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『浮浪雲』…ジョージ秋山氏の漫画。町の図書館で貸し出していたので、何気なく読み始めた。2度、続いて死産となったという話。主人公の息子の親友が、幼くして不治の病で亡くなったという話。子供を亡くした両親が、主人公の息子に亡児を想い、愛しく想うが鬱陶しがられ…という話。漫画だってわかっているのに、子供を亡くした親の話が出てくると、その親がその後、辛くないかと心配してしまう。漫画だっていうのに…
2006.04.30
時々、涙が突然流れてきます。琴子のことを想っているとき、想っていないとき…想っているときに流れる涙には最初から理由があるけど、琴子を特別思い出していないときに流れてくるときには、後から琴子を思い出して、『あぁ、私は子供を失ったのだ』と、何遍も思い知らされます。琴子が天国で楽しんでいるといいな。
2006.04.29
昨日の『きちんと育ててよ!』にくださったコメントの書き込みを読み、コメントへの返信も兼ねて、そのまま今日も。頂いたコメント内「お母さんかお父さんはどこ?」と聞き始めるところからして、なるほど!これはとても参考になりました。あのふんぞり返って、何故か堂々としている親にはとても刺激的な、開口一番に最適な言葉ですね。そして、親が仮にいなかったとしても、言われた子供たちは、とりあえずは乱闘を止めることになりそうですね。あぁ、この一言が私にも言えていたら…昨日は書かなかったけど、もう一組の問題親子もひっそりといました。壁には『飲食禁止』とあるのに、棒のついた飴をずっと舐めている男児と、椅子に座って、携帯でメールでもしていたんだろうな、踏ん反り返った親父。見ていて、ハラハラしたし、不快だった。私は見ている間中、割り箸の男児の話をおもう。いくら『しっかりとした子供』と親父は信頼していても、所詮は未就学の幼児。仮に就学児だとしても、転べばどんな危険だって有り得るわけで、そもそもが飲食禁止の場なのだから、飴に棒がついていようとなかろうと、飴は口からださせるべきだ。ある人が言う。「昔の『子供の喧嘩に大人が口を出すな』は、子供の中に大将がいて、きちんとした規則のようなものがあった。ある程度のところで、大将が『それ以上はやるな、やると大人に叱られる』というようなことで、皆に教えることができる者がいた。でも、最近はその大将がいないから、大人が口を出さないと、どんどんエスカレートをして、取り返しのつかないことになってしまう。今の『子供の喧嘩に大人が口を出すな』は、無責任なだけ」このことからして、時代は決して良い方向には向かわなかったということがよくわかる。オレオレ詐欺とでもいうのか、先日にはテレビの報道番組の中、詐欺会社を遠くのビルから撮影し、詐欺の電話をしてきている内容と、窓の奥に見える若者の口の動きが一致したというのをやっていたのだけど、この詐欺会社の社員らしき男性の映像、皆が皆、そこら辺りにいるような若者ばかりだった。街ですれ違ってもあまりにも多いタイプで、印象には弱そうだし、「えー、君、詐欺会社にお勤めして、平気であんなに暴言吐いて入るのぉ? そんな風に見えなーいッ!」と言いたくなる奴ばっかりだった。そもそも、あれが仕事といえるのかも疑問。もし、自分の子供や身内の人があんなことを生業にしていたら、私だったらどうだろう。まず即刻辞めさせる。でも、辞めさせることが親の義務ではなくて、こんな仕事を選ばせないように育てるのが義務なのではないか。そして、これは親だけの責任ではなくて、地域の人たち皆の責任だろう。その場が良ければ、自分さえ良ければというような何かがそこ等中にある。品がないことばかり。いつの間にか、すっかり平和じゃなくなった。
2006.04.26
今日、リンズと出掛けた先の子供広場でのこと。小学生以下の子供限定。夕方5時で、そんなに混んでもいないんだけど、リンズを入れて5名の幼児が遊んでいた。そのうちの3人(男児2名、女児1名)が異常なはしゃぎっぷりで、ときどき他の子にぶつかったりしている。どんどん激化して、そのうちにまるで3人プロレス。とおもいきや、女児が入り込めないくらいの激しさになり、男児2名でほぼ格闘技。リンズにも当たるし、他の子にもぶつかっている。親を見ると、笑って見守っている。私は男児たちに「ねぇ、危ないし、ここでは他の人の迷惑にならないように遊んでよ」と、やんわりと言ったけど、聞えることもない上に、聞くつもりもないのだろう、全く反応なし。しまいには、「うるさいな」というような親の顔。公共の場で周囲の人に迷惑を掛けることと、『子供が元気でのびのびと!』とを履き違えてしまっていて、怒られることすらなく、親までもが自分達さえ良ければよいというような姿勢。最近、少年が人を殺す犯罪が増えている。「こういう子供たちが、いずれは…」と、不快よりも不安におもった。勿論、人のふりみて我ふり直せで、私もしっかりと子供を叱れる、他人に迷惑を掛けないように躾ないといけない。
