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1月も今日で終わりです。マヒワ、クイナなどの冬鳥が羽をやすめる都内水元公園に出かけました。お目当てのマヒワは、公園中央部にある葦原周辺、水元大橋周辺、水産試験場跡地周辺の三箇所に分散して、ハンノキの種子をついばんでいました。額から頭頂、喉の黒い成鳥雄、全体的に黄色味が淡く、下面に褐色の縦斑のある雌の姿を見つけました。時折、愛くるしいチューインと鳴き声を出していました。このほか、小合溜までの水面にカルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツプリ、オオバン、ユリカモメが羽を休めていました。また、公園中央部の葦原にはタシギが地面を切り返しながら餌を物色する姿がありました。また、帰り道、水産試験場跡地近くではカワセミ、ジョウビタキが出現し、じっくりと観察。多様な環境と観察しやすい距離感、水元の醍醐味です。(写真)2021年1月31日撮影
2021.01.31
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初詣をかねて茨城県筑波山に出かけました。筑波山神社の近くの食堂神田屋さんで親子丼を昼食でごちそうになり、山頂に昼過ぎの到着となりました。到着した14時すぎでも外気温マイナス1度で、強風が吹いていたので体感はもっと寒い感じでした。例年飛来している冬の小鳥、ルリビタキ、カヤクグリ、ミヤマホオジロ、カシラダカは健在でいつもの斜面で餌を探して移動していました。なお、頂上周辺は、28日に降った雪があり、部分的に凍っていたり、ぬかるんでいますので、長靴または滑り止めのきく靴が必要です。(写真)2021年1月30日撮影
2021.01.30
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国内に生息しているホオジロ類は、体が褐色で背や脇に縦筋があり、頭部に黒い縞模様があることにくわえて外側尾羽が白い点が共通しています。冬に越冬するホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、アオジ、クロジ、オオジュリンの姿を比較し、復習してみました。参考になれば、幸いです。ホオジロの腰は、一様に赤褐色をして外側尾羽が白いです。ホオアカは高い木に止まらず、葦原に止まっていることが多い印象です。カシラダカは、腰が赤褐色ですが、ホオジロほど赤さがない印象です。アオジは、背から上面にかけて褐色ベースにクリーム色と黒色の縦すじが印象的。クロジは、全身黒灰色で、背に黒い縦すじがあります。なお、クロジの雌は撮影した画像がありませんが、尾の両側の白色はありません。(写真)ホオジロ2020年4月柏市手賀沼沿岸、ホオアカ2019年3月柏市手賀沼沿岸、カシラダカ2018年2月流山市西深井、アオジ2016年1月野田市座王、クロジ2011年1月柏市手賀沼沿岸、オオジュリン2018年1月我孫子市手賀沼沿岸で撮影。
2021.01.28
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総じてカモ類の虹彩は茶色が多数派です。虹彩が茶色の代表的な種類はマガモ、オナガガモ、それに対して、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、は黄色、ホシハジロは赤色、ビロードキンクロは白色と実にいろいろです。目の色は、茶色、青色、グレーや緑色と多彩で、虹彩に含まれるメラニン色素の量によってかわり、太陽の光が強い暑い国ではメラニン色素が大量に蓄積されて黒や茶色などのひとみになり、逆に太陽光が弱い寒い国ではメラニン色素の量が少なく、グレーや青色のひとみになるといわれています。でも、キンクロハジロは、幼羽では鈍い黄褐色で、成鳥では黄色で年齢によってメラミン色素の蓄積に違いがあるということになります。丁寧に観察していくと、発見の連続です。(写真)マガモ2021年1月手賀沼、オナガガモ2018年12月市川市中国分、ハシビロガモ2020年11月柏市柏の葉、キンクロハジロ2021年1月都内水元公園、ホオジロガモ2018年12月浦安市、ホシハジロ2021年1月都内水元公園、ビロードキンクロ2021年1月浦安市にて撮影
2021.01.25
