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結論からいうと最高の映画だった。メチャクチャ感動した。泣いたネ・・・。昨夜見た「北京ヴァイオリン」(チェン・カイコー監督/シネテリエ天神)のことだ。この監督って去年見た「キリング・ミー・ソフトリー」と同一なのだけれど、あの、かなりエロい描写と、暴力的な衝動を秘めたサスペンスを創った人と同じ人とは思えないくらい、美しい人間描写と最高の音楽。まぁ中国が舞台なのだからこちらが陳 凱歌(チェン・カイコー)の真骨頂なのだろうが・・・。あまり期待してなかったこともあり、最高に得した気分。息子を一流のヴァイオリニストにするための父親の愛と、少年がいろんな物事や出会いを経て成長する姿が、クラシックの名曲と共に描かれる。登場人物が魅力的でぐいぐい引き込まれる。少年の表情と素朴さがたまらない。父と子。大人になること。男と女。ジレンマ・・・。少年の葛藤が自分の少年時代に少なからずだぶるのだ。これは見た人が共通して感じることだと思う。特に男性に見て欲しい。全編を彩るヴァイオリン演奏が素晴らしいのもこの映画の特色だ。さて明日から7月だ。気を引き締めて早起きしよう。村上春樹のエッセイ「村上ラヂオ」が文庫で出たので購入。時々、村上春樹節(ムラカミハルキブシ)が無性に恋しくなる。イイなぁ相変わらず。「キャッチャー・イン・ザ・ライ」読んだ人いますか?感想聞かせて欲しいです。
2003.06.30
午前中でようやく仕事が片付いた。時間ができたので、夕方から映画を見に行こう。今日の朝日新聞に、来日中のt.A.T.u.の「ミュージックステーション」生出演キャンセルのお詫びと6・28イベントの中止のお詫びが「謹告」という形で出ていた。相変わらずお騒がせのロシア娘2人だ。“アーティストおよびマネジメント側と、主催であるユニバーサルミュージックの見解の相違”と書いてあったが、実際はいろんなことが現場で起こっているのだろうなぁ。(FMラジオでは、タモリのアーティストに対する質問に対し本人とマネージャーが怒ったため、急遽出演拒否などと言われていた)。現場のたいへんな混乱が想像できる。「外タレは水物」という思いが更に関連各所に拡がりそうだ。ミュージックステーションはテレビ朝日、イベントはフジの27時間テレビで収録予定だったとのことで、TVメディアを巻き込んでいた今回は、単純に「イベントの中止」の場合と波紋の広がり方が違う。企画した側と、楽しみにしていたファンにとってはひどい仕打ちだ。ただし、これでますますt.A.T.u.のトラブルメーカーぶりが世界中へ発信され、結果スゴイプロモーションにもなるわけだ。やっぱり戦略的なのだろうなぁ!?
2003.06.29
本日は終日事務所で仕事。集中集中。6月29日と7月1日に福岡公演をするマライア・キャリーがすでに日本入りしており、福岡にも昨日入ったようだが、あまり話題になっていなかったような気がする・・・。調べるとどうもベッカムの来日騒ぎと重なっていたらしい。なるほどね。さてコンサートはどうだろうか。7月1日に行く予定デアル。先日楽天ブックスで橘川幸夫「暇つぶしの時代」を予約購入していたが、なんと予約特典?(抽選で当たったらしい)で橘川幸夫サイン本「白日日記1988」が届いた。なんだか妙にウレシイゾ!こんな企画をやられるとますますWEBの本屋にはまりそうでコワイ。「白日日記1988」はレビュージャパンというところから発行されているB6版85ページの小冊子ふう。1988年に橘川氏がやっていたパソコン通信で発行していた日記をオンデマンド出版したものだ。「サイバー空間で「日記」を書くのは、机上で書くものとは違う。それは書きながら、常に読み手を意識しているからである。「つながりっぱなしの世界」の訪れを感じた私たちは、全く新しい表現ステージに興奮した。良質な読み手(=共同日記の仲間たち)を意識しながら、日々、私はものを考えていたように思う。」とある。