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ものすごく嫌なのは「オリンピックはもう始まってしまった以上、反対派だった人間もアスリートに罪はないのだから日本人選手を応援するべきだし、ホスト国国民として協力すべきだ」 って意見。 これって、「戦争はもう始まったのだから仕方ない。お国のために戦地に行く兵隊さんを万歳三唱で送り出さないやつ、金属の徴用や竹やり訓練に参加しないやつは非国民」 っていう太平洋戦争の庶民と何の違いがあるのだろうか? というか、元々反対派だった人間が「仕方ない」で協力させられた場合であっても、手伝えば結局それに賛同したのも同じ。99%予測できるんだが、オリンピックが終わった後に残された膨大な赤字や使われなくなった施設をどうするかの時に、今、オリンピックを応援している偉い人が「だから私は以前から東京オリンピックを疑問視していた」と言い出すよ。これは太平洋戦争敗戦後、庶民も含めて「あれは無謀な戦争だった、私は反対だった、誰か止められなかったのか」と、戦中は言えなかった言葉をみんなが口にしたように。 選手に罪はないから、オリンピック反対を止めろってのは、人質を取った犯人が「罪のないこいつらがどうなってもいいのか!」と脅迫するようなもの。 別にあまのじゃくで言っているのではない。すでにオリンピックのために一人当たり都民は累積で10万円程度の税金を負担させられている。否応なく。これ以上私に応援まで協力をしろと? あと、「反対ならテレビを見るな」と維新の議員が言ったが、それこそ何様のつもりなんだと。同じようなことだと元首相たる安倍さんが「オリンピックに反対する人の中には反日の方も多い」って、とんでもない暴言だよね。なんでオリンピック反対でそこまでひどいことを言われなきゃいかんのか。
2021.07.31
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オリンピック、テニスの選手の「暑くて死んだらどうするんだ!」という抗議に急遽試合時間を変更というニュース。 これで思ったこと。「できるじゃん!スケジュール変更が!」 そもそも日本のこの時期は一年で一番暑い時期で、屋外スポーツは向いていないなんてのは常識だったし、そうでなくても世界の気象情報はずっと以前からわかっていた。IOCだって次期オリンピック候補地を決めるのにそれを調べないはずはない。それでも強行した。 さらにいえば「オリンピックにはアメリカのテレビ局の放送権が~」みたいなことを言って逃げようとしている奴がいるけど、具体的に時期をずらすことによる違約金がいくらになるのか?そんな契約自体が本当にあるのか?そもそもコロナで1年延期できた以上、時機をずらすことは可能であったはずなのになぜまた「夏」ということにこだわったのか? だいたい、菅首相は以前は「オリンピック開催、中止の権限はIOCの判断で政府にはない」といっていたのに、都内でコロナ感染者が増えてきて中止を求める声が大きくなると「オリンピックを中止することは簡単だ、しかしやることが政府の~」とか、いきなり決定権が自分にあるようなことを言いだし、そして、先日新規感染者が過去最高になったにもかかわらず続けるのかという質問には「中止という選択肢はない」と・・・なぜおまえ当初は言ってたIOCの権限以上の判断をするのかと。 これ、一貫しているのが「自分は責任を取らず、でも、オリンピックはやる」という恐ろしく薄汚い意志ぐらいしか感じない。 国民の多くが中止、または延期を叫ぶ中、オリンピックが無観客で強行されたのに、今回、その競技のトップアスリートが抗議したとたん、試合時間をずらすという。とことんいい加減な連中が運営しているんだなと。
2021.07.30
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ばかじゃないだろうか!というか、一国の首相が言っていい発言じゃない!菅首相 五輪「中止の選択肢ない」 東京のコロナ感染、最多の2848人も 何がひどいかというと「中止の選択肢はない」と断言したこと。これは明らかにおかしい。つまり「どんな状況になっても中止はしない!」と言い切ってしまったのだ。一国のトップがこう言い切ってしまったからには、官僚も、各部署も「中止」という選択肢やその時の代替え案を捨てざる負えない。これは非常に危険です。 ひどい言い方をするなら都内で数十万人の感染爆発が起きて、医療崩壊、緊急患者も受け入れられず放置され死亡、なんてことがあっても「しったこっちゃない。オリンピックは中止しない」と宣言したということ。考えられない… 政治家、とくに首相ともいう立場の場合、あらゆる状況に対する選択肢を用意し、その都度最適解を探す努力をしなければならない。例えるならある場所に大型バスで移動するルートを設定し、それに沿って移動していたら途中で洪水により橋が落ちていた。その場合、別ルートを探すのが当たり前の判断なのだが、この首相は「最初に決めたルートだから」と、そのまま橋のない川に突っ込む、と言っているのだ。 そこには何の合理的理由も、安全の保障もない。単なる個人的な意地だけ。てめえ一人で川に溺れるのなら勝手にしろだが、こいつが運転しているのは「日本」という大型バスだ。 国家の首相が何かあった時のためのプランBを否定するなどというのは特攻と同じ。 気が狂ってる・・・
2021.07.28
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変な話。 東京オリンピック、連日の猛暑に選手から苦情が出て、試合時間を夜間に変更する、ということが検討という話ですが、これってもう何年も前から言われてたことですよね? 他にも汚水に近い東京湾でのトライアスロンとか。なんだかコロナの問題ばかり注目されてますけど、こちらに関しては結局何も解決されないまま開催された。 「やってみなくちゃわからない」という言葉があります。ですが、十分に予想ができて、対策もある(一番良い暑さ対策は時期を昔のオリンピックと同じく3か月伸ばす、海水汚染の問題は場所を伊豆や房総など関東近隣のきれいな海に移す。これだけで問題の9割は解決するはずだった(しかも、コロナで1年延期なのだからスケジュール、場所の変更はいくらでもできたはず)。「やってみなくちゃわからない」「突撃!」「ダメでした~」の責任は誰が取るの?まさか「みんな一生懸命やったんだから外野が結果論で文句言うな!」と、今度は結果論を持ち出すのか。 太平洋戦争で、日本の補給船がアメリカの潜水艦に片っ端から攻撃、撃沈され、南方への補給路を断たれた理由が「日本軍は何度そこで潜水艦攻撃で船を撃沈されても、同じ時間、同じルートで毎回やってきた」というのがあり。これは決められた航路をいっさい変えない、問題があっても変更しないという旧日本軍の悪癖であったと・・・実際、太平洋戦争での日本軍の死者の過半数が戦闘による死者ではなく、補給を絶たれた末の餓死、病死、兵員輸送中の攻撃による水死であったという・・・ 上の話に戻りますが、今のオリンピックで起きている選手の熱中症問題。やれ「テレビとの放送時間が~」とか「契約で~」とか「もう施設を作ってしまったから~」と、先に決まっていて仕方ないから、という理由を最優先に強行すれば、避けられる問題すらも回避できない。そしてその避けられた問題を避けず、予見されたとおりの問題が発生した場合、結果論ではない。 で?汚水をきれいにするために数億かけ、アサリをばらまいて浄化をしたり、朝顔で涼しく見せる、といった効果はどうでした?
