全19件 (19件中 1-19件目)
1
![]()
今日は予定通り、次の課題の分野の専門書を買ってきました11月、12月の課題の内容は先天性の大動脈縮窄症について。ある成人男性の症例について、病状、検査結果、診断、考察などが書いてある論文です。昨日課題を読んだとき、専門書が数冊必要になるかも、と思いました。臨床診断についての論文は、読み手に医学の基礎知識があることを前提として書かれていると思います。医学分野の専門書も、そうだろうと思いました。臨床のことが理解できる人は基礎がわかって当たり前。臨床も基礎も書いてある本なんて、ないだろうと思ったのです。でも、わたしには基礎知識がない。X線写真の見方もわからなければ、心電図の読み方も知らない。でも、課題の内容は臨床のこと。ということは、基礎と臨床と、少なくとも2冊は必要なのでは?本屋さんに行って専門書を探してみると、予想どおりでした。「これ、よさそう!課題の内容に関することが詳しく載ってる!」そう思う本は、書いてあることばの意味がわからない。当たり前のように心電図やエコーの用語が出てきます。一方、基礎の本はエコーならエコー、心電図なら心電図。いくつか載っているものがあっても、心疾患についてまである程度詳しく述べられているものはない。やっぱり2冊?でも、内容の良し悪しも判断できないのにいきなり2冊も買って、失敗したらいやだなぁ。でも、1冊しか買わないで今週文の課題の内容を理解できないのも困るし。そう思いながら、2冊買おうと決めかけていたとき。ちょうどいい本を見つけました!南江堂順天堂大学教授 代田浩之 担当編集「エキスパートをめざす 循環器診療 先天性心疾患、全身疾患と心血管異常」どちらかといえば基礎の本です。先天性心疾患の診断法として診察、胸部X線の読み方、心電図などの基本が載っています。心臓の発生と形態や、先天性心血管の成因などについても述べられています。でもそれだけでなく、治療方法や各疾患の詳細、全身疾患との関連についても載っています。疾患もいろいろあるので、各疾患についての記載は少ないです。でもほかの本よりは詳しく書かれているように思いました。そして、決め手のひとつとなったのは図の多さ。ある看護師さんから、「医学関係の専門書を買うときは図が多いものがいい」とアドバイスをもらっていたのです。医学分野の内容は、文章だけで書かれているとわかりづらい。疾患の部位、血管の場所、治療の詳細など、図や写真じゃないとわからない内容も多い。なるほど~!と思いました。いきなり「~にある~骨が」とか「~にある~管が」なんて言われても、たしかにわからなさそうです。この本は基礎のところではX線や心電図などの読み方を図や写真を使って説明してくれています。各疾患の説明にも、それぞれの疾患に応じた心電図やX線の図があります。基礎が図や写真で詳しく解説してあって、臨床もそれなりに詳しく載っている。まさに、今のわたしにぴったり!!おかげで、一度に2冊買う、という冒険をせずにすみました。掘り出し物を見つけた気分ですこの本を読んで、課題に取り組んで、まだ不足だと思ったらまた本を買いに行けばいいでしょう。そのときには、どんな本がいいか今よりももっとわかっているだろうし。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 31, 2008
コメント(0)

昨日は、翻訳の勉強がまったくできませんでした。帰ってきたのが遅く、しかもへとへとだったので、体力回復のためにすぐに寝ました。課題やろうかな・・・、とも思ったのですが、今週は「体力回復の週」なんだし。無理して風邪をぶり返しても困るし。今日、やっと先週分の課題を終えました。もう木曜なのに・・・。これまでのなかで一番文意がわかりづらく、時間がかかってしまいました。 ・この「and」、どの語句を並列につないでるの? ・どうしてここだけ現在形なの? ・この単語、どういう情報を伝えているの?などなど。単・複に気をつけたり、英語での専門用語を調べたり、単語の意味をすみずみまでおさらいしてみたり、そういったことにいつもより時間がかかったみたいです。最後には内容はきちんと理解できたので、よかったです。そして、今週文の課題も少し読んでみました。まったく知らない疾患についての内容だったので、読むのに骨が折れました。でも、読んでいてとても楽しかったです。今まで意識したことなかったけど、病気や体のことについての知識を手に入れることが好きみたい。辞書に載っていない単語を調べるときは、「翻訳さんぽみち」に載っていた辞書としてのインターネット活用法これがすごく役立ちました。明日は専門書を買いに行ってみようと思います!この課題に合ったものを選べるかどうか、自信はないけど。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 30, 2008
