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Sep 20, 2013

化学兵器禁止条約加盟国(CWC)の保有量の写経

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カテゴリ：流通（商品）・廃棄関連

１．ＣＷＣは１９９７年に発効したが、シリアのほかエジプト、

　　イスラエル、北朝鮮など７カ国が未締結であった。

２．シリア内戦のさなかの化学兵器使用問題で政府軍が使用したと

　　米英仏は決めつた。

３．シリア政府は化学兵器禁止条約の2013.10.15に正式加盟となる。

４．シリア政府は、「反政府軍が使用した証拠がある」とロシア政府に

　　訴えた。反政府軍は当然、CWC未加盟であるから統制外となる。

　　ｲｽﾗｴﾙ、ｴｼﾞﾌﾟﾄはCWC未加盟であり、ｼﾘｱが加盟するのは不利なのか？

　　シリア内戦が終了することが最善の道である。

　　ｻﾘﾝなどは純度は別としても日本のｵｰﾑ真理教でも製造できるものだから。

５．化学兵器は、生物兵器、核兵器（放射能兵器を含む）と共に

　　大量破壊兵器の仲間である。化学兵器には血液剤（シアン化系）、びらん剤、

　　神経ガス、窒息剤、無力化ガス、嘔吐剤、催涙剤、焼夷剤、対物剤がある。

６．大量破壊兵器そのものの世界的廃棄運動となればいいのである。

　　地球上の何人も、神に「特別なもの」と指名されてはいないのである。

　　ノーベル平和賞は神が授ける賞でもない、人間同士の敬意の表示にすぎない。

＜化学兵器の保有と廃棄状況＞

国名	化学兵器保有量	化学兵器廃棄済	説明
1.ロシア	20,500トン	19,500トン
2.米国	5,430トン	23,147トン
3.韓国		推定2,000トン
4.インド		推定2,000トン
5.シリア	1,000トン		廃棄予定
6.リビア	23トン		廃棄予定
7.アルバニア		16トン
8.イラク	検証中		廃棄予定

脚注：資料出所：朝日新聞など

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Last updated Sep 20, 2013 07:26:44 PM
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■コメント

シリア化学兵器廃棄決議案に中国の協力をケリー米長官が求める

めいてい君さん

ケリー米国務長官は１９日、中国の王毅ワンイー外相と国務省で会談し、国連安全保障理事会が早期にシリアの化学兵器廃棄を定めた決議案を採択するよう、安保理常任理事国である中国の協力を求めた。
　会談の冒頭、ケリー長官は、シリアの化学兵器使用への対応で「（制裁措置に慎重な）中国とは大きく意見が異なる点もある」と述べた上で、「中国に、前向きで建設的かつ重要な役割を期待する」と要請した。
　王外相は、化学兵器の廃棄を巡る米露合意を「歓迎する」と表明し、「安保理はこれを支持すべきだ」と応じた。ただ、「シリアの問題は政治的に解決されるべきだ」とも述べ、軍事攻撃など圧力を伴う措置を決議案に明記することに慎重な考えをにじませた。・・読売新聞。 (Sep 20, 2013 06:56:50 PM)

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化学兵器禁止機関（OPCW）執行理事会開催延期・・理由不明

めいてい君さん

　米ロ合意に基づく化学兵器廃棄計画を決めるための会議が41ヶ国の代表者で開催される手はずであったが20日、22日とも延期となった。その理由は明らかにされていない。安保理決議案はOPCWの化学兵器廃棄計画を全面支持する内容になる見込みだが、計画の履行を怠った場合への懲罰的措置をどう盛り込むのかで、常任理事国の米英仏と露が対立。・・朝日新聞。
・・・・・・・
　OPCWでの化学兵器にはシリアへの制裁が強くでているが、IAEA総会では核弾道に関してイスラエルへの査察などに反対がでていることなどで、アラブ諸国の反発もある。
　大量破壊兵器への対応への国際的な思惑が各国で異なっていることが強く表れ始めている。
　大量破壊兵器の不拡散と併せて化学兵器も見守る必要があろう。・・・めいてい君 (Sep 21, 2013 12:33:53 PM)

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化学兵器禁止機関（OPCW）がﾉｰﾍﾞﾙ平和賞受賞決定

めいてい君さん

　ノルウェーのノーベル賞委員会は１１日、２０１３年のノーベル平和賞を国際機関「化学兵器禁止機関（ＯＰＣＷ、本部＝オランダ・ハーグ）」に授与すると発表した。「化学兵器の廃棄に広範囲にわたる努力を行った」ことが授賞理由で、現在、化学兵器廃棄に取り組んでいるシリアをはじめ、同兵器全廃に向けた精力的な活動を評価した。
　同機関によると、これまでに世界各地で計５０００回を超える査察を行い、米露など条約加盟国が申告した７万１１９６トンの化学兵器のうち、５万８１７２トン（約８２％）が同機関の監督下で廃棄された。シリアでは今年８月に化学兵器が使用され、１４００人以上が死亡した疑惑が浮上、今回の授賞は、同国で化学兵器廃棄・検証作業を行っている同機関に一層の奮起を促す狙いがあるとみられる。
　国連安全保障理事会は１１日、シリアの化学兵器廃棄で査察や検証を進めるため、化学兵器禁止機関（ＯＰＣＷ、本部オランダ・ハーグ）と国連が約１００人規模の合同派遣団を創設することを正式に了承した。
　潘基文パンギムン事務総長が創設の方針を安保理に示したことに対し、安保理議長国アゼルバイジャンのメフディエフ国連大使が書簡で「了承する」と伝えた。合同派遣団は、シリアの首都ダマスカスを拠点に活動し、キプロスに装備品の備蓄や派遣団員の訓練などを行う後方拠点を置く。
　ＯＰＣＷの監視下で、シリア政府は１１月１日までに化学兵器の製造施設などの廃棄を完了し、来年前半までに化学兵器を全廃する義務を負っている。

OPCW:
加盟国：189ヶ国（ｼﾘｱ10月14日）
非加盟国：ｲｽﾗｴﾙ、北朝鮮
職員：約500人（うち査察員１４０人）
拠出額順位：米国、日本
日本関連廃棄：旧日本軍中国遺棄化学兵器・オウム真理教サリン製造設備

・・読売新聞
(Oct 12, 2013 01:58:54 PM)

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