2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全25件 (25件中 1-25件目)
1

えー、今日も色モノ、いえ、丸モノです。「原石派です!」と即答しちゃう私ですが、うちには丸玉もいます。丸という形は、「円満」だとかいろいろ意味があると思いますが、一方で、石の形としては一番贅沢な形なんじゃないかと思うときがあります。石から丸玉をつくるには、三倍の大きさの原石が必要だと聞きました。しかも、大きなひび割れなどがあってはだめです。なかにはへこみや欠けを残した丸玉もありますが、やはり丸玉といえばかけもへこみもないつやつやの真円でしょう。形のゆがみもゆるされません。ハートやエッグ、繭玉であればとがっていたり、ころんと丸かったりするのは「個性」で許されますが、ゆがんでいたら真の丸玉ではなくなってしまいます。私が持っているヒマラヤ水晶(インド産)の玉は、よく言えば大らか、悪く言えばちょっとへたくそにゆがんでいて、丸くても「丸玉」と素直に呼べません。シンプルで、シンプルであるがゆえに厳しく、同時にやさしい形。それが丸玉ではないでしょうか。その丸玉で欲しい石がありました。石ならばまず原石なのですが、結晶を持たない石は、磨いた方がだんぜんきれいです。そのなかで、タンブルではなく、あえて丸玉で持ちたかった石……。ラリマーです。ご存じのように、「ラリマー」は商品名で、正式には「ブルー・ペクトライト」と言うらしいです。しかし、発見者の娘さんの名前である「ラリサ」と海を表す「マール」を合わせたというロマンチックなネーミングと、青い海のドミニカ共和国で採れる水面のような青い石というのは、できすぎと言いたくなるほどにぴったりです。このごろでは白っぽくて不透明なラリマーばかりを見かけますが、できれば、透明感を感じる石が欲しい……。しかし、このラリマーという石、高いんですよねえ……。タンブルでもびっくりするようなお値段で、丸玉ともなれば値札を見るのがコワイほど。しかし。夢は叶いました。先ほど「ブルー・ペクトライト」だと言っておきながら、写真に「グリーン」とはどういうことだと思うかもしれませんが、これがミソです。手のひらにころりと収まるほどよい大きさ。透明感を感じる色合い……なのですが、この石、かなり緑っぽいのです。ラリマーといえば「水色」ですが、これは明らかに「青緑」。そのとき一緒にいた方に、ブルー・ペクトライトというより、グリーンペクトライトなんだろうね、と教えていただきました。そのせいでしょうか、ラリマーにはあるまじき値段だったのです。(しかもさらに安くしていただいちゃいました♪)わずかな色の違いで、この差は何ごと!この石がラリマーと言い難いかというと、そんなことはまったくありません。「熱帯の海の色だよね」とは、この石を見た人の言葉ですが、まさしくそんな感じ。魚が群れ泳ぐ、母なる海の色。この石が丸玉の姿で、私の手元にやってきた、その巡り合わせに感謝です。ついでに、今度の池袋ショーではラリマー屋さんをチェック!あきらめずに探せば、ちょっとした色の違いで手頃な掘り出し物があるかも?
2004/11/29
コメント(9)

今日もちょっと色モノ(笑)で。でも、もしかしたら、あまり石自体の色には注目されない石かもしれません。以前に3日にわたってひっぱりました長石の一種、ムーンストーンです。ムーンストーンと言えば、月光のような光が魅力。この光は、透明~半透明石の中にふわりと浮いているように感じます。中にはグレー・ムーンストーンやオレンジ・ムーンストーンなどのように、石そのものに色が付いているものもありますが、それでもムーンストーンといえば、「半透明の石」というイメージがあります。ところが……インド産で「グリーン・ムーンストーン」として売られていたこの石は、あまりムーンストーンっぽくありません。どちらかというと、パステル系ウグイスグリーンのアマゾナイト。ちょっとグレイっぽいパステルグリーンと白が霜降り状に斑になったところとか、その白い部分にシラーが出るところとかがそっくりです。ムーンストーンといえば、シラー効果が現れる正長石(カリウムを含む長石)ですが、曹長石の割合が多いムーンストーンもあるようですから、これがそうなのかもしれません。(どっちかというと、色の薄いアマゾナイトかも……。)ムーンストーンがムーンストーンたるべき光もほとんどない石なのですが、薄い層が幾重にも重なったようなこの石の表情は、鳥の羽毛……それも母鳥の胸の羽毛を思わせます。この石をムーンストーンというのなら、それは、夜を冴え冴えと照らす青白い月ではなく、夜をやさしく見守るおぼろ月なのかもしれません。
2004/11/28
コメント(3)

今日は、ちょっとおでかけ。ふとみたら、桜の落ち葉の色がとてもきれいでした。もちろん、紅葉も銀杏もきれいですが、黄色・オレンジ・赤・茶色が微妙に入りまじった桜の落ち葉の色も、秋を感じさせます。不思議なもので、石も暑い季節には透明感のあるものや、エッジの鋭い、「切れ味鋭い形」が魅力的に思えますが、秋になるとちょっとシックな色合いの石がにわかに魅力的に見えてくるような……。もちろん、ヒマラヤやロシア・アルプスの石は季節問わずなのですが、産地はとりあえずおいといて、「あ、きれい」「ちょっといいかも」……と選ぶ石や、集めていた中かkらあらためて写真に撮りたくなる石には、どうやら季節によって移り変わりがあるようなのです。今日は、桜の落ち葉を見て連想した石をひとつ。毛糸水晶とか、ラン水晶とか呼ばれることもある、アンフィボール入り水晶です。この石は、かなり繊維状に見えていますが、もっとふわふわした綿の塊のようなものや、ちょっとほつれかけたフェルトのような状態で内包されているものも見たことがあります。アンフィボールは、和名でいえば「角閃石」化学組成がたいへん変化に富む鉱物グループです。ちょっと検索してみたら、アクチノライトもクロシドライトも大きくくくればアンフィボールに含まれるのだとか……。……すると、思いがけないほどいろいろな水晶が「アンフィボール入り」と言うことになってしまいそうです。しかし、大きくくくればアンフィボールでも、固有の名前があればその名前で呼ばれることが多いですよね。意外なところでは、「石焼きビビンパ」の石鍋も角閃石だそうですし、「軟玉」と呼ばれるネフライトも角閃石の一種に含まれるのだそうです。話は戻って今日の石です。3センチほどの小さなポリッシュのポイントですが、ベージュ~褐色の繊維状のアンフィボールが流れるように内包されています。赤っぽく見えるのは、酸化しているからだそうです。色合いがなんとも秋らしい……。見るときの気分によっては炎のように見えたり、演劇の舞台装置っぽいかもと思ったりするのですが、今日の気分では、ずばり「紅葉色」。石の中でも秋気分です。
2004/11/27
コメント(7)
27日書き込みの26日分。この日のサボリ原因は来客でした。ちょっと前に台所まわりとかを気合いを入れて掃除しておいてよかった……。それでもあちこち片づけましたが(笑)。ちょっと急なお話でしたが、たびたびこういうことがあると、うちがきれいに保たれるかもしれません。ちなみに石たちはふだんから箱の中なので、あわててしまい込むことはありませんでした。
2004/11/26
コメント(2)

