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最近焼肉料理だけではなく、ホルモン料理も世間に認知されてきたようだ。関西や韓国人が多く住む地方では昔から食べられてきたが、焼肉屋ではホルモンはどちらかと言うとマイナーな方だったと思う。ここで問題視したいのは『ホルモン』の由来である。私は小さい頃(生まれたときから家業がホルモン屋さん)からホルモンをたしなみ、ホルモンの由来は「放るもの」と聞かされて育った。しかしいろんなお堅い書評や文献をしらべると必ずと言っていい程、そんなばかげた由来は無いと言う。(焼肉文化-韓国料理アラカルト引用)『特に、関西地方では今でも焼肉のホルモンは、大阪弁の「ほおるもん(大阪では捨てるを《ほおる》、物を《もん》という)」からきたと信じ込んでいる人が多く、これまで様々な本にもそのように書かれてきた。』ある本ではホルモンの働きをよくする成分がたくさん含まれている為、そう呼ばれてきたのだろう。と言う。私から言わせるとその由来の方がばかげている。言葉はある日突然生まれるのではなく、日常の習慣や文化から生まれるのであって、ホルモンを食べてるようになった戦後の復興期に「ホルモン分泌を良くするのでこの名をホルモンにしよう。」とは考えられない。商品登録をしていたのなら話は別だが、私の個人的な見解ではやっぱり「放るもん」からきたのではないだろうか。明治時代から日本でも肉を食べたと言う。しかし内臓はほとんど食べられずに捨てられた。内臓を食べると言う文化がまだ一般化されていなかったのだ。戦後まもなく日本に住み着いていた在日韓国朝鮮人は食糧難である日本で生き抜く為に屠場(牛や豚を卸す所)から、そのころほとんど日本人が口にしなかった、ホルモンを貰って商売もしくは生計を立てていたのだという。ホルモンとはそういった泥臭い文化で育った食べ物であって、ホルモン分泌を云々するようなスマートな文化で育った食べ物ではない。間違いない。経済が好転する中、食べ物であるホルモンの由来が「放るもん」じゃカッコがつかないと言うことで、ホルモン分泌云々の説がでたのではないだろうか。山田ホルモンも今年で30周年。開業から現在に至るまで屠場(牛や豚を卸す所)から特別に内臓を貰い受けている。昔の名残のまま続いているのだ。「ホルモン」の由来は言葉の上にあるのではなく、文化の上にあると言うのが山田ホルモンの持論である。
2004年01月31日
今朝【MEET MEATS】の商品アクセス数をチェックしていると、なんと一位に『センマイ』がランクインしていた。「なぜだろう?今まで脚光を浴びなかったセンマイ。焼肉店でもカルビやホルモンの影に潜めて、ホルモン通や知る人ぞ知る存在であるセンマイ。」おかしい。何かがおかしい。特定の人がセンマイだけを何度もアクセスしたのか?山田ホルモンは早急にリサーチを試みた。と言うより山田ホルモンの女将(もちろん私の母である。)に聞いてみた。「あーあれね。昨日テレビでやりよったきやないん。(方言で失礼-テレビでやっていたからじゃないの。)」そうである。昨日の「とんねるずの食わず嫌い」(正式な番組名は分からないが)で生センマイが出ていたのである。テレビの影響とはすごいもんだ。多分センマイとはどんな食べ物なんだろうと、YahooやGoogleの検索で調べたのではないだろうか。ちなみにYahooもGoogleも「センマイ」で検索すると、【MEET MEATS】の「センマイ」が一番に出てくる。恐るべし、楽天市場。ということでセンマイについて少しばかり書きたい。センマイはグロテスクである。よく見れば、見るほどグロテスクである。一度お客様が「うちはセンマイは食べないんです。だって雑巾みたいなんだもの…」。売ってる私に非常に失礼だ。センマイの美味しさも知らないくせに…センマイは牛の3番目の胃である。名前の由来は千枚のひだがあるような形からきている。もつ特有の歯ごたえがあり、鉄分を多く含んでいる。脂肪が少なくとってもヘルシーな食べ物である。生センマイはチョジャン(韓国風味噌ダレ)で食べるのがとてもおいしい。いや絶対おいしい。間違いない。しかし!しかしである。そんなに美味しい生センマイを何故【MEET MEATS】には置いていないのか?焼肉用のセンマイはもちろん置いてあるのだが、生ものは鮮度が命。たった数時間で味が落ちるし、インターネット販売だと必ず、宅配便を通して送るのだが管理が難しい。間違ってもお客様が腹をこわすような事態は万が一でも避けなければならない。そういった理由で置いていないのだ。しかし!決して落胆してはいけない。センマイの美味しい食べ方がもう一つあるのだ。それはセンマイをお湯で茹でるのだ。量にもよるがあくを取り除きやわらかくなるまで茹でる。そしてチョジャンで食べる。これが旨い。間違いない。牛の第2の胃であるハチノスはセンマイよりさらに旨い。意外なところイタリア料理では定番の食材なのだ。チョジャンをどこで購入するのかって?お客様が望むのならチョジャンも【MEET MEATS】で商品化しましょ。近いうちにセンマイとハチノスのおいしい食べ方とチョジャンを売り出さなきゃいけない。忙しくなるぞ!
