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北海道北見市の焼肉店で8月に食事をした客6人が、E型肝炎ウィルスに集団感染し、一人が劇症肝炎で死亡したことが厚生労働省の調べで分かったという。牛肉や豚肉、それも内臓肉を主に扱う山田ホルモンとしてはこの事態を対岸の火事ではなく、自店にも大いに関わる問題として、E型肝炎ウィルスとはいかなるものか、また感染経緯や対策について考えることにした。そもそも豚は野生の猪を食用として改良したもので、ウィルスに感染しやすい体質だと言われる。そのため豚を育てる厩舎では徹底した管理体制でウィルスや菌に対する対策を施しているのが当たり前だ。E型肝炎ウィルスは出荷されるほとんどの豚に感染歴があるといわれる。ということはE型肝炎ウィルスは豚の体内に生息し、出荷される頃には消えているということである。ある教授が昨年実施した全国調査では、生後6ヶ月が過ぎ出荷時期を迎えた豚のレバーから、E型肝炎ウィルスが検出されたといった結果も伝えられている。人がE型肝炎に感染すると腹痛、食欲不振、発熱、全身倦怠感、嘔吐など、食中毒の症状で始まり急性肺炎と同様黄疸が表れる。感染して発病するまではだいたい平均40日だという。もともと発展途上国など水質が悪い国で水系感染が多く確認されるウィルスで今回のように日本で豚の内臓が原因で感染されるのは初めてである。対策としては、このウィルスは熱に弱いということである。ほとんどの場合熱処理によりウィルスは死滅するため、焼肉などの場合問題はない。しかし今回の事例は内臓を半生で食べたいうからウィルスが熱処理されず残っていたと推測される。まず言っておきたいのは豚の肉や内臓は、生で食べれる部位はまず無いといっていいだろう。しっかりと日を通して食べるのが賢明だ。また小さい子供やお年寄り、体調が優れない方は牛の生レバーや生千枚など、生ものは絶対さけなければならない。ウィルスに対する抗体が少なかったり、弱いためである。もちろん大人の方も夏場の生ものを避けた方がいい。神経質になる方もいると思うが、普通に焼肉をしてウィルスに感染する人はほとんどいない。きちんと熱処理を行った上で楽しい食事をするのが一番いいだろう。
2004年11月28日
孫正義と言えば泣く子もだまる、インターネット界の風雲である。16歳の頃、今は亡き日本マクドナルドの社長藤田田の下を訪れ、これからの世の中はどうなるかと占って貰ったという。藤田氏はこれから今で言う『情報革命』が訪れる。また国と国を超えたグローバルな世の中になる為、『英語』が不可欠であると答えたらしい。その後単身でアメリカに渡り、カリフォルニア・バークレー校の経済学部を卒業後、ソフトバンクを設立。ヤフージャパン、日本テレコム等を買収。そしてダイエーホークスの買収が決まるのである。私は今ほど野球に興味を持ったことがない。ライブドアが近鉄買収を名乗り出た時から、プロ野球の旧態依然としたシステムが崩壊して行く様が痛快に思えたのだ。プロ野球界初のストライキを経て、楽天とライブドアの新球団設立の為の熱いバトル。そして極めつけはソフトバンクによるホークス球団の買収である。野球の試合そのものに対する興味が増えたのではなく、球団をビジネスとして運営する側の意図に透明性が出てきた事がなんとも楽しく思えるのだ。楽天やソフトバンクといった新しいビジョンを持ったオーナーが打ち出す、画期的なプランはどのように達成されていくのであろうか。孫正義氏が打ち出した、王監督をGM兼監督といったプランも新しい。GM(ゼネラルマネジャー)とはオーナーと直結し、監督、コーチ、選手の全人事権を持ったチーム作りの最高責任者である。王監督はダイエー時代、本社の経営不振により登録選手の起用や、試合の指揮権はあるものの、人事に関わる権限がない為、大物外国人は獲得できず、工藤、若田部ら自軍のFA選手の流出も防げなかった。さらに前任の高塚球団社長の専横で小久保、井口を相次いで『無償放出』したといった苦い経験を持つ。しかし孫氏は大物助っ人の獲得資金として、10億以上用意してるとは、王監督に対して絶大なる信頼と期待をしているのだ。これで王監督は選手の獲得から人事まで。心置きなく指揮を振れるのだ。私は今までプロ野球に興味がなかったが、地元福岡に拠点を置く『新生ソフトバンクホークス』が、孫オーナーのプランによるアメリカメジャーリーグとの『世界一決定戦』に出るところを是非見たいという夢が膨らんできた。
2004年11月27日