昨日(の分)に続いてガネーシュ・ヒマールのアメシストです。なんとか見えるか見えないかの紫を撮ろうと撮って撮って撮りまくったわけですが、そんな中で偶然、「おお」と思う写真を撮ることができることがあります。このガネーシュのアメシストでいえば、昨日の左下の写真。奇しくもこの写真に引き込まれるという感想をいただくことができて、ちょっとホクホクしています。そもそもは、写真の中央に写っている細い柱面のカクカク具合を撮りたかった写真なのですが、カメラ越しに見て、その美しさにびっくり。他のカットでもわかるように、抜群の透明度を持つ石のどこにこんな光が隠れていたのでしょう。「変な石」「不思議な石」を探していると自然と色つきの石が集まってしまうのですが、(必ずしもきれいな色とは限らない)ここ最近色のない石を集中して撮る巡り合わせになりました。以前の日記にも登場したフランス産アルプス水晶とか、ミュンヘンショーものでよくぞ出会ってくれましたとホクホクしてしまったオーストリア産の異形のセプター水晶、そしてこのガネーシュ・アメシストです。フランス産のは複雑な形と透明感で硬質なきらめきを放ち、オーストリア産は複雑怪奇な形が光を捉えて中に光を灯したように輝きます。ガネーシュ・アメシストはこの通り……なんだか、初めて石に吸い込まれるような感覚を覚えました。「写真を撮ること自体が気持ちいい!」という感じです。そんなイメージをこんな写真にしてみました。24日分の写真の左下のカットは、あとで数えたら3カット撮っていました。それを3つ並べてみました。(昨日の分に使ったのは真ん中)同じアングルで撮っているのに微妙に違いますね。おお……こうやって大きく3つ並べると、写真を撮ったこちらが逆にじっと見つめられている感じ。もしかして、石に吸い込まれる感覚というのは、石と目が合うということなんでしょうか。互いに眼をあわせて、「吸い込まれる」ということは……格が違う。きっと完全に石に負けています、私。
2004/11/25
コメント(10)

25日に書き込んでいる24日分の石雑記です。天気がよかったので、いそいそとチャレンジしてみました。ガネーシュ・ヒマールのアメシスト撮り。やはりというか何というか難物でした。時間は過ぎる。光はだんだん黄色くなる。そうだ、ホワイトバランスの調整機能があったはずだと説明書を取り出し、白い紙を前にぱちり。つまりはデジカメに光は黄色いけれどこれが白だと覚えさせるわけです。おお、かなり効果があるじゃないですか。若干緑かぶりするんですけど、黄色い光による黄かぶりよりはきれいに色が出て補正もしやすいので、こっちの方がだんぜんいいです。(わたしにとっては)(印刷用語で、全体的に黄色みががかっていたりすることを「黄かぶり」と言います。)これは私が我流でやっていることですが、黄かぶりを修正するには、Phtoto Shop(エレメンツ)の「明るさ・コントラスト」の「レベル補正」で青を強めているのですが、これだと全体がモノトーンじみた色味のない補正になってしまいます。その点、緑かぶりは赤を強めて補正するので、白がきれいに出やすく、紫色も目で見たのに近づきやすい気がします。しかし!黄かぶりだろうが緑かぶりだろうが、もとの色が写っていないのでは補正のしようがありません!それくらい微妙な色なんです。いつものように粘土で固定して斜めからの光をあてて撮ったのでは、普通の透明にしか写りません。アメシストではないガネーシュ・ヒマール産水晶と並べて白い紙の上に置いて撮ってみても影の色の方が濃すぎる。「ひょっとして、紫色に見えたのは気のせい?」「いやいや、お店の人も淡いけれどアメシストだって言ってたし」ひとりでぶつくさいいながら、気分転換に違う石を撮っていて、ふと見ると、直射日光が当たらない明るい影においた石に、ちゃんと紫色が見えるじゃないですか。「やっぱり紫色!」と気合いを入れ直し、角度を変え、バックを変え、撮る撮る撮る撮る撮る撮る撮る……(以下略)。デジカメであるのを感謝するのはこんな時です。撮って撮って撮りまくったあとに待っているのは、山のような色補正。たいていは「自動レベル補正」でいいのですが、微妙な色合いを調節するのはやはり手動に限ります。写真を撮ったときの肉眼での色合いを忘れないうちに補正をかけるのが理想なので、ひとつひとつちまちま補正します。黄色を押さえたり、赤を強めたり、全体的に明るくしたり……すると、最初パソコンに取り込んだときには見えなかった色が見えてきます。そんな中から、なんとか色を写し取っていたと思われるのがこれ。ディスプレイによって色合いが異なって見えるはずなので、ちゃんと見えるかどうか心配ですが、少なくとも私のディスプレイでは見えています。左上と右下は、上でも述べたようにアメシストではないガネーシュヒマール産の水晶とともに、白い紙の上に並べて撮りました。根本の方に黒いつぶつぶが入っているのが、比較用の水晶です。灰色くスモーキーのように見えるのは、透明度が高いために影が石の中に映り込んでいます。その影の色合いが、なんとなく紫っぽく見えないでしょうか?本当に「心もち紫がかっているかも」というような色合いです。肉眼で見ても、こんな感じに「見えるか見えないかの瀬戸際」な色合いです。右下はこの「極淡アメシスト」の柱面のひとつを撮ったものです。断面が三角形に近い結晶の狭い柱面を撮ったので、左右の広い柱面が白く写っていますが、ちょっとくびれて見えるあたりにほんのり紫色が入っています。(しつこいようですが、本当にかすかに)これが、ガネーシュヒマール産のアメシスト!ラベルでも単に「水晶/Quartz」になっていたので、気が付いた者勝ち、かもしれませんね。世界のどこかには、もっと色の濃いのもあるのでしょうか……。あるいは、ヒマラヤ産でアメシストが出たということは、もしかしてアルプス産でもアメシストが存在するのでしょうか。存在するなら見てみたい……。ちなみに、黒いつぶつぶの方の石は、これまたごくわずか黄色っぽいかもしれません。黒いつぶは、ヘマタイトか、クローライトらしいです。
2004/11/24
コメント(7)

「筋金入り」とはどういうことか……今日の場合は、「水晶に筋が入っている」という意味です。筋が入っていると言えば「ファーデン水晶」。ご存じ、筋を中心にその両側に板状の結晶が発達した水晶です。ファーデンの成長メカニズムについての考察は、以前に述べたとおりですが、今日のネタ石は、ちょっと違います。なんたって、「筋金入り」の上に「ひねり」も加わっています。いちおう説明しましょう。ちょうど鉛筆ほどのレーザー型水晶が「入」の字のようにくっついています。そしてそれそれの結晶の中に、白い筋が入っています。右側が、そのアップですが、みごとに「筋」です。それだけじゃありません。この筋、真ん中に入っているかと思いきや、先端の方へ行くと、中心からずれちゃってます(真ん中)。この石と一緒にお店に並んだ石は、背骨みたいに細くてまっすぐな不透明ファントムが入っていました。それでも十分不思議ですが、コレの場合は、途中で中心からズレるという「ひねり技」。これは少なくともファントムではないでしょう。こんなファントムは、ありえない(はず)。だとしたら、一体、何?このごろ、水晶は「普通の」ファントムが物語るように、たけのこ状に大きくなっていく場合と、ある程度の大きさの結晶が一気に形作られる場合があるんじゃないかと思えてきました。それでも、この水晶の説明は付かないですけども。
2004/11/23
コメント(4)

