんが苦労して仕込んだとっておきのプレゼントであることは、よくわかります。受け入れる私の気持ちも整えながらの長い季節、サンタさんのご苦労がしのばれますが、こちらも、仕事内容が変化するにつれ、生徒相手に「エア親心」的なものを持たなくてはならなかっただけに、時間がかかりました。わからないものは、本人や周りが頑張っても、わからないで終わることもある。それは言葉でわかるような生易しいものではなく、感じてしかわからない領域で、エアの限界で、なにやら似たものをかき集めて、それらしくまとめている感も否めませんが。(笑)それでも、昔より、よく見えるものが増えたことに助けられています。生徒を押したり引いたりするところも明らかに変わってきました。あの王子様が私に感じさせてくれる安心は信じて大丈夫。まーるくまんまるくて、ただただ優しくて、誰かを傷つけながら自分の立ち居地を守るようなことは絶対にしないから。ピアノがちゃんと彼を導いてくれるだろうし、彼との間には、引っかきあうような痛みが存在しないだろうことを思うと、今はそれにホッとします。男の子ならではの優しさに、しばらく私も甘えてみることにします。(笑)私がホッとしはじめたら、女の子たちが、いきなり違う形で甘えてくるようになりましたしね。(笑)その違いは、結局、あの小さな王子様の力です。(笑)
2014年01月29日
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先週の月曜日は、なかなかてこずる生徒が多く、一人は、明らかにその一週間前の感情を引きずってやってきました。「もう人に好かれようと努力するのが嫌になった」と、号泣していた小学校6年生女子でした。悪気はないけれど、愛され方を知らなさ過ぎて、延々と失礼なことを言い続けてしまうタイプで、私も搾り出すように、「待っているから一緒に考えていこう?」と言いながら帰しました。のっけから挨拶もせず、暗闇背負ってやってくるから、申し訳ないけれど、その様子がちょっとおかしくなってきて笑いながらレッスンを始める余裕ができました。頬の筋肉が緩めばこちらのもの、というか、ここで彼女を安心させるように笑えなくてどうするの、というか、どこから出てきたの?というような柔らかい微笑が私の顔を満たしていることを感じていました。そこに必死にくっついてくる様子が、本当にかわいく思えるわけです。はたと気付いて、ひどく小さい女の子を扱うように、テンションを変えました。それこそ、幼稚園児相手のように。そうすると、まるで幼稚園児のようにかわいく振舞ってきます。ああ、こんなに遠くから彼女は、甘えていなかったんだ、と思いました。本能的に愛されようと動く、体の大きな小さな女の子に見えてくればもう大丈夫。いつもと同じレッスンに、彼女を突き動かしていた「より高く」という感情の暴走を抑える魔法の言葉も入れました。(笑)「めんどくさくなっちゃうでしょ」と。その言葉は、いつでもとても有効で、喝にもなるし、いたわりにもなる、私の好きな言葉。生きていくことは、めんどくさい。でも、仕方ない。そこをまるで、「人生はめんどくさくなんてないんだ」とウソをついて洗脳するように子どもたちに接したところで、常に見破られるのです。だとしたら、「めんどくさいけど仕方ないじゃない」と、最初から暴露してしまうのが私のやり方でもあります。彼女の感情がまだまだ未分化で、「先生を好き」と伝えることと、「先生のくれる飴の味が好き」と混乱しているあたりの愛らしさにも和まされました。そういう人は、とても多いから。この大切な意味での「大好きの混乱」を教えてくれたのは、先週やっと出会えた私の王子でしたけどね。(笑)「先生を好きになったから、先生の音楽、全部真似する」になった様子を見て、「いや、自分で作った音楽のほうがいいこともあるんじゃないか、お前ほどのサラブレッドならば」と、慌てふためいた私は、幼児のそのあたりの混乱が尾を引くことの難しさをその後も引きずっていました。ご機嫌ナナメの私が、今、一番大きな課題としててんやわんやしているのが、「大好き」の受け止め方ではあります。わかったわかった、好きだからこうなっちゃうのがわかったからちょっと待て!となってしまうようなことばかりで、バリア越しではもう対応不可能です。(笑)発達の障害?と呼ばれそうな問題行動ですら、感覚の共有で、ある程度の対応が可能になっていくこともわかってきた今の私に、あまりにも見境ない愛情爆弾は、ハードでもありますが、嫌いで言ってるわけじゃない、とわかりさえすれば、なんとかなります。オトナになってもそのあたりの混乱を引きずっている人は多く、そういう人は、失礼なことを平気で言うもの、と割り切れたので、イラッとすることは大幅に減りました。ただ、全部を許すわけにもいかないほど、甘ったれた行動になっているのに本人が一切気付いていないことが、オトナの難しいところで、そのあたりのやりくりは、今後の課題ですが。先週、優等生のウソをひっ捕まえて叱り飛ばした子は、黙って休みやがりましたがね。(笑)腹も一切立たず、そうきたか、と思いました。まぁ、なんか動いてきたら対応するか、と、そこは休憩時間にしました。(笑)尻尾をつかまれたから、やりにくくなったわけだし、次は辞めたいとか言うんでしょ。(笑)親御さん相手には、どういう風に言うのか知りませんが。どうせ本当のことは言わないでしょうしね。(笑)考えるだけ無駄!(笑)私の言うことは決まってます。「これだけ優秀な子が、わからなかったからできなかった、とウソをついたので叱っただけです。勉強が忙しくてやらなかったと言う理由が許される教室で、そういうウソをつかれたら、教えることはできないですから」やらなかったことも認めず、努力しなかったことも認めず、やる気もないのなら、教えることなんて、私にはできませんから。そこから先は、すべて、本人の問題だけで、私の問題ではないんです。褒めてやる気を出させて、ここまで上手にしたから、後は自分で考えてね、と、彼女に渡した宿題は、彼女にとっては重かったんでしょうけれど、重かったなら、それでいい。…重く受け止めたから来なかったのなら、彼女にとっては、それも宿題の返事として、なんらかの役にいつか立つことでしょう。ま、簡単に言えば、自分のウソと対峙することから逃げたって言うだけの話なんだけど。それも、本当に本当に、よくある話ですから。
2014年01月28日
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いつも土曜日はそうでなくても混雑に混乱するのですが、今週はいつもよりも危なっかしい面子も揃っていました。危ぶまれるのは、私の気持ち。(笑)でも、思ったよりも、自然にスムーズに過ごせたとも思いますが、サンタさんも混在してた感は相変わらずです。(笑)それも込みでの教室、というのは、みんなわかりきってる、と、私は割り切って淡々と過ごしました。恐ろしいという言葉が似合いそうなほどの成長率を、愉快な双子が見せたりしていました。ええもうそれは、「恐ろしい」という言葉がピッタリですって。(笑)ついこの間まで、椅子に座らせるのすらてこずった二人組が、小学校低学年の子でも弾くのに苦労するような曲を、「保育園で教わった」と、サラリと弾いたときには、「双子と見せかけて、優等生の第3の男を連れてきたんですか?」と冗談を言わずにはいられないほどびっくりしました。先週まで確か、ヨタコラしてたはずの「となりのトトロ」が、そこに加えて、私の教えていない「ビリーブ」という曲まで綺麗に弾いたら、そのくらいのことは言いたくなります。(笑)まぁ、保育園で習ったとは思ったけど、たった一週間でここまで弾けるはずないじゃん!という綺麗なレベルで。もう一人のほうも、8割がた、全体像を覚えていて、曖昧なところを数音教えるだけで、全体ができそうなレベル。「第4の男、できあがりました!」みたいな冗談を挟みつつ、双子の成長にビックリです。この野性的な意味での元気さのある二人がピアノをここまで身につけるためには、ママの努力がほぼ100%で、私が週1回、ちょっとつつくだけという現状がベストだったことがここで明らかになり、ホッとしました。教室と家庭の役割分担は、私だけが読むには少々難問すぎましたが、これで少しはっきりしてくるところもあることでしょう。他の子たちも、いい意味で猛威を振るってました。(笑)感情表現が苦手で、甘えべたなこう学年女子が、「褒められると、照れるけど、嬉しい」とはっきり言って、口を甘く笑顔のように歪ませたときにも、「こんな綺麗な表現、先生の頭の中にはどこ探してもないわ」と言いながら、不器用にこの子と向き合ってきた自分を振り返りました。先週は、努力が実らなかった哀しみに顔を歪ませていて、それも、すさまじい成長だな、と褒めてたんですけど、その先の光景が笑顔の始まりなんですから。いつのまにか、この難しい子が一番素直ちゃん?となるとは、みたいなことが延々と続きました。サンタすげーな。(笑)久しぶりに会った人もいました。割と遠くから来ている生徒のパパですが、私のジャズバー時代の古い知り合い程度の人でもあり、当時、親しかった人の友人だったりもして、私が挙動不審になるにはもってこい(?)の人だったはずですが。…いい感じで髪がひどくシルバーになっていたり、しゅっと痩せたりしてて、面影が20年レベルくらいに遠くで見つかる程度。(笑)こうなれば、はるか昔の同級会みたいなもんで、何がなんやらさっぱりわからなくなるレベル。(笑)私が、「ご機嫌なピアノの先生のふり」をするには、ちょうど良かったのは幸いしました。このくらい面影が遠いと、他人だと思って化けられるってやつですよ。←??「久しぶりにあの人にあったらどうだった」みたいなことを言われたら、みたいなことを考えるには、ちょうど良く遠いの!これ大事。(笑)あの時代のあまり近い人に会ったら、絶対、挙動不審になると思うのあたし。基本、ビビリだから。(笑)私にとっての、昨日と今日は、今だって昔だって、つながってるから。忘れたフリでやり過ごせないこともあるわけだから。…その割には、いろいろ綺麗に忘れてるんですけどね。(笑)後半、高校生のレッスンをしていて、私が最近よく使う指導法が、すさまじく素敵な結果をもたらすことも確かめました。名づけて「納豆奏法」←ネーミングに問題が。(笑)別の子は、もっと効果が出たけど、あんまりでないな、としつこく「納豆よーくかき混ぜろ」的にネバネバと粘って弾かせてたら、問題が綺麗に消えていって、とっても美しくなっていくんですよ!(笑)でも、ネーミングがねぇ。(笑)…でも、結果を考えると、「納豆奏法」ってとってもいいんだけど、問題もあります。…納豆嫌いには、受け付けてもらえない。(爆笑)そういうときは、スパイダーマンに置き換えていますけど、ほんとは、納豆の方が教えやすい。まぁ、納豆嫌いチームには、別の方法でも考えるか、なんて思いながらさらなる後半戦へ。「チョコきらい。牡蠣大好き」な、とても小さな5歳の女の子とレッスンしてるうちに、牡蠣フライ食べたくなってきたー!(笑)付き添いのパパがニヤニヤしながら「ジュウジュウ、熱々の牡蠣フライに、白ワイン、いいですねぇ」と言うので、帰り道はそれで頭がいっぱい。日曜の夕飯は、それだ!と思ったのでフライングして帰り道に牡蠣を買おうかな、と思ったのですが、おなかがすいていたので、とっとと帰ってご飯を食べて、焼酎を飲んで、せっかくだから、と、納豆をかっこんでぐっすり眠りました。(笑)牡蠣フライと白ワイン、待ってろよー。(笑)