血液型による性格判断を扱うテレビが今春から急激に増えている。特定の血液型を「いい加減な性格の持ち主」「二重人格」などど決めつける内容が目立ち、NHKと民法が設立した「放送倫理・番組向上機構」に抗議が寄せられたという。私もほとほとこの手の番組には嫌気がさしていた。私の推測がたしかならば、発端は「あるある大辞典」である。昔から血液で性格判断をする番組があったものの、理性が働きにくい幼稚園児を血液型別で集団行動させ、その行動をチェックするといった実験は多くに視聴者に共感を得たと思う。しかしその後、他の番組でも同じような実験や、芸能人による血液型別に分けてのトークが視聴者にうけたのか、繰り返し同じような番組が編成されていった。その結果、「O型は大ざっぱ」「A型は神経質」「B型は自分勝手」「AB型は二重人格」といった大衆の常識が定着していったのである。テレビは怖いといった内容を何度も日記に記したが、すでに大衆心理として日本に根強く浸透しているのは否めない。山田ホルモンの社長いわく性格を決定する一番の要因は「三つ子の魂百まで」と、幼児期の生活環境だというが私もそれに納得である。人の微妙で複雑な性格をたった4つに分別できる訳がないのである。ちなみに私若旦那はO型、若女将はAB型で血液判断では最悪の相性だとか・・・
2004年11月26日
大手運送会社、佐川急便は委託先の配達員が北九州市内に配達予定だったダイレクトメールやカタログなどの封筒計約3万2300通を捨てたり、自宅に持ち帰ったりしていたと発表した。(日経新聞)委託した会社は広告代理業の毎日メディアサービスといって、全国各新聞への折込広告を取り扱ってる会社である。昔ポケットティッシュを配る仕事を減らす為に、ティッシュを家に持ち帰ったり、捨てたりする事をよく耳にしたが、ここでは配達員が自分の仕事を減らす為か、委託された商品を捨てたり持ち帰ったのである。もちろん大量に流されるダイレクトメールなので、本当に送ったのかどうかを全て確かめるすべはなく、ランダムで確認作業をするようだが、もしかしたらこの事件は氷山の一角に過ぎないかもしれない。よくこの手の業者とトラブルを起こすケースを耳にする。委託する方は本当に届いているのか気になり、ランダムでも確認するが、100%届いているケースは稀で10%から30%といった事もざらという。スパムメール(迷惑メール)と分かっていて配達する配達員も仕事に熱が入らないだろうが、高い金を支払って指定の地域に配達されなかった委託側もたまらないであろう。最近は『DMの読まれ方』などと言ったハウツウ本もたくさん出版されていて、ひとつのマーケティング手法として扱われている。その本には読まれるコツとか、封筒を開けさせる方法といったあるゆる手法が書いていた。それ位ダイレクトメールの開封率が低く、効果があるマーケティングではないのだ。この配達員をかばっているつもりはないが、ダイレクトメールの配達は送っても送らなくてもいいだろう、くらいの雰囲気があったかもしれない。配達員の失態も見逃す事ができないが、数打ちゃ当たるみたいな迷惑な営業も、考え直さなければいけない時期にきたのではなかろうか。
2004年11月25日
ついにあの牛丼でお馴染みの『吉野家』が、牛丼チェーン店大手4社の9月中間連結決算で首位を転落した。米国産牛肉の輸入停止が響いたのにももちろん影響があると思うが、頑なに貫いてきた『牛丼には米国産牛が一番合う』が裏目に出たようだ。『吉野家』は今でこそ豚丼、牛カレー丼、牛鉄鍋膳などのメニューが揃っているが、牛丼販売の中止前まで販売額の9割は牛丼あ占めていた。消費者にとって『吉野家』=牛丼といったイメージ戦略に一時成功したものの、米国産牛肉輸入停止といった予期せぬ波乱には打ち勝つことが出来なかったのだ。「すき屋」を展開するゼンショーは、他社がもたもたしている先に豪州産の牛肉を使った牛丼で盛り返す事ができた。松屋はもともと「牛めし」だけに頼ったメニューだけではなく、多様な定食類で販売額の半分を占めていたので、他メニューの開発強化で深刻な影響はない。唯一『牛丼』というイメージ戦略に特化した、『牛丼吉野家』だけが、深刻な影響を被っているのだ。秋には合意を、今年中には再開を・・・と未だ明白な再開交渉の結果を得られぬまま、米国産で新たなBSE感染の疑いがある牛が発覚。春には再開をさせる見通しとしているが、『吉野家』には春が訪れるのか。ひとつ言える事は、消費者が『吉野家』に求めているのは、純粋な『牛丼』でしかない。それは『吉野家』のイメージ戦略の結果であり今では試練であろう。『吉野家』の復活は『牛丼』でしか果たせない!
