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とりあえず、告知なのですが、本日、2月1日に、No Regret Lifeのメジャーファーストアルバム、『Sign』が発売になります!!わーわー!パチパチ!!めでたい!これはね、もう、今のノーリグが、ギュッとつまった感じ。昨年のデビュー以来のノーリグ、全てつまっているのでノーリグを知りたい方は、ものっそいチャンスです。この1枚あれば、とりあえずノーリグがどんなバンドなんだ、っつーのがわかると思います。ノーリグ、知るチャンス!!濃いですよ。濃いアルバムで御座います。ノーリグの魅力のうちのひとつは、その、ボーカル和奏氏の力強い唄声です。感情、どしゃぶり。そのどしゃぶりの雨の中、そこから雲がパカッと割れて、隙間から凄い閃光が、うわぁっと降り注いでいく感じかなぁ。和奏氏の声は、ハスキーで、何故だか胸がぎゅうとなるような切なさ、そして、熱っぽい。ただ熱いだけの唄うたいさんは沢山おるのですが、私が和奏氏の唄声に魅かれるのは、やっぱりあの、胸ぎゅう、切なさだとおもいます。唯一、無二だ。と、言葉で説明すると難しいのですが、曲を聴いてくださったら、すぐにわかるとおもいます。とても力のある唄声。唄声に、説得力があるんだなーだから、歌詞もすごくストレートに、胸を打つの。『Sign』では、お薦めの曲、たくさんあるのですが、やっぱり『失くした言葉』かなぁ。私がノーリグに出逢った曲だし。2番のAメロ、ぐっときます。それと、6曲目『Secret Sign』も大好きな曲です。私はライブで聴いて、何度号泣したことか。コード進行などは、とてもシンプルなのですが、やっぱり唄声に、和奏氏の人間的な熱さや、優しさ、強さがとても現れています。昨年の5月、私はノーリグに出逢って、そこから実に様々な出会いがありました。セカイイチをちゃんと聴いてみたキッカケも、ノーリグとの出逢いがあったからこそ。ロストも、そうだなぁそして、その繋がりで、写真家の橋本塁さんにも出逢い。私のやりたい事が、ようやく見えてくる。人と人との出会いも、私にしては珍しいくらい沢山あって。そういう意味でも、運命的な出逢いだったとおもいます。そして、そんな出会いが弱くて卑小だった私を、どんどん明るい光の方へ導いてくれた。神様の粋なはからい、ってトコでしょうか。音楽が好きで、けれど、これといって取り得もなく途方に暮れていた私に、神様がくれたプレゼント、だなぁ後は私が、それを活かせるか、どーか。道程は険しいかもしれないけれど、しかし、私にはもう失うものさえ無いのです。光、眩しくても、道、険しくても、目を凝らしてしっかり見据える時がきたんだとおもう。やっぱり、私は我儘で、自分の好きな事だけを追いかけていたいのです。 隠れてみても 逃げてみても いつかは照らされるって事 位置について 息を吸い込んで 吐き出して 合図を待つ 笑われる事なく 恨まれる事なく 輝く命など無い 眩しいのは最初だけ 目隠し外せ ほら 夜が明けた (BUMP OF CHICKEN / オンリーロンリーグローリー) 心配をかけた日々、ごめんなさい。そして、暖かい言葉を、ありがとう。私は、きっと、大丈夫!
2006/01/31
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格好つけて 強がって 言い訳くさい俺です 無駄に悟った フリばっかりで 知る努力もしません ( BUMP OF CHICKEN / ベンチとコーヒー) 今日は、うたをたくさん聴いた。ハッとしたり、泣いたりしてしまった。不覚にも、泣いたりしてしまった。格好悪い。とても格好悪い。 どのくらい遠く離れたの? いつから独りに慣れたの? 風に揺れる旗の様な あのメロディーを思い出して そこで涙をこぼしても 誰も気付かない 何も変わらない 少しでも そばに来れるかい? すぐに手を掴んでやる ( BUMP OF CHICKEN / メロディーフラッグ) この唄、鐘の音が鳴っています。『ホラ』、の部分で。いや、ギターの音です、しかし、鐘です。この音、何度も私のメロディーフラッグになりました。今だって、こうやって。 腹を空かせた抜け殻 動かないで 餌を待って 誰か構ってくれないか 喋らないで 思っているだけ 人間という仕事をクビになって どれくらいだ ( BUMP OF CHICKEN / ギルド) 私はだいぶ前にクビになりました。 愛されたくて吠えて 愛されることに怯えて 逃げ込んだ檻 その隙間から引きずり出してやる 汚れたって受け止めろ 世界は自分のモンだ 構わないから その姿で 生きるべきなんだよ それも全て 気が狂う程 まともな日常 ( BUMP OF CHICKEN / ギルト) これも全て、気が狂うほど、まともな日常。 かくれんぼしてた 日が暮れてった 見つからないまま ずっと待ってた 皆帰ってった ルララルララ かくれんぼしてた 君を待ってた ( BUMP OF CHICKEN / 太陽) 誰にも見つからないまま、まだかくれんぼ続けてます。したら、いつの間にか、大人になってた。 誰もがそれぞれの 切符を買ってきたのだろう 荷物の置き場所を 必死で守ってきたのだろう 人は年を取る度 終わりに近付いていく 動いていない様に見えても 確かに進んでいる ( BUMP OF CHICKEN / 銀河鉄道) 考えるほどに、可笑しな話だ、僕は止まった、ままなのに。そんな感じで、今日は、うたに全部こめました。こんな日も、いいかなぁと。
2006/01/30
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ついに、熱を出してしまった。まぁ、それは別段、どーでもいいことなのだけれど、あれですね、思い悩みすぎると、確実に身体に何らかの支障を来す様ですダラダラと寝ているのにももう飽き飽きしてきたので熱は一向に下がりませんが、寝床から抜け出しました。熱が上がると、体中の神経が過敏になっているようでちょっとした臭いに吐き気を覚えるし、目に入ってくる全ての映像が、くっきりと煩くってチカチカ目が回るし、少しの音も、頭にガンガン響いて、不快。何を食べても、戻してしまうので正月太りの解消にもってこいだなぁ、と。全ては、理解したという錯覚の、誤解にすぎない気がするのです私は、あの人の幻影を愛していたにすぎない。実体の無い、何かに、期待をしていたにすぎない。厭、愛していたのかもよくわからんそれすら、錯覚なのかも私は、貴方を愛しているのに、という全くのエゴの中に身を置いて、苦しんでいる振りをしていたのかもね大体、あの人のことすら、よくわからん全て、幻影を作るのには十分すぎたのですよあの人に、出会う前から、私はあの人を知りすぎていただけど、あの人の唇が、私に触れた瞬間、私はきっと、全てを勘違いしてしまったこのまま、時間が止まっても、それでも。そんな夢を見てしまったのね熱に魘されながら、ぬるい雨の振る、梅雨時がはやく、くればいいなぁ、と思う。雨は、頭痛が酷くなるからあまり得意じゃないけれど、傘を差した貴方が、路地裏に佇む姿が目に浮かんだ。貴方には、雨がよく似合うな、と思った後、まだ、そんなことを考えてるのか。と、虚しくなった。私は、強くならなくってはならない。あの人が幸せに生きていくのなら、何も問題はない。後の事は、私の単なるエゴでしかない。それ以上、何があるっていうんだ。全く莫迦らしい。あー早く笑い話になんねぇかなキモいわ、私。