2014年01月26日
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いつまでも待っています、というスタンスでありたかった若い頃よりも、老い先が短くなった気がするのか、短気さも増している昨今です。(笑)生徒たちにとっては、その家のすべてが人生で、時間がそこを中心に回ることも当然。でも、だからといって、放っておかれても、いつまでも待っていられませんし、こちらもとっとと忘れていくしかない、という今、ご無沙汰チームが飛び込んでくるのが止まらないー。(笑)それは嬉しい悲鳴でしょうけどね。(笑)「連絡がおそーい!」と噛み付かせたら、猛犬並みのワタシをその前に上手に落ち着かせるサンタさん無しでは、とってもやっていられない!なクッション込みでしたが、飛込みさんたちが3人、という日でした。遠くの街にいる仲良しのオトナの生徒さんに、「もー、あの子達、待ってられない。連絡いらないって思う」と、メールしたとたんに、そのこたちと、もう一人が飛び込み連絡ですよ。(笑)逆回転。きっとそれはいいほうに逆回転ですが、落ち着けあたし!と、チョコレートを口に放り込んで(←おなかのすいた先生にご用心)対応しました。(笑)とぼけた顔して、いざとなると腹黒商人モードもスイッチぱちぱち中のワタシなので、そこらへんは、「商売商売」と割り切って、頑張りました。(笑)でも、棄てられるより、戻ってこられたほうがずっといい。そんなわけで、基本的には元気です。(笑)グランドピアノが到着したおうちの生徒たちも来ました。絵のように美しい光景をすでに伺っていたわりには、みんなのテンション、低っ!(笑)何これ何これ!と思って、即、ひらめきました。いい楽器がきたら、即、うまくなっていなくちゃいけない、とどこかで思っていたらしく、そういう意味での不安そうな顔だったみたいです。楽器が変わって魔法のようにうまくなられたら、私の仕事がなくなるわい!というこっちの気持ちとの小さなズレ。気付けないものはある。でも、それがわかったのでホッとしました。ただ、「いいピアノ来たー!」って喜んできてくれれば良いって思ったのに、なかなかそうはいかないものですね。(笑)でも、やっぱり5年生のお兄ちゃんは、飲み込みが早い!さぞいい楽器が来たんだろう、と思うような伸びのある抜け感のある手つきに変わり始めていました。うわー。良かったー。(笑)小さな妹には、ペダルの名前とか、使い方とか、そういうわかりやすい記号的なものを知識として増やしていけばいいかな、なんて感じで、楽しく過ごせましたけど。このごろ、小さな生徒たちがおもしろい表情です。赤ちゃんみたいにホワーッと無邪気に笑っていて、結構上手に弾いて、最後にちょっとお姉さんな感じで、「ここ頑張ってくる」って、二つの顔を見せるんですよ。それってベスト!って思いました。ってかパーフェクト。くつろいでいるときの顔がいいんですよ。警戒心ゼロみたいな顔。でも、ワタシがちょっとどこかに手をぶつけたり、悲しそうな顔をすると、私以上に哀しそうな顔をするみたいなのもあるので、課題はやっぱりワタシの笑顔だけですけどね。一気に増えてるけど、隙間にからまって余計なことって出ちゃうんだよなー。思い出したくないのに、つながって出てきちゃうこと。むしろ出てくるように強く絡んでいた時期、それによって成長できたことはあるけれど、その時代の名残です。早くパッパラパーになっちゃって忘れちゃいたいな!←大事なことは覚えていてくださいワタシ!!(笑)年末年始と、伴奏の練習に明け暮れた一人の生徒が、児童会長に任命されたとのご報告もありました。まーすごい!!なんで、最後に言うの。普通そこは、ドア開けて最初に言うところでしょう?とからかうけれど、謙虚なんですよね。ほんとに。そしてからかい続ける。ピアノを始めたばかりのとき、発表会ってこんなもの、ということも知らない小さなその女の子に、オトナの発表会をお客さんとして聞いて、と聞かせた遠い日。感想は、それこそ、ふくれっつらで、「長くて退屈した!」でしたけどね。ごめん、先生は、その顔と、児童会長を繋いじゃう!と笑ってからかいました。今度はあなたが、「児童会、なげーよ」って退屈される側になることを思うと、なんとも言えずにおかしくなっちゃう、と笑いながら。変わらないふくれっつらは、ふくらみかたは少々減っていたようですが、返事をしませんでした。(笑)やだー。先生って意地悪ー。(笑)
2014年01月24日
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月曜日から、「今週の水曜日はなんかありそう」と身構えちゃうようなこともあった割には、これでもか!!!というくらいの愛情爆弾がテロ並みに放り込まれた水曜日だったと解釈できる日でありました。(笑)それこそ、ありとあらゆるタイプの愛情爆弾がテロ並みですからね、さすがの私も「わかったわかったわかったーーーー!」と白旗揚げて降参ですよ。(笑)何をわかったというのだろうか、という点において、いまだ謎も多く残るのですが、その謎すらも愛情多発という解釈以外不可能状態で、「しかしなんだあれは」と夜中にふと目を覚まして反芻しても、どこにもネガティブな解釈をする余地がないという有様でした。(笑)おもしろかったーーーー。←とりあえず、どんぶり勘定しとけ。(笑)訪れる生徒達が、愉快な謎を携えてやってくるのもいつものこと。中には、本人も「謎!不思議!」といわざるを得ないような写真を持ってきた子もいたんです。6年生のスタイルの美しい垢抜けた女の子。いつも彼女は私のスタイルをチェックしてくれて、時には、謎めいたストレッチ方法まで指示して帰る。(笑)それを大切にやっていたら、あら大変!ドラム缶先生が、ちょっとばかりくびれ始めてるわ!という子です。…小学校の文化祭で、伝説の死神役もやってるんですが。(笑)彼女が持ってきた写真は、彼女が入学式の時のもの。結局、同じ顔してるよね。おっきくなったけどさ、な、その写真は、なぜ今日、私の手に落ちたのかそのことが謎ですが、不思議な気持ちで眺めざるを得ませんでした。思いつきで「出して」といった楽譜に、その写真がはさまっていた謎は、本人にも解けない永遠の謎。ならば、私には解けるはずも無く。私のするべきことは、小さな女の子が綺麗なお姉さんになっていることを、目を細めて確かめるだけ。なんだかそんな不思議なことが連続して、いつしか私は、「この子たちがいずれ大きくなって、その子どもを見せてくれたりしたら愉快だろうな」と思っていました。最後の生徒は、小さな時から、愛くるしさの塊で、先生がその愛くるしさの虜なのを承知していて、今でもそのかわいらしさをキープしてしゃべるんですよ。微笑みも、声色も、保育園の時のまま。でも、少しずつお姉さんになってきた分、いいところも見せようとする。その隙間を確かめながら、彼女が弾く「かぐやひめ」の曲の歌詞をさらっと読むと。今の全ては、過去の全て。今の全ては未来の希望。そんなことが書かれていました。…目の前の景色が、ここまで美しかったのなら、過去の全てがここに来た。今の景色がここまで美しいなら、未来の希望はもっと美しい。そう思うに足るどころか、愛情爆弾の中には、もっともっとたくさんのありとあらゆるタイプの命の連鎖がつめこまれていたので、笑っちゃう。そんな水曜日でした。帰り際、スーパーで食材の買出し。少し疲れていた私にとって、スーパーは難易度が高いかな、と、危ぶまれていたのですが、そこはお笑い系愛情爆弾の多発地帯でした。とにかく今の課題は、接する人との短い時間に素敵な感じに振舞うこと、と勝手に決めてるので、レジで会釈とか頑張りましたよ。(笑)頑張れたのは、レジで見つけた小柄なイケメン男性が、いい感じにわたしの好みにストライク!というのもあったかもしれませんけどね。(笑)素敵な男性を見かけたら、ぶりっ子しちゃうの。42歳だけど。(笑)そういう意味でも、不思議な一日は、「とにかく笑え」でしたとさ。そりゃもう、笑うしかないでしょう、な愛情テロの水曜日。隙間にたくさんの思い出も絡まっているけど。過去の全てが今の全て。今が美しいなら、それでいい。もしかしたら、私が歩いたはずの暗い道も、暗いマントを着せられていただけで、その外側では金色の光が「こっちだよ」と包んで導いてくれていたのかもしれない、と思うくらいでした。あの暗いマントは、あの時期の私を守る防空頭巾のようなもので、実は、私の一番大切なものは守られ、磨かれていただけのこと。マントを脱いだらあらびっくり!そこは天国でしたとさ、みたいなことなのかもしれないです。ほんの少しだけど、あの日々の前の自分よりも、今の自分の方が絶対にイケてる!とすら思うわけです。音楽が命のそばに寄り添うものだと教えてくれたその光。命の意味を教えるのに、容赦はしないけど。(笑)その厳しさを知らないままに、誰かをとんちんかんに地獄に放り込むくらいなら、私は今の自分のほうがいい。だって、どう考えたって、うちの生徒達、どんなに長い日々、私のそばにいた子たちだって、微塵もブレていないんです。ただただ、美しく賢く愉快にしっかりと成長しているだけ。おまけにちゃんとピアノも上達してる。それを目の当たりにしたら、まぁ、とりあえず、腹も決まるよ。そんな水曜日。私は絶対に一人じゃなかった。物心も付く前から、誰かと確かにつながった手はつながりすぎてて、どっちがどっちのかわからない、ただ、それだけのこと。(笑)そして、ところどころ、光を霞ませる泥のようなものが塗りたくられた場所で、私が混乱しただけのこと。でも私は、正しい手を握り続けてた。そう思うに足るだけのことがあった水曜日。おつりが来るほど幸せな日というものは、あるものですね。(笑)とんちんかんな私にとってもわかりやすい御伽噺にまとめるのが大変だったらしく、その御伽噺があまりにもとんちんかんであるのは、ご愛嬌ということで。(笑)目に映る生徒の表情がここまで美しいのならば、とりあえず、この道をもう少し歩いてみようと思うのです。
2014年01月23日