15年前にパソコン通信で日記を発信しているということは、まさに楽天日記のようなサイトの原型だといえるが、上記のコメントはまさに日記サイトの魅力の本質をとらえている。日記はその時代を切り取っているので後から読むとオモシロイ。2編ほど抜粋しておく。881224「不思議なことに、この白日日記を私は20年間書いてきている。最初は大学ノオトで数10冊。それを書かなくなってしばらくしてワープロが登場して、そのフロッピーが5インチで数枚。それもとどこおってた頃、ワープロで通信ができるようになり、ポータブルのワープロを買って、ここに至る。来年は人数が増えます。」880510「テレフォンカードはもっとも今日的な商品だけど、僕はむしろテレフォンカードなんてなくても自由にかけられる電話が欲しい。子供のころ、電話は10円玉1枚でいくらでもお話しができた。電話が便利になった、なんて幻想だ。」この15年で、ワタシたちの周りのツールは加速度的に進化していることがよく分かる。ただ、物事の本質はあまり変わらない。そこがポイントだと思う。
2003.06.28
うぅぅ・・暑い日だった。歩くだけで汗びっしょりになる福岡地区。つらつらと天神地区を歩いていると、やたら、たくさんの顔見知りと出会った。100メートル進めば誰かと出会うという感じで不思議な偶然。こういう偶然って嬉しい。都度立ち話するのだが、この「偶然」というキーワードが、電話やメールでは聞けなかったような情報をもたらしてくれたりするのである。福岡のよいところは、世間はせまいなぁ・・という思いを日々リアルに感じるところだろうか。今週は特にデスクワークと社内の会議をたくさん抱えてしまったので、思ったように人と会えておらず、ストレスがたまっていたのだ。外に出る開放感!やはり出会いは大切だ。人と出会わなければものごとは何にも進まない。投げてない球は返ってこない。一点突破全面展開。弱者は接近戦しかない。着眼大局着手小局だ。(ヤバイ、疲れ気味で何言ってるかワカラナクなってきた。)今日はここまで。
2003.06.27
本日の購入本。水の研究に取り組む江本勝氏の「結晶物語」(サンマーク文庫)それから、ワクワク系マーケティングでおなじみの小阪裕司氏の新刊「儲けを生み出す悦びの方程式」(PHP研究所)の2冊。前者は、「水からの伝言」「水は答を知っている」などのシリーズですね。水に、あらゆる音楽や「ありがとう」という感謝の言葉や反対に罵詈雑言を浴びせ続け、結晶を抽出するとあら不思議、全てにおいて形が変わっている・・・。前向きな言葉をかけた水や優しい音楽を聞かせた水はきれいな結晶をつくるという不思議。写真で見るとすごくオモシロイ。体中の大部分が水である人間にも同じことがいえるのである。最近やたら水ばかり飲んでいるワタシには興味深い。後者はサクサク読めて気持ちがいい本。モチベーションがメチャクチャ上がる。最初に小阪さんの本に出会った時は衝撃的だった。今日は仕事で超個性の強い姉弟に会った。フジ子・ヘミング(ピアニスト)さん(姉)と大月ウルフさん(弟)のお二人。福岡公演の数時間前のお食事会に運良く同席させてもらったのだ。フジ子さんは自由きままで気が向けばテーブルを離れ、ふと見ると公園でハトに餌をやっている(ほほえましい光景だった)。その間ウルフさんは熱くフジ子の今後について語る。ここ数年のフジ子・ヘミングの活動をご存知の方は多いと思うが、不思議な熱さのある、ピアノ演奏と驚異的なコンサート活動。全く衰えない人気。どれをとっても個性的で唯一無二の存在。目の前この一瞬をしっかり記憶しておこうと思ったひと時だった。
2003.06.24
