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子供のいない夫婦に引き取られ、一人っ子として何不自由なく育ったと思っていた、同じ父と母をもつ私のたった一人の弟。それが違ったことがわかりました。ご両親からずいぶん心無い仕打ちを受け、そして、奥さんに、自分のせいで辛い思いをさせて申し訳ないと泣いたそうです。同じことを思ったことがあります。息子がおじいちゃんに会いにいくと学校で話して帰ってきて、「おじいちゃん家はどんなところかな」といいました。ちょっとびっくりしましたが、お友達同様、当然、おじいちゃんに会う=おじいちゃん家に泊まると思ったようです。なんと話してよいのやらわからず、本当のことを話しました。おじいちゃんには新しい家族がいて、ママのことを話していないんだよ。おじいちゃんの家にはいけないし、おじいちゃんが病気になっても、死んじゃったとしても連絡してもらうこともできないんだよと。私のせいで、みんながしている当たり前のことができないのだと、息子に大変申し訳なく、いたたまれなく、辛い思いでした。もう人として終わっちゃってる自分はともかく、他の人には自分と同じ思いだけはしてほしくないと思っていたのに、弟は同じ思いをしていました。養父母への育ててもらった恩を返す意味で、やりたかったことを諦め、家を継ごうとしたのに、養父母に心無い仕打ちをうけたようです。養父母でなくても、実母のほうも「育ててやったのに」が口癖ですが・・。自分はともかく、息子や弟が、あの親のせいで悲しい思いをするのは我慢なりません。私たちはただ、生まれてきただけなのに、なぜ、こんな苦しみを背負い、家族を持ってなお、苦しめられなければならないのかと。自分って何なんだろうかと。親に疎まれ生きる自分の存在って、いったい、何なのだろうかと。私がひとりぽっちと思っていたとき、弟も同じように一人ぽっちで孤独に苦しんでいました。一緒にいれば、苦しみを分かち合うこともできたかもしれないのに、それすらも許されませんでした。そして、新しい家族を得てなお、同じようなことで苦しんでいました。親は変えられないし、過去も変えられない以上、死ぬまで苦しみ続けるんでしょうか。
2014.12.31

今年は東京に大雪が降って、大喜びだったのにあわせ、思いがけず冬の北海道で雪を楽しみ、 この12月は学校のスキー教室に参加。 たっぷり雪を楽しんだ今年のしめくくりに、 奥会津から、年越し蕎麦とともに、会津の雪が届き、一緒に入浴中。 《只見の雪です。 熊やカモシカの臭いが? イヌワシやクマタカも居ます。 木の葉や雪虫が入っているかも。》 というコメントが入ってました。 今年もたいへんな一年でしたが、まもられました。
2014.12.31
ある日、弟の奥さんから電話が。。彼と初めてあってから、20年近い月日がたちます。あのときは、たぶん、二度と言葉を交わすことがないだろうと思いました。でも、人間はなぜか、結婚したり子供が生まれたりすると、不思議と急に親戚付き合いをしたがるので、そういう転機がきたときに、連絡がくるかもしれない、そうなったら自分はどうするだろう・・っと思うときもありました。どうするのか特に決めていないうちに弟は結婚し、子供が生まれ、とても久しぶりに会話を交わし、フレンドリーな奥さんからも何度か連絡がきています。奥さんからの電話は、まだ弟には話していないけど、子供の写真のはいった年賀状を送りたいから、父母の連絡先をおしえてほしいと。ただ、みんな、それぞれ新しい家族がいるだろうから、迷惑がられると弟が傷つく、だから迷惑じゃなければ出したいということでした。迷惑がられると傷つくと。。。この人は普通の家庭に育った人なのに、どうしてそんなことがわかるのかな・・ととても不思議でした。いいなぁ。よき理解者がいて。。私にはいないので。。でも、もう人に期待するのはやめました。同じ思いをした人しかわからないだろうと思ってたけど。この傷の深さは重く、生きていくのが困難になるくらいだと思います。親を選べずに、生まれることも選べずに生まれてきた自分はいったい何者で、生きていていい存在なのかどうかもわからなくなります。20年ほどまえ、養父母の家で初めて会った弟は、とても幸せそうな、ごく普通の家庭の人で、私とは生きてきた世界の違う、全く別な人種なのだと思っていたけど、彼は彼なりに傷ついて生きてきたようです。でも、あの母と一緒にいるよりはよかったと思うんだけど。。。住居や苗字を次々に変えて育った私と違い、養子にだされたときから同じ場所で育った弟は、養父母以外にも多くの理解者を得て、生きているようです。同じ父と母をもつ兄弟だけれども、彼はわたしのような人間には育たなかったと思われ、それはなにより、離婚のときに弟を手放した母と、養子に出した父の功績でしょう。自分の実母がどういう人か知ったら、もしかしたら、エデンの東にでてくるお兄さんみたいにすごくショックを受けるといけないので、母には合わせないほうがいいんだろうなぁとしみじみ思います。偶然の一致なのか、私たちの母なる人は、エデンの東にでてくるお母さんに、ひどく似ています。。。子供にお金を要求する人ではないかもしれないけど。母から、自分と自分の姉の絆の深さを語られたとき、ああこの人は本当に私が何を考え、何を感じているのか全く理解できないのだと気づきました。弟は、紆余曲折しながらも子供を与えられ、よき理解者である奥さんもいて、幸せそうです。でも、母や、妹は、同じような状況にある妹の子供を殺しました。その話は本当にショックでした。苦しみながらも一生懸命生きて、家族を大切にしている弟の命そのものが否定されているような気がしました。この国には、親は子供の命を左右していいと勘違いしている人が多すぎます。また、神を恐れないので、悪いことは隠れてやればよい、みんながやっていることなら悪いことではない、という誤った価値観によって、自分よりも弱い立場の人間を虐げる人が多すぎです。こんなことを考えてしまうのは、自分から親子の縁を切るとか一人で興奮して騒いでいた母から連絡がきたからです。地元に帰ったものの、呆れた親戚からは相手にされず、仕方なく東京の知り合いにお金を無心しているらしいという話が聞こえてきていたので、私から搾り取ろうという魂胆はみえみえですが。いつまであの母に苦しめられるのだろうかと。いつになったら生まれてきたことと、生きていることを許される日がくるのだろうかと、そんな日は一生来ないのだろうかと、そんなことを考えています。
2014.12.27

本日の平和な図。 今日は全員休みで、お家で息子とケーキを作り、みんなでクリスマスディナーを楽しみました。 みんな家にいたので動物たちも落ち着いてます。 来年のクリスマスも、全員揃って迎えたいなと 思いながら。 可愛いあの子を失って一年半。衝撃的な叔父の 死から9カ月。 母が去って三カ月。 辛いことばかりではなく、二本松農園との 関わりを通して、ドラマ仕立てなくらい感動も 感謝もありました。 そして 私の布団で寝るこのこ。随分我が家に馴染んで くれましたが、、、 里親さん、みつかるのかなあ、、、
2014.12.23
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