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とうとう、時が至ったということで、5歳になりたてのサラブレッドの王子様が来ました。とてもリラックスして待つ間、久しぶりのオトナの生徒さんとの時間を楽しんだり、練習をしたり。そしてまぁ、なんとまぁ、いい状態にほっかほかにできあがった!としか言いようのないような100%をやや通り越した笑顔のまーるい王子様がやってきました。まんまるっ!!←他の表現無いわけ??(笑)でも、それ以外に、無いんですよ。子どもたちというのはそこにいるだけで美しくて楽しくて、どの出会いもおもしろくなかったためしなんてないんですが、この子に限ってはまんまるっ!!!!←どうしても、そういう感じらしい。(笑)年末のピアノ教室の体験の後、何か言ってました?どうでした?とママに尋ねると、「先生、好きって。先生好きになったって」そこ?!!←(笑)いや、あたしたち、道端ですれ違うときも、ずっとずっともともとかなり大好き同士だったと思うけど(←妄想込み)、ピアノじゃなくて、そっち?!ということで、膝から崩れ落ちてしまいました。(笑)あれほど念入りにピアノで楽しませた体験レッスンもなかったと思うのに、そっち?!(笑)そして、とろけるような笑顔は、私にガッツリ向けられているだけで、「お前!!お前ほどのサラブレッドがピアノよりこっちを見るのか!」という状態で、私も念入りに「先生もだいすきーーーーー」とお返事しておきました。ラッブラブだな!!(笑)いざレッスン。そのときの感覚には、年末の初めてのときとの明らかな変化が。(笑)こ、こやつ、100%あたしの真似を狙っとる!!(爆笑)…体験レッスンの時に、自分が発する音を楽しんでたはずなんです。そこから始まる彼自身の音楽を楽しんでたはずなんです。だから、彼をサラブレッドと呼んだと言ってもいいくらい。でも、今回は、100%あたしの真似を狙ってる。…いいのか?!これでいいのか?!このサラブレッドに、こんなおっそろしいものをプリントしていいのか?!という焦りだけが残りましたが、後はもう延々と、ラッブラブ。まぁ、相談しながら、楽しく進めていきましょう、という展開ではあったし、30分なんてあっという間だったし、こんな小さい人と30分レッスンして疲れなかったのって初めて!…やっぱりサラブレッドですね。(笑)やっと会えたね私の王子様!ちょっと小さいけどね!みたいな気分になったということにして、そのほかのレッスンも自然に過ごしました。自分の問題と静かに対峙して、深い涙を流す小さな女の子とかいたけど、そういう涙は、もしかしたら、早いほうがいい。そう思ったのは、彼女が帰る前に微笑んで私を見たときの安心した笑顔のせいかもしれません。その後は、王子のアニキやら、なぜかパジャマと寝癖で走り回るオバケやら、丁寧にもののけ姫を弾く女の子やらと遊ぶように過ごしました。平和だねー。(笑)その日も最後は、フランス人形(歯抜けバージョン)の登場。あの美人さんがややブスになりさがったとはいえ、腹は見せるわ、へそを見せるわ、放っておくとパンツまで見せそうになるわで、こちらが「あら、ややブスになりさがったわね」とこっそり思ったのを解消しようとするかのように出血大サービスでした。いや、出血はしとらん。(笑)しかもとうとう盗まれたのは私の唇ということで、レッスン全体をトータルで見て、少々、大事なところを略すと、「やっと王子様に会えて、唇を盗まれた夜」…アホか。(笑)あのフランス人形、王子登場により、先生のテンションがやや変化したのを察知したのか、姫君らしく、女ならではのやりかたで、キーっと先生のハートに爪を立てるようなことも言って帰ったけどね。(笑)「12月までは魔女先生だったのに、頭の魔女がいたのに、今は魔女がいない」そのときは、ふーんと聞いていたけど、次の朝、イラッとしました。(笑)あたしに魔女の責任を全部おっかぶせんじゃないわよ!まだ魔女はご健在よ!それどころか、パワーアップしとるわ。(笑)遠い街からやってきた久しぶりの大人の生徒さんには、私自身にとっても久しぶりになるジャズのレッスンを。「先生のジャズは、適度にお酒が効いていて、聞いていて心地よくなる」もちろん、エア酒ですよ。(笑)飲酒レッスンじゃないですよ。(笑)ただ、そういう雰囲気を出すのが、我ながら、めちゃくちゃうまくなっとったわい。…久しぶりのジャズだというのに。(笑)音楽は生き物で、そこには、綺麗なものだけが絡むわけじゃない。生き物にぴったりと寄り添うのだから、ありとあらゆるものが絡むんですね。疲れ果てた夜の誰かの肩を抱くようにして、お酒の効いた「ような」ジャズを弾く日もある。まるで本当にお酒が効いているかのように弾くために辿った道に、私自身が酒にすがった夜もあったりして、そういうのが出るんですね。(笑)オトナの生徒さんが言いました。子どものような声で。「先生、ピアノ、じょうず」それを笑顔で受け入れた日。課題のにっこりも多分多発。次の課題は、にっこりじゃなくて、「先生も、みんなが大好き」を、笑顔に載せることですよっ!!そこ、とっととやっつけちゃうよ。(笑)でも、白目はまだむくと思うよ。(笑)
2014年01月22日
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数週間前から、いや、もしかしたらもっと前からかな(笑)「ここ、シメどころだから、シメておいてもらえる?」と、サンタさんから通告があるような生徒がいました。まぁ、成り行きで、シメるか怪しいところに触れる程度にするか考えるかぁと思って待っていたら、見事なくらいに「シメろ」な感じになった気がしたので、静かにシメてみました。(笑)頭のいい子のウソというのは、タチが悪くて、行く先々でその場しのぎのウソがまるで本人も本当と思うかのようにさらりさらさら出るもの。でも、それがあんたの後ろをついてまわってるんだけど?という係になった、と諦めて対峙しました。能力も高いので、手に負えないところがありますが、サクサクと切り刻みました。「難しくて全然わかんなかったのー」とか「3回練習したよ!15分くらいずつかな」とかその場しのぎのことを言い放って怒られない様に茶化してすり抜けようとするその尻尾をつかまえて、「あんたをおだてて褒めて、ここまでうまく弾けるようにさせたのは私なの。あんたがどういう練習してきたかくらいは私がわかる!」とハッタリをかまし、「さ、弾いてごらん」で、集中して弾いたらもちろん弾ける。わかんないなんてことはない。英検前で弾いてないって言えば済むのもわかってるくせに、かっこつけやがって!ということをあからさまにしました。「今、何分かかったと思う?1分よ!たったの1分!!」「あんたほどの能力の高い生徒が15分を3回って45分よ?その間、ぬるぬるとピアノ弾いてたはずがないじゃない!英検前にそんなことしてたってよく言えたもんね」「中学生は勉強が大事だからってテスト前だとか英検前とか、ちゃんとそっちを優先させてきた私に向かって、こういうウソつけるって何?」くだらないことですが、彼女のウソは、友人まで傷つけてる、って話もちょいちょい入ってきてる以上、仕方ないです。誰だって、かっこつけのウソは言う。でも、そういうウソが人を傷つけるときの力になるほどたまっていたら、誰もいいことない。たったの1分で正しく弾こうとしている間も、勘違いで間違ったことは優しくフォローしました。私、こういうことは絶対に怒らないようにしてるの、勘違いは怒らない、と、言いながら1分過ぎたところで、彼女の目から涙がポロポロこぼれました。かっこつけ体質なのは、ある意味、仕方ない。あんたが、あちこちでついてるウソのフォローもしてあげるし、恥をかかせてまでステージに上げたりなんてしない。だけど、やる気もないのに、あるふりするんじゃない!そのしわ寄せを受けて笑ってられるほどあんたのピアノが聞きたいわけじゃない!そこまで自分がうまいって勘違いするな!ですよもう。(笑)褒めなくちゃ育たないけど、褒められているうちに、自分ほどうまい人はいないとか思い始めちゃってるわけでもないだろうけど、なんだかそんな態度になるのは100万年はえーよ!ですよもう。褒めなきゃ、びた一文努力もしない上に、褒めたらこれかよ!です。別の生徒も、運が悪いタイプというか、本当に、意図せずに嫌われることを言い続けるタイプで、そのこも号泣モードになる月曜日でした。「もう、人に好かれたいって努力するのが嫌になった」とか言うわけですよ。「嫌われてるのはわかってる。でも、努力しても嫌われる」とか言うんです。泣きながら!…ってか、お前の好かれる努力、微力すぎて見えないどころか、それすらも超上からで不愉快なんですけど!!なタイプで、気の毒としかいいようがないレベル。人と仲良くするための方法も知らないわけですから、これは、一緒に仲良くするレッスンでもしなくちゃ!の恐ろしい嫌われっ子レベル。私、こっちの気持ちも痛いほどわかるというか、こっちがむしろ得意科目っていうか、放っておいてもどうにもならんってのも知ってるって言うか、もう、めっちゃくちゃ!(笑)泣かせつつ、「来週待ってるから、一緒に好かれる努力してこうよ?」と言葉をしぼりだしながら、なんじゃこりゃ!ですわ。(笑)優等生の嘘つきさんは、泣きながらコートも着ずに出て行こうとするから、「その気持ちもわかるけど、寒いんだからコートは着て。風邪引くんじゃないかと心配だから」と、棒読み気味のセリフを言い(笑)黙って出て行こうとする背中には「なんか言うことないの?」「ごめんなさい」「いーえ。」…嫌われサイクル真っ只中の号泣さんも黙って出て行こうとするから、「はいって言いなさい!」…なんだよこれーーーーーー。(笑)後味悪くはないけど、めんどくさくないわけでもないんです。そんなこと言っちゃ申し訳ないんですけど。(笑)もっと違うこと教えたいんだけど。(笑)でもまぁ、同じ月曜日に、だいぶ以前、やっぱり「好かれ下手」な態度だった生徒が今では、素晴らしい言葉と態度が一言もはずさない状態になってるのも見て、褒めていて、「ねえ、なんで何も言わないの?ほめられてんのにさ」と言うと「なんて言っていいのかわからない」と来たので、「じゃ、ニコッとしときゃいいんじゃないの」と、これまたアドリブでセリフをしぼりだす。そういえば、あたし、このごろ、ニコッとしたことあったかなかったか、そこら辺もザーッと振り返りながら。(笑)いろんなことがあってあってありまくって、いまや「にっこり」が課題という奇妙な状態ですけどね。(笑)火曜日はとうとう、例の音楽サラブレッドのちっちゃい王子様が来るので、まぁ、せいぜいにっこりするように頑張るか。←そこ?それに、遠い街から久しぶりのオトナの生徒さんも来るから、やっぱりにっこりするように頑張るか。←やっぱりそこ?ピアノ教えるよりも難しいこと。…それは私にとって、「にっこり」でしたとさ。(笑)一応、このごろはいつでも結構笑ってるつもりなんだけどなぁ。(笑)ということで、本日は朝から両方のほっぺたを無理やり引き上げて、にっこりの練習。あと、白目剥いちゃだめって言われてんの。←すぐ直せよ。(笑)…でも、無意識なんだもん。(爆笑)
2014年01月21日
