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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jun 27, 2019
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​​​​​☆

賢明なる諸兄へ

​​前略 ゴリラ研究の第一人者として知られる

京都大学・山極 寿一総長(昭和27年生~、京大理)が、

26日朝の日経朝刊コラム 「Disruption 断絶の先に」

第3部 ​「学びのカタチ  4」​ に寄稿していますので、

既に読了済みとは思いますが、

念の為、ここもと添付します。​​
 インターネットがまだ無かった時代、

知識を入れるには、大学に入って知識を持つ人間から

伝達されるか蔵書を読んで知識を得るしかなかったが、

今の時代、インターネットで基本的な情報を

手に入れることができます。
 山極総長によれば、現在の情報社会では

それぞれの人間が情報になっており、

もはや人間は生物ではなくなる、と警告しており、

本来、生物は一個々々違うものであって、

違うことを前提に自分1人ではできないことを

一緒に作り上げていく、

という社会のあり方を学ばなければならない、

と結んでいます。
 以上、閑話休題まで。   草々


​              from  Dr.Tsunami クール




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<めいてい君の追加> ​​​​​​​​​​​​​
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​  なので​​
  Tracker社のPDFXCViewerで
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​  「JPG形式」に変換 してあります。​​​​​​​​​​​​​​​​​​
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​(1).PCでは​
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    できます。
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    あとで、「CTRL」+「0(数字)」を
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    二本指で拡大できます。

​​​​​​​​​​​(3).「HAZUKI ルーペ」なら問題なし。





​​ ​3. ​​山極 寿一 京大総長
  (やまぎわ じゅいち、1952年 - )



<京都大学HPから>



   WIKIPEDIA









4.「Disruption 断絶の先に​」
   (全リスト:日本経済新聞)













5.このうち、第3部 教育のカタチ(1)

画面の向こうの灼熱教室 
 ミネルバが大学を再定義する」


2019.6.4  日本経済新聞

古代ギリシャの哲学者プラトンがアテネ郊外のアカデメイア
に学園を開き、青年たちに数学や哲学を教えたのが今から
2400年前。中世に入り欧州で大学が生まれ、日本でも寺子
屋が学びの場となった。人類の知の伝承は古今東西、師が
多人数の生徒たちに語りかける「教室」で行われてきた。
我々が脈々と受け継いできた、そんな学びの形がテクノロ
ジーの進化で劇的に変わりつつある。
米サンフランシスコのカフェ。台湾から来た留学生のオリ
バー・フォイアーハーンさんがノートパソコンを取り出し、
ヘッドセットを装着する。これからミネルバ大学の授業が
始まる。
教室はパソコンの画面の中だ。授業に参加する学生ひとり
ひとりの様子がずらりと表示される。
「ここで示された5つの方法が世界の食糧問題を解決しう
る。さて皆さん、同意しますか、反対ですか」。画面の向
こうで教授が問うと、学生たちによる投票結果が円グラフ
の横に顔写真付きで表示される。誰がどちらの意見か一目
瞭然。ここから学生たちによる議論が始まる。教授はほと
んど発言しない。


​・​​キャンパスも講義も要らない​

 ミネルバ大学にはキャンパスがない。授業はすべてオンラ
インで行われる。一方通行の講義形式ではなく教授は学生同
士のやり取りを見ながら時折、口を挟む程度だ。
ネットで授業を視聴するオンライン教育は近年、世界中で普
及しているが、ミネルバが「完全アクティブ形式」と呼ぶ授
業はひと味違う。
誰がどれだけ話したかはすべてリアルタイムでモニタリング
され、教授は教えるというより、パソコンの向こうにいる学
生の発言の「質」のチェックに余念がない。
専門知識をどの程度学んできたか、議論の内容から推し量る
のだ。教授による査定は授業が終わるとすぐに学生にフィー
ドバックされ、次の授業の参考となる。






「本やネットで調べられる知識は前もって学んでおくことが
求められる。机に座って講義を聴くだけの授業よりよっぽど
タフだよ」。フォイアーハーンさんはこう説明する。普通の
大学なら教授が教えるような内容を、ここでは学生が事前に
独学するのだ。授業は知識を吸収する場ではなく、学習した
知識をもとに学生が議論を戦わせて、より深い知識へと歩み
を進める糧とする。画面の中の教室はいつも真剣勝負の場と
なる。
フォイアーハーンさんら1年生はこうしたアクティブ形式で
学んでいくための技巧といえる「81の思考習慣と
コンセプト」を徹底してたたき込まれる。
クリティカル・シンキング(批判的な思考力)やコミュニ
ケーション方法など、あらゆる学問を学ぶ上での土台になる
ものだ。2年次からは各自が専攻を選ぶ。


「私がミネルバに入ってすぐに気づかされたことが、このプ
ロセスの大切さです」。5月にミネルバを卒業したばかりの
中国からの留学生、寥小添さんはこう話す。医師を目指して
大学院に進学する寥さんは、ミネルバ流のアクティブ形式で
「医師として本当に重要なのは手術や薬の知識を詰め込むこ
とではなく、患者に対して最良な治療方法は何かを考え抜く
ことだと教えられた」と言う。
教室のないミネルバだが「リアル」の空間から得られる体験
を否定しているわけではない。学びの場はネット上なのに学
生は共同生活を送る。
しかも4年間で世界7都市を巡る。サンフランシスコを起点
に、学生たちは2年目で韓国ソウルとインドのハイデラバー
ドに渡り、その後も世界中に用意された宿舎で寝食をとも
にする。
中国から来た茅子桐さんはこう話す。「ミネルバで必要な
モノはスーツケースに入る分だけ。でも僕たちにはこれか
らの人生で学ぶための知恵と知識、それに仲間との強い絆
が残ります。
どちらが大切かは言うまでもないですよね」