2021.07.27
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会社が個人をどこまで管理するかについて。 プラモデルやフィギュアなどの専門雑誌 ホビージャパン(以下 HJ)の編集者が、自分がHJ編集者であることを公表したうえで個人のツイッターに、今、問題になっているガンプラなどの転売行為について「ほしいものを手に入れるために転売を利用するなどは当然のことではないか」と肯定する意見を書き、それによって炎上。慌てて本人がツイッターを閉じるもそれだけでは収まらず、結果、HJ社が本人を退職処分、上司3人を降格という、とても厳しい社内処分が行われた件に関して。 これについて私は2つの危険性も感じております。 まず、個人のツイッターに自分の所属する会社を明記しての発言は、たとえ「個人の意見としては」という口上を付けたとしてもその組織の意見としてタグ付けられてしまう、という危険です。現に今回、この編集者がなんという名前であるか、というのはほとんどの人は書いてあっても覚えていないでしょう。が、名前を出して専門誌の編集者である、という、そっちはわかる。つまり「個人の意見」というのが消えてしまい、まるで雑誌そのものの意見であるかのような印象を与えうるのです。 だからこそ、編集部は「転売の肯定」という発言を編集者が雑誌名を出して発した、ということは、本来ガンプラなど転売対策に頭を痛めているメーカーとの信用問題に発展する可能性が高い。 そして、もう一つの問題。それは「個人アカウントのプライベートに書いたツイッターの管理責任として上司を3名も降格させるのは、そこまで管理責任を問えるのか?」ということ。たとえば、これが守秘義務違反や情報漏洩などをした、というのであれば管理責任は問われるでしょうが、今回は個人が勝手に感想を書いた、編集部の公式ツイートなら別ですが、きわめて個人的に書かれてしまったことを検閲することなど不可能。問題になって初めて上司もその存在に気が付いた、ということになるでしょう。下手をすると、編集長、副編集長はともかく、常務はその編集者の顔も見たこともない、知らない社員である可能性さえあります。例えるなら社員が日曜日、電車で痴漢行為を働いて捕まった時、個人の犯罪であるにもかかわらず会社が謝罪会見を開き上司を管理不行き届きとして降格させるような・・・そんな違和感。 部下が問題を起こしたときに上司が責任を取るのは、それが管理者でありそのために給料を高くもらっている以上、仕方ないと思います。が、それはあくまで「業務内のトラブル」の場合であって、手も目も届かないところで行われた行為は管理できません。特に思想、個人の意見的なものに関しては表現の自由があるうえ、犯罪性はない。本来社員を退職、あるいは降格させるというのは相当の理由が必要なはず。せいぜい譴責、訓告、減給数か月程度に抑えてほしかった。(というか、転売そのものは現行法では犯罪ではないので) 数年前、ゲーム会社のデザイナーが個人ブログで差別的、いわゆるネトウヨ的発言をしていたのを特定され、そのことに関して所属するメーカーが本人を知社内処分、会社が謝罪文を表明するというおかしなことがありました。この場合、あくまで個人サイトであった、そして、反吐が出るような民族差別的な書き込みをしていたとしても、それは内心の自由。それに対して会社がその人を処分し、謝罪するというのはおかしいと思いました。 今回の件も単に「転売を擁護する奴はこうなる」という見せしめとして単純に見てしまってはいけない、もっと言うと個人の意見、発言さえ所属する会社がコントロールされる、という、恐ろしさがあり、それこそ必要以上にプライベートに会社が介入する危惧を私は恐れています。
2021.07.26
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呆れるニュース岡部信彦内閣官房参与、生放送で東京五輪は「重症の患者さんが入院できない状況なら…中止も検討しなければいけない」 これって、例えるなら豪雨でダムがあふれそうになっている、貯水量が限界、このままだとダムが決壊すると現場が言っているときに、なぜか強行された川下のバーベキューイベントを「もしダムが決壊したら避難することを検討します」っていってるようなもの。 ちなみに都内ではもう病床が埋まっていて、多くの患者が自宅待機を命じられている。すでに検討とかそういう段階ではない。川があふれて濁流に流される人がいる状況。にもかかわらずバーベキューの肉が余ったらどうしよう、の心配をしている。 菅総理は「オリンピックをここで中止することは簡単だ」と言っていた。つまり、その簡単なことを現状でも行わないということは、国民の健康よりオリンピックを優先した、と言うこと以外、解釈のしようがない。 もう始まっちゃったから今更、だったらオリンピックを楽しもう、と言っている連中には「ああ、あなたは地面に落ちたアイスクリームをもったいないからという理由で這いつくばってペロペロ舐めることを良しとする人間なんですね」と思うしかない。 これが通常の世の中なら何も言わない。しかし、今はコロナと熱中症2つの緊急事態宣言下だ。土砂降りの雨の中、人が流されている河原でバーベキューの肉など食べても楽しめるわけがない。そこを忘れちゃならない。
2021.07.26
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転売についてネットで見た「なるほど」と思った小売店の意見。 「小売店は例えば10個の商品を10人に売っても1人に10個売っても利益は変わらないから損はない、むしろ転売屋は大口顧客と同じで店にとってはいい客、という人がいるが大きく違う。同じ商品であっても10人に1つづつ売れば、その10人のお客さんは次もうちの店に来てくれる可能性が高い。しかし、転売屋に10個売って、わざわざ足を運んでもらった他の普通のお客さんに品切れだとした場合「あの店は商品ラインナップが悪い」と判断され、以降、このお店に来てもらえなくなる。つまり、顧客を逃し次の機会損失することになる」 というもの。なるほど。 また、たとえばお客が開店前に10人並んでいて、一番先頭の転売屋が10個まとめて買い、商品を見せびらかすように抱えて店を出ていく、後ろの9人はそれで売り切れ、という状況を並んでいる客が見たら、感情として「こんな店、2度と来るか!」になると思う。店自体の評判を落とす。転売屋は根無し草だが、小売店はその地区に店を構えている以上、地域の評判から逃げられない。 昔から「商売は三方良し」という言葉がある。売り手良し、買い手良し、世間良し この中の一つでも欠けると一時のもうけがあったとしても長く商売は続かない。転売に関してはその買い手のみの利益でこれを壊している。
2021.07.26
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「竜とそばかすの姫」を見てきました。「ミライの未来」以来、久々の細田守監督最新作で。 正直、時をかける少女、サマーウォーズ以降の彼の監督作品は私にとって「あ、あれ?どうしちゃったの?」という感覚が強かったのですが、今作はどうであろうかと・・・以下、ネタバレありでーーーーーーーーーーーーーーーー 感想としては「2重の意味で監督が客を信じていない」作品だなと・・・ まず今回一番感じたのが「シナリオが荒すぎる(穴が多すぎる)」ということ。これ、多くの見た人も感じたと思いますが、とにかくご都合主義・・・というか唐突すぎ。たとえ偶然であっても説得力があれば客は心地よくだませるんです。が、今回の特に後半部分は、たまたま拾った石がダイヤモンドだった、それを主要キャラ3人が偶然持ち合わせた、ぐらいの粗さ。これはドン引きレベルで・・・何とか伏線的に事象を関連付けようという努力は見えるのですが、正直「んなもの伏線じゃねえよ!」