2006/01/28
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とうとう、一睡もできませんでした。煙草ばかり吸って、おぇっ、てなって、涙ぐんで、ひとりで虚しくなってます。何年か振りに、これほど一人のひとを、本気で好きになりました。何年か振りに、それが届かなくって。何年か振りに、私は面倒で嫌いだった、恋愛事なぞに振り回されています。それはもう、眠れないくらいです。格好悪い話だけど、きっと、フラれるのも時間の問題なんだな。端的に云うと、その人は、とても忙しい人。そして、恋愛よりも、自分の夢に向かって、邁進している人。今の自分の位置に、とても焦りを感じている人。そんなその人を、好きになったはずだったのですが、私は、その人を好きなあまり、欲深になってしまった。もっと、一緒にいれたら、とおもってしまった。もっと、気持ちが届いたら、とおもってしまった。もっと、莫迦みたいな話を、くだらない話を、なんでもいいから、話したいな、とおもってしまった。もっと、わたしをみてよ、とおもってしまった。莫迦みたい。みられるほど、私には魅力も何もないのにね。どんどん、卑屈になっていく自分がわかる。そりゃもう、身の置き場が無い。何処にいても、落ち着かない。好き。それで全て、完結してしまえばいいのにな。わたしは、それ以上に、何を求めるのだろう。こんな時、唄うたいは、唄に込めるのだろうな。メロディに乗せて、やり場の無い気持ちを、唄に込めるのだろう。じゃあ、唄の無いわたしはどうしたらいい?6年前、大きな失恋をした時、わたしの涙を乾かしてくれたのは、大好きな唄声だった。でも、今回は、どうやらそういうわけにもいかなそうだ。そればかりか、大好きな唄声さえも、本当の意味で、しっかり独りで立つときが来たのかも知れない。恋愛に振り回されているわたしは、本当に格好悪い。厭になる。だから、弱音は、今回までにするよ。本当は、泣きたいでも、泣ける場所も、今の私には、ない。恋愛って、こんなに辛かったっけ。関係ないけど、私のジンジャーエールを取り上げて飲んだ後に、『ん?!ジンジャーエールって、こんな味だったっけ?!!』と、至って本気で驚いていた友人に、『くるりかよ。』って冷たく云ってやったら、『そんな曲、あったっけ?』だと。年末、一緒に聴いたじゃんよ。バカ。面白すぎ。
2006/01/25
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更新しとこうかなぁと思うんですが昨日、それと一昨日、私はフジファブリックのライブに行ってまいりました。22日は、倶楽部AKANEIRO、これはフジ企画のイベントで、フジがお客さん側だったら嬉しいなぁというバンドさんを呼んで対バンする企画なんですね。東京は、シアターブルック(佐藤タイジ氏)とTRICERATOPSでした。23日は、昨年11月9日に渋谷AXにてスタートした、『MONONOKE JAKARANDA TOUR』の最終日でした。11月東京から始まって、昨日までいろいろなイベントを挟んでずっと全国回っていたフジファブリックですが、ちゃんと11月の公言どおり、地方でいろいろな力をつけて、強大に成長して戻ってきてくれました。ここ1年間のフジファブリックの成長振りには、ホント目を見張るものがアリマスデス。レポは、そのうち元気だったら書こうかと思います。その他は、昨日、CD屋さんの外で流れていた音楽がかなり格好よかったもので、中に入って店員さんに、誰の曲かを問うたのですが、どーやらUKで今いちおし新人バンドの『ARCTIC MONKEYS』らしいッス。またUKかよ!!私の好みも固まってきてるなぁさっそく買って帰ろうかと思ったのですが日本盤は明日入荷だということとそれにはボーナストラックと、映像が入っているらしいのでぐ、っとこらえて、それまで待つことにしました。入手して、ちゃんと聴いてまたよかったら、ここで熱く語っちゃいたいと思います!!でへへ!------------------------------------------------------------ 差し出された手を 丁寧に断ってきた 雀が鳴く様に 気にも止めず 唄ってきたけど、 気付いたら 君に触れていたいと 思う俺は 何だ? 今になって 思い知った 大切な事を 唄い忘れていた 孤独を望んだフリをしていた 手の温もりは ちゃんと知っていた その手に触れて いつか離れる時が来るのが怖かった (BUMP OF CHICKEN / 『Title of mine』)なんだか、鬱状態にまた突入しているようです。どーしても気分が乗らない。なにしてもダメ。鬱が酷くなると、同時に酷い頭痛に悩まされます。頭が重くて、鈍痛がずっと続いてとても厭な状態です。季節で云う、雨季みたいなものです。雨季の後に、実りがあるように、この状態を抜けた時に、もちょっとだけ、強くなれていたらなぁ全ては、笑い事である。私は、甘ったれに過ぎない。
2006/01/24
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東京にも、やっと雪が降った。土曜、朝6時なので外には誰もいない。鳥はいる。鳥も寒いかなぁ全部まっしろにする雪が好きだ。まっしろになれ。もっと。このままぜんぶまっしろになればいいのになぁわたしもぜんぶまっしろになればいいのにもう、雑音でいっぱいの私の頭ごと、捨てたい。もうだめだ、ねよう。最近、ねても、なんか悪い夢ばかりみる。ねるのが怖い。通り魔に刺されたり、ちゃいろい飛蝗を何度も踏み潰しそうになったりする。鳩の死体を見てからのような気がする。あの鳩の死体にも、雪は降り積もってるのかなああ、だめだ、やっぱり寝よう
2006/01/20
