おしゃれ手紙

2017.08.22
XML
カテゴリ: 読書
■あきない世傳 金と銀■

父から「商は詐なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる。
慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、番頭・治兵衛に才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。
果たして、商いは詐なのか。
あるいは、ひとが生涯を賭けて歩むべき道かー大ベストセラー
「みをつくし料理帖」の著者が贈る、商道を見据える新シリーズ、ついに開幕!

NHKのドラマで見て好きになり読んだ ■「みおつくし料理帖」シリーズの次に読んだのが「あきない世伝(せいでん)金と銀」。
「みおつくし・・・」と同様、家を無くした娘が奉公に出るという物語。

幸(さち)の奉公先は天満の天満堀川近くにある。
今は無くなっている天満堀川 ■は、先日、見に行ったところだ。

江戸時代の商人の暮らしがよく分かる。
また、船場と天満の関係もよく分かる。


★おはぎは12個、入れ物は一升枡。
昔ながらの作法通りに用意した・・・。

(猪子の日のしきたり)

★商家の純白の漆喰壁、磨かれて艶やかな格子、風に翻る色鮮やかな長暖簾、それに灰色の瓦屋根。
それぞれが秋の陽射しに映えて眩い。
天満に足を踏み入れた時、幸は町並みの美しさに怯んだ。

★この界隈(あたり=天満)の井戸水は金気が強く、飲み水に適さない。
料理や飲み水に使うものは、毛馬あたりで汲まれた大川の水を水売りから
買わねばならなかった。
幸は「みず」と書かれた木の札を表口の格子戸に下げに行く。
この札を見て、水売りが水を運んでくれるのだ。

みおつくし料理帖 ■は、食べたくなる料理が出てきたのに、
「あきない世傳・・・」は貧しい食卓だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バナー ボタン ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.08.22 09:39:06
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Favorite Blog

高市首相の国会答弁… New! h1212jpさん

読書レビュー 「幸… New! キメジマさん

集団自殺への道 New! inti-solさん

「馬門石」♪ New! snowrun29さん

京都三山縦走?? 船… New! ふろう閑人さん

Comments

天地はるな@ Re[1]:へび年ですから:口縄坂(10/01) ミリオンさんへ 最近忙しくて朝ドラを見る…
天地はるな@ Re[1]:9月のおしゃれ手紙:連歌と茶道(09/30) ミリオンさんへ 京都は観光客が多すぎて最…
ミリオン@ Re:ごちそうさん歌・サラダ記念日(07/06) こんばんは。 サラダは美味しいですね。食…
ミリオン@ Re:ウラワザをもって、おフジ様、登場!!(07/05) おはようございます。 野球は面白いですね…
ミリオン@ Re:へび年ですから:口縄坂(10/01) おはようございます。 大阪に行くのが楽し…

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: