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とあるデパートの屋上。だだっ広いトップルーフの隅にコカコーラのベンチ。髪を結った女の子が暖かい日差しの中で本を読んでいる。この屋上にはペットショップがある。売っているのは小鳥や熱帯魚が中心。以前は犬や猫も扱っていたようだが今その姿は無い。そこで働く二人のおじさん。どちらもとうに50才の誕生日は終えてしまっているように思える。ここは渋谷のど真ん中。一体・・・この店で九官鳥を飼う人が年に何人いるのだろうか。この店から運よく山手線に乗れるエンジェルフィッシュが何匹いるのだろうか。レジの奥でしきにりノートに何かを書き込むおじさんと、水槽の掃除や餌やりを淡々とこなすもう一人のおじさん。ここで働く長いの年月の中で、彼らは学習した。ここでは何も期待をしてはいけないと。何故なら今やここは屋上へ抜けるためのただの通路だから。人気のない屋上のための・・・時間が少し溶けだしているようなこの空間で彼らの横顔はそう物語っているように感じられた。そしてこのある悟りを開いたであろう二人が働くそのひとつ下の階では、世界の高級ブランドによる異次元の空間が広がっているのである・・・
October 31, 2006
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昔よくこんな言葉を耳にすることがあった。”大人になってからは本当の友達はできない”この言葉を聞くたびに僕はただ漠然とそういうものなのかぁと思っていた。友達の定義についてはいろいろあるが、ここで使われている友達は”親友”を意味するものだと思う。”親友”。おそらく人生で最も得にくいもの。男女の間の恋心にも似ている部分もあれば、信頼の置ける仕事上の仲間への熱い思いも似ている。たまには歯に衣着せぬ言い合いで殴りあいになることもあるけれど、その腹立たしさは瞬時に涙に変わる。。ローマが1日にして成らないように親友もまた多くの時間を必要とする。大人になって初めて”親友”の存在を感じさせてくれた人。今は遠いその彼ともまだまだ時間をかけて語り合っていこうと思う。
October 30, 2006
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何人かの方から問い合わせをいただきました豚肉のラグーのレシピです。毎回目分量と言うか勘で作っているので肉や野菜の量はそれぞれの好みで調整してみてください。豚ひき肉 300g玉ねぎ 2個にんじん 1本セロリ 1本しいたけ 6個ポルチーニ(乾燥を戻したもの) ひとつかみにんにく 2かけホールトマト 1缶赤ワイン 100ccチキンブイヨン(もしくは鶏がらスープの素) 適量小麦粉 適量ローリエ 1枚イタリアンパセリ 適量パルミジアーノ・レッジャーノチーズ 適量塩、こしょう、オリーブオイル 適量バター 少量1、にんにく、玉ねぎ、にんじん、セロリ、しいたけをみじん切りにしてオリーブオイルで炒める。2、玉ねぎが透き通り、野菜の甘みが出てきたら一度取り出しておく。3、ひき肉に少量の小麦粉、塩、こしょうをまぶしておく。4、オリーブオイルをひいた鍋でひき肉を炒める。 (焦げ付かせるぐらいの気持ちで炒める。)5、赤ワインを入れアルコールをとばす。6、炒めておいた野菜とみじん切りにしたポルチーニ、つぶしたホールトマト、ブイヨンを加える。7、ローリエを入れ沸騰したら弱火でじっくり煮込む。(1~2時間ぐらい)8、仕上げに塩こしょうで味を調える。9、パスタと合わせるときは少量のバターを加える。10、盛り付ける時にイタリアンパセリ、パルミジアーノをお好みで振りかける。ポルチーニは入れなくてもいいと思います。作りたてもおいしいけれど、一晩置いて食べるのもおいしい。多めに作って残ったら小分けして冷凍するのがお勧めですよ^^
October 29, 2006
