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2019後半戦が始まったF1グランプリ。後半戦スタートは ベルギー スパ・フランコルシャン。グランプリコースの中でも最長の7km。高低差も100mを超える 難関不落の名コース。鈴鹿サーキットと姉妹提携を結ぶクラシカルコースに猛者が集う。FP1、FP2と一度もトップを撮れない焦りからか、FP3開始30分。ターン12でハミルトンがクラッシュした。本人は、無傷だが、マシンのダメージは相当に深刻。メルセデス広報担当は、モノコックは痛めていないというが、クラッシュ後、マシンの後方が前方と捻れて見えたのは気のせいなんだろうか?メルセデスは他にも、レーシング・ポイントがPUをブローさせるなど、綻びが見え始めたか?#ハミルトン クラッシュ #2019F1ベルギー
2019.08.31
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山本尚貴選手は、ベルギー入りしたことを報告した。「今週末はF1ベルギーGP。レース後にはイギリスに渡って再びシミュレータテスト。またたくさん吸収して帰国したいと思います」「今後どのような展開が待っているのか、僕もドキドキしていますし応援して下さっている皆さんも同じかと思います。いずれにせよ、どのような結果が訪れたとしてもこれまでの努力は決して将来の自分にとって何一つ無駄にはならないはずです」「まずは“チャンス”を掴み取れるように僕個人としてもと準備をしたいと思います!」 #山本尚貴
2019.08.30
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ライコネン本人が「夏休み中に足にケガを負った」とチームに報告。チームは急遽 エリクソンを招集した。エリクソンが早々にスパに顔を出したことにより、当初 ジョビナッツイが降ろされるというウワサが駆け巡ったが、ライコネンがケガをした状態で現れたことにより、ライコネンのピンチヒッターになることが分かった。#キミライコネン #マーカスエリクソン
2019.08.29
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米インディーカーシリーズに参戦しているマーカス・エリクソン。本来なら、シリーズ残り2戦を欠場するのは、自身にとってマイナスなことであるのにもかかわらず、マーカスは、F1のスパ・フランコルシャンへ来た。今のところ、アルファロメオチームはリリースを出していないが、ドチラカノドライバーに変わって出場する可能性がある。キミ・ライコネンがケガをしているとの情報もあり、詳細が待たれる。
2019.08.29
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2019後半戦 古巣トロ・ロッソに戻って、シート合わせを行ったガスリー。「昨年、こんなに体は深く入らなかったよ」とシート無しの状態でマシンに入ったガスリーは言う。「5cm程度、上げてもらわないと、前が良く見えない」こうやって見ても、ガスリーはちょっと小さい。マシン準備も終わり、いよいよ後半戦スタート。
2019.08.28
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ホンダ陣営はアルボンとクビアトにスペック4<バージョン3>をベルギーで投入する可能性がある。トロロッソ地元でのクビアトのペナルティを避ける意味で、先行で入れる。ガスリーとクビアトということも考えられるが、レッドブルの状況を見るために、1台はアルボンを選択。フェルスタッペンとガスリーに関しては次戦イタリアでの投入。日本までは、このユニットで勝負し、メキシコとアメリカで最後のユニットを投入とも言われている。#HONDAスペック4
2019.08.27
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スタートレック・エンタープライズの艦長席に座り、ご満悦のFIA ジャン・トッド会長。自身も認めるヲタク(トレッキー)だった。#スタートレック #ジャン・トッド
2019.08.23
