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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jan 30, 2015
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カテゴリ: 中東地区

アラビアのロレンス とは、

本名=Thomas Edward Lawrence

(1888.8.16-1935.5.19)で、

英軍人 (陸・空軍歴は1914-1918,1923-35)、

考古学者(十字軍遺跡調査、カルケミシュの古代オリエント遺跡調査)、

でもあり、オスマン帝国に対抗する「アラブ反乱」の支援者で ある 。

★ 

アラブのハーシム家(元・ヒジャース王国支配、現・ヨルダン王国に縮小)と共闘し、

紅海沿岸のヒジャース鉄道破壊のゲリラ戦(代表的にはアカバ奇襲・陥落) 、

ダマスカス占領に重要な役割を果たす。

<結果的に、 英国軍 はスエズ運河防衛、パレスチナ進軍を支援した。> 

★  

第一次世界大戦

(1914.7.28-1918.11.11)・・・アラブに視点を置く

項目

三国同盟

三国協商

 敵対国<*>

 ドイツ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国、

 オスマン帝国

フランス共和国 イギリス帝国

 露ロシア帝国

英・戦略1

 大部族・ハシム家のオスマン帝国内の 反乱 支援 (=アラブ王国として独立の約束・・・→王国再興ならず)

英・戦略2

 ユダヤ富豪から戦費調達(=イスラエル建国の約束)

英・戦略3

 戦後、戦勝3国でオスマン帝国領を分割の密約< サイクス ピコ 協定

 結果:英

 委任統治:

 スエズ運河、ペルシャ湾、

 イラク北部、

 パレスチナは

 レバノンより南(ヨルダン川流域) 

結果:仏

 委任統治:

 パレスチナは

 レバノンより北、シリアも支配下

 <*>

その他の国 

 ブルガリア王国

 イタリア王国、アメリカ合衆国、大日本帝国、セルビア、中華民国、他多数

 革命など

・トルコでは革命で帝国崩壊

・オーストリアでは革命で帝国崩壊

・ドイツでは革命で皇帝ヴィルヘルム2世退位 

 ・ロシアではボリシェビキが

 ロシア革命(1917.3)を起こす契機

 戦死・行方不明者

(戦傷者) 

 802万人

(839万人) 

 965万人

(1,283万人)

 戦後の思潮

 ・ドイツのナチズム台頭

  ・ロシアの共産主義拡大

 ・イタリアのファシズム台頭 


<資料出所:WIKIPEDIAなどのWeb記事>

★ 

アラビアのロレンス の活躍にも拘わらず、

ハーシム家の全アラブ王国建設の夢は、

半島の中央に勢力を拡大したアラブの他の王家・アサド王家との

戦いに敗れて消え去り、(その後、第三次中東戦争でイスラエルにも敗れて)

ハーシム家は現在のヨルダンの地域に押さえ込まれた。

第一次世界大戦のアラブに関する成果は、

英国の「戦略1」 については(全)アラブ王国建設は

サウジアラビア王国、アラブ諸王国分立などで頓挫し、

「戦略2」 については戦費見返りの成果でイスラエル国家建設が

その後進められ アラブ諸国との中東摩擦が増幅している。

「戦略3」 サイクス(英側代表) ピコ(仏側代表) 協定が

成立し、委託統治の形で「 の中東分割 」が実行された。

この3つの戦略が互いに矛盾する部分を抱えていることから

英国の三枚舌 」のように言われるが、

戦争という「あらゆる戦略を駆使する争い」の中では

それが戦争というものである以外の何物でもなかろうと

呆け頭は理解する。

かなり次元が異なるが、ラグビーの激戦の終わった後は

試合の戦略・経過・結果より、その後の「清々しさに惹かれる」。 

/// /// /// 

小生は、試合中のファールギリギリの敢闘精神

フェアー・プレーの精神 」よりも、

試合後の、戦闘を超越した「 ノーサイドの精神 」に

惹かれるのである。 

★ 

ラグビーなどのスポーツとは違い、

ありとあらゆる戦略の下で、殺戮、蹂躙などを伴う戦争は

互いに遺恨を残す。 

例えば、アレキサンダー大王東進、

フン族・ゲルマン民族西進、

バイキングの南進、 

モンゴル帝国西進、

などなどに 戦略の道義 はあっただろうか。

それらの争いの中から、「 統一 」という作業を通して

平和という正義 」が生まれたように呆けは感じる。

平和な統一がなった各地域、国家が、

さらなる拡大を目指しており、

過去の戦争戦略責任について取り沙汰 するのは

平和の希求を離れようとする仕草 」の一つに思える。

<特定の国を言っているのではありません。>

呆けの小生は、ともかくは、 アラビアのロレンス

アラブ王国の実現に向けて、助力・支援の努力をしたものの、

アラブ内部の争いや、母国・英国の命令でその実現の道は

断ち切られた、と空想する。

<映画・本は面白いが・・・現実は悲しい。

アメリカ西部劇のジョン・ウエインは大ファンだが

アパッチ西部劇には悲しい事実が潜んでいる。> 

現代において、「 サイクス ピコ 協定」を特に問題視する

イスラム国であるが、再び、アンリ・ピレンヌが著述した

マホメッド&シャルルマーニュ 」の世界より前の

混沌とした地中海世界 に逆戻りする考えには

オール世界は同意できないと思われる。

なぜなら、宇宙を超高速で航続する地球の人類は、

統一 」という長い歴史課程を経て、

「平和」、「 世界平和 」の感触を、

すでに味わっているので、

逆戻りは不可能であろう。

・・・ 

呆けの独り言であり、論旨が「統一されない」ことを

お詫びする。 

★ 

最後に、イスラム国に拉致・人質となっている

後藤健二・民間報道員 の無事釈放、

ヨルダン・パイロット捕虜の解放を祈る。

イスラム国が「統率力」を維持し、

人質交換が速やかに行われることを

人道的・人類的見地から希望する。

★ 






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Last updated  Jan 30, 2015 08:18:36 PM
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