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Mar 17, 2019

「拒否権発動」と「NZ銃襲撃事件」に共通する相手無視の考え＆　「一夫一婦制」VS「一夫４婦制」での選挙権掌握力の格差　＆　「被選挙権者は資金力必須」の問題

(2)

カテゴリ：国防/テロなど

☆

"Mohammed and Charlemagne"

(めいてい君が「銀杏書房」で買って、
学生時代に半年掛って読んだ本、
イスラムにより
暗黒世界となった地中海世界から、
カール大帝によって
キリスト教世界が復権した過程を
精緻に綴った歴史書です。
「古代ローマ帝国」に代わり

修道院の果たした学問上の重大さが判ります・・・)

　初めて?トランプ大統領が自分の理性?の程度を

曝け出したように思われる。

　時々ならず、人民に政治の真意を伝えるべき

ニュース記者に向かい

「貴方はフェイクニュース」と決めつける姿はあり、

「危険な利己主義思想の持ち主」の姿を見せていた。

　政治は民主主義だから 「過半数」 の意志で決まる。

　過半数の意見に纏めることで西側の諸国は

舵を切ってきた。

　しかし、ここにも、

被選挙権者「要件」の「資産力」の問題は残る。

（選挙に出るためには、１．勤め人は無理であり、

２．選挙には資金も大量に要る、

３．選挙に受からないと失業する可能性など）

　宗教は政治に関与してはならないのが、

世界の風潮であるが、いまだに宗教は政治に関与する。

　なぜなら、「過半数主義」をとる民主主義では

「人口増加を是とする多産宗教」が

いずれは政治を支配する可能性がある。

☆

　自由主義を謳歌する米国では、

１～１０％の人口が富のほとんどを占めるという。

　富裕層の人口は少ないが

富の力で選挙まで支配している。

　貧困層は人数は多いのだが纏まることができず、

富裕層の選挙の視点の細分化などに惑わされて

富裕層でないと出馬できないという経済的制約から

貧困層の代表は出ていないからいつまでも変わらない。

　それだけ選挙には金が要るのである。

　富裕層は「住処まで貧困層と違う場所」を好む。

　米国では自由とは言え、貧困者は、

経済的な制約から「被選挙権者」

とはなりにくいために富裕層主導の政治が幅を利かせる。

☆

　ただ、宗教的な部分、

イスラム教信者の人口増加は

一人の男性が経済的に支配する女性が

4人まで認められるという制約は、

キリスト教徒などの「一夫一婦制度の制約」

と比較すると、明らかに社会的に 「優勢」 となる。

　将来は、「民主的多数主義制度からして

イスラム教徒が政治的にも優勢となる」

可能性は明らかであろう。

　 「多産主義と経済力」 が結びついたイスラムでは

その可能性が高い。

☆

　トランプ氏がメキシコの国境に壁を建設したいのは

人口増加が止まらない人々を国内に入れることは

政治的にいずれはイスラム教に支配されるという

恐れがあり、たった一人の大統領拒否権に

依存したのではないだろうか。

　NZでの50人近くのモスク礼拝者銃撃事件は、

異常なキリスト教徒のイスラム教徒への

人口増加を恐れるあまりの

たった一人のゲリラ襲撃のように感じる。

　このような 「社会的不平等の根源」 を

解決ならぬ場合に、

[単独で解決しようとする蛮行] は

賢明な集団で防ぐべきである。

　世界から賢明な宗教指導者同士が集まって

正常化するべく協議すべきであろうと思う。

（NZのモスク襲撃犯が、

トランプ大統領を「尊敬」していることも

世界の人々は知っている。）

☆

　「選挙権者については、多産宗教問題」が、

「被選挙権者については、資金力の問題」などが

宗教とも絡んで存続しているから、

これらを総合的に解決する必要が

「民主主義の世の中でもまだ残っている」 と思う。

　世界賢人会議で解決しなくてはならない

問題であろう。

兎に角、自己本位に考えて拒否権を放ったり、

銃弾を放つのは、独りよがりの考えに過ぎないだろう。

 「世界賢人会議が果たす役割を怠る」

のも、もっと重大な問題であろう。

☆

　呆けのボヤキに過ぎない。

☆

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Last updated Mar 18, 2019 11:19:45 AM
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■コメント

ＮＺ銃乱射事件犠牲者を追悼する動き広がる（その１）=NHK

めいてい君さん

ニュージーランドでイスラム教の礼拝所が襲撃され49人が死亡した銃乱射事件から一夜明けた16日、現場近くでは多くの人たちが花を手向けるなど犠牲者を追悼する動きが広がっています。15日、ニュージーランド南部のクライストチャーチ中心部にある２か所のモスクで男が銃を乱射した事件で、合わせて49人が死亡し、36人が病院で治療を受けています。事件から一夜明けた16日、現場近くでは犠牲者を追悼する動きが広がっていて、クライストチャーチの植物園には夜になっても多くの人が花束を手向けたり、ろうそくに火をともしたりして祈りをささげていました。事件でおじを亡くしたフィジーからの移民の女性は「みんなが互いの文化に敬意を払うべきで、このように命を奪うようなことがあってはならない」と話していました。ニュージーランドのアーダーン首相は、現地時間の16日午前、クライストチャーチを訪れ、犠牲者の遺族や地元のイスラム教徒の代表と面会しました。このうち事件が起きたリンウッド・モスクの近くにある施設でイスラム教徒の代表たちと面会したアーダーン首相は、犠牲者に哀悼の意を示すためイスラム教徒の女性のように黒いスカーフをかぶり、「皆さんの安全や信仰の自由、文化と宗教を表現する自由を約束します。ニュージーランドは寛容さと多様性を重んじる国であり、首相としてその使命を全うします」と強調しました。
一方、殺人の疑いで訴追されたオーストラリア出身のブレントン・タラント容疑者（28）は16日、逮捕理由の開示を受けるため裁判所に出廷しましたが、ひと言も話しませんでした。タラント容疑者をめぐっては、警察の捜査で、中心部にある「ヌール・モスク」を襲撃したあと、５キロほど離れた「リンウッド・モスク」を襲撃したことがわかっています。しかし、ほかに共犯者がいるのかどうかや事件を起こした動機など、事件の全容は明らかになっておらず、警察はほかに拘束した２人からも事情を聴くなどして詳しい状況を捜査しています。

