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土曜にいきなり旦那がテレビを買っておりまして、日曜はテレビのお世話であっという間に過ぎました。家に帰ったら、テレビと旦那が居間でグーグー寝てるって、びっくりするよー。あまりにびっくりしたので、テレビがやってきたこともほとんど気にならず、私も即座に布団に飛び込みました。旦那的には、「もっとびっくりするかと思った」みたいな感じでしたが、テレビ放り出して眠りこけているその様子にびっくりしたわ!で、ビックリ電池切れにより、ポーカーフェイス。顔の筋肉、もう、寝たわ。で、日曜日。すごいねー。ド迫力。無くても平気だったけど、あるとまぁ、ちょっと観るな。(笑)ちょっと観て、そっと消す。そんなあたりがまだ精一杯。音と光と色の洪水ですからね。掃除もゆっくりにしました。とりあえず、テレビ君が居座る辺りの掃除だけして、後は、すごいことになってますが、気にもできないですね。ごちゃごちゃしてて逆にホッとする。(笑)ピザ取っちゃったりして、それでお昼にしながら、赤ワインを飲んだりしながらテレビの設置。そしたら、眠くなるから、午後は昼寝。久しぶりに深く眠りました。その後は、いきなり居酒屋気分で、じゃんじゃんツマミを作るのがおもしろくて。いつもなら、そこは、酔拳!!ですが、あまりにぐっすり眠ってワインも切れて、さっぱりした気持ちが心地よくて、水を飲みながら簡単なツマミを作っていました。視界が澄み渡っていて、気持ちも落ち着いていて、酔うのがもったいないんです。もともと、ほとんど効かなくなっているお酒。水でもなんでも同じというのもあります。で、夜は、結構テレビを観るかな?と思っていたら、古い友人の「スマホレクチャー」がラインで始まって、そっちでモタモタしてたら、眠くなってしまいました。月曜は私も春休みっぽくしたくなって、テレビ君のいる部屋は、そのままどころか、さらにそこに空になったダンボールを運び込み、別の部屋の押入れに首をつっこんで、春服を探しました。カラフルな色のかわいいやつ。西日の強い教室はすでに、初夏レベルの暑さが襲ってきています。もう冬服は無理!めんどくさくならない範囲で春服を探すとき、いつもの春のような、ちっとも春らしくない気分ではなく、からっとした気持ちで、「あらま!こいつもこいつもこの冬は出番が無かったのね!」で終わりました。クマんところで、「絞り込みワンピース」を冬から春まで辿らせてもらったので、おかげで、去年までの冬が遠のいてしまっていたことに気付きました。オンナらしく、綺麗にしてたら、どえらい目に遭わされそう!と本能が告げたのか、全身に防空頭巾を巻きつけられていたみたいな日々があったようななかったような。防空頭巾を巻きつけていないと生き延びられないなんて、変な貴婦人養成所…。女性が管理する貴婦人養成所の難しさはたっぷり学びましたけど。本当にはっきりと綺麗にオチのつく物語のように、その場所が、その名にふさわしい場所だったか?とサンタが言うかのようです。その場所で、お前は輝かせてもらったか?と、サンタが問います。そして、「オレのほうが腕が上だろ」とニヤニヤするかのようです。…当たり前すぎて、そこでいつも私が卒倒。(笑)だけど、あなたに並んだ気分の人だったよー?同じくらいの気分どころか、あなたすら操縦しているみたいなこと言ってたよ!!…結果が真逆だけど。私にとっての、この秋から春までのワンピース物語は、花柄のニットワンピースから始まって、黒のツィードタイトワンピース、デニムカラーのようなブルーの色違いのワンピース、そして、ボーダータイトスカートを挟み、さらに細い明るいブルーのタイトワンピースに繋がってしまいました。徐々に体が絞られるように、完璧に仕組まれてる!!(笑)「綺麗な服着て、ニコニコしてろ」は、本当に素敵な指令ですが、脱皮するたび、「んーーー」という気分になっていたのは、昔のこと。経った月日のぶんだけ、忘れ果てたことが増え、忘れちゃいけないことだけ、すさまじい勢いで思い出さされていたことが、笑い話レベルになってきています。優しく軽く笑うには、と、今はそれを教わってる真っ最中で、その細やかな配慮の裏に、自分自身の言葉を持て、という強い手が添えられていることを忘れることはなくなりました。でも、もちろん、うまく繋がらないところはまだあって。そこを繋げるときのサンタの手は、私の手とつながっています。怖くない、こっちでいいんだ、こっち来い!!と引っ張るときは、そんな感じになります。私自身の感情が判断するときは、見せておいて、「あれでオッケーでーす」と後から。私にはどうしてもわからないことに対しては、「こんな風に。見てて真似して」です。そして、この先の長さが予測できて、すくんでしまう気持ちに対しては、四方八方から音が私を包むように、美しい歌が私を包むように、綺麗にまとめてくれているのが優しくて、すごいけど、すごすぎ。
2014年03月31日
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春の発表会。左手を痛めていて、参加できなかった生徒さんに、お手伝いをお願いしました。その方が発表会のステージを見ている表情があまりに良くて、印象的でした。ご自身が弾く、ということがないだけで、こんなに嬉しそうな顔をして聞いてくださるんだなーと思ったら、すごくいい感想が聞けました。聞いているだけなのに、輝いて、微笑んでいるんです。他の教室での発表会経験で、ずいぶんとご苦労してきた人なので、「比較される」ということのよさを味わいました。「雲泥の差です」とにかく、その言葉がつきました。誰に対しても、褒め言葉のみで、すぐ「前の教室とは、雲泥の差です」とつくわけですよ。さすがの私も、「そうかー」とちょっと思いました。(笑)いや、手前味噌ですが、うちの生徒さんたち、うまいからねー。本当に、うまいです。大人の生徒さんたちをうまくするのが、以前よりぐっと簡単になってきた昨今なので、すんなりと褒められてしまいました。で、たまたまその方が持ってきた、なつかしの冬のソナタの楽譜なんか弾いてみちゃうと、甘い甘い、まぁ、なんという甘さ!!で、弾いてるほうが照れてきて(←?)そっと閉じました。(笑)その方はだいぶはまったようなのですが、私は完全にスルーしてて、ストーリーも良く知らなかったけど、し、し、知らなくて良かった!!これ、はまって観てたら、勝手に照れてギャーギャー言ってたんじゃあるまいか?と心配になるレベルでした。ひねくれものの私ですが、素直になると、ウブもいいとこ、ってなもんで、発表会で褒められて、冬ソナの甘さになぜか勝手に照れてしまう。曲のタイトル読んで、それだけで「キャー!!すごい内容のドラマなんですね!」ってあなた、40もずいぶんすぎて、何言ってんだよ、という具合でした。その流れで、まったくの初心者だとおっしゃる大人の生徒さんと、その息子さんの体験レッスンをしたので、見事に体験レッスンが「もうレッスンじゃないか!」になってしまいました。宿題まで出す有様で、もちろん、練習の仕方と姿勢も話しちゃって、まだレッスン枠が取れそうにないお母さんのレッスン準備に入ってると、坊ちゃん、ちゃんと電子ピアノで練習してる!!ブラボー!!じゃ、弾いてみなよ、で、指導と練習とその結果の披露というのができちゃって、あら大変大変!でした。あそこで何も言わないのに、電子ピアノに向かった坊ちゃんブラボー。某大手教室から来ているので、こういっちゃなんですが、ありとあらゆる方面に広がっている割に、ルートの定まっていないぼんやりとした技能を、引き締めて一本道にすればいいだけで。その方向も、彼と相談しながら、現時点の技能にあわせて、ちょっとずつ進めばいいだけで。私の感想は、なんとも恐ろしいことに。「某大手何やってんのよ!」に集約しました。私も確かに、こんな風に、生徒をボーボーにあっちこっちにぼんやりと育てた日や、自分をそんな風にボーボーにした日もあったかもしれない。でも、こっちは個人で、そういう過程も踏まなきゃわからないことはたくさんあったけど。あっちはプロ集団でしょ何やってんの!みたいな、得意な怒りっぽさがそっちに向かってしまいましたけど。相変わらず、怒る方向がでかいでかい。(笑)だっていつも、サンタというおそろしい指導者にゴロゴロ転がされてるんだから、仕方ないの!こうなっちゃったの!(笑)対するお母さんのほうは、「完全な初心者です」が、すでに怪しい。「ほんとに初心者?」ですよもう。音拾ってそれなりに弾けてるんですよ。そんな初心者見た事ないなー、なんか怪しいなー、すっごくうまいのに下手なフリとかしてるんじゃないの?という指さばき。手の形、すでにできてるじゃない。指先、ちゃんと綺麗に立って弾いてるじゃない。そんなの、初心者って言ったら、初心者が怒るレベルですよ、と思いました。いや、初心者はそこで怒らない。なぜなら、初心者は、自分が初心者であることを知らないから。初心者は、自分はもうできあがっている、なんでもできる、と思う人だから。←言い過ぎましたか。(笑)つまり、その新しい人は、初心者ではない。←綺麗にまとまってきたぞー。ということは、めちゃくちゃ教えやすい。間違いない。でも、目標は、ラ・カンパネラ。それを言うほうと、聞くほうが、鏡に映った画像のように、反対方向にですが「サザエさんの正座吹っ飛び、ややナナメ方向」になりました。サザエさんじゃなくちゃ、まっすぐ上に正座で吹っ飛ぶことはできないからね。…弾けるように指導はしますが。ピアノは、音とリズムと音色の総合体ですから。音色に関しては、すでにいいもの持ってる怪しい初心者でいらっしゃいますが。音とリズムが、ラ・カンパネラまでは、少々険しい道のりです。ここは、はっきりと言うしかないですね。(笑)「お、おばあちゃんになるまで弾くつもりでいてください」「知り合いのピアノの先生も、弾けないって言ってました」「あ、まあ、ピアノの先生にもいろいろいますからね」…そして、前に1回、発表会で弾いたけど、そんときはイマイチだったから、またそのうち弾くか、と、なぜかこっそり、さらいなおしていたラ・カンパネラを発表会で弾くのはやめとこうかな、と、引っ込み思案な気分になりました。←なーぜーだー!!(笑)練習すると、多分、そのサザエさん気分を思い出して、笑っちゃうからですよ。笑っちゃって、練習が進まない可能性があるからですよ。そして、そんなん発表会で弾いてみせるという「ドヤ感」に恵まれていたら、今の私はいない、それは間違いない、と思うからです。(笑)まぁ、そのうち、気が変わって弾くかもしれないけれど、しばらくは、笑っちゃうと思います。その夢の大きさを笑うのではなく、その景色を思い出して、ですが。(笑)そのまた後で、まだまだ日の浅いうちの生徒のレッスンを見て、「え?ここの教室、どこのええとこの教室?」と、のけぞる先生が一人いました。美しい姿勢で座り、落ち着いてピアノを弾く少女の美しいこと!!!思わず、「いやー、こりゃどこのええとこの教室の生徒さんですか」と言う。弾かせてみればますますうまくなる。そしてお母さんに向かって自慢しまくりました。「ねーーー!!すごくうまくないですか!ねーーーー!!すごくうまいですよねーーー!!すごいですよねーーー!!」返答に困り果てるお母さん。謙虚な方ですなー。ちっとも満足のいく相槌がもらえないので、つまらなくなって、少女のほうを振り返って言いました。「ここ、こうやって褒めていいところだよね」「うん」頷く彼女の迷いの無さ。私は、子どもたちに導かれてここまで来たし、この先も、このまま行くんです。サンタ直伝の指導法は、今、こんな感じに仕上がってきています。
2014年03月30日
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ご飯モードがとんちんかんなので、胃のあたりを揉んだり叩いたり?ピアノ弾いといてから食べたり、あっためてから食べたりいろいろやってみたんですが、イマイチでした。食べるのに飽きちゃうというか、噛むのがめんどくさくなったりします。案外と作業のように飲み込むといいんだけどねぇ。こうなりゃ、いつもの順番だ。洋服→食事という、謎の順序が一番効くんです。多分、クマが店主の店だから、クマの腹を見た後、なんとなく、「腹減った!!!」になるんだと思うんですよね。前回なんか、クマの雪かき話で、「痩せるかな!と思ったら、ご飯がおいしくて」の影響を受けたらしく、そのあと、まー、よく食べた食べた。(笑)クマの雪かきで、私の腹が減る。←私は雪をかいていないのだから、これぞまさに「おいしいとこどり」ですが。そこを狙って、春服食べた。違う。春服買った。執拗に、「パーカー」「パーカー」とパーカー推しのクマをスルーして、そこはブルーのワンピースですよ♪超タイトなヤツ。「入る?」「サイズはオッケー」オンナは、そんなとき、パーカーより、タイトなワンピースを食べる、違う、買うものです。でも、入らなかったら、ものすごく落ち込むと思うよ?とサンタに愚痴りながら、帰って早速着たら、セーフだセーフ!入ったどー。脱ぐのもめんどくさいから、着とけ着とけ。このままレッスンしとけ。ということで、正座とトイレに気を遣う(太ももが!太ももが!)ワンピースでレッスンしました。とてもおりこうなワンピースで、片側のお腹のところに、ちょっとだけフリルがあしらってあり、「ウエストが細いフリ」がとても簡単にできます。ただ、片側だったのが私に影響したのか、もう片側に素直に曲がる私。「そっち、曲がっちゃいけないほうじゃ無いっけ?」と思うほうに、体が曲がっていたことに気付いたのは夜でしたけど。でも、胃袋の構造的には、そっちに曲がって正解だったのか、夜はご飯が進む!ペロリと平らげながら、ワインを飲んで、1日を終了しました。春休みの教室は、適度に休みが挟まるタイミングが絶妙でした。とにかく、割と集団の「春休みモード」さんたちが訪れて、そして去る、そして休める、という流れでした。マンツーマンのほうが得意だった私に、ゆっくりと集団とのくつろぎを教えるサンタは、「お前は洋服で、すぐ機嫌を直すから」と言うかのように、昨日も落としちゃ拾っちゃしてました。最近ようやく「落とされ慣れ」してきたので、落とされてるときは「どう拾う気?」とそっちに気が向くようにもなり、拾うときに何を仕掛けてあるのかもちょっとわかるような気がしてきました。「お前、舞台のこと、忘れてる」あ、そうだった。(笑)せっかくそっちの修行させてもらってあったのに、そっちを忘れるとか、あるんだよねぇと思いました。でも、怖かったから、わかんないよ?と心の中でつぶやくときに、「もう、そこで頑張ることは一切無いから。道は作っとくから」みたいな風に許されていることが助かります。いつまで休んで、いつ動くかも、好きなほうだけ見てればいい。そういう風にしとくから。とにかく綺麗な服を着て、ニコニコしてなさい、とだけ言われる感じです。ちょっと高い洋服にシフトしろ!って言う時が、おもしろかったですけどね。怖がりすぎる私に、安いほうには、もっと怖い罠を仕掛けて、「高いほう行け。高いほうで大丈夫だ」っていうなんて、やっぱりサンタは太っ腹!おかげさまで、この年度末、お買い物で遊んだワタクシ。気付けば、カラフルな洋服が挟まってきてる!!パステルカラーとか、この歳でありかよ?と、愚痴りかける前に、ボーダーにハマらせたり、どえらく丁寧にカラフルに向かって道が敷いてありました。そして、カラフルに食いついた瞬間に、「オバサンくさい今までの色はキライになりましょう♪」とばかりに、後ろをシャットアウトするわけですよ。そのときに、一緒に、ここまでのすったもんだゴタゴタが、「あれ、みんなダサいヤツらの仕業だから、無視しとけ」に切り替わります。風に運ばれるように、誰かが叫んでいた「すごいだろ!」っていう声が、気のせいでなく、サンタの仕業なんだよと教えてくれるかのように、今朝も音符が踊っていましたけれど。(笑)ただ、このごろのサンタが音楽好きなだけでなく、「スポーツに興味持てよ」と五月蝿く言うんですが、それ、音楽で辿った道より険しい気がするから、適当に遊ぶくらいにしか見ないと思うんだよなぁ。音楽で辿った道ほどに険しい道をスポーツで辿るにはご老体だし、運動オンチのトラウマとかすごいし。(爆笑)でも、ヨーイドン♪程度のところから、ちょっとずつ、そっちに追いやられているので、「はは~ん」とか言いながら、わかったような顔をして、スポーツね、スポーツ。そうそう、音楽とスポーツは楽しくなくちゃだもんね、くらいの感じで、考えをまとめ始めています。でも絶対、スポーツ方面の担当は、誰かに任せよう!!