と突っ込みたくなるレベル〈たまたま撮った写真の背景のビルが小さな天窓からわずかに見切れるビルに似ている)で・・・ また、たとえ奇跡であってもその奇跡の後にそれを肉づける裏打ちされた行動があれば、面白さで私も騙される説得力はうまれるのですが、実はそれすら否定してしまうヒロインの行動。まさかあれだけ危険な状況であるのに、特に理由もなく単独でヒロインだけ周りも東京に送り出す、リアルでの人の絆とか大切な場面で周りの連中は親友も、恋心を持つものも、ずっと見守ってきた大人もだれもついてこない、鬼かと。(子供に暴力をふるっている相手に対して少なくとも女の子一人で送り出すなんて危険は普通、見過ごさないよね?)結局お前らもネットと同じ傍観者かよ!という冷めた目線になってしまう。 また、虐待を発見し、児童相談所に連絡したにもかかわらず48時間ルールを盾に跳ねられる描写は、正直現場で働いている人を馬鹿にしているとしか思えない(現行ですとあそこまで証拠がそろっていることを説明すればあんな塩対応はされません)。しかも、あれだけのことをしていながらそのDV受けていた子供が「偶然街を探していたヒロインにこれまた偶然ピンポイントのタイミングで発見される」という・・・身バレを恐れる状況の父親が監禁もしていない。ふらふら外に出歩けてるし・・・せめて隙を見て逃げ出す、あるいはヒロインに現在位置を知らせる描写があればまだ納得できたのですが・・・ また、WEBカメラからのわずかな情報から位置を割り出す、ってのは、この手の作品では肝になる部分です。が、「嘘つけ!」」とあきれるレベルで単純化されていて(実は身近で何度も見た光景で思い出した!みたいな方がまだマシ)。わざわざ高知から土地勘の全くない東京まで距離を取る意味があったのかと・・・ デジタル位置特定技術が発達しているといっても、もうちょっとマシな特定方法があるはずでした。(DV父親がやった不用意な行動で場所が特定されるような因果応報があるかと思ったのに・・・) まあ、シナリオの荒は置いておくとして、今作で最も気になったのは・・・「セリフで全部説明するな!」というw。もう不自然を通り越してこれは状況説明を全部説明するつもりかと。いちいち感情や今やっている行動まで語られると、不自然すぎてどんなに感動的なシーンも壮大であればあるほど冷めてしまう・・・どうしていいやら。しかも正直、声をやっているのが声優ではない人らしく、素人芝居っぽくて画面にあわない。これはサマーウォーズ以降、細田作品でずっと感じているのですけど、今回はそれがさらに台詞が多いだけに痛いレベルに感じましたよ。 いやあ・・・いいシーンや面白いところはいっぱいあるんです。ええ。しかし、そのプラスの部分を全て上の2つが殺していって、全く画面に入り込めない、そうなると終始突っ込みモードで見なければならない作品でした。逆に言えば、荒唐無稽であっても先日見た「映画大好きポンポさん」はご都合主義を強力なけん引力で演じきった、あちらにもネット世論を使った描写をうまく落とし込んだ作品で。同じ嘘でもこれだけの差があると。 うーん・・・思うのですが、細田監督、基本的にネットでの人のつながりを語りつつ、実際は観客を信じてないなと。でなければ頻繁に出てくる言い訳のようなネットの否定的意見を執拗に入れるのは「この映画を見て批判されることを恐れた事前の予防線」としか思えない。かといって素人の私にすら突っ込める穴は「見る側の良心を信じる」という甘えに頼っているような、そんなちぐはぐさを感じました。 思ったのは「大衆受けを狙う作品の場合、分かりやすくしなければいけない」というのを「見る側の知的レベルを下げて設定すること、大衆はこのぐらいまで説明しないわからない、このぐらいのシナリオの穴は気が付かれない」と勘違いしているんじゃないかなあ・・・そんな感想でした。
2021.07.25
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自分の所属する会社のトップがアレな言説にハマった場合、社員はどうしたらいいんだろうと頭を抱える、という状況。 タマホーム社長が「コロナワクチンを接種した社員には無期限の出社停止を命令する、その間は無給」という指示書を社員に送ったことが週刊誌で取り立たされています。 どうやらこの社長、コロナワクチンに対するデマを信じ込んでいるようで・・・自分がワクチン打たないのはかまいませんが、社員にも命令する。明らかに人権侵害な上、ワクチン打ったものは出社停止で無給扱いにするというのは法律違反です。 この手のアレなことはつい前日も化粧品の会社DHC の会長が民族差別的なヘイト文を会社の公報で大々的に発表とか、高須クリニック院長が過去に何度も「アウシュビッツでの民族浄化は嘘だった」発言をツイッターで行ったり・・・アパホテルの社長がアカデミズムでは全く認められていない、いわゆるアジアの歴史修正系の本にはまってその手の本を持っているホテルに置きまくっていたり、自分の身近な業界では以前所属していた会社の社長が、年始の社員総会でいきなりユダヤ人による世界征服論(当時はやっていたトンデモ論)を社員の前でとうとうと演説し、ドン引きしたことを覚えています(ちなみにその会社はすでに倒産してます) こういうことは会社の規模関係なく、特にワンマンで築き上げた社長などが、法律を無視した社則を勝手に作り「文句があるやつは出ていけ!」と。で、その手の社長は社員の私生活や思想、信条にまで踏み込んできてコントロールしようとする。選挙でどの候補に投票しろ、なんてことを平気で言う地方の社長もいます。 こういう社長がアレになってしまった場合、社員はどうすべきか?頭を抱えるばかりですが。
2021.07.24
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オリンピック開会式でゲームミュージックが使われたのですが・・・ で、自分のことですが我ながら「今回の使われた楽曲で「おお!」と思った曲が個人的にグラディウスとソニックしかない」ということw で、それはなぜか考えると、わたし、ドラクエとFF、テイルズシリーズをほとんど思い入れがない、ということでした。というか、今回他にスクエニの楽曲がやたらに多かったのですが、自分のメインストリームだったゲームってRPGはそれほどなく、アクション、あとアーケード系、それかWindows前のパソコンゲーム、あるいは葉鍵エロゲーとか、がほとんどで。そのため、ツイッターのタイムラインで「おお!〇〇の音楽!」という興奮する流れに全く乗れてない・・・ こればっかりはゲーム好き、あるいは業界人であっても、自分が思い入れのあるゲームでないと、どんなに有名でもわからないという。ちなみに今回使われた楽曲は◆ドラゴンクエスト「序章:ロトのテーマ」◆ファイナルファンタジー「勝利のファンファーレ」◆テイルズオブシリーズ「スレイのテーマ~導師~」◆モンスターハンター「英雄の証」◆キングダムハーツ「Olympus Coliseum」◆クロノ・トリガー「カエルのテーマ」◆エースコンバット「First Flight」◆テイルズオブシリーズ「王都-威風堂々」◆モンスターハンター「旅立ちの風」◆クロノ・トリガー「ロボのテーマ」◆ソニック・ザ・ヘッジホッグ「Star Light Zone」◆ウイニングイレブン(Pro Evolution Soccer)「eFootball walk-on theme」◆ファイナルファンタジー「MAIN THEME」◆ファンタシースターユニバース「Guardians」◆キングダムハーツ「Hero's Fanfare」◆グラディウス(Nemesis)「01 ACT 1-1」◆NieR「イニシエノウタ」◆サガシリーズ「魔界吟遊詩-サガシリーズメドレー2016」◆ソウルキャリバー「The Brave New Stage of History」 と、私にとっての「ゲームミュージック歴史」とは違う路線だったんだなあとつくづく思いました。 これは他の人もいて例えば格闘ゲームにハマった人ならスト2、餓狼伝説、バーチャシリーズでしょうし、シューティングなら、ギャルゲーなら・・・とみんな違うのでしょう。 っていうか・・・任天堂は?
