お盆の墓参りに行く。筑波市泊崎の 牛久沼霊園 へ。霊園は敷地面積62,100m2×3,600区画で、牛久沼の西側に広がる。JR佐貫駅から送迎バスが出ている。佐貫駅の北西約4kmに位置する。天気の良い日には、北方に筑波山が見える。帰りに牛久沼を眺めて、うなぎ丼ランチとした。
牛久沼の規模は、面積3.5km2、平均水深1.0m、湖容積650万m3。手賀沼の約半分の面積で、利根川水系の 堰止め湖 と分類されている。小貝川の堆積作用で谷田川などが閉じ込められて出来上がった湖沼。牛久沼に貯留された水は、竜ヶ崎市などの水田に使用されている。
この堰止め湖は、水深が浅いため大雨を一時貯留することができない。このため江戸初期から周辺の町や村は度々洪水に見舞われていた。対策工として、牛久沼から水を抜くために幅8間程の堀を小貝川まで開削した。その後、牛久沼の出口部に 八間堰水門 を造り、沼の水位を調節するようになった。
八間堰水門の近くには、老舗うなぎ屋と水辺公園がある。この公園近くには、数十羽の コブハクチョウ が居付き、人が近づいても逃げない。うなぎ屋で聞いた話では、今年の2月、ここの白鳥2羽が皇居の堀へ寄贈されたとのこと。牛久沼には、白鳥の子育に適するヨシが沢山繁っていた。
写真-1 水辺公園から牛久沼を眺める。泊崎の大師堂が左手に見える。
写真-2 牛久沼の流出部。八間堰水門、牛久沼大橋、うなぎ屋が集まる箇所。
写真-3 牛久沼水辺公園のコブハクチョウ。暑くて動きが鈍そう・・。
写真-4 牛久沼霊園の展望休息所。墓掃除をした汗がひくまで木陰で休憩。
写真-5 牛久沼霊園のメモリアリホール。コスモスが咲き始めた。
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