先日は、緑のヒューランダイトを見ていただきました。検索するとヘウランダイトの方がたくさんヒットするのですが、個人的にはヒューランダイトの方が語呂がいいかな……ということで個人的にはヒューランダイトで行きたいと思います。緑のヒューランダイトは「森」のイメージでしたが、色が違うとイメージも違ってきます。なんだか同じ石とは思えませんねえ……。ピンクのヒューランダイトです。ちなみに、ちょっとオレンジっぽいピンクに透けている部分がヒューランダイトで、黒っぽく見えているのはカルセドニーの母岩です。緑は結晶の角のところまでで不透明でしたが、ピンクの方は透明です。なんだか結晶の形も違うような……。(買ったのとは別の石屋さんに見ていただいたら、緑の方もちゃんとヒューランダイトでしたが)ピンクのヒューランダイトは扇状の花びらか翼のよう。横から見ると、菱形の結晶が幾重にも重なっているようです。この重なり具合は、ちょっとスティルバイトに似ているかもしれません。ピンクと緑のヒューランダイトは、10月のIMAGE2004で買ったものです。いつもはアポフィライトやプレナイトが多いのですが、今回はヒューランダイトが豊作でした。インドのお店で売られている沸石類はきれいでお手軽な値段の者が多いので、お好きな方にはねらい目かも。ところで、12月には池袋ショーが控えているのに、欲しい石がぞくぞくぞく。中でも、うそーッ!(←人間の喜びの悲鳴と、サイフの悲鳴)だったのがオーストリアの蝕像風セプター水晶と……ガネーシュのアメシスト。ヒマラヤ水晶のアメシストですよ、みなさん。初めて見ちゃいました。……ただし、色の識別能力の限界値を試すような、あわ~いアメシストです。売られているときもただの「Quartz」でした。でも、確かに色が付いている。紫色に見える。さんざん、違う結晶と並べて見比べ、最終的にお店の人に確認しました。結果「淡いですけど、色が入ってます」。とんだ伏兵です……。
2004/11/22
コメント(10)
以前にも書いたとおり、VHSに撮ったビデオをDVDに落とす作業に、パソコンを占領されました。昨日も今日も、朝からずーっと……!隙を見て割り込み、ちょっとだけネットにつなぎましたが、日記の書き込みまではできませんでした。そのためだけにDVDレコーダーを買いたいと騒がれるよりはいいけれど、パソコンを占領されるのも困る!寝ている間にパソコンを動かしておくとかにして欲しいかも。……私の方が夜更かしなので、ダメ?
2004/11/21
コメント(2)

「もののけ姫」を見ています。この映画を見ていると、私たち日本人の意識の奥底にある「神」のイメージがいかなるものであるかを改めて意識できるような気がします。キリスト教世界における「造物主」ではなく、善悪の観念を超えた「豊かなもの」「おそろしいもの」。人の意識の外にある大きな流れ……畏敬すべきもの。神を祀るということは、願いそれを叶えてもらうためではなく、ひたすら荒ぶる神を鎮めるためではなかったのでしょうか。少し話は変わりますが、私はかつて、伊勢神宮のある伊勢志摩に住んでいました。伊勢神宮内宮の御祭神は、いわずとしれた天照大神ですが、この女神を祀る正宮((神宮の中心となる一番格式の高いお社)の裏手には、「荒御魂神(あらみたまのかみ)」を祀る「荒祭宮(あらまつりのみや)」があります。おだやかな神の一面を「和御魂(にぎみたま)」、荒ぶる神の一面を「荒御魂(あらみたま)」と言うのだそうで、この「荒祭宮」は、天照大神の荒ぶる半身をお祀りしているということになります。実際、さまざまな行事は正宮に準じて行われ、第一の別宮という高い格式をもって祀られています。現在、神様といえば柏手を打って「何かを願う」という感覚がありますが、(少なくとも私にとっては……)荒祭宮のことを知ったときには、「おそれるもの」としての神の側面は、まだ生きているのだと感じました。もののけ姫に登場する「シシ神」は、まさに「人知を越えたおそるべきもの」のイメージです。石は地球のかけらであり、地球の「力」と人をつなぐ細い絆なのだ……と考える感覚と、自然を神を恐れ敬う感覚はどこか似ているのかもしれない……と考えてしまうのは、私だけでしょうか?今日の石は、「ヒューランダイト」。「ヘウランダイト」と書かれるとこともあります。和名は輝沸石。ヒューランダイトやヘウランダイトよりも和名で検索した方がたくさんヒットします(笑)。本来は透明な石で、酸化鉄によって赤く発色しているものも多くあるそうです。この緑はまたしても緑泥石によるものかと思っていたのですが、調べてみたら何と鉄分の混入によるものだとか……。赤も緑も鉄とは、びっくりです。この石は、この豊かな緑色と表面の表情に惹かれました。まるでうねり、うごめき、見る間に成長していく熱帯雨林のような迫力を感じたからです。古代の人々は、自分たちを取り巻く自然の力をこんな風に感じていたのではないか……。そんな想像もふくらみます。☆おまけ伊勢神宮の話が出たのでおまけです。文中でご紹介した荒祭宮へと続く石段には「踏まぬ石」と呼ばれる石があります。「天」の字に似た割れ目があるので踏んではいけないとされているそうです。また、伊勢神宮は内宮・外宮を頂点に総勢125社からなる一大神社群です。中には石を御神体にしている社(内宮の滝祭神)や、境内の一角に四角く石を敷いてしめ縄で囲んだだけのところ(外宮の三ツ石)もあります。伊勢神宮は20年に一度お社を建て替え、これを「遷宮」というのですが、(125社すべてさみだれ式に順番に立て替えるそうです!)このとき、正宮のお社の周囲に敷き詰める白い石を奉納する「お白石持ち(おしらいしもち)」という行事が行われます。旧神領にあたる伊勢市民がそばを流れる宮川という川の河原で拾い集めて、町内会ごとに集め、奉納します。伊勢はちょうど中央構造線上にあたるため、この白い石は石英なのだそうです。☆おまけ その2石好きさんで、伊勢に行ってみようかな……とおっしゃる方におすすめです。石の浄化に塩を使うことがありますね。天然塩のほうがいいとか聞いたことがあるのですが、伊勢の隣の二見(ふたみ)というところで、天然塩を作っておられる方がいます。この二見という場所は、その昔伊勢参りをする人が禊ぎをした場所で、しめ縄で結ばれた夫婦岩がシンボルの二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)があります。この天然塩はこの二見の海水を鉄板で煮つめて作られています。二見では、古来の入り浜式で今でも塩が作られ、伊勢神宮に収められているほどですから、由緒正しき天然塩といえるのではないでしょうか?この塩は双海町にある道の駅「民話の駅・蘇民(そみん)」で買うことができます。「民話の駅・蘇民」については二見町HPに紹介されています。☆もういっちょおまけ。上で二見興玉神社の夫婦岩の話をしましたが、この神社の御神体はなんと、海中に沈む「興玉石(おきたまいし)という石だそうです。夫婦岩は、この御神体に対する鳥居の役目をしています。☆おまけがとまらない!あっ、観光パンフの原稿を書いていたライターモードが発動しました。ご存じかもしれませんが、二見の夫婦岩、夏至になると、二つの岩の間から朝日が昇ります。一方冬至には、伊勢神宮内宮の入り口、宇治橋にある鳥居の上に朝日が昇ります。夫婦岩の朝日は昔から知られていましたが、冬至の宇治橋の朝日は、意外に最近になって話題になっています。☆こんなところにも「石」ご存じ伊勢神宮は内宮と外宮に分かれていて、車で5分ほど離れています。(※内宮、外宮は「ないくう」「げくう」と読みます。「ぐう」ではないのでご注意を)内宮は倭姫命(やまとひめのみこと)の御巡幸伝説が物語るように機内から移された神、外宮(豊受大御神)はその後、天照大神の食事を司るためにお迎えされた神と言われていますが、一説では地元の豪族「度会(わたらい)氏」の氏神だったのではないかと言われています。この外宮の背後にそびえる高倉山には「天の岩戸」と呼ばれる遺跡があります。現在は神宮領で入山できませんが、奈良の石舞台古墳級の遺跡だと言われています。天の岩戸といえば、伊勢から志摩に向かう途中に「天の岩戸」と呼ばれる場所があり、そこからは名水100選にもランクインしている水が流れ出しています。☆最後のおまけ神社の正しいお参りの仕方は、一般的には「二拝二拍手一拝」。つまり「二回お辞儀をして二回柏手を打ち、さらにもう一回お辞儀をする」です。しかし、伊勢神宮における「正式」は「八拝二拍手一拝」だとか。八回頭を下げてから二回柏手を打ち、もう一回……。ご心配なく、一般には「二拝二拍手一拝」でよいそうです。
2004/11/19
コメント(8)

