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最後に更新してから2週間。もっと経っていたような気がしていたのに、たった2週間しか過ぎていないんですね。この2週間、いろいろ考えていました。翻訳について、転職について、今の仕事について・・・。いつかプロになる、とは言っているけれど、それっていつにするの?とか。本当に、プロになりたいの?座りっぱなしの仕事なのに?とか。今の仕事、いつまで続けるの?ずっと続けるの?とか。転職するの?するなら、次の仕事はどうするの?翻訳?研究職?とか。そんなことを考えていたら、なんだか翻訳に対するモチベーションが下がってしまいました。好きで始めたはずなのに。「好き」というだけじゃ、翻訳の勉強をする意味がない気がしてきて。それで、この2週間、翻訳の勉強をしなかったんです。する気になれなくて。でも、やっとこの2, 3日、翻訳の勉強をしたくなってきました。やっぱり、好きなんですよね。この「翻訳が好き」という気持ち、大事にしたいな、と思います。じつは、今でもまだいろいろと考え中です。だから、しばらく、気持ちの整理がつくまでは、目標とか関係なく、好きなように英語を勉強しようと思います。私は、翻訳家になりたくて翻訳の勉強を始めたわけじゃないから。翻訳が好きだから、始めたんだから。それを見失うような勉強なら、したくないと思います。プロの人から見ると、「甘えるな」と言われるのかもしれませんが。好きだからこそ設定した目標を、達成した頃には好きじゃなくなっている、なんて、悲しいですよね。
July 21, 2008
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「The Wedding」の訳書を読み終わりました!邦題は「きみに読む物語 ~もうひとつの愛の奇跡~」です。なんだか、副題がアマアマですね・・・。主に電車の中で読んでいたのですが、本を開くたびに恥ずかしかったですさて、内容ですが、翻訳があまりいいとは思えませんでしたすごくロマンチックな、女性なら誰でも憧れるような、そんなすてきなお話なのに、日本語がゴツゴツしています。例えて言うなら・・・夢の世界に飛び立とうとしているのに、無理やり足を引っ張られて飛べないかんじ。せっかくの、原文の持つほわほわ、しみじみとした雰囲気が台無しです前作の「きみに読む物語」の訳本を読んだときの記事を読み返してみると、そのときも同じような印象を受けています。この訳者さんの特徴なのでしょうか?この訳者さんの本をもっと読んでみないとわかりませんが。私なら、絶対にこういうふうには訳さない、と思いました。
July 8, 2008
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今月は、「大きな森の小さな家」第2章を翻訳します。今月は札幌で友人の結婚式があって、そのついでに北海道旅行もしてくる予定なのであまり時間がとれなさそうです。でも、時間を有効に使えば、きっとできるはず。がんばるぞ
July 7, 2008
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せっかく6月中に翻訳・勉強し終わったのに、なかなかブログに書けません今週はいろいろと予定があって忙しかったです。楽しい出来事ばかりでしたが日常のことはもう一つのブログ、☆うま・馬・ウマ☆に書いているので、もしよかったらのぞいてみてくださいフリーページからも行けますよ~(さりげなく?ブログアピールです)さて、本題の「大きな森の小さな家 第1章」。勉強になったところ、疑問に思ったところはあと2つです。1つ目は、あつかましくも「訳本のこの訳、まちがってるんじゃない?」と思ったところ。(英文)Now the potatoes and carrots, the beets and turnips and cabbages were gathered and stored in the cellar, for freezing nights had come.(訳文)もう、ジャガイモもニンジンも、大赤カブも大カブもキャベツも、みんなとりいれて、 地下室にたくわえてあります――なにもかもが凍ってしまう夜がすぐにくるからです。( 私 )夜は凍りつくような寒さになったので、今はもうじゃがいも、にんじん、赤かぶ、 かぶ、キャベツは収穫され、地下室に貯蔵されていました。 訳文がまちがっているんじゃないか、と思ったところにはアンダーラインを引いています。 英文を見ると、主節は過去形、従属節は過去完了になっています。ということは、 この文では従属節の内容は主節の内容よりも前に起こったことのはず。 なのに、訳文では従属節の内容がこれから起こることのように書かれています。 私の読み取り方が間違っているのか? 訳者が、訳の方針としてわざとそうしているのか? それとも、訳者が単に間違っているのか? どうなんでしょう。もう1つは、下調べをしっかりやっているんだな~、と感心したところ。(英文)All around the house was a crooked rail fence, to keep the bears and the deer away.(訳文)家のまわりは、クマやシカが入ってこないように、丸太をジグザグに組んだ柵で、 ぐるっとかこんでありました。