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昭和30年代、日本の高度経済成長に合わせるように多くの”団地”が各地に建設された。当時はシステムキッチンや水洗トイレを取り入れ、庶民の憧れの的だったらしい。僕の実家はその”団地”だ。物心つく頃からその団地で生活していたのだが、僕には”憧れの的”と言う認識は全くなかった。いや、憧れというよりも僕はむしろ不気味さを感じていた。単一な造り、そびえる白い壁、不気味な番号。小さい頃は、怪獣に追いかけられ聳え立つ団地の中を逃げ回る夢を何度も見たものだ。いつも何かに怯えていたような気がする。先日、父親が一人で住む実家に寄った。元気な父の姿に安心する一方で、まるで活気の無い町の様子には唖然としてしまう。商店街は軒並み潰れ、町を歩く人は老人ばかり。下校時には子供の姿も見られるが、すぐにどこかへ姿を消してしまう。僕らの頃は一学年に10クラス以上あったものが、今は2,3クラスにまで減っているらしい。静かな町の大きく聳え立つ白い壁。思えばその壁に振られた番号にいつも監視されていたような気がする。そしてその壁はいまや墓標にさえ見える。大きな墓標が整然と立ち並ぶ丘は、この国の本流からは間違いなく外れたところでひっそりと時を刻み続けている。
October 28, 2006
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こんばんは。みなさんお元気ですか?ようやっと自宅のテーブルでパソコンを使える状態になりました。流浪の羊はとりあえず安住の地へ舞い戻りました。とは言え、片づけがまるで済んでいないので隅々に吹き溜まったほこりをただ眺めている状態です。明日はテーブルやカーペット、そしてテレビを物色に行くつもりです。とりあえず少し早いですがお風呂に入ってくることにします。では、また後ほど。羊
October 28, 2006
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何日かぶりに自宅に戻っています。みなさんお元気ですか?自宅リフォームはまだ3,4日かかりそうな状況。唯一の居場所であるベッドの上で今ブログを更新しています。ここ数日のホテル住まい。慣れない環境での生活はやはり疲れます。睡眠不足と野菜不足で頭の回転も鈍りがち。どぎついネオンと満員電車のように人で溢れる夜の街を意味もなく歩いているとこんな言葉が脳裏をかすめます。”根無し草”20代の頃、勤めていた会社で香港人と机を並べていたことがあった。時計や宝石を取引している彼(僕より5つ年上)に友人であるうちの社長が場所を提供していたのだ。日中は常に外回りの営業に出かけるために会社で見かけることは少なかったのだが、戻っていると会社の外からでも分かる。”なんでやねぇ~、おっさん!今日振り込むってゆうたやないかぃ!!”どこで覚えたのかコテコテの大阪弁。しかも声がでかい。彼の周りに漂うエネルギーに僕はいつも圧倒されていた。彼は商談が成立しないと食事をしないという流儀を持っていた。そんな彼と何度か夜飯を食べに行ったことがあった。行くのは決まって近くにある中国飯店。とても質素な食事を手早く摂り終えた後の彼にはいつも疲労の色がにじんでいた。決して弱音は吐かないが、香港にいる大家族の生活を背負っているのを僕は知っている。うちの社長から大金を借りているのも聞いている。トイレに立つ彼の後姿。アルマーニのスーツに刻まれた深い皺を見るたびにこの言葉を思い出していた。”香港人は根無し草”どんなに文明が栄えても、どんなに豊かな生活を送れるようになっても、僕らの真の願いは安住の地で、温かい灯りの下で過ごす家族団らんであることだけは未来永劫変わらないはずだと思う。がんばった彼にはその場所が与えられたはずだと僕は信じている。
October 22, 2006
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夜のコンビニにモンシロチョウが飛んでいた。その、彼女(勝手に彼女に決めた)のぎこちない羽ばたきで普段は無機質なコンビニにちょっとした温かさが生まれていた。~~~まぁ、ここはどこなのかしら。あまり見かけない光景だけれど、とてもたくさんの色が溢れていてとてもきれい!みんなに教えてあげたいけれど私だけずいぶん遠くにきてしまったみたい。あ!この色素敵!それにこっちも!目移りしちゃうわ~。ん~、でもおかしいわねぇ。全然おいしそうな匂いがしないわ。それにここにいる人たち、まるで私に気づいていないみたい。いつもは私のきれいな黄色い羽をしつこいぐらい網を持って追いかけてくるのに。みんな静かにお花をみているわ。不思議。。あ!誰か近づいてくる。手に黒い目玉のようなものを持った変なおじさん。こわい~!!逃げないと。でも、今日はなかなか暗くならないわ。そろそろ眠くなってきたのだけれど・・・~~~どぎつい色で溢れた空間。機械のような単調な接客。関わりあいを持つことの無い人々。便利であること以外何も存在しない空間であることを偶然迷い込んだもんしろちょうが教えてくれた。もんしろちょうの撮影には失敗しました。かなりの枚数トライしたのですが・・・^^;まだまだ修行が足りないようです。(新宿東横インにて)