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2019年8月22日、2019第48回サマーエンデュランス『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』を前に、鈴鹿サーキットからイオンモール鈴鹿までの6.6kmの鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線(通称サーキット道路)を使って、『鈴鹿モータースポーツフェスティバル』が行われた。11時20分からサーキットを出た36台のGT3/GT300カーが公道を走るパレードが実現した。まるで鈴鹿の街が、ルマンやニュルの前日祭のごとく、レーシングカーが一般公道を走り抜ける。その様子を、普段レースを観ない一般人が見る。これほどの感動はないだろう。この鈴鹿モータースポーツフェスティバルは、鈴鹿市が主催、モビリティランドとイオンモール鈴鹿が協力して行われた官民一体のイベント。真夏の国際レースである鈴鹿10時間を前に、海外でも行われているようなレーシングカーによる公道パレードを実現したものだ。前日から鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線には車道と歩道の間にフェンスが設けられ、イベントの事前告知も行われたなか、迎えた22日11時30分からのパレードでは、多くの鈴鹿市民やモータースポーツファンが沿道を埋め、三重県警の白バイとパトカー、鈴木英敬三重県知事や末松則子鈴鹿市長ら関係者を乗せたクラシックカーを先頭に36台のGT3/GT300カーが出発。イオンモール鈴鹿までパレードを行った。パレード到着地点となったイオンモール鈴鹿では、駐車場にイベントスペースが設けられ、パレードに参加したうちの15台ほどが駐車場に留め置かれ、ファンが間近に観られる展示が行われることに。その他の車両は自走でサーキットに戻った。11時55分からは、会場内で鈴木知事、末松市長が出席し、セレモニーが行われた。末松鈴鹿市長は「長年の夢」でもあったパレードの実現に、さまざまな関係者や三重県警、国土交通省への感謝を述べ、最後には涙ぐむシーンも見られた。イベントでは鈴鹿10時間に参戦する元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンをはじめとしたドライバーが出演してのトークショーなども行われ、初めての公道パレードとイベントは、成功裏のうちに初開催を迎えたと言っていいだろう。なお今回のパレードでは、GT3カーたちはメーカーごとに大まかにグループに分かれ、各メーカーの市販車が先導するかたちで時速40kmほどで走行。パレードを担当したドライバーたちによれば、1速〜2速のままでの走行で、エキゾーストノートはかなり静か。サーキット道路はバンピーな部分もあるほか、サーキットやイオンモールの出入り口で段差があるため、1〜2cmほど車高を上げて臨んだとのことだ。なお、レーシングドライブではないため、各ドライバーはヘルメット等は装着していない。鈴鹿市、三重県、三重県警等の協力により、封鎖された公道上で実現したレーシングカーのパレード。これまでいくつかの場所で実現してはいるが、これほどの規模は日本でも初めてと言っていいだろう。モータースポーツの街ならではのことではあるが、今後に向けた大きな一歩となったのは間違いない。#鈴鹿10H
2019.08.22
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ヨーロッパも日本も灼熱の戦いになった2019。ヘルムート・マルコ氏も レッドブルではなく、水の方に手を伸ばす。「デートリッヒに言って、ペットボトルのレッドブルウォーターでも作ってもらうか?」と言ったとか?言わなかったとか?レッドブル契約のドライバーの活躍がすごかっただけに、ホクホクで帰途に就いた。
2019.08.18
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昨年に続き、F1の夏休みのこの時期に、日本で行われるスーパーフォーミュラの実戦を見に来た。レッドブルの若手育成プログラムの選手の活躍を確認。ルーカス・アウアー、パトリシア・オワードや平川亮、ニック・キャシディらと談笑した。今回 優勝の平川と3位のニックに関しては「今すぐにでも ヨーロッパにベースを移して、活動してほしいものだ」とコメントを出した。また 山本尚貴とは、FP1を走る準備等、つめたようだった。
2019.08.18