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日曜朝一番、まだ7時半だというのに、楽器店の方から美しい報告のメールをいただきました。よほど、一刻も早く知らせたかったんだ、というのも伝わりましたし、朝一番に読むのには、本当に素敵なメールでした。かねてから心配されていた、新品グランドピアノの納品が、いかに無事に終わったか、というメールでした。楽器店の方と別れ際、「そこが一番大事だから、そちらから知らせてね」とクギを刺した自分の心の厳しさに、自分自身が痛みを覚えていたせいか、仕事を預けた後は、そのことそのものも忘れるほどに手一杯でした。それだけに、メールの内容の美しさがスーッと入ってきました。家族丸ごと、微笑みながらキラキラしながらグランドピアノを迎え入れたこと。それを子どもたちが弾き、おばあちゃんが弾き、恥ずかしがるパパが娘に手を弾かれて、エリーゼのためにを弾き、という光景が、細かく細かく書かれていました。前のピアノが去っていくときに、女の子がその別れを惜しんだ光景まで。その全てがあまりに美しく、涙が出そうだった、という楽器店の方の言葉が何より良かったんですけどね。私が同じことをして、同じ光景を見るよりも、「それがあまりに美しくて泣きそうになった」と読むほうが、「ああ良かった」と素直に思えるわけです。早速電話して、お礼を伝えて、久しぶりに、仕事が終わった後に、ホッとする感覚に似たものを味わいました。ステージ関係の仕事や日常のレッスン後に、この「ホッと」感を覚えなくなって久しいのですが、同じ年、名前も読み方が違うだけの長いお付き合いの楽器店の店長さんが、泣きそうになった、という言葉でようやくホッとしました。クールでハードでドライな仕事振りはわかっています。でも、その隙間に時々見える、やるせない情緒のようなものを重ねるには十分な関係もあるその人が、泣きそうになったなら、それは、美しい光景だったのは間違いない、と安心しました。あんまりいいメールだから、携帯に保護しておきます。(笑)買い手と売り手が、こんな風に満足する光景を、少し遠くから見ることがこの先もいくつか続けば、頑固な私のふくれっつらもそのうち引っ込むんじゃない?とは思えなくもありません。それがいつまでかかるか、それはもう私にはわかりません。瞬時にイラッとする状況もいまだ少なくなく、それをなんとかイラッとしないように、微笑めるように自分を変化させていくことに対応するので手一杯な部分もあります。今の自分の感情は、全てホンモノだからこそ、自分にもウソのつけない難しいところで、努力もするけど、時間がかかったらごめんなさい?というような気持ちでいないと、とてもじゃないけど、時間もすごせないところはあります。(笑)土曜最後の生徒さんは、いつもの頼もしい音楽仲間というスタンスをさらに強めてくれています。彼女と一緒に、「音楽」ということについて語ると、無駄な言葉が必要ない上に、彼女がうまくなった自分でそれを確かめている輝く笑顔が見れます。レッスンであまりに彼女が変化しすぎて、「狐につままれたよう」とか、「先生、お医者さんみたい」とか言われたときに、フフフ、そう?と笑える余裕も出てきました。音楽は心の近くに寄り添うものだから、それを知るために、相当の苦労があったことも、そんな言葉になら報われても悪くないと思います。「どうしてこんなに短い時間で、全部わかって短いやり方で指示できるの?」というのが彼女の一番の関心のようですが、それは、見て、聞いていればわかるの、というしかないんです。そしてそれが生徒に対して見えてしまうことの苦悩も小さく漏らすことになりました。私自身のピアノも、私自身の盲点さえ徐々に克服していけば、どう変わり、どうなるかがわかってしまっているという贅沢な苦悩です。「私の中に上達ということに関しての未知の部分がほとんどなくなっていることがつまらない」なんて、ずいぶんな状況になったもんですが、実際に、泥沼を這うような仕事から、ありとあらゆるタイプの仕事をしてきて、知ってしまったものがある以上、そういう部分もあります。まぁ、課題としては、人前で綺麗な洋服を着てピアノを弾くだけで幸せ!みたいなあたりに盲点やら空白やらどうにもならないものがあるというのに、相変わらず昨日も落ち着きました。そればかりは、自分でもどうにもしようがなくて困ってるんですよね、と笑うしかない。年末から数週間経ただけで、ハッとするほど私が痩せていて、またいじめられてるの?と思っちゃった、と彼女は、ひどく驚いていました。(笑)年末年始は1キロくらいしか変わっていないけれど、その変化が大きく見える時期に入っているので、相当感じたようです。「クビが長くなって、小顔になってる!」「足も体も、とにかくどうしたの?」んーーーーーとね。これ、謎のストレッチと、ワンピースダイエットかな!(笑)と答えて、その痩せ方を知りたがる彼女に、ストレッチまで教えておきましたとさ。(笑)今、レッスンそのものもなかなか美しい時期で、口は達者で誠意に欠ける人の足が勝手に遠のく時期でもあります。こちらは、こちらの思う誠意を提示するだけでいいんです。教わりたいということを教え、できることをする、とはっきり言うだけで、後は本人の問題に戻るわけです。自分の誠意に自信のある人は、足を運んでくれるし、そうでない人は、その人の誠意の分だけ、足が遠のく。そんな流れにしばらく身を預けて、誠実な人たちに囲まれて、のんびり先行きを見るのもいいなぁと思いました。
2014年01月19日
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7月の発表会の曲をもう決めたいと騒ぐ小学生の女の子に「先生はズルい」って言われたんです。(笑)自分でもその気持ちをうまく説明できなくて困っていましたが、要は、「先生は発表会の曲とかばっかり練習できてズルい。私は、テキストの曲やんなさい、みたいな時期があるからつまらない」ってことだったようですよ。(笑)先生は昔、いっぱいそういうのをやったから今はいいの!がうまく伝わらないんですけど、それほどまでに「発表会の曲を早く弾きたい」「難しくてもいいから発表するための曲を練習したい」という気持ちがあるんだなーと新鮮に思いました。テキストの曲とかは簡単すぎるし、曲としての面白さが足りないようです。まぁ、様子を見ながら並行して練習するとか何かしたほうがいいかどうかは、そのうち決めていこう。このごろ、「アゲアゲ」で褒め称えるばかりでなく、辛口な言葉もうまく挟めるようになった教室では、私のんびり、生徒が真剣といういい展開も多いです。オマケちゃんたちも元気いっぱいで、なごみ部隊も充実してます。昨日は、夜だけど「おはよう」って言っちゃうくらいの小さな女の子に白雪姫を読んでもらいましたよ。(笑)白雪姫を指差して、「これあたち」おきさきさまを指差して「わりーの」小人さんを指差して「おじたん」おしまいっ!!(爆笑)おーーーーーい!!!王子様どこ行ったー!!!フランス人形から「ほっぺとほっぺをくっつけてギュー!」の大好きを教わったばかりの私は、オマケ以上、生徒未満で、お姉ちゃんの時間の隅っこでピアノを先生に聞かせて帰るサイクルになったおちびさんとなんの気無しに「ほっぺとほっぺでギュー」をしました。レッスン終わりのご挨拶。彼女の向きが完全に逆です。そして私に後ろからギューっと抱っこさせた状態で、「何か」に向かって一緒に「ありがとうございました」と頭を下げてました。まぁ、斬新なご挨拶。そして、私も一緒に「ありがとうございました」と言ったその先に、あったものを後で見た時に、「あ、あの挨拶、完璧だわ」と思いました。あのとき、あの後ろ抱っこの「ありがとうございました」がとてもいい感じで、いいじゃない、それいいわ!と、そのまましといて良かった。その先に何があるのかもわからず、「これいい!」と思って、そのままやって良かった。(笑)彼女の視線の先にあったもの、それが何かは私と彼女の秘密ですけどね。(笑)私が非常に満足したので、オッケーですよ。(笑)下手にあたしに頭を下げられるよりよほど納得だ!(笑)彼女が「ありがとうございました」と言いたかったもの。その美しさに、私も一緒にギューっっと一体化されながら「ありがとうございました」とさせてもらえたこと。その全ての完璧ぶりに、大変にいいご機嫌になりました。このごろ、「そこまで失礼されちゃうと、あたし素直になれないわ」なんて時でも、自分の価値観で、良いところはしっかり褒め、問題は指摘して、やるべきことやったら後は心のシャッターを閉店にしてしまう、ある意味オトナのワザでそれなりに安定している部分もありましたが、時折、こんな風に、無理やりに、シャッターが開いているときに何かさせられて、後から納得!!ということもあったりします。そのときに、ふっと「あらいい感じ」と思えるのがなかなかいいです。白雪姫を読んでくれたとっときのおチビさんは、いつでもなごみ隊長ですが、小さなおっかさんのような安定性があって、そのとき、もっとも大切なことを私たちにさせてくれます。彼女を見ていると、本当に学ぶものがたくさんあります。彼女が寝そべっているときに見せた、ただのまーるいできたての赤ちゃんの顔。本を読んでくれたときのお姉さんぶり。そして、最後に帰る時に、あたしにジャンパー着せろ、とやってきたとき。ちょちょっと自分の体を動かして、着せやすく動いてくれる様子に、ただのお人形に洋服を着せているのではないライブ感を感じて愉快でした。こいつはいずれ、立派なおっかさんになるよ!というその頼もしさに、思わず「あらまぁ、こんなに小さなうちから決まってるんだ!」と、何気なく言うと、ママが「えーーー!!それは困るー!」と叫んでましたけど。(笑)素質ってものは、すでにある。(笑)おっかさんの素質をその小さなまーるいお日様みたいな女の子に見つけた日の私は、私の素質が生きる場所で生きていることを楽しみ始めていました。
2014年01月17日