モスク周辺追悼の花束・・・事件から一夜明け、現場となったモスクの周辺には、家族や友人を亡くした人たちが訪れ、追悼の花束をささげています。41人が亡くなった「ヌール・モスク」の近くを訪れたフィジーからの移民の女性（44）は、息子や親族が礼拝に参加していて銃撃に巻き込まれたということです。
事件の発生を知ったときのことについて女性は「息子と連絡がとれず同じモスクにいた人に電話したところ、銃声音が聞こえてきたため、ショックで泣きました」と話していました。その後、息子の無事は確認できましたが、おじが亡くなり、いまだに安否がわからない親族もいるということです。女性は「警察がもっと早く気付いて対応できていれば命が救われた人もいたはずです」として、怒りと悲しみをにじませていました。

病院で安否不明の親族を探す人も・・・今回の事件では、亡くなった49人の身元の特定が終わっておらず、遺体とけが人が運び込まれたクライストチャーチの病院には、安否のわからない親族を探す人たちが訪れていました。
このうち、アフガニスタン出身のアフマド・メヤカイルさんは、襲撃されたモスクを訪れていたおじの行方がわからず、目撃者の話から亡くなったのではないかとみられるということです。しかし、警察からの説明はないということで、「彼が亡くなったのかどうかはっきりとはわからない。警察からはただ待つように言われているだけです」と話していました。安否のわからないおじは、アフガニスタン難民として13年前に移住してきたということで、「まさかニュージーランドでこんなことが起きるとは誰も思っていませんでした。イスラム教徒は怖がって外に出ず、家にこもっています」と、しょうすいした様子で話していました。

(Mar 17, 2019 08:02:11 AM)

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ＮＺ銃乱射事件犠牲者を追悼する動き広がる（その２）=NHK

めいてい君さん

銃規制を強化する方針・・・ニュージーランドでは、16歳以上になれば、人物確認や筆記試験を受け、登録をしたうえで免許を取得すれば銃の所持が認められます。2015年の時点では狩猟用のものを含め、推定で110万丁、人口比でみると４人に１丁当たりの銃が出回っています。アーダーン首相によりますと、殺人の疑いで訴追されたブレントン・タラント容疑者は、2017年11月に銃の免許を取得したあと翌月から銃の購入を始めたということで、事件では半自動小銃やショットガンなど合わせて５丁の銃を使用していたということです。
事件を受けてアーダーン首相は16日の会見で「銃に関する法律を変える。今がそのときだ」と述べて、銃規制を強化する方針を示しました。

通報から拘束まで36分・・・クライストチャーチでの銃乱射事件の全容はまだ明らかになっていませんが、警察はタラント容疑者が２つのモスクで銃を乱射したと断定しています。警察によりますと、タラント容疑者はまず中心部のクライストチャーチ駅の近くにある「ヌール・モスク」を襲撃したあと、７分後に東に５キロほど離れたリンウッド地区にある「リンウッド・モスク」を襲撃し、駆けつけた警察官にも抵抗したということで、最初の通報から36分後に身柄を拘束されたということです。警察はまた、タラント容疑者のほかに現場近くで銃を所持していた男女２人の身柄を拘束して取り調べていますが、２人が事件に関わっていたかどうかや、タラント容疑者との関係については、明らかにしていません。アーダーン首相は17日、警察がこの２人について、取り調べた結果を明らかにするとしています。

タラント容疑者とは・・・殺人の疑いで訴追されたブレントン・タラント容疑者は、オーストラリア出身の28歳。オーストラリアのメディアによりますと、タラント容疑者は2009年にオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州の高校を卒業したあと、トレーナーとして地元のジムに勤務していたということです。ジムのマネージャーによりますと、タラント容疑者は地域の子どもたちに無料でトレーニング方法を教える活動にも熱心に取り組んでいたということで、容疑者が過激な事件を起こしたとは信じられないと話しています。
タラント容疑者は2011年にジムをやめ、ヨーロッパやアジアなどに旅行に行くようになったということで、ニュージーランドのアーダーン首相も会見で、容疑者が世界各国を旅行しながら、たびたびニュージーランドにも滞在していたと明らかにしています。また地元メディアなどによりますと、容疑者は2016年以降、セルビアなどの旧ユーゴスラビアの国々や、フランスやスペイン、それにブルガリアやルーマニアなどの東ヨーロッパ、さらにはパキスタンやアフガニスタン、それに北朝鮮など世界各地を訪れていたということです。
そして、2017年以降は、事件が起きたクライストチャーチから300キロ離れたダニーデンを生活の拠点にしていて、アーダーン首相によると、容疑者は2017年11月にニュージーランドの銃の免許を取得したあと、12月から銃の購入を開始したということです。さらに、去年には地元の銃の愛好会に入って自動小銃や猟銃などの使い方を練習していたということで、タラント容疑者が世界各国を訪れる中で、どのような変化を受けて過激な思想に傾倒していったのか注目されています。NHK　News Web 2019.3.16 19:27 (Mar 17, 2019 08:03:16 AM)

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