コメント(0)

先週分のトライアリストの課題を訳しおわりました!提出期限から1週間後まで受け付けてもらえるので助かります。明日見直しをして(ほんとに訳しただけなので、まだ一度も見返してないんです)、内容とか日本語とかチェックして、「訳」から「翻訳」に昇格させて、あさって提出、かな☆11月分の課題には明日目を通して、あさって必要な本を買いに行こうと思います。週末は3連休なのに1日しか自由な日がないので、この調子だと今週の課題も期限に間に合いそうにありません。(しかも、3日のうち1日は仕事)遅れるなんて絶対やだ!!と思っていたけど、こういうときのために1週間余裕を持たせてくれているのですよね。まだ体調も万全じゃないし、1週間休んだから仕事も忙しいし、ということで、しばらくはあまり無理をしないでやっていこうと思います。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 28, 2008
コメント(0)
昨日、実家から帰ってきました。交代しながらのつきっきりの看病、そして葬儀。まるまる一週間の、長い帰省となってしまいました。戻ってくる飛行機では緊張の糸も切れ、ものすごい睡魔に襲われました。待合室では本を読もうとしても読めず、飛行機に乗ってからはあっという間に眠りに落ち・・・。家に帰ってからは、さっさと寝てしまいました。そして今日!朝起きると、かなり体力が回復していました!!ベホイミってかんじ(笑)疲れで金曜日から風邪をひいていたのですが、それもほとんど治りました。よかった
October 27, 2008
コメント(0)
祖母が危篤となり、実家に帰省することになりました。その間、ブログをおやすみします。落ち着いたらまた更新します。
October 19, 2008
コメント(0)

辻谷先生の本などに、「日本語は英語よりも劣った言語であるという考えをもつ人が多くいる」と書いてあります。劣っているという理由は、冠詞がないとか、表現があいまいだとか。今まで、そういう考えをもつ人がいる、ということを聞いたことはありましたが、それは少数派だと思っていました。でも辻谷先生が言うには、そんなに少なくもないらしい。わたしにはそう考えている人が多いのか少ないのかわかりませんが、思い当たることが2つあります。1つは大学生のころに聞いた話。外国人旅行者が一生懸命日本語で話しかけても、たいてい返事が英語で返ってくるらしいのです。せっかく外国に来て、その国のことばで会話しようと思っているのに相手がそれをさせてくれない。親切のつもりかもしれないけど、外国人旅行者にとってはうれしいどころかがっかりである。この話を聞いたとき、ひやりとしたのを覚えています。経験はなかったけれど、わたしもそうしてしまいそうだったから。つたない日本語で会話するよりは、流暢な英語で話したほうが相手が楽だろう、と思っていたからです。でも、英語ではなくあえて日本語を選んで話しかけてくれたのだから、それに応えるのが礼儀というものですよね。相手が英語圏の人ともかぎらないんだし。2つめも似た話です。日本で暮らしているスウェーデン人の女性のコラムに載っていた話です。何年も前に日本に来て、もう日常生活では日本語に困らなくなり、仕事もほとんど日本語でおこなっている。そんな状況なのに、1ヶ所だけまったく日本語が通じないところがある。どこでしょうか。それは、成田空港です。どんなに日本語で話しかけても、返ってくるのは英語ばかり。親切な人が多いのでしょう。英語を話す機会が飛び込んできたことに喜んでいる人もいるでしょう。でも、それだけでしょうか?わたしはそうは思いません。そういう人には欠けているものがあると思います。それは、日本人としての誇りです。