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『melodic storm』を聴いていると、なんともいえない感情が押し寄せる。ああ、きっと私の日常はキラキラしているんだ。そんな、力強い気持ちがわいて来て、とても勇気付けられる。そして、同時に、全てがたまらなく愛おしくなってきてそれがすぐに、寂しさに変わって、胸をぎゅうと締め付けるのだ。こんな色色な感情で、心がざわざわする。音楽の持つ力とは、こういう気持ちになった時に改めて実感する。言い切ってしまいたいのだが、この曲には、ものすごいエネルギーと、ちょっとの切なさと、全ての熱がつまっている。ホリエ氏の描く、美しいメロディと、少年のような透明な唄声がとてもぴったりきている。忘れてはならないのが、この曲は美しいだけではなく、ナカヤマ氏の、遠慮ゼロな攻撃的な鋭いドラミングと、ひなっちの、独特の唸るようなベース、この2点が、3人で作る三角形を、ぶっとい柱でもって力強く支えている。ストレイテナーを見ていていつもおもうのだが、3人の放つ個々の光がとても強い。その光の柱が交わって、天井で絡み合った時、ひとつの大きなエネルギーとして渦を巻く。そうしてできた、この曲のような輝きが、聴き手の私にもダイレクトに伝わってきて、何かを感じずにはいられない。こういう曲を聴くと、きっと、大丈夫だ、なんて思えてしまう。地下の地下の、また地下のような、奥底で暗く生きているような私だが、そんな私の地下室に、一筋の、光を与えてくれる。こんな曲を聴ける限り、私はずっと、強く生きていけるのだと思う。これ以上に何があるって言うんだ、と思う。 ●本日購入CD● 『melodic storm / ストレイテナー』・ 恐らくテナーのこれからの金字塔的な曲になること間違い無しの1曲。 BUMPでいうところの『天体観測』みたいな位置にね。 ホリエ氏独特の美メロ全開の、気持ちいい作品です。 しかもなんと800円。東芝EMI、相変わらずうまい戦略です。 買って損しないだろうし、これからもずっと長く人気の出続ける曲だと 予想しております。 ヤフゥたん!将ちゃん!オススメだよー とにかくヤバいくらいの名曲なんだ! 『ZAZEN BOYS 3 / ZAZEN BOYS』・ 同じ日に、ZAZENの3枚目が出ました。 ひなっち、大活躍!! 無戒氏が仰るには、この3枚目にて、ようやくZAZENとしての音も固まり、 実質ZAZENのスタート的なアルバムだということなので 期待していいとおもわれます。 まだじっくり聴いてないんだ!えへ! とにかくZAZENはライブが良い!! 音、としての格好良さの追求では、現在ZAZEN一人勝ちみたいな感じですね。 『バンドBについて / Base Ball Bear』・ BBBはですね、SMAであり、東芝EMIであり、フジファブリックと その辺同じなんですね。 なかなかのセンスのバンドさんだなぁと思います。若いのに! このアルバムは、つまりは、『アラモルト』みたいなものかなぁ 8曲入りなのに、なんと1000円!うわぉ!なんてお得!! そして限定生産。 輝けるインディーズ時代のベスト盤みたくなっているらしいですんで、 BBBを知りたい方は、ぜひ!!このチャンスを。 私も聴きこみたいと思います。 ジャケットも、白でとても可愛いです。と、この辺で諦めたんですが。実は、他に、エルレのまだ持ってないアルバムとかまだまだ欲しいのがたくさんあったのですが私電話止まってるらしーので電話代の事を考えて、ぐ、と抑えました。ちょっと泣きそうでした。最近は、ART-SCHOOLの新しいアルバムばかり聴いていたのですが。もう、すっごく良くって。ヤバイですね。オススメの曲がたくさん入っております。木下氏の描く世界観は、私のにぴったりハマるみたいですね。感覚が多分、近いなぁ。おこがましいですが。
2006/01/19
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はい後半戦。で、『metro』でちょっとアガってきたところで、『S.L.C.』!!!うぉぉぉぉこれライブで聴きたかったんだよねぇメトロの曲の中でも、かなり勢いのある感じの曲。とにかく小俣ドラムがぁぁぁ格好いいーすんげぇ迫力。なんじゃこりゃ!突き刺さってくるよ!!いやぁ生で見たけどこの迫力ったら凄かったなぁこの曲は、本当4人のぶつかり合いの曲。それぞれが、もう遠慮無しにガンガンぶつかる。ツチヤ氏のヴォーカルもそうとうキレてて格好いいし。ツチヤ氏動く動く!!てか、暴れる暴れる!!龍崎ギターがまた。この人は、いつも尖ったギターですがこの曲ん時の迫力、本当すごいわ気持ちいいくらい暴れる!!で、これまた大好きな疾走感溢れる曲、『airwalk』。『fiyer8』では『スカラー』の次に入っています。本当に気持ちいい曲。原付に乗っていて聴きたい曲、上位に入ります。歌詞も、大好きですねぇ スピーカーとアンゴラ上空 スパイダーウェッブ 衛星堕ちる君の部屋 No.8 ああ僕は高鳴る鼓動 スパイラルコーク 人込みのウェーブ ポップカルチャーの缶をスプーンで壊して 君とハイウェイ・トゥ・ザ・サン エア・ウォーク ハイウェイ・トゥ・ザ・サン エア・ウォークうぉーい!気持ちいい!!トップ・スピードに乗って僕らは飛べるのさ、エア・ウォーク!!で、最後のMCを挟みまして。最後の2曲です。最後は、やはり、『ハニーディップ』。夢の中のような、または、うとうとしている時の、夢の狭間のような。そんな不思議な曲。小俣さんのウィスパリング・ヴォイス、優しいドラム、そして、ツチヤ氏のささやくような唄声、忘れちゃならないのが、この曲のギター、大好きなんです。私。もう、たまらないです。またまた、宇宙まで飛べる音を出しています。なんなんだろ。この音は。そして、この美しい旋律は。間奏の、とっても寂しくなる、音は。 フレイバー 淋しいシガレット ハニーディップ 僕ら遅くシネマを見た グリーン イエロー 白と黒の 影が君の顔へ落ちて 君 スリーピング 夢見る ハイ 今夜は僕らのドライブ ユー・キャン・フライで、そのまま繋がっているように、『goldfish』。この曲を聴く頃は、私はもうかなり満足感が。こんな素敵な音が零れ落ちる瞬間にいて。ツチヤ氏の、優しい唄声。小俣さんの、包むような唄声。竜崎氏の、コーラス、そして、間奏の脳を直接攻撃する、ギター。この3人が音を出すと、無敵だとおもった。確実に、宇宙まで飛べます。理屈無しに、飛べます。面倒なこと、一切無し。音で、宇宙を感じられることが、とてもよくわかるんだ。で、本編終わったんですが。あ、『23:34』は聴けなかったなぁーそれだけ、ちょっと残念だけど、でも最高のライブだったな、なんて思っていたのですが。アンコールに応えて、出てきたツチヤ氏。『僕の、とても大切にしている曲をやります。』でえええ!とか思って、もしかして、もしかしたら、いや、でも、そうだったらいいな・・・なんて思っていたら、鳴り響いてきたのは、あのイントロ。『23:34』。うわーもう、コレ。うわーもう、コレ、反則。泣いちゃう泣いちゃう、私泣いちゃう、期待していなかった、諦めかけていた時の、思わぬプレゼント。これ泣いちゃうよー満足!だったライブが、もう、大大大満足!のライブに変わった瞬間でしたーああー聴けた!聴けたよあの龍崎ギター、聴けたよサビ、泣いちゃうよ?泣いちゃうよ??実際には、嬉しすぎて、ただ、聴き入っていました。