2004年01月30日
日本でもすっかりおなじみの「キムチ」。もはや韓国料理というより、すっかり日本の方の中にも浸透してきました。私たちがイメージするキムチとは白菜キムチが主ですが、キムチとは韓国語で「漬物」の総称なんです。白菜、大根、きゅうり等を塩漬けにし、さらに魚介の干物、とうがらし、ニンニクなどを混ぜて漬け込んだ発酵食品です。山田ホルモンや【MEET MEATS】でも一番ポピュラーな白菜キムチが発売されているが、私はこれだけに満足することはできなかった。【MEET MEATS】をオープンするときに白菜キムチだけではパンチが無いから、違ったキムチも販売したらどうだろうと思い、いろんなキムチ屋さんを見て回った。キムチの専門店を覗いて見ると、カッテギ(大根キムチ)やオイキムチ(きゅうりのキムチ)など多種多様なキムチがところ狭しと並んでいる。このキムチ専門店と競合するにはとてつもない食材費と研究費がかかるだろう… このキムチ専門店を凌駕するキムチはとても作れない… それだったらキムチを使った料理を商品化するのはどうだろう…キムチの味は十人十色、どれが美味しいかなんて判断するのは極めて難しい。日本の漬物同様、その家の味があるのだ。私が選んだのは一つの商品に賭ける情熱ではなく、一つの商品を使って世界を広げることだった。(だからといって山田ホルモンのキムチは手を抜いていない。かなり美味しい。)いろんな研究を重ねた結果ひとつの商品を開発したのである。私は万を期して【MEET MEATS】に『豚キムチ』を送り出した。『豚キムチ』は日本でも知名度が高く作り方も簡単である。試食を繰り返し「…これはいける!」とこころの中で叫んだ!商品発売後、アクセス数もどんどん上がってきてる。売れるのも時間の問題だ。しかしアクセス数が高い割には全然売れない。みんな興味があるのに全然手を出そうとはしない。どうしたんだ俺の『豚キムチ』!!しまった。あまりにも商品の紹介に力を入れた為、「豚キムチ」の作り方からレシピまで紹介してしまった。アクセスしたお客様もおそらく自前でキムチと豚肉を購入して作ってるのだろう…しかし、それならそれでいいではないか。お客様が喜んでくれれば…【MEET MEAT】ではさらなるキムチ関連の商品を開発中である。その際は懲りずにレシピも紹介していくだろう。お客様が喜んでくれれば…
2004年01月29日
調理場に立ち、包丁を片手にでっかい肉をさばく。たちまちその肉がいくつかの塊となり、その肉がきれいな波を打ち、店頭に並ぶ。お客様との他愛無い会話。町の情報。今日の天気等お客様とのふれあいが山田ホルモンには在る。しかしインターネットのショップでは、私の顔は公開しているが、お客様の顔は見ることが出来ない。できるだけお客様とのコミュニケーションを多くとる事が大切である。私はメールにお客様の住んでいる地域の天気等をネタに、なるべくお客様と会話できるよう努めている。今日【MEET MEATS】のお客様からの注文でタンを切っていた。薄く切るのがいいのか、厚めに切るのがいいのか。その店のこだわりがあるかも知れないが、お客様にもこだわりがあるだろう。注文したお客様が男の方だったので、男の方がたくさん集まり豪快にパーティーをするのだろうか、家族の代表でお父さんが注文したのだろうか、その場合は子供がいる可能性もある…バカなことを考えると思うかもしれないが、「注文が入りました。準備できました。発送しました。」じゃ味気ない。やっぱりお客様の顔を想像しながら肉をさばき、ホルモンを切らないといけない。でも想像だけじゃダメだな。