どうして、日本なのに日本語以外で話さなければならないのですか。日本に来る外国人のほとんどは、日本では日本語が話されていることを知っているはずです。だったら日本語を勉強してこい。実際は他国語を身につけるのは難しいでしょうから、そんなことは言いません。でも挨拶くらいは覚えるべきだと思います。「よそからおじゃまする人」がそこの住人に敬意を払い、慣習に従うのは当然の礼儀でしょう。英語で話しかけられて、どうして喜ぶのか。無礼な振る舞いをされているのに。「ここは日本だ。せめて最初の一言くらい日本語で話せ」と、どうして思わないのか。それはやっぱり、日本人としての誇りがないからだと思うのです。そして、その誇りのなさが、「日本語は英語よりも劣っている」と思わせる要因のひとつにもなっているのではないかと思います。わたしが日本人としての誇りを意識するようになったのは、学生時代のカナダへの留学がきっかけです。ほんのちょっとした出来事だったのですが、とても印象に残っています。そのはなしは、また今度書こうと思います。明日・あさっては更新をお休みします。明日は友人の結婚式(余興の準備を手伝ったので、余興も楽しみです^^)夜はホテルに泊まり、あさっては乗馬クラブの苑内大会わくわく!!!!応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 17, 2008
コメント(2)

保育園か小学校の低学年のころ。わたしはよく母にくっついて近所のスーパーにお買い物に行っていました。品物を選び、レジに並び、お金を支払う。そのとき、レジの人が言うことばはいつも「~円、お預かりいたします」でした。幼いわたしは、「預かったものなんだから、返してって言えば返してもらえるんだろう」と思っていました。「預けた分、今日は返してもらうのかな」「今日も返してもらわなかった。しょっちゅう預けてるから、 もうたくさん貯まってるはずだよね。いくらぐらい貯まってるんだろう」とわくわくしていました。「銀行とレジって、どう違うの?」と思っていたような気もします。でも、いつになっても全然返してもらう気配がない。そして、あるとき気づいたんです。お金って、品物の対価として支払うものですよね。だとしたら、支払ったお金って、返してもらえないのでは??でも、「預かる」って言ってるし。でも、もし返してくれるんだったら、ただで品物をもらってることになる。それは、おかしいよね・・・。母に確認してみたら、やっぱり「お金は返してもらえない」とのことでした。なんで、「受け取ってる」のに「預かります」なんだろう。どうして、「~円、お受け取りいたします」じゃないんだろう。今でも、「お預かりいたします」は、かなり多くのお店のレジで使われているみたいです。「お預かりいたします」の真相が判明して以来「そういうものなんだな」と自分を納得させて生きてきましたが、いまだに気になります。もともと「預かる」にそういう使い方があったのか。誰かがそういう使い方をして、いつのまにか慣用的にそう使われるようになったのか。それとも、ただ間違った使われ方をしている、というだけなのか。「預かってもらったお金、返してください」って、言ってみたいな~。言えないけど。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 16, 2008
コメント(0)
![]()
金谷武洋 著(ちくま新書)ちょっと前にこの本を買って、少しずつ読んでいます。今半分ほど読んだところなのですが、内容がイマイチです。書いてある内容そのものはおもしろいと言えるのですが、著者の主張の土台の部分があいまいです。わたしが読んだのは 1. 日本語と英語の発想の違い 2. 日本語と英語の文の違い 3. 日本語における主語について1.は題目のとおり、日本語と英語の発想の違いについて、著者の考えが述べてありました。論拠や例もしっかり書かれていて、「著者がどう考えているのか」ということがよくわかりました。わたしがイマイチだと思ったのは、2.と3.。2.では、1.を踏まえた日本語と英語の文の違いについて、文の構成の面から述べられていました。3.では、日本語の主語についての論争を3つ取り上げ、著者の主語に対する考え方を基にして「その3つは本来議論や論争をする必要さえない」と言っています。