『23:34』、これはメトロオンゲンの中でもかなりの初期の曲ですが本当に素敵な曲なのです。メトロオンゲン、というバンドの魅力がなんなのか、この曲の中にぎゅっとつまっている気がします。サビのギターはぜひ、聴いて欲しいですねぇあなたにも、聴いて欲しい。1stの、『sonar sonar』の4曲目です。 寂しい月が降りてくる 僕らはそれを拾いに集まる 君の声が耳に届く 何かしらのテレパシーに変えているのかな? 始めもなく終わりもなく たゆたう日々と今は戯れる 深い青でつなぎとめて 隙間を埋める愛を探してる どぁーい!!もう絶妙!!そしてそのまま『オレンジランプ』に。この曲、音源では、『23:34』のおまけ的存在なのですが、ライブではその存在感をしっかり持って、とてもどっしりした空間を作り出していました。本当に素敵なライブだったなぁ。ありがとう。そんな事をおもいながら、この4人を見ていました。そんなこんなで、とにかく大満足のライブでした。邪念無く、素直にライブを楽しめるのは、最近このメトロオンゲンが唯一かもしれません、私、何かと邪念が混ざりやすいので。メトロのライブは、何度見ても、あっという間に終わってしまいますそれだけ、いいライブだし、素敵なライブなんだろーねライブの打ち上げでは、『23:34』が聴けてよかった!サビのギターが、本当好き。って、龍崎氏に云ったら、「ああ、あのギターねぇ・・・・・・・俺も好き!」と、ニコッとしてました。生み出した人が好きなんだもんね、そりゃ最高だよ。間違いなく。そして、可愛らしい小俣さんには、お薦めの洋楽をたーくさん教えていただきました。感謝!!やっぱり、共感できる音を生み出している人には、そのルーツ的なものをどんどん教えてもらいたくって。それにしても、次から次へとたーくさん出てくる。ビックリするくらい、止まらない。しかも、どれも捨てがたいくらい好き、なんですって。そして小俣さん、同じ性別としても、とても尊敬しています、というか、大好きです。なぜなら、女という所に甘んじていないから、女、男、関係ない所でしっかりと、勝負しているから。素敵ですわ男前!!と云ってしまいたいくらい私もそういう素敵な人になりたいそして、私がメトロオンゲンを好きになったキッカケの、あの、『スカラー』のPVを作った方ともお話できて、嬉しかったーあの映像が、私をズキューン!としてくれた要因ですからね。以上で長くなりましたが。ふぅーすっきり
2006/01/18
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だいぶ遅れてしまいましたが、この日、1月18日の下北沢CLUB QUEにて行われました、メトロオンゲン『flyer8』レコ発ライブ、with STANの模様を、思い出す限り、連ねたいと思います。まず、この下北沢CLUB QUEというライブハウスなのですが、個人的にとても好きなハコでして。音響も、なかなかいいし、大きさもバッチリ。千葉LOOKほど、舞台も低くないのでまぁ大好きなハコです。QUEでレコ発をやる、と聞いた時、それまでのメトロのライブの集客だと、大丈夫かしら?なんておもっていたのですが全然大丈夫でした。スタートで40人くらいのお客さん、そしてピーク時には、初めて、前の方までいっぱいになっていました。(100人弱?)私が見た、今までのメトロライブでは、最前列から2メートルくらい、誰も人が近寄らないといいますか、前の方がぽっかり、遠慮のカタマリ、みたく空いていて。今回は、その心配をよそに、ちゃんと人でいっぱいになっていました。1番手の、STANというバンドさんは、初めて聴いたのですが、なかなか。捻くれロック、といった感じでしょうか。歌詞が、皮肉じみていて、やる気の無い感じで唄うのですが、しかし、その反面、音がとにかく格好いい。歌詞と音の、そのギャップが、なんとも。音で、納得させられてしまうのですね。思わず最終的には、釘付けでした。果たして、メトロオンゲン。今回は、レコ発ライブ、ということで。いつもより長めの、たっぷり1時間、持ち時間がありまして。もう、夢のよう。わくわく、しちゃいました、いつになく。好きな曲、どれくらい聴けるかなぁ、なんて。『23:34』は聴けるかなぁ、『サイレントオレンジ』はどーだろうか、そんな事を考えて、どきどき。まず、いつものように、ドラム小俣さん登場。この人は、本当に格好いいです、華奢で色白の、可愛らしい女の子なのですが。男の子顔負けの、力強いドラミングが魅力。叩き始めると、その迫力に圧倒。お腹に、音が突き刺さってくる感じ。1曲目、『Copenhagen』。この曲は、『flyer8』でも1曲目を飾るインストなのですが、飛行機が飛び立つまでのわくわく感のような感じを受ける曲。ドラム、ベース、とだんだんと音が増えていき、そのままメトロオンゲンの音へと完成していく、そんな曲。ベースの新井氏(サポート)が登場、楽器を手にして、音を重ねる。そのまま、ギターの龍崎氏の登場。あの、宇宙的なギターも加わります。この辺でもう、私のワクワク感も絶好調。ついに、ボーカル&ギターのツチヤ氏がいきおいよく、登場!!!うわ、ついに始まったんだな、どんなライブになるんだろ・・・ドキドキ、心臓の鼓動が早くなる。で、『Copenhagen』がついに終わりを迎えた瞬間。龍崎ギターイントロが突き刺さる!そう、『スカラー』へ突入!!もう、私この流れ、大好き。小俣さんの、ウィスパリング・ヴォイスがささやきます。続く、ツチヤ氏、『“マイ ミュージック!”』うわーついに始まったぁぁぁ マイ ミュージック 君のウィスパー 割れるカプセル 融けるルームス マイミュージック 踊り続ける 走るサムワン 融けるルームス私が、メトロオンゲンに出会った曲。そして、私が、メトロオンゲンにハマるキッカケになった曲。やっぱりこの曲は特別です。私にとって。サビに向かうまでのエネルギー、そしてサビで爆発するこの感じ。気持ちいい曲です。で、そのまま繊細な、とても綺麗なギターが鳴り響く。『月に立つ少年』です。話は変わるんですが、これを書いている今、ヘッドホンで聴きながら曲を追っているのですが、ああーいいねぇ、『月に立つ少年』いいねぇ最高だわ本当に月に立ってるみたいな気分だわ。龍崎ギターは神だね。ホント。宇宙だよ。あの人のギターは。最後の辺りとか、ホントヤバいっすで、そのまま『Ster fish』。これもまた、静かに始まるイントロがとても。この今日も、サビに繋がる流れが最高です。『“時を止める ユア・マイ・ワンダー・・・”』の辺りですかね。そして、サビの間中、ずっと鳴り響いています、龍崎ギター、これまた宇宙ですわ。私さっきっから宇宙宇宙云ってますけれども。忘れちゃいけんのが、小俣さんのコーラスね。好きです、とっても好きです。この人の唄声。で、ツチヤ氏の短いMC。大学時代、地元からこちらに引っ越してきて、早稲田辺りに住んでいたらしいのですが、そこの、ある場所から見える景色は、特別だったとか。