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楽器店にちょっと買い物に出かけました。年末年始に生徒たちにいろいろといただいていたので、そのお礼の品みたいなものも結構あるので、そんなものも探してみたり。ところが、どうも、自分で意図していないのに、意地悪ばあさんみたいになっちゃうんですよね。(笑)値段を確認するものが、はじから、「値段がわからない」というような展開で、私が悪いわけじゃないけど、お店の人たちがバタバタしているのを見ている感じになりました。なんか、いちいちめんどくさいことになっちゃってごめん?でも、あなたが薦めたものだし、あなたが店長さんなんだから、まぁ、私は見ているしかないわね?でも、お値段のお安いものなのにバタバタさせてごめんなさい?みたいな状況が続きました。(笑)その隙間に、グランドピアノを購入したおうちのアフターケアについて、今度は本格的に意地悪ばあさんになる、という任務もあって、なんだか電池が切れそうになりました。(笑)楽器屋さんは、楽器を売るまでがお仕事かもしれないけど、音楽も売ってるんだとしたら、もうちょっと大事にしてもらいたいからよろしくね、というところで、クギを刺すようなことを言わざるを得ないわけです。楽器が届いてから、楽器とおうちの人生が始まるんだから。ピアノが届いてから、調律までの期間が3週間。その3週間だって、意識の持ち方で、今後が変わっていくほど大きなこと。そこの難しさを知って知っての日々がある以上、届いたときの状況もお手数だけど知らせて?とクビを突っ込みました。(笑)魔法のように、「先生のピアノと同じ音がするピアノが届く」わけじゃないんですよね。新品ならなおさら、その家にあわせて、その家族に合わせて、音が変化して、これから出来上がっていくんです。それこそ、何年、という単位でゆっくりと。生徒たちも家族たちもそこまではわからない。そこを知っているのは、私たち、楽器に触れる機会が多い側。だからこそ、売っておしまい、じゃなくて、今後もよろしくね、と、いつ言うの?今でしょ!(笑)ほんとはメールでも前もって言ってあったつもりだけど、やっぱりうまく伝わっていなかったかな、のかすかな苛立ちが、私のまなざしを険しくしてしまいましたが。(笑)そこの対応によっては、私もまた、お店というパートナーを探して放浪の旅を始めなくちゃならないくらいのことなんだから、「頑張って」それしか言えないところです。ちょっと疲れたところで、ふと、洋服でも買うかなーになりました。いつもの奇妙な店がやってたら、改めて出てくるのもめんどくさく思える今だから、今日、覗いちゃおうと思いました。タイミングが合わないと、なかなか結界が破れなくて近寄れなかったり、ああもういいよ、そんなにめんどくさい思いをしてまでお洒落なんかする元気ないよ、なんて凹もうものなら、もっと違うところから、「ちゃんとお洒落して!」と喝が入るわけで、もはや、定期的に、「お洒落する気がありますってば」と動かないと、余計大変。(笑)ああ良かった、電気ついてるから寄っとけ寄っとけ、みたいな勢いで、車を停めて店に向かいました。短い道のりですら、障害物にぶち当たる。(笑)寒い街角を、下を見ながら歩いてたら、おでこにのれんのような違和感がぶち当たりました。(笑)なんでTシャツが干してあるのさ、こんな小路に!!(笑)まぁ、看板代わりなのかなんだか知りませんが、棒みたいに痛いものじゃなくて、こぎれいなTシャツでよかったけど。…あたし程度の身長でぶち当たるって、やっぱりのれんだったのかしら。(笑)Tシャツのれんをかいくぐって、先に進みましたよ。店にたどり着く頃には、変なキャラクターが出来上がっていて、「寒いからあったかいのちょうだい!」と店に入るなり一言。(笑)そのセリフ、のれんを引きずってますけどー。(笑)飲み屋にでも寄ったんか、の勢いですけどー。元気はないですけどー。(笑)「うちの店の服は全部あったかいです」といういつもどおりの大嘘に脳内を引っ掻き回され、薄地のワンピースの中から、この冬、銀座までご一緒したタイトワンピースの色違いを発見しました。あー。これなら着れるのとあったかいのだけは確認済みだ。ただ、黒と違ってブルーは太って見えやすいからなー、というところで、ブツブツ言いながら、他にもあったかいのを、あったかいのを、と一生懸命探してくれる親切そうに「見える」クマさんのオススメを端からやっつけました。「これ、かわいいでしょう」とぶら下げられたニットのワンピース。襟ぐりが詰まっている上に、全身リブ編みの薄地のニットワンピース。モジモジ君並に、全身のシルエットを余すところなくご披露するワンピース。ワンピースがかわいいことと、そのワンピースを着たことで私がかわいく見えることは別のことです!!!!!!!!!というところで、小さく脳内で激怒。(笑)簡単に言うと、「こんなの着れるか!」ですよ。(笑)入りゃいいってもんじゃないの。(笑)それでも言葉を選んで返事をしたの。私だって頑張ってるの。「これはね、本当にかわいい人が着る物です」返事がない。(爆笑)…また、なんとなく失礼な態度を取られた気がするけど、こんくらい、朝飯前だよ!(笑)それでも一生懸命、「あったかいの」「あったかいの」と探してくれるクマ次郎。「これは?」「これは?」と指差すやつが今度はみんな、二の腕がモックリしてますよ。あんたねー、この店のこのコート、銀座から帰ってきてから、二の腕の裏地が大破して、8千円以上もかけてカスタマイズしたのよ、という気分になる。(笑)もちろん、かっこつけてるから言わないけどさ。(笑)シルエットの美しいコートの裏地で、洋服一枚分も吹っ飛んでんのよ!(笑)そういうお財布事情から、またもや意地悪ばあさんになってしまう。「このコートの二の腕のところに、そんなの入るわけないでしょ!」いつも、この店では、二の腕が太く見えないやつにしてくれ、全身が太く見えないやつにしてくれ、といい続けている私なので、そこでとうとうクマが吹きだす。「なんでそこで笑うの?」と、半べそ声になってくるのは、致し方ないと思います。(笑)文句言うけど、ちゃんと毎回買うし、ちゃんと着ようと努力もするし、客サイドの任務はちゃんと果たしてるつもりなんだけど?そして会話は果てしなくとんちんかんな方に進み、私が今回ばかりは一言も言ったつもりのない「キモい」という言葉がクマから飛び出ましたよ。そんなこと、まったく言ってないのに、聞き違って「キモい?」とキレ気味。(笑)「そんなこと言ってない!!」確か、半年以上前に、話の流れで、「そんなこまかいこと覚えていられたら、かえってキモいから、わすれててもらっていいんですけど」と、相手が忘れていたことを肯定しようとしてうっかりつかったNGワード、「キモい」がこんなところでご登場!!(笑)あー、クマの中では「俺キモい?」でつながっちまってたかな。(笑)あー、悪かった悪かった。なんだか知らないけど、もういいや、ということで、色違いのタイトワンピースを抱えて帰ってきましたよ。まったく、調子狂うけど、洋服は素敵だし、とりあえずいつまでギャル服着れるか知らないけれど、とにかく新調したし、あとのことなんか、かまってらんない。(笑)お互いに、悪気はないけど、とにかくけんか腰になってしまう奇妙な店で、買う気と売る気のせめぎあい。(笑)それがいつもなんとなく元気な方向に向かっていることは、確かなようです。
2014年01月16日
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朝から冷えっぱなしだったのかトイレが近くて大変でしたが、長い付き合いなので、自由にトイレに行き来しながら白髪を染めてもらいました。冗談で「あと10分で行けるから」を「2時間くらい行かせなくしてやろうか」くらいに言われたら、しゃあしゃあと、「いいよ。そしたら漏らすから」と言い返せる関係って楽ですね。おばさんになるって恐ろしい。そして、15年通った分、向こうもおじさんになっているっていいことですね。(笑)なくなってしまった美容師さんのお兄さんの思い出話。もう、名前もおぼろげになるほど遠いことでも、「私たちは、優しくされた記憶しかないから」と言い切れる人であったことを思うと、思い出話というものの切なさと優しさに、少し浸ったりしてね。こういうのも、おばさんになったからこそ、なのかもしれません。髪の毛という、ある種の看板のような大切なところを全部任せっぱなしであるという信頼感と、適度な距離感で、お互いに愚痴もこっそり言えるような良さもあります。仕事中には言えないことも、たまってしまって内側から自分を蝕むことはたくさんあります。そこの相槌が心地よい。たまには、私以上に、そこを強く切り刻んでもらって、それだけで、ホッとするというものがなかったら、誰が我慢だけして生きていけるというんだろう。そして、そこで安心した分、今まで言わなかったことを言葉を選んで、直接本人に言ってみたりして、その様子を見て、自分の我慢を減らすとか、そういうことができなかったら、いつまでも同じ痛みが続いて、最後に潰されて終わりなんて事、ザラにあるんですから。お客さん相手の仕事だからこそ、グレーを保つのがうまい人なので、ああ、そういう人こそ、白黒はっきりついていて、最後にきちんと自分が白星をあげるように計算しながらいくんだな、とか、そんなこともわかりました。グレーを続けて最後が黒星じゃいいとこないよね、とつぶやく私の気持ちも、きっと伝わっていたはずです。言葉の上では、黒だの白だのグレーだの、と、殺伐とした話をしながらも、教室に戻れば、ふと、考えにゆとりが生じていることも感じました。私はもっと遊び人にならなくちゃ。(笑)生徒たちを遊ばせながらうまくしたいのなら、私も上手に遊べるようにならなくちゃ。そんなことも考えられるようになったのは、うちの大人の生徒さんが、たった1回そこで髪を切ってもらっただけで、輝くような表情になっていたからかもしれません。「あたしが1年半も苦労したのに、たった1回でコロッと幸せそうにしちゃってさ」と、思わず口走った私が、ちょっと悔しそうだった、と聞いておもしろくなりました。美容師さんは、相手が幸せそうにしていると嬉しそう。私はそこがまだ上手じゃないのは、きっと、遊び心に欠けているからだろう、と思いました。スケジュールの関係で、一番最後の生徒が、とっておきのかわいこちゃんのフランス人形になった夜でした。二人のお姉さんたちに、かわいいねーといわれながら、照れて私の洋服の中に隠れたり、自分のジャンパーを脱いで私に着せようとしたり、相変わらずほっぺをくっつけて抱きついてきたり、大忙しのフランス人形は、私に「大好きってこうやって伝えるの」と教えてくれます。その子に教わった、「おでことおでこをくっつけて大好き」の仕草を、別の生徒に対して、無意識にして、その後、そのこが、とても素直に、「あたし、時々、ウソみたいなこととか言っちゃう」と反省してみせたりしたときに、改めて思いました。なんだか、めちゃくちゃのようで、とても綺麗にお話が進んでいる教室内では、私はきっと、これからもっともっと笑えるはず。これから笑って、これから元気なら、きっとそれが幸せに続いていく。過去に引き戻される隙を見せない努力ではなくて、笑うのが当たり前になれば、いつか誰も、私をそんな時代に連れ帰らなくなるかもしれないな、なんて、夜には思えました。仕事終わりに微笑んでるサイクルがいつか当たり前になる頃、私はおばあちゃんになっちゃっているかもしれないけれど、そういうおばあちゃんになったらかわいいなーと思いました。しかし、あのフランス人形は、サンタさんの贈り物の中でもとっとき一番にかわいいやね、と思う暇もなく、来週からは小さな王子様も毎週通ってくることになりました。このごろ、新しい生徒もファミリーもみんな息を飲むほどお行儀が良くて、賢くて優しくてかわいいので、大丈夫大丈夫。何が大丈夫かわからないけど、とにかく大丈夫。(笑)この間の発表会前に、「あのフランス人形が放り込まれたときに、あたしは諦めたよ」と、運命に対してつぶやいていました。あの「大好き」には、ちゃんと向き合おうと。いつも、「大好き」ってやられると、サッと逃げるの。あたし。(笑)「大好き」は、難しいから。(笑)でも、甘えまくるフランス人形だけは、どうも逃げられません。(笑)いろんなキャラを繰り出して、絶対に私を飽きさせませんから。(笑)