2.も3.も、論理はとてもおもしろいし、読んでいて「ふむふむ」と一応の納得はできます。でも、なぜか、しっくりこないのです。どうしてかな、わたしがきちんと理解できていないからかな、と思っていましたが、違いました。文や主語について自分の意見を述べ、さまざまな比較・検討をおこなっているにもかかわらず、「文」や「主語」についての定義がどこにも書かれていないのです。これまでの文法に疑問を呈し、ときには否定し、新たに自分の考えを述べるからには、その「文法(文や主語を含む)」をきちんと定義してから論理展開をしないと、読んでいる方からは何について議論されているのかわかりません。もしかしたら、著者の考えとほかのものはただ「文」や「主語」ということばの定義が違うだけかもしれません。そうであれば、それこそ議論や論争は必要ありませんよね。そもそも違うものについて、その違いを論じているわけですから。内容がおもしろいだけに、残念な本でした。でも、せっかくなので全部読み終わろうと思います。議論ばかりの本でもないし、読み進めると今ここに書いたような疑問が解消されるかもしれないし。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 15, 2008
コメント(0)

週末は久しぶりの乗馬を満喫してきましたおかげで今は、まともに歩けないほどの筋肉痛です馬に乗っていないと「乗らなくても平気かな」と思ったりするのですが、乗ってみるとすごく楽しくて、やっぱり馬に乗るのが大好きなんだな~、と再認識しました。馬術についてぼーっと考えていたとき、翻訳と馬術にある共通点があることに気づきました。翻訳では、訳文に翻訳者が見えてはいけない(と思う)。「この翻訳、がんばったんだろうな~」という翻訳よりも「これ、翻訳だったんだ!気づかなかった!」と言われる翻訳のほうがいいと思うんです。馬術では、馬の動きに人の指示が見えてはいけない。「馬、すっごいきれいに動いてるなー!人は全然動いてないのに!」これがベスト(だと思う)。わたしが大好きな2つのこと。一見まったく共通点がないように見えるものに「訳者(乗り手)の意図が見えてはいけない」という共通点があって、ちょっとうれしかったです<補足~馬術を知らない人のために~>馬術をぜんぜん知らない人には今回の記事の内容があまりわからないと思うので、馬術について簡単に説明します。ここで言っている馬術は「馬場馬術」。馬術競技には大きく分けて「馬場馬術」と「障害馬術」があります。 馬場馬術:動きのきれいさを点数で評価する。 障害馬術:障害(バー)を飛び越え、バーを落とした数と 飛越にかかった時間で評価する。バーを落とさず、 タイムが早いほうがよい。馬を動かすとき、乗っている人は手綱、脚(ふくらはぎ・ふとももで馬の腹に刺激を与える)、坐骨、重心(バランス)のすべてで指示を出します。どれか1つではありません。そして、上下・左右に揺れる馬の上で常に重心を一定に保ち、正しい指示を出すためには腹筋・背筋・脚力など、いろいろな筋肉を使います。人が指示を出そうとして必要以上に動いてしまったり、馬の動きについていけなくて馬上でやたらと動いてしまったりすると、馬に指示が伝わりません。周りから見ていても、馬はきちんと動いていないし人はバタバタしているしで、とても「きれい」とは言えません。馬に適切な指示を出すためには、「馬上で人が動いていないこと」(=馬の動きに人がついていくこと、人の重心が馬上で一定に保たれていること)が必要です。したがって、人がまったく動いていない(ように見える)ことは、人馬がきれいに動くために必須なのです。逆に言えば、人馬がきれいに動いているとき、人はまったく動いていないように見えるのです。(でも、人がまったく動いていないように見えるからといって、馬がきれいに動いているとはかぎりません)参考までに 北京オリンピック 金メダリスト「Anky」の演技はこちら 銀メダリスト「Isabell」の演技はこちら わたしは、銀メダリスト「Isabell」の演技の方が好きですなんとなくやわらかいかんじがするので。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 14, 2008
コメント(0)

