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2019年7月、北海道標津町職員の鈴木雄大さん(当時24歳)が長時間労働の末に自殺した問題で、鈴木さんの両親は1日、安全配慮義務を怠ったとして、同町を相手取り約1億900万円の損害賠償を求める訴訟を釧路地裁に起こした。訴状などによると、鈴木さんは5人体制だった商工観光課が19年春の人事異動で3人に減る中、教育旅行対応などで過重な業務負担を強いられ、上司から暴言を吐かれるなどのパワハラを受けてうつ状態になり自殺。町が人員の補充やパワハラへの対処を怠り、安全配慮義務に違反したと主張している。母親の龍子さん(57)は「町は長時間労働の原因やパワハラの有無を尋ねた質問状の回答を拒むなど対応が不誠実。何が起きたのかを知りたい」と話した。一方、山口将悟町長は「訴状が届き次第、内容を確認して適切に対応したい」とコメントした。(毎日新聞 2021.7.3)私の娘の社会人1年生。どうもホワイト企業のようで親としてはひと安心です。今どき暴言を吐くなんて輩は、即退場いただいた方がよろしい。
2021.07.03

神戸市灘区の洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」社員だった兵庫県芦屋市の前田颯人(はやと)さん=当時(20)=が自殺した問題で、遺族が2日会見し、同社側がパワハラや長時間労働を認め、賠償金を支払う内容で示談が成立したと明らかにした。6月11日付。同社はこれまで、「過重労働やパワハラがあった認識はない」としていたが、示談では、颯人さんの自殺がこれらに起因するものだったと認めた。そのうえで、遺族に謝罪すること▽加害上司と連帯し遺族に賠償すること▽今後20年間、再発防止措置の具体的内容を遺族に報告すること-などを決めた。遺族側の代理人弁護士によると、颯人さんは平成26年4月に入社。上司の叱責や月に100時間を超える残業で鬱病を発症し、28年6月に電車に飛び込み自殺した。30年6月に労災認定された。神戸市内で会見した母の和美さん(47)は「これから入ってくる社員に『いい会社』といわれる風土をつくることが、颯人の死を無駄にしないためにも大切だと思う」と話した。同社の光葉正博社長は「深い哀悼と謝罪の意を表する。二度とこのような悲劇を繰り返さないため、ハラスメント防止や長時間労働の縮減に取り組む」とコメントした。(産経新聞 2021.7.2)時折、死亡事故で電車が止まる。通勤ラッシュでイライラするけど、その陰にはニュースにならないパワハラの存在がある。弱い者いじめをする輩、さびしい人間。
2021.07.02
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