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ネットで話題になったラーメン評論家だけではありませんが。 あらゆるオタク、マニアは心得てほしいのが「飲食店にとってお金を払い、食事をする以外の行為を店内でされるのは基本迷惑」ということ。 これはたとえばアイドルオタクがコンサートの客席で派手なオタ芸をする、鉄道オタが他の乗客の迷惑顧みずホームで無許可撮影する、ラーメンマニアが運ばれてきたラーメンを写真撮りまくり、店主にやたらに話しかけアピールする・・・ この手のことは店側、運営側にとっては余計な負担です。だからこそ、そのジャンルのマニア、愛好家を自称するなら「わかった上で」やめるべきです。なぜなら、一人のわがまま行動でジャンル全体の責任にされる。今回の件もこんなラーメンマニアなどごく一部なのに全体の評価が落ちたり。 貴方にとっては娯楽であっても、主催者側にとっては仕事場です。マニア一人の相手をする間も業務の手が止まってしまう。 店主が行う苦笑いは「我慢してもらっていること」だと気が付けと。
2021.09.29
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自動車整備士の志願者激減、現場で人材の奪い合い…工場の社長「引き抜きの電話ある」 世の中で需要はあるのに人気のない仕事は決まっている。それは 地味で重労働なのに給料が安い仕事 特に自動車整備士というのは専門の資格を取った技術者で、油まみれ、ほこりまみれの重労働であるにもかかわらず給料が安い。何より、サラリーマンのように何年もやれば年功序列で給料が上がる、などということもない。そんな仕事に若者が来るわけがない。同じようなことは介護の世界などでもあって。 人が集まらないのはお金を出さないから。どんなきつい仕事も素人にできない技術職で高い給料があれば、働く側も仕事に誇りを持てる。 では、その金は誰が持つか?それはまわりまわって必要とする消費者が技術に金を払うことであり。 日本ではよく「高品質低価格」というのが素晴らしい、とされていますが、実際はそれって売り手側が疲弊するんですよ。本来は「品質のいいものは高く、安いものはそれなりに」が真っ当なんですが。そうでないとこういう「必要とされる仕事なのにお給料が安い」という、いびつな構造になります。
2021.09.28
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どの国でも為政者の言う「健全化」って、雑多多様な生態系を認めず、自分たちが認めたものだけ育てようという、エンタメの世界では「つまらん世界」を作ることなんだなと。だから彼らは新しい文化を作れないんです。 中国でゲームの規制と同時にアニメの表現規制も行われるようになるとか。でも、これは対岸の火事ではなく。日本でも同じようなことが起きています。 私がコミケを好きな理由は「あらゆるジャンル、趣味、嗜好性、レベルが混在し、ごちゃごちゃした猥雑なクリエイターたちの場所であること」ですから。そういった場所がある、許容される文化があるからこそ、新たな面白さや後進育成になる。「ポリコレにかなった作品」があってもいいし、逆に実社会では許されない、外道な作品があってもかまわない。 それが表現の自由の幅であり。
2021.09.28
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コロナが落ち着いたら、もう一度行きたい場所に金沢がありまして。 以前、一泊二日で一人旅をしました。その時に到着して最初に昼飯に行ったお寿司屋さん、回転ずしなんですが、まあこれが旨くて。その時は「北陸握り」とい五貫セットを頼んだのですが、普段東京では食べられないホタルイカ、ノドグロ、白エビなどが本当にびっくりするぐらい美味しくて。 どのぐらい気に入ったかというと、最終日に電車までの時間が1時間ほどあったので、その店にもう一度行ったぐらい。 他にも兼六園、金沢城みたいなところをレンタサイクルでぶらぶら。ちょうど秋だったので気候も良く、本当に堪能できました。 ああ、もう一度行きたいなあ・・・今度はもうすこしゆっくりと。
2021.09.27
