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市民による応急手当について「テキスト」からもう少し記録しておく。(1)救急車の到着まで、傷病者が安静な姿勢を保てるよう、安全な場所に移動する。心肺蘇生のためには仰臥位。正常な呼吸時は回復体位。首の骨を痛めていれば首の安静を確保。(2)積極的には、酸素投与は不要。(3)気管支喘息の発作が酷いときは119番。(4)特定物質に対する重篤なアレルギー反応で、呼吸困難や血圧降下した場合も119番。(5)大出血の場合は、血液に触れることで感染の危険があり、できる限り自分はビニール手袋、袋を用いて保護しながら、患者の傷口にガーゼ、ハンカチ、タオル等を重ね当てし、直接圧迫止血法をとる。(6)水道水などの清潔な流水で徹底的に傷口を洗浄する。消毒や絆創膏で被膜する。場合により、破傷風対策、抗生物質投与などを医師により行う。(7)火傷は水道水で痛みが和らぐまで冷却する。水疱は潰れないようガーゼで覆う。医療機関に取り次ぐ。(8)怪我で手足が変形している時は、骨折の可能性が高く、そのままの状態で安静にする。捻挫・打撲の時は冷水等で冷却。(9)歯茎からの出血は綿・ティシュペーパー等で圧迫止血。歯が抜けたときは、牛乳の中に入れて、歯科に取り次ぐ。(10)寒冷下での異常な体温低下の場合は、暖かい環境へ移動、濡れた衣服は脱がし、毛布・衣服で覆う。さらに、凍傷を負った場合は乾いた毛布や室温を徐々に高め、体温の低下の防止や患部の温浴で対応。医療機関に取り次ぐ。(11)痙攣の応急手当は、痙攣発作による怪我防止(無理やり押さえつけない)、発作後の気道確保、回復体位にして119番通報。(12)溺水者の救助は、原則、消防隊やライフセイバーなどに任せる。もし発見したら119番通報。水中から引き上げたら、意識の確認、正常な呼吸の確認。心肺蘇生(胸骨圧迫30回、人工呼吸2回)を5サイクル・2分間した後に、119番通報。
スポーツ活動で受傷したときの外科的応急処置の基本に RICES がある。(1) R は Rest (安静)である。運動を中止して、安静にし、局所の安静を維持するためブレース、シーネなどで患部を固定する。(2) I は Ice (冷却)により、患部の組織代謝を下げ、浮腫、内出血による腫脹を軽減する。10分以内に行わないと効果がない。凍傷にならぬように断続的に行う。1~2時間のうちに20~30分損傷部位の皮膚に直接アイスパックを当てアイシングする。(3) C は Compression (圧迫)である。損傷を受けている軟部組織に圧迫に内出血や腫脹を押さえる。過度な圧迫による末梢循環障害に注意。バンテージを用いたアイスパックの固定と圧迫。アイスパックを外したときも圧迫を加える。(4) E は Elevation (拳上)である。患部を心臓より高い位置にする。(5) S は Stabilization (固定)である。12~24時間継続する。
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