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平川亮選手 初優勝!!2位 小林可夢偉3位 ニックキャシディポイントはキャシディが山本を逆転■平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/決勝 優勝「自分の嬉しさより感謝の気持ちの方が大きいです。ここまで結果が出ていないなかチームが頑張ってくれたし、周りで支えてくれている家族やファンのみなさん、スポンサーさんも楽しみにして応援してくれていたので、自信をもって週末走れたし、決勝でも力になりました」「(アレックス・パロウとのバトルは)5~7周目くらいまでペースを抑えていて、様子を見ていました。彼のペースが落ちてきたからアタックしたけどうまく抜けず、その後は速くないような雰囲気を出して一気に仕掛けました。そこはうまくオーバーテイクできました。37周目のピットインは燃料の限界でした」「金曜日の走り出しから自信があって、クルマの状態も自分のコンディションも良くて、勝てるかなという感触がありました。それを毎戦できるようにしていきたいと思います」「昨年もマルコさんが来てくれて、いい結果が出せました。僕にとっては神様ですね(笑)」■小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)/決勝 2位「予選7番手から2位というのはおそらく喜ぶべきことだと思います。予選は思ったより良くなかったのですが、(レースについては)結構自信を持っていけるパフォーマンスがあるとレースの前からわかっていたので、落ち着いてやっていました。ですがなかなか前のクルマを抜くことができず、結果的に厳しいレース展開になりました」「(福住仁嶺とのバトルについて)オーバーテイクは難しかったです。もっと早く抜いていたら、レース展開も変わっていたと思います。ここ3戦はずっと仁嶺を抜いているのですが、抜かれないようにどうやってブロックするかを(福住が)だんだんと学習してきたなと思います」「平川が(アレックス)パロウを抜いた瞬間に『いかないとな』と思って仕掛けました。僕はフルタンクだったので、それまで待っていたんです。平川が(パロウを)抜いたからと仕掛けようと思って焦ったけれど、なかなか簡単に行かせてくれませんでした」「最終的には(前のクルマがいなくなって)クリアエアになったところで少し(タイムを)稼いで、2位に上がれました。今日できるレースとしてはベストのリザルトだと思いますし、チームもピット作業をしっかりこなしてくれました。こういうレースを続けることによって、いつか勝つチャンスが来ると思っているので、今後も引き締めて残り2戦を戦いたいなと思います」「タイヤのバイブレーションがひどくて、自分自身は脳震盪に近い状態でした。そろそろタイヤが爆発するんじゃないかと思ってピットに入りましたが、それがなければあと2、3周は走れたと思います」「(レースでのミディアムタイヤの印象について)僕のなかでは“捨てタイヤ”だったので、マシンが重い状態ではほぼ走っていませんし、できるだけソフトで引っ張ろうとしました。『あれくらいかな』と思って走っていましたが、ラップタイムが速かったと聞いて『使えたのか』と思いました」■ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)/決勝 3位「本当に嬉しいしベストを尽くしたと思っているよ。12位からのスタートだったし、もてぎはタフなレースになるとわかっていたからね。振り返ればここ2年間は5位スタートだったから今回は苦戦していたんだ」「でも、今朝のフリー走行でフルタンクで走り、2番手まで上がってこられたから調子が良いと思ったしスピードがあった。レース前の走行でもフルタンクで走り自信があったから、レースに向けてベストを尽くしてできるだけポジションを上げたいと思った」「あとは、クリーンエアの部分を利用してポジションを上げていくしかないと思っていた。タイヤは両方のコンパウンドを使わないといけないけど、ミディアムタイヤスタートを選んだ。要するに(燃料で)ソフトタイヤ勢より30キロ重いクルマだったんだ。スピードを落とさず近づいていかなければならないからタフだったけど、ベストを尽くしたよ」「4周目にピットインしてその後ソフトタイヤで走り切るのは、最初はどうなるかわからなかったけど、サインボードでアレックスや亮のタイムやギャップを知らされていたから、チームとのコミュニケーションはとれていた。僕の目標としては(福住)仁嶺よりも速いラップタイムで走ることだったんだ」「残り47ラップあるからペースは抑えていた。大変だったのはトラフィックで、翔のピットアウト後に引っかかったことだ」「ランキングではトップに立ったけど、去年と同じ状況だから同じ気持ちだよ。尚貴は鈴鹿が得意だから次の岡山ではできるだけ良い結果を出したいね」