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撤去進む「五輪会場」後利用に不安すぎる雲行き やっぱりというか、こうなることは100%わかっていたんです。というのは長野オリンピック。あれも「オリンピック後は施設を今後の競技者育成やスポーツ国際大会に利用」を歌いつつ、実際はボブスレーやら大きなスケートリンク、ジャンプ施設などが手入れもされず放置され、競技や練習に使えない廃墟となって野ざらしにされてます。 今回の東京オリンピックなどは、コロナになる前からそうなるんだ論争がありました。が、結局全く同じこと、いや、実際はもっとひどい状況でもあり(最大の施設である国立競技場は、そのいびつな設計からコンサートなどの施設にもできない、陸上以外のサッカーやラグビーなどの競技にも使いにくい、様々な問題がある状態で。 つくづく思うのは、前の東京オリンピックの施設が有効活用できたのは、当時国内に近代スポーツ施設が少なかったことがあります。が、今回は一部の人のレガシーとやらで当初予算をはるかに超える金額で作り、それがコロナの影響で大失敗、その検証も行われないうちに「ハイハイ、おしまいで~す!もう何も触れません!」みたいに手じまいという。 だいたい、皆さんつい先月、オリンピックがあった事、忘れてる人もいるんじゃないですか? あまりに大きな負の遺産。それを指揮した人間たちはもうすっかり「なかったこと」にして遁走しています。
2021.09.26
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よくある「俺も若いころ、同じような厳しさ、理不尽さに耐えてここまで来たのだから、お前らも同じように鍛える」ってのは教える側、上に立つ側として無能の証。 自分が経験して苦しかった、あるいは改善しなければいけない理不尽は経験があるからこそ、自分が改善しなければいけない。これを繰り返すことで後進がレベルアップできるように。後に続くものが同じ場所で転ばない様に、けがをしないように。 伝統工芸の世界で「何も教えない、目で盗め、殴られて覚えろ、理不尽に耐えろ」で結果、誰も入ってこない、入ってきた新人が辞めてしまうのを「このぐらいの厳しさについてこれないやつはモノにならない」って言ってるくせに後継者不足を嘆く職人には「ざまあみろ!そんなパワハラで伝える伝統など勝手に滅べ!」と言ってやりたい。
2021.09.24
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みずほ銀行のシステム、金融庁が管理へ 異例の行政処分 やべえ・・・二重遭難の未来しか浮かばねえw もともとみずほ銀行のシステムは昔の銀行合併の際の弊害で。他の銀行はうまく行ったのに、みずほだけこの手の障害が多発。理由はシステムの継ぎ足しつぎ足し、システム発注した会社が複数にわたる、旧銀行間の権力争いなど様々語られていますが。 で、ここで金融庁が入ってくる・・・てのは、ただでさえごたごたしている状況に新たなチェック機関を内包するという、まさに船頭多くして船、山に登る の典型になるのではないかと。 過去の例でも現場のシステム屋さんが「上はケツを叩くだけでこちらの要望は何も聞かず、責任だけを押し付けられた」という恨み節が渦巻いているという話もありました。 大丈夫かな…
2021.09.22
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最近、都内の新規感染者が減っている、これはコロナが収まってきたということだと思っている人へ。 このグラフを見てください。東京都が発表している検査数ですが・・・ 明らかに半減している。これ、おかしい・・・どういうことだよと。ちなみに検査数の減っている時期と新規感染者が減っている時期は当たり前ですがリンクしてます。 いったいいつまでこんな小手先の数字いじりをしているのだろうか・・・この国は
2021.09.20
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最近思った言葉の意味で 法的に間違っていなかったり、特に理由がないけどその相手の行動に腹が立った場合に使われる言葉が「けしからん」とか「いかがなものか」なんだろうなと。 たとえば、警察のPR動画にVチューバーのキャラを使うことに対して「公共性の高い広告にこういう胸が大きく、露出の高い女の子のキャラを使うのはけしからん」と・・・ 聞きたいのは「けしからんってのはどういう罪なの?」ということ。こう聞くとつまり、論理だてて説明できない、単に「俺が気に入らない」という言葉を煎じて飲ませようというだけで、何の根拠もない。 例えば戦後、若い女性の間にミニスカートブームがあった時、こぞって「けしからん」という声が上がった。もっと女性は慎みを持つべきだ、公共の場であんなみっともない格好をするのはけしからん、と・・・ しかし、時が流れて夏場の女性のミニスカートは別に問題にはなってはいない。あの時、さんざん叩いていた連中の「けしからん」は自分たちの時代の価値観にはなかった、というだけなのであり。そういうものはあらゆる場所にあって。 だから、この「けしからん」という言葉を使うぐらいならはっきり言いなさいよ。「うるせえ!俺が気に入らないんだよ!」と・・・
2021.09.19
