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【中国リーグ第1節】 ◇日時 2006年4月30日(日)11:00 ◇場所 岡山県陸上競技場 4-1 ファジアーノ岡山 5 1 レノファ山口 1-0 朝、窓をあけると、青空が広がり、絶好のサッカー日より。 スタッフ、ボランティア、サポーターは、午前8時半に、桃スタ前集合。 ボランティアの人たちは、説明を聞いたあと、それぞれの持ち場へ移動。 サポーターは、バックスタンド10番ゲート付近に移動。小学生の遠足の前夜のように、多くのサポは昨夜、興奮して眠れなかったらしい。私も one of them です。 バックスタンドには、すでに県議会議員のS先生により、たくさんの鯉のぼりが飾られていました。 サポーターは、手際よく、横断幕やバンディーラを取り付けて、9時過ぎには作業終了。 奉還町で多くの方に寄せ書きをしていただいた横断幕も掲げられた。 サポリーダーも、戦いの前のつかの間のひととき。大旗の試運転も上々です。 選手からは、サポーターにビールの差し入れ。これって、逆援助交際?(笑) 冗談は、さておき、本当に素晴らしい選手達です。選手の気持ちは、すべてのサポーターに伝わった。そんな選手達に、今日初めて、彼らにふさわしい「晴れ舞台」を用意することができたって感じです。 選手のウォーミングアップも始まると、選手達のかけ声を聞いただけで、気合いが入っているのが伝わってくる。 RSKの応援風景の取材もありましった。 10時の開門時間を過ぎると、メインスタンドがお客さんで埋まってくるけれど、思ったほど客足が伸びない。 大型ビジョンでは、ファジアーノゴール集など、趣向を凝らした映像が流れ、キックオフの時間に向けて、気持ちが高揚してきます。 私の今日の注目点は、何人の人が、スタジアムに足を運んでくるかです。 プロ契約選手0人、全国的にも特に注目度低い中国リーグ、さらには行政・マスコミの表だった支援無し、そして、年間予算1,200万円の清貧クラブに、5,000人もの観客を集められるわけないという、いかにも岡山県人的な「意見」が聞こえてくる。 しかし、試合が始まっても、客足は伸び続け、4,184人という大観衆。中国リーグ史上最高の観客数だろうし、21世紀になって、岡山県内の社会人チームで、これほどの観客を集めたスポーツは、なかったと思う。 サポグループは、バックスタンド10番ゲート付近に密集。およそ60人くらいで、水島やベルのサポも友情応援です。 ベルや水島の応援は、メインスタンドで、「みなさん一緒に応援しましょう!」というスタイルだけど、ファジは、「応援したいやつだけ来い」といった突き放した感じ。 個人的には、それぞれのクラブに、それぞれふさわしいスタイルがあっていいと思うし、ファジは、ファジらしくていいと思う。 今日は、特別に、某大学生と某高校OBの方々のトランペットとトロンボーンの伴奏付きで、いつもにもまして華やか。本当に、ありがとうございました。 試合開始当初は、楽器の音にサポの声もかき消されていた感もあったけれど、時間がたつにつれて、どんどん声がパワフルに。メインスタンドに声をぶつけるように。 後半になると、メインスタンドから、たくさんの人が移動してきてくれて、バックスタンドのお客さんは、200人以上。サポの周りで、声を出してくれたり、手をたたいてくれる人もかなりいた。 「岡山でお勧めの場所ある?、おいしいものある?」と聞かれたら、「何もない」と自虐的になる岡山県人が、心の底から「おかやま」という言葉を何回発しただろうか? いや、国体は、大いに盛り上がったと言う人もいるだろう。でも、国体は、何年も行政やマスコミが時間と金をかけて、県民にPRしてきたもので、一夜限りの祭りのようなもの。 今日は、多くの人は動員じゃなくて、自らの意志でスタジアムに来てくれた。奉還町での寄せ書きイベントやビラ配りなどで、サポーターや選手達は、4000人という「人」を動かすことができた。しかし、これは、金さえあれば、「人」は動かすことは可能かもしれない。でも、今日の選手の気持ちの入ったプレーやサポターの熱い応援は、きっと多くの「人の心」を動かしたのではないかと思っている。 バックスタンドから見ていて、ほぼ満員になったメインスタンドから聞こえてくる歓声、どよめきを聞いて、やっと、岡山サッカーが夜明けを迎えたという感慨がしみじみして、体の中から熱いものがこみ上げてくる。 でも、桃スタは、岡山サッカーの聖地ではないと思う。「聖地」って、そんな軽々しいものではない。桃スタの歴史は、今日、始まったばかり。これから、何年にもわたって、人々の記憶に残るような幾多の激闘、名試合、口惜しいゲームを重ねて、はじめて「聖地」の名前に値するものになっていくと思う。 今日は、「よかった!よかった!大成功!」というのじゃなくて、プレー内容、応援、試合運営と、いろいろと課題や問題点も多くあるかもしれないけれど、夢に向かって大きく一歩を踏み出したことに、乾杯!です。 あっ、試合内容の方は、私は、舞い上がって冷静に見ていなかったで、他の方におまかせします。 レノファ山口は、チーム名は山口教員から変わったけれど、総合力では、ファジの方が上回っていたような気がする。ほとんど、危ない場面がなかった。 前半4-1で、ファジの楽勝ムードが広がったけれど、後半は、山口が、何度か押し込むケースが見られたけれど、ファジのDFのスピードが上回っていた。 このまま終われば、不完全燃焼というところで、最後に中川選手が決めてくれたのは、最高の展開。メインスタンドのお客さんも、きっと、生での観戦を堪能してくれたことと思います。(「生での感染」と変換したATOK・・・。) 個人的には、これほど短く感じた90分間を体験したことはありません。最後の15分のロングコールがあっという間に終わった気がした。 バックスタンドのサポへ挨拶にやってくる選手の足取りは軽やか。そして、ファジアーノ選手のサポーターを大切にする気持ちは、おじきの深さからも伝わってきます。 試合が終わってから、13時からと15時からのサッカー教室が開催され、400人のこども達がファジの選手の指導を受けた。試合で疲れた選手には気の毒だったけれど、本当にこども達の顔は生き生きとしていました。 サポーターは、こいのぼりの片づけを終え、メインスタンドで、サッカー教室を見ながら、缶ビールを飲みながら、打ち上げ。 以上、バックスタンド側から見た感想なので、メインスタンド側から冷静かつ客観的に観戦された方とは、温度差があることは、あしからず。 次回の桃スタでは、8,000人が目標だそうです。今日、スタジアムに足を運んでくれた人は、是非、家族、友達を誘ってきてください。 もし、これを読んでくれているあながた来てくれていたら、今日は、4,185人でした。是非、今日、来られなかった方も、是非、お願いします。 週末は、桃スタでサッカーを見るというのが、いつか、岡山ではありふれた光景になるかもしれない。ナイターで、生ビールとなれば、たまらない。 そのときは、このブログは、「スタジアムに行こう!」のサイトの中の1コンテンツだけど、いつか、「スタジアムで会おう!」にしなければなりません。 (※ 2006年日程だけは、多少、お役に立てるかもしれません。) 最後になりましたが、試合運営を支えてくださったボランテァのみなさま、本当にありがとうございました。