2021.07.24
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よいこのみんな!「頑張っている選手に罪はない!」なんてことを言っている奴に騙されるな! 本当はその頑張っている選手を盾にして責任逃れする連中の口上だ!だいたい、これまで問題を起こした連中は皆、競技とは関係ないところばかりだ! 選手に罪がないからこそ、そういう薄汚い奴らを選手とは別にぶっ叩くんだよ!
2021.07.23
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なんだかオリンピック関係者の過去の発言でまたゴタゴタがありまして。 で、彼らを擁護する意見の中に「過去のやんちゃや暴言をほじくりだして今、非難するのは卑怯だ。彼らの才能を潰すことになる」というのがありました。 私もその通りだと思います。が、その言葉はきちんと「過去を清算した人のみ適用される言葉」だと思います。 昔あった事案。学校でひどいいじめを受け、登校拒否になった人が、何年後かにそのイジメた相手が大手企業に内定をもらったという話を聞き、その会社の人事部に自分が過去にそのいじめっ子にどれだけ凄惨ないじめを受けたかを告発した文章を送り、内定取り消しを受けた、という話。 これに関して「今更過去を蒸し返す卑怯者」という意見もあろう。しかし、私としてはこの復讐には価値があると思う。いじめられた側は相手の人生のツケを、そのタイミングで支払わせていただけなのだと。 「復讐は何も生まない」という言葉がある。よく漫画などで使われる。が、本当にそうだろうか?過去の清算を行っていない人間は、人生最高のタイミングでたっぷり利子のついた清算を求められる。そして、ひどい行いであればあるほど誰からも同情されない。そして、復讐を行った側(犯罪ではないやり方で)はこれ以上ない爽快感、開放感があるのではないか。 同時に「彼らの才能を潰すな!」というのは、その彼らの若気の至り、やんちゃでつぶされた才能がその何十倍もある、ということも忘れてはいけない。
2021.07.22
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都内では昨日、一日の新規感染者が1800人を超えまして、医療機関でも病床ひっ迫。100人以上が入院待ちの状況です。 ・・・これでわかったのではないでしょうか?コロナに対して科学者の予想と、政治家の予想、どちらが正しいかという事。 政府お抱えの尾身会長ですら、数か月前から「このままオリンピックをやることは危険だ」と警告を出していた。多くの学者が「オリンピック期間中に感染者がピークを迎える」と予想してきた。 しかし、なぜか首相は「安全、安心」を呪文のように繰り返す。結果がこの状況、さらに言えばもっと増える可能性が高い。 「緊急事態宣言を出したのに国民が従わないのが原因」という人がいる。当たり前だ。緊急事態宣言中にオリンピックという不要不急の大イベントを開く政府に従うなんて馬鹿々々しいと思う人がいて当然だ。みんなで貧しさを乗り越えよう!といっているリーダーが自分だけ毎日豪華な食事をしているのを見たら従わないのは当然だ。 首相は昨日、「五輪をやめることは簡単 挑戦が政府の役割」ということをいった。一見、かっこいい言葉に聞こえるが、こいつのやってるのはギャンブルで負けが込んでいるにもかかわらず「ここで止めたら今までの苦労が無駄になる!」という破滅思考と何も変わらない。株でいう損切りできずに大損する思考だ。 ちなみに、コロナ相手には政治家の忖度も脅しも利きません。
2021.07.22
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まわりから「いいよ!」と紹介されたので見に行きました「映画大好きポンポさん」 事前情報は全くなく、でも楽しめました。以下、ネタバレあり---------------- 数々の映画をプロデュースし、ニャリウッド(ハリウッドのもじり)で大ヒットを飛ばず映画の申し子、ポンポさん。その助手として雑用をこなす傍ら、地味だけど映画に賭ける情熱だけは誰にも負けないジーン君。そのジーン君をある日、ビッグスターを起用した大作映画の監督に大抜擢。撮影は順調に進み、誰もが期待する映画ができる・・・かに思えたが、あまりにいいシーンが多すぎて映像がカットできない。そして何より、ジーン君の一番大事だと思えるカットが足りない・・・ 追加シーンを撮影するにはバラしたスタッフをもう一度かき集めなければいけない。それには膨大な追加金が必要になる。クリエイティブと予算の問題、そして、そのお金を集める意味、方法、そして、それによって得られるもの、捨てなければならないもの・・・ 感想としては「以前見た劇場版SHIROBAKOのオチに対するアンチテーゼ」といいますか。あちらがいいものを作るために「スタッフの情熱」という名の無償報酬やスケジュールの無理を強要し、でも結果いいものが作れてよかったね、なオチであることにイマイチ納得できなかった自分として、何かを得るには何かを犠牲にしなければならない、そこをどう選択するか?という回答ともいえます。 あ、そんなに眉間にしわを寄せる内容ではなく、明るくポップで、でもモノつくりの魂、情熱、それを支える人間のコントラスト。あと、最後の落ちがとても利いていた(実際の上映時間も含め)快作でした。 おすすめします。
2021.07.21
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冷静に考えたらあれだよね。 都内ではコロナ対応のための緊急事態宣言が発令されていて。それとは別に野外での運動は危険であるという熱中症注意報が出ている。 これはもはや「選手の生命なんてどうでもいい」という宣言ってこと?