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自分の特殊能力として「ダメな方に予知能力がある」というのがあって たとえば、先週末、急に攻殻機動隊シリーズ(劇場版、テレビ版含む)が見たくなって、アマゾンでお金を払ってシリーズをぶっ通しで見たんです。 そしたら今朝、すでに入会しているニコニコ動画のDアニメにシリーズ全部がラインナップされまして、コメント付きで見放題に・・・わずか数日待てばよかったと・・・ 似たようなことはSTEAMでダークソウル3を定価で買った翌週にセールで半額以下になったり。高い値段を出してパソコン買った数週間後に同機種の廉価版が出たり・・・ まあ、欲しいものは欲しいときに買うのが一番幸せなのですが、なんか間が悪いなあ・・・
2021.09.17
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「基本めんどくさがりなのに、結局全部自分でやっちゃうめんどくさい人」の漫画に共感の嵐 「他人を動かすのはもっと面倒」 これはよくわかります。結局、他人に理解されるように説明するのって高度な技術の一つです。たとえば「右手を挙げて」という指示を伝えるにしても、肩の高さまでか、頭ぐらいか>それとも思いっきり上までか?を伝えないとたったこれだけの動作が伝えられない。自分の仕事でも「もっと早く」というのは「何フレームから何フレームまでのアニメーションの速さを全体で0.7ぐらいスピード尺を短くして」みたいな。だったら自分でやった方が早いと。 ですが、この「自分がやった方が早い」と積み重なると、結局自分の作業がどんどん増えていき、結局一人で大量に抱えて破綻することになる。 で、そこで考えるのは「相手の提出してくるものは基本、大きな間違いさえなければOKとする」という思考です。特にこだわり始めると、どんどん細部のこだわりに時間がかかり、そのためにリテイクを何回も発注する。そうするとお互いに疲弊します。だから、最低限のものが揃っていたらいったんOKを出し、次の作業に取り掛かってもらう。その間、自分は上がってきたデータを時間を決めて(ここ重要)できる限りの修正を並行して行う。 よくありがちなのは「妥協を悪と考える人」がクリエイターには多いという事。しかし、ゲーム作りの現場だと、その最低限のデータができていないと下流の仕事(プログラマーさんが組み込む、エフェクトを付ける、ゲームとしての出来を見る)が止まってしまう。こっちの方が問題です。 上の話に戻りますが「面倒くさがりの人こそ自分の仕事を少なくする努力が必要」ということで。
2021.09.16
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昔から歌の歌詞によくあるフレーズで首をかしげているのは「自分で選んだ道だから、苦しくてもそこで頑張ろう」 系のもの。でも、これってどうして「自分で選んだ道なら、まずいと思ったら即後戻り&路線変更せず堪えなければいけないのか」ということ。わかりやすい例だと例えば最初に入った会社がブラック企業であっても「自分が選んだ会社だから」という理由で体を壊してでも歯を食いしばってもしがみ付け、ってことになるように。 自分で選んだ以上、自分で変えてもいいんです。また、同じ職種であっても会社が違うだけで環境が全然違うように、方向は同じであっても、よりよい環境を探すことは不思議なことじゃありません。 「自分にはここしかない!」という固い信念は、視野を狭め、不幸を続けるだけのことも多い。ましてや年功序列、終身雇用、長く働けば給料が上がる時代ではありません。むしろ同じ場所で年齢を重ねた結果、そこでしか生きられない体質になることも。 だから「自分で選んだ道だからこそ、別の道を選ぶのも、その人の人生」です。
2021.09.15
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たとえば、私はゲーム内でキャラの動きを作る際、女性キャラで胸が大きいキャラの動きを作る時には「想定した動きの3倍の揺れの大きさ、反発、余韻」を入れます。 このぐらいにして初めてゲーム内で「ああ、このキャラは胸が揺れるんだな」と視認できるんです。激しいアクションゲームだと特にそうで。 だから、よくある「胸の動きが不自然。こんなに激しく揺れるわけがない」という奴には 「はあ?そんなのはこっちは知った上ですけど?っていうか、実際のシミュレーターだとおまえら胸が動いていることさえ気が付かないレベルなんですけど?」 と・・・ よく、「モーションキャプチャーを使えば簡単にリアルな動きなんてできる」って人がいますが、実際、モーションキャプチャーの動きをゲーム内でそのまま使うことはほぼありません。というか、使えないんです。料理でいうところの素材であり、それを様々に切り分け、誇張し、ゲーム内でのバランスを測り、時にはデータを全部使えないと排除して手で作り、ようやく動きになります。 ちなみに、キングオブファイターズの不知火舞はドット絵でも海外版だと胸の揺れを止める設定があります。そうなることでキャラ魅力として得られるものは何か? 胸の揺れ一つとっても、そこまで考えるのがアニメーターです。
