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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jul 26, 2018
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カテゴリ: 事故・災害
​​​​

 小生は広島県での勤務の経験がある。

広島市は川が網の目のように走る扇状地であった。

 原爆投下を受けたために、

海にも 自己管理特区?自己責任? なのか

漁業権を放棄した場所があったように記憶している。

 また、住民の居住地は

市内以外にも、市街地からかなり離れた

山間部のあちこちに空中衛星都市のように

夜空に輝いていたことを思い出す。

 ともかくは、住民の居住地は山へ山へと迫っており、

危険な場所へと宅地開発が進んでいたように思う。

 市内の山からの「出水」は開発のスピードが

都市計画以上に進んだためであり、

山の土壌がもろい 真砂土 なる土質であることに依ろう。








 呉市に車で出かけたときは、

市内から広島・呉道路で広島湾を

「広島大橋」で渡り、

海岸縁を走ったように記憶している。

 更に、「 音戸の瀬戸 」を

音戸大橋で渡り江田島市

(倉橋島・江田島・能美島)

にまで行ける。

(もちろん、フェリーで広島港・宇品から

江田島、能美島にいくのが通常である。)

住居は狭い場所をうまく利用した所にあり、

有効利用と言えばそうなのだが

危険な場所のようにも思われたものだ。

 呉市から東広島市に向かうために北上し

焼山と言われる山道をくねくねと登ったが、

剥き出しの 真砂土 のような山肌を覚えている。

所々、今にも崩れそうな感じがしたものだった。

 山を越えて内陸部に入ると、

何となく川は見えないが、その畔を走っているような

感覚になった気がする。


広島国際大学
(広島県東広島市黒瀬学園台)
上:平常時
下:今回の洪水時


Webから



 つまり土佐の山国に育った小生からは、

山肌は、「ぼたやま」のように崩れやすく見え、

平地でも川原のように見えたものである。

 住民は、あまり平地に住まず、

比較的高所に団地を建設したのではあるまいか?

 高知県でも、今回の豪雨を受けたが、ゴツゴツした

急峻な山肌が海に迫っているから保水能力は少なく

あっという間に水は海に流れる。

 つまり、高知の川は大雨では激流となる。

(四万十川だけはあまりに長く、

多くの川が合流するので「川に堰き止められ」て

逆流洪水が発生するのが心配である。)

 広島県では、

「真砂土」が多いからある程度は保水するが

豪雨が続くと、底辺が抉られて

大規模な土砂崩れを起こす。

 高知県との違いは地盤が脆いのではないだろうか。

 九州の熊本に行った時も、別府~島原地溝帯にある

大人足(おひとがし)という阿蘇火砕流堆積物→

黒シラス土壌の巨大窪地群には驚いた。

 ここには、部分的に土壌の弱い個所があり、

その場所が不明なことから地雷のようである。







Webから集めてみた





 以上は、自然界にある土地の土壌と

その利用の問題であろう。

 治山治水の能力のある為政者は

古来から高く評価される。

 水不足を補うダム・貯水池・溜池と、

洪水を防ぐ堤防やダムなどは本来が別の目的であるが

費用の点で両者を兼ね備えようとする為政者が多い。

 その調節が為政者の能力のように言われるが、

今回の大雨ではこの調節機能が働かずに、

なんと大雨で洪水を防ぐべきダムが満杯になり、

山からの出水を蓄えることができず、

洪水の上に更に放水してしまったことである。

 ダムがこれ以上貯水すると決壊の恐れがあり

放流したという。


<愛媛県肱川の氾濫のWeb画像
  上:通常時
  下:洪水時+ダム放流>









 大雨が予想される場合は、

前もってダムを空にするくらいの

水利計画はあり得ないであろうか。

 雨が近づけば、ダムから前もって放流しておき、

大雨を貯めておくような計画性はないのだろうか。

堤防決壊寸前の状態で、

さらに貯水ダムから放流するのは


​無計画・無謀​ ではないだろうか。

 素人考えでも、

ダム管理者と気象庁は連携して、

台風接近時に前もってダムから放流して、

台風襲来時にはダムの貯水可能量を高める

べきだと思う。



「貯水能力を超えたのでやむなく放流した」 という

ダム管理者の釈明は、 「貯水管理能力」がない ことを

述べているに過ぎない。

 気象庁などと連携を取り、

適正なダムの貯水管理能力を高める努力をすべきであろう。

 今回の洪水の発生で見ると、下記も重要である。

1.橋の構造物に樹木などが引っ掛かる→ 沈下橋構造

<水利科学No.352 2016から>





<橋げたは流水でさらに沈下したが住民を守り
 今後の補修を待つ土佐の沈下橋>


2.川の中州の樹木などに流れがせき止められる→ 伐採

3.堤防機能低下→ 川の浚渫、河川内構造物の撤去

4.ダム貯水率の低下→ ダム内の浚渫、流木などの除去

5.その他( 植林や私的な利用の制限・強制撤去・罰金

☆​​​​​​​​​​​​​​

 仮面の王・イソン(NHK BS放送)ではないが

秘密組織に奪われた王座と国を取り戻すこと

を思い返してもらいたい。

 ここでは、「毒薬と蘇生薬」をコントロール

することで辺首会(ピョンスカイ)が王権・朝廷を

コントロールしている。

 余りにも我々にダムの安全さだけが記憶に残りすぎて

いないだろうか?

 貯水を第一にするか、治水を第一にするか、

それとも、あわよくば両者を都合よくとろうかの選択は

危険であろう。

 気象予想能力が高まった現在では、

灌漑と治水をコンピューターで計算し、

台風や大雨を予知し、事前に放流するシステムを

構築すべきであろう。

 失敗すれば、放流した水をダムに還流する方法を

構築すればよい!?

 「叡智のある社会」では、危険から生き延びる方策を

自由な発想で探すことができよう。

 「毒薬・蘇生薬」や「ポア」を都合よく

悪玉が使用してはならないのである。

☆​





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Last updated  Aug 1, 2018 08:19:13 AM
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