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小生の長男一家が、孫の七五三祝祷のために先日訪れたことをお話しした。
その時の、驚くべき報告が、長男の嫁からあった。
先日の夜、目が見えなくなり、顔に湿疹が出来て、動悸で動けなくなったので、近くに住む母親に駆けつけて貰ったところ、直ぐに病院に行くことになった。
急を要する病状なので、119番で容態を話して、救急病院に搬送して貰ったという。
その時には、まだ、「茶のしずく石鹸を使っていると、小麦関連の経口摂取で容態が悪くなる」の報道は知られていなかったようである。
彼女が、その後に、いわゆる「ママ友」のなかに、もっと重傷の友人(TVにも出ている)がいることが解ったという。
彼女はというと、それ以来、 「茶のしずく石鹸」 は当然のこととして使用しないが、「小麦を含む食物」は、その後危なくて口にできないらしい。
彼女の女児は、生まれつきアレルギー体質であり、小麦やいろいろの物にアレルギー反応を起こしているので、自分で勝手に食べないように、注意するものだから、「これ、毒?」というような仕草が身についている。
女児がそうなので、母親も小麦に対しては潜在的な抗アレルギーを持っているかも知れない。
WEBを調べていると医師の方達が意見を述べていた。
WEBの「脱ステロイド関連の文献を読む」を参考にする。
http://blog.m3.com/steroidwithdrawal/20111118/1
「おそらく、加水分解小麦のような分子量の大きな物質は、単に皮膚に接触しただけでは、遅延型アレルギー(かぶれ)は起こしにくく、しかし、洗剤などで角層バリアが破壊されると、皮内に侵入して感作が成立し、そしてそのときのアレルギーの型は即時型(IgE型)となるのではないでしょうか。」、という。
さらに、「加水分解小麦は、ただ皮膚に塗っただけでは感作しにくい、石けんを加えて、皮膚(角層)バリアを破壊してやると、感作が成立しやすくなる、それも、遅延型ではなく、即時型(IgE型)のアレルギーを発症する、ということだと私は考えます。」、とその医師は言う。
注意事項は他にもある。
http://www.allergy.go.jp/allergy/flour/index.html
お恥ずかしい話になるが、40年前の昔々、「背が伸びる薬」なるものを買ったことがある。
背も伸びなかったが、胃がムカムカするような、不思議なふかふかの粉末が胃の中にそのまま入り込んだような感じがして気分が悪くなり、すぐに諦めたことがある。
これは法定の薬ではなく、訴えることもなかった。
しかし、国民の健康が国の優先政策目標である今日では、「病気を生み出す食物」については厳しい目線がある。
病気は患部に直接に打撃を与えるタイプは因果関係(一次元関数)が解りやすいが、人間というか生物の体は微妙なバランスで健康の平衡を保っているので、2次元関数だけでなく、多変量分析のような複雑な多次元の関係を追跡しないといけないのだろう。
かなり前に、友人が末期肺ガンで死亡したとき使用した、肺ガン治療薬・イレッサは劇薬的な治療効果はあるが、逆に副作用は激しく、すでに公表しているものの「副作用での訴訟事件」が起きている。
これからは、医薬品だけでなく、食べ物全般についても、複合的な摂取による事故の可能性については、より詳しい研究と、逐次報道がなされることにより、全国民に注意喚起する必要があるとおもわれる。
風評被害というかもしれないが、「疑わしい物は疑わしい」として、真剣に調べる姿勢が、学者や医者や厚労省として大切であろう。
「疑わしきものは罰せず」は、学者や医療関係には適用してはならない。
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