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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Sep 11, 2016
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 チェコ共和国(=Česká republika) を訪れた。


英語のチェコ共和国の略図
チェコ語ヴルタヴァ (=Vltava;独語Moldau)川は主にボヘミア盆地の水を集めてElbe川に合流、北海に注ぐ。
他方で、わずかに、 南に遡ってボヘミヤの森を越えると 英語Danube(=ドイツ語Donau)川に合流、黒海に注ぐ。


 ある国際経済学会に参加のためである。

 首都プラハ(チェコ語Praha,独語Prag,英語Prague)は

「百塔の街」といわれ、中世の町並みが美しい。

 ヴルタヴァ川(=チェコ語Vltava、独語Moldau)の岸辺にある

小さなホテルに泊まった。


    < プラハ(英語名 Prague)は「百塔の街」、ヴルタヴァ川のカレル橋(*)を渡る人々:
              以下の画像はWIKIPEDIA,Web画像から
>

 地下鉄でプラハから3つ目の駅で降りる。

 スメタナの「モルダウ」の冒頭の場面は激流のシーン

(ビシェフラドの旋律)だが、まさにその場所(プラハ旧城)に近く、

その流れを、朝、散歩しながら確認した。

 近くにはスメタナ、ドヴォルザークが眠る記念墓地もあった。


         < Bedřich Smetana ベドルジハ・スメタナ
                 (1824-1884):WIKIPEDIA




Antonín Dvořák アントニン・ドヴォルザーク
               (1841-1904):WIKIPEDIA



 プラハといえば モーツァルト(=Wolfgang Amadeus Mozart)が

こよなく愛した街で、彼は市民から温かく迎えられた。

 「フィガロの結婚」は熱狂的に歓迎された。

 モーツァルトがプラハ訪問の都度逗留したのが、



現在もモーツアルト記念館として公開されている。

 「ドン・ジョヴァンニ」はここで作曲されたそうだ。

 歩ける距離なので、私も行ってみた。

 庭園のきれいな静かな貴族の館であった。

 後日、現地に詳しい「素顔のカラヤン」(幻冬舎新書 2009年)の著者、

眞鍋圭子氏にこの見学を話したら、良い選択であると評してくれた。


            < モーツアルト記念館 >


 そこから歩いて15分くらいでドヴォルザークの記念館に着く。

 彼の遺品が沢山展示されていた。

 この館、実は、米国人の居宅だったが、記念館開設のために購入されたもので、

ドヴォルザーク自身が生活していた場所ではないとのこと。


            < ドヴォルザーク の記念館 >


 一方 スメタナ記念館はカレル橋のたもとにあり、

プラハ城が正面に見え、大変良い建物だった。


                < スメタナ記念館

 彼自身、ここで作曲活動をし「売られた花嫁」はここで作曲されたとのこと。

 N響の「売られた花嫁」のポスターが展示されていたのには驚いた。

 お金を払って写真を撮らせてもらった。

 後日、N響事務局に見せたら喜ばれた。



歌劇「 売られた花嫁」輸入盤:2CDのジャケット。
エッセンスは後述


///////

<挿入>

スメタナ

我が祖国 =チェコ語  Má Vlast

   のイメージ
:WIKIPEDIAなどから






1. ヴィシェフラド Vyšehrad)・・・ 変ホ長 調


   < ヴルタヴァ(=独語:モルダウ)河畔に聳える
Vyšehrad(=「高い城」の意) ヴィシェフラド城


2.ヴルタヴァ(チェコ語Vltava)・・・ ホ短調


      < プラハとヴルタヴァ (=独語:モルダウ)