そんな景色を見ていると、音楽とか、そんなんじゃとても叶わないとおもったなぁ、とのこと。で、その流れで、大好きな『サイレントオレンジ』。うわーん。聴けた。聴けました。嬉しい。泣いたもん。ちょっと。このイントロも格別ですよ。MCとぴったりでしたね。これ名曲だよなーサイレントオレンジって、やっぱり夕陽のことなんかなぁなんだか、夕焼けを見ている時と同じ気持ちになる曲なのです。2nd『silent orange』の3曲目に入っている曲です。とても優しい曲。そして、そのまま静かに、インスト、『エキショウタイ』。ゆっくりと、まるで深海を漂っているような曲。そのまま、浮遊していって、キラキラ日の光を揺らす、エメラルドの水面を見上げている様な曲です。ライブで聴いたのは初めてだったのですが、思わずじっくりと聴き入ってしまいました。で、これは音源の流れと同じの、『metro』へと続きます。この曲は、原付きに乗っている時、その疾走感が気持ちいい。新井さんのベースが効いています。小俣さんの、小刻みなドラムも心地よいし。そんな感じで、長くなってしまったので後半戦に移ります。ごめんね☆きゃっ☆
2006/01/18
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うぉーいい明日はついに、メトロオンゲン『flyer8』レコ発2マン@下北沢CLUB QUE!!うっわ~これもうドキドキだって2マンですよ?!いつも対バン多いんだけど、だから5、6曲なんだけど明日は2マンですよ??もう、これ、きっとたっぷり聴けちゃうんですよあんな曲もこんな曲だって・・・!『サイレントオレンジ』聴きたいなぁもちろん『スカラー』も聴きたいけど、てか99%聴けると思うけど。『air walk』も聴けちゃうんだろーなーああー楽しみです。メトロオンゲンの音が、世界が、目の前で生み出される瞬間!!そんな中にいたら、どーなっちゃうんだろうこれだからライブは好きなのですよ。QUEって、結構なハコなんですが。2マンってことは、結構お客さん、増えているのかなーどーなんだろ。その辺も、楽しみです。1コ前のライブは、大晦日だったのでCDJとカブって、見にいけなかったんですね。じわじわ、お客さんが増えていくところを、この先目撃できるんだなーと思うと、なんとも言えませんなこんなに、あまり知られて居ないバンドさんをこんなに、好きになることって滅多にないんで初めての感覚ですね。BUMPも、インディーズ時代からもうすでにライブはパンパンだったしフジは、客こそ少なかったものの、メジャーでしたからね。この先、どーなっていくのだろうかと気になるところです。とても楽しみです。ああー早く龍崎ギターの音に包まれたいもうドキドキします。『23:34』のサビのあのギターとか聴いちゃったらもう私、泣いちゃうかもネ!!エヘ!!で、こんなことでいちいち盛り上がっちゃってる25歳って結構、痛々しいなァ!!とかおもうYO!好きなものの話をしている時は楽しいのです。これからも好きなものを、ささやかながらたくさん見つけたいなぁとかおもったりしちゃったりです。
2006/01/17
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さっき買ったはずのお煙草が残り6本に成っております全てはストレス社会と資本主義の連携プレイの成せる業なのでございます彼の、芥川龍之介師匠も、『煙草は悪魔が持ってきたらしい。』と仰っておりました。全く、その通りにおもいますそうですね、今日の話ですが。私は、『志村くん1号』という名の付いたCUBという可愛らしい原付きに乗って居るのですがその可愛い可愛い『志村くん1号』、なんだか今日は調子が悪いのですよ、何か悪いものでも拾い食いしたのかしらん?なんて思ったのですが、ハッ!!!パカッ、と座席を持ち上げたなら、なんと『志村くん1号』、お腹がぺこぺこ、ぺこりん状態!!!(説明しよう!!CUBとは、ちょっとまぁ・・・不親切なので ガソリンが残りどんくらいか、自ら座席を持ち上げて そこにあるガソリン残量メーターをチェックしなくてはならないのだ!)やばい!!やばすぎる!!ガソリンスタンドがやっている時間じゃない!!どーしましょ!24時間の、セルフのとこがあるけど、そこまでガソリン持つかどーか!!しかし、人生、賭けなのである。秋山さんは、辿り着けるかどーかもわからん、その遠いガソリンスタンドまで残り少ないガソリンでふらふらな『志村くん1号』に乗って、ぶぃーん、と走ったのだ。もう、途中、どんどん『志村くん1号』が元気がなくなってくるわけですよ。『もう、ぼく走れないよ、おねーさん!!』と言ってくるわけ。可愛いなぁ、どちくしょうめ!!もう、信号で止まる度に、エンジンすとっぷ。前のタクシー、のろのろの後ろについただけで、ぷすん、ぷすん、エンジンすとっぷ・・・。殺気立つ、秋山おねーさん!オラァ!タクシー、のろのろ走ってんじゃねーよ!!おら!!ガソリン、なくなるじゃねーか!!早く早くもうホント早くお願いだから早くしてくださいガソリン限界なんスよお願いですもうホント、いや、冗談とかじゃなくって勘弁してくださいイヤですよ、こんな夜中に、こいつを引きながら徒歩でスタンドまで行くのは。もう、赤信号なんてブッちぎろうかという焦りようでしたし、踏み切りも、なんかもうこれブッちぎってもいいかな?くらいおもいました。とにかくあんなに焦ったのは久々です。いつ、志村くん1号が動かなくなってしまうか、どきどきもんでしたーなんとか最後の力を振り絞って、もう5mに1回くらいの割合で、エンジンをストップさせながら、とうとうスタンドに着いた瞬間は、もう、あれでした、駅伝の選手みたいな気持ちでした。皆の拍手が聞こえました。ごくんごくん、たくさんエサを飲んだ『志村くん1号』はまたみるみる元気になり、『ごめんねぇ、おねーさん、気付いてあげられなくて。』と私、おもいました。いつも世話になってるのになぁそれにしても、環八とか青梅街道とか、そーゆー通りでストップしないでホントよかった。まじこえぇ
2006/01/16
