めいてい君のブログ

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​​​　ドイツの連邦統計局が２０２１年Q3の改訂値を

公表した。

https://www.destatis.de/EN/Press/2021/11/
                PE21_532_811.html

　改定値の四半期成長率は僅かに▲0.1%ダウンである。 

　この値で関連先進国、経済圏と比較している。





　僅か～の訂正であるが～

ここで改めて「１∼９月期」（３四半期）

での試算(組み換え)を～呆け頭ながら～行ってみたい。


１．ドイツのGDP「１∼９月期（＝Q1,Q2,Q3）」累計

　　ドイツのGDPの２０２１年１∼９月期は

　名目２兆6,241億€で　前期比「+5.5%増加」

（前期は▲3.7%減）で、

　実質の2015年=100では、同様に104.1で前期比

　「+3.0%」（前期は▲5.5%減）であった。








２．２０２１年１∼９月期名目GDPを「需要項目別」に見ると

２０２１年１∼９月期では全体の71.8%を占めるのは

　最終消費支出(家計が49.4%、政府が22.4%）で、

　伸びは「+3.4%」(家計が1.9%、政府が6.9%)と政府の

　伸びが大きい。

　　粗固定資本形成は全体の21.9%を占め、伸びでは「+6.9%」

　であり、其の主力は全体の11.8%を占める建設業で、伸びも

　「+8.3%」と最も大きい。

　国内需要が全体の94.4%を占め、伸びは「+5.3%」である。

　純輸出が「+9.9%」増加し、「GDP」としては「+5.5%」

　の伸びとなった。

​ ３．２０２１年１∼９月期名目GDPを「産業別」に見ると

　　構成比で最も高いのはサービス業で、製造業は20.5%、

　農林漁業は0.9%に過ぎない。

　　公共サービス・教育・健康が19.2%と高く、貿易・運輸・

　倉庫・食品サービスは15.9%、事業所サービスは11.1%、

　不動産業は11.0%、建設業は5.7%、その他サービスは

　3.6%である。

　　伸びでは、ウエートが最も低い農林漁業が9.0%、製造業

　と建設業がそれぞれ8.5%である。


​​​​​
（注）
 　サービス業＝貿易・運輸・倉庫・食品サービス以下のサービス業の合計
　 非サービス業＝農林水産業＋産業（除く建設業）＋建設業
　 製造業は産業（除く建設業）に含まれている。


４．２０２１年１∼９月期の粗国民所得と貯蓄率

　コロナ禍では、所得分配を見ると、全体は「+5.7%」増加している。

　　雇用者所得（雇用者報酬＝賃金）の伸びは「+3.1%」と低いが、

　資産家（財産所得）・企業家所得（企業所得）は

　「+15.6%」も伸びている。

　家計の可処分所得の伸びは「+1.9%」に過ぎない。

　家計の貯蓄率は「16.3%」であった。




　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・
→日本ではこのようなったら、「新しい資本主義は格差拡大かも！」

　今のQE法では、「雇用者報酬・財産所得・企業所得」の分割推計は

　できず、国民所得統計では２０１９年度までしか産出されていない。

　「岸田政権の実績」は遥か先にしか解らないから～

　そのうちに居なくなるかも？

　～ね、麻生さん。　

＜所得分配・・・国民所得の確報ベース＞






＜四半期ベースのQE（The Quick Estimation）法の限界＞





（原系列は四半期ベース、季節調整済み系列は年率換算ベース）


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コロナ禍での感染状況・・・ドイツ

https://www.worldometers.info/coronavirus/country/germany/
           #graph-deaths-daily

１.感染状況

  過去７日間の平均　　55,604人

　直近（11/25 ）      76,132人





２．死者数

　過去７日間の平均　　232人

　直近（11/25）        321人




３．ワクチンの必要な接種を完了した人の割合

　・・・　68.1%　（１回目は70.8%)　・・・

     僅かに68.1％の完全接種率で～「安心したツケ」

　　に見舞われている。

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