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7日目:前夜6時にサンクトペテルブルグ(UTC+4+夏時間0)
を出港して、今朝7時にエストニアのタリン(UTC+2+夏時間1)
に到着したので、13時間+1時間=14時間かかり、309.02km
を速度22.1km/hで進んだことになる。
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エストニア共和国 タリン。
エストニアといえば、 相撲の把瑠都関の故郷 。
北海道の6割の国土、人口は140万人、現在の国境は、 南に
バルト三国の 一つラトビア、東にロシアと 隣接している。
かつて、第二次世界大戦以前には、ソ連とドイツから相互の侵入
により厳しい支配を受けたが、 ソ連の支配下で 数十万人が虐殺
された悲惨な過去を持つ。
1991年夏、 ソ連の崩壊で独立 。
ガイドの若い女性に依れば、当時の人々の多くは、共産主義の
強制支配、略奪、虐殺等で、 国民相互間での監視体制 もあり、
猜疑的になっており、暗い過去を背負 って生きているとの事。
現在は表面的には過去の暗さは無く、貿易中継地として栄え
た面影を残している。
街の丘陵地帯には城壁、曲がりくねった細い路地裏道、迷路に
迷う建物群には、 特産のリネン雑貨、ウール衣料等の店 が狭い
間口でひしめきあう。
かなりヨーロッパの雰囲気を残しており、見学には小さい街並み
ながら楽しい。
月曜日の昼間ながら観光客の賑わいあり。
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タリンの「 海岸の遠足 」には5つのプランがある。
滞在は4時間しかないのだから、少ないのは仕方がない。
ガドリオルグ宮殿美術館、 野外博物館、市庁舎広場、山の手、
下町旧市街などの組合せで、時間は2.5時間から4時間で、
料金は$35~$69。
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バルト三国の最も北に位置した、この都はスカンジナビアの
雰囲気が漂い、ハンザ同盟時代の貿易港として栄えた数多く
の建物が旧市街に残り、当時の繁栄が偲ばれる。
タリン旧市街の城壁側で下車、徒歩で トームペアの丘 に登る。
エストニア議会があるバロック様式のトームペア城 と並んで、
金のイコンやモザイクで装飾された ロシア正教・アレクサンドル・
ネフスキー寺院 が立つ宮殿広場に出る。
市内最古のドーム教会といわれる セント・メアリー教会の墓所
では 彫刻のある石棺 、60余りの 中世貴族の紋章 がみられる。
いまは、美術館となっているが、ロシアのピョートル大帝によって、
エカテリーナ妃のために造られた ガドリオルグ宮殿 を巡る。
野外博物館では、18~19世紀の各地の農家など60軒以上の
建物を見学し、買い物も出来る。
街では、手工芸品マーケットで、 皮革、ガラス製品、婦人帽、
陶磁器 などを求めることができる。
3万人収容の野外音楽堂、1893年にフインランド湾で沈没した
ロシア軍艦「ルサルカ」の鎮魂碑 などを巡るコースもある。
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13時にタリン港を出港し、ポーランドのグダンスクに向かう。
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めいてい君の日記では、このエストニア、次のポーランドの
基本事情がまだできていないので、今回の旅の終わった後で、
これらを含めて残った東欧諸国について追記することとしたい。
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