お客様が質問しやすい環境を作ってやらないとダメだし、お客様が注文しやすいように注文フォームも改善しないとダメだろう。お客様を英語でCUSTOMER(カスタマー)と言う。カスタムとは習慣という意味だ。お客様が習慣のように私の店に訪ねてきて、他愛無い世間話に花を咲かせ、肉の厚さや大きさ等を細かく注文する。そしてまたやって来る。【MEET MEATS】はそんなお店をめざしている。早速注文フォームの改善に取り組もう。私が提供する既成の商品をお客様が買うのではなく、お客様の欲しい商品を私が作る。これが本当のCUSTOM MADE(カスタムメイド)である。「山田ホルモンセンター」【MEET MEATS】は日本発のカスタムメイドのホルモン屋さんを目指します。
2004年01月28日
山田ホルモンは火曜がお休みです。しかし!! 仕入れはいつものごとくあるのだ。仕入れから帰るともう一仕事。それは今仕入れたホルモンやハラミ、タン等を真空パックしなければならない。単純な作業である。単純な作業を繰り返しながら思った。 …ホルモンや肉の食べ時っていつなんやろ?… お肉は空気に触れていると酸化が進んで味が落ちる。いつでも美味しく食べれるように新鮮なうちに真空状態にするのだが本当においしい時期っていつなんでしょう。私は食の専門家ではないが、自分の舌で判断できる美味しい時期は、ホルモンは仕入れたその日が一番美味しい。間違いない!でも肉やハラミは新鮮なうちに食べても味がなく、ぱさぱさした状態なのだ。間違いない!調べてみると肉の美味しさの基準は新鮮さではなく、熟成度なのだそうだ。「解体処理したての肉は柔らかいのですが、死後硬直で徐々に硬くなっていきます。」(日本食肉消費総合センター発行の『食肉がわかる本』)徐々に硬くなっていくが、これをさらに低温で貯蔵すると再びやわらかくなり、保水性も回復し味や香りもよくなるのである。貯蔵する低温とは摂氏2~4度で、間違っても冷凍してはならない。冷凍すると保存がきくが、解凍すると肉の旨みが逃げてしまう。牛肉で1~2週間ほど熟成させた肉が一番美味しく食べごろなのである。そういえば昔社長が「肉が悪く見えるころが一番美味しいけど、お客さんには出せんけね。一番美味しい肉を食べようのはお客さんじゃなく、俺たちバイ!」そうか、いくら肉を真空パックして冷蔵庫に保存しても1~2週間経つと肉が黒っぽく見える。でもお客様に出す商品は新鮮で赤みを帯びた、いかにも美味しそうな部分を提供する。いくら美味しいからって熟成して黒っぽくなったお肉をお客様に出すことは出来ない。でも美味しいお肉をお客様に提供したい。どうすればいいんだ!今度山田ホルモン、もしくは【MEET MEATS】でのお買い物の際に「熟成したお肉を下さい。」と言ってみてください。私は喜んで1~2週間経ったちょっと黒味を帯びた、しかし旨みのあるお肉をお客様に勧めるだろう。
2004年01月27日
昨日の朝、「山田ホルモン」の社長がおもむろに、「馬どうやろ?」と聞いてきた。私も最近馬のことが気になり馬肉について知ってる限りのウンチクを語ってみせた。「馬肉はコレステロールが低くて、低カロリー、ヘルシーなんよ!でも硬いけん、あんまり美味しくないかもね。」実は私は何年か前に熊本阿蘇の草千里で馬肉の串焼きを食べたことがある。はっきり言っておいしかった。なのに「硬いかもね。」と言わせた心理はどこから来たのだろう。社長の「でも、食べなわからんやろ!」の一声で熊本から馬肉のバラ肉を送ってもらうことにした。今朝届いた馬肉を調理して食べたのだが、牛肉に比べて脂身が少なくしつこくない。