「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2023.07.14
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カテゴリ: 歌舞伎
お話は、だんだんサスペンスのようになって来ましたね〜ドキドキあらすじを続けます。

東京「歌舞伎座」1階観覧席の様子(2023年7月)

歌舞伎座七月大歌舞伎​


​ 
きくのえんつきのしろなみ​
​​ 菊宴月白浪 ​​

四世:鶴屋南北作

二幕目

第一場 浅草新鳥越借家の場

第二場 三囲堤の場

第三場 小名木川隠れ家の場

第四場 両国柳橋の場


・・・あらすじ・・・

​二幕目 第二場 三囲堤の場​


夜の隅田川沿いの三囲堤。

ここにやって来たのは・・・

花筐の短刀(はなかたみのたんとう)をはじめ、

加古川や与五郎の行方が分からなくなり、



今は芸者となった浮橋と、

三味線の箱持ちとなった縫之助である。


おかるが来るのを待つふたりの後からやって来たのは、

おかるの財布を盗み出した

父親の与一兵衛である。


その与一兵衛に声をかけたのは、

今では直助と名乗る与五郎で、

与一兵衛が持つ財布を奪おうとする。


ふたりが争う内、

直助は与一兵衛を締め殺して財布を奪う。


そこへやって来たのは、



突然、権兵衛が浮橋を斬り付ける。


高野家の家臣である

板垣伴内の息子として育った権兵衛は、

敵方である縫之助と恋仲となり

その胤 (たね)

主家への忠義のため手に掛けようとしているのだ。


さらには、

そこへ駆け付けた縫之助の肩先を斬りつけ、

その弾みで縫之助は、

川の中へと落ちてしまう。


一方、

浮橋は苦しい息の中、

権兵衛が実は、

塩谷家中の斧九郎兵衛の双子の息子の片割れだと告げ、

息絶える。


自らの素性を知った権兵衛が、

浮橋の市街を川に沈めて

その場を立ち去ろうとするところへ、
金笄のおかる( 壱太郎 )が現れ

父親の死骸に気付き悲嘆に暮れる。


その様子を見た権兵衛は、

以前からおかるに心を寄せていることから、

おかるに女房になってほしいと告げ、

その代わりに親の仇を討つための助太刀をすると語る。


これに対しておかるは、

塩谷家に奉公していた折に出会った

相手に心を寄せており、


また会う時の印に貰った笄を挿して、

相手へ操を立てていると、

権兵衛の願い出を拒む。


その話に心打たれた権兵衛は、

上辺ばかりの夫婦になり、

与一兵衛の仇討ちの助太刀をしたいと願う。


これには、

おかるも抗うことは出来ず、

権兵衛の願いを聞き届けるのであった。


一方、

同じ三囲堤では、

芸者屋一文字屋のお六( 笑三郎 )が


抱の芸者たちである浮橋の行方を捜すのであった。



二幕目 第二場 三囲堤の場 ・・・おわり


いよいよ

第三場 小名木川隠れ家の場
へ・・・つづく


(写真撮影:ほしのきらり。)



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最終更新日  2023.07.14 00:10:12
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