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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Aug 20, 2019
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カテゴリ: 経済学研究
​​​​​ ​☆

<前置き>

 小生は、ちょうど一年前に腰椎脊柱管狭窄症馬尾型の
内視鏡手術を受けて、ハイハイ状態から歩くことができる
ようになった。
 痛みはなくなったのだが、リハビリには時間を要する。
 「要支援2」での「デイケア通い」は
既に返上しているが、
「腰椎脊柱管馬尾部は排泄の神経を司っており」、
未だに「幼児期の肛門期」のごとき症状が抜けきれない。

 今年の7月後半には「帯状疱疹」を久方ぶりに患った。
 身体が異常を感じて抵抗力が弱まる時期には「帯状疱疹」
が目を覚ますのである。
 即ち、体の毒素が溜まるようだと帯状疱疹が
現れるようだ。
 しかし、ウイルスを除去し、毒素を綺麗にする薬を
飲んで1~2週間で体質は元に戻ったようだ。

 「肛門期」は慣れると乗り越えられそうである。
 幼児が 「自立のための重要な一歩」 として、
楽しく乗り越えられる期間(2歳~4歳)なのだから、
年取って再び若返ったのだと、理解しよう。

 さて、本題である。




[経済学×現代]
  <2>
 買い物 他人の好みで

 讀賣新聞 2019.8.16 5:00

​​​ 「雇用、利子および貨幣の一般理論」 

 玄人筋の投資は新聞紙上の
美人コンテストに

なぞらえることもできよう。
   判断のかぎりを尽くして
本当に最も美しい顔を選ぶわけではない





(1883~1946)英国生まれ。
国の経済全体を巨視的に見る
「マクロ経済学」を確立した。



​​​
 「良いブランドだから、
他の人も欲しいと思うはず」。
 8月上旬、東京・銀座で、
都内に住む女性(62)が価格を気にするそぶりを
見せずに約2万円のパンツを買った。
 何度か着てあきたら、フリーマーケットアプリでの
転売を考えているという。
 自分が本当に欲しい服より、
後で売ることを見越して中古市場で売れやすい服を
買う人が増えている――。
 三菱総合研究所がフリーマーケットアプリを
よく使う人の行動を調べたところ、
そんな結果が出た。
 ケインズは、株式市場の行動原理を
「美人投票」の心理戦に例えた。
 客観的に最も美しい人ではなく、
他人から人気を集めそうに思われる人に票が集まる、
という考え方だ。
 現在では、投資家だけでなく一般の消費者までが
「他人の好みの平均」を意識し、
自らの購買行動を変えつつある。
 こうした動きは、ビジネスでも生かせそうだ。
 大阪経済大学の芳賀麻誉美まよみ准教授らの研究
では、飲料について消費者に
「この商品を買いたいか」
と聞くより、
「この商品はどれくらい人気があると思うか」と
聞くほうが、実際の販売額に近い結果が出た。
 一方、美人投票の広がりは弊害も生む。
 ユニクロが6月、有名デザイナーと共同制作した
Tシャツを中国で発売したところ、
客が殺到して暴徒化する騒動が起きた。
 人気が出そうな商品には転売目的の購入者が
買い占めに走り、売り手側は
「商品が本当に欲しい人に届かない」と
戸惑いを隠せない。
 ケインズがもともと対象にした株式市場では今、
多くのコンピューターがSNSの書き込みを
市場の「心理」として解析し、株を自動売買する。
 SNSやネット掲示板には、
「明日全力買いだ」「倒産するらしいよ」などと
真偽不明の書き込みがなされ、
株価は時に、実際の経済状況とかけ離れた動きを
見せることがある。
 「真正な長期期待に依拠する投資は、
今日ではほとんど不可能なほどの難事となっている」。
 美人投票の理論が市場で先鋭化するほど、
本質的な企業価値が評価されなくなる弊害を
ケインズは指摘していた。
 自身、投資で手痛い目にあったことのあるケインズは
晩年、将来性がありそうな企業に長期投資する手法を
重視するようになったという。
 日常的に「美人投票」の理論に翻弄ほんろうされる
現代人の行動は、ケインズの目にはどう映るだろうか。
​  美人投票