2019.08.18
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Nakajima Racingに、浜島が加わることになった。浜島はブリヂストンでF1をはじめとしたモータースポーツ用タイヤを開発した後、フェラーリのF1チームに加入。帰国後はCERUMOに加入し、スーパーフォーミュラ(P.MU / CERUMO・INGING)とスーパーGT(ZENT CERUMO RC F)のチームを率いてきた。その職を昨年限りで退いた浜島だが、今季残りはNakajima Racingで仕事をすることになるという。先日スポーツランドSUGOで行われたスーパーGTの公式テストの際には、すでにチームシャツに袖を通した浜島の姿が確認できた。今季はシーズン途中からの加入ということもあり、まずはスーパーGTのみ関わる予定。そして来季からは、スーパーフォーミュラへの関与もスタートすることが目指されている。今回の浜島の起用に関して、中嶋悟総監督は次のように語った。「もし時間があるなら、ウチに仕事があるよと言って誘いました。もちろん、彼にはタイヤの管理をしてもらいたいと思っています。ただ、今年は全てのレースに来れるわけではないようなので、とりあえず仕事になるかどうかやってみようということになりました」
2019.08.16
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ベルギーGPから、レッドブルチームとトロロッソチームにドライバー変更。アルボンがレッドブル、ガスリーがトロロッソへと発表。
2019.08.12
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#ヨハンザルコ日本にもファンの多いヨハン・ザルコ選手。ザルコはKTMのバイクへの適応に苦しみ、チームメイトのポル・エスパルガロがこれまでに61ポイントを稼いでいるのに対して、わずか22ポイントしか獲得できていない。ザルコは現状のマシンパフォーマンスや批判などにより、KTMのCEOであるステファン・ピエラから大きく非難されていた。ザルコは新たにマネージャー兼ライダーコーチとしてジャン・ミシェル・バイルと契約。状況の改良を狙った。「ザルコはKTM RC16へ、自身のライディングスタイルを適応させようと試みてきた。そしてチームは彼の要望に合わせてマシンを合わせようとしていた。ただ、その間もポル・エスパルガロは予選Q2へよく進出し、何度もトップ10フィニッシュを競り合っていた」「最終的に、ヨハンと我々チームは2020年の共同プロジェクトを継続しないことを決定した。そして2019年のMotoGPに残る8戦で最大限の力を発揮することに集中するだろう」ただ、結局ザルコとKTMは来シーズン以降をともにすることはないと決定を下したようだ。ザルコは、来期以降の計画を発表していない。SUZUKIがサテライトチームを作り、そこに移籍するというウワサもあるが、MotoGPを休むのではないかとも言われている。
2019.08.12
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2019鈴鹿8耐の処遇で、カワサキともめた・・・本人よりマネージャーのケナン・ソフォーグルの方が激怒した・・・ラズガットリオーグル選手が、後半戦テストを前に、無事に仲直りしたらしい。。。。後半戦以降 ラズガットリオーグル選手には ジョニーやレオンと同じくファクトリーマシンに乗れるようになった。#ラズガットリオーグル#カワサキレーシングチーム
2019.08.11
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ちっちゃな嬉しいできごとでした#Jonathan Rea
2019.08.10
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2019鈴鹿10H 公開テストにミカハッキンネン来日。昨年より太った?