2021.09.14
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外国人実習生が働く事業所を立ち入り調査 70%で違反を確認 これは・・・もうすでに実質「奴隷制度を国が容認していたシステム」と認められたようなものです。外国人実習生度は以前からその内容が問題視され、たとえば「日本の優れた産業を学び、母国でその技術を生かす」といいながら、実際は技術とは無縁の単純作業に従事させられ、時給計算だと国の決める最低賃金以下で法定労働時間をはるかに超える長時間労働を強要される。パスポートを管理される、ケガなどをしても労災認定されず、強制帰国させられるなど・・・ひどい状況であることは何年も前から言われてきて、国会でも野党側が取り上げたケースがあります。 今回、7割で違法状態ということは、これは最初から「実習生の名の元に安い労働力を手に入れるための口実にされている」実態が完全に発覚しました。 つくづく思うのですが「日本国内で同じ日本人にさえサービス残業を強要するような経営者が、もっと立場の弱い外国人労働者を法律に基づいた雇用をするわけがない」と・・・ こういうことこそ「日本の恥」として厳しく罰することをしないと、相手国との外交問題になります。
2021.09.13
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本来のフェミニズム、ジェンダー平等というのは「性差によって規制されていた、男だから、女だからという理由で規制、禁止されない社会を目指す」ということだと思う。男が女の服を着てもいいし、逆に女が男の趣味とされるもの、男性にしか許されない仕事などの特権というものがなくなる社会と言っていい。つまり、性差による規制からの解放であり。 ちょっとネットのニュースでも話題になってますが、千葉県松戸市ご当地VTuber「戸定梨香」が、松戸警察、松戸東警察の交通安全啓発活動に協力。ということに対して、フェミニズム団体が「性的なキャラで公的な機関が扱うのはふさわしくないからやめろ」という抗議に即座に対応したことが問題になっております。 で、ここで同じことを思い出したのが、何年か前に島根で起きた「はだしのゲン 図書館で閉架問題」です。こちらもたった一人のしつこい「こういう漫画はけしからん!」という抗議に、きちんとした論議もされず図書館の棚から外された(申請しないと読むことができない)問題で。 上記2つの事案の共通するところは「一部の抗議に対して何の検討も検証もせず、行政側が単に「面倒だから」という理由で表現の自由の侵害に応じたこと」であり。 私は、たとえば「学校の制服で必ず女子生徒はスカートをはかなくてはいけない」というのはおかしいと思うし、逆に男子生徒がスカートをはいてもいい、と思っています。が、これに関して「女性がスカート、男性がスラックスの制服を着ている集合写真を学校の紹介写真に使うのはジェンダー平等の思想から不快だ!取りやめるように!」というのは違うと思います。 上のVTuber「戸定梨香」というキャラのコスチュームが性的だからやめろ!というのは一つの意見として発することはかまわないです(世の中にはそう思う人もいます)。が、それに対して行政側が即、それを取り入れて決定していたものを開かれた場所での論議もなく取り下げる。これは怖いことで。 ちょっと前に胸の大きいマンガキャラの献血ポスターに似たような事案がありましたが「胸の大きさなど女性を性的な記号として使うことはけしからん」というのは、それこそ胸の大きい実際の女性に「見苦しいから胸を小さく目立たなくするコルセットを付けろ!」という、フェミニストが本来嫌うべき「性差による規制」と何が違うのかと。 ましてVTuber「戸定梨香」は現実には存在しない。
2021.09.12
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週末にようやく一回目のワクチン接種に行ってまいりました。 場所は市役所の特設会場。念のため有休を取って朝の10時からの予約でしたが、とにかく「拍子抜けするぐらい痛くない」という感想で。もしかしたら普段、血液検査などで行われる採血の方が痛いかも。あっという間の出来事でした。 その後、15分ほど会場内に待機して突発的副反応がないことを確認し、次回の接種日を指定され終了。30分程度の時間だったと思います。あとは自宅に帰って大人しくしておりました。 心配した副反応ですが、夜になって打った側の左腕が肩より上にあげると痛い、熱が37.5度とちょっとある、程度で、翌朝には平熱に戻り、肩の痛みも現在はほとんどなくなっております。 人によっては高熱で動けないぐらい具合が悪くなるという症例を聞いていただけに心配しておりましたが、やれやれです。 とりあえず、2回目の接種が月末なので、それを打つまではこれまで通り、行動に気を付けていようと。
