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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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May 25, 2016
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カテゴリ: 自由が丘氏寄稿文

JFKAirport

1.       その日、夫を送りだし、その日の夕方、友人を迎えました

     

  (1).なんと、、複雑な地下鉄なことよ、、、

      さて、もう一週間NYの滞在。

    猫の世話を口実に残った私は、

  その日の朝10時に、夫をJFK空港へ送り、その日の夕方、

  中学高校を共に過ごした友人Kさんを、JFK空港に出迎えた。 

   翌日から地図の読めない二人の珍道中が始まった。

  まずは買い出し一つにしても 地下鉄の乗り換えは階段が複雑で右往左往。

    スーパーに行きつくまでが大変な有様。

NYSubwayElineNYSubwayPlatform

 < E-TrainはSubway図の中央を横に走る青い線で50St.から下に降りWTCに至る > 

    NYの地下鉄は、あの狭い島に縦横無尽に走行しており、乗り換えが、超大変。

   そして地下鉄の中は暗く余り綺麗ではなく,又おしゃれな人もいない。

   空いている時、どこかのスーパーで買ってきた

   大きなプラステイックのサラダボールを開けてモグモグと、

   平気で食べている人を何度も見かけた。

   NYに住むMちゃんに聞いたところによると、

   地下鉄に乗るのは中流から下、中流以上はバスか自家用車らしい。

   しかしそういうMちゃんもマンハッタンの中心に来るときは、

  道が混んでいて怖いので運転はしないで、バスで来るとの事。

  やっと辿り着いたスーパーであの美味しかったロブスターを、

  Kさんに食べさせたくて、水槽の中で泳いでいるのを怖々指さし、

  「これを下さい」と計りで計算してもらう。

  そんな地下鉄事情を知らない私達は、家へ帰り着くのも一苦労、

  地下鉄の表示板が複雑で、あっちでもない、、、こっちでもない、、、

  とフラフラうろつきながら、家に着いた時には疲れ果てる。

  その後、そうは聞いてもバスはどの道を通りどこで降りるかは

  はっきり分からないしアナウンスもしてくれない。

  よほどマンハッタンの街に精通していなければ

  逆にどこへ連れていかれるか怖くて乗れない。

  バス、地下鉄、トラムも同じチケットで

  7日間で「31ドル」でどこへでも乗り放題。

  何度も乗ればかなり安く感じるし、面倒も無い。

NYSubwayMap1

(2).ロブスターを、食べる

     それでもせっかく買ってきたロブスター。

  年甲斐もなくキャーキャー言いながら蒸し器で15分。

  中に真っ赤になったロブスターが美味しそうに横たわっていた。

  何も味付けせずとも美味しく、

  二人であっという間に、ハフハフと完食!