美味しいというより、旨いといったら分かっていただけるだろうか?(分かる訳ないな。)でも何故馬は硬いとのイメージがあるのだろうか?実際バラ肉の中にも硬い部分はある。ホルモンも実際硬い。でも先にも言ったがコレステロールが低く、低カロリーという事は運動量を減らし無理に太らせたり、霜降り肉を造ろうとしたバカな努力をしてないからだ。大自然のなか放牧で育ち、運動量が多い馬の肉は引き締まっており、健康的なイメージさえある。 「これバイ。」と私は思った。BSE、鳥インフルエンザ、豚までも危い昨今、食肉業界を救うのは馬しかない。馬は他の家畜より体温が高い為、ウィルスに感染しにくいと言われている。和牛専門の焼肉屋さん、アメリカ輸入に頼った牛丼屋さんなど専門店という専門店はこれから試練の道を歩むだろう。実際国内BSE騒動のおり潰れた焼肉店はいくつあるのだろうか?何かにこだわることも重要である。でも何かを捨てることも重要である。「山田ホルモン」は馬肉も一つの選択伎として視野に入れている。【MEET MEATS】も和牛のホルモン中心の店のクセに、MEAT(ミート)と名をつけたのは将来牛肉、豚肉、鳥肉、馬肉を扱う総合店に成長させるためだ。お客様に本当に信頼できるお肉(MEATS)との出会い(MEET)を提供するのが【MEET MEATS】の使命である。
2004年01月26日
「特命リサーチ」という番組で私にとっては興味があるネタをしていたので紹介しよう!(もちろん見た方もいると思うが…)普通の肉を高級肉の味に近付ける方法。肉の美味しさには旨み成分と脂質に秘密があるという。いろいろ科学的なウンチクを言ってたが今日は避けよう。まず、旨み成分を増やすにはマイタケをみじん切りにして、30分程水に浸す。そしてそのエキスを保存パックなどに肉と一緒に5分ほどつけておくと肉の旨みが存分に出て高級肉のような味わいになるそうだ。(もちろんマイタケエキスはペーパーで水分を拭き取る。)また赤身の肉を高級霜降り肉のような味わいにするには、高級肉の脂を細く千切りにし、赤身の肉の上に並べる。そして保存容器の中に空気が入るようにし、ラップをかけて一晩寝せておくと美味しいお肉の出来上がり。順番としては脂をつけて一晩寝かせておいた肉に、マイタケエキスに浸すのがいいらしい。そのテレビの番組を、毎週日曜恒例の焼肉をほう張りながら、うちでもやってみようかと考えた。もちろん安い肉を高級肉として売ろうと考えたのではなく、おいしい肉をもっと美味しく食べる為にはどうしたらいいのかと。前にも日記に書いたが私は霜降り信仰者ではない。ステーキのような高級肉より赤身の身が引き締まった肉を好む。もともと霜降り肉とは人間が人工的に作った肉である。霜降り(要は脂)は運動量を極端に減らして太らせた肥満体の肉である。もちろん口の中で脂がとけて美味しいといえば美味しいのだが、毎日食べられるもんではない。特に欧米の食卓に並ぶ肉料理は赤身の固めの肉が多い。「山田ホルモン」が仕入れる肉はというともちろん霜降りの美味しい部分である。(今の話に矛盾するが…)人には好みがあるからそれを否定しようとは思わない。しかし自分が納得したものしか売らない。「山田ホルモン」が今回始めた楽天市場の【MEET MEATS】は山田ホルモンの成長をにらんだ一種の実験である。お客様に少しでも満足していただけるよう、上記でも書いたがいろんな実験と努力を重ねなければならない。【MEET MEATS】の安くて旨い肉の販売が近いことは間違いない!(もちろん今でも十分美味しい!)