2006年04月30日
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いよいよ中国リーグの開幕が今週末に迫ってきた。 今のところ、日曜日の天気予報は、「曇時々晴」。せっかく、多くの人たちが、この日スタジアムを5,000人のお客さんで埋めようと準備してきたのだから、雨が降らないのを祈るのみです。 桃太郎スタジアムのメインスタンドは大きな屋根があるから、5,000人ならば、みんな雨に濡れずに観戦できるはずなので、雨の心配は不要だけれど、残念ながら、そんな事情は理解されていないから、きっと客足は落ちるだろう。 当日が近づき、天気予報が悪くなってると、「雨が降っても大丈夫キャンペーン」をしなければいけないかもしれない。(笑) ファジアーノの奉還町での寄せ書きイベントも、山陽新聞、朝日新聞、岡山日日新聞で取り上げられ、NHKのテレビニュースでも大きく報じられ、そのPR効果は、広告費換算すると百万円以上でしょう。参加された方々、本当にお疲れ様でした。 行政主体となってJ昇格を目指した徳島や地元マスコミ主体の熊本とは違う、サポーターが引っ張る岡山方式と言えるかもしれません。 さて、当日はのキックオフは、11時だけれど、開門の10時にスタジアムに到着することをお勧めします。 まず、スタンドの最前列でも、どこでも、自分の一番お気に入りの席で見られます。また、おそらく、品切れになるだろう、Tシャツなどのグッズを、ゆっくりと選ぶことができます。 また、大型ビジョンでは、ファジアーノ岡山ゴール集という貴重な映像も流れます。 でも、何と言っても、スタンドにあがると、緑の鮮やかなピッチと無数の横断幕が目に飛び込んでくると、今までに味わったことのない非日常的な空間にやってきたことに胸が高まるだろう。 そして、キックオフの11時に向けて、スタンドではお客さんが少しずつ増えていき、ざわめきが大きくなり、両チームの選手の練習が始まり、スタメン発表で拍手とブーイングが起こり、少しずつ緊張感と興奮が高まってくる感覚はたまりません。(笑)相撲で言えば、「仕切り時間」ですね。 そして、日本代表の入場時と同じ曲の「FIFA ANTHEM」が流れると、気分は最高潮。 この日のために、サポグループも応援コールを厳選し、練習してきました。 当日は、トランペットの応援部隊も来てくれて、いつもにも増して、にぎやかで華やかな応援になると思います。 サポーターと一緒に、大きな声で声援を送りたい方は、バックスタンドの10番ゲートあたりに集合です。 一見、怖そうなお兄さんもいるけれど、みんなファジアーノを愛する心優しい人たちだけです。おじさんもおばさんも、遠慮なく入ってきてください。その瞬間から仲間です。 応援コールは、歌詞カードがなくても、聞くだけで、ほとんどが理解できます。スタジアムの入口でも、きっと歌詞カードを配ってくれると思います。 大きな声を出すのが恥ずかしければ、手をたたくだけでも十分です。 そして2時間ほどで試合が終わり、きっと貴方は後悔するに違いない。 「どうして、こんなすばらしい時空を、今まで知らなかったんだろうか?」って(笑) 桃太郎スタジアムの非日常的な光景が、いつか、甲府や新潟のように、生活にとけ込んだ日常的でありふれたな光景になる日も遠くないことでしょう。 このブログを読んでいただいた全ての方へのメッセージです。 「スタジアムに行こう!すべては、そこから始まります。」
2006年04月25日
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JFLは第6節を終え、次節からは、ゴールデンウィーク突入。 観客動員の面では、長居スタジアムでの佐川ダービーで昨年の4,632人を上回る5,328人の大観衆を集めました。 三菱水島FCは、3試合のホームゲームで昨年の平均を下回る動員。今後の勝敗により、動員が増えるか、減るのか? さて、次節は、アウェイのロッソ熊本戦。元Jリーガーをずらりと揃えたプロ集団に挑むわけで、大多数の人の予想は、大観衆の声援に後押しされたロッソの順当勝ち。 客観的なデータでは、ロッソの方が上だろうし、勢いもある。水島FCが勝てる要素というと、「サッカーは何が起こるかわからない」ということ以外にないだろうか? でも、笠岡のスタジアムに足を運んだ人たちは、「何かを起こしてくれる」という予感をもっているはず。水島FCがロッソを上回るものといえば、勝利への飢餓感、あるいは、JFLに残るという執念だろうか。 水島FCは、Jリーグの終盤戦の残留争いのような緊張感につつまれた厳しい戦いを、シーズン当初から闘っているような気がしてならない。 水島FCがロッソに勝ったとき、世間では番狂わせと言われようが、私は、順当勝ちだったと言ってみたい。【2006JFL前期第6節】04月22日 13:00 ●高. 崎 0-2 熊 .本○ 群馬サ 627人 晴 22℃ 04月22日 13:00 ○横 .河 2-1 仙 .台● 西が丘 451人 曇 23℃ 04月23日 13:00 ●佐印刷 1-4 ホ.ンダ○ 太陽丘 278人 曇 22℃ 04月23日 13:00 ●流経大 0-3 北 .陸○ ひたち 308人 曇 25℃ 04月23日 13:00 ○刈 .谷 1-3 Y.K.K.● 刈 .谷 552人 曇 19℃ 04月23日 13:00 ○ロ.ッ.ク 0-3 ジ.ェ.フ.● 宮崎市 652人 晴 22℃ 04月23日 13:00 △水 .島 0-0 琉 .球△ 笠 .岡 326人 曇 25℃ 04月23日 14:00 △鳥 .取 1-1 栃 .木△ 布勢陸 613人 晴 21℃ 04月23日 16:00 △佐大阪 2-2 佐東京△ 長居S 5,328人 曇 19℃ ※JFL今節合計 9,135人(平均1,015人)今季通算 54,160人(平均1,003人)【JFL観客動員(1試合平均)】順 チーム 今 年 昨 年 増 減-------------------01 琉. 球 3,134 --- ----02 栃 .木 2,937 1,521 +1,416 △03 熊 .本 2,248 --- ----04 佐大阪 2,176 676 +1,500 △05 Y.K.K. 1,306 769 +537 △-------------------06 ロ.ッ.ク 933 713 +220 △ 07 刈 .谷 810 364 +446 △08 鳥 .取 675 778 -103 ▼09 横. 河 624 680 - 56 ▼10 高. 崎 622 725 -103 ▼11 ホ.ンダ 619 1,116 -497 ▼12 北. 陸 534 663 -129 ▼13 仙 .台 513 713 -200 ▼-------------------14 ジ.ェ.フ 432 --- ----15 水. 島 389 418 -29 ▼16 佐印刷 375 360 +15 △ 17 流経大 260 310 -50 ▼18 佐東京 240 399 -159 ▼--------------------- 愛. 媛 --- 2,844--------------------- 平. 均 1,003 1,140 -137 ▼ ※転載フリーですが、数字はあやしい・・・。【2006 JFL三菱水島ホームゲーム】第2節 03/26 13:00 ● 水 島 1-2 栃 .木 ○ 桃太郎 525人 曇 15℃第4節 04/17 13:00 ● 水 島 0-4 Y K K ○ 笠 岡 317人 曇 19℃ 第6節 04/23 13:00 △ 水 島 1-1 琉 .球 △ 笠 岡 326人 曇 25℃ ──────────────────────────────────────前 期 3試合 1,168人(平均 389人)