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大体は、駅の近くの小さな本屋で済ますのだが今回は、ちょっと色色と探したかったので、大きな本屋に行く事になった。丁度、私の地元から一番近い、繁華街の街に『○ュンク堂』という大きいヤツがあるので、探し物をする時は其処に行く事が多い。かなり大きな、もうなんか本屋とか思えないくらいの本屋で本屋のイメージがぶっとぶ感じ。本屋のイメージとは、なんとなく、狭くって埃っぽくて、おばあちゃんがハタキでぱたぱたと埃を掃っているイメージなのだ。若しくは、眼鏡をかけた、地味目の大学生の女の子が『・・・550円になります・・・』みたく、消え入りそうな声で恥ずかしそうに接客している様子が目に浮かぶ、しかし、この『ジュン○堂』は違う。1階のレジは、まるでホテルのカウンターみたいに横にずらーっと長くて何十というレジが並んでいる。レジには様々な店員がいる、地味目からギャル男から、おじさんまで。そんなことはどーでもいいんだけど、フロアは10階くらいあって、いや、6階だっけ、8階かも知れない、それすら覚えていないが、縦に長くって、各フロア毎にある程度のジャンル分けをしてある。コミックのフロア、芸術のフロア、小説・文学のフロア、哲学書、社会や経済、つまり、これだけたくさんの本があっても、自分の欲しいジャンルのフロアにまっすぐ向かえば、そんなに迷う事もない。さらに探したい時は、各フロアに検索ソフトが設置してあるので其処で検索をかければ、どのフロアにあるのか、在庫は何冊か、それまで教えてくれる。これだけたくさんの本を見ていると、そうしてこの客の多さを見ていると、『ネット世代による本離れの危惧』だとかどうも嘘臭い暇人の詭弁に思えてくる。欲しい全集とか、改めて見てみたけれど1冊9900円とかして、それが20冊とか続いているので泣きそうだった。本をナメすぎた。凄く欲しかったけれど、諦めて、神保町で安くなっていないか探そうと思った。また、文庫で読むのもひとつの手かも知れないし、結局その次の日、図書館に行く事になったのであるが区の図書館はやはり種類が少なかった。それと、検索ソフトで検索をかけると、確かに出てくるのだが在庫0冊、っつーのが多くってさらに、最後に漫画を探す為に地下フロアに行ったのだが私の欲しかった漫画家のコーナーは、明らかに、売り切れによるスカスカ状態で結局今現在どんなものを出しているのかは、自分で事前に調べてそれから探すしかないのかもなぁと思った。驚くべき事に、一番人でごったがえしていたのは、社会・経済のフロアの、『自己啓発』というコーナーであった30代サラリーマン風の人、お姉さん、おじさま、みんな、そんなに自己啓発したがってるんだなぁ、意外だなぁとおもった。そして、自己啓発を求めるのに、何故、自己啓発コーナーに行くのかよくわからんかった。ちらと見渡したが、自己啓発というより、錬金術本みたいのがたくさんだった成功者と自負する人らの、自己満本みたいのを、熱心に読みふける30男はとても純粋な心の持ち主なんだなぁ、いいなぁとおもった。後ろに居た、学生らしい2人組の男の子が、会話していた。『俺、最近、成功者の本とか読むの好きなんだよねー、参考になる』『あ、わかる、俺も』ふと、おもいだした。知人で、同い年だが、年商40億の会社の社長をやっている人がいる。彼の話は、とても面白いし、頭の回転も速い。しかし、私が思うことといえば、『すげぇなぁ、面白いなぁ、私とは違うなぁ。』それだけだった。本当に、それだけ。そういう人の本を読んで、参考になる人はさすがだなぁとおもう。そしてそれが自己啓発だと信じてやまない人に、沢山の愛をあげたい。と言っている自分が一番みじめな気がしましたけれど。わかったような気になるのが一番危ういからいつも自分自身に疑問を投げかけなくてはいけない私は無知すぎる---------------------------------------------------馬鹿な僕らはきっと 身体意外に何も硝子ごしにいつも君が手を振っていたいたんだ(ART-SCHOOL / 刺青)
2006/01/12
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おおきくなったら何になりたい、とかみんな何かしらあったと思うのだがそれを純粋に実現した人ってどのくらいいるのだろうか私の、幼稚園の時のゆめは『いちごやさんになりたい』だったらしい。如何に、普段、大好きないちごを食べさせてもらえなかったのかよくわかって失笑してしまうのだがその次、小学校の高学年では『バンドを組んで大会に出たい』に変わっていた。これは、小3で出会った、今のように音楽に溺れるきっかけにもなった、とあるバンドの影響である。がその更に次、中学校の高学年では『美術の先生』に変わっていた。これは、ある程度周囲も現実がわかってきて、突拍子も無い事を書くと皆の嘲笑をくらうのでそんな夢にしたのだろうがいま振り返るとどれも、まぁ実現できていない。専門時代にまで進むと、もうゆめだとかそんな言葉自体がタブーじみていてもっと現実生活に根付いた、目標みたいなものを持つことになった。しかし、私はまだ、いつまでもゆめのなかにいた。ゆめのなかにいて、ふわふわしていた。ゆめを、実現させたとある人は、『夢、とは夢じゃない、夢だと思っているうちは実現しないんだ 夢じゃなくって、僕にとっては目標に過ぎなかったのだ』と言っていたが、つまりは、彼はそのような解釈を持っていたから周りから見たところの“夢の実現”を手に入れたのかも知れないでは、皆はどこでゆめを捨てるのか。形を変えて、いつまでも持ち続けている人はろまんちすとだとか言われるけれど私は例えば、絵描きになりたかった父が、いつか学校の先生になって、ゆめとは全く違った生活を送っているけれど今度は定年になったら、自室をアトリエにして絵をたくさん描きたい、という新しい夢を持っている。それが、いつか現実になるといいな、とおもう。そしてそれまで、どうか元気でいてください、と祈る。おもうに、ゆめはやっぱり、ゆめでいいのだ。目標、という響きにはなんだかろまんがないようにおもう。ゆめを持つひとの背中は、なんだか寂しい。ゆめとは、寂しいものだ。ゆめは諦めたのだ、とつぶやくひとの目も、なんだか寂しい。またわたしは、ゆめのなかで生きる。目を閉じて、ゆめのなかで生きる。ゆめを実現させたあの人も、わたしのなかのゆめである。
2006/01/11
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カフェで向き合っている恋人同士の目付きってようく見ると、とっても気持ち悪くってああーこんなんなんだ厭だわー私もこんな目付きとかしちゃったりしてたりしてたのかな?なんて振り返ってみるけれど答は闇の中である。あと、ファッティでピッギーな乙女は大体が女友達と居る。此れは、まったくの偏見であるが。付け加えておくと、近頃の私もどんどんピッギーに近付いていて。そのうちアリスとかに抱っこされちゃうかもネ!昨年を振り返ってみて、コーヒーを飲みつつ私に足りない部分をひとつひとつ挙げてみるのだがまず体力が足りない。タフでなくってはならない。全てにおいて。そろそろ、医学生の友人が云っていたとおりの、『煙草を吸う必要なんてひとつもないのだ、 何故なら人間は走ることで、喫煙時と同じくらいの 脳内麻薬物質を分泌する事ができるし、同じような興奮作用が起こる』に基いた、『マラソン禁煙法』を試すときが来たのかもしれない。ちなみに、先日それを試してみたのだが開始20分で肺の辺りが著しく苦しくなり、器官が狭まってきてうまく呼吸が出来なくなり、熱放射もうまくいかなくって顔中に赤い蕁麻疹があらわれ、頭は痛くなってついでに吐き気をもよおして、その上3日間の酷い筋肉痛に襲われる事になった。