めいてい君のブログ

「トルネード」というと

小生は、回転力が物凄い

フォークボールを投げる大リーグの

「ドクターK」,「The Tornado」・野茂投手を思い出す。

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「トルネード」は言わずと知れた

「竜巻」のことである。

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竜巻とは、龍が昇天するように

風が渦を巻いて天空に昇る姿である。

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真っ暗な積乱雲が空を覆い、

雹が降り、風が渦を巻いて

「漏斗」の様な姿が天まで届き、

一直線に、幅100m～200mで

移動(19kmほど)する姿を見せた。

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先日の越谷市、松伏町、野田市を襲った竜巻は

被害は人的に64人の重軽傷、物的に1,155棟（修正）、

停電35,000世帯である。

竜巻の移動情報が瞬時に伝わったことで被害が抑えられた

ようである。

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多くのスマートフォンでの撮影が危機の拡大を防いだものの

避難を忘れて撮影を続けたために、突風で窓を蹴破られた

事故もあったようである。

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それほど、日本人は竜巻に不慣れである。

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国際的な尺度（６段階の「藤田スケール」）では、今回は

「F2」（上から４番目に強い）以上の強さであった。

風速50～69m/秒（＊）　が約７秒間続く竜巻であった。

<＊風速を時速に換算（3.6倍で）すると、180km-248km/hだから

トップ・プロのテニス選手の弾丸サーブの勢いであった。>

（昨年５月のつくば市から常総市にかけての竜巻はF3と判定。）

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WIKIPEDIAで日本の気象庁で採用する藤田スケールを復習する。

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藤田スケール


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F0:風速　32ｍ未満/秒（相対度数38.9%）・・被害は比較的軽微。煙突の損傷、

　　　　　木の枝が折れる、根の浅い木が傾く、道路標識の損傷など。

F1:風速　33～49m/秒（相対度数35.6%）・・中程度の被害。屋根がはがされたり、

　　　　　自動車で引く移動住宅などは壊れたりひっくり返ったりする。

　　　　　移動中の自動車は道から押し出される。壁続きのガレージは破壊される。

F2:風速　50～69m/秒（相対度数19.4%）・・大きな被害。家の壁ごと屋根が飛び、

　　　　　強度の弱い木造住宅や移動住宅などは破壊され、貨車は脱線したり

　　　　　ひっくり返ったりし、大木でも折れたり根から倒れたりする。

　　　　　軽いものはミサイルのように飛び、車は横転したり数十メートル程度

　　　　　飛んだりする。

F3: 風速　70～92m/秒（相対度数4.9%）・・重大な被害。建て付けの良い家でも

　　　　　屋根と壁が吹き飛ぶ。列車は脱線転覆、森の大半の木は引っこ抜かれ、

　　　　　ダンプカーなどの重い車でも地面から浮いて飛んだりする。

F4:風速　93～116m/秒（相対度数1.1%）・・深刻な大被害。建て付けの良い家でも

　　　　　基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき、車は大きなミサイル

　　　　　のように飛んでいく。

F5: 風速　117～141m/秒（相対度数0.1%未満）・・あり得ないほどの甚大な

　　　　　壊滅的被害。強固な建造物も基礎ごと吹き飛んでいってしまい、

　　　　　自動車大の物がミサイルとなって数百メートルを超過して空を飛び

　　　　　交い、どこからともなく大型トラックが降ることもある。樹木も

　　　　　根こそぎ宙を舞い、とにかく信じられないような大惨事になる。

F6: 風速　142～169m/秒（相対度数ほぼ皆無）・・もし発生するようなことが

　　　　　あるならば、未曾有（みぞう）の超壊滅的な被害が予想される。

　　　　　この階級以上の竜巻の発生率は全体から見てもごくごくまれな割合である。

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　野茂英雄投手（身長188cm、体重99.8kg）のトルネードは平均138km～145km/h　で、

最速156km/h　ﾌｫｰｸﾎﾞｰﾙは124～132km/h　である。シーズン奪三振記録（1995年）

236はﾀﾞﾙﾋﾞｯｼｭ投手が更新。

　最速154km/hは秒速43m/sであり、上記の「F1」クラスのトルネードか。

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米国では、死者300人を超える大きなトルネード被害は7回ほどが記録されている。

推定1200人クラスがあるが、日本では死者8、9人が大きいクラスである。

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もっとも、愛知県豊橋市の竜巻は死者こそ無かったが

重軽傷者450人、建物損壊3000棟に達し、F3と推定されている。

米国ではF5,F4の竜巻が広大な平野で起きているが、

山が多く、平野の少ない日本では竜巻の規模は小さいといえる。

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地球温暖化での異常気象で竜巻が起きやすくなっている。

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小生は、窓を開けっ放しでテニスに出掛けたが、

空き巣よりも、俄雨や竜巻も警戒せねばならないのである。

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家の中にいたら、雨戸やシャッターを閉める。

カーテンを閉めて窓から離れる。

家の中心部に移動して、丈夫な机の下で

頭と首を守る。

風呂やトイレに隠れて、頭、首をまもらないと

いけない。

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屋外では、近くの丈夫な建物や、その物陰に入って身を小さくする。

車庫・物置・プレハブの中には避難しない。

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米国では、屋外に地下シェルターを設けているぐらいである。

戦時中の防空壕と言ったところか

（幼児の頃、滑り込んだ？？・・・覚えていないはずなのに）

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