課題提出2回目。苦戦しました名子の前に形容子がいくつも続いてしまったり、「~であった」という文が続いたりしてしまいました。辻谷先生が「おかしいと思う日本語は必ず間違っている」「とことんまで考えない翻訳学習者が多い」とおっしゃっているので、おかしいと思わない文になるようにいろいろ考えてみたのですが、できませんでした。語順を変えたり、言い方を変えたりすると、すんなり読みやすい文にすることはできます。でも、そうすると「原文の情報」が変質してしまう気がしました。結局、「原文の情報を過不足なく伝えるためにはこの訳が一番いい」と判断しておかしなまま提出したのですが、自分の判断に自信がありません。読みやすい文にしたときに感じた「情報の変質」。本当は、変質なんてしていないのかも。わたしが細かいところにこだわりすぎただけなのかもしれない。1回目の課題のときに「情報をそのまま伝える、ということを意識するだけで迷いがなくなった」と書きました。でも、それはたまたまだったみたいです。今回は迷いっぱなしでした~明日とあさって、ブログの更新をお休みします。もしかしたら、しあさっても。来週末はわたしが通っている乗馬クラブで、苑内祭が催されます。初めて、障害のコースを跳んできます!ということで、今週末は友人宅に泊りがけで練習です1ヶ月ぶりの乗馬、わくわくです応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 10, 2008
コメント(2)
![]()
この本を読み終わりました。山岡洋一 著有名な本ですよね。でも、なんとなく手が伸びなくて今まで読んでいませんでした。装丁や字体が、しっくりこなかったのかな。名前のとおり古今東西の「職業としての翻訳」について述べられていて、学ぶべきところのとても多い本でした。著者の考え方にブレがなく明確で、わかりやすく書いてあったので翻訳についてあまり知らないわたしでも内容を理解しながら読み進めることができました。一番意外だったのは、翻訳学習の動機。ほとんどの翻訳学習者の動機は ・得意な語学力を活かせる仕事をしたいから ・自宅でできる仕事だからこのどちらか、なのだそうです。この2つの動機をもつ人が「ほとんど」というほど多いなんて思わなかったので、ちょっとびっくりしましたわたしには、上記の2つの理由はまったくあてはまりません。まず語学力は、仕事に活かせる=語学力で食べていける、というほど高くないと思っています。それに、翻訳をしたいのは「得意だから」ではなく「好きだから」。得意だからそれを活かした仕事をする、というのは、言い換えれば楽をして生きていきたい、ということですよね。わたしは楽にではなく、満足して生きていきたいです。(得意なことと好きなことが一致する人もいると思います。でも「好きな語学」「好きで得意な語学」ではなく「得意な語学力」であるところに、一致する人はあまりいない、ということが見えている気がします)つぎに、自宅でできる仕事。これは、昨日の記事に同じようなことを書いたので割愛します。本ではすぐれた翻訳家がたどってきた道筋についても述べられていました。 1. 原著または原著者に心酔し、それを自国に伝えたいと熱望して 翻訳に取り組む 2. 三流のものを自分で書くより、一流の原著を訳す方がいいと考える 3. 時代の要請に応えたわたしの動機はどれに当てはまるだろう、当てはまったらいいな、と思いましたが、あまり当てはまらなさそうです。残念強いて言えば、2番かな?わたしが仕事として翻訳をやりたい理由は、品質を自分で管理できるから(記事はこちら)。わたしが感じている「納得のいく品質のものを納めることが難しい」という不満には、2番の「三流のものを自分で書くより」ということに通じるものがあるのではないかと思います。(「こちら」の記事には品質管理以外にも3つ項目がありますが、その3つについては、今は考え方が少し違います。この1ヶ月ちょっとのうちに考え方が変わってきていて、すでに過去のこと、というかんじです。動機の一つに挙げていた「実力主義であるところ」も、今は動機と言うまでもない当然のことだと感じています。)応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 9, 2008
コメント(2)