世界7都市をキャンパス代わりにするアイデアは、創業者の
ベン・ネルソン氏の体験から生まれたものだ。大学3年目を
終えた夏休みを利用してウォルト・ディズニーのインター
ンに参加したネルソン氏はシンガポールに送り込まれた。
ディズニーランドの海外展開を検討するチームに加わった
のだが、仕事そのものより異文化での体験に刺激を受けた
という。
イスラエルで生まれ、欧州と米国で育ったネルソン氏は若く
して国際体験は豊富。だが、人生で初めて過ごしたアジア
での体験は新鮮だった。
「たった3カ月のインターンだけど、それまでの大学3年間
より学んだことが多かった」






ミネルバはまだ設立4年で茅さんや寥さんは初の卒業生
となる。
進路などの実績はまだほとんどないにもかかわらず、
リアルとネットを絶妙に融合させたカリキュラムはすで
に世界中で知れ渡る。
志願者に対する合格率は毎年1~2%台と極めて狭き門だ。
今や「世界最難関の大学」とも称される。
異質の大学、ミネルバの発端はネルソン氏が学生時代に
抱いた疑問だった。「大学教育は中世以来、変わって
いない」。
米国の名門ペンシルベニア大学の学生だった頃、教授の
話を聞いて知識を詰め込む授業を改革してほしいと教授
陣に提案したが何も変わらない。
ネルソン氏は卒業するとシリコンバレーに渡り、写真
ソフトのスタートアップ企業で成功したが、最高経営
責任者(CEO)を退任する際にこう考えたという。
「僕は本当に世界にインパクトを与える仕事をしたと
言えるだろうか」。頭から離れなかったのが学生時代
の疑問だった。
「それなら僕が高等教育を"再発明"してやる」


​・サマーズ氏を動かした105分​

 すぐに投資家回りを始めたが評価は散々だった。
「クレイジーなアイデアだ」
「前例がない。なぜなら不可能だからだ」。
ただ、その中でネルソン氏にヒントを与えた人物がいた。
シリコンバレーで絶大な影響力を持つ投資家、ピーター・
ティール氏だ。テスラ創業者のイーロン・マスク氏らと
決済大手ペイパルを立ち上げた通称「ペイパル・マフィ
ア」の中心人物。投資家としてフェイスブックなどを育
てたことでも知られる。
「最高の学生を集めるには最高のブランドが必要。逆も
また真なり。この命題が解ければ君は成功する」。
極めてシンプルな命題をどう解くか。ネルソン氏が頼っ
たのはローレンス・サマーズ氏だった。
クリントン政権で財務長官を務め、ハーバード大の学長
に就任していた。
知人の知人を介して面会を取り付けたが、持ち時間は
30分。
18時30分に指定されたハーバード大学内のベンチに行
くとサマーズ氏は15分遅刻してきた。
19時から夕食の予定があるという。たった15分で何を
伝えられるか――。ネルソン氏はダメもとで学生時代
から温め続けたミネルバの構想をまくし立てるように
語り始めた。
すぐに15分がたち、助手が促してもサマーズ氏は
じっと耳を傾けた。
「私が設立準備委員会の委員長をやるべきだな」。
サマーズ氏はボランティアでその役目を引き受けると
いう。
気づけば時計の針は20時30分を指していた。
サマーズ氏という援軍を得て2012年春に動き始めた
ミネルバ計画。オンライン上でのアクティブ式授業を
支えるシステムはシリコンバレーで知り合ったエンジ
ニアたちの助けを得て完成させていった。
「僕の野望は世界中の高等教育を再発明すること」。
ネルソン氏はまだ43歳。
「イノベーションが存在しなかった」と言う教育の
世界に仕掛けた創造的破壊の手を緩めるつもりはない。







​・高騰する学費問題に一石​

 欧州で根付いた高等教育は中世には貴族の子弟に
限られ、近代に入っても一握りのエリート教育の場と
されてきた。20世紀には大学など高等教育は広く大衆
に浸透したが、米国では近年、新たな問題が起きつつ
ある。学費の高騰だ。
米カレッジボードによると過去20年間で私立大学の
年間学費は6割上昇し、平均3万5000ドル(約380万円)
を超えた。
生活費を含めると年間の負担額は5万ドル近くに達する。
ニューヨーク連銀の調べでは、米国内の学生ローンの
負債残高は1兆4900億ドルに達した。卒業後にローンが
重荷で破産する例も後を絶たず、学費の高騰が経済格差
を助長しているとの指摘が根強い。
「豪華なキャンパスやスタジアムに費やす資金を学生が
負担するのはおかしい」と指摘するネルソン氏は、
学費問題にも一石を投じた。ミネルバ大の学費は
年1万3450ドルと日本の私立大学並み。世界中から広く
学生を受け入れられる理由のひとつだ。
ミネルバが低コストを実現できるのはキャンパスがない
ことが大きい。カネのかかる研究設備もない。
ただ、大学が担う社会的な役割には「研究」がある。
教育に特化したミネルバ流が
「大学を再定義する」ためには、研究機関との共存関係
をどう構築するかが問われそうだ。
文 杉本貴司、写真 小園雅之

(個人の顔写真は割愛しました。)




​6.日経新聞CMから抜粋​




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Last updated  Mar 31, 2020 02:42:00 PM
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