青い石第3弾です!ご存じのように、私は原石派。結晶の形にはどきどきします。まあ、大きさは手のひらに乗るほどであればいいので、何が何でも大きな石!……ということはありません。とはいえ、あまりにも小さいとなくしそうだし、色も本来の色が出ないし、それなりの大きさは欲しいもの。ところが……今日の石に限っては小さい方の結晶に軍配を上げます!なぜなら……この「青」に出会うためには、結晶が小さくないと光を透さないんです……。アズライトというと不透明なものを見かけるのですが、結晶も産出します。モロッコ産にはきれいな結晶があるようです。あと、アメリカ産でもマラカイトと共生して、部分的に結晶しているものを持っています。不透明なアズライトは、見るからに「青」なのですが、結晶はパッと見には「黒」。よーく見るとそれが濃い青であることがわかります。それを光に透かすと、このような美しい青が現れるんです。この青ばかりは、太陽光では無理。撮影は電池を交換したての一番光の強いペンライトを、石のすぐ近くに置いて行いました。太陽光であれば、下に白い紙を引いて、ごく小さい結晶にルーペで大接近すれば何とか……。思わず肩に力が入り、勢い余って息まで止めてしまうような撮影ですが、この青が写せれば苦労のし甲斐があります。昨日分のアパタイトがどこからともなくやってきた青ならば、これは探し求めて得た青。海の中が青いのは、青い光が光の中で最も深くまで届く光だからだそうですが、もしかしたら心の一番奥まで届く光でもあるのかもしれません。なぜなら、命が生まれ、こうして私たちが生きている地球も「青い星」なのですから。
2004/11/18
コメント(2)

昨日は青い石・カヤナイト。青い石ってやはり、きれいで好きです。万人に有名な「青い石」といえば、サファイアでしょうか。(サファイアは青ばかりではありませんが)でも、青くてきれいなサファイアなんて持っているわけがありません!持ってはいますが、青くないし、きれいでもない……。でも、この「青」もきれいでしょ?アパタイトです。では、なぜタイトルが「異次元の」なのかというと、これにはわけがあります。このアパタイト、結晶の形はあまりはっきりしていないのですが、色は濃くてきれいなのは確か。ペンライトで照らすとちゃんと透けるのですが、デジカメでペンライトでは、色が黄色っぽくなってしまい、補正をかけても完全にきれいにすることは難しいのです。写すとなればカヤナイトと同じ「午前中の光で逆光」です。ところが……。いくら逆光でもこのアパタイトは透けないのです!ペンライトなら透けるのに。こんなにきれいなのに!ダメもとでデジカメを向けてみてびっくり。肉眼では透けて見えないはずの石が青い!しかも、デジカメが色を拾いきれないくらいの鮮やかな青に写るのです。たしかにこの青はアパタイトの青。でも、肉眼では見えないこの青は、いったいどこからやってきたのでしょう!目では見えるのに、写真には写らない~……というのはよくありますが……。昨日のカヤナイトの青には「夜空の青」という感想をいただきましたが、このアパタイトの青を見ていると、「銀河鉄道の夜」を思い浮かべてしまいます。みなさんにとって、この青はどんな青でしょう。
2004/11/17
コメント(2)

私が持っている中で最も「青い」といえばこの石。残念ながら、パキスタンの青水晶もインディコライト入りの青水晶も、この石の青にはかないません。まるで吸い込まれそうな青の石……カイヤナイト(藍晶石/kyanite)です。この石はモース硬度5~7とカルサイトよりもずっと堅いのに、なぜかとてももろい石というイメージがあって、なかなか手が出せませんでした。私が興味を惹かれるからには、当然のことながら原石なのですが、母岩と一緒になったカイヤナイトは、繊維状にぽろぽろ砕けそうに見えたのです。その印象が覆ったのは、ミネラルショーでした。ミネラルショーといえば、さまざまな石をたくさん見ることができる絶好の機会。その会場で、今までもろそうだと思っていたのとは違うカイヤナイトの結晶を見つけたのです。しっかりと層状に重なり、ぽろぽろと崩れそうには見えません。手に取ってみると……「思ったより固い!」ちょっと目からウロコでした。やはり食わず嫌いというか、「触らず嫌い」はいけません(笑)。「イイじゃないの、きれいじゃないの」とほくほくしてコレクションに加えてしまったのがこの石。実はちょっとした攻防がありました。イイじゃない?と思ったところで、その場にあったカイヤナイトを選んでいたのですが、との中に目立って色の濃い石があったのです。おっ……と目をつけたその瞬間、その石は別の人の手の中に。「ああ、残念。縁がなかったか」とあきらめるところですが、その人は色の濃い石を握ったまま、他のカイヤナイトを手に取ったり戻したりしています。「もしかしたら、あの石を戻すかも」そんなことを思った私は、しばらくその場に待機しました。色の濃い石を握った人を横目で見つつ、他の石を選ぶふり。そんな無言の圧力が通じたのでしょうか、その人はついに色の濃いカイヤナイトを籠に戻したのでした。(ありがとう。そしてごめんなさい☆)運良くこれぞと思った石を手に入れることができたわけですが、写真に撮るのはちょっと大変でした。色が濃いため、光に透かさないとク黒っぽく見えてしまうのです。光に透かすといっても、懐中電灯の黄色い光では、せっかくの青が台無しです。色をきれいに出すためにはやはり「午前中の日光」。それも完全な逆光状態で撮らなければなりません。完全な逆光で写真を撮るとどうなるか……。まず、デジカメのモニターは白っぽく見えてしまってピントが合っているのかどうかわかりません。まぶしくて時々くしゃみも出ます。とにかく数を撮って撮りまくって、白っぽくなった写真を色補正です。でも、デジカメもたいしたものです。パソコンに取り込んだそのままでは、白っぽく見える写真も、補正をかけると、美しい青が写し込まれていました。写真の背景になっている青は、こうして写したカイヤナイトそのものの青なのです。
2004/11/16
コメント(8)