まだまだ先のことなのですが・・・。翻訳を仕事にしたときの仕事環境について、ちょこちょこ考えています。気になることは2つ。1つは仕事をする場所。わたしは、翻訳の仕事をするとき、自宅とは別のところでやりたいと考えています。理想は、自宅の隣または近所に部屋を借り、そこを仕事部屋にする!!わたしは、仕事を家に持ち込むのは嫌いです。持ち込むくらいなら会社で徹夜します。「家=くつろぎの場」に、「仕事=責任・緊張」を持ち込みたくないんですよね。夫が家に仕事を持ち込むのはあまり気にならないのですが。(あ、でも、家で仕事のことをいろいろ考えるのはアリです。「あの製品、どうやって開発を進めようか」とか)それに、くつろぎの場に仕事部屋を作ると、「仕事に集中する」ということが難しいと思うのです。ついついだらけてしまったり、ついつい家事をしてしまったり。ものすごく意志の強い人はできるのかもしれないけれど、わたしには多分できない。もともと怠け者だし。昨日夫と飲みに行ったので、その話をしてみました。反対されるかと思っていたのですが、わたしと同じ意見だということで、すんなり了承してもらえました。よかったー!気にかかっていたことの1つは解決しました。もう1つは、気分転換の仕方。煮詰まったとき、落ち込んだときなど、そういうマイナスな精神状態になったときの気分転換って、とても大事だと思います。そして、週末モチベーションが下がっていたときに思ったのですが、一日中1人で翻訳をしていると、気分転換ってかなり難しいのではないでしょうか。外に散歩に行ったりすればいいのかもしれないけど、わたしは外に行くの、好きじゃないし。馬に乗りにいきたいけど、乗馬クラブが遠いから行って乗って帰って、に一日かかるし。近所にあるスポーツクラブが手ごろでちょうどいいのかも。気分転換の仕方は、これからちょこちょこ考えていこうと思います。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 8, 2008
コメント(0)

週末の沈み込みはどこへやら、今日はやる気いっぱいです「どうして翻訳をやりたいのか」と自問して目的を見つめ直したこと、「翻訳の勉強として、何をやりたいのか」と自問してやりたい内容を具体的に意識したこと、この2つがよかったのかもしれません。今、少しずつトライアリストの予備講座の「翻訳者のための日本語講座」を勉強しています。そのなかに、おもわずドキッとしてしまったことが書いてありました。それは下記の2つは日本語としておかしい、という指摘でした。 ・連体形の後の「、」 ・連用形を使わないなんでもかんでも、連体形のあとに「、」を書く人。連用形を使わないで文章を書く人。2つともわたしに当てはまっているのではないかと思いました。<連体形+、>わたしは効果を出すために「、」をよく利用します。でも、もしかしたら利用しすぎてその文体に慣れてしまって、普通の文章のときにもいつのまにか「、」を使っているかもしれない。日本語講座に載っていた例の「おかしさ」には気づくことができましたが。<連用形>日本語講座に載っていた例をみてもあまり理解できませんでした・・・。ということは、知らないうちに使っている可能性が高いですよね。「連体形+、」にはこれまで以上に気をつけて、連用形にはわからないながらも気をつけて、文章を書いていこうと思います。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 6, 2008
コメント(0)

ここ4, 5日くらい、モチベーションが下がっています昨日は、仕上がった課題を印刷しよう!!と思ったらプリンタが動かなくて、ますますモチベーションダウンモチベーションには波がありますよね。たいていの人はそうだと思うのですが。やる気いっぱいだったり、なぜかやる気が出なかったり。そういうものだと思っているので、いつかこういうときが来るだろうな~、とは思っていました。9月に本格的に勉強に取り組み始めてから約1ヶ月。そろそろそういう時期かな、というかんじです。以前、まな!さんのブログを読んだときに「モチベーションを保つのも仕事のうち」ということが書いてありました。それを読んで、そのとおりだと思いました。1人でやる仕事だから、モチベーションの調節はものすごく大事だと思います。