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最近ちょっと悩んでいるのが、「どうやったら自然な日本語で訳を書けるようになるのか」ということ。「日本語の本をたくさん読みなさい」「おもしろい表現・自分では使わない表現などを見かけたら書き留めなさい」この2つは、よく本や雑誌に書かれていますよね。でも、どっちも私にはしっくりこないのです。本を読むのが大好きな私は、小学校の低学年の頃から、たくさん本を読んできました。主に小説ですが。だから、読む量が少なすぎる、とは思えません。次に、表現を書き留めることですが。これは、自分では自然な日本語をかけない私にとっては、すべての表現を書き留めるということになります。でも、私は表現の辞書を作りたいわけではなく、表現の仕方を身に付けたいわけだから、ちょっと違いますよね。どうやったらいいのかな~!と思ってネットで翻訳について検索してみたところ、いいページを見つけました!そこには、こう書かれていました。日本語の文章を読むとき、書き手の立場で読む訓練を積むことも大切です。普通は読み手として読んでいるわけですが、書き手という立場に立つと、まったく違った読み方ができます。たとえば、シミュレーションをしながら読む方法があります。自分ならこの点をどう考え、どう書くだろうか、どのような言葉を使い、どう表現するだろうか。そう考えながら読むのです。自分が考えつかない言葉や表現や論理などが使われていることに気づくはずです。語の意味を考え、語彙を増やし、表現の幅を広げることができるでしょう。なるほど~読み手として本を読むときは、内容に集中してしまうから、どうしても言葉の使われ方や表現のされ方に気が回らないですよね。書き手の立場で読んでみるなんて、やったことありませんでした!なんだか、解決の糸口が見えてきた気がしますうれしい
May 12, 2008
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今日は、医薬系の専門用語のサイトをご紹介しようと思います。kayyo72727さんからのご希望もありましたので(kayyo72727さん、ありがとうございます!うれしかったです)私は学生のときに遺伝子関係の研究をしていたのでGLOVAで医薬系の仕事をしても特に困ることはありませんでした。なので、kayyo72727さんから「医薬分野の専門用語がわからない」という話を聞いたときはちょっとびっくりしてしまいました。「私って、専門用語知ってたんだ!」と(笑)それでは、紹介していきますね。●ライフサイエンス辞書 : 医学・生化学分野の専門用語の英和・和英辞典 私は辞書としてしか使ったことがないのですが、翻訳やスペルチェックの機能も あるみたいです。英語の論文を書く人が使ったりするのかもしれません。 辞書としては、専門用語がほとんど網羅されているので安心して使えます。 ですが、用例が載っていないので、翻訳用としてはちょっと使いづらくもあります。●専門用語のリンク集 これは、ネットで専門用語の辞書を探していて見つけました。 まだほとんど使ったことがないので、詳しいことはわかりません 医薬分野に限らず、ITや金融、法務、自然科学などのリンクも載っており、 それぞれの分野にいくつかのリンクがあるので、自分に合った、使いやすい 辞書が見つかるんじゃないかと期待しています。●Wikipedia : ウィキメディア財団が運営する百科事典 ほとんどの人が知っていると思いますが・・・。いちおう紹介します。 用語の説明がとても詳しく書かれているので、「専門用語の和訳はわかったけど、 意味がわからない」というときに使うといいと思います。 日本語版に載っていない用語でも、英語版には載っているということが多いです。 また、「誰でも自由に編集できる」という百科事典ではありますが、審査がしっかり しているので書かれている内容も信頼できます。●Biochemistry online textbook (英語) 生化学のオンラインテキスト。テーマごとに分類されています。 専門用語もそれなりに出てくるし、化学・生化学の基礎を知らないとわかりづらい 内容かもしれません。 ネットで気軽に生化学を勉強できる、というのはすごくいいところだと思います。●NCBI Home Page : 論文・各種データベースの検索サイト 論文検索はHP中のPubMedサーチでおこないます。 サイエンスやJBC(The Journal of Biological Chemistry)など、 さまざまな雑誌に掲載されている論文をPDF形式で見ることができます(印刷可)。 なかには有料の会員登録が必要な雑誌もあるのですが。 最新の研究内容を知りたいときなどに見てみるといいと思います。というかんじです。でも、上記のサイトだけではその場しのぎにしかなりません(NCBIを除く)。もし医薬分野専門の翻訳家になるために勉強するのなら、生化学などの教科書を買って読むのが一番だと思います。順を追って学ぶことができるし、いろいろなことを関連づけて理解できるので。 翻訳家でもない私がなんだかえらそうなことを書いてしまいました参考になるとうれしいです。ちなみに、上記のサイトはブログのリンクページにも載せる予定です☆
