PR
Calendar
Keyword Search
Comments
Freepage List
Category
楽天市場で金平商店が扱っている網戸用「モヘヤ」を見つけたので、店にメールで問い合わせた。
二日経っても返事はないので、楽天市場の同社担当にメールした。
YKKのサッシの網戸について聞いた形となったが、同社の扱い商品は「アルインコ」である。
同社からの返事は、アルインコの部品であるので、YKKの部品は扱っていない、ごめんなさい、である。
この商品は、モヘヤの毛の長さ、幅が記載されているが、長さの記載がない。
長さは、アルインコの網戸の長さであろうが、「ごめんなさい」で終わっているので、YKK網戸には合いそうなのか不明である。
部品の共通化は、自社内では努力しているが、他社だと全くできていないのが日本では常識なのだ。
産業界では、これまで特殊な自社製品を作るのに夢中であり、それが先進的技術国日本の生き甲斐であったのだが、ここに来て、他社品では補いきれない、つならない差別化の部分がネックとなっている。
共通部品化を図らないので、産業界全体が補完が効かない体質となってしまった。
特に消耗材については、消費者の便宜を考える時期が来ているのではないか。
東北震災を超える全国規模の災害が日本を襲来したら、自動車業界での「マイコン」さわぎ以上の部品調達の混迷が巻き起こるだろう。
網戸一つの問題でも、日本全体の縮図が見える。
ホームセンターでは、正規の網戸モヘヤが入手できず、粘着テープで貼り付ける代用品を、消費者に押しつけざるをえない。
これでは、長い目で見て海外の生産者に模造品を造る機会を与えているにすぎない。
消費者ニーズをつかみ損ねているのが日本産業界の現実であることを、いまさら知った次第である。
我が家の金柑の木に「俄かの自家製の防鳥… Nov 15, 2020
千葉工業大学の人工知能「ハナノナ」を利… Sep 17, 2020
号外:大坂なおみ選手 昨年の全米に続い… Jan 26, 2019