2004年11月20日
わたくし若旦那が若女将と結婚して1ヶ月が過ぎ去った。生活の方も落ち着いてきたので、我が家の慣例に従って家族と親類を新居に向かえ、食事会を開くことにした。そうなれば忙しいのは若女将である。1週間も前から料理の献立から部屋の掃除、庭の手入れ等、初めてお客様を迎え入れるため全力を尽くすのだ。もちろんこの儀式は女将が若女将に対して、山田ホルモンの若女将としての資質が備わっているのかをチェックするといった意味も少々含まれている。(かもしれない。いや、そんなわけない。)何はともあれ、唯一の休日である火曜日さえも朝から大掃除に献立の買い物、庭掃除に私も駆り出されお客様を迎える準備に勤しんだ。もてなす料理も当初は、私の姉も手伝う予定だったが、二人で相談した結果、家族もお客様と考えて一人で作ることに決めたのだ。もちろん全ての料理を作る事は出来ないので、刺身の盛り合わせは魚屋さんに頼み、茹でた豚とキムチは女将の差し入れで賄った。その他に若女将の考えた献立は、スジの煮込み、カルビスープ、雑菜(チャプチェ)、大根の和え物、チヂミ、ちらし寿司である。実はもう一品ゆで豚のからしごまソースがあったのだが、用意したテーブルが料理でいっぱいになってしまったので、急きょ取りやめる事にした。いよいよお客様を迎え入れる時間になった。いつもはケチケチして部屋の電気を規制する若女将も、今日は全ての部屋の電気を点けまくった。みんなが揃ったところで、私が簡単に御礼の挨拶をし、みんなが料理をほお張り始めた。山田ホルモンの女将の他にも主婦暦ウン十年のベテラン主婦から温泉の女将もいらっしゃっている。もちろん料理にも関心が高い。楽しく会話しながらも料理や盛り付けにはキラリと目を光らす。若女将をそれらをみながらゴクリと生唾を飲む。食うか喰われるかの瀬戸際の攻防である。しかし、さすが米子の有名焼肉店で修行を積んだ若女将。も盛り付けや、きめ細かな創意工夫を凝らしている。ベテラン主婦や温泉の女将もそこはのがさず、「雑菜に卵焼のみじん切り、スジ煮込みに白髪ねぎをまぶすとは、手間のかかる仕事を惜しみなくした」と誉めてくれた。問題は山田ホルモンの女将である。後片付けが終わる頃、「こんなに料理が作れるとは、私は安心しました。」と一言いってくてたと言う。実質上、山田ホルモンの女将が若女将に対して『太鼓判』をくれたのである。こうして若旦那同様、若女将も山田ホルモンで修行を積み、精進して行くのだ。
2004年11月19日
『塩然』(siozen)シリーズもやっと第2弾が発売され、シリーズっぽくなったが、この商品についてはお店の意図よりも、お客様のご要望という面の方が大きい。何故ならば、この商品はある個人的なお客様の熱い要望を叶えるといった特殊なケースであるからだ。ミートミーツでは商品を買っていただいたお客様にアフターメールとして、商品に対するご要望、ご意見をお聞きしている。たくさんのお客様方から掲示板や私のメール宛に、厳しい意見や嬉しいお知らせ等が送られてくる。その中に「最近、私の中で塩がブームなんですけど、塩ホルモンや塩カルビなんかないんですか?」といったメールが何度も送られてきた。塩ホルモンや塩カルビといった、塩ものを食べたことがなかった私達は、美味しいと聞く焼肉店やインターネット通販から塩ホルモンを取り寄せ研究に研究を重ねた結果生まれたのが第1弾の『塩然ホルモン』である。『塩然』のネーミングは『唐甘焼』(tougan)に対抗したものである。『唐甘焼』はあるていどミートミーツ内に定着したものの、塩ものを販売するとなれば、ある程度のネーミングが不可欠である。そこで、天然の岩塩を使ったミネラルたっぷりの『塩』ということで、『塩然』と名付けた。この塩はほんの一粒ですごく塩辛い。しかし後味が自然でさっぱりとして口に残らない。カルビは肉汁が結構あるので、コッテリしたタレだとどうしても口にベタベタ感が残ると思う人もいるが、『塩然』だと肉本来の旨さを存分に味わう事ができる。試食は私若旦那と若女将二人が担当した。味付けのバランスを考えながら、塩加減は私が見ることにした。調理は若女将。何度も試行錯誤の末、試食を試みた。若女将の第一声は「美味しい!!」の一言であった。私も一口食べながら、これはお客様にお出ししても恥かしくない商品だとオーケーサインを出した。こうして『塩然』シリーズ第2弾『塩然上カルビ』が登場したのである。