May 11, 2008
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4月末から、GLOVAの通信講座を受講しています。講座名は「翻訳入門講座」。GLOVAにはGLOVA Career Schoolというものがあって、初心者向けから上級者向けまで、分野ごとにいろいろな講座が開かれています。そして現在、スキルアップ支援制度というものが実施されていて、在宅インターン登録者は受講料がかなり割引になっていたり、条件によっては受講料が全額戻って来たりします。1月にスキルアップ支援制度が始まって以来数ヶ月間、受講するかどうかずーっと迷っていたのですが、こんなに迷っても答えが出ないなら、やってみようと思って受講することに決めました。どんなふうに講義がされるのか、本当に受講料に見合っただけの成長ができるのか、成長しようというがんばりに応えてくれるシステムなのか、など不安もありましたが。「翻訳入門講座」のレッスンは14コあって、現在2レッスン目を終了したところです。どんな内容だったかというと、1文程度の短い、簡単な英文を日本語に訳し、見本訳&解説を読んだり添削課題を提出して添削してもらったり、という感じでした。レッスンが進むと、英文も長くなっていくのかな?解説や添削では、各レッスンの英文ごとに翻訳のポイント(身につけるべき課題かな)が明確に書かれていてわかりやすかったです。また、「翻訳をする上での心構え」もいくつか書いてあって、おもしろかったです。実を言うと、講座を申し込む時、どのレベルの講座にするかをかなり迷いました。英語はたいていわかるから、入門では易しすぎるんじゃないか?と思って。でも、今まで一度も翻訳をちゃんと勉強したことが無いので基礎から勉強しようと思い、一番易しい講座にしました。今は、そうして本当に良かったと思っています実際、レッスンでも満点の訳ができているわけではないし、自分では気づいていなかったところを指摘してもらえるし。それに、最近空飛び猫やミステリ翻訳入門で勉強していて、「英語が読めることと翻訳ができることはまったく違うことなんだな」ということを実感してもいるので。むしろ、空飛び猫やミステリ翻訳入門をやってみて、自分の訳が見本訳とあまりに違うので「勉強しても翻訳ができるようにならないんじゃないか」「私には無理なんじゃないか」というかんじで自信喪失気味です・・・。でも、もともと出来ていなかったのに自信があったのがおかしいんですよねしかも、勉強を始めたばっかりなのに、これくらいでいちいちヘコんでいては先が思いやられちゃいますねちゃんと自分を見て、自分を把握して、進んでいこうと思います
May 4, 2008
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先日ご紹介した、GLOVAの「翻訳を勉強するための道しるべ」。そこに載っていた本を買いました!それは「ミステリ翻訳入門」 (田口俊樹著)。昨日、仕事が終わってからそのままだんなさんの実家に向かったのですが、新幹線に乗っている間に読もうと思って駅の近くの本屋さんで買いました。そして、新幹線では…3ページぐらい読んだところで眠くなり、終点までぐっすり(笑)内容がおもしろくないわけではなく、眠気に勝てなかったんです!仕事終わってすぐだったしねということで、ちゃんと読み始めたのは今日。内容は真面目くさくなく、でもちゃんと翻訳のことが書かれていて、読みやすいです。最初にミステリ翻訳の概要や、デビューのきっかけ、訳者あとがきについてなどが40ページくらい書かれていて、あとは全部、翻訳の実践。これが、私みたいなほんとの初心者にはレベルが高すぎる気がします読むための本というより、自分で訳して勉強するための本、というかんじです。翻訳の実践の内容を具体的にいうと、小説家から抜粋した英文があり、つぎに翻訳学校の生徒の試訳があり、お手本の訳例があり、解説がしてある、というかんじ。それが、全部で7つあり、英文がだんだん長くなっていきます。最初のはパラグラフ1つ分、最後の一つは短編1つ全部! おもしろそうだったので、さっそく最初の1つを翻訳してみましたすると、私の訳はやっぱりお手本の訳例とは全然違う。著作権違反になりそうなので英文や訳例はここには書きませんが、どんなふうに違うのかというと…小説なので、主人公の思ったことが文中に出てきます。「~, he thought. ~.」というかんじ。~が主人公の思ったことです。 ' ' や " " なしで出てくるので、私は普通の文章だと思ってしまいました。なんか変だな~?とは思ったのですが。そして訳例を見て、ここって主人公の心の中だったのかとびっくりしました。あとは、大意は合ってるけど日本語が全然違う。日本語って、むずかしいですね小さい頃から、本が大好きでたくさん読んでいたのにな。でも、どこがどう違うのか、理解できるってことは成長できるってことですよね。一歩一歩、がんばります
May 3, 2008
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