 自分が最も優れていると考える企業の株ではなく、
他人から最も人気を集めそうな企業の株を推し量り、
勝ち馬に乗るのが有効だとする考え方。
 ケインズは当時、
英国の新聞紙面上で行われていた美人コンテストに例えた。​


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
​<学者の見方>​

​​​[経済学×現代]
  <2>
「有効需要」 不況時に威力

 …立正大学長 吉川洋氏




 よしかわ ひろし 1951年生まれ。
東京大学経済学部長、財務省財政制度等
審議会会長などを歴任。
東京大学名誉教授。著書に「マクロ経済学」
「人口と日本経済」など




讀賣新聞


ケインズが生きた20世紀前半は、
英国経済が大不況と深刻な失業に苦しんでいた
時代だった。
 大英帝国の栄光を失い没落の過程にある中で、
英国経済の抱える問題を直視し、
そのかじ取りを終生考え続けた。
 ケインズは、椅子に座って経済理論を考えるような
経済学者とは異なっていた。
 理論だけではなく、実務家としての能力も
併せ持っていた。
 ケインズが提唱した、
需要が経済の状態を決めるという「有効需要の原理」は
現代でも共有され、十分に生かされている。
 リーマン・ショックが起きた際、欧米や日本、中国が
歩調を合わせて財政を拡張し、世界恐慌の危機を回避した
のが一例だ。誤解してはいけないのは、常に財政拡張を
続けるというのはケインズの主張ではない。
 経済政策は常に総合的な判断の問題だ。
 「美人投票」の理論も、今でも十分に意味がある。
 株式市場では、企業の将来性や技術力、経営方針などが
長期的に評価され、株価に反映されるべきだが、
「美人投票」が働くことで実際には正しく評価されないと、
ケインズは指摘した。
 金融市場は、投資資金を企業に配分する仕組みで、
資本主義になくてはならないが、
時に企業活動に誤った影響を及ぼしてしまう。
 この「美人投票」の弊害は、
経済の分野以外にも見受けられる。
 一例が事実を軽視する
「ポスト・トゥルース(脱真実)」の問題だ。
 人々が、何が真実なのか自分で考えることを諦め、
付和雷同的な態度を取る。
 虚偽の情報が飛び交い、真実が議論のベースにならず、
皆が共有すべき真実そのものが揺らいでいる。
 付和雷同的な態度を回避するためには、
自分の頭で考えるしかない。
 ケインズは「美人投票」理論により、
現代社会に生きる我々に警鐘を鳴らしたと言える。
​先物・株式で一大資産​

 父はケンブリッジ大学の学者、母は後のケンブリッジ市長
というエリート一家に生まれた。
「ケインズ伝」(ハロッド著、塩野谷九十九訳、
東洋経済新報社)によると、少年期から好奇心旺盛で、
数学から古典文学、スポーツまで幅広い分野に熱中した。
 象牙の塔にこもらず、政治に深く関与した。
第1次世界大戦中は英国の大蔵省で働き、
終戦後にパリ講和会議に出席。
 敗戦国ドイツに課した賠償金が巨額過ぎると批判した著書
「平和の経済的帰結」は、世界的ベストセラーとなった。
 第2次大戦末期には、通貨制度などを議論する
「ブレトンウッズ会議」に出席した。
 世界恐慌で失業者が街にあふれ、
「価格によって需要と供給がうまく調整される」という
伝統的な理論の破綻を目の当たりにし、
1936年に「雇用、利子および貨幣の一般理論」を発表。
 不況時には政府が財政出動をして
需要を生み出すべきだと説いた。
 ケインズの理論は一大ムーブメントを巻き起こし、
「ケインジアン」という経済学の一大学派を形成。
 各国の政策に大きな影響を与えた。
 楽観的で、時に大胆な行動に打って出る性格だった。
 投資にのめり込み、投機的な金融取引で一度破産状態に
陥ったが、その後も先物取引や株式投資を続けて一大資産を
築いている。
 芸術にも造詣が深く、多くの絵画を収集した。
 42歳でロシア人バレリーナと結婚した。













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Last updated  Apr 30, 2020 05:19:57 PM
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