2004年11月18日
あわただしい発送の仕事が一段落し、美味しいコーヒーに舌鼓をうつ。つかの間の休憩を楽しんでたその時、山田ホルモンの電話がけたたましく鳴った。電話の近くにいた山田ホルモンの女将が受話器を取ると、私の顔をチラッと見た。・・・こりゃ何かあったな・・・ 女将は「そうですか。すみません。こちらで調べて見ますので・・・」と、目の前にいるお客様にお辞儀をしそうな勢いで謝り倒している。受話器を置いた女将は、「お客様の許に荷物がまだ着いてないんだって。」とポツリと言った。急いでお客様のデータを調べて見ると、山田ホルモンからの発送は間違いなく行っている。しかもこのお客様は18人でバーベキューをすると言って、カルビを4キロも買ってくれたお客様である。数量や金額云々よりも、楽しみにしていたバーベキューに主役のお肉が届かないとなれば、これは大問題である。実は何ヶ月前にも他のお客様が、友達同士で寄せ合って食事会をするのに、当店のお肉を購入してくれたことがある。時間指定をしているのにも関わらず、指定日に届かなかった為、お客様に恥をかかせてしまった苦い経験があるのだ。結局発送したにも関わらず、キャンセルする羽目になり、運輸会社にその分の代金を支払わせた事がある。今回はその事態だけは避けたいと、電話口で必死にヤマトに迫った。電話で調べた所、昨日発送した商品がまだこちらのベースを出てないという。と言う事はまだ福岡県内に荷物があるのだ。山田ホルモンの女将はヤマトに「お客様とこの日に届けるち約束しとうと。時間帯は過ぎたけど今日中に絶対とどけて!」と迫った。数分してヤマトの偉い方から電話が入った。なんと荷物がどこにあるのか分からないという。そして万が一荷物が見つかって、夕方の分のトラックで発送しても今日中にはお客様の下には届かないと言い出した。怒った女将は、「あんた、あんた達の仕事はお客様に時間通り商品を届けるのが仕事やろ!広島やったら高速乗ったら5時間もあれば着こうも。自分の車を使っても届けてもらいますけんね!」と喰いついた。偉い人はたまらず、「先方のお客様と話させてもらってよろしいでしょうか?」とおずおずと聞いてきた。数分後、バーベキューは明日の予定なので、明日の朝まで商品が着けばいい、という話になったという。私は山田ホルモンの女将に、商売とは何たるかを教えられた。私達がやっているのはママゴトではないのだ。私は今日中には着かないと言われた時、何の対策もなしに絶望の淵に立たされる事だけを思い浮かべた。どうお客様に謝ればいいのかと・・・しかし女将は最後の最後まで荷物を届ける算段を続けたし、ヤマトに対してもプロフェッショナルを要求した。ヤマト側が、「荷物がない場合は弁償も止む終えない。」といった瞬間、「弁償云々よりも、何が何でも荷物を届けなさい。それがあんた方の使命やろ。」と言いはなった。結局荷物は見つかり、明くる朝無事お客様の許に届いたという。人間がする事なので、この事件も必要リスクと考えているが、プロフェッショナルとは何たるかを教えられた一件であった。
2004年11月15日