2021.09.12
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「大人の男はゲームで人生を無駄にすべきではない」 英紙編集者がコラムで主張、批判相次ぐ まあ、世界中どこでもこういう自称「成熟した大人」はいるもので。こういうのってゲームに限らず、マンガでも、アニメでも、それどころかその人が否定している、面白さを感じていない趣味に関してはすべて「大人のやることじゃない」と・・・ だいたい、それを考えればゴルフなんて「鉄の棒でボールをひっぱたいて穴に入れる、大人のやる遊びじゃない」になりますし、車だって、野球観戦だって、旅行だって、すべてをくさする娯楽の言葉を作ることができます。 遊びや余暇の使い方に大人も子供も、低俗も高貴もない。すべて平等に「無駄な時間を楽しんでこそ」の娯楽です。 というか、いい年してゲームの面白さを知らないなんて、よっぽどものを知らないんだね、としか。
2021.09.11
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メディアでは総裁選の話題ばかりですが、それ以前にきっちりしておかなければいけないのは「菅政権は自らの違法状態を放置したまま遁走しようとしていること」です。 まず、大きいところだと野党の臨時国会召集を無視していること。これは前の安倍総理の時代にも行われていたのと同じで、憲法で衆参どちらかの議会で1/4以上の議員が臨時国会を要求した場合、内閣はこれを開かなければならないと明記されている。のですが、ここに(何日以内という)期間が書いていない、ということを利用し、要求したにもかかわらず招集をしないという暴挙で、たとえるなら夏休みの宿題を休み明けに提出しなければいけない、というルールに対して「休み明けとは10月でも12月でも許される」というような詭弁です。何より、コロナ禍の大事な時期に拒否する明確な理由を説明していない。 またもう一つは多くの人が忘れているかもしれませんが、学術委員の任命拒否問題。こちらも6人の委員の任命を拒否していますが、その拒否した理由を明確にしていない。というか、本来学術委員は105人が任命されなくてはならないところを現在、その任命拒否によって総理自ら違法状態になっている。こちらも任命しない理由は「総合的、俯瞰的に考えて」という、全く説明になっていない。 忘れちゃいけないこととして、「次の総裁は誰か?」という話題より、今まで何をやってきたかの検証が重要であるという事。これは前の安倍政権下でも桜を見る会、公文書偽造、森友、加計学園問題など放置されたままだった。だからこそ、こうやって「強権政治」という名の横暴がそのまま現政権に引き継がれている。 前を見る前にやったことを振り返らないといけない。
2021.09.11
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使いやすいとはどういうことか?について 会社でゲームのキャラを動かすRIGという操作コントロール系を作る際、私は部下には「双方向性さえあれば(最終的に出力が間違っていなければ)自由に自分の好きな操作系RIGを使っていい」と言ってます。 これは自分が過去に苦い思い出があるのですが、以前の会社で使われていた自社統一のRIGシステムが使いにくい。で、それを上司に言ったところ「この会社では昔からみんなこれを使ってるから」と。 しかし、これまで複数の会社のRIGを使ってきましたが、その自社RIGに何のメリットもない。というか、同じ表現をするのに余命な手間がかかり精度も下がる、作業効率が著しく落ちるレベルで。 結局その自社RIGを外からコントロールする別のRIGを許可を取って独自に作るという・・・最終的にその自社RIGを使ったのと同じ結果になるように(提出の際は取り外す)ということにしまして。 で、それを横で見ていた同僚が「それ、なんすか?」と・・・実は彼も同じようにこの自社RIGが使いにくいことを知っていたようで。こういうのは現場で直接作業している人間の方が敏感ですから。自分の作ったRIGの作り方を教えて。で、他の人も同じように教えてほしいと言われたので作成マニュアルを作って・・・ と、なると最終的に自社RIGそのものが無用のものになるのではないか(それをわざわざ経由しない方が楽)という。 私は、プロとして使いやすい道具というのは「本人が使いやすいもの」が一番だと思ってます。私のやり方が他人にとっても使いやすいとは限らない。だが、「昔からウチではこうやっている」というのは何の役にも立たない。特にこの業界はどんどん変化する。 古いやり方で表現が難しかったことを新しいやり方だと一瞬でできる、そんなのはこの業界ではよくあります。だからこそ「自分のやり方がもう遅れているのではないか」「もっと楽な方法はないか?」と、常に考えていきたいです。