2014年03月28日
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生徒たちとの、呑気なレッスンならなんとかなってる教室ですが、調律師さんが来ると、自分のモードをどこに設定していいのか不明になるのは相変わらずです。のんびりピアノにしてもらおうか、プロ仕様にしてもらおうか、その辺り、間違えると、ピアノにも「私」にも、問題が生じるのが調律の難しいところらしいです。前回の秋の発表会前に、プロモードの調律を、ええとこの教室みたいに本番前に調律してもらったのが、私にとっては強烈すぎて、「顔がひん曲がるほど音が痛くて死ぬかと思った」の経験に基づき、今回は、本番終わるまで調律してもらわなかったわけです。ちょっと調子の狂ったピアノでも、叩かずに弾かせておけば、現場のピアノでちゃんと対応できるエリートコースの皆さんでしたからね。あー、良かった。そのあたりの匙加減を話すのには、やっぱり長いおつきあいの調律師さんだと楽ですわな。ただ、いつもとだいぶ様子の違うえらい親しげな勢いで、「誰だよほんとにあんた」と言いたくなるほどだったので、まぁ、そこはそれに合わせて(多分)それらしく話をしておきました。なんのこっちゃ。…長くピアノに触れていれば、耳も変わってしまう。そのことを喜びと思える場所はとっくに過ぎて、「もういい。もうたくさん」になっても、変わり続ける耳。そして、多分、そのあたりから、徐々に本当に良くなってきている技能なり耳なりと、どうつきあっていくべきか、初老らしく話しこみましたよ。熟女(卵)は閉店で、今日は、初老モード。ジジババモード。お互いに歳なんだから仕方ないでしょっ!←キレ気味。(笑)ところが、この初老モードがちょうどよかったらしく、ピアノは絶好調に短時間で整っていくし、それが聞こえる耳にもなってるし、聞こえてきたら眠くなるし、じゃあ、寝ちまえ!くらいの勢いで、どこかで音を聞きながら、ソファでウトウトしておきました。←…。「眠くなったから、寝た」「これで眠くなるのは、正常」…意味深な会話が続いていくけれど、初老ともなれば、キレもせず。←肝が据わっとる。ためしに弾いてみると、あらまぁ、プロモードの割に、耳に痛くなーい!耳の特定の場所だけ過敏コースが終わった模様。←そういうことにしておいて。(苦笑)何しろ、調律の前日に、奇妙な符号を辿って、「ペダリング」の根底を割ったばかりのワタクシ。あまりに早い段階で、ペダルを導入し、あっちゃこっちゃが整う前に固めこんだ私の体は、割るのが大変。ほんとに大変。手と足の分離ですよ。そんなもん、分離して大丈夫なの?とサンタに問いながら、しかしうまくなるには割るしかないもんね、と諦め、分離した翌日調律って。…これで、ベストなタイミングなのさ、とサンタが朝から100回くらい安心させてくれていたけれど(←概算)疑わしげなまなざしと、表情が悪化の一途を辿っていないことを祈るばかり。「昨日、手と足を分離したとこなの!」と調律師さんに向かって愚痴る。そして、その効果が十分に出ていることを、調律師さんの耳で確かめてもらう。「せんせ、うめーな」調律師さんから、オッケー出るって、すごいことよ。ほんとにすごいこと。わかるんだけど、喜ぶハートは何かに埋もれてるんだか、粉々なんだか、ズタズタなんだか、よくわかりませんが。感情がともなっていない。そして、「うめぇな」と言われるほどになった時には、あの指導法のこことあそこが問題だもん、生徒は苦労するよね、子どもたちはかなり苦労するよね、というか、ヤバイよね、という話がきちんとできるわけです。根拠と結果がつながるー。繋がりすぎるー。繋がらないで欲しかったけど、つながっちゃったー。あははー。なんだかおもしろーい。じゃ、これからどうするの?は、後日談。…えええ。このビクともしない鉄の心臓(仮)で?鉄の心臓、ビートは打ってる?大丈夫?←多分、打ってる。さっき、ご飯食べたし。←判断基準が違いませんか。「発表会のときよりうまくなったでしょ」「うん」なぜ、うまくなったかと言えば、もざっと話しながら、やっぱり手と足の分離は難しかったよーなんて話しながら、「で、どうやったらそうできたの?」と言われたら、天を指差して、「指令が・・・」というしかないわけで。(爆笑)だいぶ、とんちんかんで愉快な指令を、さらにとんちんかんにクソ真面目に読み取り、ペダリングを直す…って、ほんと、感動的な作業ですよ。もちろん、愉快な指令には、笑っておくし。それを指令と受け取る自分は鮮やかに無視。うまくなりゃいいの。そういうこと。内容は、あほらしすぎて説明することもできないわっ!!(爆笑)←このあたりが我ながらウケる。サンタが…とはなかなか言いにくいじゃないの。でも、私が考えたわけじゃなーい!!(爆笑)そうなっちゃったって感じです。さてさて、サンタ調律師さん(←めんどくさいから一緒にしておこう)が調律したピアノは、どうなっていくことやらわかりませんが、キンキンカンカンは、綺麗に音色に包み込まれて、ホールよりもあったかい音になってる!それこそ、家庭的な音になってる!ということにまとめておきましょう。実際、全然疲れません。その後のレッスンでの皆さんのご様子は…。「間違ったのを直すのが楽しい」とか「時間の経つのが早い」とか、上手すぎて異常値出しやすいほうのエリートさんにとっては、「すごく難しくてうまくいかない」という風に、ブレーキとアクセルのバランスがベスト。これです。これがサンタの恐ろしい手腕であり、安全で、安心なところでもあるわけです。サンタオーナー、おもしろがっててくれるといいね、と思った、静かな雨の午後。私は後半の気の許せる生徒たちの前で、なぜか静かにつぶやいていました。「うーん。これ以上は無理」何が無理って、掃除が無理。(爆笑)年度末、新年度に備えてある程度は整えたい気持ちはあるようですが、なんか、気になる数箇所を思い浮かべたら、ちょっと無理になってきたらしい。そして「無理」と言ったらしい。それもまた後日談、ということでサンタには生ぬるいまなざしで、気長に導いてもらうしかなさそうです。そんな私を見ながら、生徒たちが言いました。「あのね、全然、気を遣わなくていいから」だよね。そこ。そこでお願い。気の遣わなさマックスってわかってるけど、サンタの狙うあたりは、この辺でいいみたいなので、そこでお願い。(笑)ただ…ちょっと調律でナーバスになったのも確からしい。秋のカプースチンが一生懸命すぎて、曲を好きすぎて、だったけど、今回は違ったよね、といわれたところで、不安になったらしい。練習が浅くて一生懸命だったのを、好きすぎて、といわれたのが、ちょっとずれてたのに、えー、あたしがいけないの?というほうにつながり、凹んだ人がいる。じゃ、嫌えばいいっていうの?という風にさらにずらさないようにしなくちゃいけない。←?練習が浅かったのと、ハイヒールが高すぎたのと、ビート練習がしてなかったからを、「好きすぎて」って言うなー。(爆笑)ま、ある意味、そういう受け取り方もできなくないよね、って考えるなー。そして、帰るときに、チョー敬礼しながら「すみませんでしたっ!!」って言うなー!!今、その流れで、謝られると、こっちがすごーーーーく悪いみたいな気分になるじゃないかーーー!!凹みが増すじゃないかーーーー!!…と、サンタに吼えとけ。とりあえず。サンタはわかってくれる。きっと。(笑)だって、秋は秋の流れで、ああしろって、サンタが言ったんだもん。←靴は違うと思うって言われたくせに。(笑)ま、あの時私は、まだ今より若かったんだよ。1歳だけ。そういうことですよ。今年のあたしは、ハイヒールが苦手になりました。実際、ホールのカーテンに絡まって転びかけましたよ。しかも、そのとき、転んだときに凹まないように、すでに手を打ってありましたよ。恐るべしサンタ。ブラボー。そして、転びませんでしたけどね。←こういうところが、女子的なかわいくなさ。(笑)
2014年03月27日
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春休みの教室は、予定にないようなことが起こるものですが、昨日は、かわいいお兄ちゃんが来たどー!!「ママね、インフルエンザだから」と、小さな妹の護衛に、かわいいお兄ちゃんがついてきたんです。うっはーーー!!こりゃまたいい感じに大好物なお兄ちゃんをありがとうサンタ!ですよもう。とりあえず、ややこしいことはみんなサンタに放り投げて、私は淡々と課題をこなす。ええもう、それだけで今日まで来たし、そのやりかたのめちゃくちゃさもお見通しのサンタが、前もって、あっちこっちに罠をしかけてくれてあるので、気絶しそうになったかと思えば笑い出し、ビックリしたかと思えば笑い出し、の火曜日でした。おとなしそうな優しいお兄ちゃんに、愉快な妹の話をふる。「うるさいんだよ」と、これまたなんだか、ちょっとかわいい相槌。(笑)でも、顔には「かわいくてかわいくて」と書いてある。だから、からかう。「かわいいくせに」と。「今日は、この子、ママと来てるときと違う顔してるよ。お兄ちゃんが大好きなのね。」「うん。ママはうるさいからね」みたいな、教科書どおりの会話に付き合ってくれるかわいいお兄ちゃん!!!助かったよー。←?(笑)「めんどくさいし」といいながら、少しニヤニヤしてるので、そこは、熟女的に上から言う。もう、ここはいつもの感じで上から言う。「オンナってね、男の人をめんどくさがらせてると嬉しいものなのよ」確かそれ…つい最近、サンタに教わったばかりの感情で、その辺り、初心者マークついてるんじゃなかったっけ先生が?!というのは、鮮やかに無視する。まるで、200年くらいはオンナやってたみたいな堂々たる感じでオンナを語る。(笑)日頃のサンタへの「ワガママで悪かったって言ってるでしょもー」を込めてとりあえず、言っとく。つまり心を込めて言っとく。←反省会か。(笑)で、お兄ちゃんという援軍込みでレッスンしちゃう。あまりにおとなしくて、始めはおずおずとしていたはずなのに、少しずつ、男気を出してくるのを感じながら、もちろん、それをあおりながら。そして、妹が素直にお兄ちゃんに対して、「お兄ちゃん、頼もしくて大好き」と思うように洗脳するように、じゃんじゃんセリフが出てくる出てくる。←全てのセリフがサンタの仕込みですが。まぁ、ここは自分が言ってるような顔していいよね。(笑)もう二度と会わないかもしれない妹のSPだけど、おうちで仲良くしてね、という願いを込めて。嬉しそうにおにいちゃんを見上げて、上手になった自分を確かめて、応援してもらう喜びに満ちた妹が、本当に嬉しそうに笑っていたし、気付けば、お兄ちゃんと妹にはさまれてピアノの前にいた私。私自身は一人っ子なので、こういうところが、とても弱いのですが、ここはサンタに仕込まれた数々の記憶で乗り切ります。楽しくレッスンが済んで、でも、ものすごく頭を使ったようで、ものすごく疲れて、ソファに倒れこんでしまいました。その疲れも見越したように、うまくお休みさんが挟まっていました。人数は本当に少なかった火曜日。でも、手一杯でした。上達ということにかけては、時に異常値すら出る教室に、ブレーキがついてくる感じを確かめながら。「人生これから。先が長いから、焦るな」その無言のテーマに満ちた火曜日は、フランス人形で締めくくられるというオチでした。いつもの通り、抱っこ全開の展開になり、30分ずっとあれやこれやと弾けだの歌えだの、弾かせろだの、えらいワガママでしたが、その全ての動作の根底にある、「その、ありのままのワガママな音楽への欲求を摘むな」という指令だけは、もう、わかりつくしていました。私の手を振り払って弾く様子、気ままに飛び交う興味、その全てが音楽に向かっているのなら、後ろからちゃんと抱きしめて、ちゃんと付き合って、かわいいかわいい、大好き大好き、上手上手それでいい、と言え、と、サンタに何度おそわったことかわかりません。「ここまでやっちゃっていいというのは、知らなかった」が、どんどん深められていくことへの戸惑いは、私の方だけが持っているだけで、フランス人形は、挑戦的なまなざしで「どんどん来い!」なんですよね。(爆笑)ある程度、この状況が固まってから、ルールを教えればいい。それもわかっています。そしたら、異常値だって出しちゃうじゃん?←出すな。(笑)とにかく、音楽の前で、そのおもしろさに興奮しているだけの幼子に、まずは、それを十分に味わってもらってから、ルールはその後だ!というサンタ仕込みの理論に、ついていくのがやっとさっとこ中です。幼児教育ってのはよー、難しいもんだのー、サンタさんよー。←少し疲れたらしい。(苦笑)でも、毎週毎週、この抱っこフランス人形と音楽の始まりを探検して、とにかくびっくりするほど、効果が出てるのは確かです。ふと私の脳内で、サンタ仕込みのアラームが鳴るような「あ、時間」という感覚が訪れたとき。ぴったり8時でしたよー。(笑)フランス人形のぬくもりと欲求に、ピアノの音色で応えながら、いろんなことを思いました。あそこまでピアノの奥深くの怖さを見てきたけど、その後だから、こんなにのんびり、このワガママに付き合えるんだよなぁと。そうじゃなかったら、焦って怒っちゃうのもわかるなぁと。でも、もう私にそれはできなくて。ふと訪れた感情がありました。この先、この子が素敵な女の子になって、なんか、一人で乗り切らなくちゃならないことになったときに、誰にそれをされたとか忘れちゃっていたとしてもいいから、「あるがままの自分を背中から大好き大好きって言われてた」記憶だけは、どこかに残っていて欲しいなと思いました。一人の時に一番怖いのは、一人ぼっちだと思うこと。でも、そうじゃない。あなたをこんなにかわいいと思った人、たくさんいるんだからねって伝わっていて欲しい。その一人として、この背中を任されたことの、あっけないほど暖かなお互いの心地よさに、救われていたのはきっと私のほう。疲れ果てた顔でソファに座る私を見つめるフランス人形のまなざし。それをまっすぐ見返して微笑むだけ。それが精一杯だった私を残して帰るフランス人形は、えらいかっこいい勢いで「じゃあね」だと!!まるで、「背中貸してやったわよ」くらいの勢いで。めっさ上から!!!それはいつもの光景で、私はその女子の皆さんの上から目線も、それなりに、「ああもう、女子ってここがかわいくないのよ、ここが!」と、熟女(卵)対応で乗り切りました。でも、ここ、蹴飛ばしてもぶん殴っても、折れないよ?そういうもんじゃないと私は思います。こやつら、突っ張っとるだけだから。ホントは、怖くて怖くて震えてんの。…今はこんなんだけど、もうちょっとすると、そういうもんなの。多分。(笑)で、その震えてるとこが、オンナのかわいさなんだよ知っとるけ?とサンタが言いましたとさ。←そういうことにしといてお願いだから。(笑)