2006.04.25
琴子がお腹にいたとき、旦那の仕事で山形へ行った。楽しかったなぁ。手紙好きの私は、遠方に行くと必ず、自宅の自分達宛てに絵葉書を出しておく。帰宅したときの、ちょっとした楽しみなんだけど、このときにも当然出していて、その内容がお腹の中の琴子のことばかり。今でも大事に仕舞ってある。『可愛いね、元気にお腹を蹴っているよ』『生まれてくる日が楽しみだね』-と。山形は好きだなぁ。琴子との思い出があるからかなぁ。あの、夕方に山形市街を歩いたときの夕暮れの陽射しが忘れられない。夜景も見たな。綺麗だったなぁ。食べものも美味しくて、きっと琴子も美味しかっただろうなぁ。急に山形に行くことが決まった。まだもうちょっと先の日程なんだけど、気持ちがもう山形一色。琴子を感じることが出来る気がして、凄く楽しみ。琴子のお墓にも行きたいな。
2006.04.22
今日、私が信頼している方に会ってきた。その方の知人さんの従姉妹さんのお子さんが、生後40日で亡くなってしまったそうだ。その話を聞いて、寂しくてたまらなくなった。心も言葉も詰まる。天使ちゃんは天国に無事に着いたかな…ママがいないよって、泣いているかが心配だろうな…どうしているかなって、天使ちゃんもママさんもパパさんも、私がもっと近い存在だったら…琴子、お願いね…
2006.04.20
どんなに元気になっても、悲しいものは悲しい。どんなに月日がたっても、琴子への想いは小さくならない。リンズが元気でいてくれて、とっても嬉しい。リンズが笑ってくれて、とっても嬉しい。でも、その心の裏では、元気に泣くことのなかった琴子への悲しさや申し訳なさが一杯で、嬉しい気持ちとべったりとくっついて離れない『寂しい気持ち』がある。少し前に、お子さんを卑怯者に殺されてしまった親御さんのコメントで、「どんなに月日が経っても、もう私達に本当の幸せはやってこない」とあった。共鳴した。子供を失った理由は違うけど、“あの頃には戻れない”という気持ちを抱えて生きていくことがよくわかるから、ズシンと心に響いた。そう、私も同じなんです。たくさん笑えるようになったけど、たくさん喜んでいることもあるけど、琴子を産む前の私には戻れない。「楽しいね」って言えるけど、本当の幸せではない気がしてならない。だからかな、誰にも「お幸せに!」って言えなくなった。幸せになることが重要なんだとおもえなくなったからかな。『悲しくたって構わないでしょ!』って、心の中で自分を支えてきていたからなのかな…
2006.04.19
前回の裁判に出席できなかった私のためっていうだけではなく、前々回に私達原告側が出した和解案に対して被告側が出してきた答えにより、和解をするかどうかを決めるときが迫ってきているということで、今度の25日に弁護士さんに会ってきます。今週は旦那が滅茶苦茶に忙しく、ほぼ毎日、隣県に出掛けているため、ろくに話し合いが出来ない。地方の裁判所で扱われているせいか、うちの場合、良くも悪くも1ヶ月に一度のペースで裁判が進む。あんまり遅いのは嫌だから、チャッチャカと事が運ばれるのは良い。あんまりにもすぐなので、ゆっくりと考える時間がなかなか持てず、ついつい焦って考えてしまうのは良くない。もうちょっと夫婦で時間を共有できるといいんだけど…って、自営業で半分自由業のような稼業の私達でさえおもうのだから、会社に勤めている人たちはもっと大変なんだろうなぁ。
2006.04.18
2週間の実家での日々がやっと終りました。実母は相変わらず身体を労わらず、休むことを嫌っていましたが、私が家事を手伝えたこと、自分自身が一番満足しています。実家から栃木の自宅に戻る際、栃木にきてからお世話になった恩師のご子息の結婚式が都内で挙げられるので、招待なんかされていないし、お祝いは帰省前に既に渡してあったので、わざわざリンズを連れてまで行く必要はなかったのだけど、何故かどうしても行きたくって、雨さえ降らなければ行こうと決めていたら、前日までの崩れっぱなしの天候がカラッと晴れて、途中であんまりにもリンズがぐずったらやめようとおもっていたらぐずらないし、上手い具合に電車を乗り継いで、都内某所まで出掛けて行った。仏前の式で、新郎に縁の深い尼僧さんが若き新郎新婦に説法とでもいうのかな、祝辞を述べられたのだけど、この内容が私にとっては実に意味深く、感涙がこみあがってきた。『結婚は浮かれるだけのことではない。嬉しいこともある。でも、辛いこともある。辛いことがあったとき、ただ悲しむだけではなく、経験を活かして生きていくように、そういう夫婦になってください』決して本文のままではないけど、このようなことを仰られた。尼僧さんの祝辞を聞いていく中で、私の中で、琴子がこの場に私を連れてきてくれたのだと、強く感じていた。