2021.07.20
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そもそもなんでオリンピックの「開会式、閉会式に馬鹿みたいに金をかけて演出しなきゃいかんのか?」という問題。べつに大会とは本来無縁の、それこそスポーツとまったく関係ない部分であり、なくても競技には何の支障もないイベントじゃないか? コロナで無観客になり、音楽担当の演出家が過去の非道の責任を取って辞任、都内の温度は35度を超え、熱中症警報により屋外での運動は危険という気象庁の警告が出ている。(これは炎天下の甲子園なども同じ)。あれだけ安全、安心を強調してきた首相の言葉とは裏腹に、入国した選手団、関係者からはすでに50人を超えるコロナ陽性者が確認された。都内では連日1000人超えの新規感染者が確認され、病床もすでに埋まりつつある。第5波が到来しているのは確定、にもかかわらずそんな緊急事態宣言下でオリンピックを強行する理由がない。 今回の東京オリンピックは開会前からミソが付きまくっている。こんな状況でまだやるという。 博打で負けが込んでいる人間が「ここであきらめたらすべて水の泡だ」と追い込まれている姿にしか見えない。馬鹿なギャンブラーが一人で自滅するなら勝手にしろだ。しかし、その代償は私たちが背負うことになっている。
2021.07.20
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「あの時代にはこういうものが許されていた」系の意見には反吐が出る。 時代性関係なく、個人の問題。当時も今も許されないこと。 そして、その他人の不幸を面白がっていた、銭を稼いでいた連中が、その罪の清算をしないまま今に至っていた、今回このタイミングで露見した、というだけ。 これまで数十年、被害者に謝罪も贖罪もしていない男が、事件が公になったとたん「反省している」なんて言っている。見つからなければそのまま逃げ切る態度満々であることの何よりの証明だ。 今回の彼の行ったいじめの内容は、当時だって完全な犯罪。しかも、それを「面白おかしく」雑誌に武勇伝として書いていた。つまり「本気で楽しんでいた」んですよ。 オリンピック組織委員会は彼の続投に理解を求める、という声明を出した。が、理解とはいったい何だよと。被害者を裸にし、人糞を食わせ、バックドロップするという行為をどうして私たちが理解しなければいけないのか?どうしてこちら側が歩み寄らなければいけないのか?お前らが言っているのは単に「スケジュール的に今更間に合わない」というだけだろ? だいたい、オリンピックで彼が担当しているのは音楽であり、演出だ。彼の関わっていた音楽部分を止めるだけ。何なら無音でもかまわない。どうやって盛り上げるつもりだったか知らないが、競技には影響ない。中継するテレビ局が客席に人もなく、無音の会場で盛り上がらないという、それだけ。 あらゆる差別、暴力に反対するオリンピックの理念で考えるなら、まず最初に非難すべき人物を使い続けることに理解など到底できない。
2021.07.19
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オリンピック開会、閉会式の音楽担当者が過去に「障碍者に壮絶ないじめをしていたことをサブカル雑誌に武勇伝として書いていた」ことが明るみに出た問題。 で、思うのはこの人って結局「罰が当たった」という、それだけなんです。というか、過去の罪の清算を今、求められているという。そのタイミングがたまたまこのタイミングで露見した、というだけで。 この件に関して非常に腹立たしいのは、彼を擁護する意見の中に「誰だって若気の至りでここまででもないとしてもイキってこういうヤンチャしたことあるでしょ?」というもの。 ねえよ!というか、逆にその手の連中のヤンチャの被害者だよ!こっちは! そしてそのヤンチャの恨みは未だに深い傷として残っていて、絶対忘れないし許さない。何より、そういう目に遭ったからこそ、自分は絶対にそんな人間にはなりたくない。 過去の自分だけの失敗は笑い話にできる。が、今回の件は他人に、しかも弱い立場の人に遊びで行った。すでに善悪の分別のつく年齢で「過去のやんちゃ自慢」として雑誌媒体に書いている。これを書いた理由とは「自分が障碍者をイジメたことを面白いと思ったから」であり。 彼はこの件が事実であったことを認めたうえで「職務を全うして責任を取りたい」といっているが、この期に及んでまだ自分の保身第一に語っている。反省など何もしていない。 世の中、学校でいじめられ、人生をドロップアウトして引きこもりや自殺に追い込まれた人間がとても多い。それに対していじめた側は「若気の至り」「過去の武勇伝」としてノウノウと人生を謳歌している、下手すると「いじめはよくない!」なんて自分の子供にいったりして。ダウンタウンの松本人志なんか典型ですが。(彼は以前,自分のラジオで学生時代のいじめを面白トークとして話していたが、別番組でのいじめ問題を「絶対にあかん」みたいな口調で断罪していて唖然とした) だからこそ、擁護する人間のトークを聞くと、自分が過去の同様にいじめを行って、過去の弾丸が自分に当たることを恐れているのではないか?過去を掘り起こされて同じような社会的制裁を今受けることによって、今の地位を失うことを恐れているんじゃないか?だが、そんなことは被害者にとってはもっとも溜飲が下がる、意義のある復讐でもある。 「お前も後ろ暗いところがあるんじゃないのか?」と思ってしまう。
2021.07.17
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2ちゃんねる創始者のひろゆき の論破王という肩書きがここ最近ボロボロになっていることについて。 事の発端は差別表現の使い方を「差別とは言えない、私はフランス語に詳しい。ソースはWIKI」的な逆張りをしたところ、専門家のそれはおかしいという指摘に中途半端な知識で論破を試みるが徹底的にダメ出しされ、お得意の論点ずらしを図ろうとするも先回りされる。そして、いつもの必殺技ともいえる「俺、関係ないんで」という第三者的な逃走経路も、そもそもお前が言い出したことだと塞がれ、ボロボロになって後は自分がこれまで馬鹿にしていたやり方(都合の悪いコメント消去)をするようになるという・・・ たとえば皆さん、専門的な仕事がある人なら、自分の仕事について誰でも一家言あるでしょう。それに対してよく知らない素人が「○○すればいいじゃん」「なんで××しないの?」「△△すればもっとうまくできる。ネットに情報がいくらでも書いてある」って言ったらじゃあてめえがやってみろ!と、怒りたくもなりますよね。 実は、ひろゆきのやり方、論破のきっかけって全部これで、「素人にプロが本気になるのはみっともない」という演出で始めるんです。素人が100回中1回成功すればすげえになるけど、プロが100回中1回だけ外せば「それでもプロかよ」と嘲笑する。いつの間にか素人にもできるような演出で上に立ったように見せる。場外乱闘に持ち込もうとする。 しかし、今回の相手は超が付く専門家であり。例えるなら「空手の瓦割りなんてタイミングとコツで誰でも20枚ぐらい簡単にできるんですよ!」と言っていたひろゆきの前に現れる。そして、実際に目の前に瓦を20枚積み、一撃で粉砕する。そして、同じように瓦を積んで「やってみろ」と。 当然、素人ができるわけがない。一枚も割れず拳を痛めて「い。いや、これはトリックで瓦と瓦の隙間を利用した割り方があって・・・しかもあいつの割った瓦は最初から加工してあって、俺のはそういう仕掛けがないから…」というと、そのひろゆきに割れなかった瓦を先ほどと同様に粉砕する。そしてもう一度瓦を積み「やってみろ」とだけ言う。「す、すぐにはできるわけがない・・・」と後ずさりで逃げようとするひろゆきに「じゃあお前の負けだな」と逃げ道をふさぐ。それを何度も何度も繰り返す。そしてひろゆきがヘロヘロになったところで「お前、なんでできないの?」と問いただすという。 彼のこれまでの「論破」なる言葉はすべてたったこの一言で、本当に論破される。 ちょっと長くなりましたが、結局、斜めに見ているだけの人間がその世界で何十年も戦っている専門家のフィールドで勝てるわけがない。彼が今まで勝利できたのは、挑発によってリングの外(自分の脱げられるエリア)に連れ出すことに成功したから。論破でも何でもなく逃げ足だけだった、ということであり。 そして今回、その逃げ足を完全にふさがれる。結果、自分と一緒にこれまで嘲笑していた観客に自分が笑われるという、彼にとっての最大の恥辱(公開処刑)をうけているのだと。 最近、ひろゆきの著書「1%の努力」なる本の電車内広告を見た。が、表題の1%しか努力していない人間は、その分野の専門家と同じリングに乗せられれば、しょせんこの程度なのだろう。 馬鹿々々しい話ですが。