昨日の日記に書いたような理由で、なるべく急げのはずの石雑記だったのですが、危ない時間になってしまいました。カルサイトについて調べていたら、なんだか長石の時の二の舞になりそうです。そこでピンチヒッターの石にご登場願いました。産地不明ですが、とても美しい非研磨のファントムです。ファントムと言えば、ポリッシュされているものがほとんどです。ファントムが形成されるということは、その水晶の育った熱水には不純物が多いということで、つまりは結晶面がきれいになりにくいのでしょう。また、内包物をきれいに見せようとすれば、磨いた方がきれいなのも頷けます。私のところのファントムたちも、ポリッシュが圧倒的に多いのですが、時にこんな非研磨のファントムを見つけると、うれしくなってしまいます。非研磨だけに、結晶面はやや磨りガラス調なのですが、それもまた風情と言いましょうか。ファントムが色変わりになっているところとか、仲良くツインでファントムなところとか、見どころもいろいろ。こういうふうにツインで磨かれているものってなかなかないです。やはり形が複雑だと、磨き職人(?)さんたちも困るんでしょうか。鉱物系の石屋さんだと、やはり石屋さんなりの美意識があるのか、「水晶はやっぱり、アーカンソーみたいな透明できれいなのでなくちゃ」とか、「ファントムはきれいに見えなきゃ価値がないだろう」とかおっしゃるときがあります。「ファントムでナチュラルなのが欲しいって言われても、いいのがないから困っちゃうんだよ」と嘆いておられました。ごめんなさい~。それはそれで好きなんですけど、そうでないのも好きなんです~。(「パワーストーン」をうたっているお店でロシレムはないかと聞いたら、「あれは見た目があまり良くないから置いてない」と言われたことがあります。うーん……)いろいろな石の情報にふれていると、「ロシレム」とか「ヒマラヤ」とか、ついつい名前に惹かれて選んでしまうことがあります。もちろん、ヒマラヤはヒマラヤの魅力があるわけなんですが、見るべきは石そのものなのだということを、忘れないようにしなければ。産地不明とつい書いてしまいますが、石にとってはあまり関係ないことなのかもしれません。この石は、磨いていないナチュラルさと、産地がわからないことでナチュラルに石の魅力だけを感じさせてくれる石でもあるのです。
2004/11/15
コメント(10)
ダンナにパソコンをDVDレコーダー代わりに占領されて石雑記が書けませんでした。録画するのではなくて、VHSで録画したものをDVDにおとしたいのだそうです。ここしばらくDVDレコーダー売り場をうろうろしていたようですが、そのためだけではもったいないとようやく思い切ったようです。それはいいのですが、パソコンを占領されると不便……。しかも、テレビにつないであるビデオデッキで再生したものをパソコンに取り込むので、テレビも占領されてしまう……。いったい私にどうしろと?曰く、処理していてもパソコンは使えるよというのですが、遅い遅い遅い……。とてもネットまでは無理。「DVDに落とせばスペースも減るし」と言っているが、なんとなーく、VHSテープをを捨てられないような気がする。なんたって使いもしないコンポや古いマックも捨てられないでいるから。この分では、帰宅するとさっそくパソコンを占領するに違いない。石雑記を書くなら今のうち。
2004/11/14
コメント(2)

石の本というと、鉱物系、パワーストーン系、ヒーリング系など、いろいろな系統がありますが、みなさんはどのような本を読んでおられるのでしょうか?実は、私は鉱物系が多いです。理由は単純。原石の写真が多いから。正しくは、鉱物系の図鑑というべきでしょうか。パワーストーン系の本では、位置の効能を説明しているものよりも、歴史的背景を紹介している方が好きです。ヒーリング系では「クリスタル・ジャーニー」という本を1冊だけ読みました。この本では、ヒーリングのステップと共に、さまざまな石について、著者ジェーン・アン・ドゥが感じたことを感覚的に紹介している本なのですが、(……と、私は思っています)石のパワーに鈍い私には、「ほー……」と、ひたすら感心し、こういう人には石がどのように見えているんだろう?と頭をひねるしかありませんでした。そんな時です。この写真が撮れたのは。 青白い光と黄色っぽい光で石を照らして撮っていたときのもので、右上と左下がハーキマー、真ん中が中国産のDTです。ほとんど透明なこの石が、光でこんなに変わるなんて。まるで、石の中に宇宙があるみたい!奇しくも「クリスタル・ジャーニー」の中では、ハーキマーを星に例えていました。石のパワーに鋭い人には、もしかして石がこんな風に見えているのでしょうか。あるいは感覚的に捉えているのでしょうか。できることならこの目で見てみたい。本を読むたび、無いものねだりでそんなことを考えてしまいます。
2004/11/13
コメント(5)

黒曜石の本が出ている……と聞いて本屋に行き、買ってきたのは「生命の星・エウロパ」と「怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか」の2冊。一見石とはなんの関係もないようでいて、2冊を一緒に読むと、「石的に」とてもおもしろかったのです。「生命の星・エウロパ」は、以前に同じ作者が「深海生物学への招待」という本を書いていて、それがおもしろかったので買ってしまった本です。エウロパは液体の水、つまり海があるかもしれないということがわかってきて、注目をあびている木星の衛星のひとつ。この本は、エウロパの調査のあゆみからはじまり、エウロパに生命は存在するのか、存在するとすればどう調査すればいいのか……という切り口から地球上でエウロパに似た環境をピックアップし、生命の多様性や進化をひもといていきます。ごく簡単に言えば、地球よりもずっと太陽から遠いところにあるエウロパという星(衛星)の分厚い氷の下の海では、太陽の光による生態系はほとんど望めず、むしろ地球の深海の熱水の噴出口周辺で見られる生態系のあり方の方が可能性があるのでは……というものです。そこで天文学者ではなく生物学者である作者の登場となるわけです。この本の中に「太陽食」「惑星食」という言葉が出てきます。「太陽食」とは、太陽光によって光合成する植物を起点に食べ、食べられて続いていく食物連鎖によって生きているということ。もちろん私たち人間も「太陽食」の生き物です。それに対し、太陽の光の届かない深海に住む生き物、たとえばチューブワームという生き物は、海底火山(海底の熱水の噴出口)周辺に生息し、体の中に共生したバクテリアによって酸素と硫化水素をエネルギーに変え、太陽光に頼らない生活を送っています。地中から吹き出す硫化水素を起点とする……つまり「惑星食」の生き物というわけです。ちょっと前ふりが長くなってしまいました。私は、ファンタジーやSFが好き、同時に歴史モノや遺伝・進化などの科学モノも好き……なので、この本の内容そのものも大変興味深くておもしろかったのですが、石雑記の場所なので石の内容にシフトします。この本を読みながらふと思ったのが、我々が「太陽食」の生き物であるならば、水晶(生き物ではありませんが)は、「惑星食」……少なくとも「地球起点」のもの、といえるなあ……ということです。太陽食であり、太陽光があるからこそ成り立つ視覚によるコミュニケーションを行う人間と、地球起点で、地殻変動で地表に現れるか人の手によって掘り出されるまで光と無縁な世界にあった水晶……。生物か無生物かということはこの際おいておいて、人と水晶がスピリチュアルな側面でコミュニケーションするには…………なんてことを、とりとめもなく考えてしまったのです。このコミニュケーションというあたりから、2冊目の「怪獣の名前はなぜガギグゲゴか」という本が関係してくるのですが、それについてはもうちょっと後で述べます。人と水晶のコミュニケーション……常識的に考えて疑問になっていない疑問に、自分で出した答えが光。スピリチュアルな……全然スピリチュアルではない私が言うとなんだか場違いですが……世界で、水晶に惹かれる人が多いのは何故なのか。それは「水晶が光に透けるから」ではないでしょうか。他の岩石とは違って光に透ける。「他とは違う」ということで特別視されるには十分ですが、これを言い換えるならば「水晶には光のコミュニケーションを受け入れる素地があった」と言えます。光に透けることのコミュニケーション……というのは、光に透かして写真を撮っていること、お店で石を光に透かしてその石が実はアメシストであることを見つけたとき、「光に透かすのは基本?」と聞かれて「もちろん基本!」と即答したことから思いついたのですが、どうもこれは私の勝手な想像ではないかもしれません。ここからが2冊目の本のお話になります。この本、怪獣とはほとんど関係がなくて声を発するメカニズムから音の持つ印象について考える本なのです。ひとつ例をあげると、ママ、マミー、オモニ……など母親を表す言葉には「M」の音が入っているものが多くあります。この「M」という音は、赤ん坊がおっぱいを飲む時に出す音なのだそうで、長じても「M」の発声は、「あたたかさ」や「充足感」「優しさ」といったイメージを喚起させます。言葉は脳のそばで起こる物理現象であり、ことばの音は、意味に先んじて潜在脳である右脳に働きかけるのです。では、「すいしょう」という言葉はどうなのでしょう?勝手に分析してみると……。「すいしょう……SUISYOU」のSの音は、舌の上を息が駆け抜けることでさわやかなイメージを喚起させる音。空気の流れを遮らないことで光や風のイメージを伝える快感音です。「い(I)」は、まっすぐに意識対象に突き進む音。「しょう(SYOU)」は光の拡散のイメージなのだそうです。総合してみると「すいしょう」は、反射して澄んだ光を放つ水晶にふさわしい音といえるのではないでしょうか。「すいしょう」は光のイメージの言葉なのです。つづいて「Quartz」です。「さしすせそ」と「かきくけこ」「たちつてと」を発音し比べるとわかりますが、か行、た行の音は喉から弾丸のように息を送り出す「堅く強い音」。間にある「オー(ゥオー)」は、存在感のある大きさを感じさせる音。つまり「でかくて中身が詰まっていて堅い」という、光とは縁のなさそうな言葉です。では、「Crystal」はどうかというと、同じくか行の「ク」から始まりますが、「C」で表記されるか行の音は、同じ硬さでも丸く回転するようなイメージを含みます。それに知性と透明感を感じさせる「R」やさわやかさの「S」が加わって、音の面からもそのものずばり「透明な結晶した石」というイメージではないでしょうか。なるほど、これならば私たちが水晶に対して「Cyrstal」を使ってしまうのも、使う石がほとんど水晶であっても「クォーツヒーリング」や「クォーツワーク」ではなく「クリスタルヒーリング」であり「クリスタルワーク」であるわけがわかります。ついでに言うなら、「セキエイ」もずいぶん堅くて鋭そうな音です。石英の文字は「石の花」の意味であり、古代中国では、石英が日本語でいう水晶を指していたということを以前に書きましたが、日本で文字と意味が逆になってしまったのは、「すいしょう」という、清らかな光をイメージさせる音のためではなかったのでしょうか。最後に。ここまで読んで下さってありがとうございますということでひとつ。昨日のアイコンが「Crystal」だとすれば、こっちは間違いなくQuartz」です。
2004/11/12
コメント(2)