記事を読んだときから、モチベーションが下がってきたらどう対処しようか、と考えていました。でも、なかなか答えが出なくて答えが出る前にその時期が来てしまいました・・・。そして昨日と今日。せっかくの土日だから、翻訳の勉強をしっかりやろう。日曜日には来週分の課題を半分は終わらせよう。そう思っていました。でも、全然進みませんでした。翻訳の勉強をまったくしないのは嫌だったので、多読の本を読んでみたり、そのほか翻訳関係ではあるけれども今しなくてもいいようなことをいろいろやってみたり。そして、「やらなくちゃ」「でもやらない」「やらない自分にいらいら」という、悪循環に・・・。結局、そんなかんじで夕方になってしまいました。クサクサしていたのですが、このままじゃあいられないな、と思って、お風呂に入りながら「モチベーションが下がっているとき、どうしたらいいか」について考えてみました。ひとつの方法としては ・「やらなくちゃいけないんだから」と、無理矢理やる。でも、これって毎回は続けられないですよね。こういうがむしゃらさが必要なときもあるけれど、いつもこうだと、ストレスがたまってどうしようもなくなる。だから、 ・モチベーションを上げる。これがベストだと思うんです。で、どうやったらモチベーションが上がるのか・・・。これは、結局わかりませんでした。でも、 ・どうして翻訳がやりたいのか ・翻訳の勉強として、何をやりたいのか (本を読むとか、医薬の文体を勉強するとか)そういうことを考えているうちに、なぜかモチベーションが上がってきたのです。よし、やるぞ!!というかんじ。とりあえずはモチベーションが上がってくれてよかったです。でも、なぜそうなったのかわからないからすっきりしません。「モチベーションを上げる方法」これについては、これからも考えていこうと思います。今日は、なんだかとりとめのない文章になってしまいました。読みづらかったらごめんなさい応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 5, 2008
コメント(0)

楽しみにしていた英語の授業が、中学校になってやっと始まりました!「やっと、海外のことがわかるようになる」まだ学び始めてもいないうちから、そう思ってわくわくしていました。「英語を身につけられないかもしれない」なんて思いもしませんでした。思いたったら前しか見えない、というのはどうも生まれつきのようです(笑)家では、自習用に学習教材をとっていました。名前は忘れてしまいましたが、よくあるやつ。何年生のときなのか覚えていないのですが、あるとき、それに付いていたカセットテープを聴いてみたんですたぶん、英語と意識して発音を聴いたのはそれが初めてだったと思います。中学校ですから簡単な文でした。テキストを見ながら一文ずつ聴いていたとき。んと思った場所がありました。「girl」とテキストには書いてあるのに、わたしには「グール」としか聞こえなかったのです何言ってるの?ここは「ガール」のはずなのに。カセットの調子が悪いのかな?そう思って何度か繰り返し聞いてみても、聞こえてくるのはいつも「グール」。もしかして、この「グール」が「girl」の発音なのそしてさらに何回か聞き、どうやらそれが「girl」の発音らしい、と理解しました。学校で習ってる発音と、全然違うじゃんものすごくびっくりして、ちょうど家にいた母に「お母さん!!英語のガールの発音って、ガールじゃないんだよ!!グールみたいなかんじ!!」と話した記憶があります。日本語の「ガール」とまったく違う発音だということ。「girl」という字からは想像もつかないような発音だったこと。このとき「発音っておもしろいな」という気持ちが芽生えたのかな、と思っています。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 4, 2008
コメント(4)