2004年01月25日
今朝の朝日新聞《be on Saturday》に神戸の洋菓子店『ツマガリ』を営む津曲孝さんの記事が掲載されていた。「小さな店でいい 本物の味は旅をする」商売が繁盛すれば店舗数を増やしてゆくのは、私の中では常識であった。しかし津曲さんは店を拡大してゆくんじゃなく、成長させてゆく。と言う。「京都は京都にしかないからアイデンティティ-が守られる。」自分という所在の中で自分にしか出せない味があるのだ。それを守り抜く経営なのだ。私は山田ホルモンをこれとまったく一緒の経営方針でやっていこうと思ってこれを書いているのではない。山田ホルモンの若旦那としてこれからの山田ホルモンの経営方針を考える上でヒントになるのではないかと感知したからだ。「小さな店でいい 本物の味は旅をする」30年間山田という一地域で山田のお客さんだけを相手に小売を営んできた山田ホルモン。バブル崩壊、経済不況、狂牛病騒動とここ10年間の売り上げは目に見えて下がり続けている。商品を棚に置けば売れる時代があった。商品のPRなんていらなかった。企業努力、経営方針、商品管理、営業なんて言葉を知らなかった。胡座をかいてた座布団から転げ落ち、横文字の経営論や最新のIT技術についていけず、すっかり影をひそめてしまった。「小さな店でいい 本物の味は旅をする」山田ホルモンは山田という小さな柵のなかに囲まれて旅をしたことが無かったのだ。自分より大きな相手と戦うことはなかった。自分の小ささも見えなかった…少しでも多くの方に山田ホルモンの味を知って頂きたいと始めた【MEET MEATS】も小さいながら全国に旅をしている。津曲さんの店は神戸で本物の味として認められ、その味は全国を旅している。山田ホルモンは全国に旅をすることによって、その味を認めてもらおう。道程は逆だがとにかく旅は始まった。「店は小さく、商いは大きく。」(津曲孝)今日からこの言葉が私の経営方針である。
2004年01月24日
昨日二度日記を書いたのにどちらとも掲載されなかった。夜は混み合うから、やっぱり混まない時間に書いた方がいいのでしょうか?昨日の山田は積雪15cm程積もり、寒い寒い!!朝から山田ホルモンはみんなで大はしゃぎです。《今日はお客さんも店に来れんやろ!》の社長の鶴の一声で、山田の『山田ホルモンセンター』、田川の『焼肉のにしもと』が臨時休業になりました。正午ごろ『焼肉のにしもと』の店長から電話があり、車も増えてきたにで、小売だけでも開けときましょうか、と店長らしい電話。もちろん山田ホルモンの若旦那である私も『山田も店開けるバイ!』とはりきる。社長は『シャッターだけ開けない!ほとんどお客さんは来んけ。』との声。『どうせ開けるならとことん開けな、お客さんに失礼やろうも!』と突っかかる。(もちろん社長とは私の父である。)結局店を開けたところ予想以上にお客様のご来店があった。もしそのまま店を臨時休業していたら、お客様はどう思っただろうか!《せっかく来たのに休みバイ。》《雪位でなん休みよっとかね。》《雪が降っても食事の準備はせないかんと。》危うくお客様の信頼を失うところでした。昨日来て下さったお客様は《やった! 開いとった。》《大雪ばってん、さすが山田ホルモンやね!》と思ったに違いない。北海道や東北など雪が当たり前の地方にとっては大雪が降ったくらいで店を休んだりしないだろう。九州の田舎町にとっては年に一度のアクシデントのようなものなのである。開店日、定休日は店とお客様の約束である。そう軽々しく破ってはお客様の信用を失うことになる。お客様の信用や信頼について学んだ一日である。
2004年01月23日
今日は雪が凄かったね。午前中はそうでもなかったけど、昼から雪が降る降る。さすが山田と納得しました。仕入れの帰り二日市から米の山峠を通ろうとしたら、なんとチェーン規制。ゆっくりいったら通れるかなと甘い考えで山の麓まで来たら対向車がどんどん降りてくる。なんだゆっくり行けば越えれるんだ。ちょっと待てよ・・・もしや・・・やっぱりそうだった。対向車は全部山を越えれなくて引き返してきた車だった。しかたなく山家の有料トンネルを使い嘉穂方面に向かうと米の山峠を境に全然雪が降ってない。そんなこともあるんだね。晴れ間も出てて別世界でした。家に帰ると【MEET MEATS】の注文の品が中国自動車道の通行止めにより、お客様の指定日に到着しないかもしれないとのこと。それはないやろう!!大雪だから仕方ないと見るのか!? でも大雪まで見越して昨日のうちに発送できなかった自分のミスなのか!?いまからどういっても始まらない。とりあえずお客様に雪の為指定日に到着できないかもしれないとのメールを送った。それと同時に次の注文が入る。明後日到着を希望。普通なら明日送れば届くのだが、念の為今日中に発送する。ネットショップを初めて10日あまり。お客様は全国にいらっしゃるので、全国の天気も念頭に置いた配慮が必要だと知った一日である。それにしても雪が降る降る。こりゃ明日は豪雪ばい。