2021.07.15
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緊急事態宣言下でのオリンピック無観客開催を総理は「異例の開催」といっていた。 けど・・・なぜ異例の開催をするのか?まっとうに国民の生命や健康、安全を考えたら「当然の中止」じゃないだろうか? 何より、緊急事態宣言下の今、オリンピックをやる必要はまったくない。例えるなら大雨洪水警報が発令され、いつダムの決壊があるかわからない豪雨の中、「え~、でも、今日やるって告知してあるし~・・・肉も野菜も買っちゃったし~・・・」と、河原でバーベキュー大会をしようというのと同じだ。
2021.07.13
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あるある過ぎてうなずいてしまった会社が落ち目の時、外部から来た役員が会社を引っ掻きまわした挙句それらの「成果」を片手に他社に「栄転」していくのを見た これとはちょっと違うかもしれませんが、もう20年ぐらい前でしょうか。某大手のゲーム会社に所属していた時、当時流行だった外部コンサルティング会社に経営の無駄や効率化を指揮してもらう、というやつ。 何が行われたかというと、毎回正社員には夏冬一律1.5か月分程度だったボーナスというのをやめ、販売したソフトの売り上げで開発に関わった人にメリハリを大きくつける、ということ。これによって社員がやる気を出すと・・・ しかし、これってゲーム業界ではありえないんです。というのはゲームって本当に出してみないとわからない。あるいはプロジェクトの長さも規模もちがうからプロジェクトにかかわった人によって差が出る。一年以上開発が続くような長いプロジェクトの関わると、その年は一本も売り上げに貢献していないという理由で極端に(それこそ5万円とか雀の涙レベル)低く査定される。 社員もサラリーマンですからどの仕事をするかは上が決める。売れそうもないプロジェクトに配置され、その通り売れない場合は本人がどんなに頑張っていても「売り上げに貢献していない」ということになる。 また、毎年の給与査定を年俸制にし、君は昨年、貢献があったからプラス何十万円、君はほとんど貢献していないからマイナス何十万円のように変動される。結果、正社員でありながら給与が安定しないということに。 結果どうなったか?大量の中堅社員が辞めていきました。当たり前ですよね。個人の頑張りだけではどうにもならない場所で給与が増減するのですから。社内ノウハウが流出し、外部発注と新人だけの即席開発が多くなる。もっといえば安定しない会社にいるのはやる気をそぐことの弊害の方が大きい。企画は即売り上げが期待できる続編、亜流、派生作品ばかり作るようになり、ゲーム会社にとても大切な「新しいものを作ることでユーザーをわくわくさせる」ということができなくなってしまった。 社内にはチャレンジ精神や意欲がなくなり、売り上げはさらに落ちることになる。結局5年後、そのコンサルタントを追い出し、昔のような体制に戻して経営立て直しを図る。その際、とんでもないソフトが生まれたのですが、皮肉にもそれを作った社内チームはその間、ずっと地味に、評価をされないものを細々作っていた社内の変わり者集団(私も含む)だったわけで・・・w 上の話に戻りますが、社外取締役が現状、その落ち目の会社で唯一売り上げがある部門を売り払うことで一時的に経営をよくしたように見せ、そのまま後始末せずに逃げ出し、残ったものは焼け野原、なんてことはよくあります。 もしかしてその会社の追い出されたコンサルタントも「私が経営体制を立て直したおかげであの会社から大ヒット作が出た」と喧伝してるんだろうなと思うと、なんだか腹が立ったのを思い出しました。
2021.07.12
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オリンピック関連の不満をここのところ書き連ねていますが。 たとえば、政府のお抱えの学者である尾身会長が、数週間前に「コロナ第5波の予兆があり、このままオリンピックを開催するのは普通ではない」と発言し、それに対して「自主的な研究である」「尾身会長にはオリンピック開催に対しての権限はない」とあの時、政府関係者は切って捨てていました。 が、結果はどうでしょうか?尾身会長だけでなく、いろんな研究者が予想したように、都内では新規感染者がまた増大を始めた。このまま推移するとオリンピック開催中の期間にまた感染のピークを迎えるという、まさに予想通りのグラフ推移で。 では、あの時に専門家の提言を無視した連中はどんな責任を取っていたのか?まさか無観客にしたから対応している、などという言い訳をするつもりじゃないよね? 私が今回、一番恐ろしいと感じるのが、コロナがこの国を揺るがしたのはもう一年以上前。そして、オリンピック延期を決定した時より今の感染者数は圧倒的に多い。頼みのワクチンは絶対数が足りずに全国民にもいきわたっていない。最近の報道でも明らかになったが入国したオリンピック関係者を外部と接触させないバブル方式は崩れ、事実上コンビニなどに好きなように出歩ける状況になっている。さらに入国後にコロナ感染が発覚した関係者も出ている・・・ つまり、総理が言っていた「安心、安全」は何も守られていない呪文みたいなもの。この状況でまだ頑なに「オリンピックさえ開ければ」と思っている根拠のない楽観主義です。 楽観主義のつけは私たちが払わされる。それは、オリンピックに反対していた世論調査で過半数の国民が、であり。
2021.07.11
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偉い人が最初から無茶なスケジュールありきで進め、実現困難がわかってもいまさら決まっていることだから覆せないといい、期限が迫ってどうにもならなくなると「誰が責任取るんだ」で強行して、失敗した後に「私は最初から反対だった」と逃げ出す。 今回のオリンピックって、全部この形じゃないかと。 緊急事態宣言下の無観客オリンピックという「大失敗」が確定しました。これは選手がメダルを何個取ったとか、新記録を出した、というのはあくまで選手個人の栄光であり、大会を主催した人間の手柄じゃありません。ちなみに無観客になったチケットの払い戻し、900億円分と試算されていますが、このお金は東京都が開催都市として補填することになっている。つまり、税金です。私たちはすでにその前にこの大会のための膨れ上がった3兆円とも言われる予算を計算すると国民一人当たり3万円を徴収されている。 「大会が始まったら否応なく盛り上がるさ」と言っている人がいる。しかし、コロナ禍で飲食店がつぶれたり、職を失った人が特別扱いのイベントを応援できるか?