2014年01月15日
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年明け一番に、美人のピアノ教師のお友達のおかげで、とてもラッキーに困難を乗り越えることができました。冷たく見えるほど美人というのは、はたから見てると「いいなー」で済みますが、本人は大変な苦労を重ねていて、それゆえにストライクゾーンが狭い…。(爆笑)でも、その狭いストライクゾーンを頼りにして、アドバイスをもらうと、私が一気に巻き返せるという、とっても愉快なコンビネーションになっています。まぁ、簡単に言うと、私の完全なる盲点を、彼女が分析しつくしている、というわけですよ。…ピアノ業界は、美しさ、華やかさに満ちた世界で、そこが盲点だと割と損する!!というところで、損を分析しつくして、「あーもうめんどくさいからやっつけちゃっていい?」と思ったときに彼女に相談すると、的確なタイミングでアドバイスが来ます。(笑)私が気づかなかった盲点というところには、「美人のおきて」というのがありましてね、どうも、世の中の美人さんたちは、美人さんたち特有の社会の層があって、そこのおきてにしたがって生きているんです。ピアノ業界、音楽業界には、その「美人のおきて」という法則を知らないと、読み間違えてしまうシナリオがある!と、私もようやく気づいたんですよ。うまいとか下手とかですらないの!(笑)←ここが重要。(大爆笑)良く考えてみると、私たちにとっての大先輩方も、若かりし日には、かわいいお嬢さんで、ちやほやと人生が始まって、そこを歩いてきた方もいらっしゃる。その方たちの考えを、私が読めるはずが無い。そこに気づいた私は、怪しいな、と思うと、即、彼女に通報。(笑)そして彼女の返答。…よし、こう動く。…そう決めてかかると、はだしで逃げ出す人がいる。たとえ、それが遠い遠い日に美人さんだった人だとしても、美人さんとして歩み始めた道はそのままつながってるんですもんね。だったら、早めに手を打っておくといいね、と、良くわかってきました。どうも、美人さんたちは、まったく知らないもの同士でも、目と目があった瞬間に勝敗が決まるみたいな、そして、それを無言で宣言しあう、みたいな、なんか、そういうすごーーーーくおもしろそうなドラマがあるみたいなんですよ!まったくもってそれを知らなくてえらい目にあったことがあるので、今後は、とにかく、「怪しいな」で「美人の親友に通報」これが、私の鉄則になります。(笑)音楽業界で仕事してて、うまい下手で判断して動くなんて、まだまだ甘かった。(笑)虚栄心の問題で動く人たちは、うまい下手じゃなくて、そこで動くの。(笑)それがわかってしまった。大人になってしまった。(笑)知らないより知ってるほうが役に立つけど知りたくなかった、ってほど殺伐とした年頃じゃなくて良かった。(笑)あ、そういうことか、と知って、ちょっとくらいは笑えるギリギリの年頃に、それを知れて良かった良かった。(笑)
2014年01月13日
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都合で教室を離れていたカップルの生徒が久しぶりに登場したら、結婚して、6月には出産、というビッグニュースを持ってきました。ちゃんと知らせたかったらこんな時期になっちゃった、すごくバタバタしてた、と、二人で一生懸命言ってましたけどね。どうしてるかな、なんて思っていたのよ!と、ちょっと冷やかしながら、「生徒がファミリーで帰ってくるなんて」と思っていました。二人とも、華やかな生徒で、発表会を楽しむ姿が目立っていましたが。…3月の発表会は、「二人で出れる最後の発表会」なんていいながら、頭の中はピアノのことでいっぱいのようでした。実際問題、これからお金がかかることを思うと、二人が優雅にレッスンに通うなんてなかなかできないけど、お手伝いはたくさんするから、時々ピアノも教えて、なんていう流れになるのかもしれないです。若さゆえに、行動力はバツグンのプレパパの彼は、「男祭り」を妄想企画です。(笑)「男だらけのピアノ発表会でHYの366日を弾く」という、いつかの夢に向けてゆっくりピアノと関わることにするようです。(笑)若くてピアノの上手な男子がゴロゴロ友達にいるらしいので、引っ張ってくるんだとか。フェイスブックで宣伝するとか言ってましたが、簡単に言うと、ご無沙汰してごめんなさい、ってところでしょうか。(笑)まぁ、ピアノを習いたい若い男子がちょっと増えたらおもしろいかもしれないけど、どうなることやら。(笑)…新婚さんの大騒ぎが、いずれ日常に飲み込まれて、教室としては静かになっていくのも目に見えていますが、私一人では絶対に考えも付かない場所や人の流れにつながる、一人二人の新しい出会いや、二人の間に生まれてくる子どもも含めて、若い力が教室に戻ってくる可能性があるんだ、というそんな日になりました。…ま、にぎやかな二人が結婚して、おもしろそうな出来事とギャースカうるさい小さな赤ちゃんとともに、教室をウロウロするのは、ハラハラしながらもおもしろそうな出来事、と思うことにしましょう。「この教室に来るといいことがありますよね」新妻が小さくつぶやいていましたが。確かにみんな、私の想像を上回るようないいところに進学したり、結婚したり、出産したり、いい景色も見せてもらってます。私一人は、毎日、ゴタゴタガタガタバタバタしているだけなのに、生徒たちの人生の転機に寄り添っていることを思うと、にぎやかなものです。そんなことがつくづく感じられた日でした。それは静かで豊かなゴタゴタガタガタバタバタです。華やかでキラキラしたことがメインだった日は、今はずいぶんと遠くなりましたが。シングルだった生徒二人がファミリーで戻ってくるということは、もしかしたら、もっともっと尊いキラキラでしょうか。…まぁ、とにかく、春の発表会の日程が決まって1週間も経っていないのに、どえらい大騒ぎで発表会準備が盛り上がっているのは確かです。…去年よりも、言いたいことをジャンジャン言うようになっている私は、ガミガミ先生である感じは否めませんが、無駄なストレスは激減しています。言いたいことを言えば言うほど、生徒たちが嬉しそうに近くに寄ってくるっておもろいものです。大人の生徒さんに、「先生の美容院を教えて欲しい」といわれて紹介したら、人生で初めて、娘さんにも職場の人にも褒められて嬉しかった!と、明るい笑顔で言われました。お嬢さんもすぐさま同じ美容院に行ったんですって。まぁ、何がどうなるか、さっぱりわかったもんじゃないですが、年が明けたらいきなり、あっちの縁、こっちの縁がごってりとつながって、ボーっとしてても、勝手に盛り上がってくれています。(笑)
2014年01月12日
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3人姉妹の末っ子が、春の発表会というか、大人の生徒のコンサートというか、ちょっとばかり趣向を変えている(←気分だけですが)本番に向けての演奏で、大人っぽく弾くを目指してます。(笑)前回くらいから「大人っぽく」というキーワードにとても喜ぶことも判明したので、それでゴリ押しです。(笑)うまくいくと、ものすごく照れくさそうに小さな声で「ちょっとだけ大人っぽくなったと思う」と、顔まで真っ赤にしながら認めるあたりがかわいいです。そこのお姉ちゃんも一人出演するのですが、こちらは中学生。髪をとかすときの仕草、表情がなんか違う。ピン!と来た私は、「あらーーーー。恋しちゃってるわけ?」といびりまくってみたら、あらビンゴ。(笑)良く当たるんですよ。これが。(笑)練習サボっても怒られないけど、恋話隠したら怒られるという法律がある教室なので、みんな嬉しそうに話します。(笑)いいじゃないいいじゃない。しっとりと涙を誘う祈りの曲が、なんだか淡いピンク色みたいな祈りの曲になっちゃってるじゃない、なんてことにして、いい気分に浸りながらレッスンしておきました。(笑)なんだか、結婚式の披露宴でも見てるような気分になって涙ぐむ有様ですが、こうなってくると、「あ、今のところ、上手に弾けてないから、私が浸れなくなった!細かく分けて練習しておいて」なんつって、厳しく甘い感じで指導しやすいので、大助かりです。(笑)幼稚園のころなんか、何も言えない子だったのにねえ、なんてやつですよ。おっきくなって!ってやつですよ。(笑)大変にいい気分で浸りながら聞くことができます。この間レッスンしたときは、「祈りの曲ってさ、哀しいから祈るんじゃん?」とか言ってたの誰?←私。(笑)この場合は、哀しいから祈るんじゃなくて、うまくいったらいいねの祈りでいいじゃない。←言うことは毎日変わります。(笑)聞いてる私が浸れるくらいに弾いておいてもらえると、レッスンというものはいいものだ、ということがわかるようになってきたのはまだまだ最近のことで、どうせ試行錯誤は続きます。それでも、春の発表会も、なんとか近づいてきたようです。
2014年01月09日