2006年04月24日
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【JFL前期第6節】 ◇日時 2006年4月23日(日)13:00 ◇場所 岡山県笠岡陸上競技場 0-0 三菱水島FC 0 0 FC琉球 0-0 三菱水島FCがJFL昇格36試合目にして、初めての無失点ゲーム。 笠岡での勝ち点は、昨年の第7節(5/4)のSC鳥取戦(1-1)以来、史上2度目。 私は、その鳥取戦を見ていないので、私自身にとっては、笠岡でのベストゲームです。 12時20分過ぎに笠岡スタジアムに到着。昨夜来の雨も朝方にはあがって、薄日がさし、風も弱く、サッカー観戦にはもってこいのコンディション。 カレーパンを食べながら、練習風景を見るのも幸せな時間です。(笑) スタンドは、前回より、少し多いような感じ。やはり、前節での初勝利が効いたんでしょうか? 琉球サポは、バックスタンドに4人ほどが陣取り、声援を送る。あの太鼓を叩きながらの沖縄独特のリズムの応援は見られず、小さな太鼓を叩きながら、「FC 琉球!」コール。メインスタンドにも、琉球を応援されている人がチラホラ。 沖縄から、岡山まで応援に来るには、時間もお金も大変です。本当に、お疲れさまでした。 水島サポは、メインスタンドホーム側に、10数名のほぼフルメンバーで、大きな声で声援を送っていました。 また、ひさびさに、バックスタンドには、地元笠岡の有志によるジェンカ隊。太鼓を叩きながら、1列になってジェンカを踊ったり、透明のビニール傘を振っての応援と、JFLでも屈指のユニークな応援スタイルです。 水島の先発メンバーは、前回のホームゲームと比べると、6渡辺(晋)、川口、15和泉が入り、高松(剛)、檜垣、高畑は控えです。 一方、FC琉球は、Jリーグ経験者をズラリとならべたゴージャスなメンバーで名前負けしそうです。ただ、「元」Jリーガーという亡霊に怯んではだめです。 193cmの長身のタチコ選手は、本当に不気味です。 選手入場と共に、サポーターが用意した赤い紙テープがグラウンドに投げ入れられる。 試合開始後、立て続けに、FC琉球のコーナーキック。セットプレーによる失点を重ねている水島FCだけれど、今日は集中して守りきった。 その後、右サイドからの22石川選手の鋭い上がり、左サイドからも15和泉選手の仕掛け と、何度か水島もチャンスを迎えるけれど、得点につながらない。 前半25分には、琉球タチコ選手のシュートをキーパーの永富選手がファインセーブ。 高松健太郎選手は、ボールをキープできるもの、マークがきつくて、効果的なパスがほとんどだせなかった。前半は、無得点のまま終わる。 後半に、勝利にこだわった方が勝つような気がする。 後半は、水島FCペース。堅い守りからのスピーディーな両サイドからの上がりで、相手を何度も崩すが、シュートまで至らない。 選手交代で、檜垣選手をトップ下に投入。ワンタッチのすばやいパスで相手を翻弄。リズムがよくなってきた。 ただ、檜垣選手は、ゴール前で2回、決定機があったが、シュートをせずにパスしたのが悔やまれる。 そして、FWに高松剛太郎選手を投入。ロングボールに対しての反応はすばらしく、巧みに相手DFをかわして、なんどもゴール前に迫る。完全に、スピードでも上回っていた。 後半30分には、剛太郎選手が相手DFをかわし、GKと1対1となり、だれもがゴールを確信したけれど、キーパーに当たったボールは、ゴール方向に転がっていったが、惜しくも左ポストの外へ。観客席は、歓声からため息へ。 さらに、高畑選手を投入。勝点3を狙って、最後まで、懸命の攻撃が続く。 FC琉球も時折、強引な突破から、目を覆いたくなるような決定的な場面が2度、3度とあったが、GK永富選手のファインセーブ。 最後の最後は、ちょっと攻め疲れ、無情にもタイムアップ。0-0の引き分けに終わる。 体格と技術から見れば、あきらかにFC琉球の方が上。しかし、勝利(ボール)に対する執着心やスピードでは、水島FCの方が上回っていた。 中盤で激しくプレスして、水島FCがボールを奪うシーンが目立った。琉球のタチコ選手は、意外にも足元のボールを取られる場面が目立ちました。 また、背の低い水島の選手は、ヘッドでも厳しく競り合っていた。また、剛太郎選手が何度も相手のDFを突破していくシーンは圧巻だった。 スポーツに直接関係ないことだけど、水島FCの選手は自動車をつくって、世の中に貢献している。FC琉球の選手はプロなんだから、サッカーを通じて、地元の人たちに勇気や感動を与えるしかないんだから、もっともっと、勝利にこだわったゲームをしてもいいんじゃないでしょうか?ちょっと、淡泊な気がしました。 ただ、水島も、「自動車をつくっているから、(仕事がきつくて)負けたんだ」なんて言い訳せずに、だまって、「自動車をつくりながらも、サッカーもしっかりやる」のが、カッコイイのです。 観衆は、326人。YKK戦より、+9人です。YKKサポが60人くらいいたのを考えると、まずまずでしょう。 スタンドが大いに沸くというのは、今までは、味方のGKのファインセーブと、相手チームにイエローカードが出たとき。そして、たまーにある、水島のチャンスといったところでした。 しかし、だんだんとお客さんの目は肥えてきて、中盤で果敢にボールを奪ったり、身体をはった守備などでも、大きな歓声があがります。たとえ、勝ち星につながらなくても、気持ちの入ったプレーは、確実にお客さんに通じていると実感しました。 試合に出ていない選手は、一度、スタンドの真ん中で座ってみると、価値観がかわるかもしれません。 試合後のインタビューでは、GKの永富選手の声は、ガラガラ。本当に、試合中、大きな声がよく出ていました。 ホームで勝点3を欲しかったけれど、お客さんも満足のゲームだったと思います。あとは、勝利の喜びをプレゼントしてほしいですね。
2006年04月23日