October 17, 2006
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自宅リフォーム初日、今日からしばらくホテル住まいをしようと思っていたのだがなんだか面倒くさくなり家にいる。家に居るといっても僕に与えられたスペースはトイレ、洗面所、お風呂、そしてベッドの上だけである。荷物を掻き分けベッドの上にたどり着いてもそこはダンボール超高層ビルの中。大きな揺れで倒れるのは必至。やはり明日からはどこかに避難したほうがよさそうだ。僕は20年ほど前、大工見習いを2年間していたことがある。その名残というわけではないが今でも簡単な棚なら自分で作ってしまう。家の中に運び込まれた木材や工具がきれいに揃えて置いてあるのをみるとふと懐かしい気分になる。思えば昔は本当によく怒られたものだ。他にバイトを掛け持ちでしていたせいでよく遅刻もしたし、早合点して長さを間違えた木材を大量に切り出してしまったこともあった。そんな時、親方や先輩が怖かったり憎かったり思ったことは何度もあったけれど、この木の香りだけは一度も嫌いになったことはなかった。心地よい香りと懐かしい記憶。みんな元気でがんばっているだろうか。
October 16, 2006
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冷蔵庫の掃除を兼ねて久しぶりにラグーを作りました。にんじん、セロリ、タマネギ、にんにく、舞茸。。。野菜室はだいぶすっきりしました。これに戻したポルチーニも加えてあります。一晩寝かせると味が馴染んでおいしくなるのですが、僕はそれぞれの食材が舌の上で踊る出来立てが大好きです。かなり大量に作ったので小分けして冷凍庫でしばらく眠ってもらうことにしました。
October 14, 2006
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”あの人ストーカーだよ”先日、小学生の集団にこう言われた。子供は正直だ。住宅街をカメラを片手にキョロキョロしながら歩く40男は実に怪しい。空き巣狙い、下着ドロ、ストーカー・・・見ようによってはどれも当てはまりそうだ。いつ警察に職務質問されてもおかしくないだろう。そんなとこ歩かなきゃいいのに、というところこそ妙に気になるから厄介である。写真を”撮ってみよう”と思い始めたころから常に歯痒く感じていることがある。”なぜ、あと1歩踏み出せないのか!”である。空や橋、自転車や猫は相手の許可なくいくらでも近づける。それらは僕を気にしていないから。でも、人は違う。見ず知らずの人にいきなりカメラを向けられていい気持ちのする人間はいない。だからまずはコミュニケーションを取り、ある程度心を許した後で撮らせてくれないかと頼む。至極当然のこと。でもこれがなかなかできない。実はこの夏の四国旅行の大きなテーマはこの事だった。幸い四国の風土といい出会いに助けられ、思いのほかいい写真を撮らせていただくことができた。僕にはとても貴重な旅だった。これで悩みも解消!と思いきや、日常の生活に戻るとまた元の自分になってしまっているのである。仕事でも、遊びでもそうだけれど突き詰めていこうとすれば最後は自分と向き合う時が来る。最後に聳え立つ大きな山は自分自身、自分の最も弱い部分だ。アラーキーは昔、電車の中で正面に座った人の顔を撮っていたことがあったそうだ。残念だが自分には真似できない。世に”天才”と呼ばれる人には確固たる信念と、強い決意があるのだと思う。小学生に何を言われようが凹んでちゃいけない。建設現場で職人さんに怒鳴られても怯んでちゃいけない。そこで仲良くなってしまえばいいのだ。残念ながらまだまだ聳え立つ山の頂は見えてこない40男なのである。