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割とお互いに自然体でレッスンが運んだような初日でした。扱いにくさがこの上なかった生徒が、意外なほど素直に自分を見ていたりして、扱いやすかったりしました。新しく、実に勉強する気が伝わってくるファイルを購入した生徒の姿がかわいかったです。そこに楽譜を貼り付けて、お休み中はかなり弾き込んでいたようで、熱すぎるほどの演奏になってましたが。(笑)ファイルを「これ見て」的に、照れくさそうに見せるんですよ。私が気づかないでいたら。いつもは、「そこまで言う?」なことも言うし、その割に弾いたんだか弾かないんだか、なんてこともあったけれど、今回は違いましたね。春の発表会に初めて出るんだから、頑張るんですって。レベルをきちんと上げて弾きたいんですって。(笑)この子が、まだほとんど「自分で練習する」という習慣がなかったころ、難しいことを教えろというくせに、基礎をつけてこなくてイライラしたこともあったけど、こういう魂を持ってたのか、と思うと、懐かしく振り返ることもできました。あのとき、「努力もしないくせに生意気な!」と潰してしまわなくて良かった良かった。(笑)古い時代のえらい先生方だったら絶対に我慢できないような暴言も多発する教室ですが、こうなってみると、にぎやかさはあります。ただ、ジャングルのように伸び放題な成長を、どう剪定するかが大変で、なんのかんので、いろいろなジャンルを知ってて良かったと思いながら、剪定作業の細やかさに対応して1日が過ぎました。やる気さえ見せてくれればこっちのものでもあります。褒めてもどんどん綺麗に伸びる時期です。その年齢が、かつての教室よりもずいぶんと下がったことは変化なのでしょう。一番扱いにくく気の強い反抗期である小学校高学年女子がどえらく頑張ってた日でした。昔、この時期の女子といえば、暴言吐いて、おやつ食べてるだけでしたからね。(笑)中学くらいになると、いろいろもまれてわかってきて、頑張れるようになる、という感じでしたっけ。そこまでのワガママに振り回された時期を思うと、早めにしつけて言うことを聞かせたくなっただろうえらい先生方の気持ちもわかるわかる。(笑)そうかと思うと早めに開花したピアノの優等生が、ここに来て、応用が効かないというか、やっぱり手取り足取りだな、と焦ってしまったり、なんていうのもありましたが、やっぱり飲み込み早くて助かったりもしました。(笑)ソロ用の美しい音色を教えてあったら、学年伴奏もそれで仕上げてくるんです。いや、学校は違うことを要求するよ、と、慌てて違う弾き方を教えて大忙しでした。誰でも調子よくその場でいい子を演じるんだけど、本質までわかっていないこともあって、やっぱりそこまで応用できるわけではなく。それだから、子ども、なんでしょうけど。レッスンで本人も喜ぶほどうまくすることは簡単になりましたが、それを維持させるのはやはり難しいな、なんてことも考えさせられました。だから教室が必要なんですけどね。あれ、意外にみんな手取り足取り?みたいなスタイルになってきて、雰囲気はえらくクラシカルな教室ともいえなくもないような。ところが私は、年末に裏地のお直しにコートを出してしまったため、飲み屋のママみたいないでたちなんですよね。まぁ、教室ではコート着てませんが。(笑)タイトなワンピースが休み明けでもなんとか着れたため、そこに、フェイクファーの熊みたいなコートをひっかけての出勤になっちゃうんですよ。そうすると、クラシカルが行方不明。(笑)ちらりと見えるヒョウ柄カーディガンに、タイトミニスカートにフェイクファーのハーフコートって、何それ何それ、と自分で自分に笑い出す。せめて足元をブーツにして、カジュアルにするか、みたいな小技を効かせないと、大変ですよ。本人のキャラ設定がいまだ不安定なのも、いつもどおりなのかもしれないけれど、春の発表会がそれほどまでに、出演者たちにとっての励みなんだなとは思いました。そういう目線を持つと同時に、発表会のやりくりも考えて、といういつもの矛盾が今年は少しうまく運ぶといいのですが。そこ、飲み屋のママ気分でやり過ごせってことか?(笑)まぁ、良く考えれば、飲み屋のママってすごいですからね。生徒たちが見せる本能を自分の財布に向けちゃえば飲み屋のママ。生徒の成長に向けたら、ただの飲み屋のママじゃなくて、なかなか小粋に仕上がるんじゃないかととりあえず妄想しておくことにしますよ。お洒落もしなくちゃいけないし、気も抜けないし、楽しくなくちゃ始まらないし、ホッともさせなくちゃいけないし、結果も演奏で出さなくちゃいけないし。でも、まぁ、自分の財布のことも忘れずに、くらいの順番なのがいいのか悪いのか謎ですが。お洒落が一番に来ているのが、おかしいっちゃおかしいんだけど、そこが一番めんどくさいんだから、これは私のために、もうしばらく一番に置いておきます。(笑)生徒が喜ぶ程度のお洒落ができる財布は持っていたい。そういうことだけ考えていれば、生徒もうまくなっていい発表会になって、教室も維持できるなら、まぁ、いいんじゃないかと。どうせグルグルまわってるんだから、どこが始まりかとかどうでもいいし。(笑)
2014年01月07日
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今日からレッスンなので、とりあえず、私も弾いてみておこう、ということでピアノに向かいました。だいぶ時間をあけて、久しぶりに弾くと、意外にイケるような気がすることもあるけれど、次の日から、「衰えてる」というのもわかってきて、気乗りがしなくなったり色々ですが。久しぶりだからこそ、クセで弾いていた無意識のところがわかったりなんていうこともあります。弾いてみると、まずまず予想通り、という感じでした。(笑)意外に弾けるじゃん、と思うけれど、細かな雑さに明日から追われそう、というくらいです。腕の変なところに力が入ったりするところをみると、指の衰えは他でなんとかカバーしているらしい。(笑)でも、久しぶりの新鮮さで、普段はしないようなところで、弱さや溜めを出してみたりして、技能の衰えをごまかす!(笑)自分をダマすのも練習のうちです。(笑)でも、さすがにピアノも冷え切っていてまだ鳴ってこないし、飽きっぽい状態です。(笑)春の発表会はなんとか会場が押さえられた様子。連絡なかったら申し込み受理ですって言ってたから。(笑)3月16日と決まったらそのまま行くだけのことなので、ちゃっちゃと連絡できる生徒さんにはメールで連絡しちゃいました。スケジュール、空けといてくださいな!です。写真屋さん、調律師さんには、念のため、ホールに確認取ってから連絡するかなー。会場は今日は休館日なので、確認したら一気に連絡しちゃえばいいや、というところです。問題の駐車場係については、出演者の目処が立ってからにしよう、とか、細かな作業の順番に少しだけ頭をめぐらせて、後は、川の流れのようにです。←え?(笑)義母の腰の調子がめちゃくちゃに悪いので、しばらく気が抜けない日々が続きそうです。本人が一番辛いだろうけれど、代わってあげられるものでもないし、できることをするだけです。高齢なので、寝込むとふさぎ込んでしまいます。ただ、寝込むたびに、ワガママじゃなくなっているのがなんだかやるせないです。シンプルに甘えたいんだな、と思えたり、我慢して頑張っているんだな、と思えることがよくわかるようになっていくというか。前に寝込んだときのほうが、もうちょっと元気があったような。(苦笑)義母を見ていると、人生の重み、長さが自然に見えることがあります。考えていそうなことも結構わかるようになります。その考えていそうなことが、ワガママから遠くなっている分だけ、きっと本人は辛かろう、と思ったりしています。
2014年01月06日
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早めに寝ちゃえ寝ちゃえと布団にもぐりこんでいたら、旦那が「おもしろいテレビやってるぞ。芸能人のピアノ対決」と起こしにきて、「ええええー。そんなのをなんで私がそんなの見るのー」と文句言いつつ見はじめたら、やっぱり真剣に観ちゃいました。(笑)真剣に観ざるを得ないんだから、平和に寝かしといてよ!といいたかった。(笑)実際には、いろいろ感想を言い合いながら観たのが良かったし、芸能人のピアノ対決と言いながら、その必死さもかなりのものでした。一旦、王座から落ちた人が這い上がってくるときの真摯さや、これから伸び盛りという若い人の底知れない目の光り方などは、とてもわかりやすかったし、いや、大変だろうなーと思って観てました。おばちゃん、年取ってて良かったわい、みたいな気分ですよ。(笑)明らかに「潰してやる」みたいな顔つきとか、演奏前にすでに呑まれちゃってる顔とか、いちいちわかりやすすぎて、もうちょっと若かったら、おっかなくて見れなかったよ!(笑)しかし、悔しさを味わった後に這い上がってくる人特有の真摯さは、「潰してやる」みたいな残忍さはないものですね。自分との戦いというか、そういうもので手一杯で、やっぱりなんともいえないすがすがしさすらありました。いや、とてつもなく痛々しくて、直視できないような部分もあるのですが、「潰してやる」とは格の違う応援したくなる雰囲気がありました。ただ、痛々しい!もう、壊れちゃうよー心配だよーやばいよーみたいな感想にもなっちゃうんですね。その真剣さで、自分を切り刻んでいるさまが見えるような気が勝手にしちゃいました。そういう戦いとは無縁のところで、幸せそうに楽しそうに弾いている若い子は印象的でした。エンターティメントとして、聞いている側も幸せな気持ちになるようなああいう楽しい空気は二度と金輪際さっぱり出せないだろうな!という逆の自信に満ち満ちている私としては、のんきに「わー、楽しみだねえ」とも思いました。多分、そこには私もあえてスルーするような苦味も覚えていたと思うけど、そこは大人ぶりっ子しちゃうんですよ。(笑)「潰してやる」さんは、うまいんだけど、若いし青いし、攻めしか知らないし、自分の青さはぜんぜん見えてないし、多分、引きの情緒なんかを身につけるのは今のところは難しそうでした。年取っていくときに、自然に身に付くのかもしれないけれど。その自然ってやつが大変なんですよ!←ここを叫びたい。(笑)「こういう人は自分に満足してるよ」と演奏後に言うと、その直後に「大満足です!」と大輪の華のような笑顔でコメントしてたので、あらやだ、変なところでドンピシャだわ、と思いました。(笑)もー、ここでドンピシャって仕事的にはいいんだけど、いろいろ大変なのよー、みたいな気分にもなりました。わからないよりわかったほうがいいんだけど、わかりたくなかった、っていうやつですよ。(笑)ワガママですが、本音です。(笑)きっと今年もこのワガママな本音の自分と対面しながらレッスンが続いていくんだろうな、と思って、もはや、ゲンナリというのすら通り越して、これぞ通常運転、と思う自分もいました。でも、決勝前に他の種目の対決なんかが挟まってきたら、もう優勝は気にならなくなったので寝ました。ちょこっとCM前に流れた映像で、あ、あっちが勝つな、みたいに思ったし。最後まで観ていた旦那に翌朝確かめると、やっぱり、私が「なかなかあれには勝てないさ」と言ってた人が勝ってたとのことでした。番組としては一夜限りの出来事でも、そこに長い特訓が詰め込まれているピアノ対決は、ドスンといろんなことを考えさせられました。音楽は対決するものなのか?というのはなかなか結論を出しにくい難しいことだったりしますが、優劣もついちゃうといえばついちゃうみたいなところもあります。幸せな音はどこにあるのか?と問うようになってしまった私には、もはや優劣とかどうでもいい!になるかと思いきや、そんなに簡単なものでもないのは、この自分が良くわかります。本能が優劣を競って駆け出そうとすることを、止めるのが正しいのか、あおるのが正しいのかすら、今の私にはよくわかりません。せめて、どちらでもなく、本人と対話しながら、確実なほうに向かえるように知ってる限りのことを伝えるだけでしょうか。止めても無駄だし、無責任にあおるのは、ものすごいことになりますからね!ちなみに、あおりやさんは逃げ足が速いよ。(笑)←地味すぎる結論です。(笑)ただ、発する音が、本人も周りも幸せにしたらいいねぇというあたりの曖昧な願いを持って、明日からのレッスンが始まるのはスケジュールで決まっています。そしてそのスケジュールを淡々とこなす以外のことは、年を重ねるにつれて、徐々にできなくなっていく部分もあるし、そうなるとなお、遠吠えのようにして、内側からはっきりとしない感情がうごめく強さがまさっていくことを、とても不思議に味わっているところです。