( 私 )家の周りには、熊と鹿が入ってこないように、曲がりくねったフェンスがありました。 「crooked rail fence」だけでは、「丸太をジグザグに組んだ」ということはまったく 読み取れません。訳者が、「大きな森の小さな家」関連の本などでいろいろと調べ物を したんだろうな、と思いました。 (「大きな森の小さな家」の実際の家は、今も保存されています。たぶん。それに、 「大きな森の小さな家」シリーズについての本もいろいろあります) 「空飛び猫」の記事で、翻訳には「その情景が目に浮かび、登場人物の気持ちが 手に取るようにわかる」ということが必要ではないか、と書きました。 そのためには、英文を読み込むだけではなく、綿密な調査も必要なんだな、ということを 教えてもらった一文でした。「大きな森の小さな家」第1章、楽しく勉強させてもらいました勉強になったことは ・英文の細かいところまで気を配る (助動詞の意味、単語のニュアンス、自動詞・他動詞の違いなど) ・調べ物をしっかりすることの大切さです。それと、もう1つ!この本、挿絵がすごくいいんです鉛筆で書かれていて、絵がやさしくて、あったかくて、生き生きとしていて。ここ数回の記事で、なにかの回し者か、というくらいこの本のことを褒めていますが、それくらい、この本が大好きです是非、読んでみてほしいです!!たぶんどこの図書館でも置いてあると思います最近、「自分で翻訳して訳本と見比べる」という勉強と「通信講座」を平行しています。それで思うのが、「通信講座」よりも「自分で翻訳して~」のほうが、よほど勉強になる、ということ。「通信講座」が必要ないとは思っていません。むしろ、理論的に、そしてちゃんとした順序で、ちゃんとした手法を学べるという意味で必須だと思っています。でも、学ぶ内容量と値段を考えると、断然、「自分で翻訳して~」のほうが学ぶところが多いような。もしかしたら、今受講している通信講座は私には易しすぎるのかな??
July 6, 2008
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土曜日に提出した、通信講座の添削課題の結果が返ってきました!今回は、なんと95点うれしい今回は公開できるようなところがなかったので、添削内容については書きません。じゃあなんで、記事にしているかというと、うれしいところがあったから添削のコメントに、こう書いてあったんです。「『イスラエルによるゴラン高原占領』の背景についてはインターネットでも 簡単に調べることができますので、読んでみて下さい」課題を解いているときに、もう調べたもんね~・・・なんか、文字にするとちっちゃい出来事ですねこんなことで喜ぶなんて、とちょっと恥ずかしいですが、うれしかったので、いいんです。
July 4, 2008
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「空飛び猫」に続いて、「大きな森の小さな家」を翻訳しました!今回も、勉強になったところ、疑問に思ったところがいくつかありました。まず1つ目は「英文の細かいところまで読み取れていない」ということ。 (英文)Soon the snow would come.Then the log house would be almost buried in snowdrifts, ~. (訳文)やがて、雪も降るでしょう。そうなったら、この丸太の家は、吹きだまりの 雪に埋まってしまうことにもなりかねませんし、~。 ( 私 )まもなく雪が降り始めます。そうなると丸太でできたこの家は雪に埋もれ、~。 私の訳では、「~かもしれない」という「would be almost」の意味が反映されていません。 「would」のみだったら私の訳でもいいような気がしますが、「almost」が加わる ことにより、雪に埋もれることの不確実さが増している気がします。それを読み取って、 訳に反映させるべきだったかな、と思いました。 (英文)On the piece that he cut out he fastened leather hinges; then he fitted it into place, ~. (訳文)その戸に皮のちょうつがいをつけ、切り取った穴にきちんとはめ込み、~。 ( 私 )その切れ端に父さんは皮の蝶つがいを取り付け、元の場所に戻しました。 これは、庭においてある燻製道具を作っている場面です。 中が洞になっている丸太を立てて置き、下のほうから戸にするための小さな切れ端を 切り抜き、それにちょうつがいを取り付けてから切り取った穴に戻す、という場面。 私の訳では「fit」の意味が反映されていません。 ただ単に「元の場所に戻す」というだけならば、「fit」という単語を使わなくても いいはず。単語の持つニュアンスを無視して訳してしまいました。これくらいのことって、雰囲気でなんとなーく読んでると、つい見逃してしまいます。翻訳と読書では、全然読み方が違うんですね。きちんと読んでるつもりだったけど、まだまだ甘かったみたい。ほかに2つ、勉強になったところ、疑問に思ったところを書くつもりでしたが、ちょっと時間がなくなってきたのでここまでにしておきます。続きはまた後日!
July 2, 2008
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