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今日も雨ふりでフィールドに出かけられないので、水禽の仲間の復習。小柄でコンパクトな印象のキンクロハジロ、その羽衣はじつにいろいろです。一枚目の個体は、房状の冠羽があり、上面が黒く細かい波状の斑がある雄。褐色部と波状斑が残っているので雄エクリプスが生殖羽に換羽している最中のものとわかります。二枚目は雄生殖羽の正面から撮影したものです。嘴先端の黒班が大きいこと、頭頂が尖っていない(クビワキンクロは頭頂が尖って見えます)三枚目は、雌冬羽で嘴が雄よりも黒っぽいのが特徴です。四枚目は、嘴基部の周囲が白い個体です。嘴が黒っぽく見えないので雄エクリプス羽と思います。五枚目は、虹彩が濁った黄褐色で、嘴基部に褐色の斑があり、黒っぽくないので雄幼羽ではと思います。(写真)一枚目:2020年10月28日水元公園、二枚目:2018年11月10日水元公園、三枚目:2021年1月4日浮間公園、四枚目:2011年11月7日市川市中国分、五枚目:2019年12月16日水元公園
2021.01.24
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朝から雨降りでフィードに出かけられないので、過去の画像を整理し復習していました。たまたま、カモの仲間、オオホシハジロの画像に目が止まりました。参考情報として提供します。北米に生息するオオホシハジロは、稀に関東圏にも飛来します。かつては、茨城県涸沼に連続して飛来し、拙宅の亭主とその都度出かけて観察をしたものです。ところが、1990年代以降姿を見かけなくなり、関東圏では会えなくなっていました。ところが、2016年2月に埼玉県さいたま市、東京都北区に飛来し再会をはたしました。その後、2020年秋に柏市柏の葉公園に飛来したとニュースを耳にし、出かけましたが会えずでした。一枚目と二枚目の写真は、2016年2月にさいたま市彩湖で観察・撮影した個体です。嘴先端が細長く伸びる黒い嘴が印象的でした。嘴は先の尖った三角形に見えました。三枚目と四枚目は、東京都北区浮間公園で撮影した個体です。彩湖に飛来した個体と比べると、嘴先端部分がやや太めに見えました。五枚目は、昨年1月にホームグラウンド手賀沼で撮影したホシハジロです。雌2羽、雄1羽が写っていますが、左端の個体の嘴は先端が細く、オオホシハジロ似に見えますが体の大きさはホシハジロと変わりませんでした。
2021.01.23
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昨年11月以来、2ヶ月ぶりに都内水元公園に出かけました。お目当ては、葦原に生息しているクイナ、そしてハンノキなどに飛来するマヒワ、そして水鳥たちです。金町駅からバスでしばられ地蔵バス停で下車し、公園内へ。公園に入った途端、木のてっぺんにマヒワの姿を発見、幸先のよいスタートとなりました。水元大橋からサンクチュアリーの間を丹念に探索。お目当てのひとつ、クイナの姿はやはり葦原にありました。何度も姿を現しては餌を探し、カラスなどの天敵が出現するたびに急ぎ足で葦原の中に潜むという行動パターンでした。尾羽を上下に動かしながら水際に出てきては採食を繰り返しました。一方、お目当てのマヒワは、公園東側の水路の一角のハンノキにありました。6羽程度の群れで飛来してはハンノキの実をついばみ、水を飲みに水路を降りるというパターンを繰り返していました。さらに、水面で雌を追尾するカンムリカイツブリの行動のおかしかったこと。急いで水面を移動していったと思ったら頭をぐっと下げて猛ダッシュ。求愛行動の練習なのでしょうね。このほか、ヒドリガモ、キンクロハジロ、オオバン、アオサギ、遊歩道沿いで木の実をたいらげていたシメを画像でアップしました。(写真)2021年1月20日撮影
2021.01.20
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一ヶ月半ぶりに茨城県坂東市菅生の水鳥観察スポットを訪ねました。というのも、昨年立ち寄った際にタシギ14羽もの姿があり、もう一度丁寧に観察してみようと思ったからです。タシギの眼先の黒線が目に近いところで細くなっていること、肩羽の黄白色の羽縁は雨覆に流れるように垂れている、次列風切先端の白色は不鮮明なことなどをじっくりと観察できました。また、コハクチョウとオオハクチョウの黄色部のパターンのいろいろもしっかりと観察できてよかったです。このほか、コハクチョウ49羽、オオハクチョウ2羽、コガモ70羽、オオバン24羽が水面で羽を休めていました。また、隣接する葦原の中でオオタカが獲物をゲットしたようでカシラダカが群れで慌てて移動していったり、上空にカラスに追尾されたノスリが登場したり、楽しい時間を過ごしました。(写真)2021年1月18日撮影