すばらしい効果だとおもう。そして、足りないものの中で言えばやはり、誇りかも知れない志を高く持たなくてはならない優柔不断の自分に、正直うんざりしたし自分の中に、確固たるものをもっと持ちたいものだ。侍に成ったとしたら私は、追い詰められても、いつまでも自決も出来ない格好悪い武士になるだろうつまりは、勘違いをすることだとおもう勘違いは、時に潔さを生み出す。タフに、そして誇りを!!そんな事を考えて、幾らかすっきりしたような気がしたけれど、なんかまたそんな事はどーでもいいよーな気もしてきた。というか、もう全部どーでもいいよーな気がしてきた私の悪い癖だ。全ては、存在の不安定さから来る、虚しさが掻き消してしまうのだよ宇宙から昇ってくる、この不安感が、すべてを。そして私はまた、音に溺れるしかなくなってしまう音だけが、宇宙につながっている気がする音に溺れている時の、安心感。音だけが、ホントウの様な気がしているしかし、勘違いを止めてはいけないこの世界で、生きているという勘違い。だから、其の為に、えらく現実的な書物でも読んでみようかなアマルティア・センとか読んでちょっと資本主義について考えてみてる気になってみる、気になってみる、気になってみる。つーわけでこれから本屋でも巡ってきます。
2006/01/05
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じゃあここでちょっと、29日のCOUNTDOWN JAPANフェス@幕張レポを軽くお届けします。忘れんうちにね!(2005年の反省、レポは忘れんうちに書く)まず、29日はぴっかぴかの晴天。気持ちいい、風の強い日でした。行きの電車が、私が専門時代に通学に使っていた電車だったので、その陽の光が零れる明るい車内でメトロオンゲンを聴きつつ、窓の外を眺めていたら、なんだか今日がとてもよい日になりそうな予感がした。会場についたら、いきなりのすごい人。しかも幕張メッセはやっぱりデカい。『ROCK'IN JAPAN』の宣伝ポスターにて、今回の表紙が藤くんだった事に気付き、慌てる。ヤバイ。買ってない。 13:00~ syrup16g ● ついに私も生シロップを見る時が訪れました。 ずっと見たかったんだよねぇ 五十嵐氏は、昨年下北でやった『志村氏×クボ氏×五十嵐氏』の 『夜想宴』というイベントで、弾き語りを見たことがあるのですが シロップというバンドで拝見するのは初めて。 まず、圧倒的な存在感のこの3人に言葉が出なくなった。 リハがなかったので、音合わせも兼ねて、1曲目はインストだったと 思うのですが、その長いインストは、息もつかせぬ緊張感に つつまれていて、静寂の中にも迫力があるんです。 ドラム、クールな音がめちゃ格好よかったなぁ そして五十嵐氏のボーカル、なんであんなに力があるのだろう 決して派手ではないのに、なんなんだろうあの力は。 なんだろう、あの、目が離せない感じ、ギリギリの切迫感、 これがシロップの魅力なんだなぁ、とちょっと理解しました。 14:05~ フジファブリック ● とにかくすごい人、人、人。 フジの評判は、近頃じわじわと広がりつつあり、 その影響もあってか、ひと目フジを見ようという人人で 熱気が凄い。 ライブはのっけから『TAIFU』で飛ばしまくり! まさにフェスの為のセットリスト、といった感じでしたー 客も大変に盛り上がる。 オイオイコールから志村コールから合唱までなんでもあり。 後ろの乙女がぎゃーぎゃーと興奮状態でとても煩かったが 初めてフジを見れて余程嬉しいんだな、となんとなく許せましたー だってフェスですから。 『ぎゃー!!志村さん格好いいよ!!ぎゃああああ』 と終始曲の間中叫んでいたのも、我慢できました。 うんうん、格好いいもの。そうッスよね。 みたいなね・・・私も大人になりました。 もし、ワンマンであんなのが後ろに居たら間違いなくボコボコにしてます しかし、フェスですから。 セットリストは、 『TAIFU』『ダンス2000』『桜の季節』 『地平線を越えて』『モノノケハカランダ』 『銀河』『虹』 みたいな感じだったと記憶しております。 全体的にアッパーな感じのセットリストですね。 『銀河』、やっぱり盛り上がりますねー イントロの、足立カウントのみになる部分と、志村氏の雄叫び、 そこから始まる山内ギターが 盛り上がりに拍車をかけるんですねー ちなみに、イントロのギター、志村氏が考えたらしいっす。 『虹』では、盛り上がりすぎて志村氏なんと歌詞が飛ぶ! 私の経験上、歌詞が飛ぶ時の志村氏はなかなかアガってる時かと。 『虹』は、比較的若い世代の乙女達に人気のナンバーのようです。 最後は、金澤氏は鍵盤の上に乗って(!)足弾きしちゃうし、 あんなキーボーディスト、いないよねぇ。素敵。 山内氏は背面引きだし、志村氏はドラムセットの上に乗って ギターをガン弾き。 フジファブリックの、昨年初めのライブを見ていた人は 誰がこんなライブを予想したでしょうか。 少なくとも私は予想していませんでした。 この1年の彼らの見せ方の工夫は本当すごい。 『新曲もできてますしー、すごいところのライブも決まったよね!』 と、金澤氏にニコニコしながら話す志村氏、 結局そのすごいところは、日比谷野外大音楽堂だったんですがー とにかくすごく盛り上がったライブでした。 15:30~ SPARTA LOCALS ● ついにきました、スパルタ。 もうね、これ本当楽しみで。スパルタのライブは本当すごいッスよ、 一度ぜひいらしてください。日々のくだらない事、ふっとびます。 とにかくコウセイ氏は強烈なキャラ。 そしてちょっぴり切ない、センチメンタルな感じがたまらん。 ある曲では、踊らせ踊られ、頭が空っぽ、真っ白に。 ある曲では、切なく、心に直接迫ってくる、コウセイ氏の唄声。 いやースパルタ、素晴らしいっす。 楽しかったー 今回も、身体が勝手に動いちまった 今回も、顔が勝手に笑っちまった 気付いたら、本当に心の底から笑ってた。 『元々存在せんだろう!!』と叫び唄う福岡弁のコウセイ氏には もうなんか色気すら感じました。 スパルタ、最高。 16:45~ 奥田民生 ● はい民生さんです! 夏は、ずいぶんと遠くで見ましたが、今回はちゃんと登場から見ましたー 民生氏の曲って、すごいスタンダードなロックで それがなんとも気持ちいい。 民生氏の唄声って、本当に力強くって、気持ちいい。 なんにも考えなくていい、ただ、理屈無しで気持ちいい。 そんな格好いい音は、民生ならではだと思うのです。 最後、ギター一本で弾き語る民生さんの唄声を聴いていたら、 もう何年も聴いているはずの馴染みの唄声なのに、 あらためて、いい声だと思った。じんとした。 18:00~ ELLEGARDEN ● はいエルレエルレエルレ!! 前にも書いたと思いますが、エルレは、不遇の時代があって、 つまり長い事、売れない時代がありまして、 私は、仲の良い友達の友人バンドだということで、 昔からエルレを聴いておりまして、 『こんなすごいいいバンドなのに、なぜ売れていないのか?』 