2014年01月05日
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4日からホールの予約が可能だったため、いつもは電話で済ませるところを、「ホールの利用規約とか変わってるかもしれないし…」なんて気分になって、会場まで出かけることにしました。そしたらやっぱり規約が少し変わっていて、出かけてよかった、というオチにはなりましたが、5日の昼間までは、他の方の申し込みも受けるシステムになったらしく、まだ決定ではありません。とにかく一応抑えたので、明日の昼間までは動くこともできず、新しく必要になった駐車場係を誰にお願いするかなどで頭の中がいっぱいです。(笑)大人メインの発表会なので、関係者の大人の方などもいらっしゃるけれど、そう簡単に「駐車場係お願いします!」と言えないような立派な方々が多くて、こりゃ、どこかの若い男の子でもバイトで雇うしかないかな、なんて算段中です。日程さえ決まれば、あとはそれに向かって準備を進めていくだけです。このホールで決定になると、経費的には去年の春の発表会よりも楽になります。本番前のハラハラがその点だけでも減ると、もっと丁寧に落ち着いて生徒さんたちの気持ちに寄り添えるようになるかなぁと思ったりもしています。去年は、我慢大会?罰ゲーム?というくらいに、ギリギリになってキャンセルが出たりして、それでも、発表会そのものは小ぶりながらも丁寧な仕上がりになりました。ただ、できれば、経費的な負担が少ないほうが、こちらの気持ちにもゆとりが出るとは思うのですが、どうなることやら。春の発表会に対しては、すでに準備を始めている人がいるので、早く日程を知らせて、後はスケジュールを合わせてもらうことになります。その日に決定だと都合が悪い、ということまで前もってわかっていた生徒さんもいるので、その人には申し訳ないなぁ、などと、モヤモヤは始まっています。どうなるにしても、動き始めたことは動かしていくしかないし、今年も水面下で教室が始まったなーと感じています。
2014年01月04日
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相変わらず、年賀状に楽しませてもらっています。年末、すったもんだの末に、努力することそのもの、ピアノそのものが楽しくなった、という保育士さんの生徒からは、「先生の笑顔とお話に助けられました。ピアノで恩返しをしていけるように頑張ります」とありまして、そこに込められた熱意をまっすぐに受け取ることにしました。もう、お正月なのに、教室のサンタは通常運転。(笑)他にも、引っ越すときに「先生じゃない人にピアノを習うのは嫌だ」と言い張っていた子が「ピアノがんばってます」なんていうのもありました。…それ!それがうれしいんですよ。と思いました。そりゃもちろん、「先生じゃない人にピアノを習うのは嫌だ」もかわいいし、うれしくないわけではないんです。でも、それだと違う、と思う私としては、あの小さな女の子が、何を思って違う先生についたのか想像して、そのほうがよほど嬉しくなりました。私相手だと甘えられてしまったことが、甘えられなくなることを知るって、とてもいいことだなぁと思うし、そういう節目がついたほうが頑張れる自分を知って、もっと楽しんでいける、という出会いだったんだろう、と思うことにしています。善悪なんて誰にもわからないときがある。ただ、わざと傷つけてやれ!裏切ってやれ!と思いながら、なんか仕組むのは、悪でいいのかなぁと思いました。(笑)保身に走ったらそうなっちゃった、とかならまだ仕方ないけど、暇つぶしにそんなんやられても困るし。そこに善とか探してると、ワケわからなくなるし。(笑)そんなところには善なんて、1ミリもないんだよ、でいいと思いました。新年早々、気持ちはとても楽です。
2014年01月03日
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お正月の料理は、酔拳ということで軽く酔っ払いながら、手早く済ませています。不思議なもので、「少し飲みながら作ろう」と思うと楽しくなっちゃいます。マルちゃん正麺のうどんで、簡単なお雑煮風うどんにしたら、義母が「こんなうまいの、初めて食べた!」と言ってました。私が何かを作り始めようとすると、全力でそれをやめさせようとするクセは抜けないようですが、起き上がってこないでコタツで待ってるようになりました。コタツにいたい気持ちが大きいほうが、「作らなくていい」という言葉が強くなるかもな、と思うゆとりができたので、そのあたりは、ちゃっちゃと聞き流して作って出すと、「うまーい。うまーい。うまーーーーーーい」なので、かわいいなぁと思います。それを言うときにも「今まで一度も食べたこと無い」とか言うんですが、いや、マルちゃん正麺のうどんはいつも作るから、と思いながら、新鮮な反応でおいしくいつも食べれていいねーと思います。後は寝っ転がって古いDSで遊んでます。何度もクリアしてるゲームでもそれなりに新鮮です。2日は義弟一家が来るので、春巻きなどを作ります。義母が腰が痛くて動けないのに、無理をしていたらしく、クリームコロッケの中身を作っているときに、すごく気が立ってました。そのときは、「えらく気が立ってんな」と思ったのですが、痛みがひどくてでも動きたくて必死だったみたいです。だったら早く言ってよ!みんなが揃ったときに参ってるほうがよほどおもしろくないよ!といつものように追い立てて、コタツに放り込んでしまいました。(笑)鬼嫁がおるーーー。(笑)きつく言われても止まれない、もはやそれは本能の領域なのかな、と思うと、このごろ、鼻血だ腰痛だといつもと違う義母がいつもより必死で動く姿が痛々しくなります。コタツに放り込まれた義母は、食べる元気もなくしたようで小さくなっていましたが、そこでまたもやおっかない鬼嫁が「食べないと、みんなが来た時に乗り切れないよ」と一言。(苦笑)みんなが揃うお正月が年々少なくなっていくのは仕方の無いことだけど、今年はなんとかみんな笑顔で揃うといいなぁと思います。
2014年01月02日
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本年もどうぞよろしくお願いいたします!朝からのんびりと年賀状を読んで、まだ書いていない人への年賀状を書いたり、ということで、いかにもお正月らしいゆっくりした時間になりました。印象的だったのは、わざわざ送ってきてくれる年賀状だからこそ当然なのかもしれないけれど、「ああ、そんな近況を知らせてくれるんだ!」というものが多かったことです。引越しなどで離れた生徒たちから届く年賀状には、「えー?今でも音楽好きなの?あのうちの教室でしか使わないようなマニアックなテキスト続けてるの?」とこちらがびっくりしてしまうような報告もあってびっくりしました。ピアノには挫折したけど、クラリネットは頑張ってるお兄ちゃんの写真とかまで。とにかく、「先生に会ったから、まだ音楽大好き!」と言いたくて仕方ない、というのが、さすがの私も疑いようがないという年賀状がいくつもありました。中には、まったく名前がピンと来ない方からの年賀状もあったのですが、生徒のお母さんから直接に送られてきたものでした。まだ小さいうちにお別れした下の男の子はまだピアノを弾いていると添えられているけれど、それを伝えたいのは、お母さんのほう、というのがヒシヒシわかりました。私の嵐の時期に、短く出会って別れたとにかく一生懸命なお母さんでした。でも、その一生懸命さには痛々しいほどの真剣さがありました。でも、隅々まで優しい人でした。一生懸命に頑な過ぎてかえって物事が難しくなることもあったのですが、その一生懸命さを思うと、その状態のお母さんをサポートすることしか考えられなかった当時の私でしたが。きっと今もまだ苦労しているはずです。明けることのない苦労を背負ってしまっていた人だったから、きっと同じように必死で頑張ってる。でも、その隙間で私に一枚のはがきを送ってくれる気持ちには、生徒の親御さんとの関係と簡単には言えない同志のような感覚すら覚えます。別れ際、ふいにお互いにこみ上げた涙にだけはウソがないことも、あの当時の自分には精一杯でしたが。返す年賀状に書く言葉を選びました。きっと今でも頑張っているだろうけれど、どうしたらホッと一息ついてくれるだろう、と思いながら、それしかできないけれど、それができるポジションにあることをうれしく思う年賀状でした。どんな状態の私でも役に立ってることはあるんだなぁということを痛感する年賀状は他にもありました。あの相手の頑なさを壊すために、多分、当時のあたしのありのままが役に立った、と思えるわけです。そして、そこには言いようのない思いもあるのですが、いまだに近況を気遣い、先生のおかげで、という気持ちを添えて、変化している自分を誇る先に私がいるということは、形としては合ってるなぁ、と改めて、元旦から忙しい教室のサンタの仕事っぷりに苦笑いするわけです。そうかと思えば、見事なまでに「使い潰して捨ててやりましたよ!」としか受け取れないタイミングで年賀状が途絶えた人もいました。いや、そうだろうと思っていたけど、まさか、そこまでできるなんて誰も思わないよ!という見事なタイミングでした。日ごろから人格者を名乗る人だっただけに、自分で名乗っといてそれかい!という鮮やかな様子に、きっとご本人は今でもご満悦だろうと思ったりしましたが。普通、「使い潰して捨ててやりましたよ!」の後に続く言葉を想像すると、ザマーミロみたいなおっそろしいイメージしか浮かばないんですけど、いや、それ、人格者の言葉じゃないだろ、というくらいでキョトンとしてます。ザマーミロじゃなければ、「明けましておめでとうございます。その後、お元気ですか」でいいじゃないですか。(笑)綺麗に着飾った言葉が全部ウソだったって、自分で言ってるようなもんじゃないですか。言葉はいくらでも飾れますが、行動のつじつまというのはなかなかあわないもんだな、とあらためて勉強になりました。(笑)そんな勉強をさせてくださったことに感謝することはもう無いと思います。そういうことに無理して感謝すると、本当の地味な優しさが見えなくなる、ということを教えてくれたのは、今でも続く静かに優しい人たちの言葉ですし、私にとってはそちらのほうが光り輝くウソよりよほど尊いと思って2014年を淡々と過ごそうと思っています。
2014年01月01日
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