2014年03月26日
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中学生男子が、「相談が・・・・」というので、辞めるって話?と聞いてみたら、真逆もいいところ。文化祭で、バンドやるとかなんとか。「何の楽器やんのさ」←本気で聞いてしまった。(苦笑)「ピ・・・ピアノ・・・」…ああ、そうだったね。ここ、ピアノ教室だったね。←忘れたらしい。セカイノオワリとかなんとか言うバンドの眠り姫とか言う曲らしいですよ。バンド、と聞いた瞬間に、なんとか地獄の走馬灯を止めたくなって、フリーズスイッチを勝手に自分で押してしまうらしく、いろいろ吹っ飛ぶんですけど、大丈夫でしょうか、私。でも、ピアノ教室に通うのも大変そうだった彼が、バンドでピアノ?と聞いたら、なんか嬉しくなりました。多分、初バンドのピアノくらいはちょこっとなら教えられる、そう思うときに、なんであれ、経験があってよかったなーと思います。バンドにおけるピアノがどういう性質で、どういうことをするべきか、くらいがわかっていないと、教えられないことはあるし。数年前、サラブレッド兄に請われて、ジャズを教えまくっていた日々よりは、バンド、という言葉への記憶どころか、「バンドってなんだっけな」くらいの薄らぎも無くはなく、そういう意味では助かりました。忘れんぼで良かったね。私。←前向き。「じゃ、楽譜もらったら練習しないで、すぐ楽譜もって来て!」「え??」「一人で初バンドの曲なんか練習できっこない。効率いい練習の仕方を教わりに、まずとっとと来て」…いい練習が一人でできるようになったら、一人前。今の私はそう思うようになりました。練習の仕方が一番難しい。答えなんて、見つかるかさっぱり私だってわからなくなることばかり。下手になる練習というものは、残念ながらあるし、無駄な練習というものも残念ながらあるから。優しい男の子ですが、バンドでピアノを弾くんだ、と話すとき、楽譜を持ってくる、というときのまなざしに強さがありました。昨日は、3歳男子のオマケ氏も男前行動を取っており、奇妙な日でした。ママにチューしながら、こっち見んな!(笑)その「オレは今、オレのオンナにチューしてるけど、うらやましいだろ」っていうような、ちょっと小ばかにしたような目で、こっち見んな!!(笑)うらやましいから…。←先生、しっかりして。(笑)まぁ、若きバンドマンのまなざしは、「オレ、頑張るよ」でしたけどね・・・。←なんとなく残念そうな空気出すな。(笑)3歳男児に翻弄されんな!(笑)だって、男前行動、とっても素敵だったし。(笑)彼のバンドライフがどうなっていくのかわかりませんが、「バンドでピアノを弾いてみたい」までたどり着いてくれたことが、ひとつの証で、なんだか嬉しかったです。帰り際のバンドマン(卵)。左胸にガツンと右手のこぶしを当てていました。振り返ったときのPCの画像。セカイノオワリのピエロの胸に、炎のハートが映っていました。あたしの胸にも炎のハートが・・・戻るねきっと。
2014年03月25日
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土曜日のレッスンは、とにかく長丁場!!それはもうずっと何年も続くサイクルで、きりきり舞いの時期の方が長かったのですが、数ヶ月前くらいから、サンタに「土曜日は家庭的に!!」という指令が下ったような気がしていました。私自身ものんびりとすること。それが一番ふさわしい相手が生徒として集まっていることに気付くのは、少し後のことでしたが。昨日の土曜日は、パパに買ってもらったというバイクのヘルメットを被った双子の一人と、手編みのマフラーをプレゼントしてくれた双子の一人に、もみくちゃにされながら笑って過ごしました。二人とも、私の膝を奪い合い、最後は、二人とも一緒に。それを見つめるママのまなざしは驚きに満ちていたけれど、どうぞ、その状況を楽しんで、という空気は疑わないように、私はそこにいました。課題をやっつけることよりも、その空気の中で、一緒に音楽を楽しんでいくことを何よりも大切にすればいい。そうしていれば、いつかきっと、みんな大きくなったときに、音楽が大好きになっているのは、もう知っているでしょう?と、サンタに囁かれるように感じながら、何人もの生徒たちと笑いあいながら、何時間もが飛ぶように過ぎました。その隙間には、先日、卒業式の花を胸にさして訪れた新しい生徒の体験レッスン。初めて会ったときから、ああ、この子との出会いは、この先、深くなっていく、と知らされるものに包まれていました。いくらでもうまくできるし、いくらでも音楽で遊ばせてあげられるし、受験で去っていく大切な生徒の後任として、完璧に彼女との連携が取れているのは、サンタの計らい。二人はそんなことはきっと知らないし、相手の存在すら知らないけれど、サンタはいつもそんな調子で、完璧に調整してくれているんです。ディズニーが大好きで、ピアニストになりたいと思っていたけど、今は、ディズニーランドのキャストさんになりたい、そんな自己紹介が、私をここまで支えてくれた愛の塊みたいな先輩とそっくりなことに気付いたのは、今ですが。←だから遅いといつも言われるのかしら?(笑)このごろ、サンタの存在感が少々増しすぎているというか、痛いほど、「ここにいますが、こんな感じでやってきてますが、いい加減にわかんないかな?」な感じで、あまりの強烈さに、ビビッているくらいです。新しい生徒の彼女なんか、今までの生徒たちの比にならないくらい、「こーれーでーもー気付かないフリをするのか!!!!」という勢いで、「サンタ、来てますけど、こんな感じでまとまってきてるんだけど、ちょっといい加減にしろよ!」と、ほとんどキレ気味にすら見える。…今回は、きょとんとしすぎて、今、慌てて反芻しているんですが、どこを振り返っても、サンタが絡まりすぎてて、サンタしか目に入ってこないわい。←このくらいでようやく認めるタイプだったの、私?どんだけ、わからずやなの??あまりにびっくりすると、フリーズしちゃうタイプにしては、それなりに動いていたくらいで今週は精一杯でした。でも、サンタが、改めての自己紹介をしながらやってくるって、珍しいかと思うんです。それなりに。(苦笑)ああ、あ、そうだったね、そんな感じで動いてたなんか、なんか、そういう陽気なストーリーがあったような気がするね、と振り返ると、ぎゃー!と言いたくなるはずの私も、もはや、荒波にもまれまくって、ギャーなんていいません。ただ、ぽかんとし、きょとんとしながら、えーと、じゃ、次、この曲でも…あ、連絡事項はこれでよかったかな、みたいにオタオタしながら、一応それなりに動けます。それすらも、サンタのトレーニングによるものなのもわかってるんだけど、「ああ、あれがここに」と思う暇もないほど、サンタサンタサンタサンタ!!の土曜日で、なんのこっちゃでした。家庭的に、という指令は、サンタに教室のオーナーが乗っ取られるためだったとは、気付かなかったけど、そのほうがいいから、それでお願い。(笑)世界中に、サンタほど、ひなたぼっこピアノ教室のオーナーにふさわしい人はいないと思うから、それでお願い。(爆笑)春夏秋冬、全部、お願い。←図々しい。(笑)図々しいことを言うのも得意だけど、不安がりも根深い私の肩を、その土曜日、まるで彼氏のように抱いていたのが、マフラーをプレゼントしてくれた双子の一人だったことは、ママとの大笑いになりましたが。あたしが正座で、背の高さがちょうどよくなる彼氏ですけどねっ!←それでも、こういう風に肩を抱かれたらおばはんになってもとっても嬉しい。(笑)その彼氏、帰り際に、赤いスニーカーを履きながら、あたしの目をがっつり見つめながら、今度は目線の下から言い放ちました。「遅いっ!!!」数週間前に、「先生、小さいままでいて」と、私の手を引っ張った小さな彼氏が。何か良くわからないものに傷つき果てて、意識を保てなくなった私が、クセのようにさらに傷つく場所に動いていってしまうのを止めるために、手を引っ張って陽だまりに座らせた彼が。ぽつんと空白に落ちてしまった私が、数秒後か、数分後、意識を取り戻したときに、髪と髪が触れ合う距離にいてくれた彼が。二人でひとつのカレンダーを見つめながら、意識を取り戻した私が、「あ、こっちにいなくちゃいけない」とわかるためにかかった年月は、確かに長すぎた。遅すぎた。だって、なんとも恐ろしいことに、ずーーーーーーーっと前からサンタは、同じスタンスでそこにいたわけですから。手を変え品を変え、私に「そっちじゃない!」を気付かせるためだけに、ずっとずっといた。私だとしても、同じことを言うと思います。「遅いっ!!!!」って。(苦笑)最近は、「遅い」と、「わかった?」というセリフに変わったので、そこはようやくホッとしています。あんまり細やかに手を変え品を変えしてくれていたのに、さっぱり私がわからずやだったので、やや、とんちんかんなストーリーになっている感は否めませんが、その分、なんか愉快になっていることにして、明日を楽しみにしたいと思います。種明かしが続くのも相変わらずで、その種明かしの強烈さは、斬新過ぎて、やっぱりオタオタしますが。「そのままでいい。そのまま進め」って言われても、え?これだとちょっと困る、な、自分はずいぶん遠くなり、ようやく私、サンタと仲良しだな、と思えるようになったところですけれど。サンタと価値観が一緒なんて、そう簡単に信じられなかったの。それだけのこと。遅くなったのはごめんね、と言わざるを得ないけど、相手はサンタ。遅くても追いつけただけ、マシってことにしてちょうだい、と、独り言のようにつぶやくしかないわけですよ。これでも、一応、サンタを信じ続けていたし、さすがに道中、かなり、ブチ切れたりもしたし、ブチ切れる相手がなぜかサンタであったとしても、それがサンタ常駐だったがゆえで、サンタに恨みはないけれど、見分けがつかないのもどうにもならない時期もありました。あの頃、まだ私、若かったの。←ごまかしやがった!!(笑)ようやくサンタと価値観が一緒、と認める頃には、立派なおばハ~ン♪が出来上がってしまいましたが、そんなおばはんにサンタが贈ってくれるもの。それは、美しい卒業式、卒園式の光景であったりするわけです。道端に、教室に、家にすら、漏れなく、サンタがいて、「ほら!これが卒業式ってヤツ!感動して!」ですよ。日曜になって、卒業、卒園風景の景色が満タンになった頃、旦那になぜか聞かされまくる「旅立ちの日に」で、号泣させられておりますが。その涙がとても暖かいのが嬉しいです。遠い遠い遠い遠い昔、聞いたことがあります。20年とか前ですけどね。(爆笑)「好きな人を思って流す涙は暖かくて、哀しい涙は冷たい」その言葉を残していってくれたのは、トラックの運ちゃんだというお姉さんでしたっけ。あの言葉いいな、って今でも思いますが。…このごろの成り行きを見てると、「あの運ちゃん、覚えてる?」というサンタの仕込がうっすら見えて、軽くイラッとしてしまう。(笑)…サンタ、気が長すぎ。私が遅いんじゃなくて、サンタ、遊びすぎっていう説は無いわけ?(笑)
2014年03月23日