2021.09.10
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昔、ブラック企業の長時間労働(毎日12時帰宅)で鬱病になり、診断書を持って上司に報告したら「・・・そうか・・・じゃあ君は残業を控えなさい。そのかわり土日に休日出勤して補えばいいから」 と、真顔で言われたことがある・・・嘘のような本当の話。
2021.09.09
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麻生財務相「コロナはまがりなりにも収束」 菅首相の退陣巡り発言 ・・・はあ? これ、本気で思ってるとしたらどれだけ現実見てないんだよと。と、いうか、もし本当に収束してるなら、総理が「コロナ対策と総裁選を並行できないから、コロナに集中するため」次期総裁選に立候補しないという言葉と矛盾してるとは思わんのか? そうでなくても都内では入院待機、自宅療養という名の放置がいまだ続いている。一日の感染者数も都内ではピークよりは減ったが、逆に地方に拡散している。むしろこの方が深刻で。 オリパラもそうだったけど、つくづく「現実を無視して自分たちの都合やメンツだけ」の政権だなあと。それに忘れてはいけないのは、昨年もそうであったが、コロナは秋冬の空気が乾燥した時期の方が拡散しやすい。昨年はそんな時期にGOTOキャンペーンやって大変なことになったことを忘れたのかと。 先日、ワクチン担当大臣が「国民の半数にワクチンがいきわたった」と成果を強調していたが、まだ半分しか届いていない、ってことじゃないか? こういった楽観主義の積み重ねで、先日、とうとう東日本大震災の死者数をこの国はコロナが超えてしまいました。突発的に襲った地震と違い、一年半かけてじっくりと。その間、対応期間があったはずなんです。 コロナはまだ収束しておりません。にもかかわらず、結局野党が要求した憲法で定められている臨時国会を理由説明なく一切開かず、政局はコロナより次期選挙に移っている。なんという連中だよ・・・
2021.09.08
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コロナに感染した有名人が、復帰したときにテレビで「ご心配、ご迷惑おかけしました」というの、いい加減やめませんか?コロナの被害者であり、たまたま運悪く感染した人が悪いようなイメージになる。 同様のことはコロナワクチンがいまだ打てない人が肩身の狭い思いをするとか、飲食店に行く人、イベントを開く人、その仕事をする人を「感染を広げる悪人」とみる姿勢は、例えば家族がコロナ感染したことを「仕事に影響がある」と隠して働く人まで出てくる。 これはいまだに全員検査に消極的な政府の方針、そして、都知事などが自分たちの失敗をかわすために事あるごとに「キャバクラが悪い」「飲食店が悪い」「若者が悪い」と、攻撃を向けさせる… コロナに感染することは、だれにでも起こりえて、そして、だれが悪いわけじゃない。だから冒頭の謝罪は必要がない。まずそのことを前提にしよう。
2021.09.06
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先日入ってきたニュースの中で個人的にかなり衝撃だったのが「中国、子供のゲームの時間を週末一時間に制限、また、内容も歴史改ざんのようなものは禁止、海外の有名ゲーム(CODや日本のどうぶつの森)などを禁止」 という・・・これはかなり衝撃です。 また、ゲームだけでなくアイドルグループなどを禁止とか、もっとひどいのになると男らしくないとされるタレントを放映禁止など・・・ これは本当に時代に逆行した文化統制、それこそ半世紀前に起きた文化大革命と同じ様相を呈してきました。 ここからにおい立つのは「自分に理解できない文化を排除せよ!」という思想。同じことは昨今でもタリバン政権や、また、日本でも香川県で子供のゲームの時間制限の条例が可決された件など・・・ つくづく思うのですが「好きな人たちが楽しんでいる場所に理屈を付けて介入してくる部外者年寄りの横暴」が甚だしい。その趣味を愛好している人を「なんだかわからんけど気持ち悪いから、何か将来問題を起こすかもしれないから」という理由で取り締まろうとする。 「大人や親、自分が理解できない文化」なんて当たり前なんです。その市場の範疇外なのですから。たとえば、私は鉄道の魅力はわからない。