今日は一日くもり。雨もパラついて来ました。四苦八苦したビルダーをいじっていると、にわかに違うことに熱中してしまいました。思っても見なかった新たな展開です。それはコレ↓ タイトルにはアイコンと書きましたが、何と言ったらいいのでしょう? ひとつひとつ別の画像なので、アイコンにしようとすればできるわけですが、アイコンでもなさそうだし、イラスト……というのも何か違うような気が……。はじめ、六角柱のベースを作って色を変えて遊んでいたのが、中のインクルージョンを作り出し、気が付けばあれよあれよと増える増える。なるべく単純に、その石の特徴を出すにはどうすればいいか考えるのが楽しかったです。さて、どれが何だかわかりますか?右下あたりはかなりマニアックかもしれません。別サイトを作るのに、いろいろな素材サイトを回ってみて思ったのが、「石(鉱物)系の素材ってあまりないかも……」でした。水晶の結晶っぽいのは時折見かけるのですが、たいていが黒背景用で、きらびやか。白背景でも使えるカジュアルなのはなさそうでした。もしかして、こういう感じのを使ってカジュアルな素材を作ったら、誰か使おうという方はいらっしゃるでしょうか。このテのイラストがごく淡い色で背景に散っていたら……かわいい?それともうっとうしい?みなさんどう思われますか?ちなみに、トップからリンクしております画像掲示板の背景も自作です。
2004/11/11
コメント(8)

ビルダーと格闘しているうちに、さぼり癖がついちゃったかも……根がぐーたらなんだから、好きなことくらいはマメにやろうよの石雑記です。別サイトの方にも以前こちらに載せていたネタのいくつかを移動させました。今回は同じ写真ですが、移動に際して撮り直していたり、こちらには載せていない写真が加わっていたりするので、お暇なときにでも探してみて下さい。さて、ここのところ10月中旬くらいの暖かさ(@東京)だそうですが、ふとあたりを見回すと木々の葉は色づきはじめ、夏とは景色の色合いが変わっています。石も、肉眼で見ている限りは気にならないのに写真に撮るとはっきり黄色みがかって見えます。まだまだ暖かいと思っていても景色が変わって見えるのは、光線の色のせいでしょうか。季節の気配は心地よいものですが、贅沢を言えば、写真を撮るにはあまりありがたくありません。先述したように画面全体が黄色みがかってしまうので、色を補正するのですが、どうしても自然な色合いには補正しきれないのです。今日の写真はまだ夏のころに撮ったものですが、この石を今撮ると、色の補正がかなり難しくなるでしょう。 ロシアのヘデンベルグ輝石入りの水晶の仲間です。しかし、以前に紹介した「アスパラガス」や「女神の緑」とは、だいぶ色合いがちがいます。前者がパステルグリーンならば、こちらはどっちかというと緑泥グリーン。深みのある緑色です。ダルネゴルスクでは、「アスパラ」緑水晶に似た形で、このような深い緑の石も出ていますが、この形は初めて見ました。先端部分が透明なので、とてもみずみずしい感じがします。高さは5~6センチほどですが、全体の形と色が相まって、さながら森のよう。ちょっと格好をつけていうならば、朝靄にけむる森、あるいは「指輪物語」のロスロリアン。ところで、手のひらの中の石に森を見る感覚は、「盆栽」に似ていなくもないような……。さらにいうならこの石、ちょっと門松っぽくも見えるのです。
2004/11/10
コメント(3)

スピリチュアルな石の世界では「石の浄化」がたびたび話題になります。日光や月光に当てたり、水で洗ったり、ハーブの煙でいぶしたり塩に漬けたり。水晶のクラスターの上に乗せるとか、雷が鳴っているときに外に出すと良いなんてことも聞いたことがあります。私自身は、石を瞑想や願掛けに使ったことがないので、浄化については、その説明を日光や水に弱い石をチェックするのに利用しているくらいですが……。なので、タイトルは「浄化」なんですが、スピリチュアルな浄化とは路線の違うお話です。そのネタになってくれるのは、この石。ブラジル・コリント産のブロッカイト入り水晶です。(注意、コリントの綴りに自身がありません。どなたかご存じでしたら教えて下さい。……追記corintoだという説が有力に。よって写真差し替えしました)鋼色のほそーい繊維状の鉱物がきれいに束ねられたように入っています。左の写真は、それがいくつも重なっている様子を水晶のファセット面から撮ったものですが、どうやってこんな繊細な構造のものが水晶の中にインクルージョンされたのだろうと不思議になります。ブロッカイトの名前は、イギリスの鉱物学者にちなんでいますが、別名「板チタン」と呼ばれるように、チタンを含む鉱物で、ルチルとは同質異像の関係にあります。鉱物には化学組成が同じでも性質や結晶構造の異なる組み合わせがあります。 この関係を同質異像といいます。ルチルとブロッカイトの組成は、「TiO2」。実はこれ、昨今話題の「光触媒」なんですね。光触媒物質を塗ったものに光が当たるとそこで化学反応が起こり、汚れやにおいが分解されるというアレです。光触媒物質が二酸化チタンというのは、頭のどこかにあったのですが、まさかそれが水晶の中にあろうとは!ルチルといえば、金色のものは金運を呼ぶとか、他の色では直感力や創造性を高めるとかいわれますが、今後光触媒がさらに身近なものになっていくと、「強力な浄化力を持つ石」なんていわれることにならないでしょうか。
2004/11/07
コメント(3)