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物語を美しく区切って行こうと、私がせっかく努力をしているのに、私の心に愛を刻み付ける名人クソババアちゃんが、まーたおもしろいことを言ってくれました。ドレスに関してでございます。「なんかさぁ、あのドレスもこもこしてて、太って見えるって言うか」「しゃっきりしてないっていうか」…言いたい事はわかるよ。いわゆるコンサート的な、ウエストきっちり締めたファスナーだのコルセットだので、ギュー詰めのヤツがいいんだろっ!!(笑)そこまでたどり着くには、順序ってものがあるでしょう!!お腹を引っ込めるとか!そういう!!←引っ込める気がこの春あったかどうか、胸に手を当ててよく考えてみましょう。…ありませんでしたね。(爆笑)ある親御さんから言われたのですが、「先生のピアノは、ステージと一体になってて、先生がいつもおっしゃってた当日の空気やらなんやらとも一体になってた」というところが、いつもよりマシになることだけを祈ってると、腹を引っ込めるとか、ギュー詰めのドレスを選ぶとかまで、手がまわらないっつーのが、お前はまだわからんのかー!!…とはいいませんでしたが。(笑)わかりっこないない!(笑)確かに見ようによっては、ゆったりしすぎて、ネグリジェ?みたいなやわらかさと色味と自由さのあるドレスだし、光るドレスは今のところお腹いっぱいだし、くつろぎ感満載だったかもしれないけどさ。クマは無くない?そこでクマは!!確かに、クマがあるじの洋服屋で買ったよ?そこで洋服を買うと、時々、お腹のあたりにクマが出るよ?クマが出ないのを買うときは、忍の一字で背筋を伸ばしてお腹をひっこめていないと、ひとりでに悲惨な事故に巻き込まれるよ?確かに、弾いているときの写真で、「あー、やっぱりお腹の中になんかいそう」っていうシルエットのものもあったさ!でも、それを見たときですが、小グマの存在があってもおかしくないなと思った程度で、まさかあたしがクマだとは!!!まで悲惨な事態は予想してなかったけど!!ここで落ちたらいつもと一緒!さあ言い返すんだ!立ち上がるんだジョー!!「クマ?!クマは茶色でしょ!だったらダッフィとか?ダッフィはイヤだからシェリーメイにしてよ!」…今回も、私が負けた模様です。ただ、今回は、先に救助マットが敷かれたところに落とされた。大人の生徒さんや、お友達のピアノの先生が、言葉を選んで、「あのドレス、出ているところが華奢に見えていいよね」くらいは言ってくれていたということにしておこう!!違ってもいい!もうそれしか残ってないよ。「立っているときはまだすらっと見えたでしょ!」「ああそういうことにしておこう。言い過ぎました言い過ぎました」とニヤニヤするクソババアちゃん。こらー。(笑)とにかく、昨日のクソババアちゃんは終始ご機嫌だったんですよ。「あたしのピアノにそっくり!」とわめき散らす私に対して、ご機嫌さん。「だから、繊細さを足したらもっとうまくなるっつーの!」と、わめくと、ちょっとイヤイヤ風にしながら、なんとか真似するわけです。私に似ているのが嬉しいらしい。そして、気を遣う。「あたしも太ってるからさ」…そこ!そこ!!いらないっての!!「なんであたしと一緒で太ってる、って言うと怒るのー」自分の太ももの一番太いところを揉みながら。まるで、ほら、あたしこんなに太ってるから気にしないでみたいなことすんの!!違うの!それ!いらないの!!(笑)…横綱の同志愛とか育んでると、また落ちるんだよ!こうみえて、あたし、2年前より7キロ減ったの!キィィィィィィ!!まぁ、7キロをカミングアウトしたときのピアノの先生のひっくり返り具合はすごかったですけどね。今回は、成り行きで、ドレス2枚重ねて着てたんだ、とつぶやいたときも、ひっくり返ってましたけどね。裏地がなくてすけちゃったり、体の線が歩くのに沿って出ちゃったりっていやだから、薄い黒いロングドレスを下着みたいに着てたの!!寒いし!!手を冷やしたくないから、ホールなのに雪かき用の手首まであるごっつい手袋はめたりしちゃうし、ドレスが重なって膨らんで見えても気にしないとか、結果のためなら、道中かまわないところが問題なの!その私に、さらなるその先の強烈なゴールを見せたら、ダッシュで逃げるっていつになったらわかってくれるの?(笑)その強烈なゴールが、拍手であっても罵声であっても、強烈なら私にとっては一緒なの!(爆笑)おっきいのはなんでもダメなの!!でも、クマといわれて落ち着いて集合写真を見る勇気が湧いた、へそまがりのワタクシ。クマと言われる前までは、景色のようにザッとしか見ていなかったけど、クマか?と思って良く見た。足りなさそうなのは、「ドレスを着ている女性特有のハッピー感」「特別の日ですよ的な光りもの」「もしかしたらもう少し色の濃い口紅」「ドレスの肩なんかを直すドヤ感」あたりですかな。でも、まるでスッピンのように安心して微笑んでいたし、あごと首が昔と全然違うシルエットになってて、「あれ・・・。この顔、ちょっとあの人に似てやしない??」と思ったその人のことは思い出したくないけど。その人が、遠い昔にとってもかわいらしい美人さんだったがゆえに、とんでもない景色を見たのがあたしという時代は確かにあったけど。…その人にうっすら今似てるって、なんか、ちょっと、奇妙だな。いや、シルエットだけですよ。あの人、チョー小顔だったし。化粧が違うし、顔立ちも違うから、顔は全然違うけど、京劇みたいに特殊メイクしたら似るかもね。←しませんが。…サンタがいつでも、私のわからずやでとんちんかんなところにヤレヤレ・・・って空気を出すのですけど、私もこんな自分を扱いかねているんだけど。そんな私のために、一等賞で最愛のクソババアちゃんを配置したのも、やっぱりサンタの仕業でしょう。昨日見たら、教室で一番、手に筋肉がモリモリついてた。…そこまで似るのかよ!(笑)私もさすがにそこまで読めないし、ここにきて、まさかまさかの肉質分析にまで狩りだされるとは!!ピアノ教室なのに、姿勢だの、丹田だの、音色の骨伝導だのって、なんか変なこと言ってるなーってブツブツ言ってたのがついそのちょっと前までの出来事でしたが、肉質!肉質にはさすがにかまってられなかった!!肉といったら、キロまでしか考えないよね。だって、あたし、乙女だもの。(笑)
2014年03月21日
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新しく、フィギュアスケートの曲を集めたちょうど良い難易度の楽譜を購入しました。夏の発表会に使えそうな曲があるといいな、と、まるで「これ、買っといて」と、楽器店で示されたかのように思った楽譜を開いていると、とても美しい曲を見つけました。真央ちゃんが2007~2008年に使った、「ラヴェンダーの咲く庭で」という映画のテーマだという「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」です。聞いたことのあるその美しいメロディに、いい曲を見つけた!!と喜んでいたのですが。その曲は、まだ小さかったクソババアちゃんが、音程の怪しいバイオリンで弾き、私が、レッスン室で伴奏をつけて遊んだものだということは忘れ果てていました。思い出させてくれたのは、言葉もおぼつかない小さな女の子。その曲を、その姉に聞かせているときに、足元で私のふくらはぎをくすぐり、「ペダル踏んで弾いて」「ペダル踏むときには、ここをリラックスさせて」と言うような行動をとりました。ああ、そうね、子ども相手でも、ペダル踏んだら美しいね、と、慌てて踏みながら弾くと、今度は、私の左手首にはめられたクソババアちゃんのプレゼントのブレスレットをつつきます。意味のなさそうな愛らしい仕草を足して弾いていくと、ハッと思い至るわけです。それが、サンタが私に示してくれるいつものやり方で、「忘れちゃったの?」といわんばかりに、私をこづくようなその方法に、私のまなざしがどれほど細かく小さな子どもたちに注がれるようになったことか、思い出せないほどですが。ああ、こんなに大切な思い出の曲を忘れていた。そして、思い出させてもらった。どうりで今日、何度も何度も、サンタがおもしろいことを仕掛けてくれていたわけだ。お昼寝の時になぜか、私の額と左手の甲に浮き上がった紫色のアザ。すぐ消えたけれど、その二つのアザは、額と左手を押し付けあったことによってできたにしては、不思議な位置、不思議な色でした。その直前のレッスンで、私は自分の右のこめかみ辺りをつつくのになぜか左手を使っていて、その行動の不思議さも記憶にありました。アザのできた箇所には、サンタを思い出すための目印になる文字が数日前からなかなか消えず。覚書のためにメモした油性マジックがどうしてこんなに消えないのだろう、と思っていたのに。辿って辿って辿っていくと、繋がってしまう雪の景色。クソババアちゃんのバイオリン。私のピアノ。雪の舞うあの日。その隙間に届けられていた、忘れられないほど美しいメロディの曲。不器用に生きる私の、失われた記憶は、こうして繋がれていく毎日です。あらためて感動に浸りながら、クソババアちゃんをレッスンに迎えれば、愛しく思いながら、今までより深く教えることは簡単で、今まで以上に、また大切になってしまったその子を、今までより楽しく導く方法だけを考えることになります。私の小指の先に、音楽と絡まった美しい景色がつながっていることを、何度サンタが教えてくれたことかわかりません。この小指の先に、美しい景色をつなぐときに、それが赤い糸に例えられる日もありました。小さな女の子が、私も子どもの頃に読んでいたファッション雑誌を持っていて、その表紙のモデルさんが、小指の先に赤い糸を結んでいて、ハッとしていましたが。その子達のレッスンで、私はまた、クソババアちゃんのバイオリンに繋がっていきました。雪の舞う、白い白い日を思い出すために、どれほどの伏線が張られているかを考えると、溢れる涙が止まらない日も多いけれど、今日は、ハッとしただけでした。「もう泣かないでよね」クソババアちゃんと清塚信也さんのコンサートに出かけた帰り道、クソババアちゃんに言われたっけ。あれからもたくさん泣いちゃったけれど、今日は、泣くこともできないほどハッとしました。私には守るものがたくさんあって、未来への約束もたくさんあって、その約束を果たしていくために、僕が君を守ろうと、サンタが約束してくれたんだ。その約束を裏付けるために、何度も私を勇気付けた双子の少年の一人が、先週の土曜日、私に贈り物を持ってきてくれていました。年長男子の手編みのマフラー。「これ、彼氏からの贈り物って言っていい?」とふざけた私にママが「おもーーーーーいヤツ、持ってきました」と、笑いながら、「彼氏からの贈り物でいい」と微笑みました。鉄の名前を持つ彼が編んだから、それは鉄の鎖だね、と、笑ったマフラー。手編みで、優しいものだけれど、それは大きなリング状で、とてもわかりやすい愛の証で。これだけわかりやすくサンタに守られているのなら、うちの音楽をつなげていくために、できることをしよう、と覚悟を決めるだけでいいことを思いながら、今日もたくさんのレッスンを駆け抜けました。
2014年03月20日
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発表会を終えた生徒たちは、ゆっくり曲を選んだり、宿題をしたり、私のスマホをいじったり、と、みんな好き勝手にやっていました。(笑)春休みに入ったところだし、こういうのもいいねぇ、と思いながら、6年生の女の子が勝手に開通させてくれたLINEでアップアップしました。まだ、スマホ自体に慣れていないのに、LINEかよ!と思うんですが、そこは結局、成り行きに従うしかなく。何をどうしたのかわからないうちに、「先生~、LINE始めたんですか~。なんか嬉しい~」みたいな言葉が。…どちら様ですかな。みたいな相手が、ふるーい生徒のお母さんだったりして、じゃんじゃん増えていく友達リストの名前に、走馬灯がビュンビュン回っちゃったりして、半目白目で気絶する暇もなく。それこそ、遠い遠い古い古い知り合いから、「プレゼントが届きました」とか出てる!!スタンプって何よ!?ジョブーブのスタンプをプレゼントって、「仕事しろよ♪ブタちゃん!」って意味かよ!とか、やや卑屈になりかけながらも、あまりに遠い距離感に、LINEで繋がるのが、楽しいことを知りました。このごろ、「からかわれてるんだ」という解釈ができるようになったばかりなので、そのあたりは、まだ挙動不審、疑心暗鬼の巣窟です。(笑)でも、引きこもり生活には、刺激が強すぎて、今はこのくらいが助かるなぁと思ったりして。だけど、やっぱり、LINEの音が鳴ると、「なんだろ!」と思ったりして。春のサロンコンサート風発表会までの、ソファにゴロゴロ寝そべって優雅優雅の日常とはだいぶ違う、刺激的な展開になってきちゃったので、ハラハラしています。昼間は、思い立って、ちょっとビートの効いたチック・コリアのスペインの練習をしてみたりして。「はは~ん。ここんとこの脳みそ、寝てたんだな」と、自覚してみたりして。リズムが曖昧なことって、自分ではわかりませんから。でも、スマホ修行がいい方向に効いているので、以前、こういうビート系の曲を弾いていたときのような激おこイラッと感があまり無い。