2019.08.06
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波乱万丈で終わった2019鈴鹿8耐。Kawasaki Racing Team Suzuka8Hの優勝で、無事2018-2019FiM EWCも終幕した。既に2019後半戦に突入したFIMの各シリーズだが、鈴鹿8耐の裏話が聞こえてきた。まず、優勝者のチームでの謎・・・その1レオンハスラムの決勝中の異様なまでのペースの上下と安定しないライン取り。最後の会見でレイが話した。「・・・・レオンは体調を崩してお腹を痛めて大変なことになっていたんだけど、それでも彼はベストを尽くしてくれて、4スティントもよく頑張ってくれたと思うよ・・・・」この頬の異様なやつれ方は 体調が良くなかったことの証。
2019.08.06
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2019開幕戦の力を維持できなくなってきた バルテリ・ボッタス。2戦連続で不本意な結果に終わってしまったボッタスが今季限りでメルセデスのシートを失う可能性が高くなったと考えられている。ヴォルフは、「来季誰をハミルトンのチームメートにするかは夏休みの間に決めることになるだろう」と語った。「ボッタスに関しては、単に直近のレース結果だけで判断するつもりはない」と話す。「すべてのデータに目を通す必要があるし、彼にとって有利なことも不利なことも考慮に入れなくてはならない」ヴォルフは、若いオコンを昇格させることに不安があると以下に述べた。「エステバンのような若者もチャンスを与えられるにふさわしいだろう。だが、ルイスとの比較というプレッシャーに対応するのは簡単なことではないだろうね。難しい判断になるよ」来期の状況について訪ねられたボッタスは次のように答えている。「楽ではないよ。だけど、それがこのスポーツなんだ。常に許容できるリスクの度合いを計りながら限界まで攻めなくてはならないんだ」「それと同時に自分の契約がどうなるか不透明であればうまくいかないものさ。プレッシャーを力に変えられるドライバーもいると考えている人たちもいるけれど、僕にはそれは当てはまらないな」
2019.08.06
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★SRCカワサキ チャンピオンおめでとう★当初は鈴鹿に来る予定のなかったSRCカワサキ。エルワン・ニゴン、デビッド・チェカは走りたくてしょうがないとジル・スタフレア監督に直訴したらしい。エルワン・ニゴン、デビッド・チェカの二人 鈴鹿はどのコースよりも走りこんでいるため、チャンピオンになれるという自信で来た。ジェレミー・ガルノニは、鈴鹿の難しさに手を焼いていて、日本人ライダーの速さを盗むべく、後ろについて走っていたが、鈴鹿のコツをニゴン選手に教えてもらったらしく、予選で一人で走れるように迄になったそうだ。決勝はFCC-TSRやYART、S.E.R.T.などEWCレギュラー参戦組の鈴鹿マイスターが前に行き、SRCカワサキ、HERは中団の一番難しいところでのレースを余儀なくされた。鈴鹿8耐はレギュラー組には、難しいレースなのは、承知の上で勝負にきている。FCC-TSRやS.E.R.T.に比べ、物量的に負けてると思いきや、実際にパドックを見たが、マシン運送用ボックスが4台分置かれていた。またKawasaki Racing Team Suzuka 8Hの隣にピットを構え、両チームともに日本のKAWASAKIの開発陣がサポートしてた。レースが始まると、中団グループに埋もれてしまい、セッティングが決まってない状態では、前に出ることもままならない。またいつもの鈴鹿8耐と違って、リタイアが極端に少なかったので、順位もほぼ固定のままで、終盤を迎えた。例のゴタゴタ騒動が起きたが、SRCカワサキは堂々のチャンピオンとなった。
2019.08.04
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混乱の元となった“5分ルール”2019鈴鹿8時間耐久ロードレース・・・チェッカーではなく、振られた赤旗。これにより大混乱となった。その混乱の原因になった謎の“5分ルール”に触れる。ちょっと長いですよ。 レースディレクションにより19時28分、赤旗提示。これによりレース距離75%以上走行していることから、レース成立とみなし、終了となる。(レースディレクションには赤旗提示の理由について説明義務がない) 16時58分グランドスタンド前のストレートで、エンジンブローしたマシンは、1コーナーに入らず、マシンを内側に停めて、リタイアを選択した。残り30分でのことだったが、ここから大混乱が始まる。 最終スティント~混乱序章~夕闇がコース全体を包み込み始めた。2コーナー立ち上がりに、サイレンサーが落とされ、それを踏んだ№29ドッグハウスが転倒。