今週、トライアリストの課題に取り組んでいます。ものすごーーーく、時間がかかっています。あっという間に1時間、というかんじ。これまで、「空飛び猫」「大きな森の小さな家」などいくつか訳してきましたが、時間のかかり方が全然ちがいます。何を考えて訳していたんだろう、と思いました。あんなにスラスラ訳せるわけないのに。自分では違うつもりだったけど、あれは「翻訳」ではなく「英文和訳」だったのかもしれません。これまでと違うところは、時間はかかっていても「こんなことばは原文にないけど、このことばを使ったほうが原文の内容が伝わる気がする。使ってもいいのかな??」といったたぐいの迷いがまったくないこと。「原文の情報をそのまま伝える」ということを意識するだけで、こんなに翻訳しやすくなるのか、と驚いています。とはいっても、私の訳が「翻訳」と呼べるものになっているかどうか、原文の情報を過不足なく伝えられているのかどうか、自信があるわけではないのですが応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 3, 2008
コメント(0)

昨日いただいたコメントで、あるコラムを紹介していただきました。そのコラムとは、中国文学者である高島俊男先生が書いている、ウェブサイト上のコラム「新・お言葉ですが」の第5回。明治初期に「she」に対する訳語として「彼女」という言葉が生まれたいきさつが書かれています。内容を簡単に書いてみようと思ったのですが、私のことばで内容を曲げてしまっても困るので、書かないことにします。感想だけ。コラムを読んで、「彼女」ということばが広まったいきさつがとてもよく理解できました。おそらく、時代の流れだったのだろうと思いました。明治維新のあと、自国とは比べものにならないほど発展しているアメリカを目の当たりにした日本人。アメリカのなにもかもに憧れたことでしょう。新しい魅力的なものを前にして、今までのものがどうしようもなく古くさく見えたことでしょう。これまでの習慣、食べ物、そしてことばにいたるまで、あらゆるものでアメリカを真似ようとしたのだろうと思います。そして、これまでの日本語になかったことばが生まれた。でも、気にする必要は無い。むしろ喜ぶべきこと。だって、進歩なのだから。ちょっと違和感があっても、それでアメリカに近づける。こう考えた人も少なくなかったのでは、と思いました。日本のよさを理解し、日本に誇りを持ったうえで、アメリカを日本と対等なものとして受け入れようとした人もいたと思います。でも、圧倒的な差を見せつけられた人の何割がそう考えることができたのか。大きな変化が起きるとき、かならずどこかに小さなひずみが生まれてくる。そのひずみの一端が、日本語の乱れとしてあらわれているのかな、と思いました。応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 2, 2008
コメント(2)
10/1の記事で、トライアリストにある段位のことを「1段」と書いてしまいましたが、これはわたしの間違いです。トライアリストの入会案内書には、ちゃんと「初段」と書いてありました。トライアリストの日本語がおかしい、と誤解を与えるような記事を書いてしまってすみません。これからは、もっとことばに気をつけて文章を書こうと思います。(10/1の記事は修正しました)
October 2, 2008
コメント(0)

そういえば、目標を書いていませんでした。「翻訳家になる」と決めたとき、夫との話し合いで「今後の予定をしっかり立てる」という約束をしました。せっかくきちんと目標を立てたので、ブログにも書こうと思います。けっこう細かく立てたのですが、全部書く必要もないと思うので、だいたいのところだけです。目標を公表して、達成できなかったらはずかしいなーという思いもあるのですが、これまでにも散々はずかしいことを書いているので、今更そんなこと気にしてもしょうがないですよね。<目標> 2009年 12月 トライアリストで初段になる。 翻訳の仕事を始める。 2010年 12月 独立!!はっきりいって、まったくの手さぐりでの目標です。今の自分のレベルもわからないし、初段がどれほどのレベルかもわからない。2009年12月から1年間、今の仕事と翻訳の仕事を掛け持ちするつもりだけど、それができるかどうかもわからない。なので、目標と現状を照らし合わせながら臨機応変に目標も変更していこうと思っています。(もちろん、目標に向けて精一杯がんばったうえでのはなしです)応援お願いします!!語学分野のブログランキング
October 1, 2008
コメント(4)
全19件 (19件中 1-19件目)
1