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私が、丸山富洋選手の姿を初めて見たのが、昨年11月6日、灘崎町総合運動公園での紅白試合だった。あの日も、冷たい雨が降っていた。 地域リーグ決勝大会に向け、沖縄かりゆしFCからの補強選手だった。雨の中、彼の大きな声が響いていたのが印象に残った。 決して、器用な選手ではないけれど、おとなしい選手が多いファジアーノでは、異彩を放っていた。ゲームが劣勢になったとき、うつむいた選手達を、鼓舞し、奮い立たせてきた。地域リーグ決勝大会で、プロ選手を揃えたロッソ熊本、グルージャ盛岡をあと一歩のところに追いつめたのは、彼の力によるところも大きいと思う。 今シーズンになっても、寒風がふきすさぶプレシーズンマッチでは、半袖で、昨年以上にチームを熱く鼓舞していた。 今シーズンは、ファジアーノを一皮むけたたくましいチームに引っ張っていってくれると信じていた。 そんな彼は、今日、スーツ姿で試合を観戦していた。 FCガンジュ岩手への移籍が決まり、明日の17時から、盛岡で選手発表がある。 FCガンジュ岩手は、グルージャ盛岡の運営を巡って、ゴタゴタがあり、盛岡の監督だった武藤さんが率いるJを目指す生まれたばかりのクラブだ。 きっと、昨年の地域リーグ決勝大会で、武藤監督の目にとまったのでしょう。 試合終了後のミーティングでファジアーノの選手達へ別れの挨拶があった。 そして、そのあと、スタンドまで上がってきて、10数人残っていたサポーターに対して、傘もささずに、想いをトツトツと語ってくれた。 決して饒舌ではないが、一言一言かみしめるように語り、サポも一言も聞き逃さないように真剣に耳を傾けた。 丸山選手の話を要約すると、次の通り。---------------------------------- シーズン前にファジアーノでやると決心した直後に、岩手から話が来て悩んだ。 プロ契約選手として、こまかい条件を示してくれた。ファジーアーノでやっていきたい気持ちもあったが、より必要とされている岩手に行くことにした。サッカー選手として自分の可能性も試してみたい。 自分の最後のユニホーム姿を試合で、サポーターに見せたかったが、それはかなわず、心残りだ。 今日の試合内容には、本当の腹が立つ。自分が出ていないゲームを批判したくないけれど、勝利に対する執着心がなさすぎる。ファジーアーノはいい選手は多いが、もっと勝利に執着しないといけない。 サポーターも、消極的なミスには、大いに批判して欲しい。 岡山を離れることになるが、これからも応援して欲しい。---------------------------------- 話し終えると、サポーター一人ひとりと力強い握手をしてくれた。 サポーターとの挨拶が済み、立ち去る彼の背中に、サポーターから「マルヤマ マルヤマ」とコールが起こった。 彼は、サポーターの方を一度も振り返ることも立ち去った。きっと、彼の目は、涙で溢れて・・・・。 岡山でのプレーは本当に短い時間だったけれど、彼ほど、熱い男はいなかった。そして印象に残る選手はいなかった。 4月30日、満員の桃スタのピッチの上で、彼の勇姿を見たかった。 しかし、我々は、彼がサッカーに専念できる場所を準備することができなかった。 月並みの言葉だけど、これからの彼のサッカー人生にに幸多かれと祈るのみです。 ありがとう、丸山選手。 あなたのような選手が、特別な存在でなくなったとき、ファジーアーノは、Jの舞台に立っているでしょう。
2006年04月22日
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第86回天皇杯全日本サッカー選手権岡山社会人予選 第1代表決定戦 ◆日時 平成18年4月22日(土)15時20分キックオフ ◆場所 水島緑地福田公園陸上競技場(観衆 100人) 0-2 ファジアーノ岡山 0 2 NTN岡山 0-0 天気予報では、夕方から雨が降り始めるはずだったが、試合前から、冷たい雨。 そんな中、スタンドには、熱心なファンが約100人。 メインスタンドファジ側50人、NTN側25人、バックスタンド25人。 サポーターは10人弱で、雨の中、太鼓の音に合わせて、力強い声援。水島サポのTさんも友情応援です。 こんな熱心なサポーターのためにも、今までのどんよりとしたゲームではなく、スカーッと勝利を決めて欲しいところ。 しかし、前半からボール支配率は高いものの、シュートまでいかない。 一方、NTNはロングボールを多用し、ファジのGK徳永選手が、PKエリアから飛び出し、蹴り返すシーンがしばしば。 NTNのキャプテンマークをつけたFW10の動きがいい。 前半34分、NTNのFWが、オフサイドぎりぎりの飛び出しで、ファジのDFがオフサイドをアピールして手を挙げているところで、落ち着いてループシュート気味に蹴りこまれ1点を先制される。 さらに、38分、ファジのGKのゴールキックミスで短いボールが右のサイドライン付近に落ちて、相手に奪われ、DFがかわされ、GKと1対1の場面にしてしまい、痛い2失点目。そのまま、0-2で前半を終える。 後半は、点を取るしかない。こんなことやっていたのなら、中国リーグで佐川中国になんて勝てるわけもない。 前に向かって、攻めるだけ。後半、多少、動きもよくなり、両サイドからの決定的なクロスボールが放り込まれるが、フィニッシュの精度を欠き、得点に至らない。 ファジアーノは焦燥感が募り、後半、20分過ぎには、NTNのGKが時間稼ぎをしていて、川原選手がGKのボールを奪いにいき、足が相手GK当たり、一発レッド退場。 10人になっても攻め続けるしかない。しかし、中盤でのヘッドの競り合いも横で見ているシーンが目立ち、足元のボールも果敢に奪いにいかない。 そして、声が出ているのは、NTNの方ばかりで、お通夜のよう。そして、そのままタイムアップ。「冷たい雨にも負けないくらいのお寒いゲーム」の一言。 NTNベンチは、勝利に沸く大歓声。ファジの選手は、冷たい雨の中、ガックリ肩を落とした。 キャプテン藤井選手がいなかったせいだろうか?熱血DFの丸山選手がいたら、こんなみじめな負け方はしていなかっただろう。 気持ちを切り替えていくしかない。今日のゲームが、今シーズンのワーストゲームになることに祈らずにはいられない。 もう、来週からは、中国リーグ開幕。負けられない試合が続く。 夏の天皇杯の岡山県予選の決勝がなんとも盛り上がらないことになってしまった。ファジアーノ-三菱水島という岡山ダービーの看板カードのチャンスを逃したことは、痛すぎる・・・。
2006年04月22日
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ファジアーノ岡山の開幕戦まで、あと10日。泣いても笑っても、あと10日です。 当日は、スタジアムでは、マッチデープログラムや応援コール集が配られると思います。 ファジアーノ岡山の応援コールの中で、聞いただけではわかりづらい応援コールをPDFにまとめてみました。ここです。 個人的には、「俺達のファジアーノ」が好きです。酔っぱらったときに、口ずさんでいます。(笑) 多くの仲間とサッカー観戦の楽しさを共有できるならば、Jというカテゴリーに上がることが必要なのかな?なんて思ってしまいます。 今から、4月30日の天気が気になります。でも、雨が降っても5,000人ならば、屋根の下で雨は回避できます。友達、家族、知り合い、できるだけ多くの人を誘って、桃太郎スタジアムに足を運びましょう! なんか、この週末、三菱水島FCがFC琉球に勝って、4/30の桃スタに5,000人以上のお客さんが来てくれれば、私の今年のシーズンは終わったような気がします。(笑)
2006年04月19日