さすが、サンタ。本当に、憎いほど素晴らしいレッスンをしてくださるー。調子に乗って、立ったまま弾いてる人がいた気がするけど、夢かもしれない。スペイン練習後のカプースチンはまたもや安定。…先日の発表会より、ずっと安定。…またか。(苦笑)1曲が仕上がることなんて、永遠にないと思うくらいでちょうどいい、と、あの手この手で知らしめられることを、今ではおもしろがれるようにもなってきました。自分が変化したら、それをレッスンで反映すればいい。いつも途中でそれでいいし、それがいいし、それしかできっこない。そう教わったことこそが、サンタからの大きな贈り物のひとつで(←他にもありすぎて私が埋もれてしまった)それに涙した日々なんて、遠い昔のことのよう。今では、「まーたーでーすーかー」と、膨れて笑えるようになりました。…そして、眠った脳が起きた状態で、いろいろ弾いて、変化を確かめて、そして、飽きたらスマホ。おもちゃを手渡してくれておいて、新しい世界を見せるそのやり方は、きっと、ずっとサンタが私にしていてくれたことなんだけど、気付かなかった、気付けなかった。気付けたときに、幸せな気持ちになって涙が溢れたりするのもいいことだし。大切すぎて、痛くて泣けるのも、まぁ、すごくいいことだと思うようにもなってきました。だってそれだけ大切に思うなんて、いいじゃない。泣けないよりもよほど素敵なことじゃない。そんな風に少しだけ自分を離れたところから見えるようになった私の胸に、鼓動が戻ってきているのを感じます。怯えるようにとても小刻みに震えるときも多いし、ギクっ!!として考えすら止まるくらいになることもあるし、穏やかに刻まれることはまだ少ないのかもしれないけれど。この鼓動を思い出させてくれたのすらサンタだったことを思うと、小刻みな怯えの震えが、ときめきに思えてくるんだから、平和なもんですよ。発表会の写真を見てみたら、案の定、自分のことにはさっぱり構ってない人がいましたが。写真やさんにお金を払ったかどうかが、楽器店で不安になった人がいましたが。慌てて電話するときに、スマホがうまく扱えなくて、道端で一人でスマホ相手に文句言ってて、すれ違った人に気付いて焦っていた人がいましたが。結局、写真のお金は払ってありましたが!!!(爆笑)とりあえず、とてもステージとドレスにフィットした靴だけは、今年の発表会用のステージ靴として大切にしまっておいて、銀座を歩いた靴が春に似合わなくなるまでそれでやり過ごそうと思いました。次の仕事を見ることしか、今はできないけれど、そんな私をからかうように、グリーンの靴は、排水溝の溝に見事にひっかかり、片足が脱げる。…この間もこんなことがあったけど。そういうときも、ちょっと年齢と状況がずれてるけど、そのあたりはシンデレラ気分でごまかしておこうと思っています。
2014年03月20日
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春の発表会の大成功を、ゆーーーーったりと楽しめた余韻が、うまい具合に、「甘えんぼさんたち、忘れんぼさんたち、カワイイ~~~♪♪」に移行できて、ホクホクした気分になっています。月曜に、成り行きのまま、スマホを買ってしまったのが多分、すごく良かった!!(爆笑)思うように操れないタッチパネルと、さっぱりわからない操作に、もはや、それは電話なんかじゃなくて、「弁当箱か?」と、脳が間違って解釈するサイズで、電話で困ってるんだか、食欲のとんちんかんで困ってるんだか、何がなんだかわからなくなってきたのも良かった。←え?(笑)自分のアナログ化、指先という自分のツールがハイテクにフィットしない苛立ち!それが、物心付くよりずっと前に、脳のスピードを追い越してしまっていた指先との調和を図るイライラすべき作業なのだと、わかっていましたが。さすがサンタでございます。ピアノだと、私も意図しないうちに、私の体がなんとかやっつけちゃうから、スマホですよ。スマホ。(笑)さすがすぎて、笑いながら、キィィィィっ!!っとスマホと格闘する自分がおもしろかったです。たっぷりと、自分のジレンマと戦った私にとって、陽だまり組のおちび生徒さんたちとの時間は、エリート時間とは違う、愉快な笑いだけが響くように上手に仕組まれていました。思い出の中にこだまする声があって、それがいつも「????」だった時期は過ぎ去り、「あれとこれがつながる!」と、勝手に脳がおもしろく解釈して、私は爆発するように笑い出すわけです。目の前の笑顔は、それにつられてどんどんとほどけていくし、笑いしか連鎖しない時間は、次から次へと訪れる陽だまり組さんたちの顔を緩やかにつなぐだけでした。そういえば、胸に卒業おめでとうのお花をさした新中学生との出会いも挟まったし。少し前まで、ひねくれまくっていた小さな女の子が、スキンシップに飢えきっていたとわかった時間もありました。フランス人形以外にも、いっぱいいるんです。抱っこしてよ組さんたちが!!ぬくもりに飢え切って、すさみきって、冷え切って、凝り固まった小さな背中が、私の手のぬくもりを求めて甘えてくるのを、そっと手の中でほぐしながら、「ずっと、そうしてほしかったの」と、小さな体が応えるような時間を確かめながら。…あれ?教室、やっぱり、なんか、違うお店やさんになってる気がしますけど、きっとこれでいいんでしょうっていうか、もっと早くそうなれよというか、おせーよ!というか。手のかかる子ほどかわいい、というのは、こういうことか、なんて思いながら、すさみきった子が甘えてくる様子を楽しみました。…サラブレッド王子や、フランス人形も来て、相変わらずの贅沢な火曜日でしたが、エリートなんて言葉、すっかり放り出した私は、ひなたぼっこする猫のようにのんびりと1日を過ごしました。この時間の先に、あの降るような輝きの音色があることをすでに知っているからこそ、安心できる。シナリオの美しさを増すばかり、というサンタの腕に惚れ惚れし、気付けば、フランス人形のまーるいほっぺに軽いチュー♪をするほどの勢いでした。「はよ、チューしろ」とばかりに、先にチュー攻撃を繰り出してくれていたフランス人形に、唇を盗まれた夜から、いくつの夜を過ぎたかもう忘れましたが。あれは、多分、寒い時期だったから、冬だと思う。だけど、サンタがいつもいるから、いつもクリスマスみたいなもので、何がなんだかよくわかりません。(笑)思い出の中にこだまする、「おせーよ」というサンタの文句を思い出すと、こりゃ確かに遅すぎる、と思う毎日です。しかし、サンタが相手だと、レベル高すぎて、こちらの分が悪すぎて、遅くても追いついただけマシじゃない??と、思ってしまいそうになるまで、どれほどの月日がかかったか、もう忘れました。(爆笑)さ・・・サンタの気が長くて、良かった。
2014年03月19日
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大人の発表会だけあって、発表会の感想が素敵で、相変わらずいい余韻に浸っています。自分の演奏前に、前の人のピアノを聞きながら「お酒が欲しくなってきた・・・」と言った生徒さんがいました。(笑)余裕ですねぇ。(笑)それもそのはず、前の方は、ジャズ弾いてましたから。楽譜どおりに弾いても出ないジャジーな雰囲気を出すために、ジャズ好き宗教家(それも仏教)のマダムに、「煙モクモクのジャズバーに行ったら、ピアニストが、ヨッて手を上げながら酔っ払いながら、タバコふかしながら弾くくらいのけだるいイメージで!」とか、いろんなことを言った日もありましたよ。いつごろのことかは、さっぱり忘れてますけどね。←忘れさせてよ。(笑)今は、もうちょっと違う教え方をしてます。(爆笑)アドリブの部分に緩みを出すために。その人のオーバーザレインボーが、次の演奏者に「酒が欲しくなる」って言わせちゃうって!!どんだけ?!(爆笑)みんな余裕ありますね。(笑)ご本人の演奏は、王道のクラシック。でも、もともとは、バンドでキーボード弾く人だったんですけどね。下手すりゃ、あたしよりうまいんじゃないの?という王道のクラシックが聞けました。シベリウスのちょっとザーッとした寒さのような空気があるような。←妄想だったらごめんなさいね。(笑)夫婦の演奏も、演奏しなかった生徒さんが「あの奥さん、あんなに甘い音出せてましたっけ?」というレベル。私がレッスン中に思ったことが、そのまま生徒の口から出てくるときに、結果が出せたか、と、ホッとしてます。(笑)リハーサルではテンパりまくってたみんなが、本番で、豊かにのんびりと弾いていたのも確かで、「春のコンサートは、あたしのワガママで独断と偏見で、良い音楽、良い音色を追求して欲しい人に声をかけるので、来年も楽しみにしていてください」と、勝手に言ってしまったこの口が!この口が!!!来年、何を言うのか、知りません。←・・・。いつしか、教室内での「あえての差別化」ということで、エリートコースとか勝手に決めちゃって続けてきた「春のコンサート」でしたが、エリートもエリート。「サロンでお茶を楽しむように弾くエリートの集団」になっていたことが、その裏で、エリートならではの苦悩に満ちていただろうことを思うと、ちょっと胸がざわつきます。会場に慣れていないと、それだけで音色が変わるから焦るとか、数回のリハーサルで、会場に慣れるとは、とか、そういう経験は実体験させちゃうわけですからね。ごめんね。エリートさんたち。(笑)差別のない社会なんてないし、平均値なんて、本当は誰も出せない。教室そのものが育つために、教室内にエリートコースを、という野望が、ギスギスでなく、ゆるやかで和やかなお茶の時間のような音になっているのは、サンタの仕業。苦節ン年の苦悩を、調律師さんとザッと振り返ったりしましたよ。相変わらずちょっと引っかき癖のある人なので、人の過去を「黒歴史」とか呼びやがるし、「何よ。そんな言い方しなくても、あの時代のサンプルだって今生かしてんだから、そういう風に言わなくてもいいじゃない」と、半ば本気、半ばふざけ気味に返せるようになった自分の余裕も確かめました。…まぁ、おもしろいと言うには、顔が本気で怒ってたのは私ですけどねっ!(笑)適度に本気で怒らせようってサンタが仕組むから、わかっちゃいるけど、本気で腹が立つんだよ。(笑)でも、全部、本気で怒らせたりもしないところがありがたいです。サロンでお茶を、のテーマを私に放り込むときに、コーヒーに絡めて始まった今回の発表会。私自身を安心させるために包んでいたドレスの色が、単なるベージュでなく、「モカ」という色であるというところまで、抜かりのない有様で。ピンクベージュやイエローベージュではない、「モカ」という色身が、ヌーディでありながら、着ていてちっとも不安にならない嫌悪感のない色であったこと。真っ白でもなく、テカってもいないし、お洗濯もおうちで安心タイプなのに、触った瞬間にホッとする素材であること。それが、いかに自分の怯えを優しく包んでいたかが本当はわかっているんですが。今日までの日々のすったもんだの寄せ集めのはずなのに、全部が綺麗に調和して、それでいながら、キメキメではなく、ほんの少しだけ邪道。(笑)ステージに立つのに、あえての綿ジャージー素材であるとか、そういうひねり方が、私のおへその曲がり具合と、ちょうどマッチしていることこそが、おもしろみなのですが。ステージの怖さを知り尽くしながら、今なお、ステージに立つ日があって。幼かった私が、発表会のステージ裏で「ステージ前のこの時間が好き」だかなんだか言ってたらしいと母が言っていたことも思い出しました。…結局、人は誰でも自分が好きな場所に戻っていく。そして、そこに戻るときに、過ぎた日々の分だけ、それぞれのお守りを持つようにして、個性を持って戻っていく。私がステージに戻るとき、私のヒネくれた精神が、美しいほうに捻られて、柔らかな音色、輝く色彩のような音色、ジャンルごとの個性、全ての調和、そして、私自身の笑顔とともにあるようにと。サンタが祈ってくれたのは、よーーーーーーーーーーくわかる春のコンサートでした。忘れてしまいたいことだらけのくせに、もう、忘れなくてもいいかな、と思うことも多くなりました。むしろ、覚えていたくて自分に引っかき傷のように記すこともあるのかもしれません。その一つ一つの戸惑いながらの作業の複雑さが、全て見ていてもらえることに、慣れはじめる日が来るとだけは、思えなかったけれど、慣れてる慣れてる。(笑)それでもちょっとおへそを曲げると注意が入る。…このおへそだけは、交換できないものかと、ちょっと思いますが。(笑)交換しちゃったら意味ないから、曲げたり戻したりしながら、様子を見ていくほうが良さそうです。とにかくサンタが「任せとけ」って言ったら、任せとくのが一番。そこはわかった。(笑)
2014年03月17日