相変わらず雨がひどい。夕方の打ち合わせを終え事務所に戻ると「暇つぶしの時代~さよなら競争社会(橘川幸夫/平凡社)」が楽天ブックスより届いていた。すっかり忘れていたが、2週間くらい前に予約注文していたのだった(発売中の本かと思っていたらまだ出ていなかったので予約扱いになっていた)。時代を切り取るチカラに優れた「橘川幸夫」の最新刊ということでチェックしていたのだが、未発売の本も、発売中の本もweb上では並列に扱われるのがリアルな本屋と違いオモシロイですね。本屋に行くのはもちろんとても楽しいが、ネットの本屋は全く異なる本へのアプローチを可能にしたところがスゴイ。ちょっとした驚きを毎回感じている。自分が検索した履歴が残ることで、後々見るとどんな本を探していたかの傾向=つまりどんなことに興味があってどんなことを考えていたかを思い出せる。さらに口コミ情報がたくさん掲載されているので、その本についての様々な意見が聞ける。送料も無料の場合が多い(楽天は1500円以上購入の場合)のでお得。在庫検索が簡単。などなど時間を忘れてハマリこむ工夫がいっぱいである。そんなこんなで、本は事務所に送ってもらうのでデスク周りは読みかけの本で溢れている・・そろそろ片付けねばヤバイ。さて「暇つぶしの時代」だがグラデーションのかかった水色の優しい装丁である。帯には渋谷陽一氏大絶賛とある。まだ読んでいないので感想は後日。明日早起きしてスッキリした頭で読もうっと。
2003.06.23
まったりと遅い朝。休みだから今日は自分を許そう・・と早起きできなかった自分をごまかす。映画「アバウト・シュミット」を見た。この映画、定年を迎え、年頃の娘を持つ日本のお父様たちにはものすごく響いてしまう物語だろうなぁ・・・。日本だけでなく、いろんな国で多かれ少なかれそんな光景が見られるのだろう。リアタイアした後の、孤独な自分探しの旅。「人生」とは「妻」とは「娘」とは「仕事」とは「友達」とは「生きる」とは???特にものすごい何かが起きるわけではなく、まったりとしたロードムービー風のたんたんとした映像。ジャック・ニコルソンの演技が光る。こんな平凡な役どころだから彼の表情や演技のうまさが際立つのだ。こういう映画は嫌いじゃない。夜は、オーストラリアから7年ぶりに日本に戻ったイトコが遊びにきたので飲みに行く。イトコとはいっても、17も歳上の女性だが、なかなか波乱万丈・弾けた生き方をしていて楽しい人である。20歳になる娘は思春期をオーストラリアで過ごしたためか、日本は窮屈で、戻って数ヶ月で、現地で付き合っていた彼と「結婚します!」と宣言しオーストラリアに舞い戻ったそうな。母は寂しいヨ・・と落ち込み気味なのであった。みんな等身大の人生を真正面から受け止めて生きてイクノダ
2003.06.22
本日はたまった仕事を片付けながら、感性のおもむくままに積読(つんどく)状態の本を読みながら一日を過ごす。うーん贅沢。「短歌という爆弾(穂村弘 著/小学館)」を紐解く。この本はタイトル買い・ジャケ買い・著者買い・の三つのきっかけで先週購入していた。そういえば昔「ジャズと爆弾」というタイトルの村上龍と中上健次の対談集がやたらと面白かった記憶がある。自分の中に“獰猛な異物”が住んでいる・・というような言葉が印象的だった。卵生む海亀の背に飛び乗って手榴弾のピン抜けば朝焼け 穂村弘穂村氏はこんな歌を読む歌人だ。歌人・穂村氏が歌を創るきっかけ「世界を覆す呪文を求めて」から作品解説、レッスンなど「理路雑然」とした素敵な本だ。編集者としてこんな本を作れたらイイなと思った。書き手の視点からすると、穂村氏が林あまりさんの歌に出会ったことで歌を書き始めたように、ワタシは穂村氏の歌をいくつか読むことですっかりハマりはじめている。まずは猿真似からはじめよう。
2003.06.21
3月31日の日記にも書いたのだが、佐野成宏(しげひろ)というテノール歌手がいる。西中洲のお店「サパークラブ太宰」のT社長からの強い勧めがあり、ステージを見せてもらったところ素晴らしい歌声とステージアクトであった・・・。そしてついにT社長主催の有料コンサートが企画されたのだ。10月15日(水)アクロス福岡シンフォニーホール。そこでこの企画を成功に導くための仕事がスタートした。今回はまだ一般的には知名度の低い彼の名前と歌声を知らしめるために、TVの力を使うことにした。今日はTVQにて制作会社の方と、素材を前に打ち合わせ。あらためて映像を見ると素人のワタシから見ても佐野成宏の声の伸びが素晴らしいことに感動。コレは本物だと確信。