3.シャールカ(Šárka)・・・ イ短調



<Webから>


4.ボヘミヤの森と草原から(Z českých luhů a hájů)・・・ ト短調



       < ボヘミヤ草原:野村哲也氏撮影


5.ターボル(Tábor)・・・ ニ短調




        < Tábor ターボルの旧市街


6.ブラニーク(Blaník)・・・ ニ短調




        < 南西から望む Blaník ブラニーク

////////

 さて、事故の話。

 地下鉄で4人組のスリに囲まれ、財布を取られた。

 巧妙な4人のチームワークに見事にやられた。

 おのぼりさんと見られたらしく、車中でいい鴨にされたわけである。

 キャッシュカードが入っていたので、

その支払い停止の交渉をロンドンとしたが、1時間掛かった。

 ロンドンのカード会社内で、電話をたらい回しにされ、

担当部署に行き着くまで時間を浪費した。

 もちろん慣れない英語でやった。

 外国語で交渉することがいかに苦痛かよく解った。

 プラハはスリで有名と聞く。

 皆様、くれぐれもご用心を。

 数日後、プラハからバスで、恩師と一緒に、

国際経済学会の開催地「チェスチュ=Třešť 」

(ドイツ語名Triesch、経済学者シュンペーターの生誕地)に向かった。


         < Joseph Alois Schumpeter
             (1883-1950):WIKIPEDIA



 2時間の距離でありプラハから東南の位置にある。

 途中、州都「イフラバ」(Jihlava)で休憩した。

 グスタフ・マーラーは、この町で、15歳まで暮らした。

 ここには兵舎があり、彼は軍楽隊の音楽をいつも聴いていたことになる。

 20分後、「チェスチュ」の町に到着。

 領主の古い館に泊まった(ホテルになっているので)。

 因みに相当な田舎であり、タクシーは1台しかなかった。

 この館は、深いボヘミヤ・モラビアの森に囲まれ、

鳥のさえずり、森の静けさは、昔のままとの印象だった。

 マーラーはこういう情景を彼の作品に織り込んだのだろう。

(お祭りの風景、軍楽隊の音、鳥のさえずり等、交響曲第1番を想起させる。)


         < Gustav Mahler(1860-1911):WIKIPEDIA

 経済学会を、地元の皆さんは音楽で「おもてなし」してくれた。

 昼食会では、コーラスが、チェコの歌を披露してくれた。

 最終日の偉い先生方の講評の際には、

窓辺で、ブラスのアンサンブルが、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ !」

などを奏でてくれた。

 東ヨーロッパでは、音楽が生活に根付いていると実感した。

                   以上



 (*) カレル 橋はチェコ語 Karlův most、英語Charles Bridgeで、

    神聖ローマ皇帝 カール 4世の治世下」1357年に建設が始まり、

    1402年に完成。1841年まではプラハ旧市街とその周辺を繋ぐ

    唯一の橋であり、西欧・東欧の交易ルートとしてプラハを重要な

    拠点とした。カールまたはカルルは西ゲルマン語由来の男性姓・名。

    チェコ語Karel(カレル)、独語Karl(カール)、

    英語Charles(チャールズ),仏語Charles(シャルル)。

   「男子」、または「自由農民」を意味する。

   カール大帝(=Charlemagne シャルルマーニュ)が

   800年に西ローマ皇帝となり「古典ローマ」、「キリスト教」、

   「ゲルマン文化」の融合を体現し、「ヨーロッパの父」と

   呼ばれるにいたり、後世のヨーロッパで「Karl/Carl」は広く

   使われるようになった。君主や有名人などに多い。



 ・ 「売られた花嫁」 エッセンス

 両親により村娘マジェンカは地主ミーハの息子と結婚させられるべく、

仲人が金銭目当てに画策する。

 マジェンカには恋人イエニークがいて、仲人は大金をイエニークに渡して

手を引くことを要求。イエニークはマジェンカが「ミーハの息子以外とは結婚しない」

事を約束する。

 村人達はイエニークを恋人を売ったと非難する。やがて、イエニークはミーハの

先妻の「子」であり、行方不明になっていた子であったことが判り、

二人はめでたく結婚する。

 つまり、ミーハの子供は実際には異母兄弟が二人いて一人は智能遅れの子であり、

マジェンカは智能遅れの後妻の子とは結婚せずに、本命である先妻の「子」のイエニークと

結婚できたという話である。



 ヴルタヴァ川の上流から、ほんの僅かの流れを受ける大河ドナウは黒海に注ぐ。

 理論上は、北海~エルベ川~ヴルタヴァ川~ドナウ川~黒海を結ぶことができるが、

現在ではその運河や水道トンネル(シュワルツェンベルグ運河と呼ぶ)は

利用されてはいない。


シュワルツェンベルグ運河の一部




 < ドナウ川の流れ 赤い線






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Last updated  Apr 29, 2020 03:47:17 PM
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