2021.01.18
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今月2日以来、二週間ぶりにホームグランド手賀沼を訪ねました。我孫子市側の遊歩道を高野山からスタートし、峠下までの遊歩道を散策。真冬にもかかわらず、水面上空を5羽のクロハラアジサシがダイビングしとては魚をゲット。このほか、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリが次々に出現し楽しませてくれました。また、沿岸では複数箇所でカワセミのペアが追尾行動をしていて繁殖活動がスタートしたようです。このほか、モズ、ホオジロが葦原の中を移動。そして、15時をすぎた頃にいよいよ、コミミズクが飛来しているエリアに移動し、丹念に散策してみました。今日は、水田の畦でぐっすりと寝入っており、飛翔する姿は次回にお預けとなりました。それでも、水田地帯ではチュウヒ、ノスリが飛翔し移動する姿も堪能しました。クロハラアジサシ、コミミズクの写真各2枚のうち各1枚は過去に同地で撮影したものを使用しています。(写真)2021年1月17日撮影
2021.01.17
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朝からお日様が出ず底冷えのする一日でした。生まれ故郷松戸市にある千駄堀の21世紀の森と広場を訪ねました。小さなころは、ガキ大将と一緒に走り回っていた湿地帯が今は公園。かつては、分け入っていた谷でフクロウの姿を見つけたり、カモの姿をみつけりわくわくしたフィールドでした。林縁にはルリビタキ、シロハラ、シジュウカラ、小さな水路沿いでタシギの姿を見つけました。また、池ではオシドリ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カンムリカイツブリ池の真ん中にある小島の木にはカラスに追われてノスリが出現したり、コサギが足を細かく震わせて獲物を追い出す追い出し漁をしていた光景に遭遇。楽しい時間を過ごしました。なお、オシドリは水面をかなり勢いで移動していましたが、撮影記録はかないませんでした。(写真)2021年1月11日撮影
2021.01.11
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印旛沼の水鳥の様子とベニマシコを探しに出かけました。吉高機場側の遊歩道から水面を見ると、マガモ7408羽、オナガガモ936羽、ヨシガモ55羽、キンクロハジロ45羽、ホシハジロ156、ミコアイサ7羽、ハジロカイツブリ2羽、カンムリカイツブリ7羽が水面で羽を休めていました。対岸の成田市側にトモエガモ、ヨシガモ、オナガガモの群れが休んでいましたので万を超える水禽が休んでいるものと思いました。このほか、遊歩道脇の田んぼでタゲリ、草原ではベニマシコが草の実をついばんでいる光景をあちこちで見かけました。ベニマシコは少なくても雌雄3ペア、若鳥をくわえて7羽以上の個体数でした。また、ヒクイナ、モモイロペリカンの姿も観察。帰り道に近くの水田地帯に飛来しているハクチョウの姿を見に立ち寄りましたら、アメリカコハクチョウの姿を見つけました。(写真)2021年1月10日撮影
2021.01.10
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昨年の暮れ、新浦安側の水域でコオリガモ、ビロードキンクロなどの海ガモと出会ったことをブログで報告したら鳥友がぜひ案内してほしいとのことで現地で合流し案内しました。お目当てのコオリガモは、今日も新浦安側の水域の簀立てが設置されている水域に姿がありました。その動きは活発で船橋海浜公園よりの水域にいたと思ったら、今度は外湾に近い水域に移動したりを繰り返していました。しかし、写真を記録するには距離が遠すぎて思うように記録できずに終わりました。このため、アップした画像は6年前に旭市飯岡の海で出会ったときのものです。また、ここのアイドル、ビロードキンクロは堤防に近い距離で羽を休めたり、ススガモと一緒に潜水して餌をゲットしたり、お腹を見せて羽づくろいしたりして楽しませてくれました。このほか、ススガモの雌雄の羽色のいろいろやヒドリガモ、潮が引いたときに堤防下に飛来してくれたイソシギとハマシギとの出会いもありました。なお、私は近くにある沿線施設の駐車場に愛車を入れましたが、堤防に一番近い霊園の駐車場と堤防にでる門が新型コロナウィルス感染対策の関係で閉じられていました。(写真)2021年1月5日撮影
