恵比寿Partyの2011水平試飲『マルキ･ダンジェルヴィル一級』

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2015.11.06

テーマ：今日のワイン(6040)

カテゴリ：ワイン･テイスティング

今回の有料試飲は『マルキ･ダンジェルヴィル一級』。恵比寿Partyの有料試飲では良く扱われている定番。
そして、過去に家飲みワインで好印象だったヴォルネイ・フルミエ 2004 。(期待していなかっただけにビックリでした。

)
これ以外にも、私の好きなヴォルネイの一級ワインが揃っているので期待大です。

【試飲ワインのボトルとリスト】

＜飲んだボトルとエチケット＞

［リスト］

飲んだワインは、ボトル写真の右から下記のとおり。

・Ｖolnay １er Ｃru Ｆremiet 2011
　　　所有は 1.57ha ( 全 7.92ha )。
　ポマールにも跨る境界の畑。(ポマールの畑 5.13ha)
・Ｖolnay １er Ｃru Ｃaillerets 2011
　　　所有は 0.45ha ( 全14.34ha )。
　　　ムルソーとの境界の畑。
・Ｖolnay １er Ｃru Ｃlos Ｄes Ａngles 2011
　　　所有は 0.53ha ( 全 3.34ha )。
・Ｐommard １er Ｃru Ｃombes Ｄessus 2011
　　　所有は 0.38ha ( 全 2.79ha )。
　　　ヴォルネイとの境界の畑。

【ワインリストと簡単なコメント】

No.

銘柄( 補足説明 etc )

香りの順位

味の順位

簡単コメント

ヴォルネイ・フルミエ　2011
　　粘土石灰質土壌に岩が所々見られる畑。

最初ハムっぽい燻製の香り。その後、ブレッドかとも想わせるウ○○臭が出てくるが、直に3.のような ブルゴーニュらしい香り になってくる。味は未だ酸味が強く、オフヴィンらしい 青さとエグ味 がある。まだ早いかも？

ヴォルネイ・カイユレ 2011
　　小砂利と赤い粘土質の土壌で、小石の割合が多い。

チョット 華やかな香り が感じられ、ダンジェルヴィルらしい。明らかに1.や3.より良い。ただ、香りのボリュームは弱い感じである。味は、1.や3.に比べるとエグ味が少なく 全体のバランスが良く、各要素が一回り大きい 感じ。また、エグ味が少ないからか、酸味が一番ピュアな感じがする。他より 価格が少し高い が、それだけのことはある。

ヴォルネイ･クロ･ド･ザングル 2011
　　樹齢50年以上で低収量。

1.と良く似ていて、最初は燻製香だが直にブルゴーニュらしい香りが出てきて、 黒系果実の香りも出てくる。一番変化がある。
味も1.に似ていて、やはりエグ味があるが、 旨味やミネラルはチョット上 の感じがする。

ポマール・コンブ･ドスュ 2011
　　格下げして村名に入れる率が高い。

最初は木の香りがし、 これだけ異質で華やかさが一番ない と思っていたら、ポマールだった。
味はこれが一番酸味が強く、やはりエグ味があり、且つ他より薄い感じがする。

2010と2012の間にあって、2011はヴィンテージとしてはやはり落ちる気がします。 ( でも、オフヴィンと言われている2004のダンジェルヴィルのフルミエは良かったです。)
長熟なダンジェルヴィルで真価を発揮していないのかもしれません。
そうなると、2010とか2012を飲んでみたくなりました。

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