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昨日、常識の壁をうち破れ!なんて、無責任なことを書いたけれど、ファジアーノにうち破ってもらいたい常識がある。 資金力があって元Jリーガーを揃えたチームが強いという常識です。岐阜だ金沢だといっている人達の鼻をあかしてください!(笑) さて、JFLの第5節を終えての観客動員。先日、「動員」という言葉は好きじゃないって書いたけれど、便利だから使わせてもらいます。(^^;; ファジアーノの開幕戦の桃スタに5000人来てもらおうとするためには、人そのものを動かすのではなく、人の心を動かすのが筋だろうけど、これは、非常に根気と手間のいる作業です。 そういった面では、サッカーになんらかのつながりのある人達に、いわゆる「動員」であっても、スタジアムに足を運んでもらって、実際に生で観戦してもらい、心を動かしてもらうという手もありかな って思うようになってきました。 カテゴリーに関係なく、電光掲示板を使ったDJによる選手紹介、そして、あの曲の流れる中での選手入場、サポーターの声援や太鼓の音。今までに体験したことのない異空間の中で、地元のクラブを応援するという高揚感を多くの人が感じてくれると思っています。 さて、ロッソ熊本は、FC琉球を迎えてのホームゲームは、好カードにもかかわらず、観衆2,553人と伸び悩んでいます。 新聞社主導の運動が、成功のためのビジネスモデルのように言われていますが、まだまだ、市民の中には、浸透するには至っていないのかもしれませんね。【2006JFL前期第5節】04月15日 13:00 ○北. 陸 2-0 刈. 谷● 五 .福 390人 曇 13℃ 04月15日 13:00 ○佐東京 1-0 佐印刷● 駒. 沢 210人 晴 16℃ 04月15日 13:00 ●高. 崎 1-5 横. 河○ 群馬サ 501人 晴 18℃ 04月16日 13:00 ○Y.K.K. 7-1 ロ.ッ.ク● 桃 .山 2,670人 曇 14℃ 04月16日 13:00 ○栃 .木 3-1 流経大● 栃木市 1,177人 曇 18℃ 04月16日 13:00 △ホ.ンダ 3-3 鳥. 取△ 都. 田 752人 晴 20℃ 04月16日 13:00 ○仙 .台 2-1 佐大阪● 七ヶ浜 418人 曇 15℃ 04月16日 13:00 ●ジ.ェ.フ 1-2 水 .島○ 中. 台 291人 雨 18℃ 04月16日 13:00 ○熊. 本 3-1 琉 .球● 水前寺 2,553人 晴 21℃ ※JFL今節合計 8,962人(平均996人)今季通算 45,025人(平均1,001人)【JFL観客動員(1試合平均)】順 チーム 今 年 昨 年 増 減-------------------01 琉. 球 .3,134 --- ----02 栃 木 2,937 1,521 +1,416 △03 熊 .本 .2,248 --- ----04 ロ.ッ.ク .1,074 713 +361 △ -------------------05 刈 谷 939 364 +575 △06 鳥 .取 .707 778 -71 ▼07 横. 河 682 680 + 2 △08 Y.K.K . 625 769 -144 ▼09 高. 崎 620 725 -105 ▼10 ホ.ン.ダ 619 1,116 -497 ▼11 佐大阪 600 676 + 76 ▼12 北. 陸 534 663 -129 ▼13 仙 .台 513 713 -200 ▼-------------------14 ジ.ェ.フ 432 --- ----15 水. 島 421 418 +3 △16 佐印刷 423 360 +63 △ 17 佐東京 240 399 -159 ▼18 流経大 237 310 -73 ▼--------------------- 愛. 媛 --- 2,844--------------------- 平. 均 1,001 1,140 -139 ▼ ※転載フリーですが、数字はあやしい・・・。
2006年04月18日
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山陽新聞の朝刊のスポーツ面は、次のような見出しが踊る。 「三菱自水島 最下位脱出 今季初白星 勝利への執念後半2ゴール」 一方、中国新聞の朝刊スポーツ面では、対照的に、次のような厳しい見出しがあったが、これは、去年のどこかのチームのようです。 「サンフレ最下位転落 夢捨てたか 連係ガタガタ 怒号交錯」 笠岡にいつも足を運んで三菱水島FCを見守ってくれている人たちで、昨日ネットで結果を知った人は、思わずガッツポーズを見せたかもしれないし、今朝の山陽新聞で知った人は、思わず微笑んだと思う。たった一つの勝利が、水島FCにつながるすべての人を幸福な気分にするなんて、スポーツは不思議な魔力を持っている。 ただ、三菱水島FCは、会社の支援体制、選手の二交替制のフルタイム勤務などを考えると、JFLの試合数からいっても、遠征距離から見ても、過酷なJFLは「無理」で、中国リーグが「分相応」だ、あるいは、「水島の最下位だけは、ガチだ。」と言う人たちがいます。 「分相応」という言葉を、こういう場合に使われると、私は、いい歳をして、青臭く反発してしまいます。(笑) これまでの常識、既成の概念で、「無理」としたり顔で言うのは簡単だけど、そこからは、何も生まれないと思っている。 水島FCの選手達は、他のチームに比べて、客観的に見て過酷な条件で、JFL残留を目指している。チームがプロ契約選手主体であったり、かつての社会人野球のノンプロ選手のように、午前中、総務や広報、福利厚生の仕事をして、午後から練習しているのなら、私たちも、応援するモチベーションはあがらないだろう。 「分相応」とか「無理」という常識の壁を打ち破ろうとしている気迫を今年のチームから感じ、笠岡のスタジアムに足を運ぶことになります。 今週末の琉球戦が、残留に向けての試金石。そろそろ、笠岡での初勝利がやってくるような気がします。
2006年04月17日
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第86回天皇杯全日本サッカー選手権岡山社会人予選 4回戦 ◆日時 平成18年4月16日(日)13時20分キックオフ ◆場所 水島緑地福田公園陸上競技場(観衆 200人) 0-0 ファジアーノ岡山 1 0 SCD岡山 1-0 岡山県サッカー協会のサイトに載っている組み合わせ表っておかしいですね。3回戦と4回戦とあるけれど、どうみても全部3回戦のはず。すべてのチームが3回勝つと代表決定戦に進めますから。(笑) 昨夜来の雨も未明にはあがり、青空が広がる福田公園陸上競技場でSCD岡山との3回戦。 観衆は200人くらい。メインスタンド(H)100人、メインスタンド(A)40人、バックスタンド60人という内訳。 でも、その中には、次の試合のオール山陽、FC水島の選手や、隣のサッカー場での試合を終えた少年サッカーチームのこども達もいたので、純粋にファジアーノを応援しにきてくれたのは100人くらい。 椅子持参で、まったりと観戦している人たちを見ると、生活と密着したこういう光景が根付くといいな~としみじみ思います。 サポグループは、20人弱で、ほぼフルメンバー。