2021.01.05
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浮間公園にコスズガモが飛来しているとwebで拝見したので現地に向かいました。現地に到着し、水面に休んでいるカモの姿を一羽ずつ丁寧に観察していきますが、それらしい個体は発見できずでした。それでもキンクロハジロの羽色のいろいろを観察。雌冬羽の雄に比べて黒っぽい嘴、雄の青灰色の嘴、ホシハジロ、標識リングを装着したユリカモメを見つけたり、楽しい時間を過ごしました。その後、隣接するさいたま市桜草公園に移動し、ベニマシコが飛来するいつものポイントに移動。毎年、飛来しているエリアに雌雄の姿を見つけました。また、少し離れたエリアでタゲリの姿も発見しました。(写真)2021年1月4日撮影
2021.01.04
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浮間公園にコスズガモが飛来しているとwebで拝見したので現地に向かいました。現地に到着し、水面に休んでいるカモの姿を一羽ずつ丁寧に観察していきますが、それらしい個体は発見できずでした。それでもキンクロハジロの羽色のいろいろを観察。雌冬羽の雄に比べて黒っぽい嘴、雄の青灰色の嘴、ホシハジロ、標識リングを装着したユリカモメを見つけたり、楽しい時間を過ごしました。その後、隣接するさいたま市桜草公園に移動し、ベニマシコが飛来するいつものポイントに移動。毎年、飛来しているエリアに雌雄の姿を見つけました。また、少し離れたエリアでタゲリの姿も発見しました。(写真)2021年1月4日撮影
2021.01.04
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久しぶりに茨城県平磯海岸まで出かけました。もちろん、冬の海ガモ、水鳥たちと出会うためです。現地に到着した昼過ぎに干潮を迎えていて鳥たちは落ち着いて休んでいました。道化師のような色合いのシノリガモ雄、全身が焦げ茶で目先と耳羽のところに白斑がある雌、ボサボサした冠羽が特徴のウミアイサ、口角がとがるウミウ、嘴が細めでスレッドボディが特徴のヒメウ、防波堤したで餌を物色していたイソシギ、シロチドリ、防波堤の上に飛来し愛想のよかったイソヒヨドリ、あっと言う間に時間が過ぎしていく楽しい時間でした。(写真)2021年1月3日撮影
2021.01.03
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新年、ホームグランドの手賀沼と周辺の水田地帯を探索しました。沼の西端の水面の観察からスタート。カンムリカイツブリ、オカヨシガモ、ユリカモメの群れが水面で羽を休めていました。その後、旧蓮田群生地に隣接するエリアでクイナ、タシギと出会い、沼東端のエリアでミサゴが水面で魚を捕獲した後杭の上で食する光景、水面を移動していたセグロカモメ、カンムリカイツブリ、ミコアイサ、オオジュリン、ホオジロ、ジョウビタキ、タゲリなどとの出会いを楽しみました。そして、15時をすぎた頃にいよいよ、コミミズクが飛来しているエリアに移動し、出会いを期待してじっと待機しました。出会いは、16時すぎでした。水路沿いでネズミを捕獲し丸呑みし、草地に移動していきました。見事に狩りの技を堪能でき、大満足。(写真)2021年1月2日撮影
2021.01.02
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穏やかな青空の広がる元日となりました。朝寝坊をしてお神酒をいただいた後、おせち、お雑煮をいただました。その後、わが町にある城址公園周辺にでかけ、冬鳥たちを探索してみました。田んぼ上空をチョウゲンボウが飛翔し、公園の林縁にはルリビタキが姿を現してくれました。今年も拙いブログですが、情報発信してまいります。
2021.01.01
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