今日は、横浜の石屋さんでミュンヘンショーで入荷した石が販売されるというのでいそいそと出かけ、ノックアウトされて帰ってきました。いやあ、すごい石があるものです。新しい石を見るのは楽しいですが、それ以上に楽しいのが他の石好きさんとお会いすること。もちろん最初はみなさんお目当ての石を確保するのに忙しいですが、一通りキープできると他の人のチョイスも目に入ってきます。すると、「え、そんな石もあったの?」と、それまで目に入らなかった石を発見したり、どちらにしようか迷った石を選んだ方を見て、残念なような、ほっとしたような、その石に心惹かれた自分の感覚に賛成していただいたようでうれしいような微妙な気持ちになったり、棚に置いてあったときはそれほどでもなかったのに、人が手に持っているのを見てその石の新たな魅力に気が付いたり、「これ珍しいよ」とすすめられて迷いが深まったり……。何より、折を見てお話すると自分にはない石の接し方、感じ方にふれることができるのが、なんとも新鮮で貴重な機会だと思っています。人が持っている石が急に良く見える……というのは、「隣の芝生は青い」ではなくて、その人が選んだ石の組み合わせや、選んだ人がいとおしそうに石を手にしていると、石が生き生きしているように見える……と言った方がふさわしいかもしれません。「これいいね」と選ばれた石は、どれもとても美しく見えるのです。はるか遠くの国で掘り出され、幾多の人の手を経て日本へ、そして石好きさんのもとへとやってきた石の旅路(?)を考えると、なんだか感慨深いです。「この石は、私と出会うためにやってきたのだ」と思いたいですが、少なくとも人がその石を選んだ瞬間、石が運ばれてきた道筋と掘り出された彼方の大地が、「つながる」のだ、という気はします。今日の石は、アフガニスタンの石。先日のピンク色の水晶とは逆に、とても荒々しくワイルドに見える水晶です。クローライトと鉄分が付着したこの石の方が先にうちにきたので、アフガニスタンの石はこのようにワイルドなものだと言うイメージがしみついてしまいました。アフガニスタンのおとなりパキスタンは、ファーデン水晶で有名ですが、この石も、筋を中心に結晶が密集している具合から、もしかしたらファーデンの一種ではないかと思っています。土にまみれているようで、透明感もいまいちですが、時折鋭く光を弾くさまが、アフガニスタンという国のイメージと不思議と重なるのです。石の写真を石を買ったお店の方にさしあげたら、「こんなにきれいな石だったのね」と喜んでいただきました。最初の方で書いたように、実物の石を介した出会いやふれあいとは別に、写真を喜んでいただくというのは、自分の「目」を認めてもらったようでうれしいです。石を選ぶということは、石と人との一対一の関係のようでありながら、実は、石を掘った人、売った人、仕入れた人、選んだ人に大なり小なり影響を与えた人など、いろんな人の目を通して選び、結ばれるということなのかもしれません。
2004/11/06
コメント(2)

えー、写真対策のための別サイト稼働につき、過去のネタを別サイトに収録し、写真を移動しております。そのため、とんでもなく古い日記がNEWになっていることがあるので、ご注意下さい。こっそり新しく移した写真に変わっていたりするので、チェックしてみるというのも一興ですが。保存したり、撮影の時にひねくり回すことを考えると、あまりに柔らかい石や、ポロっと欠けたり、折れたりしそうな石には、ちょっと手が伸びにくいことがあります。たとえばカルサイトなどがそのいい例です。持っていないわけではないのですが、同じくらい心惹かれる石が2つあって片方が水晶、片方がカルサイトであればたぶん、水晶の方を選んでしまうでしょう。「なんだか傷をつけそうだから……」という理由で。そんなに乱暴に扱っているつもりはないのですが、撮影のために粘土で固定していたのがはずれてぽろっと転げ落ちたり、固定した粘土の粘着力で小さな結晶がはずれたり……(泣)。撮影は危険です。……とまあ、このような感じで、取り扱い注意の石にはなるべく手を出さないでおこうと思っているにもかかわらず、最近ちょっと気になっているのが「沸石」です。沸石といえば、パワーストーン(ニューエイジストーン)というより、鉱物好きさんに知られた石……というイメージがあるのですが、みなさんにとってはいかがでしょうか。沸石には50もの種類があり、地味な見かけのものも多いですが、中には目を見張るほどに美しく華やかな印象を与える石や、変なもの好きの私の心をくすぐる石もあったりします。たとえばこんな石。沸石の中では比較的よく見かけるスティルバイトです。束沸石という和名の通り、束ねてきゅっと絞ったような、上から見るとリボンのような結晶です。これまたスティルバイトという石のスタンダードのような姿なのですが、ほんのりアイボリーの色合いと、薄い羽根を幾重にも重ねたような表情の美しさ。モース高度が3.5~4という柔らかさにもかかわらず、つい買ってしまいました。ふと気が付いてみると、スティルバイトがあといくつか、ヒューランダイト(ヘウランダイト・輝沸石)、スコレサイト(スコレス沸石)などが集まってきました。珍しいもの好きにとってちょっとうれしいのが、エピスティルバイト(剥沸石)。これは比較的珍しい沸石だそうで、見かけもほどよく「変」なところが好みです。沸石は、国産のものももちろんありますが、私のイメージではインド、それも写真のスティルバイトのように単独の結晶よりもアポフィライトやオケナイト、カルセドニーなどと共生しているものが多いように思います。沸石そのものは、その形や色合いのせいもあって非常に「軽い」印象があるのですが、他の鉱物と共生することで、その「軽さ」が花びらのような華やかさに変化するような気がします。
2004/11/05
コメント(0)