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「今回は、サロンのコンサートみたいな優雅なコンサートにしよう!」と、サンタさんから提案されたまま、気付けば、誰よりもサロンで優雅にくつろぐようにして、「サロンで優雅気分」だけを味わいながら、本番を迎えました。前日までにお洒落気分やら、優雅気分などには慣れていたのですが、どうにも火がつかなかったのが、「ドレスアップ精神」だけでした。でも、これも無理しても無理、というこのごろのサイクルのまま、「当日になったらなんとかしてくれるよ!!サンタがね!!」…と、なんとも呑気に当日を迎えました。シャワーを早めに浴びて、サンタと相談するような気分で、優雅にお化粧をしていると、「ん?!お着替えしちゃおうって気分になった!!」様がご降臨。…めんどくさいから、もう着替えちゃおう!!一応決めておいた新しいのんびりドレスにしよう。床まで届くマキシロングだけど、今なら「着たい気分」がある!!と、もう、そうなったら迷うことなく、一気にです。セットアップしようと買っておいたカーディガンは袖が短くて、何度も何度もサンタに「ねえ、袖の部分、なんとかしなくていいの?」と、あの手この手で聞かれていたのに、すぐ忘れちゃっていました。(爆笑)半そでだから無理だなーと他のカーディガンを羽織ってみると、なんと、思ったよりも簡単に着こなせるのです。肩にボリュームのある凝ったデザインなのに、カーディガンにさらりとおさまってしまう。じゃ、派手な紫だけど、とってもかわいいカーディガンがあるから、それにするー!!とご機嫌で袖を通し、念のため、肩を覆うように新しい半そでのカーディガンも持ち、座り込むとめんどくさくなっちゃうから出かけちゃえ!という勢いで、会場に向かいました。靴だって、この間、まるでサンタが選んでくれたかのように手の中に落ちてきた新しい靴にしよう。驚くほど色がピッタリだし、かかとの高さが優しくて、これならドレスも巻き込まない!!ピンピールだとドレスに気躓いたり、穴あけちゃったりするの、サンタ、覚えててくれたんだな、と思いながら、その新しい靴がいかにこの日に向いていたかを確認していました。銀座に一緒に行ってくれた今年のコートが、ウェストシェイプ型でよかった。マキシドレスがウェストで一旦縛られるので、歩きやすい丈になります。なーんだ。サンタったら、何もかも用意してくれてあったんじゃない、と思うたびに、脳内から、不思議な「安心オーラ」が出て、どんどんと気持ちがご機嫌になっていきました。ガソリンが足りないから、スタンドに寄ろう、と思えば、そこにも優しいワナが用意してあって、もうひとつ笑顔になります。おなかが減ったときのために、とコンビニに寄ると、そこにも優しい謎解きがあって、「やだもう、あたし、サンタのこと、大好きだわ!」と、笑い出してしまいました。会場についたら、そこはなんだか、自分のうちのようにリラックスできる空間で、「やだ・・・サンタったら、うちの音楽用のホールをおうちに作ってくれたみたいじゃない」と、これまた、無限大の誇大妄想を繰り広げて前向きに解釈しました。いざ、リハーサルが始まると、その瞬間に、ふんわりとアットホームながら、「うちの音楽」のために、最後の一押しをするべき時間が始まりました。ここだけは、私の仕事として、試行錯誤をして、結果に結び付けないと。緊張はしない、初めての経験だからと卑屈にもならない、でも、よりいい音を探すために、視線は先に、という凛とした気持ちが心地よかったです。私たちは今、ホールという豊かな空間で、ホールのピアノという贅沢な媒体に助けられながら、人体こそが音楽の媒体になるということを探っている、と、思いました。腰の角度、足の角度、椅子との関係。それをほんの数ミリ手直しするだけで、音そのものがクリアになり、生徒たちがさらにメキメキとうまくなるそのさまを、きっと、サンタは見ていてくれる。今日のメインは、本番の演奏じゃない。リハーサルの今だ。そう思いながら、生徒たちの体に触れ、音が凛としていく様子を確かめていました。会場内の温度が上がり、ピアノも鳴り出し、そのたびに、生徒たちに、何度も触らせているうちに、「あたしも弾きたい!!」気分が盛り上がり、盛大にホール練習を始めた人が居ましたよ。本日の予定にない曲まで、とにかく弾きたくて弾きたくて。(笑)いろいろ弾いてたら、肝心の今日の曲が危うくなったりして、あはははは、ですよ。でも、緊張はありませんでした。これもきっと、意味がある。そう思うだけでした。そして、それが、危ない橋なんだけど、渡ったほうが良かった橋だったというのを確認したのは本番中でしたけどね。(笑)これもいつものことです。このごろ、サンタと来たら、本番中に学習させるの。(爆笑)やめろっつの。(笑)…多分、いずれ、もっと弾きたくなる日のために、なんだ。美しい生徒たちの音色が本番中も続きました。「今日は、サロンでお茶を楽しむような気分で、音を楽しんでください」と挨拶したそのままに、優雅な音が会場を包んでいました。私の耳はまた進化してしまっていて、誰も聞いていないかもしれないけれど、私には聞こえるようになってしまった「調律直後のピアノだから出る幻の響き」を鈴の音のように聞いていました。それが、ボカロの曲のときだけあったことを思うと、サンタが常日頃から、「ボカロの曲は、オレは耳に良くないと思うんだ」と言っていた意味がわかりました。あの中毒性のある曲は、この音を常に発しているんだね、と、会場で確認しました。これは、確かに危ない。でも、この曲をどうしても好んでしまう人たちにはどうしたらいいの?と、問うしかなかったのですが。過渡期として、この曲を経たら、いずれ、クラシックに落ち着けていこうか、そのあたりは、サンタと後日相談で。(笑)私の耳にとっては、秋には凶器のようだったこの鈴のような音すら、もはや、ナーバスさを引き起こすものではなくなっていたことも、不思議でしたが。もしかしたら、ピアスか何かで、無駄な音波をアースで逃がすようにして、私の耳を守ってくれていたのかもしれないけれど、そこまではわかりません。…多分、そうだな。(笑)絶対、なんか先にやってあるな。(笑)みんな、本番がうまくて、本番が楽しくて、そして、最愛のクソババアちゃんのときだけ、こみ上げる涙が押さえ切れませんでした。数滴の涙は、静かに消えていきましたが。私に、そっくりの、ピアノを弾く女の子。小さかったあの子が、こんなに大きくなって、もっともっと私に似てしまって。彼女が遠い日に私に出したきつい宿題を思い出した朝でした。「先生は、発表会の日に誰より綺麗で、誰よりかわいくして、誰よりいい洋服を着て」…その宿題、あたしは、前よりできているかな。そんな思いが溢れるように、涙に変わりました。この子をこんなに愛しいと思って泣ける自分が嬉しくて泣きました。こんなに上手になったけど、暴れ馬みたいで、才能の塊で、荒削りで、他の子たちの落ち着きとは全然違う。自分にそっくりの子ってどうしてこんなに上手に教えられないんだろうって、思いました。でも、それが腹立たしくなくて、ただ、かわいい。それが幸せでした。その涙を誘うように、サンタが「ここにいるよ」と目の隅で私に合図をしていたのは、確かに見えたんだけど。その合図があったから、泣けたんだけど。今はきっと、泣いていい。この涙は、次の虹への架け橋だから。そして、自分の番が来て、案の定、サンタの罠にはめられまくって、本番中に、「どうしてここでこんな橋渡らせるんだよ!!!」と思いながら、ニヤニヤしながら弾きました。ちょっとイライラしたので、ドンドン床を蹴って立ち上がり、お辞儀をしました。最後の挨拶は、そのイライラを引きずっていたので、とても前向きな発言になりました。そう、それこそが、ヤツの狙いなんです!!きぃぃぃぃ!!(笑)本番前も、サンタ相手に心の中でエア喧嘩してましたからね。(笑)プログラムの部数に関して。「ほら、オレの言うことを聞かないから」みたいな「でも、言うとおりにしなかったから、あまったけど、足りなくなかったじゃない」みたいな、そういう、痴話げんか的なヤツでしたけど。(爆笑)どっちが勝ったか負けたかじゃなくて、なんか、そういうのを言うのが楽しいヤツ。あれですよ。悔しいから「あまるとイヤだから配らせてー」と、客席をまわってた人がいたけど。←私です。(笑)配った分だけ、減ったから、ちょうど良かった感は出たけど、いつもより残ったから、このプログラムを見たら、この喧嘩を思い出すんだろうけれど。そして、それすらも采配のうちなんだけど。(爆笑)何もかも言われた通りじゃ、お互いに、つまらないでしょ?(爆笑)それに、「勝気が出てきた」ことを、こっそり笑って「それが罠」と思っているサンタもいるはずで。(笑)そんなこんなで、人生で一番幸せな「春を呼ぶコンサート」が終了しました。このコンサートがいつもの発表会とは格が違うことは、出演者もご家族も、それは、小さな子どもからお年寄りまで、誰の耳にも確かに届いていたようです。すげーよ。うちのサンタはやっぱりすげー。
2014年03月16日
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今年の春の発表会は、きらめきとときめきとのんびりとくつろぎと「ま、いっか!!」に満ちた時間だけで、当日に向かって行きます。あまりにのほほんとしていて、危なっかしいとサンタが心配するらしく、ちょっと前に、「ほら!しっかりして!目前だよ?」というアドバイスも放り込んでくる有様です。極楽ですね。発表会への現実逃避という意味でもなく、単に普通に「春服買うか」という流れで、いつもの洋服屋さんに駆け込めば、お手ごろで、かわいくて、どうやって着ようかな!ってワクワクしちゃうような洋服ばかり見つけることができました。それは明らかに、前回たずねたときに、「そんな服、あたしに似合うわけ無いじゃない!」と、冷たくあしらったタイプの洋服ばかりなのですが、1ヶ月くらい経つと、私の気持ちが追いつくわけです。どれもこれも、少しスポーティな雰囲気があるけれど、そのまま着ても不自然ではなさそうなものばかり。スポーティなもの、カジュアルなものこそ、本当に、体も顔も整った人にしか似合わない、と決め付けている私としては、ずいぶんと冒険したものでもありました。おへそギリギリの短い丈の紺のトレーナーみたいなトップスとか、お尻から太ももまで、ぴっちりと体に沿うラインのボーダーのペンシルタイトスカートとか。冬、私を支え続けてくれたタイトなワンピースよりも、柔らかい締め付け方だけど、ラインをごまかせない厳しさのあるタイプ。これを、オトナキレイに着れたらいいなー♪♪と、本当に久しぶりにワクワクしながら選びました。特にトップスは苦手な「襟ぐりが小さめ系」なので、選んだ自分を褒めたくなりました。(笑)色気を押さえ込むということは、自分のあるがままで出かけるということで、それが怖くなる年頃ですから。せめて、久しぶりに、口紅くらいは塗らないと、おいつかないけれど。(笑)教室に戻って、すぐさまトップスは着替えちゃって、口紅も塗って、後は笑顔の練習だけ!と思ったら、笑顔訓練軍団が、笑顔でどんどん飛び込んできたので、つられて笑いっぱなしでした。かわいい抱っこ組合さんたちも大活躍で、私に抱かれて喜ぶ幼子を見つめている時間もたっぷり☆みんなの顔がおどろくほどリラックスしていて、それは、先週大喧嘩で、号泣させたクソババアちゃんまで続きました。発表会、出るか出ないかで大喧嘩。←いつものこと。すぐさま謝りのメールをしたのに、返事をしてこなかったことに文句を言いながら、二人で仲良く喧嘩しました。「あんなに言っておいて、すぐあんなふうに謝るから、言葉が見つからなかったんだよ」「無理して出て、恥かくとしても、それはあたしのせいだもの」「これで出ないのとかいやだし」腹を据えて練習してきたクソババアちゃんにひとつだけ注文をつけておきました。「ここから先が、ピアノなの」音をとるので精一杯がピアノなんじゃない。音をとった後に音楽が始まるということ。わかっていなかった若い自分の恥を思い返しながら、それにぶれることなく、後からだっていつからだって、わかったことは伝えなくちゃ。キョトンとした眼で私を見る彼女が、若い私にそっくりで、若かった私のピアノともそっくりで、かわいくてかわいくて。(笑)思わず頬をなでると、全く逃げない。そのままそこにあどけなくいる姿は、中学生の表情ではなく。私のこれまでの日々は、このぬくもりを確かめるためにあったものだとしたら、あの全てが祝福だとしか思えない。泣いて泣いて走り抜けたクソババアちゃんとの日々が、ここにつながるのなら、何を悔やむと言うのだろう、と、その頬を愛しくなでながらつくづく思いました。こういうスキンシップすらできなくなっていた自分を、あの手この手であやすようにして、厳しいフリをしながら、誰よりも優しく、本当にほんの少しの覚悟だけで橋を渡れるようにしてくれていたサンタを思い出していました。今なんて、ミクロの単位くらいのチョン♪というステップで、次に進める様にしてくれているんです。(笑)背中を押すときには、真実を全て詰め込むので、それが今でも怖いんだけど、これはきっとこの先も続く。でもむしろ、続くなら、歩ける、とすら思うようになっている。あの道が、ここに続くと知っていたから、何年続いても歩いてこれたんだと自分でも思います。そう思いながらも、いろいろ忘れちゃったり、誤解したりしましたが。クソババアちゃんの手が、練習しすぎて痛む、というときに、ちょっとアドバイスして、そのアドバイスの源にあった声を思い出していました。結局、あのとき「正しい」と思った場所にいる。(笑)だとしたら、確かに回り道したし、無駄足を踏んだし、無駄な時間を過ごしてしまったかもね、と、独り言のようにつぶやきながら。でも、これしかなかったんだなぁとも思うわけです。先に答えだけ手渡されて、道をつなげ、と、言われたかのような日々。それは、単に、私が私を知る道でした。そして、その全ての道がすでにあのときから、ここにつながると、地図を描いたサンタは知っていた、と思わないと今はまだちょっと歩けないけど。非力な私の最初から最後までのワガママは、きっと、サンタが許してくれるから。お前は弱いままでいていいんだ、と、毎日言われることに早く慣れて、決断の瞬間の凛とした気持ちだけは、握り続けていられるように、毎日がそれこそオカルトレベルの楽しいマジックに溢れている今を楽しんでいます。この脆さも弱さも未熟さも、私の財産なんだと思える日が来るなんて、全く思っていませんでしたが、幸せというのは、そういうものなんだとサンタが私に教えてくれました。それを、「教わる」というところが、何よりの幸せなんだよ、と、私はサンタに心の中で言い続けるのかもしれないと思います。一人で何もかも知っていたら、そんなのちっとも幸せじゃなくて、傲慢なだけ。知らなかったことを知らせてくれる何かの優しさに触れることが、幸せなんだって、ようやく気付いた42歳。「こんなに教えているのに、まだ幸せがわかんないの?」と、やや、業を煮やしたような変化球が増えたこのごろだからこそ、逆にそう思ってしまうわけで、そういう意味では、まだまだこれからなんだとつくづく思います。