2021.07.10
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昨日、首相が4度目の緊急事態宣言を発令し、同時にオリンピックを完全無観客にする、という方針を決定した訳ですが。 で、つくづく嫌なもの 加藤官房長官、緊急事態宣言下の東京五輪「成功のためには国民の協力も必要」 はあ?国民の協力?何を言っているんだ? 私はコロナ前の、それこそもっと前から東京オリンピックには反対だと書き続けておりますが、一貫して「失敗して世界に大恥をかけばいい」と思っています。とにかく今度のオリンピックは最初からひどすぎる。過去の思い出に浸りたい老人たちが無理やり誘致し、その当時の都知事がいっていた「予算をかけないコンパクト五輪」なる言葉も消え失せた。また、オリンピック施設を作るために無理やり古い住居を追い出された人々、築地市場のような伝統的場所を奪ってまで作る、誘致に当たって多額の使途不明金がペーパーカンパニーに流れていたこと・・・ そんな中でコロナであるにもかかわらず、なぜか特別扱い。応援どころか怨嗟しかありません。 首相は「コロナを人類が克服した証としてオリンピックを」と言っていた。が、現実は緊急事態下での開催、無観客という、これはまさに「コロナ対策が完全失敗し、日本政府が地に突っ伏して土下座」レベルの見世物になったんだなあと。 別に政治家のメンツなんてどうでもいいんです。むしろ心配はコロナ対応なんですから。これまで国民が緊急事態宣言に従わなくなったのは「お前らは自粛しろ、でもオリンピックは別」という、科学的にも論理的にも意味不明な対応に多くの国民が呆れ「政府のやることに付き合ってられねえよ」という正直な民意なのでしょう。 前も書きましたがもう一度。「私たちはオリンピック開催のために協力してるんじゃない。コロナ対策のために協力していたんだ」 と。
2021.07.09
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自分の家にコロナワクチンのチケットが先月届いて。その時にネット予約しようと思ったら「64歳以下は7月以降」と拒否されてしまいました。 7月になったのでじゃあ予約を…と思ったら、「基礎疾患のある方が優先」みたいなことで予約できず。 で、そしたら最近、市の広報で「国からのワクチン供給不足により、一回目接種の方の予約を当面延期します」と・・・ いったいどういうこと?と思ったらこんなニュース モデルナワクチン、6月末までの供給6割減 減少分は9月末までに ・・・おい!これでよくオリンピックを安全、安心なんて言えたな! 元々おかしいと思ったのが、「オリンピックまでに国民の大半にワクチン接種」なんて発表があった時に「打つ場所、人、システムが足りない上にそんな大量のワクチンが確保できてるの?」と。しかも、もっと問題なのは河野大臣がこのことを知ったのが「よく覚えていないけどゴールデンウイークあたり」と・・・つまり、2か月以上前にわかっていた、さらに言えばその間に緊急事態を解除してますよね?ワクチン頼みの政策であるにもかかわらず。 もうめちゃくちゃだよ・・・先日も書いた「最初に決めた計画をどんなにこのままやると失敗するとわかっていても絶対に曲げられず、最終的には神風が吹くのを待つ」戦争末期の旧日本軍の体質そのもので。 つい数週間前まで、河野大臣は日本でのワクチン接種率が上がっていることを手柄として誇っていました。が、その時にはすでにこのままだとワクチン不足になることがわかっていたのです。それをずっと黙っていた。迷惑なのは「オリンピックに間に合わせろ」という国の無茶なスケジュール要求に必死に対応していた自治体ですよ。ようやく私のような各家庭にワクチン接種チケットを配れたと思ったら、その予約がワクチン足りなくてできないのですから・・・ よくもまあ、こんな状況でオリンピックをやろうと言えますよね。
2021.07.07
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映画にもなったアポロ13号によるミッション失敗事故。あれが「偉大な失敗」と言われる理由は、パイロットが生還することに全勢力を集中させたこと。これによって本来の月面到達というミッションは早期に断念したが、もっと大きな結果(パイロットの無事帰還)という高い評価を得ることになった。 翻って今の東京オリンピックのやり方はどうでしょうか?早々にトラブルが発生、機体に深刻なダメージがあり、このままだとパイロットの命が危ない!にもかかわらず「当初目的の月面着陸は遂行します」という。状況は刻々と悪くなると「じゃあ月着陸して地質調査はなしで・・・」「着地だけすればいいから・・・」「月軌道上に到達できるなら・・・」と目標をズルズルと下げていくが、当初予定だけは絶対に譲らない。それどころか「宇宙飛行士の任務に危険は付きもの!彼らがたとえ死んだとしても覚悟の上だ!」みたいなことを言い出す奴らまで・・・ アメリカという国は問題がある国です。が、学ぶとしたら彼らは最初の計画が失敗した時、即座に方針転換をする機動力と、それをきちんと事後検証し、後のシステムに生かす柔軟性をもちあわせていること。トランプ政権で崩壊した4年を、次のバイデン政権で180度方針を変換し、より良い方向に行こうとする。 100%負けが決まっているにもかかわらず「いずれ神風が吹く」といたずらに戦争を長引かせ、結果、国土を焦土にし、夥しい屍をさらしたやり方「最初の方針に固執する」が、未だオリンピックで同じ愚を犯している…
2021.07.06
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やたらに勧められていたので見てきました「閃光のハサウェイ」。ちなみに私のガンダム知識はファーストはうっすら、Gは好き、BFも好き、というレベル。というか、冨野監督演出が苦手で、むしろ彼の監督作はいつも途中でやめてしまうタイプ。今回も事前情報は「冨野監督の小説を別の監督がアニメ化」「主人公がブライトの息子」というだけ。そのブライトの知識もホワイトベースの艦長だったっけ?ぐらい。そんなレベルの人間の感想です。で、以下ネタバレありで------------------------------ とてもエロかった!とにかくエロアニメだった!というか、いわゆる深夜アニメ的なおっぱいプルプル、下着見えまくり、主人公が転んだ拍子に女の子のスカートに顔を突っ込んでいや~ん!みたいなエロさではなく、なんというか、色香というか。特にギギという少女のもつ魔性の魅力が男どもを狂わせる。そんなアニメで。 内容は外伝的小説のアニメ化みたいですが、予備知識なくなんとなく状況がわかってくる。 また、MS戦闘は地上でMS同士が戦うとジャンプのためにバーニア吹かしただけで地上では熱風が巻き起こり大被害、建物破壊で足元にがれきが散乱し、斬られたMSから液体燃料が噴き出して地面が火の海になるなど、巨大な兵器になすすべなく生身の体で逃げ惑う様子がえげつない・・・実際の戦争って、庶民はこんな状況なんだろうなと。 とにかく、感想としては「エロいアニメ」だったと。それもフェチズムを誘う描写は男も同じで、男女問わずキャラの腰に目が行ってしまうものでした。 ガンダムのことはよくわからん!けど、エロいアニメを見たい人はぜひ・・・
2021.07.05
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熱海市で深刻な土石流災害が発生のニュース。まずは被害に遭われた方、未だ行方不明のご家族や身内の方、現在も必死の救助復興活動を続けていらっしゃる方々、お見舞い申し上げます。 で、何よりこういった災害が発生すると、必ず出てくるのがこの騒ぎに便乗した外国人差別主義的ツイート。これは東日本大震災でも、熊本震災、一昨年の千葉水害、鬼怒川の水害でも「外国人窃盗グループが窃盗している、女性をレイプしている」というもの。当然、そんな事実はなく、警察にもそういう情報は入っていないと、と災害時にこの手のデマを研究している荻上チキさんが番組で実際に現地警察に連絡して確認をしております。 今回も「土石流の原因はメガソーラーパネルを置くために山を削ったために発生した。そのメガソーラーパネルは中国製でそれを設置した業者が中国、韓国系だいうのも原因がある」というものが一気に拡散。というか、まだ事件発生から一日も経過していないはず。専門家も原因究明など誰もできていない。(というか、ソーラーパネルの開発国は土石流災害に関係ないだろう・・・) また、今回被害があった場所は地図(国土地理院の土地条件図)で見ると元々ここが土石流堆の地区で、こういうことが昔から何度も発生する場所であることがわかります。(谷間の集落は川に近いほどこういった大雨で山からの猛烈な雨が濁流となって押し寄せる、昔から危険な地区)それはメガソーラー設置以前から、日本各地に存在します。 今回の原因を我々素人が考えたところで、実際に専門家の調査が始まるのは災害が収まってから。ですのでそれ以前に上のような連中の民族差別の材料に自然災害を使われるのは非常に危険です。 何より、この手のうわさにリツイートすること自体、自分がそのデマに加担することになります。