「マダガスカル産の石って本当にけったいなけったいな石が多いですよね」という感想をいただいたのですが、まったくもってその通り、全面的に賛成いたします……という石に出会ってしまいました。初・マダガスカルのアメシストです。一見、結晶の形を持たない「ぶっかき氷風」ですが、写真で白く光を反射している面を見ると、少なくとも結晶の一部ではあるようです。この石最大の魅力は石のほぼ全面を覆う不思議な模様です。指紋のような、地図の等高線のような……。指紋のような「溝」ではなく、階段状になっていることからすると、立体的に作った模型地図……というのが、的を射た表現かもしれません。これは……いったい、なんなんでしょう?水晶の割れた断面は貝殻状ですから、割れ……できた模様ではないでしょう。カルサイトに成長をじゃまされた水晶とは、感じが違います。考えられるのは、「成長丘」と「食像(触像)」です。成長丘とは水晶の錐面に見られる凸状の小さな三角形です。結晶は、新たな原子がくっついて大きくなっていくわけですが、原子がくっつきやすい場所とそれほどでもない場所があるようで、「レコードキーパー」と呼ばれる錐面の三角形は、珪酸分濃度の比較的低い場合に現れるようです。(濃度が高いとキャンドルや骸晶になってしまう)そして食像は、水晶が形成された空間が熱水に満たされている間に熱水の成分が変わり、水晶が溶かされた時に現れる模様だそうです。「トライゴーニック」と呼ばれる凹状の逆三角形は、この食像であると説明されていましたが、まわりがさらに溶けてあたかも成長丘のような凸状三角形に溶け残るものもあるらしく、これを「食丘」と言います。成長するときも溶けるときも、三角形がキーワードのようですが、この石の場合は……どうみても、三角形っぽくありません。アクアマリンなどでは、この食像によって大変複雑な形になっているものが見られますが、水晶では見かけないように思います。さすがマダガスカル。けったいです。実に変です。好みです。ついでに、思ったよりもきれいに写真が撮れたのでホクホクしています。ハイ。
2004/11/04
コメント(4)

気合いを入れ直して日記更新がんばります!日記更新が滞っていたあいだも写真は撮っていてちょっと気に入った写真もあったので、珍しく「どの石にしようかな~」という状態だったのですが、テレビを見ていて今日の石は決まりました。今日のニュースはアメリカ大統領選挙一色ですね。この日記を書いている時点では、ブッシュ候補有利のようですが……。この選挙の行方に注目しているのは、アメリカ国民だけではありません。イラクやアフガニスタンなど、良くも悪くも、アメリカの介入によってそれまでの国の形態がなくなり、アメリカの影響が無視できない中で新たな国づくりを模索している国の人々がいます。今日の石はそんな状況にちなんでアフガニスタンの石。これまでアフガニスタンの石というと、ニュース映像等で見るアフガニスタンの風景のイメージ通り、荒々しい見かけの石という印象があったのですが、10月のIMAGE2004で手に入れたこの石は、何とも柔らかな花びらのような色合いなのです。お店の人の話では「ルチル入り」ということでした。ほかにも半透明の白や不透明白、キャラメルミルクのような色合いの結晶もありました。ルチルでこんな色になるなんて驚きです!他の人からは「アンフィボール(角閃石)」ではないかと言われましたが、どうなんでしょう?真ん中が全体像ですが、クラスターの中心部分が特に色が濃く不透明で(右上)、端に行くに従って淡くそして半透明になっていきます(左上)。右上の写真のように不透明な部分では、なるほど「シルキー・クォーツ」と呼ばれる角閃石入りの不透明な白い水晶に似て見えます。一方、半透明の部分を拡大すると、中を満たしているのは繊維状のもので、ルチル……といえなくもない光沢を帯びて見えるのです(左下)。この石を買ったお店では、アフガニスタンのどこの産出かまでは聞くことができなかったのですが、おそらく同じ場所の産出であろうと思われる石を扱っているWEBショップでは、「Menjan Mine Badakhshan Prov. Afghanistan」と表示されていました。アフガニスタンのバダクシャン州、メンジャン鉱山……ということになるのでしょうか。バダクシャン州といえば、場所的にはアフガニスタンの北東部、ヒマラヤの西につながるヒンドゥークシ山脈の石……ということになります。政治的にも地理的にも厳しい場所から、こんなやさしい色合いの石が出たのかと思うと、なんだか不思議な気分になります。そういえば、バダクシャン州は、美しいラピス・ラズリの産地でもあるようですし、くわしい産地はわかりませんが、アフガニスタンからは、ごくわずかですが濃くて美しい色合いのローズクォーツも産出します。考えてみると、アフガニスタンの石は、豊富な色彩に溢れているのかも……。いま、厳しい社旗状況にあるアフガニスタンの未来が明るいものであるよう祈らずにはいられません。
2004/11/03
コメント(1)
長らく失礼しました。10月はじめの方で「数日中には作らねば」なんてほざいていた私の「数日」とは、いったい何日あるのでしょう?やっと別サイトが完成しました。長い道のりでした。画像掲示板もくっつけてみましたので、よろしければ覗いてみて下さいませ。途中経過はちょっと日記にも書いていますが、まずはホームページビルダーに慣れるために時間を費やし、一度組みかけて灰色ベースから白ベースに変更するのに時間をロス、さらに白ベースから背景画像入りに変更したところで時間ロス&間違い発見。それでもなんとか第一段階として予定していたページを作り終えたところに待っていたのはリンクの山。他サイトさんへのリンクではなく、別々に作ったページ同士をつなぎ合わせる作業です。これが際限のないリンクリンクリンクリンク……(以下略)変な表示のされ方をしたときに手に負えないだろうとフレームを使わなかった私がバカでした。そんなリンクリンク作業が終了したのが実は10月25日。さっそくデータをアップデートして、やっと完了……と思っていたら!トラブル続出!まず、ビルダーからではデータが送れません。(ビルダーにはデータを転送する機能が付いているのに!)はじめはなぜ送れないのかわからなくて、セキュリティソフトを疑い、転送ソフトの設定を疑い、右往左往したあげくにわかったのは、利用しようとした無料のサーバーがビルダーからの転送を受け付けないということ。(問い合わせのお返事みたいな、あんな隅っこではなくもっと大きく表示して置いて欲しい)しかたがないのでファイルマネージャーとかいう機能を利用したのですが、これがかのリンクリンク作業にも似た作業の山。ページや画像をひとつひとつ指定して転送しなくてはなりません。転送しているとさらにトラブル!これは私の不注意かもしれませんが、転送を受け付けないファイル名が出てきました。ファイル名を修正すると、それにかかわるすべてのページのリンクを張り直さなくてはなりません。……ということは、再びデータの転送し直し。直したはずが見落とし、なんてこともあって、何度リンクを張り直したことでしょう。ところが!いざ、サイトを開いてみると、ビルダー上ではしっかりつながっているページが表示されない。写真ならともかく本文が表示されない。ページの一番下に表示されるはずの広告が一番上にやってくる。なぜなんだー!!!再び原因を探して右往左往。結局このサーバーとホームページビルダーの「どこでも配置モード」とは非常に相性が悪いらしいということがわかりました。さらにわからないのが、ビルダー上ではなんの支障もなく表示されているのに、「ビジュアルサイト」という機能を使ってサイトの構造と各データのつながり具合を調べてみると、あっちゃこっちゃがつながっていない!いったい何故!?しかたがないので「標準モード」ですべて作り直しました(泣)さんざん失敗し続けたおかげで、かなり手が早くなったと思いますが……。ホームページ作成ソフトを使わず、タグうちで作った状態に近いものができるという標準モードで作ったデータで再トライしてみると……。今度は背景画像が表示されないページが出現。「文句があるなら聞いてやろうじゃねえか」とすっかりすねた気分で調べてみると……。どうやら、画像名に大文字が混ざっているとダメらしい。ためしに画像名を変え、それに伴うページを修正すると……やっとできた!でも、問題の画像名は、データの転送では引っかからず、しかも最初の転送ではちゃんと表示されていたのです。画像名に大文字がだめだなんて、どこにも書いてなかったはず!わかりません……。そんな状態で作ったサイトなので、たぶん、どこかに不具合があるはず。見つけた方はご一報下さりませ。
2004/11/02
コメント(5)
全25件 (25件中 1-25件目)
1

![]()
