腹痛があって体調がもひとつ、ということなどもあって、気が付けばブログの更新ないまま1週間が経っていました。
腹痛は未だありますが、病院で処方して戴いた薬が効いたのか痛みは軽くなりました。という訳で本日は銀輪花遍路です。
先ずは智麻呂氏の愛するアヤメです。園芸品種が多くある他、外来のアイリスなどアヤメ科の花も沢山入って来ていて紛らわしくなってますが、本来のアヤメはこのようにすっと潔い立ち姿なのである。
(あやめ)
むらさきの 蝶にあるらし 花あやめ
群れ咲き渡れ さみどりの川 (偐家持)


アヤメとカキツバタの見分け方。
花弁の付け根部分に上のような綾目模様があるのがアヤメ。カキツバタはこの部分が黄色で模様がない。
五月雨に 沼の石垣 水こえて
いづれかあやめ 引きぞわづらふ (源平盛衰記巻16 源頼政)
五月雨に 沢辺の真菰 水越えて
いづれあやめと 引きぞわづらふ (太平記巻21 源頼政)
(カキツバタ)
(コデマリ)
こでまりの 降り積む雪の 消ぬべくも
あらなく恋の またも繁けき (偐家持)

(ハマナス)
浜茄子の 花咲きぬれど 川の辺は
やがても深き 夕映えの色 (偐家持)


花ばかりでは銀輪散歩らしくないので、ポプラ並木もご覧下さい。
妹と来し はしき青葉の この道を
なほしぞ行かめ 五月の風と (偐家持)
(ポプラ並木)
次はナヨクサフジやカラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)に似てはいるのだが、ちょっと違う花。何という名かは知らないけれど、道の辺に可憐に咲いていました。
そして花というもをこがましい、群れては風に揺れてある、これも亦名も知らぬ道の辺の草。光の粉の散り敷きたるにやあらむ。

夕風に 恋ふとしあらね さらさらと
流れゆくらし 光の砂は (偐家持)
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