2021.07.04
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仕事で自分のミスを謝らない人というのはどういうことかと思った経験。 以前、ゲームアニメーションの外注仕事があり、一度提出したアニメーションデータに先方からフィードバック(以下FB)があった。 で、その指摘された部分を修正し、送信。翌日FBで「指摘した箇所があまり変わっておりません。もっと強調してください」と・・・ 自分的にはかなり大きく変更したつもりでしたが、もっとやれ、ということか、と、さらに強調したものを送る。翌日、またFBで「ほとんど変わって見えません。ちゃんとFBを理解してますか?」と嫌味のこもったメール。 こっちも意地になって、もはや自分でもおかしいと思うレベルで作って送る。にもかかわらず来たFBが「残念ながら何度指摘しても根本的に何も変わって見えません。特にここの修正を指摘しているんです」とスクリーンショットで画像に赤線を引いて送ってきた・・・が・・・ このデータ、最初のFB前のデータじゃない? 自分が送ったモーションデータを確認しましたが、日付や送り場所などにミスはない(アップされているデータも確認したが間違っていない)どうやら先方が昔のデータを更新し忘れているようで・・・ で、そのことを指摘すると、しばらくして「こちらでデータの更新しておりませんでした。一回目にいただいたFB内容でOKです。」 ・・・これだけ。 おい!あんたのミスでこちらがどれだけ他の作業のスケジュール潰し、いわれのない叱責に傷ついたと思ってるんだ! これ、すごいよね。特に「FBの内容をきちんと理解してますか?」って言葉は職人とかクリエイターに対する言葉としては「言われたことも満足にできない無能」というに等しく、プライドを最高レベルで傷つける、どんな状況であっても絶対にいらない一言だと思ってます。 つくづく思う。別にミスを責めているのではない。自分だってしょっちゅうポカや凡ミスをする。しかし、それをしれっと「ああ、そうっすか」レベルで逃れようとするやつは信用しない。自分が同じことをしたらもうひたすら平謝り。こちらの非を全面的に認めて謝罪するしかありません。 これはクライアントだから、社会人だから、下請けだからというのではありませんし、相手の社会的立場で変わってはならないことだと思います。 政治の世界で、安倍元首相は森友学園問題や桜を見る会の自分への疑惑を追及されたとき、野党を激しくののしった。「自分を嘘つきだというのか!」と・・・しかし、のちに衆議院の調査委員会で国会答弁で118回もの虚偽があったことを報告された。これに対してかれはどんな弁を述べているか?・・・実は何も釈明も、謝罪もしていないのだ。というか「謝ったら死ぬ」病に侵されているとしか言いようがない。その後、コロナ禍の大変な中、逃げるように首相を退き、で、最近ではこんなことを言い始めている。 ミスを認めるときに人間性が出る。
2021.07.04
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岩田健太郎氏「万にひとつでも東京五輪が成功すると日本の感染症対策が死ぬ」 これはぞっとする話ですが、自分も経験があります。 以前の会社でスケジュールが最初から破綻していた計画にもかかわらず、現場の私たちがそれこそ毎日泊まり込み&休日返上でボロボロになりながら、なんとか間に合わせたゲームの続編が、次回作で前回と同じようなスケジュール感覚で組まれていたこと。というか「前のノウハウがあるだろ?だから今度はもっと余裕ができるよ」と・・・ふざけています。 私はもう、その時にこれ以上この会社にいたら心身を壊す(当時すでに+パワハラで壊れていた)と会社を辞めました。その後、あの仕事がどうなったかは知りません。 世の中には地獄をくぐった時の経験を「苦い思い出」として以降そんなことのないように修正する人と、逆に成功体験として引き続きやり方を変えない人がいます。 特に今回、政府のコロナ対策って現時点で大失敗している(初動での間違った対応、先走ったGOTOキャンペーンでの感染拡大)のに、ここでオリンピックが成功(何をもって成功とするかは上の連中が決める)となれば、それこそ指導者が「日本は神の国、いずれ神風が吹く」という古来からある必要な努力をしないで運を天に任せる、大戦末期の日本そのもので。 というか、東京オリンピックって、昨年開催されなかった時点で「完全に失敗している」んです。なにしろそれ以前に当初予算の5倍以上の予算をかけ、しかも期待していた外国人観光客によるインバウンド効果もなく、オリンピック特需もコロナで完全に潰えた。すでに失敗です。 しかし、先の戦争の敗北も75年たつと「あれは正義の戦いだった」「日本は白人支配されていたアジアを解放した」「あの戦争で日本軍はいいこともした」と、どぶに落ちたけどあの経験は無駄じゃなかった、10円硬貨を拾ったからよかったよね、10円玉を拾うためにもう一度落ちてみよう、的な連中が出てきている。 たとえば、オリンピックが開催され、日本人が金メダルを何個取ろうが、その価値はアスリート本人以外にはその10円硬貨程度の価値しかない。それをもって大会成功と言ったらわたしは 「アスリート個人の努力にお前らの失策をなかったことにするな!」 といいたい。 ロシアンルーレットで運よく弾が出なかったことは成功体験ではない。
2021.07.03
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先日、同僚の方のMAYA(3Dモデリングやアニメーションなどを作るツール)の操作をリモート会議で画面共有しながらいろいろ会議していたのですが。 そのなかで、その人がひょいっとある操作を行う。すると、ものすごく私が苦労していた表現をあっという間に行う。「まてまてまて!いまのなに!?」「え?これ、MAYAに普通に標準である機能ですけど・・・」 が~ん!これは衝撃。というのは、このソフトに限らないのですが3Dソフトってやれることが多すぎて、でも、それを全部使いこなしている人はいない。自分も過去の会社で覚えた知識の範囲と、ネットで調べた情報レベルの範囲でしか機能を使っていない、面倒な表現手法もそれが当然だと思い込んでしまっていて。 さっそく教えてもらいましたが、まあ、楽だわw今までの苦労が何だったのかと。 他人の仕事のやり方を見るってのはこれ、本当に収穫ありますね。普段はお互い成果物(完成したもの)だけを見ているので。逆にこの人も以前、私が知っていて当然だと思っていた機能を全く知らなくて驚いていたし。 技術共有って、こういうことなんだろうなあ・・・リモート環境だからこそ、知ることができました。
2021.07.03
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自分が他者にゲームアニメーションのフィードバックを返すときに、禁句としている言葉があります。それは「もっと自然にしてください」 という言葉。 これ、自分も昔よく言われて混乱した指示なんです。というのは、この「自然にする」というのは状況や流れ、人の感性によって全く違う。自分では自然に作ったつもりなのに、相手からは不自然に見えるので修正してください、といわれても、どこが不自然なのかを指摘してくれないと向こうがしてほしいところと違うフィードバックを繰り返す的外れな修正をすることになる。 ですので、自分が修正を出す場合は「腕が上がるのが遅いので10フレーム早めに上げると自然になります」「パンチを打った後の戻り、足運びが両足一緒に戻って滑って見えるので、右足を軸に左足をついてからそこを起点に右足を基本ポーズに戻すようにすると自然になります。また、その際に上半身の重心をやや後ろに傾斜してから戻すと自然になります」のように、どういうことが「自然か」を具体的にお願いするように。 単に「自然に」という指示は「上手くやって」というのと同義語で、指示のようで指示ではない。特に外部の人にフィードバックをお願いする時、相手の理解力をこっちに要望に忖度させるのではなく、依頼する側が相手に理解できる説明するのは最低条件だと思います。また、自分のイメージが必ず相手とおなじとは思わないこと。なにしろ「右の手を挙げて」と書かれていても、上までピンと伸ばすのも、肩の高さで止めるのも「右手を挙げた」になります。 同様に「言われたことしか直さない」っていう怒りを出す人。これ、外の会社に発注するなら当然です。察しろとか、プロならわかるでしょ?みたいなのは相手の力量がわかっている同志のみ通用する。むしろ指示する側がプロの仕事をしていない(説明不足)だと思います。
2021.07.01
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