15秒ではあるがTVスポットの出来が楽しみである。午後から、ホテルニューオータニで大阪マルビル社長、吉本晴彦氏の講演会があっているとの情報を知り、興味があったので覗いてみた。タイトルは「どケチ精神と生き金・死に金」大日本どケチ教の教祖様(笑)と呼ばれる吉本氏のユーモア溢れる講演会だった。ひとつだけ気になって、メモしたことがあるので書いておこう。ケチの視点で、お金をかけずにできる大切なこと「無財の七施」(これは仏教用語からの引用ですね)1、眼施・・・思いやりの目を向けること、笑うこと2、顔施・・・穏やかな楽しい顔つきをすること、笑うこと3、心施・・・行為に思いやりの心をこめること4、身施・・・行動で示すこと5、言葉施・・・優しく暖かい言葉をかけること6、床座施・・・座席などをゆずる7、房舎施・・・そうじをすること、家に迎えること夕方から、福岡シティ劇場へ「劇団四季/コンタクト」を見に行く。かなり良かった!四季はライオンキング以来だが、コンタクトはかなり大人向けのステージ。子供がみても全然面白くないと思うが、その洗練されたダンスと、「人と人とのコンタクト」をテーマにしたオムニバス形式の3話からなるストーリーがスッと心に染み込んできた。四季で時々感じる、日本語と日本人が演じることの違和感は今回全然感じなかった。「黄色いドレスの女」の動き・表情・ダンスにくぎ付けにさせられた。ほかの仕事が山積み(泣)なのがつらいが、素晴らしいエンタメ日和だった。
2003.06.20
「感覚を失った時、結果が出ない時にどういう自分でいられるのかが 一番大事だと思う。例えばそんなときに1打席目で結果が出ないと、今日はダメか・・という心理になりやすい。ただ、そんな苦しさの中でも決してあきらめない姿勢が、何かを生み出してくれるきっかけになる。」大リーグで3年連続最速の100安打を達成したイチローのコメントだ。どんな自己啓発本より、彼の言葉と活躍が、自分をリアルに奮い立たせてくれる。彼の凄みは、自分の中にゆるぎない軸があって、どんなにまわりが波風たてようとも 自分を信じ、自分を律することができることだと思う。軸がぶれないための自信を裏付けするための量稽古をしているのはあの肉体を見れば一目瞭然である。「逆風は嫌いではない。あったほうがありがたい。どんなことも、逆風がなければ次のステップにいけない。そういうのは大歓迎だ。」自分を律して戦う孤独な侍のような姿がワタシ達にいろんなことを感じさせてくれる。
2003.06.19
嵐の前の静けさ、じわじわとオオカゼが吹きそうな雰囲気の中、鹿児島を発つ。南日本リビング新聞のHさんありがとうございます。新しいアイディアがたっぷり溢れてきました。後は実行するのみ!帰り際に西鹿児島駅に向かおうと乗ったタクシーの運転手さんといろいろ話をする。「鹿児島は空港までバスで1時間かかるうえ最終便が早いのでビジネスマンには不便、JRや高速バスは遅くまであって、値段も安いが福岡まで時間がかかりすぎる」といったことを何気に話したところ、彼はすかさず名刺を差し出し、“ソンナ時にはワシに連絡をくれぃ!ワシなら空港まで20分でたどり着ける道を知っている。”“更に4人集めれば、ヒトリあたまJRに乗るのと同じ料金(約8000円)で福岡まで2時間30分で運ぶことが出来るのだぁぁ!!”(ちなみにJRは4時間かかる)と、特徴のある声と笑顔でアプローチがきた。お見事です。あなたのような問題解決提案力のある運転手に出会えて嬉しくなりました。4人集めてあなたの車で帰りたくなりました。(残念ながらひとりでJRを使いましたが・・・)タクシー業界も不況と嘆く前にこういう提案をできる運転手を育てたほうがよいと思う。お客さんが指名したくなる運転手。ダントツに売上の高いスター運転手。タクシー業界に革命を巻き起こすマーケティングセンスのあるスーパー運転手・・・なんてね。帰り際にもよい勉強をさててもらった鹿児島出張でした。
2003.06.18