若女将の実家である福井からサンダーバードと新幹線を乗り継ぎ6時間ほどで博多駅に着いた。朝の10時過ぎに福井の実家を出たので、到着は夕方の5時位。一日仕事である。そのまま電車に乗り継ぎ家まで帰ればいいのに、せっかく福岡に出てきたんだから美味しいものでも食べようよ、と言うことになった。私が言う福岡とは博多の事である。他県で出身地を聞かれるとすかさず「福岡です。」と答えるが、もちろん博多ではない。しかし大体「福岡」と「博多」は混合して使われる場合が多いので、博多っ子面をして「屋台はいいですよ。」なんて、しばしばにわか博多っ子になりすますのだ。(そんな話は今日の話題に一切関係ない。)外食をするとなると、ほとんどの場合焼肉になってしまう。ターゲットは博多駅から歩いていける美味しい焼肉屋さんである。がなかなか見つかりそうにない。しかたなく友達に電話すると、知り合いがやっている焼肉屋さんを紹介してくれた。店の前まで歩きいざ暖簾をくぐろうとすると、若女将が一言、「ここ少し高くない!」外の看板に出ているメニュー表を見ると、本当に高い。もちろんいいお肉を出しているのだろうが、焼肉会席みたいでちょこちょこしているので、私の口には合わないと思い別の店を探す事にした。そういえばちょうどこの店を探す途中に馬の肉やホルモンを美味しいと謳った店があったので、そちらの店に入ることにした。通されたのは新しく出来た奥座敷。掘りごたつでゆっくり座れる。照明も暗すぎもせず、明るすぎもせず、和む空間である。メニューと言えば、馬を中心に網で焼ける焼き物も揃っているし、一品料理も充実している。福岡の男性が好む焼酎もしっかりおさえているし、女性が好きそうなカクテルもたくさんある。とりあえず馬刺しの三種盛りを注文した。馬のタテガミに背中の肉、あごの肉である。普通の居酒屋に行くと牛たたきを凍らせたような馬刺しが出てくるが、ここは新鮮な馬刺しが揃っていた。脂すぎもせず、硬くもなくバランスの良い脂ののりである。友達から美味しいと薦められた『黒霧島』(芋)の上手な肴になった。それから馬ホルモンの塩焼、馬の骨付きカルビ、馬スジの煮込みなどを堪能した。一緒に牛のタンを食べたのだが、いつもなら美味しい上タンも今日は心なしか少し脂っこく感じられた。私の中の構想としては、ミートミーツの商品の中に前から馬を入れようと考えていた。馬は臭いとか、馬は硬いというこれまでの固定観念を覆すほどに旨い肉だと言う事は、これ以上強調する必要はない。馬は体温も高く腸内に菌等が生息しにくい環境という。腸自体が非常に清潔なのだ。また生ものにも適している。牛のレバや生センマイなどは安全の為ミートミーツでは販売していなかった。これからも牛の生ものの販売をする計画はないが、馬刺しに関しては検討中である。まだまだ馬を食べるという習慣がない地域が多い中、全国に普及していくのも面白いかもしれない。今後も馬の肉やホルモンに関する研究を重ねて行きたい。今日は有意義な夕食であった。
2004年11月08日
焼肉太郎さんへはじめまして。山田ホルモンの若旦那です。兵庫では丸腸を扱っているところが少ないんですね。全国的に見てもホルモンの部位の名前や知名度にはある程度の格差があります。東京に行ったとき聞いた話では、東京都では丸腸を作るのは衛生上禁止されているとのことでした。鳥取県の米子の知り合いは、ホルモンと言えば丸腸が出てくると言います。私が住む福岡でも10年位まえから流行りだしました。(全国的にどのような事になっているのか、これを読んだ方はコメントお願いいたします!)丸腸とは丸腸という部位が特別あるのではなく、小腸を裏返しにしたものです。牛の腸のまわりにはたっぷりと脂がついています。その脂には牛の分泌物などがついている為、そのままひっくり返すと、もちろん衛生上よくないですね。そのため県の衛生局などが規制を作っているのかもしれません。山田ホルモンは直接屠蓄場で仕入れています。もちろん数分前まで生きていた牛がどんどん解体される場所なので、一番新鮮なホルモンが手に入ります。ここは誰でも入れる場所ではなく、山田ホルモンの社長も30年前にある方の弟子入りをしながら入った、その筋ではあこがれの場所です。ここでは次々と解体された牛のあらゆるホルモンが流れるようにやってきます。丸腸の素となる小腸もまさに腸のままやってきます。小腸のまわりについた脂を少し絞りながら、腸内に入った分泌物を取り出し、シンクに溜めた水の中で洗浄しながら裏返しにひっくり返します。ひっくり返し方は、腸内に30センチ位の細い竹棒を入れひっかけるようにして、裏返します。腸内に脂を閉じ込めるため、脂をきれいに洗浄するのが第一条件です。そうして脂の収まった丸腸をぶつ切りにカットし、お店に並ぶのです。おそらく普通の業者に頼んでもしてくれないのは、ひとつは面倒だということ。もうひとつは衛生上の問題で責任が取れないということだと思います。山田ホルモンでは