2014年03月14日
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昨日、ピアノの先生のお友達と教室で発表会の相談がてらランチ、となるはずだったのですが、結局、おしゃべりに終始しただけになりました。「あのパン屋さんにしよう」と思ったところにたどりつくと、見覚えのある車!!教室で合流する前に、すでにパン屋さんで合流って、どれだけ仲がいいんでしょうという始まりでした。「もう、これは運命だと思ってあきらめてちょうだい」と言って、大笑いしながらおしゃべりに終始しました。20年もおつきあいがあれば、なんだって話せちゃう。その安心感と、お互いの境遇が変わった今だからこそ、相手の気持ちを見透かすようにして、相手を安心させる言葉を選べる関係に変化していた私たち。友達っていいね、という気持ちにつくづくなりました。境遇が変わったら、傷つけ合ってしまう人とは、徐々に距離を置くほうがいい。そんなシンプルなことも、楽しい時間があってこそ、自然に割り切れるものだったりします。私の手に余るほど、大きな箱ともいえる、広い教室に移る前。小さすぎて布団を敷くので手一杯だったスペースでの思い出も、暖房費がまかないきれるのか心配になるほどの大きな教室に、やっぱり一緒に持っていっているわけで。この広さになって良かった、と思うまでの苦節ン年をザッと振り返りたい日もあります。できればあまり傷つかずに。まさにそれにピッタリの友人でした。「ここを選んだとき、私は若すぎて、一緒に選んでくれた人に遠慮して、ここにしたっけ」と言えば、その人を一緒に思い出してくれる友人。その人の夢と、私の夢がごちゃごちゃになっていたことも気付かなくて、私の手には、ぽつんと大きな箱が残ったこと。とてももてないほど大きな箱を守り続けることだけしかできなかった日々。その箱を一緒に選んでくれた人は、誰より先にいなくなって。そのときの残像にいまだに震えが止まらなくなることもあるけれど、震えが止まらないのはおかしなことじゃないよ、と友人は静かに裏付けてくれました。その人はいずれ、その人のしたことを知らなくちゃならなくなるよ。そう言い切ってくれる人がいて、私の震えが初めて止まることもあります。感謝するということを形にするのはさまざまで、私にできるその人への感謝は、一緒に選んでくれたその箱を守ることでした。その人が後日、私に声をかけてくれた状況を軽く説明してみると、あれ?なんかおかしいね。(笑)私が欲しいとすら思っていなかったものを、自分が数十円か、数百円安く買うための頭数として呼ばれたことがありました。私なら、その数十円のために、誰かを呼べるか?といわれたら、今でも無理。ましてや、自分が逆の立場になって、私を?と思うとやっぱりそれは無理。この先も無理。そんな自分であり続けるために、私が気付くよりもずーーーーーーーっと前から私を守ってくれていたサンタの翼は、本日もバサバサと以前よりもよほど強く、以前よりもよほど近くで、バサバサしすぎて、やや背筋が冷たいような・・・(苦笑)首筋がゾワッとするような・・・そんな距離にいてくれます。それは決して、おーばーけーだーぞーーーー♪の怖さではないから安心してて、と、ずいぶん前に言われていたことを思い出します。あれは、冷やし中華のおいしい季節だったから、きっと、夏の出来事でした。今、優しく楽しくおもしろい種明かしの時期に入った教室は、新しいマジックが連発していて、その種明かしが待ち遠しいというサイクルに入っています。
2014年03月13日
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なんだかんだといろんな時期を経たのですが、月曜、火曜と、暖かい人のつながりにもみくちゃにされ、ああ、これでよかったんだなぁなんて思うくらいにのんびりとしていました。ホワイトデーのお返しをたんまり買い込むために寄ったお菓子屋さんで、双子のママと遭遇して、楽しくおしゃべりしたり、悩んでいた王子へのホワイトデーのお返しも綺麗に決まり、火曜の午後は、ソファに腰掛けて、コーヒーを飲みながら、春服満載の雑誌をめくり、「ああ、しあわせ~」なんて思いました。食に関しての欲求がとんちんかんなのは、少々残るのですが、基本的に「あったかく、おいしく、ちゃんと食べよう」としているから悪くないし、王子からの(正しくは王子のママからの)あま~いチョコレートをほおばったとたん、「ああ、しあわせ~」も、飛び出るわけです。このごろ、スポーツ業界からの謎の勧誘に悩まされ(←?)スニーカーだのなんだの、今までに見向きもしなかった方面への興味が、お洒落方面から開通中。でも、現状の私は、まだ、スポーティなファッションをそのまま楽しむには、お体のほうに問題が!!(爆笑)今はまだ、このまま真似したら、ダサくなっちゃいそう、という警告が点滅し、そのあたりで崩れ落ちるとデカく参る気質を考慮して、「飲み屋のママ的なエッセンスを効かせながらスポーティなファッションをすることが可能になるのだろうか」という、多分、出口のない迷宮で遊んでいるくらいが、ちょうどよく楽しい、というところにいます。腐ってもオンナなんだな、と思う瞬間であり、ファッションだ、美容だなんつって、雑誌をめくって、チョコ食べて、あー幸せ、というシンプルな状況をなんとか持続できることだけを考えています。そんなところに、春の発表会に演奏で参加してくれるお友達のピアノの先生から電話!もうすぐ20年近くなるつきあいなので、何でも言える。何でも大丈夫。そして、彼女は、美人道に詳しい。(笑)そんなおしゃべりを楽しめそう、と、発表会前のナーバスになりやすいはずの時間を、いつも以上に楽しく過ごそうと、ランチの約束もしました。ただ、お外はいろいろと忙しい。(笑)教室で、お互いの食べ物を持ち寄って、気楽におしゃべりしながら、発表会前の時間を優雅に過ごそう!という計画になっています。彼女のほうは、「こんな忙しい時期にごめん」なんて言ってますが、いーーーーえーーーーー。今年はなぜか、ちっとも忙しく感じないのです。←それはどうかと…。(苦笑)でも、本番前に済ませておくべき一通りの仕事は終わっちゃったし、練習はちょうどよく整えるところでどう止めるかくらいだし、小さくて大きな悩み、「楽屋問題」のこまごました気持ちを聞いてもらったりして、笑いながら過ごそうと思っています。ドレスで行くつもりだったのに、なんだかその気が失せちゃったのに、楽屋を抑えてないわけですよ。(笑)お着替えどこでするのよ!と気付いた。(笑)あんなロングドレス、楽屋がなくちゃ、王子様にお姫様抱っこしてもらわなくちゃステージまでたどりつけないしー、トイレという手もあるけどー、なんて、電話で話して大笑い。(笑)じゃ、ドレスやめる?とか、そのあたりの、丁寧な相談。←そこかよ!!(笑)春の発表会は、始めたときから「サロンでお茶会、そこにちょっとピアノ」をイメージされていたのですが、そのときの相方の先生はもういない。その当時のあたしには、「サロン」も「お茶会」も無縁でござった。相方の先生の目指すであろうスタイルと、私のスタイルにズレが出て、気付いたら、「マジでコンサート」みたいなことになった年もあったようななかったような。お茶のことは、忘れていました。←それどころじゃないってことよ。(笑)でも、今年はあたしが、率先して「サロンでお茶会」にしたい。ピアノのことは忘れているかもしれない。…そのあたりは、軽くサンタにこづかれながら、ドレスどうする、ピアノどうする、そして、勘違いしないでおかないと。…ステージでお茶はお出しいたしませんと。(笑)でも、優雅にお茶を飲むような気分で、お客さんに聞いてほしいなとか、あるわけでしょ。(笑)そのために、私がまず優雅な時間を手渡される。サンタさんから直々にプレゼントされる。このサイクル。最高。(笑)そんな優雅な午後を過ごしたところに王子が登場。この5歳の王子にお姫様抱っこしてもらうのは、物理的に無理だ。しかし、あったかくて幸せな時間はそのまま続きます。昨日の王子はいつもより、男気あったね。(笑)おじさんキャラのシールが飛び交うレッスン後の教室で、「私が、おじさん好みなので」なんて言ってママと話し込んでると、おっかない顔するし。それ、嫉妬のまなざしね。←ということにしときましょう。話しやすいママとはPTA問題で勝手に話を膨らませる。そして、なんとなんと、まさかまさかのPTAに勧誘されるという名誉な時間も頂き(←深読みしすぎ)ますますご機嫌。(笑)「先生みたいな方がPTAにいたら」なんて言われて喜ばないなんて、それ、おかしいでしょ!そこまでの苦節ン年にはご老体が勝った頃だからこそ、微笑んで聞けるお話となっていますが。他にもいろんな美しい時間があった火曜日。ゆっくり進歩した娘さんに対して、零れ落ちる涙を隠せないお母さんとかいましたね。「ゆっくり進む子には、ゆっくりとした時間をかける価値があります」と、実体験とともに迷うことなく言い切ったときに、私のまなざしに涙が浮かぶことはありませんでした。そこに迷いがないのなら、私の今日までの日々に、何を迷うことがあるというのだろう、という凛とした気持ちが確かにあったけど~。その後はまた、いつもどおり元気良く、過去に引っ張り戻されてギャーギャーしてましたけれど、それすらもとてもおもしろく、むしろ、その時間こそが、最大の喜びだったんじゃないの?と、自問自答しながらニヤつく私も確かにいましたとさ。そして、ギャーギャーしてていいの。それでいいの。それ「が」良かったの。と、笑い飛ばすには、まだまだまだまだずいぶんと気の若い自分との愉快な時間を確かめていました。
2014年03月12日