太鼓にあわせて、大きな声のコールがスタジアムに響き渡ります。桃スタでは、きっと素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。 サポグループのまわりの人たちも、声を出してくれたり、手拍子をしてくれたり、いい雰囲気でした。はじめて、サッカーの応援を生で観た人も、雰囲気を楽しんでくれたと思います。 4月30日の桃スタ開幕戦では、学生さんがトランペットなどで3人の援軍があるそうで、もっともっと迫力のあるものになるはずです。 さて、試合の方ですが、岡山のサッカー事情に疎い私は、SCD岡山というチーム名を初めて聞きました。どういうチームか知らないけれど、県リーグのチームだから、ひとつ上のカテゴリーにいるファジアーノは負けるわけにはいかない。聞くところによると、手強い相手だそうだ。 詳しい試合経過は、じゅんたろさんのblogを参照してください。 ファジアーノのFWには梁選手が復帰して、ほぼベストメンバー。あとは、燃える闘魂☆丸山選手の復帰が待たれます。 前半、風上にたったファジアーノだが、水分をたっぷりふくんだ芝生で、細かいパスがつながらず、ボール支配率は高いものの、シュートまで、もっていけない。 SCDは、守りをがっちり固めて、カウンターを狙う作戦のように見られ、ときおり、ロングボール1本からの速攻が見られたが、トラップミスなどで、危ない場面はなかったが、先週のヒーロ戦と同じような重苦しい展開で、前半は0-0で終わった。 後半は、ハーフタイムで監督の指示が効いたのだろうか、ファジの選手の動きがよくなり、SCDの選手のスタミナ切れもあって、SCDのゴール前で試合が進む。 後半24分、左サイドで、梁選手が、巧みに相手DFをかわし、一番深いところからセンタリング。もう、この梁選手のプレーで、得点が決まったも同然だった。 ゴール前のキャプテン一昌選手がきっちりと決めて、待望の先取点。 サポーターも、やっと呪縛から解き放たれた。その後も、何度か決定的なチャンスがあったが、得点につなげられず1-0の薄氷の勝利。 「どん引き」のチームに対して、どうやって扉をこじあけて、得点をあげるかという課題が残ったゲームでした。 OHKの取材クルーの方が来られていましたので、月曜深夜のスポーツスピリッツで取り上げてくれるかもしれません。 さて、次週は第86回天皇杯全日本サッカー選手権岡山県大会へ出場をかけたゲームで、対戦相手は、NTN岡山。 岡山県大会は、シードの三菱水島FCに社会人2,大学2,高校2の7チームになるのかな? 今年の決勝戦もまた、神崎山ってことないでしょうね??昨年は、岡山国体のせいで日程が前倒しになって、せっかくのNHKの中継も、甲子園の中継と重なって、深夜の録画放送でしたが、今年は、生放送してくれることを願っています。 岡山のサッカーを盛り上げるポイントは、4/30のファジアーノの桃スタ開幕戦と、この天皇杯予選の決勝戦です。 なんとしても、ファジアーノは満員の桃スタで、三菱水島FCと激闘を繰り広げて、テレビでもサッカーの面白さを、一人でも多くの人に知ってもらわなければなりません。 今日、ファジアーノが勝利を決めたとき、三菱水島FCが逆転勝ちしたという知らせが届き、話題になっていました。ライバルチームではあるけれど、同じ岡山のチームだから、「よかったな~」というのが、ファジサポの感想ってところでしょうか? 「水島は、JFLから落ちればいい。」なんて思っている心の狭い人はいないので、念のため。 水島の勝利については、また、明日あらためて・・・。
2006年04月16日
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キリンカップのチケットが10時から発売開始。 ◆カード:日本代表vsブルガリア代表 ◆日 時:平成18年5月9日(火) 19:20キックオフ(予定) ◆会 場:大阪・長居スタジアム 昨日、発売開始かと思ってパソコンの前に座っていたんだけど、勘違いでした。 午前10時ちょうどに、ネットで「ぴあ」、「e+」、携帯の「e+」でチャレンジ。 どこのサイトも、まったくつながらない。何度かトライして、10:15にやっと「ぴあ」のサイトにつながった。カテゴリー1を2枚申し込んだけれど、購入方法が「デジボケ」ってなっていて、よくかわらなかったので、キャンセル。「郵送」にし直したら、41列目。バックスタンドの最上段に近い。もう一度、チャレンジして、取れなかったら泣けてくるで、涙を飲んで妥協です。 あとで、よく調べてみると「デジボケ」って、ファミリーマートの機械で発券するためのパスワードをもらって、ファミマで発券すればいいだけだったのに、焦ってしまった・・・。(涙) 結局、e+は、全然、つながりませんでした。 埼玉での、日本代表vsスコットランド代表戦は、土曜日の夜で、W杯前の最後の試合と言うこともあり、あっという間に完売したみたいです。 ただ、浦和戦のチケット争奪戦に比べれば、ずいぶんと、生ぬるい感じはしました。 日本代表戦は、初体験となるけれど、果たして、当日、仕事を休めるかが大問題です。
2006年04月16日
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テレビで、浦和-京都戦を観戦。 低迷している京都相手に楽勝かと思えば、大苦戦。点が入りそうな気がしない。 序盤、坪井選手が駆け上がり、クロスボールを入れたのには驚いたが、その後は、攻撃に躍動感が無く、退屈で眠気をもよおうすような展開。 後半何とか3点入ったものの、チームとして機能したのではなく、三都主とワシントンというコンビが機能しただけ。 後半の途中から投入された岡野のスピード感溢れるあがりに歓声があがったくらいで、初めてJリーグの試合を見た人にとっては、つまらない試合だったかもしれない。 勝つには勝ったけれど、ガンバや千葉のゲームに比べたら、魅力の面では見劣りするような気がする。 レッズの応援は、最近、他チームの応援がレッズスタイルに近づいたせいもあるだろうけれど、レッズの新しいコールが、レッズらしさがなく、とても普通で、声量以外は本当の特徴のない応援になってしまったような気がする。
2006年04月15日
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後半、残り時間も10分を切って、得点は、0-4で、勝敗はもう決まっている。 なのに、水島FCの選手は1点にこだわった。 それは、サポーターのため?自分自身のため? その気持ち、スタジアムに足を運んだみんなに伝わったと思います。
2006年04月11日