そうなると入ってくるニュースの多くは「鉄道オタクが写真を撮るために他人の敷地の木を勝手に伐採した」というような悪いニュースばかりで。こういうニュースが集まると「鉄道オタクにはロクな奴がいない」と・・・似たようなことはゲームでも、マンガでも、アイドルでも、なんでも「けしからん連中」とされる。 しかし、自由とは「選択肢があること」だ。男は黒、女は赤のランドセルしかなかった時代と、緑、黄色、ピンク、水色、それどころかランドセルでなくてもよい、という時代、どちらが文化的に「豊かな時代か」を考えると、娯楽を規制するというのがどれだけ暗黒な社会であるか? ちなみに、昔の文化大革命は当時の知識人、伝統芸能、技術など中国にそれまであったものを否定し、破壊した結果、あの国は国力が著しく低下し、その後半世紀進歩が遅れたとされる。それと同様のことが起きようとしているのだ。
2021.09.05
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差別的投稿の経緯・問題点・今後の方針 ある意味、ちゃんとした対応と謝罪だなと。 SNSでの炎上を受けてのものですが1,経緯を報告2,問題点の検証3、原因究明4、今後の取り組み5、担当者、責任者の処分公表6、総括 の流れ。この中で重要なのは2の部分です。これが曖昧だと、先日のオリンピック元理事長の森氏の謝罪会見のように、記者に突っ込まれて逆切れし、結局この人は何も謝罪する意思も理由も理解していなかったことがばれてしまう醜態をさらすという。そして定番の「誤解を与えるような発言があったことをお詫びします」と、なぜかこちらが誤解した責任があるかのような謝罪。 何より、これを読むことによって私たち他者にも、今後同じような発信をしないようにという他山の石として受け止められますから。 昨今、企業公式発信のSNSで「砕けた発信で人気をとろう」と、浅慮な発言をし大問題、ということが見られますが、結局ちゃんと発言する側に意識がないと、単なる炎上の発火点にしかなりません。 そして何より、常識は常にアップデートしていかないと、旧来の意識(女はこういうものが好き、とか、男だったらこうすべき、など)を悪意なく垂れ流してしまう。「昔は許された」のではなく、当時も理不尽に傷つき、表面上我慢していた人がいたことに気が付かなかっただけだと再認識したほうが良い。 きちんと事実を受け止め、検証し、問題のあったものを人事的に処分を行い、今後に生かす。であればこそ謝罪を行う痛みの理由があります。
2021.09.03
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おもしろい統計のお話で。 昨日のTBSラジオ「荻上チキ セッション」で、コロナ下で人々の心理的動向がどのように変わったか?を統計調査している社会学の教授の報告があって。これは昨年から現在まで、人々の行動が私たちが漠然と思っていたこととの差を客観的に似せてくれました。 今回の調査は無作為アンケートではなく、600人選んだ人を継続的に追い続ける継続調査型で、いわゆる定点カメラに近いものです。で、ここでわかったのは「コロナ初期から手洗い、うがい、マスク、外出自粛など神経質にやっている人はずっとやっているし、当初からあまり注意していない人はどんな状況になろうとそのまま」という・・・なんとなく「メディアがコロナを大きく取り上げると同調圧力で皆が緊張感を持つ」のかと思ったら、結果はさして変わらず、やる人はやる、やらない人はやらないと。 で、面白かったのはコロナの社会的状況と行動様式が連動するか?というのを統計してみると、ほとんど変わらない。これは継続的に同じ人を調査しているのでわかったことですが、変化がないという・・・つまり、研究者が困るというレベルの変化しかない。 ですので、例えば政府や医療関係者が言っている「気が緩んでいる」という言葉と行動様式がリンク付けられないというwたしかに、漠然と「気の緩み」って言葉を私たちは使いがち、言われがちですが、これって目に見えない、数値化されない、つかみどころのない「空気」ですのでゆるめるも締め付けるもない。そして、緊張というものと個別の行動は別である(コロナが怖いから自宅から出ない人と、怖いからマスクや手洗いをしっかりして外出する人がいるように)とも考えられる、だから、この言葉を中心に政府が考えると対応を見誤ると・・・ ちなみにこの研究をする意義は「記憶が後に改ざんして語られてしまう」ことを恐れての定点観測で。これは「あのときはああだったよね」と勝手に思ってしまうことを「いやいや、こういうデータがあるんですよ」という、定点カメラで社会を映していたからこそ反論できる意義が現れる、そういう研究です。 いやあ、面白かった。
2021.09.01
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