October 13, 2006
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来週早々から自宅(マンション)のリフォームが始まる。新しいソファーや新しいテレビに思いを馳せるのは楽しいのだが、家中に溢れかえったどうしようもない”モノ”を移動したり処分したりするのは憂鬱だ。”あ~、これどうしようか。捨てちゃおうかなぁ・・・”と手の動きを止め古い記憶にしばし浸る。・・・・・・・・再び動き出したその手は少し躊躇いながらも梱包用ダンボールに向かう。どんどん大きくなるダンボールの山々。”思い出”というフレーバーの”モノ”はなかなか減らないものである。やれやれ・・・
October 12, 2006
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生まれ落ちた時からの悪人はいないと思う。”罪を憎んで人を憎まず”という言葉がある通り、生い立ちや様々な影響によって罪を犯してしまうことも少なくないはず。昨日の北朝鮮の核実験で世の中は大騒ぎになっている。テレビでは各方面の専門家が口角泡を飛ばしている。ちょっと冷静になって考えてみると朝鮮人とは気の毒な民族だと思う。太平洋戦争時、何の罪も無いのに日本の侵略を受け散々に蹂躙された。その後、日本が降伏しやっと平和が訪れると思いきや、大国の思惑で真っ二つに分断させられた。彼らは何も悪いことはしていない。分断されるべきは本来間違いなく我々日本であってしかるべきであったはずなのに・・・そして後に、大国のメンツをかけた代理戦争が朝鮮半島を舞台に起こる。大国は様々な新しい兵器が試し、そして我が国は戦争の特需で潤う。この戦争で100万から200万人(一説では400万人)が犠牲になった。これで分断は決定的になる。現在でも軍事境界線の南北には幅約4kmの非武装中立地帯が設定され、一面に地雷が敷設されている。(人の寄り付かない場所となったことから、渡り鳥が翼を休める野鳥の楽園と化しているそうである)冬ソナやサッカーワールドカップの韓国と拉致・核兵器の北朝鮮。元は同じひとつの民族。金日成並びに金正日が行ってきたことは決して正当化できるものではない。しかし、非力な小国が大国の都合で翻弄され続けてきたことも事実である。不幸な生い立ちを背負い続けるアジアの小国はこれから先、一体どこへ向かうのだろうか。
October 10, 2006
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プロフィールにも書いてあるが、僕は髪を自分で切っている。1年半ほど前に止むを得ず美容室へ行ったことがあったが、それを除けばかれこれ4年近く自分でハサミを入れている。僕は4年ほど前に生まれて初めて鋏に惚れた。その鋏はヘアメイクの仕事をしている知人に譲ってもらったものだった。初めて指にはめて試した時の感触は僕には未知のものだった。刃と刃がわずかコンマ何ミリですれ違う時の感触とその音。その冷徹なほどの正確さに僕は引き込まれた。天気の良い日に風呂場で黙々と切る小一時間。髪を切り終えると全身毛むくじゃら。シャワーを勢いよく出し、頭のてっぺんから足の先まで丹念に洗い流すと生まれ変わったかのごとく心地よい気分になれる。僕の密かな楽しみなのである。ただ、欠点は冬場が辛いこと。お湯を出すと鏡が曇ってしまうから・・・^^;
October 9, 2006
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いい天気でしたね。遅い朝、窓の外の青空を眺めながら、ふと世田谷の経堂へ行こうと思った。駅を降り当てずっぽうに歩き始めて数分、ある看板を見つけ僕は大きくのけぞった。危うく手にしていたカメラを落としそうになった。(ちょっとおおげさかな^^;)ご存知の方には説明の必要もないのだろうけれど、この店名は、70年代の伝説的バンド”Led Zeppelin”のドラマーJohn Bonhamの愛称である。それにしても・・・店が臨時休業の為(店主はライブだそうだ)詳しくはわからないが、おそらくラーメン屋・・・なのだろう。