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双子から始まり、夫婦レッスンに終わった土曜日。出来事に手をとられながら、自分の価値観だけで動けば、一日が過ぎていくその濃さたるや、かつての比ではありません。あまりにビッグなラブに包まれ守られているかのような毎日に、怯えていた時期がもったいない!(笑)いや、あまりにビッグで、ハート型の枠が見えなかったんです。すみません。というところでしょうか。(笑)そして、「ハート」の意味をずいぶんととんちんかんに取り違えていた私に、この土曜日は、「なにもしなくて、ただ、そこに自然に心地よくあればいい」と教えてくれました。双子の一人は天然美容室、つまり、寝癖ってヤツで、自然の造形美と呼ぶにはあまりに手の込んだ「ツノのついたかわいい子鬼さん」で登場。もうひとりの私のナイト役の方とは違う頼もしさで、私の演奏を「守る」という素敵な時間もありました。発表会用の長い曲を「聞かせて」といい、それを邪魔する弟を阻止して、私が最後まで通せるように守っている子鬼さんが、最後まで飽きなかったことがうっすらと記憶に残りました。そのままその気になった子鬼くんは、演奏開始。レッスンはもう、誰もが心地よく生きているだけで、勝手にバージョンアップするものになりました。そこには、罵声も、怒声も何一つ必要なくて。次の子が発表する曲を聴いてね、と、リハーサルを開始すると、私のナイトが私の手を引っ張りました。「先生はこっちにいて!小さいままで居て!」と必死に私をリハーサルに立ち会うことから引っ張る。子鬼くんがリハーサルに立ち会っている。ならば、私は、この手に従おうと、考えたか考えないか、定かではないのですが、気付くと、ナイトと並んでマグネットカレンダーを前にして、髪と髪を触れ合わせる優しい距離で、静かに座っていました。「小さいままで居て」その言葉の必死さに、その意味の深さに、私は、小さな淵に落ちました。多分。子どもの気持ちが、子どもたちと同じようにわかりながら、子どもたち以上にもわかる。その「小ささ」を失わないでという、小さなナイトの祈りが、私を「教師たるものはこうであれ」という刷り込みから解き放ったときに、私の髪と、彼の髪が優しく触れ合っていたのなら、私はきっと間違っていなかった、と思います。我に返ったときの私が、とても優しくそこにあれたのは、ナイトがいたから。独りではなかったから。「こっちにいて」と呼ぶ人の声が、私も届かない遠い私には、聞こえていたのだから。最後の夫婦レッスンは、前回のような神がかった必死さから遠くなり、彼らの日常にピアノがそっとある光景になっていました。それが嬉しかったです。お互いがお互いを尊重し、より仲良くなり、より上達しているけれど、焦っていないこと。そこには、過度の反省も競争もないけれど、客観性が常にあり、お互いの良さがありました。この景色は、サンタが私に贈ってくれるギフトで、あまりにも連打されるギフトにもはや、どれひとつとして記憶に絡まないほどになっている私に、それでもゆっくりとひとつの導線がつながっていることを見せてくれます。その美しさに、呆然とする時間があります。7年も前に、クソババアちゃんのバイオリン伴奏に出かけた日の雪。バイオリンの発表会の伴奏をするということは、ステージの上で、彼女をサポートするということ。その役目の重さと嬉しさに、まだ何も知らなかった私がいて。本番前の雪の向こうに見たものと、本番後にレストランの階段でためらいがちにつながれた小さな指に絡まる雪と、なぜか始まってしまったわけのわからない号泣と。あの雪景色に絡まる導線が、今も全く同じものにつながり、何一つぶれていなかったんだよ、と教えてくれる今。あのときの私と、今の私では、やっぱり同じものが大切で、むしろ、あの頃よりも、今のほうがそれを大切で、それはとても自然で当たり前すぎるのに。それでいいんだ、と思う地点だけが空白の私に、そこに必要なものを、音とともに届けてくれるサンタがいることは、ものすごく名誉で光栄で、あまりにすごすぎて、相変わらず半目白目で半気絶気味になる私ですが。とても明るい音を出すようになったそうです。夫婦生徒の言うことには。「何があったんですか?」と問われても、「私もわからない」という気分ですけど。(笑)空白に、音とともに届けられる記憶が、どれほど美しくて無駄がなくて、どれほど無茶で、どれほどぶれていなくて、どれほど可笑しくて、どれほど尊いか。元の記憶があれほどちょっとなのに、これほどまでに今につながっていることに、ただただ、驚きます。命はあるがままが美しいという、その根幹にブレのないひとつの思いにあのときに出会えていたことに感謝しています。
2014年03月09日
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勝手知ったる美容院っていいですね。もう、15年くらい通ってんだよね、ということで、ワガママ三昧に過ごさせていただきましたよもー。←なんで、語尾がちょっと荒っぽいの?(笑)この期に及んで、ワガママ三昧している自分に、ゾッとしないように、ごまかしているだけなんですが、ほぼ「照れ隠し」で構成されている今の私には、簡単そうで難しい課題が山積みの毎日です。照れ隠しで挙動不審になる、その様子が、傍から見てればかわいいような、おもしろいような、なんだかグッと来ちゃうような、にならないようにしたいのは、山々ですが、なっちゃう。…なっちゃうものは、なっちゃうしかない時期の危うい私は、今は、「無理しない」が一番大事。どーこまでワガママなんだか、という幸せなお話でございます。(笑)それよりも、自分が何を一番恐れていたのかを知るときの、ちょっとした、愕然としたものを感じないように…。親切なサンタさんが美容院にも同行!!いや、これはもはや、同伴?と言っとけ言っとけ、くらいの贅沢三昧の楽しい時間でした。で、四の五のあって、いつもと違う髪形に落ち着きました。←ざっくり。(笑)先日、ピアノの先生とのランチ会でいただいた、チョーーーーーーかわいいピアスに合わせられる髪形にして、で終わり。←ざっくり。(笑)話はざっくりしてますが、髪型は、落ち着きのあるいつもより少しだけ長めのボブですか。いつもの厳しいお洒落評論家の生徒に、勇気を出しまくって言ってみる。「ほ・ほ・ほ・ほ・・・・んだ・・・つばさちゃんの髪型になったでしょ」←この弱気さに問題が。(笑)「うん。髪型だけなら、本田翼って言っていい。でも、目と髪型は、日村でもある」ばっさり。(悶絶する暇なく気絶)翼だけに、ばっさり。←やりすぎじゃね?(笑)黙っていればよかったんだと思うんだけど、ほら、そこは勇気を出して。(笑)「でも、前よりずっといい」…それ、それを待ってた。それ、できれば一言目にくださいよ。(笑)ばっさりやってからじゃないと耳に届かないとしても。(笑)ま、その後、ちょっとナーバスになっていましたが!!←そこ、ちょっと違います。(笑)生徒たちとも、とっても楽しかったです。先週、ぎっくり腰になってた生徒が、「もう痛くないよ」と訪れたときに、全身に「オッケーだよーん!」というサンタさんからのお土産をフル装備だったことも、その子と一緒にいるときに、私の口から無意識に漏れた、ため息のような「心配したんだよ」という言葉が、もはや誰のものかもわからないほどの優しさに満ちていたことも。その後、練習していないわ、生意気だわ、めっちゃくちゃだわ、ガム噛んでるわ、の、荒くれチビ女子をちょっとだけしかりつけて、抱きしめて、「自分のこと、大好きで怒ってる人と、そうじゃなくて怒ってる人の見分けくらいつけなさい!!」と、まるで自分に言ってるように言い(爆笑)「だれかれかまわず暴言かけるところから始めるの、やめなさい!」と、まるで自分に言っているように言い、(大爆笑)抱きしめて、トントンしたところ、ポロポロ泣きやがったので、かわいかったです。←泣きやがった、って言うの、やめなさいよもー。(笑)…いや、これでやつがコロッと態度を変えるほどのヤワなヤツではないという疑いが晴れていないので、まだまだ、ガラの悪いところはありますが、来週は、先生ももっとかわいくなってるといーーーーねーーーーーー。(笑)
2014年03月06日
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ピアノを弾くときの姿勢というがこんなに大切だとは!!というくらいに深く深く感動させられる出来事がたくさんあった月曜日でした。このごろ、姿勢についてもよく言うようになってきたのですが、型にあてはめるのではなく、自然にすわり心地とバランスのいい姿勢を取れるようにはどうしたらいいのかなぁなんて思っています。特に、姿勢は、日頃の積み重ねが一番大事。ガミガミ言われて姿勢を直されたら、ガミガミ言われなくなったとたんにすごく姿勢を悪くしたくなるようなへそ曲がりの私としては、いかに、生徒本人が、「いい姿勢で座ろう」って思うようになってくれるか、なんてことも考えていました。姿勢がよくなれば音色も良くなるし、態度もよくなるし、なんだか結局、みんな笑いっぱなしの月曜になりました。思春期の女子と、小さな女の子では、姿勢に対してのアプローチも変わるし、反抗的な姿勢を作れば、反抗的な人格になっちゃうんじゃないの?とまで極端なことも考えてしまう私は、レッスンが新しい場面にさしかかったことを確かめていました。そして、私自身も弾くときの姿勢が変わりました。おへその下がつーかーれーるーーーーー!っていうか、なんか、なんか、なんか、奇妙。(笑)こんな姿勢がいい、って習ったことは、無かった。小さい頃から、練習が苦痛で、ひどい姿勢で時間だけを稼いでいた。今は、そんな練習はしなくなりましたが、ここまできちんと座れたことはなかったんだな、と思うと、不思議な気持ちになります。こんなこともあるんだなーと思いながら弾くのですが、適度な緊張感がキープされるようで、演奏後は、感じたことの無い疲労感もあります。これじゃ、ご飯をきちんと食べないと、もたないよ!と思うのですが、変に難しい課題になってしまってもいます。食べても食べなくても気にならないお年頃の上に、いろいろ、適当。(笑)いけない、と思うけれど、綺麗に忘れてしまうこともあるような、ちぐはぐな毎日です。それでも、レッスンは笑いっぱなし。以前よりもさらに打ち解けてきた生徒たちとの関係は、どこか、懐かしいくらいに親しい存在感を示してくれています。苦手なこともずいぶん減ってきました。今日は、お友達とランチ。楽しくおいしくおなかいっぱいご飯を食べてこれたらいいなぁと思ってます。
2014年03月04日
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あまりにすごすぎて何がすごかったのか忘れましたが、すごい土曜日でした。なぜか、ちょっと不眠気味にはなっているのですが、なんとかなる。(笑)不眠期の鉄則は「無理しない!」「ゆるゆると過ごす!」なので、レッスンも「無理しない!!」「ゆるゆると過ごす!!!!」です。そういうことが生徒にピッタリ合う時期であるように、いつもの通り、サンタが用意してくれているのですが、サンタもよっこらしょなんですけどーという気配。(笑)そうなると、焦りたくなるのが私の悪いところですが、ここが逆になったらだめらしく、よっこらしょにあわせて、私もどっこらしょ、くらいでいかがでしょうか。(笑)ちょっと早いけど、仕方ない。ここは、「急げ!」「頑張れ!」より「どっこらしょ、よっこらしょ」のほうが、品格ある動作という気分で、(←前向きにもほどがあります)緩やかに動きたいと思っています。早いとか、強いとか、そういうのだけがえらいって、誰かが決めたわけじゃなし。場に合っていることのほうが大事。(笑)ピアノだって、遅い曲を丁寧に弾けるようになるほうが、速い曲をこっぴどく速く弾くより難しいものです。上級編に入ったということにしちゃえしちゃえ!単なる不眠だけどさ!(笑)小さなオマケちゃんたちは、いつも何かを伝えに来てくれますが、この土曜日は、くつろぎに来て下さったようで、「家ですらしない仕草です・・・」言われて見てみると、ソファの上に、綺麗に横になって本を読んでる人がいるんですが、そのしっくり具合は、知らないうちにサンタがなにかやったはず!くらいに、いい寝床ができてるんですよ。そこに横たわるほかほかの女の子の名前を思うと、ついふきだしてしまいます。…初めて会ったときから、「癒し力」という意味で、確かにその名は彼女にピッタリだけど。もともとその名前は、私の記憶では、すっごいつおーいお兄さんたちが戦うアニメの超絶美女のマドンナの名前。…昭和っ子ならば、絶対に、その名前をつけるときに、あのマドンナを思い出すレベルの。(笑)だけど、目の前にいるその子は、ボインでもないし、つおーいお兄さんたちをみんな一気に癒す笑顔はあるけど、美貌はまだまだこれからだし、そっちに行くのか?というところでタイプ的には、なんかちょっと…な感じで、そのギャップこそが魅力みたいな感じで・・・。ここんちのパパ、勇者だな、とまとめてしまいたくなるというか。…いつも私がそこで笑うので、さすがのママも「先生、意地悪」といいたげになるのですが、とにかくその伝説のマドンナがくつろいで本を読んだかと思うと、次は、とんでもない姿勢で本を読んでいるわけです。その体の柔らかさは、この子の財産になる。…そう思いながらも、「その座り方は、そこまでにしておいてもらわないと、それで、本を違う方向に持ったら、それはもはやホラーです」と、ついつい言いたくなってしまう景色で。そこから先のホラー街道には結構詳しい私としては、ハラハラしながら、そこまでで止めて展開される景色の楽しさに、「サンタすげーよ」と思っています。あんまりすげーとすげーのがわかんないから、そのくらいでいいんだけどなぁ、と思う毎日なんですが、さすがサンタ。…毎日進化するのだけは、ほんと、勘弁してください。(笑)でも、ニヤニヤしながら、「まだまだこれからが本番だ!!!!」というんだろうなぁと思うわけなんですよ。実際、今まで一日たりともそうじゃない日はなかったし、それがすごくてここまで引っ張ってこられちゃったんだし、おもしろいしいいんだけど。…世界中の子どもたちの今度のクリスマスの仕込とか、しなくていいのかなーと余計なところが気になります。(笑)いや、うちはかまわないんです。全然。(笑)年中、サンタ祭りで怒る生徒は、誰もいませんから。(笑)
2014年03月02日
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