  正に東京では味わえないここNYならではの食べ物の一つである。

(3).豊富なフルーツとか、美味しい野菜類そして、ラム つまり 羊

     果物はグレープフルーツにしてもバナナにしても何故か美味しい。

   きっと南の方から安く来るのだろう。

   そしてチーズの種類の多さも食文化の違いだろう。

 もう一つ付け加えたいのが羊、ラム肉の美味しさだ。

 匂いもせず、味わい深い甘みのある、何とも言いようのない味。

 これも楽しみの一つである。

 そして野菜の多さ、オーガニックが半分売り場を占めている。

 値段は普通の物より少しは高いが、

 日本の無農薬野菜と詠われている物より、

 ずっと安く買いやすい値段だ。

 これなら手も出ようというものだ。

(4).こんなに、、、美味ししい、、、デザート

     そしてさすが、NYはマンハッタン。

 お店を選べば美味しいパン屋、ケーキ屋、喫茶店、

 アイスクリームジャム等値段も多分世界一高いのだろうが、

 味も超一流と感じた。

 甘さは控えめ、小さめのものが多い。 

2.        世界一流、豪華な、、音楽会、、、美術館と言えば、NY

(1)    コンサート

  二人の共通の楽しみは、クラシック音楽だ。

 今回はカーネギーホール。

カーネギーホール

 かのウィーンのニューイヤーコンサートで

 お馴染みのヤンソンスン指揮の、バイエルン交響楽団。

 曲目は コルンゴルド作曲の、ヴァイオリンコンチェルト。

 演奏は素晴らしかった。

 驚いたのは演奏が終わった後に

 作曲者のコルンゴルドが客席から立って出てきた。

コルンゴルド

 万雷の拍手を浴びほほ笑むご本人。

 曲は少し哀愁を帯び美しく、胸を打つ。

 聞けばイスラエルから亡命し、

 食べられない間はずっと映画音楽を作り糊口を凌いでいたとか。

 その合間に作ったヴァイオリンコンチェルトだそうだ。

 どうりで私たちの前の席の親子もユダヤ人の帽子を被っていた。

 祖国からの人を応援しているのだろう!

 後半のシベリウス曲目は、

 ヤンソンスンの指揮の上手さがよく出ていてTVで見るより、

 この人やっぱり実力があるのだなと感じ入った次第。

 カーネギーホールは豪華だが、建物が古いせいか、

 音響的に今ひとつ。更に、一階席の為か、

 音が飛んでこなかったのが惜しかった。

ヤンソンスン指揮者

(2) あの、バリトン:世界的な名歌手:トーマスハンプソン

   もう一つは、どうしても本物のトーマスハンプソンを聴きたくて、

 NYフィルの「マーラー大地の歌」を聴きに行った。

トーマスハンプソン

 バリトンの彼は、少し歳は取ったものの、

 往年の声をたっぷり思い出させ、

 無理なくそして魅力的に歌い上げていたのには嬉しかった。

 相当自己鍛錬を重ねていると見た。

 後半のドヴォルザーク8番も

 指揮者:アランギルバートが意外に良く振っていた。

 ホールはリンカーンセンターの中の

 デイヴィッドディッフェンホールだったが

 オケの音のバランスが良くこちらの方が、

 ホールとしての響きが良く音が鳴っていたような気がする。

アランギルバート指揮者

(3) メトロポリタン現代美術館(通称:MOMA)

  メトロポリタン現代美術館は

 金曜日の5時からは入場料が無料になる為

 約1時間前から人々が並ぶ。

 私達はそれが魅力で有ったが、

 時は金なりと、時間を待たずに入ったが、、、

 なんのその、、イモ洗いの様に大変な人。

EdgarDegas

ドガ踊り子

 DEGASの特別展を見て

 (こんなに一篇にDEGASを見たのは初めてだった)、

 Kさんの見たかった椅子のアートは展示が無く、

ドガ椅子

 代わりに日本人の建築家のエギジビションをやっていて

 それを見ただけで退散した。

(4) 教育

  自由の国アメリカ。

 誰にでもチャンスがあると聞いていた。

 実際にはエリートになる為には

 生まれた時から競争は始まっている。

 オムツをしながらも幼児教室に通い、

 英才教育を受け音楽、体育の情操教育を受ける。

 それに勝ち続けなければならないという事は大変なことだ。

 因みに私立の英才教育の「3~4歳児:年間授業料は、

 4~5万弗」とか。

 信じられますか?

 そして、アメリカの若者が、何故、

 ああも簡単にドラッグにはまるかと言う一つに、

 そのことの大きなプレッシャーがあると聞いた。

 よく日本の子供は学校へ行き、

 そのあと夜遅くまで塾に通い、

 遅い電車で帰宅する現象を批判されるが、

 ドラッグは別としても、

 どこの先進国にもある問題の一つだ。

 私の友人の一人が偶然にも

 そのエリート教育を受けコロンビア大学を卒業した人と結婚した。

 しかし彼は子供が生まれたとき、

 小さな時からの競争を幼心にも覚えていて、

 「我が子にはそういう教育は受けさせたくない、普通にさせたい」と

 一切やらせないそうだ。

 NY大学はその下町とでも言うワシントンスクエアーの

 凱旋門を囲むように校舎が点々とある。

NY大学

 キャンパスが特に無いため入学式や卒業式は

 その広場でやるそうだ。

 雨が降ったら大変な事だろう!