(入り口の扉には休業のお詫びに餃子のサービス券が下がっていた。)でもこれで飲み屋っていうオチもあるかもしれない。油断はできないぞ!^^;僕は慌てる必要もないのに、手早くシャッターを切った。余談だが僕は中学の頃、仲間うちでZeppelin担当だった。TUTAYAの無かった時代の僕ら中学生にはLPは高値の華だった。次々現れるロックの新星の音を手に入れる為に僕らはそれぞれ担当を持った。Deep Purple、Van Halen、Queen、Kiss・・・レコードを聴いては勉強そっちのけでギターのリフを誰よりも早くコピーすることに熱を上げていた。。おそらく店主は僕の年齢±2ぐらいだろう。そしておそらく僕と同じような青春時代を過ごしたのではないだろうか。きっとラーメンはそれほどおいしくないだろう。箸はもしかしたらドラムスティックかもしれない。でもそれでいい。ZeppelinをBGMラーメンをすすれる店はここだけなのだから。口直しにおまけです^^;
October 8, 2006
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先日、このブログで安倍新総理にエールを送る内容の日記を書いた。あれから数日、安倍さんの言動がとても気になるようになった。たかがブログと言ってしまえばそれだけなのだろうが、僕はその想いを表明した以上、彼の言動を追いかける義務のようなものを感じている。。。前回のアメリカ大統領選挙の話。ブッシュとゴアの熾烈な争いは、投票用紙の手作業での数え直しに至るまでの大接戦。結局、僅差でブッシュが勝ったのだが、アメリカが真っ二つに分かれた様を見て僕はほくそえんでいた。”こんなに割れて大丈夫かぁ”と。アメリカ人は個々がとても強い信念を持って生きている。様々な団体があり、活発な活動を繰り広げているのを深夜のニュース番組で見かけることも少なくない。他民族国家であり、貧富の差も激しい。政府をあからさまに批判する映画も当たり前のように上映される。一見するとまとまりがなく、まるでブラウン運動のようにばらばらなのだが、実はそれが国を活性化し続け、強い活力を生み出し続けているのではないかと最近思うようになった。確固たる意見を持ち表明することは、それだけ多くの批判にさらされることになる。しかしそうした環境のなかでさらなる信念を獲得した市民が支える国家はやはり強いのだと思う。和を尊ぶ我々日本人は時として大きな力を生み出してきた。しかし”和”=”横並び”や”迎合”であってはいけないはずだ。個々が揺るぎない意見を持ち合い、議論し、検証しつくした上での”和”でなくてはいけないと思う。日本を変えるのは小泉さんでも安倍新総理でもなく我々ひとりひとりの勇気と決意なのだろう。
October 7, 2006
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きのこ類は栽培技術の進歩により種類が増え、価格が安定して久しいこの頃。まいたけやエリンギなどは大手きのこメーカーの間で激しい覇権争いが繰り広げられていると聞く。きのこが好きな僕にはありがたい話なのだが、年中手に入りやすい価格で店頭に並んでいる姿には正直戸惑いも感じている。今でもふと思うことがある。”年をとったら裏山できのこがたくさん取れるところで暮らしたい”と。原木栽培で育てた椎茸を七輪で炙って食べるのもいいだろうなぁ~。
October 6, 2006
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メジャーリーグはいよいよプレーオフに入った。ヤンキースは幸先の良いスタートを切った。去年のプレーオフでヤンキースはロスアンゼルスエンジェルスにフルセットの末敗れた。その最終戦、松井はスタメン5番レフト。最終スコアは3-5でヤンキースは敗れたのだが、松井は5度の打席でノーヒット、8つの残塁を記録した。(ちなみにプレーオフでの打率は.200)そのオフ、残留を明言しない段階での会見において”来期は優勝を狙えるチームでプレーをしたい”と語った。来期以降の契約や金銭の問題でこういう発言になったのかもしれないが、この発言で長年の彼への愛着は吹き飛んだ。ヤンキース以上に優勝に近いチームは無い。シーズン終盤の大一番で彼はそのチームに間違いなくブレーキをかけた。