めいてい君のブログ

​​​​​​​​​​​​​​​​ NHKテレビの

​ ​中国王朝 英雄たちの伝説
反逆者 三国志の真相
〜黄巾の乱から曹操へ〜
NHK製作著作　を見て

小生の自宅には子供達が買い込んだ
横山光輝著の(漫画)三国志全巻、





吉川英治著の三国志全巻、




今戸榮一訳編の超三国志(反三国志演義より)
上・中・下







渡辺精一著の三国志人物事典、





陳舜臣著の諸葛孔明 上・下






などがある。

家が狭いので学生時代に父の仕送りで買った
高価な専門書は、ほとんど処分してしまった。
他方で、預かった形の子供の所有物だけは書棚に並ぶ。

小生は漢王朝という中国の正統な
流れを汲む劉備玄徳の蜀が呉と
組んで魏と争う三国志の時代に
興味がある。

関羽や張飛が義を尊び、
玄徳を武勇で助ける
姿や、
諸葛亮孔明が智略や統率者と
して
蜀を小国ながら魏に対抗する
「三国志」は人物的には素晴らしい。
「義」を重んじる人々に映った。

漢王朝を黄河文明(長江文明を含む)
の正統な伝承者と看做し、漢民族こそ
中心であるとする中国である。
中国そのものは、フン族、
モンゴル民族(中国では大元朝)と
いう、
より広大な北方に基盤がある民族が
世界史を賑やかした時代がある。
もともと、北方からは匈奴、鮮卑などが
攻め込み、漢王朝以外の王朝がこの国を
支配していた、謂わば、多民族国家である。

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＜Webの学びエイド　北方民族の覚え方から＞




もしかして、「金」という国は
北朝鮮に関係があるかも？？？
北朝鮮には、金鉱脈、レアメタルなどが豊富に
存在しており、潜在的には資源は豊富で、中国が
手放したくない国なのだ！
南の韓国とは、中国は別格に扱うのはそのためだ？
＝呆け頭の　’めいてい君’　の直感！？

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華やかな歴史を偲ぶ戦乱絵巻のような三国時代の
本当の姿は何か？

漢王朝が、儒教という宗教をバックボーン
にしたが、支配層が「悪用した」ことで
更に、天変地異が重なり
食糧に飢えた民の支持を失った。

秦王朝が天下統一した後の漢王朝時代も
火山の大噴火による気候変動で
大飢饉から「黄巾の乱」という人民争乱で
崩壊した。

その後の争乱が、魏・呉・蜀が相まみえる
三国志である。

黄巾の乱の「賊と化した民」をも
組み込んだ曹操は、遥か後日に書かれた
「三国志演義」では智略の悪人と言われる。

しかし、「正史三国志」には、華美に耽る
漢王朝やその後継の蜀とは異なり、
儒教と結託した現存の富裕層優遇
の世相とは異なり、
曹操の魏は、飢餓に苦しむ人民を
思いやる治世を敷いていたこと、
後世の科挙のもとになる理想を詩に託し、
理想を実装せんとする姿を思い描いて
いたことが読み取れる。






「正統な王朝VSそれ以外」という
漢王朝中心の華やかな姿が、
王朝と民の共存を図る質素な
統治を図る姿勢を見窄らしく感じさせ
たのではあるまいか。
華麗なる王朝絵巻というロマンチシズム
から嫌われたかもしれない。

「現実」は違っても、
小生のような馬鹿な人間は、
誰しも華麗な生活を「理想」と
したがるものである。
家康公のように「足れるを知る人間」には
なりにくい！

曹操の魏の都市計画は、その後の王朝に
引き継がれ、日本の御所という
天皇と市民が都に整然と暮らす
スタイルをもたらしている。

今回の「黄巾の乱から曹操へ」という、
俳優佐々木蔵之介が導く番組は、
中国では今までは悪人と考えられていた
曹操が実は民の為の治世を心掛けて
いたことを浮かび上がらせている。

フン族の西進も気候変動の影響に
よるものであり、
ゲルマン民族大移動なども気候変動が
玉突き状態で影響している。

多民族国家の中国は、漢民族だけでなく、
北方の民族達が支配した時代が繰り返した。

キリスト教国が中国にアヘンを持ち込み
中国を危うくした時代もあった。

中世には、宗教と帝政が結びつき、
キリスト教国は、アフリカ、南北アメリカ
では、奴隷制度、金銀財宝の掠奪、
プランテーション、原始宗教の根絶などを
計っており、日本は中国でのアヘン戦争
を教訓に鎖国を行った歴史がある。

眠れる獅子の中国は、いまや、
GDPでは首位の米国に近づき、
人口でも首位にある。

西太平洋では、軍事費でも
米国に肩を並べるほどの力を
つけつつある。

難しい時代に入ることは間違いない。

それはそうと、
ミニ氷河期が来るのは
周期的であるが、
過渡的な地球温暖化で
人間はミニ氷河期をどのように
過ごすかを考えていない。

太陽光や風力、海の潮汐力などは
ミニ氷河期に利用できるであろうか？

自然エネルギーはどう変化して
食物の確保はどうするのか、
本当に 核エネルギーを捨てるべきか？
核エネルギーは安全に使用できるか？
などなどは現世界ではうわの空だ！
自分たちの世代には無関係だからなのか？
世代間の公正・厚生などは何処に行った？


話は変わるが、
我が日本にも「倭三国志演義」がある。

是非、寺尾公男氏の「茜色に燃ゆ」





をご覧になれば、
日本の成立のヒントが得られよう。​​​​​​​​​​​ ​​​​​​

その前にご覧ください。

→アジア大陸から日本列島がプレートの軋轢で
南方向に分離し、東方は、海に沈み込んだ。
南方からのプレート、東方からのプレートの圧力で
現在の日本列島が浮かび上がったという。
NHKのジオジャパン
（めいてい君のブログ　2018.1.15～19に記録）
という、「日本列島の形成を地質学的にみる」を参照ください。
なぜ、日本海が日本の地理の形成に関わっているのかが分かります。 ​


追加

新燃岳噴火情報🌋