 次回行く時はこの辺りと、

 綺麗になった楽しいウエストサイドのチェルシー辺りを

 歩いてみたいと思う。

ニューヨークチェルシー地区

    Dos Caminos=two roads

(5) アメリカの女性

  レディー ファースト(=Ladies First)

 の国アメリカと聞いていた。

 実際ドアは直ぐ開けてくれるし

 通り過ぎるまで抑えていてくれる。

 (夫などは私が重いドアを必死で開けると、

 サッと横入りして先に通っていくし、

 エレベーターも私がボタンを押さなければ、

 知らん顔。全く恥ずかしい限りだ)

 既婚のアメリカ女性は、家庭に居ても、

 常に身だしなみに気を使い美しくし、

 夫に仕え、夫を常に「KEEP」してなくてはならないそうだ。

 それも競争社会のなせる業、ボンヤリしていては

 Aランクの男性は直ぐに、誰か他の女性にさらわれて行ってしまう。

 結婚:離婚など2~3回等当たり前らしい。

 カップル社会であるから、ホームパーティに女一人で呼ばれることはまず無く、

 その場である特定の既婚男性と長く話してでもいたら、

 その奥さんがすっ飛んできて、話に入り込むか

 どこかへ連れ去ってしまうとか? 

 お呼ばれしたら誰でもいいから

 カップルになって出掛けないと、

 その内に、お声がかからなくなってしまう。

 世界で一番、豊かで、

 自由奔放に恰好良く生きているようなアメリカ女性、、、

 生きにくい側面もある社会らしい。

 更に、家計も夫が握っていて、

 一週間ごとに生活費を渡され、

 それ以外の出費:大きな買い物は夫の許可無くしては買えないらしい。

 世界中で、女性が財布の紐を握るのは、、日本だけ、、、とか? 

 外国男性にとって、日本最大の謎とか、、、? 

 私などはそれを聞いただけで、ご免こうむりたい!

 「あなたの稼ぎは私の物、

 私のお金は私の物」と思っているからだ。

 女は本来ケチだから却ってその方が

 全体で見ればうまくいくような気がするのだが。

3. さよなら、、、NY、、、でも、、、

   チャンスが有れば、、、

    また、、来ます、、、、

  1989年、初めて、NYを訪れたときは、

 兎に角危ない、気を付けろ、地下鉄は乗るな、

 横丁には入るなと言われたものだが、

 マンハッタン南西部、今はすっかり綺麗になり

 五番街などよりファッションの発祥地の様に

 洒落た店やセンスのいい店が並び

 若者たちが溢れ活気に満ち

 NYらしさを感じ楽しい街になった

 と見たのは私だけだろうか、、、

  もし、私がこの国に生まれたら、

 どんな暮らしを送ることになったのだろうか、、、、

 お尻を叩かれながら競争に送り込まれて、

 挫折しているか 

 或いは、現在と、どっこい、、どっこいの生活を送っているか、、、、

 トランプタワーを見上げた後、

 ふと、、、そんなことが、、、、頭をよぎった。

TrumpTowerNY5

     < 以上の画像;Webから

  どうせ生まれてきた人生、

 大いに楽しみ、楽しい音楽に囲まれ、

 美味しいものを食べ、よき友に囲まれ、

 笑いながら美しいものを見て、

 旅をして、過ごしたいものだ!

        **** fine***
典型的アメリカ女性
 Maureen O'Hara (FitzSimons) 
NYSubwayAtrain
   NY Subway A-train・・ 路線図の左上から下にさらに右へ走る青いAライン





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Last updated  Dec 3, 2019 10:57:56 PM
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