プロスポーツは結果を残すことが全て。自分の成績を謙虚に受け止めるよりも、自分の主張を公で述べる彼は日本で見ていた頃の彼では無いと感じた。マリナーズで腰を据えて最多安打の大リーグ記録を打ち立てたイチロー。キャッチャーという過酷なポジションで1年目の松井の記録を上回った城島。そして・・・今日、日本人がメジャーで活躍する道筋を作った野茂英雄。両リーグでノーヒットノーランを成し遂げたまさに”英雄”だ。彼は今年マイナーを解雇されて肘の手術を受けリハビリに励んでいる。来期のメジャーのマウンドを夢見て。。初心を忘れることは、己を忘れることに等しいと思うのだが・・・
October 4, 2006
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強くて美しい心を持つために歩き続ける。朝日に浮かび上がり夕陽に溶け込みながら重い足を引きずり歩き続ける。たくさんの知り合いやお世話になった人の顔がある。でも僕にはたった一人の親友がいてくれればいい。僕は美しい心を探して歩き続ける。I wanna live, I wanna giveI've been a miner for a heart of gold.It's these expressions I never giveThat keep me searching for a heart of goldAnd I'm getting oldKeep me searching for a heart of goldAnd I'm getting oldI've been to Hollywood I've been to RedwoodI crossed the ocean for a heart of goldI've been in my mind, it's such a fine lineThat keeps me searching for a heart of goldAnd I'm getting old.Keeps me searching for a heart of goldAnd I'm getting old.Keep me searchingfor a heart of goldYou keep me searchingfor a heart of goldAnd I'm getting old.I've been a minerfor a heart of gold.by Neil Young
October 3, 2006
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こんばんは。東京は昼過ぎまで強い雨降りでした。ちょっと溜めてしまったコメントにレスを付けている途中で妙にギターが弾きたくなった。ケースから取り出し、緩めていた弦を少しずつ張っていく。6、5、4、3、2・・そしてまた6、5、4、3、2(1弦は今切れてしまっていてありません。あしからず^^;)もう少しかな、、、6、5、4、3、2・・・バチッ!・・・さすがに張替えの時期のようです。少し鳴らしてからまた弦を緩めネックを拭いてケースへ戻す。のそのそと本棚の前に座り少し整理をする。うろうろと台所に行き作ろうと思っている小さな台の寸法を測りメモを取る。そうこうしているうちに二度とは帰らない月曜日が終わろうとしている。コメントのレスの続きをしているうち日付が変わるだろうなぁ。。
October 2, 2006
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友人に会いに門司に行ってきました。ちょっと強行軍だったので少し疲れた。。。というか眠い^^;天気があまり良くなかったからという訳ではないけれど柄にもなく水族館見学なんかしたりして。水槽に差し込む揺れる光の中をすべるように泳ぐ魚。そのしなやかな肢体を眺めていると頭の中が空になっていく。 あの水族館の魚達にも門司の友人にもそして僕にもまた新しい1週間が始まろうとしている。僕は何をすべきか。僕は何ができるのだろうか・・・
October 1, 2006
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