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毎正月に年頭の挨拶と、
小諸・青雲荘での一年間の回顧を心を込めて
送ってくれた旧友が他界した。
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真っ白な口ひげを蓄えて、ステッキを突いた姿は、
小生には紙幣の板垣退助そっくりに見えるほど、
仙人のような出で立ちに思えた。
都市銀行などで活躍したと言うよりも、
その仙人の様な姿は現世を超越したようであった。
小諸では晴耕雨読の生活を送り、
健康であると思っていたが、
時折、自宅の神奈川県に戻り、
病院通いもしていたらしい。
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めいてい君のブログでは2015.1.3と2014.1.2などに
彼の便りを掲載させていただいた。
左の「 Archives 」 をクリックして、年号、月=January、日
を選んで欲しい。
今年の便りには、昨年も孫が誕生したとあった。
また、青雲荘では農耕生活には慣れたようで、
害虫との格闘振りが目に見えるようであった。
小諸の図書館で「 紅 楼 夢 」を読破したいと言っていたが
読み終えたのだろうか。
彼の病気は「発作性心房細動」と聞いている。
ヘビースモーカーの旧友が少なくても二人亡くなった。
一人は肺ガンであった。
この両人共が銀行マンである。
銀行では偉い地位に就くほど、熟慮のために煙草を吸いたくなるらしい。
小生は、思慮が足りないから煙草は要らない。
社会に貢献した人が思考を高めようとして煙草を吸い、
早死にするように感じる。
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小生は、今朝は民間単身住宅付属のテニスコート周りを清掃した後、
奥様達とテニスをして、その後は市の体育館で太極拳練習をしたのであるが、
連続だったためか、息苦しくなった。
先日は自宅で、目眩がして飛蚊症が現れた。
いずれも深呼吸して何ともなかったのであるが、
呆けの小生でも体調の異変は感じるこの頃である。
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家内が不在の時に倒れると迷惑であるので、
倒れる時期を選ばなければならない。
先日は、森繁久彌、高峰秀子主演の
「恍惚の人=有吉佐和子の長編小説」のモノクロ映画をTVで見た。
これほどの長生きはしたくない、と思う。
小生は、やはりテニス・太極拳をしながらピンコロリが
一番いいのであるがそうは問屋が卸さないであろう。
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とにかく、立派に旅立った、旧友のご冥福を祈りたい。
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