2004年11月04日
6月30日の近鉄買収表明から4ヶ月。ドタバタ劇の末、楽天株式会社がパリーグに新規加盟することが正式に決まった。予め楽天が加盟する事が内々では決まっていたのではないかという不信感は拭えないが、1リーグ制に移行しようとする一部のオーナーの意向に一石を投じたかたちになった。近鉄買収表明当時の堀江社長はまったく無名で、会社のアピールのための売名行為ではないかとうそぶかれた。ある経済評論家はテレビで、財務体力と経験が足りないことを前面にだし、ライブドアには無理だと鉄槌を下ろした。楽天がパリーグ新規加盟に名乗りを上げたことで一騎打ちのかたちになったが、ライブドアが名乗りを上げなかったら楽天のプロ野球構想はなかっただろう。何故ならば当初楽天の三木谷社長は近鉄買収問題で揺れるプロ野球界を外目に、(所有しているのが)Jリーグでよかったと発言しているのだ。ライブドアの構想がすこしずつ明るみに出ることで、ビジネスとしてやっていけると気付いたのであろう。最終的な結果として楽天が新規加盟となるが、ライブドアが旧態依然の組織をぶち壊して、野球界の再編というシナリオを作った功績は歴史的に残る快挙である。楽天はライブドアの構想を基に責任を持った球団経営を行ってもらいたい。今まであったようなプランでは何も変わらない。ライブドアとの決闘の末勝利をおさめた、楽天の使命はプロ野球界の劇的な再編であり、新しい経営である。
2004年11月02日
先月から毎月1日を『仮想創業日』と仮定して、一ヶ月に起こったミートミーツでの出来事を振り返っている。10月の売り上げは目標金額に届かなかったもののまずまずの売れ行きであった。しかし経営とは、単に売上げを伸ばす事が至上課題なのだろうか。もちろんキレイごとなどを言うつもりはないが、売上げだけを伸ばそうと思っても、なかなか伸びることはないだろう。売上げを伸ばす為にはどうすればいいのかを先に考えると、どうしてもコストを削減して利幅を多く取ることが優先される。その結果食材の品質を落とす原因となりえる可能性が出てくるのだ。安売りしてお客さんを一時的に増やしても、安いときしか買わないお客さんを作ってしまう。やはり商品に見合った適正価格で商品をアピールするべきだし、自信をもって販売したい。お客様がしっかり納得されるよう商品の説明を多くし、気兼ねなく質問できる環境を作る努力が必要であろう。どうすればお客様が満足してくれるのかが最優先である。そう考えると、一つ一つの商品に対する説明が不十分であったと反省しなければならない。トップページの更新以外はほとんど新しいものがなく、新鮮味に欠けるページが大半である。新規のお客様はそれなりに満足しても、何度か訪ねてくれるお客様にとってはつまらないページになっている可能性が大きいのだ。またお客様の注文に対するメール返信もマニュアル化されて無味乾燥になっている。訪ねる度に新しい発見が出来るページにするため、日々の更新を怠ってはいけない。11月の目標は『日々更新』にしよう。ほんの少しだけでも毎日更新して行こう。売上げを伸ばす事を優先課題にするのではなく、お客様に飽きのこない魅力的なページ作りを心がけよう。その結果売上げを向上すれば言うことはない。『日々更新』次の『仮想創業日』はこれを実践できたかを反省しつつ、年末までの計画を立てる事にしよう。
2004年11月01日
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