あわやトップ№10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hを巻き込むところだった。このときコースマーシャルからの注意喚起指示が弱かった。コースポストは黄旗振動ナシ。 最終スティント~魔の時間~19時23分 S.E.R.T.自身の211周目のグランドスタンド前のストレートで、エンジンブロー。間違いなくブローしており、普通であればブロー後すぐマシンを停めるべきなのだが、ピットに戻りたいがために東コースを走ってしまう。ライダーが白煙を確認し、オイル噴出の可能性を感知したなら、速やかにコースアウトしてマシンを止めるべきだった。ライダーの気持ちは分かるが、FIMもしくはレースディレクションはS.E.R.T.チームにペナルティを科すべきであろう。TV解説の辻本氏、北川氏 両氏ともセーフティーカーを望んでいた。19時25分過ぎ №25Honda Suzuka Racing TeamがS字コーナーで転倒。この転倒は、オイルに乗って転倒したのは明白で、ライダーはケガをしてしまう。コースマーシャルのオイルに対する指示やメインタワーへの連絡は密に行われていたか?は疑問である。 ちなみに筆者自身が”八耐”のコースマーシャルを行なった経験があるが、その時は”ポストチーフの判断でセンターに緊急連絡入れてください。赤旗やセーフティーカーもポスト判断を優先します”と言われてポストに就いたことがあった。 19時28分過ぎ 逆バンク手前のコーナーでファイナルラップに突入した トップの№10ジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team Suzuka 8H)が№25と同じ位置で転倒した。その瞬間グランドスタンドがマジで揺れた。レースディレクションは、レース続行を危険と判断し、赤旗とした。“赤旗掲示が遅い”“判断が遅い”と声が上がり続けていた・・・・・・・。 謎の5分ルール・・・“赤旗”の意味の違い赤旗に関し、MotoGP規則書 1.25.1項には「赤旗掲示から5分以内にマシンに乗ってピットレーンに入らず、指定された計測ポイントを通過しなかったライダーは、非完走扱い<リタイア>となる」と明記。 スーパーバイク世界選手権(SBK)規則書1.27.4項には「赤旗掲示後に再スタートの資格を得るには、掲示から5分以内にライダーはバイクに乗るか押すかしてピットレーンに戻らなければならない」と明記。 鈴鹿8耐は世界耐久選手権EWCの規則によって行われている。世界耐久選手権EWC規則書にはこういった“5分ルール”の項目はない。EWCレギュレーションのもとで行われる鈴鹿8耐では、赤旗に関する“5分ルール”は無関係だ。 今回、レースディレクションは赤旗終了時において、”最初の暫定結果は赤旗に関する“5分ルール”ではなく、1.22.5に示される完走に関する“5分ルール”が根拠だ”とした。 暫定結果変更発表の際、レースディレクションは冒頭で「レースディレクションは、赤旗から5分以内に全ライダーがピットレーンに入ってきた段階のリザルトをもってレース終了、と考えた。これはFIMのすべての世界選手権の見解だ」と説明した。おそらくジョナサン・レイにも、“ピットに戻らなきゃいけない”ということが、頭を過ぎったんだろうと。そのために一所懸命に戻ろうとしている所が映し出されていた。(実際には再始動しなかった。) もしこの説明により暫定結果が決められたとすれば、MotoGPやSBKの規則書に記載されており、EWC規則書には記載されていない、赤旗に関する“5分ルール”が勝手に独り歩きし、運用されてしまった。 赤旗に関する“5分ルール”はEWC規則書には記載されていないにも関わらず、「FIMのすべての世界選手権の見解です」と話したレースディレクションは、無知としか言えず、運営をおこなう資格がない。 レース終了条件とは?耐久レースの結果とは、正式な結果はマシンのレース後車検で正式決定となるが、暫定でのリザルトを決定するうえで、もちろんながら耐久レースだから、最長距離を走破し、チェッカーを受けたチームが優勝となるのは一目瞭然。ただし、何かの条件で、レース中断そして終了する場合もある。 実際、2019前日の4時間耐久が、荒天のため、1時間強を残しながらの、レース終了となった。 ゆえに、レースディレクションは自身の発言通り、FIMはすべての世界選手権に共通するルールを策定するべきだ。 例えば今回、S.E.R.T.が白煙を上げた時点で赤旗中断となり、その後レース終了となった場合、EWC規則に則れば、赤旗1周前の順位をリザルトとするため、S.E.R.T.は完走扱いとなり、EWCチャンピオンになっただろう。 こういった事態を不公平と見て、MotoGPとSBKには赤旗に関する“5分ルール”が定められたのだ。EWCにおいても同様にルール化して適用されるべきなのだろう。 