静かな時が流れる｢風の庭」

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2016.11.25

雪の庭。ウインターベルと小菊。信じる?不思議な手

(8)

テーマ：花のある暮らし、宿根草(3766)

カテゴリ：庭

気温も上がって来て、小道の雪も解けてきました。
ウィンターコスモスや、ラベンダーや、ローズマリー、小菊など、
雪の重さで地面に伏しているのを、雪を払いながら助け起こします。
この道の突き当りには、小さなフェンスがあります。

そのフェンスには、冬咲きクレマチスのウィンターベルが絡んでいます。

いまはまだ、小菊のほうが主役ですが、
ほら、ウィンターベルの蕾が、ここまで膨らんでいますよ。

主役を交代しながら、忍耐強く出番を待つ植物たちは偉い！
と、いつも私は感心してしまいます。

いつも私のことを気にかけてくれるM子ちゃん。
友人のKさんの姪御さんで、こんなにいい人はいないな、と
M子ちゃんと知り合ったことを感謝したくなるような人です。
先日、届け物をしてくれたときに、正坐して向かい合って話していたら、
私が、少し左足を横に流して正坐しているのを見て、
「膝が痛いの?」と言います。

左ひざの内側の一点を差して、私は、「うん、ここがね」と言いました。
「ちょっとここへ寝て見て」と、自分の座布団を敷きます。
え～、え～、ちょっと恥ずかしい。
私は、いままで、どこも痛いところが無くて生きてきたので、
これまでに、一度も、整体とかマッサージとかしてもらったことがなく、
とっても体を触られるのが恥ずかしい～。

それで、思い出しました。
叔母であるKさんが、そういえば言っていたことがあるのです。
「М子ちゃんの手は、不思議な手なの」って。
彼女が骨折したとき、毎日通ってくれて、
お医者さんが言った完治日数より、そうとう早く治ったとか。
20分ほど、足を中心にマッサージをしてくれました。
足が暖かくなって、ホント、気持ちがいいわ。
ちょっと、座ってみて。ハイ。アララ、足が軽くなって正坐が出来ました。
テレビで、歩けなかった人が歩いて帰るとかあるけれど、そんな感じです。
何か手に力を感じるようになった経緯を詳しく聞きました。

「石巌當」という私には聞きなれない石を拾ったことから始まるそうです。
長くなるから止めますが、その話、М子ちゃんだから、私は信じます。
翌日も、また来てくれて、マッサージをしてくれました。
私が気兼ねをすると、チマミさんだけ、というわけではなく、
今まで何人にも、そうしてきて、気になると、また来てしまう、という
私の勝手な行動だから、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲね、と言われました。

これは、娘の家へ行く二、三日前の話で、
娘の家で、この話をしたら、
М子ちゃんの今までの親切さを知っているので、娘もなんて凄い人なのかしら、と。
あまり、正坐をする機会はないですが、
今日も、わざとやってみて、苦もなく出来て、とっても嬉しいです。
不思議。信じる信じないは、あなた次第です(笑)。

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