出張で鹿児島へ来た。しばらくぶりの南九州。今回の仕事は、自治体や観光協会をまわり、商売のタネをまくこと。スキマを見つけること。そのために今まで築いてきた人とのコネクションを総動員し、明日まで滞在して打ち合わせを数こなしてゆくことにする。しかしスゴイ雨だ。これから夏にかけて、台風が上陸することも多い鹿児島だけに、私自身仕事でもかかわりのある「長渕剛」の故郷鹿児島でのスタジアムライブが無事行われることを望む。そして、2004年には桜島での7万人ライブという長渕剛の集大成コンサートが予定されているのだ。関係者によると、会場の下見や、PRのためここ最近かなり頻繁に長渕本人が鹿児島を訪れているらしい。かなりの思い入れでこの桜島コンサートを成功させようとしている。わたしの知り合いにも鹿児島出身者がたくさんいるのだが、みんな各方面で活躍しており、優秀な人間が多いように感じる。そして共通しているのは、酒が好きで、故郷を誇りに思っているということ。気持ちのさっぱりした人間が多いということ。大阪とか、福岡出身者の故郷に対する思いとも質が違う、独特の土地柄なのだろうか?さて、福岡での業務があまりにも慌しかったので、久々にくる鹿児島が心地よい。鹿児島弁のかもしだす空気感が独特で大好きだ。「こむらさき」というラーメン屋で食事。ここは少々値段は張るが、麺がそうめんのような色と細さ、野菜たくさんのっているのが特徴のオリジナリティあふれるラーメンが妙にはまるおいしさで、出張の際はよくいくところだ。(熊本のこむらさきとは全く別物らしい)さあ、あと一仕事終わらせて、明日も接近戦を頑張ろう。
2003.06.17
金曜から土曜の朝にかけて、少々生活パターンを乱してしまったためか、いつものような朝の爽快感に欠ける・・。頭が重い。しかし快晴だ! 仕事は午後からやっつけるとして、北天神のドトールコーヒーへ。ここは通常のドトールの倍くらいの広さがあって、時々考え事や読書に使うお気に入りの場所である。バナナマフィンと、ベーグルサンドがオススメだ。日曜日のお楽しみ、朝日新聞の書評欄をじっくり読む。「一九七二~はじまりのおわりとおわりのはじまり~(坪内祐三著・文芸春秋)」を高橋源一郎が評していた。著者いわく、「歴史意識の変化、歴史の断絶の起点がこの年にある」と定義し、この年に起こったあらゆる出来事を記しながら、検証していく。何故にこの本が気になるかといえば、1972年はワタシが生まれた年であるから。「自分の生まれる10年前の出来事を知り、その古さを把握することによって、20年前、30年前、さらには100年前のことに想像を働かす。人々はそうやって自分の中に歴史意識を抱え込んできたはずだ・・・。」そんな歴史意識がこの時代を起点にウスレテいったというのである・・・。ワタシの生まれたこの年には、「ストーンズ幻の来日」「ぴあ創刊」や連合赤軍、日活ロマンポルノの摘発など、時代のうねりを示すような出来事がたくさん起きている。もちろんそんなことを知ったのはモノゴコロついてからである。村上龍の「69」を読んで、感銘を受け、「俺もこの時代のうねりを思春期に過ごしたかった!!」と叫んでいた中~高校の時のことを思い出した。ストーンズを知り、ランボーの「地獄の季節」をノートに書き写したり、欲望をどうやって吐き出したらよいか分からずに陰鬱にあちこちいったりきたり・・・くらぁーい青春時代?(笑)。恥ずかしくて情けない思い出ばっかりだたくさん思い出される。その時は、現実を否定的に捕らえ、自分の生まれた頃の過去の時代こそ素晴らしいと思っていたのだろうか?唯一同時代(少し後の世代だけど)でコミットしたのは尾崎豊ぐらいだったかな・・。歴史があるからこそ、誰かとコミュニケートすることができる。今この時を肯定しつつ、歴史を取り戻す試みをやってみようかと思う。
2003.06.15