2004年01月21日
今日は仕入れの日です。新鮮なホルモンを仕入れるために山田から山を越え、一時間くらいの場所二日市まで車で行きました。もちろん【MEET MEATS】で使う肉やホルモンはここで仕入れた安全で新鮮なものばかり。食肉業界は狂牛病騒動、その後の雪印食品の食品表示の偽造事件、また最近のアメリカ産の狂牛病騒動、鳥インフルエンザ等など試練の時である。その分仕入れにも最新の注意を払い、お客様に安全で新鮮な食肉を提供するのが私の使命である。うちが仕入れるホルモンは全て国産の黒毛和種である。目の前に九州各地から黒い牛が運ばれて来るから間違いない。しかし、和牛=国産牛かというと少し違うのをご存知だろうか?和牛は品種名で、黒毛和種、褐色和種、日本短角種、無角和種などだけを示す言葉で、たとえば乳牛で有名なホルスタインは国産牛であり和牛では無い。紛らわしい話だがこのような一般消費者の無知を逆手にとって商品表示の偽装を行う業者が絶えなかったのだ。山田ホルモンは今年で創業30周年だが、小さいながらも真面目にコツコツとやってきました。もちろん商品偽装などとんでも無い。今大切なのは食肉業界全体の信頼を取り戻す為の安全性の向上、BSE,鳥インフルエンザ等に対して一喜一憂する消費者に対して本当に安全な食肉を提供することに全力を注がなければならない。私は小さな町のホルモン屋だが、少しでもたくさんのお客様に安全なお肉を提供していきたい。
2004年01月20日
楽天市場【MEET MEATS】を始めて10日あまり。売り上げはまだ全然伸びないがお客様の声に気付かされ、救われる事がしばしばある。実は何日か前に注文をしてくださったお客様の商品が真空パックがかかってなく、ダンボールの中にこぼれていたらしい。お電話がありスタッフが対応したところ、スタッフは真空漏れぐらいだったら新鮮なので食べられるといった対応しかしなかったと言う。お客様は不快ながらもメールをくださり、詳細を教えてくれた。また電話の対応について一言も謝罪の言葉がなかった誠意のなさに、憤懣を覚えたという。お客様はホームページに書き込もうと思ったが、他の人の目に触れる事を気遣い直接メールをくださったのだ。その時はじめて当店の不注意による失敗だと覚ったのだ。お客様のメールがなかったら、そのまま電話対応だけで済まそうとさえ思っていたのだ。その後お客様に電話を入れ、メールを送り、返品の商品を至急発送した。インターネットショッピングは手軽だが、顔が見えない。その分電話対応や、こまめにメールを送るのが大切である。そのお客様に返品用の商品を送ると今朝その後の対応についていろいろアドバイスをくださり、ありがとうの言葉をいただいた。それで全てが解決したわけではないが、まだ初心者である私にとっては直接接客が出来ない分、その分電話やメールを通して細かくお客様の声を拾うこと。当たり前のことだがお客様の声が無かったら、今だに気付かず怠慢な対応をしただろう。
2004年01月19日
楽天市場に【MEET MEATS】をオープンしてから一週間。日々の運営記録をを残すのにうってつけと始めたけど、何から書いたらいいかようわからんね。とりあえず今日一日を振り返ることにしよっか!今日はラグビーの練習で朝から汗を流す。高校生と一緒に走ったら年の差を感じるけど、負けてられんけんね。一ヶ月ぶりに走るのでやっぱり息が上がってなかなか足が上がらんかった。家に帰るとさっそく注文がないかと楽天RMSをチェック!!しかし注文はナッシング!!オープンから一週間、なかなかうまくいきませんなー!今日は日曜日なのでもちろん「焼肉の日」。実は我が家はホルモンセンターなので生まれてもの心ついた時から、日曜は焼肉の日と決まっている。当然それを狙って遊びにくる友達もいる。今日のメニューは上カルビ、ハラミ、大腸、ミノ、ハチノス等など…うらやましいとよく言われるけど、日々研究を重ねてるんです。最近よく思うのは上カルビは本当にうまいか!?焼肉店には特選カルビや上カルビがあるけど、霜降り肉はそのぶん脂が多いので、焼肉には向かないのではと思うのは独りよがりかな?好き好きがあるから断言的にはいえないけど霜降り肉=高級は当てはまるけど、本当に美味しいかは独自の判断やね。
2004年01月18日
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