鈴鹿8時間耐久は“8時間スプリント”と呼ばれて久しい。耐久ではなく1時間スプリントレースを8回。タイム差が僅差の状態でゴールの19時30分まで全開で走り、緊迫したレースを展開する。 レースディレクションの考えとしては、「状況が二転三転する劇的な展開が続いたレースを停めてしまうよりも、なんとか選手たちに無事に走りきってもらって、皆の記憶に強烈に灼きつく感動的な幕切れを迎えたい」という気持ちが判断を鈍らせたかもしれない。 だからこそレースディレクションには、歩く“ルールブック”と言える担当を作ったり、F1レースに尽力を尽くした(故)チャリー・ホワイティングのような代表を据えて、より迅速かつ精密な判断に期待したい。 暫定表彰式観客と喜びを分かち合った表彰式。その場にいた、お客様も この結果を噛みしめ、帰途についたであろう。暫定ながらも 総合優勝は“ヤマハファクトリー”5連覇。ただ素直には喜べない。レギュレーションがもたらしたリザルトである。“トップを走っていないけど、これも勝ちは勝ちなんで・・・”と中須賀克行選手は話す。19時40分 暫定結果として、計時モニターにて総合順位を発表。1st #21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2nd #33 Red Bull Honda 3rd #1 F.C.C. TSR Honda France EWCシリーズ選手権表彰も行われた。総合の表彰が変わっても、この表彰は、変わらなかった。 覆る優勝判定?暫定表彰を行なっている頃、20時20分 ピットビル/コントロールタワーでは、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hが正式に抗議書を提出しにきていた。20時35分 レースディレクションは、これを正式に受理し、ここから裁定が始まった。 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hのライダーは、ちょうどその頃、S-PLAZAにて、食事中だった。そこへコースに残ってた(抗議書提出組)チームメンバーから、優勝の連絡来て、急遽、会見場に向かった。FIMの優勝判定の誤認FIMはここにきて、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hの抗議に正当性があるとし、FIM Race Directionにおいて赤旗の運用規則を再度厳密に精査し、FIM Endurance World Championship and Cup Regulations 1.23.1に定められた赤旗中断時の規則を適用し、”赤旗提示の1周前(216周)の順位を結果として採用する”という規則に則り、暫定結果を変更した。1st #10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H 2nd #21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 3rd #33 Red Bull Honda 4th #1 F.C.C. TSR Honda France 2019第42回鈴鹿8時間耐久ロードレース正式結果ファンの方々で、深夜にこのニュースを見て、驚かれた方も多いはず。実際にサーキット内で、優勝がKawasaki Racing Team Suzuka 8Hになったことを、鈴鹿サーキットで知った人は限定されている。 報道関係のみで、ファンもいない、簡素な会見となった。 筆者も、F1ドイツGPを見ながら、レース内容をまとめ始めた矢先に、逆転優勝を知った。その時点では、詳細は不明だったが、後に詳細が分かり、筆者自身も 勘違いしていた“5分間ルール”について、改めて、EWCのルールを見たが、“5分ルール”というものは、記載なかった。 ヤマハは抗議はせず、レースディレクションに対して、詳細の説明を書面にて求めた。レースディレクションも、ヤマハだけでなく、ホンダやスズキに対しても正式の説明文を手渡している。 明けた月曜日、上位20位の最車検が実施された。壊れたKawasaki Racing Team Suzuka 8HのZX10-RRに火が入るかどうか?が問題だったが、問題なくエンジンは回った。左側を下側に転んだため、エキゾーストに割れもなく、騒音検査も無事パスした。全車、車検終了し、車検落ちもなく、前日の訂正結果が7/29 16:17正式結果と変更された。 望むべくなら、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hの面々を招へいし、表彰式を行なっていただきたいものである。なにせ26年ぶりの総合優勝なのだ・・・・・。
2019.08.04
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