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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Oct 21, 2019
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カテゴリ: 事故・災害
​​​​​​​​

​ 現代のダムは 多目的 に作られている。​

 工事費用が莫大であるから、

その用途も複雑である。


​  治水や灌漑など だけではない。​

 治水だけなら、いつもは空っぽにして置いて

大雨の時には貯めこめばいいのだが、

灌漑用や用水用などでは普段に利用するから

ある程度の水量を確保しておかなければならない。

 大雨の時は貯めこむのであるが、

満水に近い時は追加貯水容量は少ない。

 大雨が続いたり、突然の大雨では

治水のための貯めこみができなくなり、

満水になると「流入量」=「放水量」

​となって、 治水機能が全く果たせなくなる のが​

オチである。



 城山ダムでは満水までは堪えたのであるが

満水に達すると「治水機能」は失われた。





 以前にも、愛媛県で「ダム放流」が原因となり、

台風の濁流が、ダム放流と重なり多大な被害を

もたらしたのであった。

 多目的ダムでもその機能を優先できるように

複数のダムを運用すべき時が迫っているかも

しれない。




 首都圏では、地下に「空きダム」を持っている。

 地下空間に巨大な「地底ダム空間」を

人工的に作り
大雨の場合は、そこに流し込む。

 中川、倉松川、大落古利根川など5河川から

水を引き込み、流量を調節し、江戸川に放水する。

 目的は、「治水」である。

 これらが、東京都の周りに存在するのであり、

今回の未曽有の台風襲来でも

「​​​0m地帯の水害」を防いでくれた。

 2006年6月完成の 「地下神殿」 と呼ばれる

地下約50mの施設で全長6.3kmもある。

 1,100~1,900万立方メートルの排水実績がある。



<台風19号、外郭放水路は能力一杯、
荒川調節池は史上2度目の稼働
「地下神殿」

写真:ロイター/アフロ>
​​​


​​ ほかにも2004年に完成した 荒川第一調整池 があり、

3,900万立方メートルの貯水容量がある。




 このほか、都内には、あちこちに

地下空間を利用した下水道の 「雨水調整池」

が点在している。

 2013年12月には、

合計で約60万立方メートルである。









☆​​


​ また、建設直後の巨大な 「八ッ場ダム」 が​

この19号台風の襲来時には「空きダム」であり、

満杯になるまで貯水できたのである。











 普段なら、多目的ダムとして「治水能力」は

低かったと思われるが、幸いにして「空きダム」で

あった。



 首都圏はこのような、不幸中の幸いが働いたのであるが、

台風19号は「地球温暖化の影響を強く受けて超巨大化し、

水蒸気を多量に含んだまま日本列島を長く席巻したから、

毛細血管のような細かい河川まで水を潤し、沿岸の堤防を

乗り越えて浸水した。」

 阿武隈川、千曲川などのような多くの小さな河川が

集まる河では、本流が激流となって堤防を破壊した。

 久慈川が氾濫し、本流の阿賀野川の河川決壊さえ

見失うほどの国土省の混乱がそれを物語る。



 今後は、ますます台風の巨大化と、

その進路の広角さが
見込まれるのであり、

今までのダムの多目的化は


改めるべきではないだろうか。

​ つまり、 「治水目的だけの単一のダム」 を​

構築すべき時代になったと言えないだろうか?

 八ッ場ダムのようなダムが「治水目的」だけに

利用しなければならない時代を考えるべきであろう。



 小生のミニ団地は、新駅造成のために

区画整理された
場所の縁取りにある。

 もともとは新駅そのものの予定場所であったが

鉄道の構想が南にズレたために

売り出されたものである。


 その区画整理に伴い調整地ができており、

増水時には調整池となる予定だが

池になったのを見たことがなく、

ゲートボール場に使用されているようだ。

 このような私有地の空き地を公共が再利用して

地下には
地下調整池を構築し、

上屋には運動場・テニスコートでも
構築しないか

とも空想する。

つまりは、私有地としての調整部分を確保しながら、


公共目的の上屋部分を「仮想メモリー空間のように」

有効に
創造するのである。

​  鯉のぼり を無邪気に連ねて楽しむ巨大遊水地も

近くにあるが、
地下貯水空間を造り

その上には避難場や運動場など


更には、









 公共機能を働かせてこのような

「私有・公共地」を
有効に利用する「PPP

(=Public Private Partnership)」分野で、

「PFI(=Private Finance Initiative)事業」を

国や市などが率先して民間事業者と協調して、

考えなければならない時期に

来ているように
考える次第である。

地元市長や市議会議員は

目先がぼやけているのではあるまいか?

​スーパーカーに乗ったり宇宙を夢見て

足元を見れない! のかもしれないが。

 ぜひ、その 優秀なる知恵を

現実の地球上で働かせてもらいたいものだ!


​赤色矮星のまわりを公転する系外惑星K2-18bの想像図。
このタイプの系外惑星で大気中に水の存在が確認されたのは、
今回が初めてだ。
(ILLUSTRATION BY M. KORNMESSER, ESA/HUBBLE)​




​​​​​​​





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Last updated  Oct 21, 2019 02:12:58 AM
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