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今日の岡山日日新聞の記事は、「水島FC 笠岡初戦飾れず 後半の猛攻も無得点」 最近、オカニチも頑張って取材してくれています。 その中から、高松健太郎選手のコメントを引用します。 「(後半の攻勢は0-4で負けていたから、つぶれるくらいの気持ちで前から行こうと思った。石川、高畑、川口を使って、サイドから攻めていくのが三菱水島FCのい形で何度が良い形を作ったが、フィニッシュまでつながらなかった。(守備面では)前半は、YKKのロングボールへの対応がうまくできなかったが、後半はロングボールをけらせないよう前から行ったのがよかった。」 水島FCは成績面もさることながら、観客動員の面でも、振り向けば、後には、大学チームと佐川グループ2社しかいないという深刻な状況。 それにひきかえ、同じ勝点0の琉球は、観客動員は順調です。 地域リーグでは、松本山雅-長野エルザの試合で、2,020人入ったと長野人が自慢していたけれど、4月30日のファジアーノの中国リーグの開幕戦は、5,000人動員が目標だけど、どれくらい入ってくれるんだろうか? ところで、個人的には、「動員」というのは、美しい日本語とは思っていません。自分は意に添わないと思っている人を、無理矢理連れてくるというイメージがあります。某共和国のマスゲームみたいに・・・。 1サポーターが、サッカーを見に来てくれる仲間に対して、「動員」という言葉を使うこと自体、不遜な気がしますね。 ところで、4月30日は、誰がどのようにして、人数を数えるんだろうか??【2006JFL前期第4節】04月08日 13:00 △横. 河 1-1 熊 .本△ 江戸川 556人 雨 20℃ 04月08日 13:00 △佐印刷 0-0 仙 .台△ 西京極 416人 晴 21℃ 04月08日 13:00 ●流経大 1-2 ホン.ダ○ ひたち 201人 晴 13℃ 04月09日 12:00 ●ロ.ッ.ク 0-5 北. 陸○ 宮崎市 821人 曇 24℃ 04月09日 13:00 ○佐大阪 1-0 高 .崎● 長居S 328人 曇 19℃ 04月09日 13:00 ●刈 .谷 0-2 栃. 木○ 刈. 谷 797人 晴 20℃ 04月09日 13:00 ●水 .島 0-4 Y.K.K.○ 笠. 岡 317人 曇 19℃ 04月09日 13:00 ●琉 .球 0-1 ジ.ェ.フ○ 北. 谷 3,424人 晴 24℃ 04月09日 14:00 ●鳥. 取 0-3 佐東京○ 布勢陸 705人 晴 17℃ ※JFL今節合計 7,565人(平均841人)今季通算 36,063人(平均1,002人)【JFL観客動員(1試合平均)】順 チーム 今 年 昨 年 増 減-------------------01 栃. 木 3,817 1,521 +2,296 △02 琉. 球 3,134 --- ----03 熊 .本 2,096 --- ----04 ロ.ッ.ク 1,074 713 +361 △ -------------------05 刈 谷 939 364 +575 △06 鳥 .取 707 778 -71 ▼07 横. 河 682 680 + 2 △08 高. 崎 679 725 -46 ▼09 Y.K.K 625 769 -144 ▼10 北. 陸 607 663 -56 ▼11 佐大阪 600 676 + 76 ▼12 ジ.ェ.フ 573 --- ----13 仙 .台 560 713 -153 ▼14 ホ.ン.ダ 553 1,116 -563 ▼-------------------15 水. 島 421 418 +3 △16 佐印刷 423 360 +63 △ 17 佐東京 255 399 -144 ▼18 流経大 237 310 -73 ▼--------------------- 愛. 媛 --- 2,844--------------------- 平. 均 1,002 1,140 -138 ▼ ※転載フリーですが、数字はあやしい・・・。【2006 JFL三菱水島ホームゲーム】第2節 03/26 13:00 ● 水 島 1-2 栃 木 ○ 桃太郎 525人 曇 15℃第4節 04/17 13:00 ● 水 島 0-4 Y.K.K ○ 笠 岡 317人 曇 19℃ ──────────────────────────────────────前 期 2試合 842人(平均 421人)
2006年04月10日
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【JFL前期第4節】 ◇日時 2006年4月9日(日)13:00 ◇場所 岡山県笠岡陸上競技場 0-4 三菱水島FC 0 4 YKK AP 1-0 リーグ戦序盤、昨シーズンの上位チームとの対戦が続く水島FCは、昨シーズン2位で最強(1位の愛媛はJ2昇格のため)のYKK・APとの対戦。 水島FCは、アローズ北陸、YKK APの富山勢相手に、昨シーズンは無得点に終わっており、前節でのアローズ北陸戦でも0-4と敗れており、一矢報いたいところ。 笠岡スタジアムの今シーズン初めてのゲームというのに、お客さんは思ったほど多くない。 試合開始15分前では、200人ちょっとだったけれど、なんとかキックオフの時間には、いつもくらいの入りになり、一安心。 メインスタンドのホーム側は、かなりの密度だけれど、アウェイ側は60%くらいの入り。 初めて、笠岡スタジアムで観戦するならば、メインスタンドのホーム側の中央寄りがお勧めです。このあたりが、スタジアムの中でも、一番、温度が高い。 「いけ~~!」、「まけるな~!」と、試合が劣勢であっても、最後の最後まで応援は熱く温かい。小学校の運動会でリレーを応援する家族の応援席のようです。 ホーム側のサポ席は、水島FCの赤いサポグループで、リーダーを中心に最後まで声をからしての声援が続きました。いつも、お疲れさまです。 YKK側は60人ほどの団体で応援でにぎやか、終始、余裕の応援ぶりでした。一部にへべれけで応援の戦力にならない方もいらっしゃったようですが、ともかく、遠路、お疲れさまでした。 バックスタンドは、家族連れを中心に、50人ほどが、芝生に寝そべってまったりと観戦しているけれど、などるなかれ、かなりの玄人もたくさんいます。 今日の観衆は、317人。YKKサポを除くと、笠岡では250人というのが基礎票かもしれない。 試合の方は、前半、立ち上がりは、水島の動きがよく、何度か、YKKゴール前まで迫る。 しかし、7分、右コーナーキックから、きれいに頭で合わせれて失点。12分には、中央突破からロングシュートを決められ0-2。去年の笠岡でのゲームのリプレイを見るような展開。 さらに、25分には自陣ゴール前で、DFのミスで相手にシュート打ってくださいというようなボールなってしまい、0-3。このあたりで、この試合の勝ち負けは決まった感じだが、水島は意地を見せたいところ。 しかし、37分には、左サイドを抜かれて、ゴール前にあげられ、またもやヘディングがドンピシャで0-4。 ボールの支配率は五分五分だけれど、相手のミスにつけこんだときのスピード感、素速いリスタートなど、ここぞというときのスピードが、YKKの方が1枚も2枚も上手。 特にYKKのFWは、昨シーズン16得点の長谷川選手、13得点の岸田選手と、スピードもテクニックも明らかに別格。 さて、昨シーズンならば、ズルズルと失点を重ねるところだけれど、今年は、昨シーズンとは違っていた。 後半は、中盤でのプレスやヘディングの競り合い、ゴールに対する執着心は目を見張る者があり、相手ボールを奪うと選手がスピードに乗りYKKゴール前まで駆け上がるシーンがしばしば見られた。