みたいな話をしていたのですが、やっぱり聴く人は聴いていたわけで。 今では、もう大ステージの隅々までお客さんでパンパンになるような そんな人気バンドになりましたねー 本当、今回のその客ったらすごかった。 もしかしたら、一番、客を集めたのがこのエルレだったのではないかなー それくらい大人気でした。 ライブは、私はセカイイチとかぶっていたので 初めの何曲かしか聴かずに、泣く泣くその場を離れたのですが 夏に見た、あのキラキラとした瞬間はしっかり健在。 エルレのライブはいつも、とびっきり楽しい時間の美しさと、 それがいつの日かかならず終わってしまう、そんな寂しさが 共生しており、泣きそうになる。 18:30~ セカイイチ ● これまた楽しみで楽しみで。 夏に、念願のライブを見れて、そのステージングの質の高さに 随分と驚かされたのですが、その後、何度もライブに足を運びました。 フェスにて見るその緊張感がなんともいえなかったですねー それにしてもやっぱり、セカイイチが作り上げる世界観は格別。 あの4人が、音を鳴らし始めるだけで、もうそこに居る人全てが、 セカイイチの空気につつまれてしまう。 暖かくて、のびのあって、力強い、慧くんの唄声。 なんちゅう説得力のある唄声だ。 若い人らの中で、ここまで力のある唄うたいはそうそう居ませんねー この人は、唄を歌う為に生まれて来たに違いないよ。 『夕景』から始まった気がするなぁ そして『聞いていますか?お月様』もやったなぁ 『はずなもの』の渋い感じに赤いライトが似合っていたし 『虹』もやった、『とべない~』もやりました。 最後に、『石コロブ』だったような気がします。 あれ、なんか抜けてるかなぁ とにかく最高のライブでしたよー 平均年齢、若干23歳。これからがますます楽しみなセカイイチ。 『虹』という曲には、名曲が多いなぁ ほんっといい曲作るね、慧くん。 20:35~ ストレイテナー ● テナー人気はやっぱりすごい。 中ステージの隅々まで、ぎっしりの人だし、 テナーの登場で、ますますその高揚感は高まるばかり。 楽しかったー! 何しろ、名曲が怒涛のように繰り広げられましたから。 聴きたかった曲が、ほぼ聴けたような気がするー このバンドってやっぱり個々の放つ輝きがハンパない。 3人の、ひとりひとりが全く違う色でもって強烈な光を放つ。 ホリエ氏の唄声、やっぱり透明ですごく好きだし、 シンペイ氏のハイテンションなパフォーマンスにアガる!! ひなっちは、もう、本当大好きです。あいしてます。 あの、自らまず盛り上がってく感じ、もうこれは迷いなく、 日本で一番好きなベーシストかもなぁ。音が鋭すぎるし。 格好いい。もーとにかく、ひなっちのベースはしびれるよー ベースの音のとり方のセンス、ひなっち独特ですよね! 正真正銘の、ベーシストだとおもいます。 そしてそして、1月発売のニューシングル、私初聴きだったんですが。 なんなのなんなの、この名曲は!! テナーしか作れない美しいメロディーラインに、 キャッチーさまで見方にして、最強の曲に仕上がっております。 これ、久々に楽しみなシングルが生まれてしまいました。 早く聴きたいー 『Melodic Storm』という曲で、1月18日に発売らしーです 買って絶対に損をさせない1曲です。 本気でおすすめ。まぁそんな感じでとっても濃い1日になったわけですーあと、夏フェスでお友だちになった人人に、涙の再会ができまして、そうは言っても、直前まで何の連絡もとらずに、半年後の当日、会場にていきなり電話してみたのですが、ちゃんと近くに居て、笑いました。もう、みんなホンッと音楽好きなんだからぁで、音楽好きな自分が・・・一番好き!みたいなやらしい感じになりますがそんな不純な感じではなくってね。もうみんな単純に音楽バカなんだな。そう、私もバカなんだな。そんな感じで29日は終わりましたーそして1日明けて、31日も幕張で年越しでしたがそのレポはまた後日にしようかと思います。
2006/01/02
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みな皆様、新年明けましておめでとう御座います。本年も、『とばっちりレコード』、どうぞ宜しくお願い致します。というわけで、新年一発目の大事な日記なのですが、いつもどーりダラダラといきたいと思います。まず、またなんでこんな夜中に更新しているかと申しますと、3時間程前に、私、目覚めました。(夜中の2時)相変わらず、ちっとも規則正しい生活をしない所為で、身体はボロボロです。いやー良く寝た。寝正月だ。14時間も寝てしまった。それもこれも、昨日、大晦日の日、ろくに寝ないで、COUNTDOWNJAPANフェスに行きまして。そのまま、くるりにて年越し、4時に最後のレミオロメンを聴き、帰りの電車に乗って、友人と熱く語りすぎた余り、有楽町で乗り換えるところを、気付けば護国寺。仕方なく、そのまま池袋で降りて、朝ごはんをデニーズで食べて、そしてそのまま地元まで帰って、家に着いたのが、朝8時過ぎ。そのまま寝るつもりだったのですが、家の者達が思いのほか早起きで、皆ぞろぞろと起きてきましたので、そのまま朝の御節料理の準備を手伝って、あけましておめでとう。お笑い番組を見ながら、クリスマスに妹の彼氏から頂いたシャンパンを飲んでいましたら、母が、次長課長のネタに爆笑しすぎて、(母は次長課長が大好きです)お酒がまわりすぎたらしく、脱落。ついでに妹も、調子に乗って飲めないお酒を飲んでいたら呑まれてしまって、2階の寝室へと脱落。結局、山の様におせちが繰り広げられている食卓には、父と私だけが残ったわけでありますです。で、私が、眠いのとライブ疲れでハイテンション、日本酒!!日本酒飲もうよ!!もう、この際!みたいに調子に乗り出して、よしよし、日本酒ならとっておきが、と父までも陽気で、ごくごく飲んでいましたら、父、気付いたら食卓で転寝。結局残ったのは、疲れきった私と、食べ残した食卓上の残骸でした。仕方なく私は、酔っぱらうこともままならぬままそれの片づけを始め、食器を洗い、しまって、やっと一息ついて、眠りに落ちたのでした。お酒の力も手伝って、気付けばありえない時間寝ていまして、また夜中だーみたいな。みたいなね!というわけで私のつまらん話がぐだぐだ続きましたが、みなさんはどんなお正月を送られたでしょうか。COUNTDOWN JAPANのレポは、明日にでも軽く書こうかなと思っております。とりあえず、私は年明けからありえない忙しい毎日が待っていますので、お正月くらいはゆっくりしようかな、飲んだくれちゃおうかな!お酒、滅多に飲まないから!みたいな感じですよーみなさまよいお正月を!!
2006/01/01
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