あぁ、この言葉を私に聞かせたくって、琴子はきっと、小さくて柔らかい手で、私を一生懸命に導いてくれたのだ。雨だったら行くのを止めよう、雨が降りそうでも止めようかなと言っていたから、朝から晴れわたる空をくれて、道中もリンズはずっと眠っていてくれたから困ることもなかった。裁判のことも応援してくれているんだな。色々な立場の人の意見に惑わされないようにと、琴子の親として生きている私達夫婦・両親の姿を応援してくれているんだな。尼僧さんとも過去に面識がある。お会いしたその頃は、尼僧さんではなかった。西洋人である旦那さんが日本のお寺の住職さんであり、住職さんがお元気であった頃に私の旦那が仕事で一度、お世話になったことがあるのだ。お世話になった翌年頃、急逝されてしまった。あれから5年は経つ。その間に、お寺の後を継がれ、とても素敵な尼僧さんになられていた。式を終え、新郎新婦が親族や友人達に囲まれている頃、一人歩く尼僧さんと会え、私は尼僧さんとお話をすることができた。琴子のことも話し、また、祝辞により、とても心が清らかになれたということも伝えた。尼僧さんは「私には子供がいないけど、でも、皆が見せてくれる子供が私達の子供なのだとおもうんですよ」と、優しく微笑んでくださった。そう、お釈迦様にとって、私達皆が大事な子供なんですよね。凄く素敵な微笑だった。琴子が「お母さん、私は天国でいつも、このような素敵な優しい気持ちと微笑みに包まれているから安心してね」と、そう伝えたかったのだろうと感じた。都内から栃木に帰る電車中でも、リンズは殆ど眠っていてくれた。お蔭で、余韻に浸ることが出来た。これにもまた、琴子の力を感じる。実母には「よばれてもいない結婚式に行って、それも小さい子供がいて…あんた、非常識だよ」と怒られたし、私も実際にそうおもう。でも、何故かわからないけど、なんか行きたいなってジワジワと感じ始めちゃっていて、なんだか晴れちゃったし、なんだかリンズが調子良いし、どんどん式場の方へと順調に足が運ぶし…。琴子が呼んでいただんだもん、親としては行かなきゃならんでしょうが。とても素敵な式だった。このブログを新郎新婦の彼らが見ることはないのだけど、この場でも、これだけ素敵な言葉を聞かせてくれたお二人に感謝の言葉を贈りたい。どうもありがとうございます。末永く、素敵な日々を!!
2006.04.17
まだ実家にいる私は出席できず、旦那にだけ出席してもらった。旦那から電話で報告してもらった。まず、いきなり裁判官が代わったそうだ。「代わらないようですよ」と、前回の裁判のときには弁護士さんと話していたのだけど、弁護士さんも急に知らせがあったのか、「ずっとこの裁判官なのか」と覚悟したばかりなのに。いきなり最初から和解をするように言われていたから、裁判官が違ってもそう言われていただろうと説明を受けているけど、なんとなく馴染めずにいた裁判官だったので、代わって良かったかなと期待したけど、旦那いわく「別に同じ感じの…」とのこと。裁判官さん、和解を勧めるにしてもなんにしても、一度は原告の気持ちを聞いてくださいよー。被告側、なんだかなぁ。和解の条件、前回こちらから提示した内容に対して、部分的に認めるとかって感じらしい。それも、見事に反省の色なく。来週に弁護士さんと打ち合わせをすることになったので、そのときに弁護士さんから説明をきちんと受ける予定です。今日の段階では、旦那のまとまっていないままの説明故、よくわからないことが多い。まずね、H助産師が本当に悪かったなんておもっていないんだろうなっておもえちゃうのがね、いやになる。助産師会の関係者の方もね、私は当時から、最初から嘘や偽りのない、ちゃんとした説明と訴えをしているのだから、H助産師のついている嘘とかについてはきちんとしてほしいよなぁ。まとまっていないままだけど、ちょっとだけ報告でした。今週末に久々に帰宅します。
2006.04.13
実家で母の代わりに家事をこなしております。リンズと二人きりでの帰省。旦那は元気なのかしら…私は腰痛がひどくなるばかりで、見兼ねて両親が評判の良い整体の先生を紹介してくれた。整体の先生と腰痛の原因について話していて、私が「最初の子のお産の後、すぐに車で1時間半の距離を移動した」と言ったら、「そんなこと、したんですか? 信じられない」とびっくりしていた。琴子が死んでしまったことまでは話していなかったので、一体どんな都合でと言いたかったようだったし、私も伝えたかったので、その経緯を簡単に話した。産後、全く休まずに帰されたこと、H助産師は全く悪いことだとはおもっていないってことは助産師会を通して聞いている。裁判の損害賠償金の中に、私の身体のことも含めるべきだったなぁ。
2006.04.07
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