そして、何度か決定機をつかむも、シュートがはずれゴールにつながらず、スタンドからはため息が・・・。 最後まで、攻め続け、懸命にボールを追いかけたけれど、無情にもタイムアップ。 印象に残ったのは、キャプテン高松健太郎選手の運動量。守備から攻撃まで、本当のボールによくからんでいた。また、FWの高松剛太郎選手も果敢に勝負していました。 あとは、セットプレーでの沖本選手の精度の高いキックはさすがです。 ただ、DFラインが、ちょっとこころもとなかかったかもしれない。 まだ、勝ち星のないチームは、水島FCを含めて6チーム。 13 佐印刷 0勝- 2分- 2敗(勝点2) 14 鳥 .取 0勝- 2分- 2敗(勝点2) 15 ロ.ッ.ク 0勝- 1分- 3敗(勝点1) 16 刈. 谷 0勝- 1分- 3敗(勝点1) 17 琉. 球 0勝- 0分- 4敗(勝点0) 18 水. 島 0勝- 0分- 4敗(勝点0) 次節からは、ジェフ、琉球、熊本、ロック、刈谷、流経大、鳥取、佐印刷 と下位チームとの対戦が続き、正念場。1つ勝てば、順位は大きく浮上する。次節に期待です。 今日のゲームで、後半を無得点に抑えたことに、可能性を感じました。 この可能性が、「あすなろ」のまま終わってしまうのか、開花するのか?まず、次節に期待です。
2006年04月09日
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第86回天皇杯全日本サッカー選手権岡山社会人予選 2回戦 ◆日時 平成18年4月8日(土)15時20分キックオフ ◆場所 水島緑地福田公園サッカー場 0-0 ファジアーノ岡山 2 0 ヒーロ備前 2-0 2007年元旦の天皇杯の決勝戦に向けての戦いがもう始まっています。 今日は、岡山社会人予選の2回戦。組み合わせは次のとおり。 ファジアーノ岡山は、4/2の1回戦のパッション戦では8-0の完勝。2回戦の相手は、相性が悪くていつも苦戦しているヒーロ備前。 福田公園サッカー場は芝生の広場で、スタンドはない。小さなこどもが、タッチライン沿いをウロウロして、試合が中断するハプニングも。(笑) グラウンドは、フラットではなく、一見して真ん中あたりが高くなっている。 いかにも、ヨーロッパーの草サッカーという雰囲気だ。 お客さんは80人くらい。サポーターは、ともかく、その他の人は、どこから情報を得てスタジアムまで足を運んでいるんだろうか? シニア層の方も多く、しっかり椅子持参で観戦とは、年期が入っています。 ファジアーノサポーターは、10名余り。選手と同様、太鼓をたたき、声を張り上げながらの真剣勝負です。 ファジーアーノは、ほぼベストメンバーですが、FWの梁選手とDFの丸山選手は欠場。 試合の方は、前半は完全なファジアーノペース。立ち上がりから、ヒーロのゴール前に迫りながら決定力がなく、無得点のまま終わる。 ロッソ熊本と死闘を繰り広げたチームが、相手にあわせた試合をしてどうるするの?? 後半は、全くの五分五分の展開。一皮むけたファジアーノを期待していたのだけれど、欲求不満気味です。右サイドからの攻撃が、ことごとく、相手によまれて、はばまれてシュートまでいかず、重苦しい展開。左サイドは、どうしているんだ?? 後半30分、しばらくおやすみしていた左サイドから、キャプテン一昌の絶妙のクロスボールを中川選手にあわせたけれど、おしくもバーに弾かれる。 右サイドも左サイドもダメと言うことなら、真ん中があるさ ということで、川原周剛選手が強引に中央突破し、ゴール!!!! 重苦しい雰囲気から開放され、安堵の雰囲気。その後は、懸命にヒーロが反撃するも、ロスタイムにファジーアーノは、阿式選手が右サイドからかけあがり、中川選手にあわせて2-0。このときは、ヒーロには追いかける力が残っていませんでした。 なんとか苦手相手に2-0と逃げ切り。選手の皆さん、おつかれさまでした。 次は4回戦。、んで3回戦がないのか、よくわからない。4月16日(日)13:20から福田公園陸上競技場に行きましょう!
2006年04月08日
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ここのところ、週末も仕事で、生でのサッカー観戦のみならず、テレビでのJリーグのゲームさえ見ることができません。 さて、JFLは第3節を終えて、上位チームと対戦が続く、三菱水島FCは、いまだ勝点0です。 観客動員では、Jを目指す、栃木、熊本、琉球の動員が突出していますが、ロック、刈谷も大健闘。 水島も、次の笠岡での初戦で、どれくらい入るかに注目が集まります。 【2006JFL前期第3節】04月01日 13:00 ○北 .陸 4-0 水 .島● 富 .山 367人 晴 13℃ 04月01日 13:00 △横 .河 0-0 佐大阪△ 駒 .沢 441人 晴 16℃ 04月01日 14:00 △仙 .台 0-0 鳥 .取△ 七ヶ浜 402人 晴 12℃ 04月02日 13:00 ○Y..K..K 1-0 琉 .球● 富 .山 352人 雨 16℃ 04月02日 13:00 △栃 .木 0-0 ロ.ッ.ク.△ 栃木G 1,480人 曇 14℃ 04月02日 13:00 ○ホ.ンダ 2-0 刈 .谷● 都 .田 365人 雨 15℃ 04月02日 13:00 ○佐東京 5-1 流経大● 多 .摩 148人 曇 17℃ 04月02日 13:00 ○高 .崎 1-0 佐印刷● 群馬サ 482人 曇 16℃ 04月02日 13:00 ○熊 .本 1-0 ジ.ェ.フ● 熊本県 1,813人 曇 20℃ ※JFL今節合計 5,850人(平均650人)今季通算 28,498人(平均1,055人)【JFL観客動員(1試合平均)】順 チーム 今 年 昨 年 増 減-------------------01 栃 木 3,817 1,521 +2,296 △02 琉. 球 2,843 --- ----03 熊 .本 2,096 --- ----04 ロ.ック 1,326 713 +613 △ 05 刈 谷 1,080 364 +716 △-------------------06 佐大阪 872 676 +196 △07 横. 河 745 680 . +65 △08 鳥 .取 708 778 . -70 ▼09 高. 崎 679 725 -46 ▼10 Y.K.K. 625 769 . -144 ▼11 北. 陸 607 663 . -56 ▼12 ジ.ェ.フ 573 --- ----13 仙 .台 560 713 -153 ▼14 ホ.ンダ 553 1,116 -563 ▼15 水. 島 525 418 . +107 △-------------------16 佐印刷 430 360 +70 △ 17 流経大 272 310 -38 ▼18 佐東京 255 399 -144 ▼--------------------- 愛. 媛 --- 2,844--------------------- 平. 均 1,055 1,140 . -85 ▼ ※転載フリーですが、数字はあやしい・・・。
2006年04月04日
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