リバーウォーク北九州内の「北九州芸術劇場」へ取材のため出向く。大・中・小それぞれの劇場を見せてもらう。よい劇場には必ずハートのあるテクニカルディレクターがいる。今日出会ったTさんも、劇場に対する思いを真摯に、熱く語ってくれた。北九州の劇場が完成するまでにいろんな人に会ったが、総じて思ったのは、公務員っぽい人が少ないなぁということ。仕事を通じて自分高めようとしている感覚がある人が多く、その熱がこちらをもやる気にさせる。きついけど、やりたいことをやっているという表情のスタッフが多いのだ。偏見かもしれないが、自治体で文化関連の事業に関わっていても、電話の受け答えや、仕事の進め方に難がある人が多い。融通が利かない、新しいことをやろうとしない・・。嫌な思いをすることが多かったので、北九州市の方と仕事をするにあたっては新鮮な驚きが多かった。演劇の街として演劇祭を継続し、ついに念願の演劇専用を完成させた自治体。良質のソフトを生み出すことは簡単ではないが、北九州市のやってきたことをワタシは高く評価している。
2003.06.11
サッカー「アルゼンチンVS日本」やってるなぁー・・・なんてTVを見ていてふと気付いた。ワールドカップから1年経ったのだ。ちょうど1年前、幸運にも大分ビックアイでの「イタリアVSメキシコ」戦を見ることができた。最高だった。2002年度文句なしにNO1のイベントだった。まず、街中をとりまく空気感が特別なのだ。お祭りである。海外からの観客はメキシコ人が圧倒的多数でVSイタリアを応援する日本人(特に女性)ANDもうトニカクワールドカップを生で観戦できて最高という人たちの構図である。観客席は地響きのような応援とざわめき、そこにいるだけでクラクラするような興奮。あの光景は今でもはっきりと思い出せる。あの感動は絶対にその場にいないと分からない。だからライブ(生)は最高なのだ。その後大分には、小澤征爾指揮の「水戸室内管弦楽団」を見に行った。こちらもわざわざ行ってよかった!と思える衝撃をワタシに与えてくれた。大分トリニータもJ1に昇格した。そんなわけで、ワタシはかなりの大分びいきなのである。
2003.06.09
久々にゆっくり休めた休日。快晴で気分も最高。けやき通り沿いにあるエスニック料理屋「ヌワラエリヤ」でカリーランチを食べる。オーナーが建築家で、店の作りも料理もこだわりがあって、大好きな店だ。大切な場所があるって素敵なことだ。自分の日記はサボり気味だが、相変わらずこの楽天日記には気付きを与えてもらっている。毎日いろんな人の日記を拝見しては自分の活力にしている。この日記に出会ったことに感謝感謝である。この日記に出会ってから毎日ついている!ラッキーの連続だ。ワタシも一人でも多くの人に影響を与えることができれば嬉しい。そのためには、自分がいろんなことに気付き、日々魅力的に生きていこうと思うのだ。
2003.06.08
ちょっとした達成感の連続が物事をやりとげる秘訣だな。頭では分かっていたが、なかなか出来なかったことのコツみたいなものが少し分かってきた。物事を細切れにして小さな達成感をたくさん作る。達成できた自分をほめる。物事は完璧をはじめから求めてはいけない。ひとまず着手する。掃除をする。頭の中をリフレッシュさせる。夜型の生活を少しづつ朝型に変えている。早起きをして、得することはあっても損することなどなんにもないことが分かった。朝の1時間は昼間の2時間以上の価値がある。できる人は、やっている。この楽天日記でいろんな人を知りその事実がハッキリと分かった。ようやく6時~6時半起きの生活が身についてきた。今月中にはあと30分早起きのリズムを身に付けようと思う。
2003.06.07
台風の上陸も免れ、暑い日になった。6月がスタート。雨は苦手です。なるべく雨は降ってほしくないが、福岡はすぐに水不足になるのでそうも言ってられない。梅雨のじめじめを逆手にとって、雨の日限定イベントを考えよう!雨の日が楽しくなるような。 6月が終ると博多の町は山笠ムード一色になる。いくつになってもドキドキするあの空気が大好き。今から楽しみだ。 夜、フジが放送していた貴乃花独占生中継をチラッと見たが、あれはヒドイ・・。2時間番組である必要が全く感じられない。残念。
2003.06.01
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